動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年10月01日

犬のオークション 〜あなたの家の愛犬はどこから来たかご存知ですか?〜

わんちゃんほんぽ


流通している犬の半数がオークションを経由

家族同然な愛しい愛しい愛犬はどちらから来ましたか?

こんな小さいときから運命が・・・

「犬がほしい!」と感じた時、まずはあなたならどうしますか?
『とりあえずペットショップに行ってみる』という方が日本だとほとんどで、主流となっていますね。

では、ペットショップの犬はどこからやってきたのでしょう。
ここは割とみなさん知らないポイントであり、また気にしていないポイントでもあります。

そう、はじめにお伝えした通り、流通している犬の半数以上がオークション(せり)を経由しているのです。

一般の方が犬を飼うルートと言えば

ブリーダーさんから購入
仲介業を介してブリーダーさんから購入
オークションから購入
ペットショップから購入
この4つの方法ですが現実的にはほとんどの人が、ブリーダーさんからかペットショップからの購入だと思います。

では、ペットショップの犬はどこから?

ブリーダーさんから購入
オークションから購入
そう、この2方法となります。

ブリーダーさんから購入ということは、
「この子は、この子の子供なのね」
など要は素性がはっきりしているので、子犬の親の顔が見れるという安心感があります。

では、オークションからの購入は・・・・?

正直、どこの子かわからないまま、ましてや健康な子かどうかもわからないまま取引されている場合もあるのです。

ペットショップで購入するときは、どこからきたのかを直接聞いてみるのもいいかもしれません。
聞きずらい場合は、親のことをちゃんと店員さんが答えられるかどうかも確認した方がいいかもしれませんね。



オークションでの問題点

残った子がオークションに・・・・???

こんな悲しい目が減りますように

当たり前ですが、犬はブリーダーの元で生まれるか、他で飼っている犬が赤ちゃんを産むかでししか生まれることはありません。
飼っている犬が赤ちゃんを産んだ場合はご近所さんに譲ったり、今はSNSが発達しているのでそちらで飼い主さんを募集したりすることが可能です。

オークションの犬はどこから・・・?

ではオークションの犬たちはどこからきたのでしょう。

悲しい現実ですが、
「ブリーダーさんで生まれた優良な赤ちゃん」
はすぐさま仲介業者が買い取ります。
ということは、仲介業者でも買い手がつかなかった子が、オークションに・・・
という流れとなります。

寂しいですし、本当に悲しいですがこれが現実です。

まとめ

人権でなく犬権があればいいのに・・・

日本はまだまだ犬に対しての愛情が足りないような気がします。

近年はそういうのに反発した活動も盛んになったり、里親募集も以前よりはしっかり行われているようではありますが、海外と比べてまだまだな気がしてなりません。
8週目までは取り引きしてはいけないという法律が割と主流になっています。

アメリカでは、『生後8週間経っていない犬に関して商用目的に流通させてはいけない』というルールがあります。

イギリスでは、『飼養業の許可を受けている者側に8週間経っていない犬を外に出してはだめ』というルールがあります。

犬は生後8週目までが一番ストレスを感じ、そのストレスはその先のその子の人生を左右するとまで言われています。
要は小さい頃の「トラウマ」というものです。

『ペットブーム』はとても都合の良い言葉。
ブームと比例して、問題も多くなる現実。

私も自分が犬を飼い始めたことでいろいろ考えられるようになりました。
こういう記事ひとつからでもいいので、少しずつできることをして犬にやさしい日本を目指していきたいですね。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:28 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

里親になるための準備と引き取った犬のしつけ

ネタりか


犬を家族にお迎えする際の選択肢の一つとして「里親になる」つまり「保護犬を迎える」という方法があります。

保護犬とは一般的に迷い犬もしくは捨て犬として、愛護センターや愛護団体で保護されている犬のことです。環境省により発表された平成28年度の日本の保護犬数は「41,175」匹。そのうちで飼い主が見つかったか、譲渡された保護犬は「30,500」匹。残りの「10,424」匹は殺処分されています。殺処分の数は減少傾向であるとはいえ、「1万匹以上」の保護犬が家族に迎えられないまま、亡くなっています。

犬を飼う第一の選択肢として里親になることが広まればと願っています。

里親になるための準備

檻に手をかける犬

人間の都合による殺処分がまだまだ後を絶たない現状。そんな中で保護犬を家族に迎え入れ、里親になるためにはどんな準備がいるのでしょうか。

@覚悟と責任を自覚する

犬を抱きしめる女性

犬と暮らす際に何よりも大事なのは「命を飼う覚悟」を持つことです。それは保護犬であっても、ペットショップで売られている犬も同じです。保護犬の場合は過去にいろいろな経験をしてきた子も多いと思います。殺処分を待っている犬も多くいます。しかし、だからといって「可哀想だから」では命は飼えません。

犬の平均寿命は12年〜15年だといわれています。それだけの年数、「命に責任」を持つことができるのか。自分の時間を使うことができるのか。よく考える必要があります。

また、犬を飼育する際、その生涯費用は300万円前後だといわれています。生涯飼育する十分な飼育費用があるのか。しっかりと現実的にシミュレーションを行いましょう。

A犬が暮らせる環境を整える

上目遣いの犬

犬を飼う場合、その犬の大きさにあった生活空間が必要です。自身が住んでいる家が犬を飼うことができる場所なのか、よく確認しましょう。また、犬には毎日の散歩や運動が欠かせません。散歩できる環境や運動できる環境にあるのかも確認が必要です。

動物は突然病気になることも少なくありません。保護犬を迎えた場合、何かしらのケガや疾患を患っているかもしれません。そんな時に信頼して治療をしてもらえる動物病院を探しておくことも大切です。

B里親になる

握手をする犬と女性

里親になる方法としては、各地方自治体にある動物愛護センターや保健所から迎え入れる方法と、動物愛護団体から迎え入れる方法があります。前者の場合、事前事後の研修がある場合があります。保護犬を譲渡する際に大切なのは「二度と同じ目に合わせない」ことです。やっぱりイメージと違った、などといった理由でセンターに戻されるようなことは避けたいのです。保健所では定期的に勉強会や譲渡会を実施しているため、各地方自治体へ問い合わせをしてください。

後者の動物愛護団体の場合、独自にホームページを持ち、頻繁に保護犬の更新をしていることが多いです。また、定期的に顔合わせの譲渡会をしています。近隣の愛護団体のサイトを定期的にチェックすることをすすめます。気になった犬がいた場合は、直接問い合わせてみましょう。

引き取った犬のしつけ

しつけを受ける犬

基本的に犬を引き取った後は、保護犬だとしても買った犬だとしても、飼い主と信頼関係を築いてしつけをしていくことに変わりはありません。しかし、保護犬の場合、過去にトラウマを持った犬も多くいます。その点は配慮が必要になります。また、ペットショップで買う場合は子犬から迎え入れることが多いですが、保護犬の場合は成犬から迎え入れることが多いと思いため、子犬よりもしつけが難しいと思われがちです。

実際、保護犬の中には虐待されていたり、劣悪な環境で育ったりしたことで、人間に対して恐怖心を抱いている犬が少なくありません。恐怖心ゆえに攻撃性が高い犬も多くいます。こういった犬は保護センターや愛護団体にいる間に人間に慣れるためのトレーニングを行うそうです。

保護犬を迎える場合はそういった背景もよく理解し「人間との生活に慣れる」ことからはじめましょう。また、成犬だからといって、しつけができないということは決してありません。人間との生活に慣れたら、根気強く学習する機会を与えましょう。しつけの成功は飼い主との信頼関係の上に成り立つものです。

まとめ

女性とラブラドールレトリーバー

里親として引き取ったとしても、ペットショップで迎えたとしても、命を飼うことには何ら変わりはありません。そんな中でも里親になる場合は、その犬があなたのもとへ来るまでの歴史がある場合がほとんどです。その過去も理解し、焦らず、少しずつ距離を縮めていきましょう。

我が家の犬も保護犬として迎えた当初は人間のことを怯えていました。慣れるまで年月はかかりましたが、初めから、今でも、大事な家族です。里親になる場合、二度と同じ目に合わせない。その覚悟を持って、迎え入れてあげてくださいね。



posted by しっぽ@にゅうす at 08:28 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬猫適正飼養へチップ装着支援事業 奄美大島、徳之島

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ペットの適正飼養を推進して野生動物の保護につなげる環境省の2017年度マイクロチップ装着支援事業が29日、鹿児島県奄美大島と徳之島で始まった。飼い猫や飼い犬へのチップ装着を無料で行い、遺棄による野生化の抑制を図る。装着支援事業は18年3月31日まで。

 事業は、両島で遺棄され野生化した犬(ノイヌ)や猫(ノネコ)によるアマミノクロウサギなど希少野生動物が捕食される被害の多発を受け、08年度に始まった。ペットにチップを埋め込むことで迷子になった個体が識別できるほか、飼い主の責任が明確になることで遺棄の防止、希少動物種保護につなげる。

 17年度はチップ計200本を用意した。大島地区獣医師会などの協力で、通常は5千円前後の費用が掛かるチップの装着と登録を無料で行う。両島の動物病院計4カ所で施術を受け付ける。

 16年度までの両島のチップの装着実績は、奄美大島が1422匹(猫1149匹、犬273匹)、徳之島が254匹(猫107匹、犬147匹)。

 同省徳之島自然保護官事務所の沢登良馬自然保護官は「マイクロチップ装着で所有者を明示することは希少種の保護につながる。装着していない飼い主は検討してほしい」と述べた。

奄美の南海日日新聞


posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

獣害駆除にもアニマルウェルフェア

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奈良県上北山村にある大台ヶ原は、吉野熊野国立公園の特別保護区に指定されている。しかし、シカの激増で苔むす原生林が荒らされ草原化が進んでしまった。
 そこで環境省は、シカの頭数管理を始めて、防護柵の設置と駆除を推進している。私も、その現場を覗かせていただいたのだが……。

 私がこの事業の意義とは別の点で驚いたのは、首くくり罠を使っていたことだ。通常、くくり罠といえば足にかけるものだが、バケツ状の容器によって首にかかるようにしている。しかも、締まりすぎないようにストッパー付きだった。
「足にかかると、暴れて足が折れたり骨まで見えるほど傷を負うんです。それを防ぐために首罠に変えてみたところです。まだ試行錯誤中ですが」と、担当者は説明してくれる。
 ちなみに捕獲したシカは、薬で安楽死させる。環境省内の基準には「苦痛を与えない」で処理することと条件が付けられているそうだ。

シカを苦しめないよう工夫された首罠
シカを苦しめないよう工夫された首罠
 これは……アニマルウェルフェアの考え方か。
 私が興味を持ったのはここだった。

 今、アニマルウェルフェアの概念が、全世界を席巻している。
 この言葉は西洋で生まれたもので、「動物福祉」とか「家畜福祉」と和訳されるが、(社)畜産技術協会の検討会では「快適性に配慮した家畜の飼養管理」と定義されている。
 そして対象動物の「飢えと渇きからの自由」「不快からの自由」「痛み・傷害・病気からの自由」「恐怖や抑圧からの自由」「正常な行動を表現する自由」の5つを掲げている。

 単なる動物愛護ではなく、人間が動物を利用することや殺すことを否定しないものの、動物の感じる苦痛の回避・除去などに極力配慮しようとする考えなのだ。やむを得ず動物を殺さなければならない場合は、可能な限り苦痛のない手法を用いることが求められる。

 今課題となっているのは、東京オリンピック・パラリンピックである。会場で選手などへ提供する料理に供する畜産物の基準には、アニマルウェルフェアが入っているのだ。肉や卵、牛乳などの提供は、どのような飼育をしているかが問われる。たとえば鶏卵一つとっても、ケージ飼育でないものでなけれはならない。しかし、今の日本でそんな卵の大量調達が可能だろうか?
 日本の現状は、ロンドン大会やリオ大会はもちろん、十数年前の北京大会の基準よりも低いとされる。このままだと、自慢の和牛肉を提供するどころか、卵から牛乳まで、認証を取った輸入品で賄わなければならなくなるだろう。

 しかし驚くのは、対象となるのが家畜だけではないことだ。愛玩動物〜ペットや動物園や水族館などの展示動物はわかるが、研究施設などの実験動物、そして野生動物も含まれるのだ。
 私もこの動きに興味を持っていたが、それが野生動物、それも駆除対象にまで広がっているとは正直知らなかった。大台ヶ原のシカは、まさに野生動物であり、その駆除にもアニマルウェルフェアの精神が求められる。どうせ殺すんじゃないか、と日本人は思いがちだが、それでは済まない世界の潮流がある。

 その中で環境省が、野生動物の管理にも配慮を進めているのは朗報だろう。少なくても世界の動きを把握して取り入れているのだから。今回も罠にはカメラを設置して野生動物の動向を記録し、その内容に合わせて罠の仕組みを変えるなど、きめ細やかな対応をしていた。
 手間はかかるだろうが、少しでも人と動物の関係が穏やかなものになってほしい。

posted by しっぽ@にゅうす at 08:22 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫は追い詰めると攻撃的に ストレスを減らす動物病院の工夫

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猫はもともと、げっ歯類などの小さな動物を捕らえて食べる肉食動物ですが、猫自身も他の肉食動物に食べられてしまう立場の動物です。そのためとても警戒心が強く臆病です。

【写真特集】どや顔も怒っているわけではない?

 恐怖を感じたときに動物がとる行動として3つのFと言われる行動があります。それはFreeze(固まる)、Flight(逃げる)、Fight(戦う)です。危険を感じるとまずは捕食者に見つからないように動きを止めます。我々人間は動かないものでもすぐに見つけることができますが、多くの肉食動物は、(動くものには敏感でも)動かないものを見つけるのは苦手。ですので、動きを止めることで難を逃れようとするのは理にかなっています。

 また相手に見つかってしまった場合、逃げることができる距離であれば戦うよりも逃げることを選択します。したがって追いつめることがなければ、通常は攻撃されることはありません。道ばたなどで人に慣れていない野良猫に近づくと一瞬動きが止まり、それ以上近づけば逃げてしまいますね。したがって恐がっている猫に近づいたり、無理に触らなければよいわけです。

 それができない場合、つまり猫が隠れたり逃げたりすることができないと感じるほど追い詰められると、攻撃に転じることがあります。まさに「窮鼠(きゅう・そ)猫をかむ」というように、勝ち目がないような相手に対しても攻撃的に向かっていきます。捨て身になって激しく攻撃すると、相手がひるんだ隙に運よく逃げることが出来ることもあるからです。

猫は追い詰めると攻撃的に ストレスを減らす動物病院の工夫
動きを止める猫
 問題は、このような経験をすると、それが成功体験として学習されるため、同じような状況になると隠れたり逃げたりするよりも攻撃することを選ぶようになります。したがって「攻撃するまで猫を追い詰めない」ということが極めて大切です。

 しかしながら動物病院ではどうしても必要な検査や処置もあります。猫が動物病院での診察や治療を自分のためだと理解することはできませんし、動物病院では逃げることも隠れることもできない状況なので、攻撃的になるのはある意味無理もないと言えます。これを回避するために、私たちはできるだけストレスの少ない診察を心がけています。

 なるべく、「隠れている」という安心感を持たせるためにバスタオルなどで覆ってから、そっと熱を計ったりやさしく体を触ったりするようにしています。幸い、多くの猫は診察の間、緊張してもパニックになるよりむしろ固まって動かない場合が多いのです。それでも猫が追い詰められたと感じるとパニックになることもあるため、少しでもストレスを減らす工夫が必要です。そのためには、動物病院に来た時だけの工夫では限界があります。飼い主さんも協力していただければありがたいと思います。

(村田香織・もみの木動物病院副院長)

sippo(朝日新聞社)


posted by しっぽ@にゅうす at 08:21 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする