動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年10月09日

アニマルシェルターのための獣医学『シェルターメディスン』

ネタりか

保護施設の犬猫を守るための獣医学、シェルターメディスン

聴診器を当てられているダックスフント

シェルターメディスンまたはシェルター獣医学という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか?
あまり耳慣れない言葉なのですが、アメリカでは保護施設で暮らす犬や猫その他の動物の心と体を守るための専門の獣医学として、多くの保護施設で取り入れられています。

シェルター獣医学はペットのための獣医学とは違うもの?

注射器

多くの犬や猫が集団生活をしているアニマルシェルターは、ペットが暮らしている一般家庭とは全く違う環境です。ストレスなどから体力が落ちている動物もたくさんいます。そのような環境の中では、感染症の予防や治療、ストレスのコントロールに対して普通のペットの医療とは違う取り組み方が必要になります。
またシェルターという特殊な環境の中では、動物の行動学の深い知識も問題行動の予防や改善のために必要です。
このようにシェルターの動物に特化した獣医学がシェルターメディスンです。

医療面だけではないシェルター獣医学の守備範囲

犬と触れ合う獣医

アニマルシェルターの役割とは、保護されている動物たちをできるだけ殺処分せずに新しい家族のもとへと送り出すことでもあります。科学的な根拠のあるシェルター獣医学によって可能な限りストレスを緩和し、身体の健康を保つことは、動物の問題行動を減らすことにもつながります。これは譲渡率のアップのための大切なポイントです。
また保護されている犬や猫と新しい飼い主のより良いマッチングのためのプログラムの導入、自然災害等緊急時の動物の管理の仕方、シェルターにおける動物福祉など、シェルター獣医学の守備範囲はとても広いものです。

具体的には、犬や猫の譲渡の基準を例に取ると、画一的に家族構成や年齢だけで断ってしまうのではなく、飼い主候補とカウンセリングをして、きちんと個性を把握されている収容動物の中から、最適なマッチングを行うという活動はシェルター獣医学がベースになって成立します。譲渡カウンセリングのノウハウ、収容動物の心身両方の個性や特徴の把握、マッチングのための統計的な根拠や動物福祉の観点などです。

日本におけるシェルター獣医学

残念ながら、今のところ日本の自治体の愛護センターや民間の保護団体の施設で、アメリカのようなシェルター獣医学が取り入れられている例はほとんどありません。
けれども日本の愛護センターなどでも、シェルター獣医学を取り入れる準備を始めるところも出て来ています。一般向けの講習会などでも、シェルターメディスンとタイトルの付いたものを見る機会が増えてきたなと感じています。

アメリカで研究されたシェルター獣医学の良いところを取り入れ、日本独自の視点も盛り込んでいくことで、幸せな保護動物が増えていって欲しいものだと思います。

まとめ

ハートの模様がある犬

動物保護施設などで暮らす犬や猫の心と身体の健康を守るための獣医学であるシェルター獣医学。ストレス緩和や感染症管理など一般のペットの獣医学とは違う取り組みが求められるものです。医療面だけでなく、保護動物の譲渡率アップのためのアプローチもシェルター獣医学の範囲です。
日本ではまだなじみの薄い分野ですが、取り入れるための準備は始まっています。

動物保護とか動物福祉と言うと、理論よりも感情優先というイメージが付きまといます。けれども保護されている犬や猫が本当に幸せになるためには、そんなイメージとは全く反対に位置するシェルター獣医学が不可欠です。動物福祉とは動物の行動や特性の科学的なリサーチに基づいて定義されなくてはなりません。そして、それは獣医師だけでなく保護施設の職員やボランティアまで教育されることが大切です。

そして犬や猫を愛する一般の人もシェルター獣医学というものの存在を知ることで、動物保護の本来の意味が広がっていくのではないかと思います。



posted by しっぽ@にゅうす at 15:59 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬と猫を一緒に飼うコツ

Yahoo! JAPAN


犬と猫は仲が悪いことは良く知られていますが、一部では仲睦まじく同居している犬猫たちもいます。彼らが上手に暮らしていくには、なにか秘訣があるのでしょうか?

2008年に発表されたイスラエルのアブデヒト大学の研究によると、犬猫を同居させる最適な時期は、猫を先に飼っている状態で生後6カ月未満、犬は生後1歳未満だと言います。なんでも犬には独自のボディランゲージを持っていて、この時期の犬猫は種を越えてボディランゲージの意味を理解し合えるようです。

確かに同居が成功している体験談には、犬か猫どちらも子供の時、またはどちらかが子供時代に飼い始めたパターンが多いようです。特に犬は生後3週から12週頃まで、猫は生後2週から9週頃までが社会化期と言われており、この時期に出会った生き物とは仲良くなれる可能性が高いのです。

とはいえ、必ずこのタイミングで飼い始めることが出来るとは限りません。もし飼い始めた後に相性が悪いことが分かった場合には、住み分けの工夫が必要です。

例えば、犬が猫を攻撃したり追いかけ回したりする場合には、猫のために犬が届かないキャットタワーを設置してあげたり、食事やトイレを高い所に置いたり、犬の入れないすき間に寝床を用意してあげると良いでしょう。逆に、猫が犬を威嚇して攻撃してしまいそうな場合は、ケガ防止のために猫の爪を切っておきましょう。

基本的に猫は嫌な相手にわざわざ近づいては行きませんので、犬への対策を重点的に取ることになるでしょう。

猫が逃げ場に避難しているうちに、犬猫はお互いの適度な距離感を見つけ、次第に攻撃性は消えて行くことが多いようです。

しかし性格によっては、いつまでもソリが合わないままのこともあります。そんな場合は、犬猫に過度なストレスをかけないよう別部屋で飼育することも必要になってくる可能性があります。また、犬が原因の場合には、しつけの専門家による攻撃抑制訓練を受けることも視野に入れてみると良いかもしれません。

犬と猫をどちらも飼う場合は、種別が違うことを十分に理解し、一番良い方法で大切にしてあげましょうね!

文/大原絵理香

@DIME編集部


posted by しっぽ@にゅうす at 15:59 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

膝蓋骨脱臼の保護犬を迎えて 〜人間を嫌っているワンコ〜

ネタりか

保護犬との出会い

ドッグベッドにいるサラ

実家のチワワの通院のため動物病院へ行った際、処置室を駆け回っている痩せこけたトイプードルがいました。ドクターに聞いたところ、この子はブリーダーから里親募集で預かっていると伺いました。

よく見ると、左後ろ足が浮いており、ブランブランしている状態で歩いてました。ドクターには、膝蓋骨脱臼になっていて、もう治らない、と聞きました。

しかしそんなことは気にならず、一人暮らしにも関わらず犬を飼いたかった私は、お試しで1週間一緒に生活させてもらうことにしました。

当初の生活

そのトイプードルは「サラ」と名付けました。一緒に暮らし始めると、サラの性格や今までの環境が見えてきました。

✔吠えない
✔寄ってこない
✔ごはんを人がいるところで食べない
✔外を歩かない
✔トイレのしつけは、されている
✔人が嫌い

当初全く吠えなかったので、声帯が取られてしまってるのではないかと心配したほどでしたが、数日後の私の帰宅時に吠えたので、安心しました。
通常の飼い犬は、飼い主に寄り添い甘えたりもしますが、サラには全くそれがなく、「単に同じ空間にいるだけ」のような状況でした。警戒心も強く、私が少し動くだけでビビり、私から離れ、ごはんも私が見てるところでは食べません。本当に人と同じ空間にいない環境で暮らしてきたのではないかと思います。散歩に連れ出しても動かずにビビってしまい、外に出してもらったことがないのではと思います。

人間を恐れるサラとの生活

まずは一緒の生活に慣れる

サラを引き取ることを決め、ふたりでの生活がスタートしました。焦らずに人間に慣れてもらうことから始めようと思い、触れ合うことはあまりせず、同じ空間にいるだけという状態で警戒心を解くことにしました。
3ヶ月程で、私に対する警戒心はなくなりました。おそらく自分に危害は加えない人なんだということが分かったのかと思います。ごはんも私の目前で食べられるようになり、私が動いても動じなくなりました。

ドア越しのサラ

そして、家族になる

一緒の生活に慣れてもらったら、今度は家族になれるよう、コミュニケーションを取っていきます。
ここからは積極的に触れ合い、サラには「人間は信頼できるんだ」と理解してもらいます。散歩にも連れ出し、アスファルトではなく芝生の地面を一緒に歩いて、外が気持ちいいと気づいてもらいます。
1年後ぐらいには、私に甘えるようになり、帰宅時も尻尾フリフリで喜んで、「ごはん」「散歩」などの言葉が分かるようになりました。

現在のサラとの生活

おもちゃをかじるサラ

家族が増える

現在、私が結婚をしたため、サラは私の夫とも暮らしています。
夫には3ヶ月ぐらいで慣れ、今では夫の帰宅時は走り回って喜び、夫に遊んでもらうのを楽しみにしています。私には、ぬいぐるみ引っ張りあい遊びを要求するようになりました。また私がベッドで寝ていると一緒に寝たいとおねだりもします。家族に甘え、感情表現ができています。

サラの変化を目の当たりにして

サラの以前の生活環境

今思えば、サラは繁殖業者のところにいたのではないかと考えます。人間を嫌い、外を嫌い、警戒心が強くいました。
トイレシートでトイレができたのは、以前からトイレシートにトイレをしていたからに過ぎず、痩せこけていたのは十分なごはんの量を与えてもらってなかったのだと思います。引き取ったときすでに1歳8ヶ月でしたが、避妊手術もされておらず、もしかしたら出産を経験している可能性があるのではと思います。

サラを迎えて

サラと暮らす月日で学んだこと、それは保護犬がどんな生活をしていたとしても、必ず犬本来の性格を取り戻してくれるということです。根気よく一歩一歩焦らずに接していけば、必ず分かってくれます。

まとめ

サラのように繁殖業者から出され命があるのは、ごくわずかだと聞きます。多くは、繁殖犬として使えなくなった後捨てられたり殺されたりする方が多いようです。またサラの膝蓋骨脱臼も乱繁殖により生み出されてしまったのではないかと考えます。とても悲しい現実です。そのような現実がなくなるように、犬を飼う際は、保護犬という選択肢もぜひ検討してみてください。



posted by しっぽ@にゅうす at 15:48 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ペットを飛行機に乗せる」ときの10の注意点、動物医療センターの博士に聞く

T-SITE


ライフハッカー[日本版]より転載:
ユナイテッド航空で乗客のペットのジャイアントラビットがロンドンからシカゴのオヘア空港に飛ぶ機内で死んでしまったと、ニューヨーク・タイムズで報じられました。ユナイテッド航空は事故の原因は正確にはわからないとしています。
このようなニュースが流れると、心あるペットの飼い主は「機内の貨物室にペットを入れなければならないときは、どうしたらペットを守れるのだろう?」と考えます。大切なペットが死なないこと、フライト中にできるだけ快適に過ごせること、この2つを実現させるにはどうしたら良いのでしょうか?
そこで、ニューヨーク市動物医療センターの医療スタッフであるAnn Hohenhaus博士に、ペットと飼い主が快適な旅をするにはどうしたら良いのか、聞いてみました。
ペットは飛行機に乗せないのがベスト
私なら、ペットの飼い主にこう問いかけます。「本当にペットを連れて行く必要がありますか? 引っ越しならやむを得ないかもしれませんが、週末旅行ならどうでしょうか? 貨物室内のペットは誰の目にも触れず、具合が悪くなっても誰もそばに行けないんですよ」
とHohenhaus博士は言います。引っ越し先に連れて行くときや、それなりの日数がある旅行なら、そういうリスクを冒すだけの価値があるかもしれません。しかし、Hohenhaus博士は、ペットは飛行機より船か車に乗せることを飼い主に勧めています。
最近、私は15歳の犬がパームビーチまで飛行機に乗るのを止めました。3時間のフライトになるので、ケージには6時間ほど入れられることになりますが、犬は立ち上がったり、動き回ったりする必要があります。結局、飼い主はその犬を車に乗せてフロリダへ連れて行きました。
早めに計画を立てる
初めてペットを飛行機に乗せるときは、少なくとも1カ月前には計画を立てるようにしましょう。規制は航空会社によっても、国によっても違います。恐ろしいことです。
ともHohenhaus博士は言っています。
ペットを国際便に乗せるときは、まずUSDA(アメリカ合衆国農務省)のサイトなどでペットの旅行に関する情報を集めましょう。国内便の場合は、搭乗する航空会社のウェブサイトで搭乗予定の機体のタイプを調べましょう。機体のタイプによってはケージが合わないこともあるからです。そして、早目に予約してください。1便に乗せられる動物の数は限られています。
ペット専門の輸送会社を使う
IPATA (International Pet and Animal Transportation Association)の会員になっている輸送会社を探して、助けてもらうことも一案です。ペットの旅に関して精通しているので、煩雑なロジの手配も引き受けてくれます。
飼い主はペットとは別の日に飛ぶ
ペットを1日前の便に乗せるか、友人やペット輸送会社の助けを借りて、ペットを1日後の便に乗せることを博士は勧めています。その方が飼い主も、ペットもストレスが少なくなります。
ペットに健康診断を受けさせる
Hohenhaus博士いわく、
すべての航空会社はペットの搭乗前に獣医の検診を受けることを求めていますが、検診の時期に関しては航空会社ごとの規則があります。
多くの航空会社はとても若い子犬や子猫、ブルドッグやペルシャ猫のような「鼻のつぶれたペット」の搭乗は受け付けません。また、ペットが高齢だったり健康に懸念があったりする場合は、獣医が検診証明書にサインをしない可能性があります。
ペットに薬物を与えない
ペットに精神安定剤を飲ませることを考える人もいるかもしれせん。しかし、Hohenhaus博士はこれはやめるべきという意見ですし、デルタ航空とアメリカン航空も禁止しています。鎮静剤を投与された動物はストレスの多い状況には耐えられません。
旅立ち前に自宅ではペットに普通の食事を与える
ペットに搭乗時間のどのぐらい前に最後の食事を与えるかに関しては、航空会社ごとに規則が異なります。Hohenhaus博士は
ケージに入れる前に1日分の餌をまとめてペットに与えないでください。自宅ではいつもと同じ食事を早めに与えましょう。
と言います。航空会社によっては、不測の遅延が発生した場合に備えて、24時間フィーディング・プランとして、餌と水をケージの外に置くことを求められます。この点も航空会社のウェブサイトでチェックしましょう。
マイクロチップとジップタイで迷子防止
ユナイテッド航空の件がニュースになっていますが、どの航空会社でも毎年ペットが迷子になったりケージから逃げたりしています。
とHohenhaus博士は指摘します。ペットが必ず手元に戻ってくるように、ペットにマイクロチップを装着させ(国際便では、15桁のマイクロチップが必要です)、ケージの入り口と角をジップタイでとめて強化しましょう。
スペアのリーシュと首輪を機内持ち込み手荷物に入れておく
何らかの事情でケージに入れておいたリーシュが紛失したり、ペットが首輪を落としたりすると、目的地へ到着したときに困ったことになります。予備を用意しておくことが肝心です。
吸水性の高いものをケージに敷く
万が一犬が粗相したらケージは水浸しになってしまうので、吸水性の高いものをケージに敷いておくと良いでしょう。
要するに、早めに準備を始めることと情報を集めることが肝心です。旅に出る日は飼い主が落ち着いていると、ペットも落ち着いていられます。
※記事を修正いたしました(2017年7月19日)
How to Keep Your Pet Alive on a Plane | Lifehacker US
Image: aapsky/shutterstock
Source: The New York Times, United States Department of Agriculture , International Pet And Animal Transportation Association
Leigh Anderson(原文/訳:春野ユリ)


posted by しっぽ@にゅうす at 15:48 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬のトリミングの頻度はどれくらい?適切な時期とカットの必要性

ネタりか


犬のトリミングとは

トリミングされている犬

ハサミやバリカン、トリミングナイフなどを使って犬の被毛を整える作業を指します。犬をシャンプーブローのみで被毛をカットする必要がない作業に関しては、グルーミングといいます。

余談ですが、「トリマー」という言葉は日本でしか通用しません。諸外国では「グルーマー」と言い、犬のカットだけでなく、飼育管理まですべて行う人の事を指します。

犬のカットの前の作業の重要性

ハサミ

まず、カットする前の作業でシャンプー、ブローをします。この作業をしなければカットまで進むことができません。そしてこの作業をベイシングといいます。

犬の全身の皮膚の状態を確認するため

このベイシングの作業中に、トリマーは犬の全身をすみからすみまでチェックします。ドライヤーの風をあててのブローは特に、飼い主さんが確認することのできない全身の皮膚の状態までチェックできます。

できものがあったり、外部寄生虫(ノミ、ダニ)がいたり、傷があったりと、ドライヤーの風をあてて地肌を見ないと分からないことも多くあります。まめに来店している犬であれば、できものが大きくなっているかどうかまで把握することができます。

そして、場合によっては獣医さんへ行ってくださいと、アドバイスすることもできます。病気等は早期発見が重要になってきますので、ベイシングは犬の健康状態を把握するのにも一役買っています。

ハサミ、バリカンが痛むのを防ぐため

また、トリマーが使う刃物(ハサミ、バリカン等)は非常に繊細かつ高価なものです。毛玉などうっかり切ってしまうと刃が傷んでしまうこともあります。

犬は、人間のように毎日お風呂に入ることはほとんどないと思います。ですから、犬の被毛は細かいちりやほこりが付着しています。

そのままカットすると、そのちりやほこりで刃物が傷ついてしまいます。傷んだ刃では仕事ができませんので、砥ぎに出さなくてはなりません。

シャンプー前にカットをしない理由

そして、カットは見た目も重要になってきますが、シャンプー前にカットして形を整えたとしても、シャンプーブローすると、毛が伸びてきますのでせっかく形を整えたはずが、またカットしなくてはならなくなります。

トリマーにとっては二度手間になりますし、犬にとっては長時間の拘束、負担になります。

なぜ犬をカットをするのか

走る犬

今、一般家庭で飼われている犬は、見た目を美しくするためにカットをするということが一番の理由だと思います。

他の犬がおこなっていない個性的なカットをしたり、雑誌などで人気のスタイルにしたりと、人間に例えるならば美容室でおしゃれをするのと同じです。ちなみに、トリミングは美容です。

老犬の場合は

また、老犬では生活しやすくするために被毛を短くカットしたりすることもあります。被毛が長いままですと、食事や糞尿で汚してしまったり、飼い主さんが洗うのに時間がかかるからです。

時間がかかるのは老犬にもかなりの負担になります。そのため、お手入れしやすいように、汚れやすいところなどは短くカットしてあげることが重要になってきます。

トリミングの適切な頻度

では、適切な頻度はどれくらいでしょうか。

これは飼い主さんの考え方にもよるのですが、私は月に1回が良いと思います。基本的にトリマーは特に指定がなければ、カットのイメージとしてカット直後もかわいく、1か月後もかわいくとイメージしてカットします。

つまり、1か月後の毛の伸びを想定してカットしていくわけです。ですから、なんとなく伸びてきたな、目に毛がかぶってしまってきているな、という状況になったらサロンやショップに予約するようにしましょう。

1か月サイクルで来店する犬であれば、トリマーも前回の記憶が残っているものです。犬の全身のチェックも前回と比較することができます。

頻繁にサロンに行かない方がいい理由

お湯にびっくりする犬

また、逆にあまりにも短いサイクルでトリミングに出すのは、犬がきれいな状態を維持できるのはいいのですが、サロンやショップで使用しているシャンプー剤に気を付けてください。

トリマーは何頭も犬を洗いますので、連日シャンプー剤に触れ、お湯に触れ、ドライヤーを使います。ですので手荒れとは切っても切れない縁があります。

ありがたくない縁ですが、夏場でもハンドクリームは欠かせません。そのトリマーの手が尋常じゃないくらい荒れていたりしているサロンやショップで、短いサイクルで犬を洗っていたら、犬も皮脂が奪われ、乾燥肌になり、フケが出やすくなります。

期間を開けすぎない方が良い理由

あまりに期間が開いてしまうと、犬はもつれや毛玉だらけになってしまいます。

私の経験で、5年間散歩も行かず、サロンやショップに出さなかった犬を扱ったことがありますが、毛玉が全身を覆っていて歩くこともままならず、足裏は踏んでしまった糞尿で足裏の毛がまるで靴でも履いたかのようにガチガチに固まって肉球は見えない状態でした。

顔も毛玉だらけで目鼻がどこにあるのか分からず、耳も首の毛に毛玉としてくっついてしまっているという、パピーミルの親犬のような状態でした。(その子は一般家庭で飼育されていた犬です。)

毛玉をほどくのは時間がかかります。犬にとっても負担がかかってしまいます。

5年は極端ですが、3か月以上経過すると毛玉が広範囲に広がって、最悪毛玉を刈り取らなくてはならず、希望したスタイルにならないかもしれません。

まとめ

お外でシャンプーするダックス

いかかでしたか。愛犬のきれいな状態を維持するのには、月に1度サロンやショップへ行くようにしましょう。その際、よいシャンプー剤を使用しているところを選んでくださいね。

posted by しっぽ@にゅうす at 15:48 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする