動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年01月31日

猫好き善意踏みにじる「動物シェルター詐欺」 逮捕の男を直撃

mbsnews


捨てられた動物を一時保護するシェルターを建設すると持ち掛けて女性から現金を騙し取ったとして、61歳の男が逮捕されました。猫好きの女性の善意を踏みにじる行為にMBSが独自直撃です。

 能登半島の付け根、石川県七尾市。27日午後、山あいにある一軒の住宅を大阪府警の捜査員が訪れました。まもなくすると…

 「大阪府警の捜査員に連れられ、男が出てきました」(志甫共美記者リポート)

 会社員の尾崎恒孝容疑者(61)。4年前、大阪の女性から現金180万円を騙し取った詐欺の疑いがもたれています。尾崎容疑者が持ちかけた詐欺話というのが「動物シェルター」です。

 3年前の取材で、越野美枝子さんは尾崎容疑者に騙されたといい、捨てられた動物を一時保護する「動物シェルター」の建設予定地として家屋付きの土地を850万円で購入していました。しかし待てど暮らせど計画は進まず、草木は伸びっぱなしに。

 「全部で土地代も入れたら3000万円くらいいってます。(お金は)戻って来ないですね」(越野美枝子さん・2015年4月)

 越野さんの部屋にはけがをした野良猫などが20匹以上。越野さんは、猫の保護活動を行ってきたこともあって、尾崎容疑者に賛同したといいます。加えて、尾崎容疑者が実在する公益財団法人「日本財団」から助成があると説明したことで、信用を強めたといいます。

 「自分の先輩が日本財団のOBなんや。日本財団にすぐに言えば、助成金が出るから大丈夫と言われた」(越野美枝子さん・2015年4月)

 ところが、日本財団は取材に対し「一切関係ありません」と回答しました。いったいどういうことなのか。3年前、MBSが尾崎容疑者を直撃すると…

 Q.動物シェルターの件でお話をお聞きしたいのですが?
 「はい、答えるあれはないです。全然」
 Q.(越野さんが出資した)3000万円は戻ってくるんですか?
 「・・・」
 Q.日本財団からの助成金はどうなっているんですか?
 「・・・」

 何も答えませんでした。

 そして27日、逮捕直前にあらためて記者が問いかけましたが…

 Q.最初から騙すつもりだったんですか?
 「・・・」
 Q.お金は何に使ったんですか?
 「・・・」
 Q.そもそも動物シェルターを作るつもりなかったんですか?
 「・・・」

 問いかけに無言を貫いた尾崎容疑者。警察の調べに対し、「日本財団から助成金が出ると嘘をつきました」と認めているということですが、警察は動物シェルターの建設計画自体が架空だったとみています。逮捕を受けて、あらためて越野さんを訪ねました。

 Q.善意の気持ちを利用されたことについて?
 「本当に猫が好きで…その気持ちを利用されたっていうのは…悔しくて仕方がないですね」(越野美枝子さん)

 捨てられた猫たちを救いたい、切なる願いはまだ叶っていません。

※尾崎恒孝容疑者の崎は「たつさき」


posted by しっぽ@にゅうす at 05:22 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高齢者がペット飼うには、事前準備や家族の介入が不可欠

niftyニュース


 高齢者がペットを飼えなくなる問題が多発しているといわれる今、記者の母(83才)もまさにその状況に陥った。しかも困ってから慌てて里親を探し、つらい別れをさせることになった。私自身、今も悔やんでいる。そこで高齢者介護とペット分野両方のプロ、倉田美幸さんに、高齢者とその家族が知っておくべきことを聞いた。

「ペットの癒し効果はいうまでもありません。動物をなでることで血圧の上昇を抑え、“幸せホルモン”と呼ばれるオキシトシンが分泌されることが知られています。ストレスを緩和し、孤独感を癒す効果もあるといわれています」と倉田さん。

 この効果を生かしたアニマルセラピーも知られている。

「そして介護の現場で見ると、世話をされる側の高齢者にとって“お世話する対象”の存在はとても大きいのです。かわいいもの、守るべきものは高齢者の心には強く刻まれます。私のいた介護施設でも、認知症で嫁や介護職員のことを忘れても、たまに来るセラピー犬のことは孫同様に名前まで覚えていて、反応する人が多かったですね(笑い)。

 ペットのために散歩に行かなきゃ、エサを食べさせなきゃと気持ちが前向きにもなります。認知症などがあると食事や起床時間がいい加減になりがちですが、ペットのおかげで時間軸がしっかりします。また、特に男性は近所づきあいができずに孤立することがありますが、ペットを連れていると気軽に声をかけてもらえ、交流が深められます」

 愛らしい動物たちの表情に心惹かれ癒されるのは、空前の犬猫動画ブームでも明らか。だからこそ、ペットを飼う現実が見えにくくなる側面があると倉田さんは言う。

「ペットはお世話される側。心は癒しても安全を確保してくれるわけではありません。特に高齢になってから飼い始めるのはリスクが高い。飼い主が病気になったり亡くなったりしたら、ペットは生きていけないのです。

 ペットショップなどで販売されている生後間もない子犬もすぐに成長し、世話や散歩などにかなりの体力が必要になります。エサ代、医療費などのコストもかかります。また今は公衆衛生の面から、しつけ、不妊・去勢手術、狂犬病などのワクチン接種を行い、最期まで責任をもって飼育することが高齢者にも求められます。

 最近は犬猫の寿命も延び、15年近く面倒を見ることもあるので、核家族の多い現代は飼い始める年齢も考えなければなりません。高齢者だけの世帯や独居の場合は、事前の覚悟や準備、家族の介入が不可欠です」

 確かに母が若いころには野良犬もいて、飼い犬との境目はもっと曖昧だった。勝手に近所に放つ“行ってこい散歩”もあったらしい。この意識の違いをフォローするには家族の援護は欠かせない。

◆しつけ、避妊、ワクチン。ルールの大切さを知って

 リスクを考えると高齢者がペットを飼うのは難しい。飼いきれなくなったペットが捨てられ、保健所で殺処分になっているというニュースも暗い影を落とす。ただ、「だから高齢者がペットを飼うのはNGだと、簡単に終わりにしないでほしい」とも、倉田さんは言う。

「数世代が一緒に暮らしていた時代なら、さして問題ではなかったのです。高齢化、核家族化の今は、家族はもちろん、地域が高齢者のペット飼育の支援体制を整えることが急務。介護とペットの各分野の専門家がもっと深い知識や情報を共有し、双方が連携してチームで高齢者や家族だけで解決できない問題に手を差し伸べられればと、体制作りを働きかけています」

 高齢や認知症になっても当たり前にペットと暮らし、愛情や意欲あふれる生活が維持できれば理想的だ。

「そのためにも飼う側がルールを知り、守ることも大切。以下は犬・猫の場合です。

●しつけ
トイレ、噛む・吠えるの抑制、飼い主に従うなど、基本的なことは一緒に暮らし始めたら必ずしつけて。初めてなら、トレーナーなどに教えてもらうのがおすすめ。

 しつけられていないと散歩先などでトラブルが起きやすく、また飼い主が通院、入院などで預けなければならない場合、選択肢が狭まります。新しい飼い主を探す際にも不利です。人と共生できる親しみやすい性格に育てることは、ペットを守ることにもなるのです。

●不妊・去勢手術
 不用意に動物の数が増えるのを防ぐためです。飼い主が見つからなければ、殺処分の可能性も。きちんと獣医にかかり、手術すれば、ペットの生殖器の病気を防ぐことにもなります。

●鑑札・ワクチン接種
 ペットを飼ったら居住地の自治体に届け出て登録します。そこでもらえる鑑札(飼い主を特定する証票)を首輪などにつけておけば災害時などに迷子になっても飼い主のもとに帰れる可能性が大。

 犬の狂犬病ワクチンは年1回の接種を。鑑札と注射済票の装着は法律で義務づけられ、ペットホテルなどは、注射済票、鑑札がないと利用できない場合が多いです」

※女性セブン2018年2月8日号


posted by しっぽ@にゅうす at 05:18 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なぜ犬はウンコを食べちゃうのか

GIZMODO


犬にも犬なりの理由があるみたいです。

犬を飼っている人ならよく起こるこの悩ましい事件。そう、散歩中に出来立てホヤホヤの湯気があがるウンコをパクッと食べちゃう愛犬。いつもあっという間で止める前にもう食べられちゃってますよね。

でもなんでウンコ食べるのよ!?

しかもそれは道に落っこちてる他の犬のウンコだったり、自分がしたばっかりのウンコだったり。もうウンコならなんでもいいのかっ!といった感じです。犬って臭いもの嫌がるのに、臭いウンコを口に入れるなんて正反対のことできるんでしょうか。「私の犬、頭おかしいのかな?」なんて悩んでいる人もいるかもしれません。ウンコなんて食べたら病気になりそうだし...。

でも、なんでだろう?と悩んでいるのは犬の飼い主だけではないんです。科学者たちもなぜワンちゃんたちがウンコを食べるという不思議な行為をするのか気になって仕方がないんです。カリフォルニア大学デービス校のBenjamin Hart氏率いる研究チームが何千もの犬の行動を調査して解明に乗り出しました。

最初の調査では1552人の飼い主さんに飼っている犬のウンコを食べる頻度を調べてもらいました。2回目の調査では、回答のあった1475人にその行為の背景にある理由について聞き込みをしました。そしてウンコを食べさせないようにする市販品を使用した場合に効果があったのかも調べました(ネタバレ:効果なしという結果でした)。犬は他の犬種のウンコを食べるとは知られているんですが、今回の研究では自分のものか、同じ犬種のウンコを食べる「食糞」という行為にフォーカスしておこなわれました。

結果、16%の犬がウンコを食べていました。ウンコを食べる犬のうち62%が毎日(ううぅ…)、38%が週に1回程度。でもウンコにも好き嫌いがあるようで、ほとんどの犬はフレッシュなものが好きで、2日以上経ったものはウンコを食べる犬でさえも避けていたそうです。この研究結果については科学誌Veterinary Medicine and Scienceで発表されています。

ちなみに前述した「ウンコを食べさせないようにする市販品」は、それを買って犬に食べさせたりしたとしても効果はほぼゼロに近いということがわかりました。「お金の無駄ですし、犬の健康を損なうかもしれないので買わないように」とのこと。

集めたデータを見ながら、研究者たちは悩みました。この行為の理由を説明するカギが見つからないのです。以前はストレスや不安、栄養不足などが理由ではないかという説があったのですが、今回の調査結果を見るとそれとは一致しません。例えば、犬の年齢、食の習慣、犬の種類、去勢・避妊の有無、母親と何歳で引き離されたかなどの関係性が見つけられなかったのです。多頭飼いをしている家の犬の方がウンコを食べる確率が高いのはわかりましたが、それは単にウンコへのアクセスが高いからというだけ。

しかしそこはプロの研究者。やっとの思いで1つ、共通点らしきものを見つけます。ウンコを食べる犬の飼い主は自分の犬のことを「食に貪欲」と評価していること。そして、この行為の裏にある理由を知るには、2日以上経ったウンコを食べないことにカギが隠されているのでは?と研究者たちは考え始めました。

犬は臭いにおいが嫌いなのにウンコを食べるというのは矛盾した行為だと最初に書きましたが、犬は自分の生活する場所にはウンコをしないんです。これは祖先のオオカミのから受け継がれたDNAで、糞尿からの寄生虫や病原体から自分を守るためです。確かに寄生虫の卵は2,3日間は孵化しません。祖先であるオオカミは、自分たちのねぐらに病気のオオカミがウンコをした場合、そのウンコを寄生虫が孵化しないフレッシュな間に食べることで掃除して、外敵に見つからないように守って来たと考えられています。これが犬にも受け継がれているというのが、研究者たちがたどりついた新しい説。

ペンシルベニア大学のJames Serpell教授は、「この説は筋は通っているけれど、食に貪欲な犬に関しては、もっと食べ物に関するモチベーションが関わっているのではないか」とワシントンポスト紙に語っています。その根拠として、こちらの研究で開発途上国では犬は人間のウンコを食べて栄養を補充していることをあげています。「現代の飼い犬や飼い猫の食事は脂肪分やタンパク質が豊富で全てが消化されず、ウンコに含まれて出てくるため、第二の栄養分として魅力があるのではないか」とSerpell教授は話しています。

確かにどちらも面白い説ではあると思いますが、なんだかまだ腑に落ちない感じありますよね。食糞の謎を解き明かすのは意外と難しいようです。もちろん理由は犬によって違ってくるかもしれないですし、ウンコを食べたい気持ちには理由があったりなかったりするでしょう。また、今回の調査では飼い主が自分の犬が「食に貪欲」と表現している自己申告に頼らなくてはいけなかったという点も、まだまだ客観的な研究や調査が必要な部分かもしれません。

まだハッキリとした理由はわからないままですが、犬がウンコを食べることが結構普通であることにはホッとした飼い主さんもいるのではないでしょうか。自分の犬はおかしいんじゃなのかなんて思っていた方も、心配が1つ減りましたね。とはいえ、犬にウンコを食べさせないようにするにはウンコをちゃんと拾うこと、そして散歩の時はリードをつけてしっかり見ながら歩くことが大切です。



Image: Shutterstock
Source: Veterinary Medicine and Science

George Dvorsky - Gizmodo US[原文]
(岩田リョウコ)

SCIENCEサイエンス動物大学研究


posted by しっぽ@にゅうす at 05:18 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットのインコが「アロマ」で急死... 注意喚起ツイートに反響、獣医も危険性を指摘

Yahoo! JAPAN


「原因は、アロマディフューザー(発生器)でした」――。ペットのインコが急死したという女性が、愛鳥の死因についてツイッターでこう報告した。自宅でアロマを焚き始めてから1週間後に、インコの体調が急変したのだという。

 実際、今回のようなケースについて、鳥類専門の動物病院「小鳥のセンター病院」(埼玉県川口市)の池谷(いけや)真樹院長はJ-CASTニュースの取材に対し、「鳥によって個体差はありますが、アロマを焚くことで中毒死や呼吸不全を起こす恐れはあります」と指摘する。

■「信じられませんでした」

 女性が愛鳥の死を報告したのは2018年1月26日のこと。「私の最愛の娘(オカメインコ)が昨夜亡くなりました」と切り出し、「原因は、アロマディフューザーでした。気が付きませんでした。ショックです」と報告した。続くツイートでは、

  「(インコを)飼うにあたり、神経質に調べたつもりでしたが、アロマは分かりませんでした(略)拡散して頂く事で、2度と同じ不幸が繰り返されませんよう祈るばかりです」

との思いをつづっている。

 女性の投稿は29日夕までに2万回以上リツイートされ、リプライ(返信)欄には「アロマが毒なんて...。知りませんでした」「知らなかった...ずっとアロマ使ってました」といった驚きの声が相次いで寄せられている。

 この女性は29日のJ-CASTニュースの取材に応じ、急死したオカメインコは17年8月に生まれたばかりの幼鳥だと説明。その上で、一連の経緯について、ツイッターを通じて次のように回答した。

 まず、女性がアロマディフューザーを購入したのは1月17日。その日から、インコを飼っているリビングでアロマを焚き始めた。女性が寝るとき以外はほぼ一日中、スイッチをオンにしていたという。

 アロマを焚き始めてから1週間後の24日、インコの体調が急変した。どんどん動きが鈍くなり、食事もあまりとらなくなった。女性は25日に動物病院に連れて行ったが、風邪ではないかと診断され、ただ安静にさせるようにとの指示を受けたという。

 しかし、インコはその日の夕方に死んでしまった。当時の状況について女性は「小さな声を上げて落鳥しました。信じられませんでした」と短く振り返った。

獣医「使用は避けるように勧めています」
 その後、女性が愛鳥の死因について考えたところ、心当たりがあったのはアロマディフューザーを使い始めたことだけだった。そこで改めて調べたところ、アロマが小鳥にとって有害な可能性があるとの情報を知ったという。

 この女性によれば、購入したディフューザーとアロマオイルの説明書には、ペットに害を及ぼす可能性があることについての言及はなかった。そのため、注意喚起の意味も込めてツイッターで愛鳥の死について報告したという。

 愛鳥の急死について女性は取材の中で、「悔やんでも悔やみ切れません」とコメント。その上で、

  「私は愚かですが、同じような事故が起きませんように、あの子の死が無駄にならないことを祈るばかりです」

と訴えた。

 実際、アロマを焚いたによる小鳥の事故はよくあるものなのか。「小鳥のセンター病院」の池谷院長は29日の取材に対し、「頻繁に聞く事故ではありません」としつつも、

  「鳥を飼っているお客様から相談を受けた場合は、アロマディフューザーなどの使用は避けるように勧めています」

と話す。その理由について池谷院長は「鳥によって個体差があり、一概には言えないのですが」と前置きした上で、「アロマを焚くことで中毒死や呼吸不全などを起こす恐れはあります」と指摘する。

 具体的には、(1)アロマオイルの成分そのものにより中毒を起こす恐れ(2)ディフューザー自体が汚い場合、カビなどを部屋中に撒いてしまうケースがあり、肺炎などを起こす恐れ(3)臭いが体質と合わない場合、呼吸器不全を起こす恐れ――の3つの危険性が考えられるとした。


posted by しっぽ@にゅうす at 05:18 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奈良市 殺処分ゼロ目指し 保護されたネコの譲渡会

Yahoo! JAPAN


犬や猫の「殺処分ゼロ」を目指す奈良市はきょう、保健所に収容している猫の新しい飼い主を探す譲渡会を開催しました。

奈良市は、飼い主が飼えなくなったり、捨て猫になるなどして、保健所で保護した猫の新しい飼い主探しを進めていて、きょう、来場者が実際に猫に触れることができる譲渡会を開催しました。来場者は、「飼うなら、飼い主を待っている子たちを引き取って飼いたいと思って来ました」と話していました。奈良市は、譲渡希望者が猫を飼育できる環境かどうか保健所で調査した上で、後日、譲り渡すことにしています。

朝日放送

posted by しっぽ@にゅうす at 05:16 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月30日

犬のために行動したい!そんな時のちょっとしたコツ

ネタりか


犬や猫を取り巻く環境を良くしたい、その思いを伝える方法
たくさんの犬と猫

パピーミルと呼ばれる繁殖施設の劣悪な環境、ペット動物の流通の際の子犬や子猫への負担、愛護センターなどの殺処分の問題など、犬や猫を愛する人が心を痛める問題はたくさんあります。
そして自分にも何かできることはないか?少しでも役に立ちたいと思っている方もたくさんいます。
けれどもこのような大きな問題は条例や規制を変える、つまり行政の力がなくては解決できません。
SNSやブログなどで世論に訴えるというのもひとつの手ですが、この場合は情報は広く薄く発信されることになります。
そこで、例えば地元の議員事務所、新聞社や雑誌社に手紙やEメールを出すと、影響力の大きい所に直接働きかけることができます。

アメリカの大きな保護団体が「議員や新聞社に訴える手紙の書き方のヒント」を団体のサイトに掲載しています。
気をつける点などは日本の場合も同じなので、ちょっと目を通してみてください。

議員や市長、新聞社に訴えてみよう。その時の注意点は?
お問い合わせをする人

地元の議員や市長に手紙を書くなんて敷居が高い!と思われるかもしれませんが、彼らの多くは有権者の声を聞くことに積極的です。
最近は議員や自治体の長のフェイスブックやツイッターのアカウントが設定されていたり、事務所のサイトにメールの送信フォームが付いていることも多いので、思っているよりも気軽に問い合わせができます。
新聞社などもSNSやメールフォームからの問い合わせができます。
とは言え、相手は忙しく多くの意見や陳情が届いているはずですので、次のようなことに注意してまとめるのが有効です。

✔文章全体の最初の2〜3のセンテンスに要点をまとめる
✔テーマはひとつに絞り、全体で400字程度の短い文章にする
✔最初から最後まで礼儀正しい言葉で書く
✔特定の条例や法案についての意見を書く時は、法令の名称を明記する
✔自分の連絡先を明記する
✔最後は、意見について耳を傾けてくれたことについてお礼を述べる
✔誤字脱字がないかの最終チェック

例えば、こんな感じで書いてみる
手紙

手紙やメールに書くテーマの例をあげてみましょう。

「犬や猫の繁殖施設には、管理がずさんで動物の扱いが非人道的な所が多くあります。
条例で動物の扱いや繁殖数を規制する必要があると思われ、ご一考いただきたいと存じます。」

「私の住む地域では年間に○○匹の犬や猫が殺処分されていると発表されています。それなのにペット産業の繁殖施設が規制を受けずに動物を送り出しています。行政が規制するべきところがないがしろな状態で、殺処分に税金が使われることに疑問を感じます。」

このような文章の後に、実際の統計や、信頼できるソースの情報を付け加えるとさらに効果的です。

電話での問い合わせは厳禁!
電話でのお問い合わせは厳禁

議員事務所や新聞社などに声を届けたいと言っても、直接電話をかけることは厳禁です。
通常の業務の邪魔になってしまいますし、電話では後でじっくりと見返すということもできません。
中でも自治体の愛護センターに電話をかけるというのは、最もやってはいけない行動です。愛護センターの職員さんは自治体の規定に従って働いている人々です。電話をかけることは迷惑になるだけでなく、肝心の動物たちの世話に支障が出てしまいます。
自治体の愛護センターについて改善を求める場合は、正規の方法で市区町村長への訴えかけをしましょう。

まとめ
ソファに乗っている柴犬とコミュニケーションを取る赤ちゃん

犬や猫を取り巻く環境を良くしたいと考える時、行政やマスコミに訴えかけるのは良い方法のひとつです。
ただし、多くの声が届く中で良い印象に残るためには気をつける点があります。
自分が正しいと考えることを訴える時、人は誰しもついつい熱くなってしまうものです。
けれども意見を受け止める方の立場で考えれば、短く要領よく礼儀正しく書かれたものの方が印象に残り、力になりたいと思わせるのではないでしょうか。
「動物のために何か行動を起こしたい」と思っている方に、参考になれば幸いです。

《参考》
https://bestfriends.org/resources/end-puppy-mills-write-letter-legislators-and-newspapers



posted by しっぽ@にゅうす at 07:51 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛犬と暮らす家族が要介護になったら犬はどうなるか

Yahoo! JAPAN


認知症と診断された母(83才)が乗り越えなければならなかった大きな壁の1つが、愛犬“モモちゃん”との別れだ、とN記者(54才)は語る。その後の生活を考え、母も納得した上での苦渋の選択ではあったが、家族としても今なお、ズキンと心が痛むという。

 * * *
「もう、モモちゃんをお店に返そうかしら…」

 父が逝って約1年後の2014年、母(当時79才)の混乱はピークに達していた。

 部屋はゴミ屋敷寸前。愛犬モモが遊んで物は散乱し、尿がにおう。それでも毎日の散歩は欠かさず、界隈で“モモちゃんのおばさん”と呼ばれると、うれしそうだった。

 モモとの出会いはこの3年前。両親の買い物につきあって行ったホームセンター内のペットショップに、生後1か月のマルチーズがいた。愛想なく眠気まなこの子犬に目を留めたのは母。長い団地住まいでペットは飼えなかったが、昔はよく見かけた野良犬に好かれ、自分は犬と心が通じ合うのだとよく言っていた。そういえば母は戌年生まれだ。

「この子を飼いたいわ」と母が言うと、父は即、賛同。このとき一瞬、不安がよぎった。

 当時、まだ確信はなかったが、両親はたぶん認知症だ。犬など飼って、果たしてこの先、面倒が見られるのか…。が、ウキウキと幸せそうな両親の姿に、その不安もまた、一瞬で掻き消された。

 “モモ”と名づけられ、家族に加わった。父はカメラで成長を追い、母はかいがいしく世話を焼いた。一緒に旅行もし、犬が楽しそうな表情をするのも初めて見た。離れて暮らす私にとってもモモは家族同然となり、だーい好きだった。

 だが、不安は現実となった。「モモを手放す」と母が言い出したのは意外だった。健脚とはいえ、元気な子犬の散歩はきつかったのか、混乱したときにまとわりつかれるのが煩わしかったのか。

 ともかく店に返すわけにはいかない。私の家でも飼えない。当時探していた母の新居に連れて行けば母の生活は犬に縛られ、トラブルは必至。始末はすべて私の責任となり、きっと寛容ではいられない。母を最期まで支えるため、これ以上楽観はできなかった。

友人にも依頼しつつ、インターネットで里親探しを始めた。高齢者が飼えなくなったペット悲話が溢れ、後ろめたさに胸が締めつけられた。最初の里親候補一家とのお見合いには、母も同行した。母はよそいきのブラウスとネックレスで着飾っていた。

 「モモちゃんはとてもいい子なんです。よろしくお願いいたします」と、仰々しく挨拶。「わかっているんだ…」と、安堵と悲しみが胸を衝いた。

 2週間ほどお試しでお見合い先に預けてみたが、先住犬と相性が悪く失敗。その後何組かとやりとりし、これはと思う家族に再見合い先を決めた。「決まる」と直感したため、母を連れていくのをやめた。

 話だけはしたが、母は言葉少なに無関心を装った。あるいはボケたふりだったか。直感通り、お見合いは成功。先方にもマルチーズがいて飼育歴10年のベテラン。私と同年代の夫妻で安心した。あれから3年、記憶障害もさらに進行中の母だが、今も会うたび私にこう聞く。

「ところで、モモちゃんはどこに行ったんだっけ?」

※女性セブン2018年2月8日号

posted by しっぽ@にゅうす at 07:50 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする