動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年01月08日

青森県内 猫の殺処分数が一転増加/望まぬ繁殖で引き取り

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2017年度の県内の猫の殺処分数が11月末時点で529匹となり、16年度の同時期を144匹上回ったことが、県動物愛護センター(三橋一史所長)のまとめで分かった。同センターは、放し飼いや野良猫へのえさやりによる繁殖などで引き取り数が増えたとみており、猫の飼育方法を普及させる「ふれあいねこルーム」を昨年末に開設するなど、殺処分減少に取り組んでいる。

 青森県の犬と猫の殺処分数は、同センターなどの啓発活動が奏功したこともあり減少傾向にあった。犬と猫合計の殺処分数は3409匹だった11年度をピークに、16年度は733匹まで減っていた。

 一方、近年の猫人気で猫の飼育数が全国的に急増。正しい飼育方法を理解せずに猫を飼ったことで望まない繁殖が増え、17年度のセンターの引き取りも増加したと考えられるという。

 16年度に県内で殺処分された猫のうち、約6割は子猫だった。同センターの担当者は、不妊・去勢手術や室内飼育の徹底などを呼び掛けており「猫の繁殖期は2月から始まり、出産の春ごろに引き取り相談が増える。繁殖期前の今、正しい飼育方法を身に付けてほしい」と話す。

 「ふれあいねこルーム」では猫と触れ合えるほか、センター職員への飼育相談もできる。1月は毎週日曜と8、10、11、13日に開く。入場無料。時間などの問い合わせは同センター(電話017-726-6100)へ。

東奥日報社


posted by しっぽ@にゅうす at 08:05 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬猫の「多頭飼育崩壊」、神奈川県内で相次ぐ 経済的、高齢化、複雑な背景

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 飼い主が犬や猫の不妊去勢手術をせず、頭数が増えすぎて管理しきれなくなる「多頭飼育崩壊」が県内で相次いでいる。正しい飼い方や管理方法などに関する飼い主の知識不足だけでなく、経済的理由や高齢化など複雑な背景が絡むケースもあり、幅広い分野の連携が求められている。

 「シェルターは満杯。こんなに『崩壊』が重なることは今までにない」。昨年12月中旬に県動物保護センター(平塚市)で猫の譲渡会を緊急開催した猫保護団体「たんぽぽの里」(相模原市中央区)代表の石丸雅代さん(52)がため息をつく。

 同団体は昨年9月から12月中旬にかけ、相模原や大和など県内6カ所(計150匹)の崩壊現場に関わり、うち59匹を引き取った。飼い主が繁殖制限を行わない間に手に負えないほど増えたケースがほとんどで、劣悪な環境下による衰弱や病気で医療的な処置が必要な猫も少なくなかったという。

 県が2016年度に「崩壊」として把握し、同センターで引き取ったのは犬が1件17匹、猫が4件計125匹。猫は飼い主からセンターに持ち込まれた全162匹の8割近くを占め、行き場のないペットが一度に多数発生する「崩壊」がセンターの収容数を押し上げている格好だ。

 「非常に大きな問題だ」。黒岩祐治知事は昨年12月、多頭飼育を届け出制にする考えを表明した。飼い主にモラルを求める従来の啓発から一歩踏み込み、届け出義務化により、実態把握や飼い主への指導で崩壊を防ぐ狙いだ。

 悪臭など近隣への影響も大きい多頭飼育崩壊は近年社会問題化。崩壊事例は全国各地で表面化しており、環境省は18年度から自治体向けの対応ガイドラインの作成に取り組む。特に飼い主に対するケアの視点を盛り込むことを想定し、動物愛護部署と福祉部署の連携策などを示す見通しだ。実際、たんぽぽの里が関わったケースでも背景に飼い主の生活困窮や高齢化、介護疲れなどが見られ、石丸さんも「動物愛護ボランティア主体では対応しきれない」と訴える。

 県は今後、届け出の具体的頭数や罰則も含めて検討し、県動物愛護管理条例を改正する。知事は「市町村やボランティア、県獣医師会などと情報を共有し、しっかりとした連携体制を構築する」としている。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:02 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京都が犬猫譲渡情報サイト開設 「殺処分ゼロ」めざしアクセルふかす

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ペットフード協会の調べによると、2017年10月現在で全国20〜70代による犬の飼育数は892万匹、猫は952万6000匹となり、今年初めて猫が犬の数を上回った。日本では長い間、ペットとして人気を保っている動物だ。

 一方で、今も多くの犬や猫が自治体に引き取られ、「殺処分」されている。東京都ではこうした状況に歯止めをかけるため、施設に引き取られた犬猫をウェブサイトで紹介し、飼い主を探す取り組みを始めた。

■ボランティア団体の「譲渡会」を1ページにまとめ

 環境省動物愛護管理室によると、2016年に殺処分となった犬と猫の数は5万5998匹。10年前と比べると6分の1ほどに減ったが、それでも6万匹近くが犠牲となっている。逆に返還・譲渡率は50.4%となり、記録が公開されている1974年以降で最も高い数字となった。これは望ましい傾向といえよう。

 譲渡とは、新たな飼い主が、各地の動物愛護センターやボランティア団体が保護している動物を譲り受けること。同センターでは定期的に「譲渡会」を開催している。各自治体のウェブサイトでは、こうした情報を掲載しているケースが多く見受けられる。

 東京都動物愛護相談センターが17年11月22日に開設した「ワンニャンとうきょう」では、動物の譲渡の流れから犬猫と一緒に暮らすためのポイントのほか、ボランティア団体の譲渡会情報をまとめて閲覧できる。10月末時点で東京都に登録されているのは49団体で、それぞれが開催する譲渡会の日程や場所、連絡先の情報が1ページにまとまっており探しやすい。都動物愛護相談センターの情報も別途掲載されている。

 飼い主による飼育体験談も紹介されていて、参考になる。一方で譲渡を受けるための条件として、「飼うことを家族全員が賛成している方」「最期まで責任を持って飼い続けることができる方」「動物に不妊去勢手術による繁殖制限措置を確実に実施できる方」など9項目を挙げている。譲渡事前講習会の受講も課している。安易な気持ちではなく、きちんと世話ができる人を探しているのだ。

2019年度までに「殺処分ゼロ」掲げる
 「ワンニャンとうきょう」では、譲渡可能な犬猫を写真付きで紹介している。名前や現在管理している場所も分かる。12月28日時点で犬は1匹、猫は掲載情報がなかった。

 東京都の小池百合子知事は、2019年度までに犬猫の殺処分ゼロを掲げている。16年度は犬の処分数でゼロを達成したが、猫は94匹いた。「ワンニャンとうきょう」のような取り組みで、殺処分ゼロへの動きを加速したいところだ。

posted by しっぽ@にゅうす at 07:52 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

災害救助犬:原点は「人が大好き」 命の現場で共に成長

niftyニュース


人が好き−−。「それが災害救助犬の大前提だ」と、NPO法人救助犬訓練士協会(神奈川県藤沢市)の村瀬英博理事長(64)は言う。人の1億倍ともいわれる嗅覚を持ち、地震や水害、雪崩など災害が発生すると行方不明者の捜索に活躍する。人がいると信じ、危ない場所でも入っていく。時には一緒に遊んでほしくて、時にはハンドラー(指導手)に喜んでほしくて。人が大好きだから、一生懸命捜すのだという。それが「災害救助犬」だ。

 静かに、機敏に、走り回る。昨年12月、災害救助犬のオーラ(ホワイトシェパード、雄5歳)が、がれきの山を模した訓練場で隠れた職員を捜していた。2年前に救助犬の試験に合格し、これまで2度、山で遭難した人の発見に貢献している。

 数十秒周囲を行き来すると、がれきのすき間に潜り込む。その下に鼻を突っ込んでにおいをかぐと、初めて「ワンワン!」と大きくほえた。ハンドラーで娘の村瀬涼子さん(33)が駆けつけ、すき間の中の板をどけると職員の姿が。涼子さんになでられ、オーラはぶんぶんとしっぽを振る。涼子さんは「オーラは人が大好き。見つけた人と一緒に遊んでほしくて、私と一緒に捜すのが楽しくて、頑張ってくれる」とほほ笑む。

 同協会は1999年、警察犬の訓練所を運営していた村瀬理事長が、災害救助犬の育成を目的に設立した。小さい頃から動物が大好きで、高校生の頃にはアルバイトでお金をため、5匹ほどの犬を自分で育てていたという。95年、阪神大震災で初めて災害救助犬の存在を知り、魅せられた。「通常は教わった通りにやるのが大切だけど、救助犬は自分で考え捜索する。どこまで近づくかも、救助犬の判断。こんなにおもしろい訓練はない」

 訓練では、まず、人のにおいを感じたらほえるよう教える。警察犬などと違って、特定のにおいを覚えさせることはせず、とにかく隠れた人を捜す練習をする。たとえ意識不明でもかすかな生体反応に気付くという。人が踏み込めないがれきの山やくぼみなどにも進めるよう訓練を重ねる。水中や山岳遭難を想定した訓練も行う。

 初出動は、99年の台湾大地震だった。ただただ人を助けたいという思いで台湾当局に掛け合い、発生2日後に現地へ飛んだ。生存者発見には至らなかったが、「本当の現場を知った経験は大きかった」。生存者を見つけられない日々の中で救助犬のモチベーションを保つ方法や、実際の震災現場を模した訓練場の作り方など、海外のハンドラーたちの助言が今につながった。

 2011年の東日本大震災では、災害現場の危険性を思い知った。発生翌日から、壊滅的な被害を受けた宮城県の閖上地区や荒浜地区に入った。ある時、捜索中に津波警報が鳴ったが、がれきの中を進みすぎていたため引き返せなかった。残っていた鉄筋コンクリートの建物に避難し無事だったが、「現場は死と隣り合わせだと再確認した」という。

 数多くの現場を経験し、災害救助犬の派遣システム作りに取り組んでいる。国内には災害救助犬を育成・派遣する組織が約80団体あるというが、救助犬訓練士協会のように国際救助犬連盟(IRO)のテストを認定基準にするなど、災害救助犬に基準を設けているのは約10団体。現場にはさまざまなレベルの災害救助犬があふれ、混乱して力を発揮できないこともあるという。

 村瀬理事長は「災害救助犬が増えること自体は良いこと。世界的に見ても、まだまだ足りない」と強調する。だからこそ、しっかり基準を設け安全性を確保して他団体と協力したいという。「犬たちの能力を最大限発揮し、1人でも命を救う。そんな仕事にプライドを持っているから、これからも頑張りたい」という。【国本愛】


posted by しっぽ@にゅうす at 07:33 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物看護師 命を守る即戦力に 認定制度で技術向上

上毛新聞

「ピッピッピッ」「スー、スー、スー」。手術室に心電図と犬の呼吸のモニター音が響く―。昨年12月下旬、群馬動物専門学校(前橋市)の実習として、同校敷地内にある群馬夜間救急動物病院でトイプードルの避妊手術が行われた。生徒は手術台の上に横たわる犬の呼吸や表情に気を配りながら、桑原保光院長(62)の指示でメスを渡したり、全身麻酔や止血などを手伝った。


◎ペットショップ、ペットホテルなどでも活動

 家族同然に犬と接する人は少なくない。かけがえのない“家族”の命を守る職業の一つが「動物看護師」で、獣医師の診察や手術を補助するほか、血液検査、入院時の食事・健康管理と業務は多岐にわたる。飼い主の精神的ケアも重要な役割。豊富な知識が生かせる職場は動物病院をはじめ、ペットショップ、ペットホテルなど幅広い。

 ただ、職務規定の法整備が追い付いておらず、民間資格にとどまっていることが課題とされる。動物看護師の地位向上などを目的に、獣医師らで組織する一般財団法人「動物看護師統一認定機構」(東京都)は2012年度から統一試験を実施。合格者を「認定動物看護師」とする制度で、2万人近い登録者がいる。受験には機構指定の大学や専門学校で必要なカリキュラムを修了する必要がある。

 群馬動物専門学校も機構指定の養成校。動物看護師コースは獣医師らの指導により、医療やしつけなどを学ぶ。実習では、同校と提携する「世界の名犬牧場」(同市)から犬を提供してもらい、群馬夜間救急動物病院の設備を使う。

 昨年末の実習で、桑原院長は手術の手順や状況を説明し、縫合方法も丁寧に教えた。生徒が補助作業をしながら行方を見守る中、約30分で終了した。

 「現場で即戦力として活躍できる看護師を育て上げるのが使命」と話す桑原院長。生徒には、手術の現場を体験する実習を通じて仕事の重要性を改めて考え、知識と技術を高めてほしいと願う。「看護師のレベルが上がれば、救命率は上がる」と力を込める。

 愛犬が体調を崩した際、動物病院で親身に相談に乗ってもらったことが、動物看護師を目指すきっかけになったという同校2年の小野里菜々さん(20)。県内の動物病院への就職が決まっており、「飼い主の不安を取り除けるような看護師になりたい」と口元を引き締めた。



posted by しっぽ@にゅうす at 07:32 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする