動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年05月02日

【世界から】豪、ペットショップから子犬たちが消える

47NEWS



コアラやカンガルーをはじめ固有種の動物が多いことで知られるオーストラリアは、実はペット大国でもある。何しろ、人口よりもペットの数が多く3軒に2軒の家庭がペットとともに暮らしているというのだから。シドニーに次ぐ第2の都市メルボルンを州都とするビクトリア州では州法改正に伴い、今年7月1日以降はペットショップで犬や猫を販売することが原則として禁止されることになった。例外は、シェルターなどの動物保護施設から引き取られた生後6カ月以上の保護犬や同8週以上の保護猫だ。

 この日を境に、州内のペットショップから月齢の若い子犬の姿が消えるわけだ。知り合いから譲り受ける場合は別として、生後6カ月未満の子犬が欲しければ、ペットショップではなく動物保護施設を自ら訪れるか、ブリーダーに直接連絡をするかの2択、自分が最初の飼い主になりたければ、ブリーダーから購入するしかなくなる。

▽生体販売を巡る動き

 どのような環境で誰によって成育されたか分からない生きた動物をペットショップのショーケースに展示し商品として販売する、いわゆる「生体販売」に対する疑問や反発の声は、年々高まっている。先進国を中心に、生体販売を条例等で禁止する自治体も少しずつ増えている。

 だが、国や州レベルで法規制するというのはまだまだ珍しい。アメリカではカリフォルニア州が州として初めて犬や猫などの生体販売禁止を法制化。2019年1月からの施行が決まっている。

 オーストラリアでも、州としての法制化はビクトリア州が初めて。ただし、わたしの住むニューサウスウェールズ州でも、生体販売を行わないペットショップの方がはるかに多く、店頭で子犬や子猫を見かけることはあまりない。

▽法改正が目指すもの

 今回の法改正は、14年の州議会選挙で政権を奪還した現アンドリューズ州首相率いる労働党が野党時代に掲げた公約を数年がかりで実現したもの。ペットショップに対する規制にスポットライトがあたりがちだが、ブリーダーに関しても保有できる母犬の数に上限が設けられるなどといった新たな規制の導入が予定されている。目的は、劣悪な環境で繁殖を行う「パピーファーム」と呼ばれる利益最優先の悪質な子犬繁殖場の撲滅だ。

 動物愛護団体は、今回の州法改正によって創設される新たな登録制度「ペット・エクスチェンジ・レジスター」を高く評価する。これまでもブリーダー業は所在地の役所に届け出る必要があり、州内に79ある自治体がそれぞれ管理してきた。今後構築される州全体の包括的なシステムでは、「誰が繁殖し、どこから来たのか」が分かる「ソース番号」を登録者に発行することにより、トレーサビリティー(生産流通履歴)を確保する狙いがある。

 新制度の登録対象者には、「バックヤードブリーダー」も含まれる。これは、自宅の裏庭などで生まれた犬や猫を販売する個人のことだ。19年7月からは、犬や猫の譲渡広告にはたとえ無料であっても、ソース番号と個体を識別するマイクロチップ番号を明記しなくてはいけなくなる。

▽ペットの入手経路

 動物用医薬品の業界団体「Animal Medicines Australia」が実施した16年の調査によると、ペットショップで動物を買う人はもはや少数派だ。犬の入手経路は、「ブリーダー」がトップで36%(前回調査比6ポイント増)、続いて「友人・隣人」が17%(同3ポイント減)、「シェルター」が16%(同1ポイント増)、「ペットショップ」が14%(同2ポイント減)となっている。猫の入手経路は「シェルター」が最も多い25%(同3ポイント増)で、「ペットショップ」は10%(増減なし)に過ぎない。

 ペットショップの中には、法律を先取りする形で動物保護団体と連携しているところもある。例えば、全国におよそ170店舗を展開する「ペットバーン」は、商業目的で繁殖された犬や猫、ウサギなどの販売を一切行わない代わりに、捨てられたり、迷子になったりして保護された動物の譲渡センターを115店舗に常設。ペットバーン経由で引き取られた保護動物は、これまでに3万匹を超えるという。より身近な場所でより多くの人の目に触れることは、新しい飼い主が見つかるチャンスの広がりにつながっている。

▽命を引き受けること

 実はわが家にも半年前に生後10週の子犬がやってきた。やんちゃ盛りでエネルギッシュな愛犬との暮らしは喜びに満ちているが、人間社会のルールを一つ一つ教えながら、健康でハッピーな犬に育てることは、つくづく大変なことだと実感している。小さな命と向き合う日々には、「かわいい」だけではすまない現実がある。ペットを飼うことは、その命を丸ごと引き受けることにほかならない。

 一般的にブリーダーや動物保護施設から動物を譲り受ける手続きには、時間も手間もかかる。「ほしい」「はい、どうぞ」とならないのは、自分たちの手を離れていく動物の幸せを、心ある関係者が切に願っているからだ。種類による特性や個々の気質に加え、性格や健康状態などが、譲渡先の家族構成や住環境、生活スタイルなどに合うかどうか確認し、ライフステージが変わった後も最期まで飼い続ける覚悟が必要なことを未来の飼い主に理解してもらうのは、譲り渡す側の使命。保護動物の譲渡窓口の役割を担うことになるペットショップも、その大切な任務を真摯(しんし)に務めていきますように…。(シドニー在住ジャーナリスト、南田登喜子=共同通信特約)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:13 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬猫の殺処分ゼロ、神奈川・平塚の保護センター

日本経済新聞



神奈川県は、2017年度に県動物保護センター(平塚市)で保護した犬と猫の殺処分がゼロだったと発表した。犬は5年間、猫は4年間連続でゼロが続く。ただ多くをボランティアの引き取りに頼っているのが現状で、県は新たに基金を創設し支援を充実させる。

 17年度に横浜、川崎、横須賀の3市を除く県内全域で同センターが保護した犬猫は計918匹に上った。犬が422匹、猫が496匹だった。17年度末までに犬猫合わせて636匹をボランティアが引き取っている。

 同センターは保護した犬猫の譲渡会を定期的に開いているが、最近はボランティアが自主的に開く譲渡会も増えているという。県は4月に「かながわペットのいのち基金」を創設。保護した犬猫のけがや病気の治療に充て、ボランティアが引き取りやすくする。5日には県庁で県主催の譲渡会も開き、引き取り数を増やしていく。



posted by しっぽ@にゅうす at 07:10 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春夏シーズン到来!愛犬と車でお出かけする時の必須アイテム10選

ネタりか



愛犬との春夏のお出かけに向けて!必須アイテム10選
お花畑を走る犬

お出かけの準備の時に、ぜひ活用していただきたいアイテムリストです。しっかり備えて、安全に楽しく春夏の行楽を楽しんでください。

✔@水
✔Aビニール袋(大中小)、ジップロック
✔B救急箱(犬用)
✔C予備リード
✔Dタオル(大中小)、トイレシート、キッチンペーパー
✔Eボディケアセット
✔Fマナーベルト、オムツ
✔G証明書一式
✔Hお出かけ先の病院リスト
✔I冷却グッズ

@【水】現地調達が意外と難しい!多めに持っていこう
水を飲む犬

水は春夏のお出かけには特に、無くてはならない必須アイテムです。高速のサービスエリアやコンビニで水は調達できると、準備しない飼い主さんが多いのですが、実はまとまった量の水を調達するのは難しいのです。

✔500mlペットボトル
✔ウォータータンクやサーバー
✔非常用給水袋 など

持ち運びサイズの水は、排泄後の洗い流しにお散歩バッグへ入れておくと便利です。土の上、ドッグラン内のトイレスペースなどであっても排泄後は水で流すのがマナーです。

長距離のお出かけや、車の移動、外出先での食事で突然「下痢」をしてしまうワンちゃんが多くいます。ゆるい便は取りづらく、また、望ましくない場所で下痢をしてしまった時など、車にタンクなどで水を常備しておくと、掃除はもちろんですが、桶やバケツを併せて持っていれば、愛犬の体の汚れも流せます。

非常用給水袋は、たくさんの水を便利に持ち運ぶことができます。万が一、熱中症の症状が出てしまったら直接愛犬の体に水をかけるのに便利です。お水を確保できる容器を持っていくだけでも、いざという時便利です。

A【ビニール袋(大・中・小)、ジップロック】持ってくればよかった!と出先で思うアイテム
犬とのお出かけにも便利なビニール袋

ウンチ袋の他に、ごみ袋大、スパーの袋、スーパーの小袋、などサイズ違いで揃えて数枚ずつ持っていくと便利です。

ゴミを入れるのはもちろんですが、水遊びをした後のタオルを入れて持ち帰ったり、水を汲む容器が無い時でも代用できます。暑くなった日は、冷たい水を袋に入れて愛犬の体を冷やすこともできます。

匂いも閉じ込めてくれる密封袋は便利です。ジップロックはウンチを持ち運ぶ時に便利です。しっかりと密封しておけば車の中に持ち込んでも、社内が便臭に包まれません。ご飯やおやつの持ち運びにも便利なのでお薦めです。

B【犬用救急箱】必ず1セット愛犬用の救急箱を持ちましょう。
犬と救急ポーチ

犬用救急箱に入れたいもの
✔ピンセット
✔パウダースプレータイプ消毒
✔食塩
✔くっつく包帯やガーゼなど
✔整腸剤、胃薬
✔フロントラインスプレー

ピンセット

トゲなどが肉球に刺さってしまった時、寄生虫が体についているのを発見した時、ピンセットは何かと便利です(皮膚に噛みついているダニや寄生虫を指で取るのは大変危険です)。

ピンセットで寄生虫の口先が残らないよう、回しながらとります。動画などで寄生虫のとり方が紹介されていますので、一度見ておくと安心です。絶対に、寄生虫の体を引っ張ってつぶしてしまわないよう注意が必要です。

パウダースプレータイプ消毒

傷などの消毒には、液体タイプよりスプレーでパウダー状になる人間用の消毒がお薦めです。すぐに乾いて傷口を保護してくれるので、応急処置として最適です。

食塩

食塩は、万が一誤飲してしまった時の応急処置に使います(体重が3キロ未満の犬や10カ月未満の仔犬にはこの対処方法は危険です)。

小さじ半分、約3gを50mlのお水に溶かして飲ませます。

飲まない場合は3gの塩を直接犬の舌の上にのせて飲み込ませます。

すぐに、吐き戻しはじめます。

その場で分量をはかっている余裕はないので、あらかじめ「塩水」を用意していくと便利です。

これはあくまでも応急処置なので、飲み込んだものを吐き戻した場合でも、吐き戻さない場合でも、すぐに動物病院に連絡をして指示を仰いでください。

✔飲み込んだもの
✔飲み込んだ時間
✔吐き戻したか?戻さないか?
✔吐き戻した量
✔犬の様子

を伝えましょう。

タバコ、トイレシートなどは、誤飲してもお水をたくさん飲ませないで!

誤飲したからといって、たくさんのお水を飲ませると危険な状態を引き起こしかねません。タバコは水に浸ると有害物質が溶け出します。
トイレシートは水分を吸収し重たくなります。

くっつく包帯やガーゼなど

くっつく包帯やガーゼは傷口などを守るために使います。傷口を舐めてしまわないようにくっつく包帯はとても便利です。

整腸剤、胃薬

整腸剤と胃薬は病院から処方してもらい備えとして持っていきましょう。

フロントラインスプレー

春夏は寄生虫が活発に活動しています。月に一度の予防をしていても、毛の表面などに寄生虫がついて車や自宅に持ち帰ってしまうことがあります。山、森、林、草村、川など寄生虫が多く生息している所で遊んだあとは、フロントラインスプレーで予防するのもお薦めです。

C【予備リード】長さの調節や万が一への備えとして
犬のリード

リードは必ず予備を持っていきましょう。リードフックなどに係留する際や、車の中での係留、ロングリードとして着けているリードの長さの調整などに1本持っていると便利です。また、リードが切れてしまった時など万が一の備えとしても必ず持っていきましょう。

D【タオル(大・中・小)トイレシート、キッチンペーパー】タオルは万が一の時は担架にもなる
タオルで拭かれている犬

タオルは、愛犬の体を一周できる大きさのものを1枚必ず持っていきましょう。大型犬の救急搬送の時、大判のタオルが一枚あるだけで、少人数で素早く病院へ運べます。
また、足ふき、体拭きや雑巾の変わり、カフェマット、かけ布団など代用の幅広く便利です。

トイレシートや厚手のキッチンペーパーは、吸水性があるので、掃除、ふき取り、保護などちょっとした事に使えて便利です。またトイレシートは、車内の保護にも使え、厚手のキッチンペーパーは、水に濡らしても使えます。

E【ボディケアセット】周りへの配慮にもつながる
ブラッシング中の犬

カフェやホテル、人通りのある商業施設などに入る前には必ず愛犬の体をブラッシングし、抜け毛に注意しましょう。犬が苦手な人も利用しているかもしれないという、配慮をいつも忘れずに意識の高い飼い主さんになりましょう。

とくにホテルを利用する前には、建物に入る前にブラシ、足ふき、体拭きを済ませ、長毛種や抜け毛が多い場合には、洋服を着せるなど工夫しましょう。

F【マナーベルト、オムツ】必ず着用と言われる場所もある
おむつを履いている犬

カフェやホテル、商業施設を利用する際に【マナーベルト、オムツ】を必ず着用してください。と案内される場所も増えてきました。躾ができている、できていないにかかわらず、利用犬にはすべて着用が求められます。1セット持っていくと安心です。

G【証明書一式】お出かけセットに常備しよう
書類の上に乗っている犬

✔狂犬病予防接種証明書または猶予証明書
✔ワクチン接種証明書

ドッグランやホテルでは、証明書の提示を求められます。出先に持っていく場合にはコピーを持っていきましょう。また、動物病院などでは、外出用の証明書を1つにまとめて発行してくれる病院もあります。

H【お出かけ先の病院リスト】事前準備をしよう
診察中の犬

外出先の近く(車で1時間以内程度)で、救急対応、夜間対応がある動物病院をいくつかリストアップして持っていきましょう。いざという時、なかなか見つからず慌ててしまいます。休診日、休診時間、救急対応についてまとめたリストがあると便利です。

I【冷却グッズ】犬は暑がり!熱中症対策は忘れずに
笑顔を見せるミニチュアダックス

春夏のシーズンには、犬用の冷却グッズがたくさん売られます。熱中症の予防グッズは、必ず常備しましょう。

人間が感じるよりも犬は暑さを敏感に感じています。暑さよりも湿度に弱いのでジメジメしていると呼吸が荒くなります。また、春、夏の日差しは冷房が効いている社内でも、犬の体に直接あたって暑くなります。十分に注意してください。

愛犬の命を救う「迷子札」は絶対に忘れないで!
迷子になってしまった犬

お出かけに絶対に忘れてはいけない物。それは【迷子札】です!

✔愛犬の名前
✔飼い主の名前
✔緊急連絡先(2つ)

お出かけの便利グッズは、忘れたら他に代用があったり購入すれば良いことですが、迷子札は外出先の高速のサービスエリアなどでは売っていません。外出先で慌ててペットショップなどを探すことの無いよう家を出る時に、必ず愛犬の身につけましょう。

迷子札があれば、保護してくださった方が直ぐに飼い主さんへ連絡ができます。
迷子札があれば、保健所や警察に保護収容されても飼い主へ返還されます。

土地勘のない場所で、愛犬が迷子になってしまいどこを探して良いか分からない。愛犬もどこへ行っていいか分からない。そんな時に、迷子札を着けていたから無事に飼い主の元へ帰ることができたというケースがたくさんあります。

ぜひ、日頃から迷子札の着用を習慣にしましょう。

その他のお勧めアイテム5つ!これがあって便利でした♪
階段で舌を出すバーニーズマウンテンドッグ

愛犬と頻繁に旅行に出かけていると、これ!便利だったとお出かけアイテムが増えていきますのでご紹介します。※大型犬2頭との宿泊旅行で活躍しているアイテムです

@食器用洗剤とスポンジ
愛犬の食器を洗うのに、ホテルや公共の水道ではスポンジも洗剤もないので持っていると便利です。

Aカラビナ
登山グッズですがリードをかけるところがない時や、両手を使いたい時にリードを自分の体に繋ぐのに便利です。大型犬だと、設置されているリードフックに太いリードが入らない場合や、強度が心配なことがあります。そんな時カラビナを持っていると、重宝します。

Bクイックルワイパー
ホテルの部屋を出る時には、必ず抜け毛の掃除をしますが、クイックルワイパーは折りたためて持ち運ぶのに便利です。サッと床の毛をまとめて掃除するのに便利です。

C蚊よけスプレー
フィラリア予防をしていれば、あまり神経質にならなくても大丈夫ですがやはり気になるので、我が家ではいつも持っていくようにしています(人間も助かります)。ホテルについたら、壁などに蚊よけスプレーをします。

D魔法瓶や耐熱ボトル
出先で【お湯があったら!】と思うことがけっこうあります。高速のサービスエリアなどでは、無料でお湯をもらうことができるので1つもっているとお湯の調達ができて便利です。我が家では、耐熱タンブラーを用意しています。

まとめ
車から顔を出している犬

春夏のお出かけ、楽しく安全に過ごせるように、愛犬に必要な備えは十分にしてあげましょう。とくに気温に注意して、人間が心地よいと感じる気温でも犬は暑苦しい思いをしていることが多いのでよく観察してあげましょう。

愛犬の体の大きさや、頭数によって準備アイテムのサイズや量をアレンジしてぜひ、旅の準備に活用してください。








posted by しっぽ@にゅうす at 07:09 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬だって分かって欲しい!愛犬が飼い主を噛む時の7つの心理

ネタりか



犬のルーツを辿ればオオカミにたどり着くと言われているように、犬は群れの中で暮らす本能を持っています。犬の社会は、群れの中の他の仲間との関係性や上下関係に基づいているといわれています。

群れの中では、犬とオオカミの本能や社会システムが異なるため、愛犬が飼い主に対し、「自分の方が上だぞ!」と優位性を主張することは滅多にありません。人間と共存する愛犬の攻撃行動(唸る・歯を剥きだす・吠える・噛むなど)は、恐怖と嫌悪の心理を表すメカニズムがあるということです。

犬が噛む時、感情ではなく本能に基づいた行動をしている
飼い主に牙を剥く犬

犬が攻撃する多くの場合、飼い主の行動や環境に反応しているといいます。犬が問題行動を起こした時、飼い主の怒りに対して、犬が罪悪感を感じることはなく、単純に飼い主が「怒っている」と察知したことに反応しているのです。

犬が取る行動は、その直前に発生した環境や刺激に基づいています。感情ではなく本能に基づいた行動であることを理解しましょう。

1.人間に伝わらないことでイライラ・・・
男性の腕を噛むチワワ

犬の問題行動の中でも、「噛む」という行動は、事故につながる可能性が高く、飼い主として一番重大で深刻な問題ですよね。

大人になった犬が飼い主を噛むのは、犬の恐怖や嫌悪という心理が人間に伝わらず、「噛む」という行動に至るケースがほとんどだといいます。

2.犬が人間と目を合わせる心理
人間の鼻を噛む黒パグ

人間が犬を見て「友好的」に感じても、犬にとっては「敵意」とみなすことがあります。
お散歩の途中、見るからに犬好きな人が近寄ってきて、愛犬の顔を直視し「可愛いね〜」と頭を撫でることがあると思います。

目を合わせる行為は、人間にとっては相手に友好的な感情を示す場合が多いかもしれませんが、犬の場合は、敵意を持っている相手の目を見つめることがあります。

この時、犬の表情は険しくなり、鼻にシワを寄せたり歯を剥き出しにして唸り声をあげて威嚇しているはずです。

このような場合、人間に対して制御できない可能性があり、初対面の人や飼い主が鼻を噛まれることがあり得ます。愛犬の表情を良く観察して「敵意を表しているのか好意的なのか?」を察してあげましょう。

3.侵入者に対する縄張り意識と攻撃本能
2頭の犬

わが家はマンションでインターフォンがなると同時に愛犬が急に吠え捲るのですが、玄関に現れる宅配業者さんには特に警戒します。

これは自分のテリトリーを侵す存在に対して「吠える」という行動に出る犬の本能です。わが家には玄関ポーチがあるので、宅配業者さんに「噛む」という問題行動が起こらないように飼い主として「怪しい存在」ではないことを学習させています。

4.見知らぬ人や不侵入者に対する恐怖心
人間に敵意を示す犬

犬にとって見知らぬ存在や、不侵入者に対する恐怖から「噛む」という行動に至ることがあります。

例え人間が犬に対して好意的な気持ちがあっても、犬には恐怖心があり、相手に攻撃される前に「吠える」「噛む」など攻撃しようとする犬の本能なのです。

この本能が高く評価され、番犬や警察犬として活躍するジャーマン・シェパード・ドッグやコリー、ドーベルマンやボクサーなど大型犬のイメージが定着していますが、小型の室内犬でも、自分の群れを侵入する存在に対し、攻撃する本能を持っているのです。

5.自分の食べ物を守るための行動
餌を守る犬

愛犬が食べ残したフードボウルの回収や、放置したおやつに手を差し伸べた瞬間!・・・飼い主の手や指を「ガブリ!」と噛むことがありますよね。

わが家の後住犬は、自分のフードを完食後、まだ食べ終わっていない先住犬の餌を狙うことがあります。

こんな時、先住犬が自分の餌を守るために攻撃的になり、2頭で噛みあうほどの喧嘩になることも。

筆者が喧嘩を辞めるように2頭を引き離そうとしても犬が興奮をしている最中で、手を噛まれるということがありました。

これは群れの中で生活する犬が自分の食料を守る、という本能から来る衝動的行為なのです。

6.自分の所有物を守るための行動
おもちゃを守る犬

犬が自分のお気に入りのおもちゃや所有物を守るために攻撃的になることがあります。
わが家の愛犬のケースでは、首に巻いているバンダナが視覚に入り、必死に守ろうとお気に入りの場所(家具の下)に入り込み、覗き込むと「ウー!」と唸り声を発することがあります。

また、洗濯物のハンカチや靴下を咥えて家具の下に隠れたり、こたつの上の布巾を咥えて守ることも。

こんな時は、犬から無理にモノを奪おうとしても攻撃性がエスカレートするばかりで、噛むという行動に発展する恐れがあります。
犬が目の前の所有物に飽きるまで、放置しておきましょう。

7.人間の行為がしつこいと感じた時
歯ブラシを嫌がる犬

歯磨きを嫌がるワンちゃんに、強引に歯ブラシを口に入れようとしたり、歯磨きを習慣にしようと繰り返し試行錯誤を重ねることがありますね。

また、愛犬が愛しいあまりに、飼い主の感情でちょっかいを出した時の犬のリアクションにハマり、ついもう一度、もう一回だけ・・・なんてことはありませんか?

その行為、愛犬にとって一番嫌な行為かもしれませんよ。

犬にも人間と同じようにいくつかの感情があり、自分にとって嫌な行為を繰り返されることに攻撃的になり、衝動的に噛んでしまうことがあります。

自分の嫌悪感が相手に伝わらないストレスから攻撃がエスカレートして「噛む」という行為に発展するケースです。

人間社会と同じように、犬にとって嫌悪を感じる行為を飼い主が見極めてあげましょう。

最後に
人間の指を噛む犬

愛犬の心理は飼い主が一番理解してあげたいことですね。
愛犬と暮らす生活の中で、「言葉が通じたらいいのになぁ」と思う場面がありますよね。

犬にとっても同じ事。
元々群れの中では、ボディランゲージを使って仲間とコミュニケーションを取りあう犬が、人間と暮らす中で、学習することはたくさんあります。

犬も、飼い主家族や他の人間に対して自分の感情を必死に伝えようとしているのです。

恐怖や嫌悪といった感情がエスカレートした瞬間! 犬の攻撃する本能から「噛む」という行動に出ることがあるのです。

愛犬が飼い主を噛んでしまう時、噛む側の犬にもストレスがかかっているはずです。
「噛む」という問題行動が続く場合は、早めにドッグトレーナーさんや専門家に相談することをおすすめします。

《参考資料URL》
http://dogattackinjury.com/why-dogs-bite/dog-psychology/
https://www.docdog.jp/2016/08/lab-arata-02.html
https://www.psychologytoday.com/us/blog/decoding-your-pet/201412/dogs-dont-bite-out-the-blue
https://haney.jp/1697
http://kamuinu.pet-siiku.com/dog50
https://www.docdog.jp/2016/08/lab-arata-02.html

《参考書籍》
イヌの心理学  堀 明著


posted by しっぽ@にゅうす at 07:07 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スケッチャーズが犬猫保護団体にシューズの売り上げを寄付

Yahoo! JAPAN



スケッチャーズジャパンは5月1日付けで、「スケッチャーズ(SKECHERS)」のスニーカー“BOBS”シリーズの売り上げの一部を特定非営利活動法人ALMAへ寄付し、行き場のない犬や猫の保護、ケガや病気の手当て、里親探しなどの活動に協力することを発表した。

スケッチャーズが犬猫保護団体にシューズの売り上げを寄付

 チャリティー対象商品は“BOBS”シリーズの全アイテムで、犬や猫のデザインをアッパー全体にあしらったスリッポン(5500円)や、スリッポンと同様のデザインのサンダル(3500円)も含まれる。

 ALMA(竹本由美子・代表理事)は2012年12月、東京都葛飾区に小規模シェルターを開設。動物と人が共生できるまちづくりを目指し、関東圏の動物愛護センターから処分される犬や猫を引き取り、保護し、新しい飼い主へ譲渡する活動を行っている。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:05 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする