動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年06月28日

「殺処分ゼロ」に取り組む広島のNPO、狂犬病の予防注射受けさせず 保護犬急増で管理態勢限界に

Yahoo! JAPAN


犬の殺処分ゼロに取り組んでいるNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ)が、本部を置く広島県神石高原町で保護する犬の一部に、法律で義務付けられた狂犬病予防注射を受けさせていなかったことが26日、分かった。PWJでは、県動物愛護センターなどから引き取っている処分対象の犬の数が3年前から10倍近くに急増。担当者は「対応が追いつかなかった」と説明しており、県内の殺処分ゼロを目指す活動の中で、管理態勢の限界が浮き彫りになったかたちだ。

 関係者によると、PWJは昨年までの間、県動物愛護センターなどから引き取り、神石高原町の保護施設で飼育している犬の一部について、同町に登録申請はしていたものの、年1回の狂犬病注射を受けさせていなかった。

 狂犬病予防法では、犬の所有者は、飼い始めた日もしくは生後90日を経過した日から30日以内に、市町村に登録の届け出が義務づけられている。年に1度は狂犬病の予防注射を受けさせなければならない。

 PWJによると、町内の保護施設では現在、約2300匹を飼育している。予防注射をしていなかったのは引き取った子犬や成犬の一部で、詳しい数は明らかにしていないが、24日付で事実関係を町に報告している。PWJの担当者は産経新聞の取材に対し、「獣医師が十分に確保できず対応が追いつかなかった」と説明した。

 PWJは、殺処分ゼロなどを目指すプロジェクト「ピースワンコ・ジャパン」を立ち上げ、平成28年度から県動物愛護センターなどから処分対象の大半の犬を引き取っている。新たな飼い主とのマッチングの場となる譲渡センターを広島市や福山市のほか、東京都や神奈川県など6カ所に開設。一部は災害救助犬として育成し、被災地に派遣している。今回の法律違反の背景の一つには、県内で殺処分ゼロに取り組む中で、保護犬が急激に増加した現状がある。加えて、内部管理態勢も追いついていない。

 PWJによると、県内で保護した犬は、27年度161匹▽28年度1392匹▽29年度1810匹−と、27年度と比べ、昨年度は約10倍にまで増大した。PWJの担当者は「2千匹は想定していたが、ペースが予想外に早い」とし、対応の遅れを認めている。

 2月には、同町の保護施設から犬12匹が逃げ出した。全て狂犬病の予防注射済みだったが、現在も5匹の行方が分かっていない。PWJは、マイクロチップの全頭導入や受け入れ時の予防接種の徹底などの再発防止策を挙げており、「今後も誠実に対応していく」とコメント。同町の担当者は「今後の管理態勢について県と相談していきたい」と話している。




posted by しっぽ@にゅうす at 09:13 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

虐待受け全身血だらけ、ふらふらの猫「ぶさお」がそれでも人間とつないだ絆

Yahoo! JAPAN



『週刊女性』の短期集中連載「動物虐待を許さない!」、第2回の主人公は、虐待を乗り越えて生きる猫「ぶさお」と飼い主の丹竜治さん(42)。丹さんの家に出入りするようになった“ドロボー猫”には、虐待されたとみられる痕跡がいくつもあって……。

【写真】愛くるしすぎる“ぶさお”の秘蔵ショット

〈連載第1回の記事はこちら〉
動物虐待、荒んだ現状に犬猫1700匹を救った女性が喝「エサだけあげる人は加害者」

ツンデレぶさおの生態
「こいつは……猫じゃないですよ。表情や仕草も豊かだしね。ボクは、マジで人間だと思っています」

 茨城県北茨城市在住の自動車関連技術者・丹竜治さんは、ともに歩んできた道のりを振り返りながら、真剣な顔つきでそう言った。

 約7年前から、SNSでブサカワイイということで徐々に人気に火がついてきたのが、愛猫のぶさお(推定9歳)。冬にストーブで暖をとる姿が「ストーブ猫」として評判になり、国内外から100万の“いいね”が寄せられた。

「夏は床にごろんとあおむけになって、無精なのかほとんど動かない。あられもない姿ですよ」と丹さんは笑う。

 猫は警戒心の強い動物だ。お腹を見せて寝転がるのはまったく警戒していないからで無抵抗の証。主人に対する愛情表現のひとつといわれる。

「でも、生意気なところもあって、以前は呼んでもなかなか来なかったし、家族に噛みつくこともあったんすよ。今年1月、ファンが自宅に会いに来てくれたときも逃げてしまった(笑)。最近は年齢的に落ち着いてきたのか、取材慣れして有名になってきたことをわかっているのか、逃げなくなりましたね」

 確かに取材中の筆者にすり寄ってきて、しきりに顔を押しあててくる。じっくり見ると、四角で大きな顔、手脚が短くてコロコロとした体形。ふてぶてしくもあり、カワイくもある。お気に入りの場所は丹さんのひざの上だ。座ってすぐに眠りについてしまう。

何度も傷だらけで現れた
 丹さんとぶさおの出会いは2009年ごろ。飼い猫3匹のエサ場に、しょっちゅうぶさおがお邪魔していた。

「家の中へ入ってきて、うちの猫が食べているエサを、ちゃっかり食べているんですね。基本的にはボクや家族がいないときに来ていたようです。要するにドロボー猫ですよ。

 きっとあちこちの家のエサ場を渡り歩いていたんでしょうが、顔がブサイクだったので、家族と“ブサイよね〜”と言っていたんです。当時は食べ終えると、とっとと出ていきましたけどね」

 顔もブサイクだが、声はもっとブサい。ビャ〜ンと、まるで浪曲師のようなダミ声をあげる。

「のちに知人から聞いた話によると、近所で首輪のついた猫が段ボール箱に捨てられており、それが時期的にみてぶさおなんです。どこかの家で飼われていたんだけど、捨てられてしまったんでしょう」

 しばらくは、そんな状態が続いた。見かけるたび、ぶさおには変化があった。

「全身傷だらけになっていたり、血だらけになっていたりね。猫には縄張り争いがあるので、猫どうしのケンカでしょうけど。こいつはそうやって生存競争の中で生き残ってきた強いボス猫だと思うんです。猫の最大の弱点は首を噛まれることですが、こいつは首回りが太くて丈夫だから」

 ぶさおの右耳は少し欠けている。ある日、血だらけで右耳の肉片をぶらぶらさせていたので処置してあげたという。ケンカだけではなかった。

「明らかに人間が手を出した虐待と思えるケースもたびたびありました。全身に赤いスプレーが吹きかけられていたり、接着剤かトリモチのようなものがついていることもありましたし、裂傷もあった。右足を引きずって歩いていたことも。たぶん人間に踏みつけられたんだと思う」

 その足は複雑骨折したまま固まってしまったのか、ぶさおは現在でも少し妙な歩き方をする。

「子どもが面白半分にやったのかもしれませんが、大人の仕業かもしれない。そうやってケガから回復したかと思うと、またケンカや虐待で傷だらけ。その繰り返しでした」

居候から心の支えに
 1年が過ぎたころ、また血だらけでふらふらになってやってきた。見るに見かねた丹さんは声をかけた。

「来いよ」

 すると、ぶさおは歩み寄ってきて、丹さんのひざの上にちょこんと座ったのである。

「こっちがビックリしました。いくら前に飼われたことがあったとしても、しばらくは野良猫でしたからねぇ。奇跡的ですよ。飼い主に捨てられても、人間に虐待されても、人間に頼ってきたんですから。

 さんざん酷い目に遭ってきたけれども、それでも生きるため、生きることに執着して、人間に頼ってきたんですよ」

 その瞬間、丹さんは決めた。とりあえずは居候させてやろうと。

「段ボールに土を入れてあげたら、そこへすぐに排便排尿をしてくれたし、壁などをガリガリ引っかくこともなかった。去勢手術後は尿スプレー(マーキング行為)もしない。ほとんど手間はかかりませんでした」

 それからのぶさおは、丹さんの部屋に頻繁に来るようになり、布団に勝手に入ってくるようになった。居候の身から、あっという間に飼い猫へと昇格したのである。

 そのころ丹家には大きな変化があった。'10年に丹さんの父親が他界。'11年には離婚を経験し、その1か月後に東日本大震災に見舞われた。

「うちは半壊でした。玄関に亀裂が走り、家が徐々に傾きはじめた。隙間が多くなって、引き戸も閉まらなくなって家を建て直しました。つらいことばかりでしたけれど、ぶさおがいてくれたことがかなり大きかった。心のよりどころになってくれましたね」

 と丹さんはしみじみと話す。

人間と動物が幸せになるために
 やがて、ぶさおに転機が訪れる。丹さんがインスタグラムなどのSNSでぶさおの話を発信したところ想像以上の好反応だった。写真を「ぶさマイド」として1枚500円で販売し、'15年からは2000円のカレンダーも作り、今年からはコースターも作るようになった。

 こうした売り上げは「ぶさお基金」として環境保全・動物愛護活動などに生かすようにしている。

 以前、霞ヶ浦でバス釣りをしていた丹さんは、10数年前から環境汚染された湖の掃除ボランティアをしている関係でNPO法人「水辺基盤協会」へ寄付したり、「PLUSわんにゃんプロジェクト」「鉾田70ワン」といった多頭飼育崩壊問題などに取り組む活動を支援したり、避妊・去勢手術を推進したり、猫の保護や犬の躾をしたり、動物の啓発活動もするようになった。

「すべては人間と動物が幸せになるために。活動のきっかけはぶさおです。猫を飼うときは野良猫はダメだとか、大人の猫はなつかないと一般的によく言われます。しかし、ボクとぶさおのケースのように、仲よくなれることもあるんです。

 おもしろい、可愛いだけではなく、ぶさおがそういう常識を打ち破る好例になればいいと思っています」

(フリーライター山嵜信明と週刊女性取材班)

〈PROFILE〉
やまさき・のぶあき 1959年、佐賀県生まれ。大学卒業後、業界新聞社、編集プロダクションなどを経て、'94年からフリーライター。事件・事故取材を中心にスポーツ、芸能、動物などさまざまな分野で執筆している
posted by しっぽ@にゅうす at 09:11 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野良犬・捨て犬を保護する際の対応と飼う時の注意点

ネタりか



野良犬・捨て犬を保護するということ
悲しい表情をした垂れ耳の白い子犬

私の愛犬の男の子は、元放浪犬です。前の飼い主に捨てられ、1か月も放浪していました。
(放浪し、保護されて、家族になるまでのことを記事にしていますので、そちらもぜひ読んでいただけると嬉しいです)

今回は、私が捨て犬を保護した経験をもとに、野良犬・捨て犬を保護する際の対応や注意点などについてご紹介します。

保護する際の対応 その@「健康状態をチェックする」
耳の診察を受けるボーダーコリー

ケガをしていたり、皮膚病にかかっていたり、何らかの感染症にかかっている可能性もあります。病院へ連れて行き、健康状態をチェックするための検査を受けさせましょう。

感染症にかかっている可能性もあるため、車の中や外で待機させ、院内へ連れて行く前に受付の方に話をしておくと良いです。

元気そうに見えても病気にかかり、衰弱している可能性もあるため、病院へは必ず連れて行ってあげて欲しいです。

前の飼い主さんが予防していなく、捨てられてから時間が経っている場合、ノミやダニが寄生している可能性もありますので、病院で駆除してもらい、予防薬を買って帰りましょう。

保護する際の対応 そのA「カラダをキレイにする」
シャンプーをされているゴールデンレトリーバー

カラダを清潔にするためシャンプーをしましょう。自宅でシャンプーしても良いですし、サロンに連れて行ってあげても良いでしょう。

トリミングを行っている病院である場合、健康状態をチェックしに行った際に、シャンプーしてもらっても良いと思います。

カラダの状態などによってシャンプーすることができない場合には、あたたかいお湯で濡らしたタオルで拭くなどして、無理のない範囲で汚れを取り除いてあげましょう。

保護する際の対応 そのB「必要な犬用品を用意する」
犬用のアイテム(ごはん・リード・ブラシなど)

✔フード
✔段ボール
✔タオル
✔リードとハーネス

保護した当日に私が用意したものです。

夜遅い時間だったので買い物へ行けず、先住犬のフードを分けてあげ、たまたま家にあった段ボールにタオルを敷いて寝床にし、リードとハーネスは亡くなった愛犬のおさがりでした。

もし保護した犬が子犬であった場合、哺乳瓶やミルク、離乳食を用意してする必要があります。

野良犬・捨て犬を飼う時の注意点
犬の顔を包む手

野良犬・捨て犬を保護した後のことも考えなければなりません。

家族として迎えるのか、里親を探すのか、どちらにしても最後までしっかり責任を果たす必要があります。自宅で保護を続けることが難しい場合には、病院やボランティア団体に相談してみると良いでしょう。

もし、家族として迎え入れるなら、次のような注意点があるので、把握した上で家族に迎え入れてあげましょう。

成犬が多い
捨て犬や野良犬は、保護した段階で成犬になっているケースが殆どです。お世話の方法からしつけまで、子犬から育てた場合と大きく変わってくるので、成犬から迎え入れる場合の接し方やしつけなどを事前に学んで置くようにしましょう。

癖のある犬が多い
野良犬・捨て犬は、保護されるまでは過酷な環境で過ごしている場合が多く、警戒心が強かったり、心に疾患を持っていたり、飼い犬と比べると癖が強いように感じるかもしれません。

もし家族として迎え入れるなら、その癖を受け止める必要がある事を覚悟しておきましょう。また、心の病気や身体的な疾患がある場合は、飼い主として改善の手助けをしてあげる必要が出てくるかもしれません。

雑種・ミックス犬が多い
例えば、野良犬が自然に繁殖した場合、産まれた犬は雑種になる事が大半で、あたり前ですが純血の野良犬はほとんど居ないでしょう。

また、捨て犬の場合でも、「人気のある種類のミックス犬に交配したが見た目が悪かった」という身勝手な理由で捨てられてしまった犬もいるそうです。もし、家族に迎え入れる決心が付いた方は、見た目に囚われず、その犬の本質を見てあげて下さい。

病気・疾患を持っている場合がある
犬が屋外で生活すると、様々な病気・感染症・ケガなどの恐れがあります。特にながいあいだ屋外で暮らした犬や、予防接種等を受けていない野良犬の場合は、注意が必要でしょう。なるべく早い段階で獣医師の診察を受けて、健康状態を確認してあげて下さい。

しつけが出来ていない場合が多い
野良犬・捨て犬いずれのケースもしつけをし直す必要がある場合が多いそうです。野良犬の場合は、そもそもしつけ事態を受けてい無い場合が多く、捨て犬の場合でも「しつけが出来なかったから捨てた」とういうケースも少なくありません。

一度飼うと決めたら最後まで犬と向き合いましょう
これは、野良犬・捨て犬に限りませんが、犬を飼うと決めたら決して手放してはいけません。

辛い事や大変な事、悩む事も沢山あるとは思います。しかし、それ以上に犬は様々な事を飼い主さんに与えてくれます。

家族に迎え入れる前に、最後まで向き合う覚悟を決めてから、家族に迎えいれて欲しいと思います。

犬を保護するということ
野良犬の親子

捨て犬の保護について
方老犬だった愛犬を保護した時に、私がとくに気にしたのが「本当に捨て犬なのか」ということです。

元放浪犬だった愛犬が放浪していた場所はよく犬や猫が捨てられる場所であり、1か月も放浪していたことから捨て犬だろうと周りの人たちは決めつけていましたが、迷子であり、飼い主さんが探している可能性もあると考え、SNSやチラシなどで呼びかけました。

捨て犬なのか迷子なのか明確でない場合は、役所・警察署・保健所などに保護していることを連絡しておきましょう。

野良犬の保護について
私は野良犬に出会ったことはありませんが、日本にもたくさんの野良犬がおり、殺処分される犬も多くいます。野良犬は人に慣れていない犬が多く、安易に保護することはできません。

警戒心が強く、近づくだけで逃げてしまい、無理に保護しようとすると噛みつかれてしまうこともあります。保護してあげたいけど自身で保護することが難しい場合には、愛護団体や保護団体に相談してみると良いです。

ボランティアで保護活動をされている方もいらっしゃるので、SNSを使って呼びかけてみるのも良いかもしれません。

野良犬がメス犬である場合、山の奥で子犬を育てている可能性があります。カラダの状態を見ればわかることもあるかと思いますが、母犬だけを保護してしまい、子犬を山の奥に残してしまっては、よくありませんよね。

子犬の居場所を捜索して、子犬も一緒に保護しなければならないこともあるでしょう。

また、人に飼われたことがある捨て犬とは違い、野生で暮らしてきた野良犬には大きな問題がたくさんあると思います。健康状態はもちろん、メンタル面のケアも考慮にいれておきましょう。

まとめ
見上げる犬に差し出す手

SNSでは、毎日のように捨て犬や保護犬の投稿を目にします。しかし安易に保護してしまい、自身では責任を果たすことができず、犬を不幸にしてしまうケースも見受けられます。

家族として最期までともに暮らすことができるのか、里親が見つかるまでお世話することができるのか、保護した後のことをしっかり考えて責任を果たすことができる場合のみ保護して欲しいです。

警察署や役所に届ける人も多いようですが、預かってくれる期間はたったの数日であり、すぐに保健所へ行き、殺処分の対象になってしまいます。

長く自宅で保護することができない場合には、代わりに里親が見つかるまでお世話してくれる団体やボランティアを見つけることも保護した責任です。


posted by しっぽ@にゅうす at 09:06 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

殺処分免れた"世界一醜い犬" 動物保護シェルター収容の現実PR 米国

毎日新聞



米西部カリフォルニア州ペタルマで23日、毎年恒例の「世界最も醜い犬コンテスト」が開かれ、ブルドッグの「ジャジャ」が優勝した。30回目を迎える大会のスローガンは「買わないで引き取って」。飼い主を必要とする多くの動物が保護シェルターなどに収容されていることを知らせる狙いがあるという。


 大会コーディネーターのタウニー・テスコーニさん(56)は「実は出場した犬の多くが殺処分施設にいた」と明かし、「彼らはコンテストに出場する素晴らしい飼い主に引き取られた」と説明した。

 大会の精神を踏まえ、会場内のテントでは飼い主を募集中の犬を見つけることができるという。

 コンテストは▽第一印象▽独特か珍しい特性▽自然な醜さ▽性格▽観客の印象−−の五つの基準で審査される。総額3000ドル(約33万円)が上位3位に振り分けられ、優勝した犬には1500ドルと25日に全米で放映されるテレビ番組に出演できる特典などが与えられる。

 優勝した「ジャジャ」は「最も醜い犬」の地位につくため長旅をしてきた。彼女と飼い主のメーガン・ブレイナードさんは中西部ミネソタ州から車で30時間かけて来たという。

 審査員は地元のテレビやラジオの司会者らが務め、上位3匹で争う最終審査は観客の反応をもとに優勝者を決めるという。【ルーベン・モナストラ】


posted by しっぽ@にゅうす at 08:58 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これって猛獣の多頭飼育崩壊ドキュメンタリー!? 動物愛護映画『ROAR/ロアー』がヤバすぎる!!

日刊サイゾー



CGを多用したSF&ファンタジー映画が興隆する現代に、いっさいCGを使っていないドキュメンタリータッチの衝撃的な映画が今年6月6日にDVDとして再リリースされた。1981年に米国で製作されたファミリー向け動物映画『ROAR/ロアー』がそれ。70年代にテレビドラマ化されて、大ブームとなった『野生のエルザ』(66)のような人間とライオンとの交流を描いた感動作かなと思いきや、とんでもなくデンジャラスな内容なのだ。

 動物パニック映画の先駆けとなった、ヒッチコック監督の大ヒット作『鳥』(63)で鳥の大群に襲われまくった美人女優ティッピ・ヘドレンが主演。共演は本作の監督&脚本も手掛けたノエル・マーシャル。オカルト映画の金字塔『エクソシスト』(73)のプロデューサーであり、当時はティッピ・ヘドレンと夫婦だった。ティッピの連れ子だったメラリー・グリフィスが可憐な姿を見せ、ノエルの息子たちも出演。つまり、ティッピ&ノエル一家が総出演した文字どおりのファミリー映画として撮影されたものだ。

 ところがまぁ、どんな微笑ましい家族愛に満ちた映画かと思ってDVDを再生すると、驚愕シーンの目白押し。人里離れた僻地で野生動物保護官をしているハンク(ノエル・マーシャル)のところに、妻(ティッピ・ヘドレン)が子どもたちを連れて訪れる。ハンクは空港まで迎えに行くも、運悪くすれ違いに。ハンク不在の屋敷のドアを開けて、中に踏み込んだ一家は思わず絶句。屋敷の中はどこもかしこもライオンだらけ。さらにはトラ、ヒョウ、ゾウまで現われ、どこにも逃げ場なし。登場する猛獣たちの数は、何と156頭!




ライオンやトラのことを「私のキャットたち」と呼んで溺愛するティッピ・ヘドレン。確かに猫科動物ですが……。
 ハンクによって手なづけられていたライオンやトラたちは、珍客たちを友好の印として腕や首筋を甘噛みしたり、背中におぶさってくるのだが、当然ながら彼らは鋭い牙や爪を持っているわけで、ティッピたちの着ていた衣服はボロボロ、体中キズだらけに。頼りの夫は車が故障してしまい、なかなか戻ってこない。上映時間93分間、ティッピたちはひたすら猛獣たちに追い回されるはめに。屋敷内とその周辺で、リアル鬼ごっこが続く。キャストやスタッフの安全性をまったく度外視したこのクレイジーさは、CG映画では到底味わえないものだ。

 DVDには特典映像として、メイキング・ミニドキュメンタリーが収録されており、撮影の舞台裏を追ったこちらも目が離せない。映画製作のきっかけは、ノエル・マーシャルとティッピ・ヘドレンの動物好きが高じて、72年に米国カリフォルニア州で動物トレーニングセンターを開設し、ライオンやトラの飼育を始めたことから。ライオンやトラは次々と子どもを生み、200頭にまで増え、『ROAR/ロアー』を撮影するために用意していた製作費は底をつくはめに。最近はネコの多頭飼育による崩壊一家の悲惨なドキュメンタリー番組をよく見かけるが、ノエル&ティッピの場合は猛獣の多頭飼育によって一家崩壊の瀬戸際にまで追い込まれたわけだ。


メイキング・ドキュメンタリーの中では、今も元気なティッピ・ヘドレンは、『鳥』の撮影で使った毛皮の衣装や宝石類を売り払って、何とかやりくりしたとインタビューに答えている。後にキアヌ・リーブス主演のアクション映画『スピード』(94)を大ヒットさせるヤン・デ・ボン監督は、『ROAR/ロアー』には撮影監督として参加しており、ライオンに咬まれて頭の皮が剥がれ、病院送りとなった。70針縫いながらも1週間で現場復帰したのだから、すごいガッツだ。多くのスタッフはロケ現場から逃げ出したそうだが、薄給だったのでそれも当然だろう。さらに撮影終盤には大洪水に遭い、撮影に使っていた屋敷も動物たちの多くも流されてしまった。苦労して10年がかりで完成させた本作だが、当時はこの作品の狂気じみた面白さは理解されず、北米では劇場未公開に。まさに踏んだり蹴ったり咬まれたりである。




仲睦まじかった頃のティッピとノエル・マーシャル。撮影のごたごたがあまりにも続き、残念ながら別れることに。
 本編の中で、ティッピ・ヘドレンが部屋の中に入ると、かわいい小鳥が飛んでくるという『鳥』を意識したギャグが盛り込まれているが、彼女の女優人生を語る上で、やはり『鳥』を監督したヒッチコックを外すことはできない。モナコ王室に王妃として迎えられたグレース・ケリーを失い、落ち込んでいたヒッチコックの目に留まったのがCMモデルとして売り出し中の新人ティッピ・ヘドレンだった。金髪でスレンダーな美女に、ヒッチコックは目がない。演技キャリアのほぼないティッピに、脚本の読み方から役づくりの方法など、ヒッチコックはつきっきりで女優としての所作を教え込んでいる。

 ヒッチコックは大ヒットした『鳥』に続いて、『マーニー』(64)のヒロインにもティッピを起用するが、次第に彼女のプラベートへの干渉が激しくなり、肉体関係を求めるようになる。ヒッチコックの完全なるパワハラ&セクハラだった。ヒッチコックは自分のもとを去ろうとするティッピを長期契約を記した書類を楯にして許さず、他の監督からのオファーを断るなど“飼い殺し”状態に追い込んだ。ティッピによると、ヒッチコックの妻アルマはセクハラの現場にいたそうだが、アルマは黙ったままで助けてくれなかったという。ティッピにとっては、言葉の通じない猛獣たちよりも、ヒッチコック夫妻のほうが遥かに怖かったようだ。

 ティッピ・ヘドレンの女優人生を知ってから『ROAR/ロアー』を観ると、また違った感慨が湧いてくるはず。ハリウッドで成功をおさめた女優たちは、みんな猛獣使いなのかもしれない。
(文=長野辰次)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:25 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする