Yahoo! JAPAN猫と犬の相性にまつわるアレコレ
同じ動物同士でも、何から何まで違う猫と犬。一緒に飼うことになったら、どんなことに注意すればよいのでしょうか。今回は猫と犬の相性やお迎えするときの注意点を、猫と犬を飼っているご家庭のエピソードも含めて解説します。
種類や性別、年齢による猫と犬の相性について
理論上、猫と犬の相性は猫同士のそれと同じだといえます。年齢差のある犬と猫は同じくらいの年齢のコンビよりも、経験値が異なるためにお互いを敵視することが少ないです。また異性同士のケースも、生まれもった役割が違うので仲良くなれることが多いでしょう。
とはいえ猫と犬は本来まったく異なる動物ですので、必ずしも相性が良いとは言い切れません。異性や年齢差のある組み合わせだったとしても、個体によっては相性が悪いこともあります。
猫と犬の相性エピソード
メスの犬と猫を飼っているご家庭で、3匹目にオス猫をお迎えしたところ、3匹が仲良くなれたというケースがあるようです。天真爛漫な性格のオス猫は、繊細な性格のメス2匹にも憶することなく近寄り、その結果3匹が和やかなムードになったのだとか。
3匹が仲良く集まって向き合っている姿は、井戸端会議のようにも見えて微笑ましいのだそうです。
猫と犬を一緒に飼うことに!体験談から見えてきた猫と犬の相性とは
先住猫との相性は?これから犬を迎えるときに気を付けたいこと
先住猫との相性は?これから犬を迎えるときに気を付けたいこと
・対面の順序とそれぞれの逃げ場の確保が大切
既に猫を飼っているご家庭でこれから犬を飼う際には、猫と犬を対面させる順序とそれぞれの逃げ場の確保が大切です。猫は見慣れないものに対して警戒する動物。そのため犬が先にいる環境に新たに猫をお迎えするのが好ましいのですが、逆のパターンであっても時間をかけて対面させればうまくいきやすいです。
まずはケージ越しに対面するなどして様子を見ます。そのあと少しずつお互いを慣れさせていくのがよいでしょう。いざというときのために犬と猫が逃げられるような場所を作っておくのも効果的です。猫の場合はキャットタワーなど高いところに避難させるのがおすすめです。
・猫と犬の相性エピソード
すでにオス犬を飼っているご家庭がオス猫を迎えるとき、お試し期間にそれぞれの相性を確認したことで良好な関係が保てているケースがあるようです。事前にオス猫を保護した方から猫の性格を聞けたことや、お試し期間を通じてお互いの相性をチェックできたことで、安心してお迎えできたのだとか。
現在はメス猫も加わり、3匹仲良く楽しい日々を過ごしているそうです。
飼い主さんエピソードから学べる猫と犬の相性
今回2つの飼い主さんエピソードをご紹介しましたが、これから犬もしくは猫を迎えようとしている方にとって参考になることも多かったのではないでしょうか。個体差はあるものの、異性同士や年齢差のある組み合わせを意識したり、猫と犬をお迎えする順番を工夫したりすることが、仲良く暮らしていくための重要なヒントになりそうですね。
参考/「ねこのきもち」18年1月号『読めばもっと猫愛深まる♪こんなに違う! 猫と犬とことんくらべてみました』(監修:哺乳動物学者 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生 )
文/子狸ぼん
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
ねこのきもちWeb編集室
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