動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年08月10日

動物虐待厳罰化へ署名活動を再開

福井新聞オンライン



動物愛護活動に取り組む女優の杉本彩さんが理事長を務める公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」(東京)は、動物虐待などを取り締まる動物愛護管理法の厳罰化を求める署名活動を始めた。秋の臨時国会で、衆参両院議長に請願として提出する。

 秋には5年に1度の同法改正が見込まれている。同団体は、法改正に合わせた厳罰化と、警察と連携し動物虐待事案を取り締まる専門機関「アニマルポリス」の設置を訴え、署名活動していた。昨年12月中旬〜今年2月中旬、今年6月下旬〜7月上旬に行い、10万筆以上の署名を集めた。通常国会に提出したが、請願は採択されないまま閉幕した。

 署名は失効したが、杉本さんは「あきらめるわけにはいかない。こうしている間にも、動物が殺されたり虐待されたりしている」として、法の厳罰化に絞った上で、改めて署名を集め始めた。

 動物殺傷は「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」、動物遺棄・虐待は「3年以下の懲役または300万円以下の罰金」に罰則を引き上げるよう求める。「動物虐待を絶対に許さない、見逃さない。署名と多くの人への協力の呼び掛けをお願いしたい」と話している。

 署名用紙を同団体ホームページ(「動物環境・福祉協会Eva」で検索)からダウンロードし、記入した上で郵送する。郵送先などもホームページで確認できる。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:11 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の心の成長のために必要なことを考える

ネタりか



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多くの経験をさせること
ハードルをとぶチワワ

犬の心を成長させるために必要なこととして考えられるのが「経験」です。私たち人間も多くのことを経験し、楽しみを覚えたり失敗して落ち込んだりしながら精神的に成長または変化していくものです。犬もそれと同じで、楽しいことやうれしいこと、怖いこと、驚くこと、ほめられること、怒られること…などなど色々な経験を通して心が動き、成長していきます。

具体的にどのような経験をさせればいいかというと、まず簡単に始められるのが毎日のお散歩です。ただし同じコース、同じ時間にばかりしていてはただのルーティーンになってしまって心の成長にはあまりつながらないかもしれません。
犬に色々な経験をさせたいと思うのなら、お散歩コースや時間帯を変えるなどして、犬が出会う風景や人、雰囲気を変えることが必要です。
私たち人間にとってはめずらしいものではないかもしれませんが、普段は歩かない商店街や駅前など人がたくさんいる場所を歩いてさまざまなものを見たり、行ったことのない公園で知らない犬と出会ったり、感触の異なる道を歩いたりするだけでも、一日の大半を家の中過ごす犬にとっては大きな変化なのです。

もちろんそれ以外にもキャンプやトレッキング、水遊びや雪遊びなどのアクティビティを経験させることもいいでしょう。また、飼い主と一緒に行うドッグスポーツやトレーニングなども犬の心を大きく成長させるものだと思います。

年齢、性格に合わせて仕事を与えること
手紙をくわえて持ってくる白い犬

よく「日本の犬は失業中」などと言われることがありますが、本来狩りや護衛などさまざまな役割を果たしてきた犬たちとは違い、現代の家庭犬には「仕事」と呼べるものを持つ犬はあまり多くないでしょう。そのため、犬としての本能が満たされず退屈して、いたずらや過度な吠えなど問題行動を起こしてしまう犬は数多くいます。そのため、犬の心を成長させて豊かな毎日を送らせるために家族として何か「仕事」を与えてあげるのもいいでしょう。

もちろん私たちは狩りや放牧など犬とともに行う仕事をしているわけではないので、本来の犬の仕事とは違いますが何か「役割」「すべきこと」を与えてあげるのです。それはどんなに簡単なことでも構いません。また、毎日違うことにしてもいいでしょう。ご飯の前にお手をすることでもいいですし、夜寝る前にひとつトリックを披露することでもいいと思います。
お散歩の時にリードやお散歩バッグを持ってこさせたり、洗濯物を片付ける時にハンガーをくわえて運ばせるなどでもいいかもしれません。もちろんそれらを行うためには、出来るようになるためのトレーニングが必要です。
犬の「仕事」「役割」というのは飼い主と一緒に覚え、ほめられ、自信をつけるという意味でも心の成長へとつながるのです。

愛情をたっぷりと与えること
ハートのクッションを抱える子犬

「犬に色々な経験をさせたいけど時間がない」「仕事を与えるなんてむずかしい」という人が犬の心の成長を促すために今すぐ出来ることは、愛犬へたっぷりの愛情を与えることです。これは経験や仕事を与えること以上に大切なことで何にも代えがたいことです。

愛され、大切に育てられた犬は心がとても安定して感情豊かなすばらしい犬になります。時にはいたずらをしたり飼い主を困らせることはあるかもしれませんが、甘やかしではなく正しくまっすぐな愛情を受け取った犬の心は大きく成長するはず。たくさん声をかけて視線を送り、優しくなでてあげること、健康的な食事を与えて適度な運動をさせること、そうした当たり前のことを毎日欠かさず行うことは思っている以上に大変です。飼い主には飼い主の事情があり、時にはそれを怠ってしまう日もあるかもしれません。それでも愛犬は飼い主からの愛情を待っています。そんな愛犬の心を満たすだけの愛情をたっぷり与えてあげてくださいね。

犬の心の成長はドッグライフをさらに楽しくする
じゃれあって遊ぶ子犬と男の子

犬の心の成長というのは、一般的にはあまり意識されていないものかもしれません。しつけやトレーニングに関してはこの日本でもかなり普及してきたと思いますし、日頃から意識している飼い主も多いと思います。体の成長、頭の成長とともに、心を成長させることを意識すると犬はより感情豊かになり、充実した日々を送れるようになると思います。そしてそれは、飼い主の心も満たすことにつながり、愛犬と飼い主が送るドッグライフをより豊かなものにしてくれるに違いありません。

ぜひ一度、愛犬の心に向き合って「この子の心の成長には何が必要か」ということを考えてみてはいかがでしょうか?


posted by しっぽ@にゅうす at 09:08 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌・円山動物園 30種の飼育将来撤退 最適な環境考慮

北海道新聞



札幌市円山動物園は、開園100年目を迎える2050年までの長期的な基本方針「ビジョン2050」の原案をまとめた。動物にとって最適な飼育環境を確保するため、本来の姿での展示が困難なブチハイエナなど約30種を将来的に飼育をやめる「撤退種」に位置付けた。一方、オオワシなど道内に生息する動物を保存、展示する「北海道ゾーン」の新設を計画する。

 円山では15年度、マレーグマをはじめ動物が死ぬ事故が相次いだ。不適切な飼育が原因とみられるものもあった。

 ビジョン2050は「生物多様性の保全」「自然の大切さと動物の魅力を伝える」という二つの基本理念を掲げる。事故の再発防止に向けて飼育方法を改善し、動物園のあり方を根本的に見直す具体策として、撤退種などを盛り込んだ。

 飼育している中型以上の動物は約170種。このうち30種の撤退種は、本来の姿を見せるために必要な飼育面積の確保が難しかったり、個体の入手が困難だったりする動物とした。

 原案では、4種の動物を例示した。シンリンオオカミ、ブチハイエナは「飼育面積が小さく、走り回る場所がほとんどない」(飼育展示課)。クロザルは国内動物園での飼育数が少なく、新たな個体を入れることが難しいという。ゼニガタアザラシは飼育施設の跡地を北海道ゾーンに転用するために、飼育を取りやめる。

 オオカミは雄3匹、他の3種は各1匹いる。希望があれば、飼育環境が整った動物園に譲渡するほか、死んだ後に新たな個体を入れないなどの方法で減らしていく。

 一方、保全が必要なオランウータンやホッキョクグマなど約60種は積極的に飼育・繁殖に取り組む「推進種」に分類する。ライオンなど他の動物は、現在の環境で飼育する「継続種」とした。

 加藤修園長は「(限られた敷地で)現在飼育している全ての動物に、適切な環境を与えるのは難しい。動物の命をつなぐためにも、具体的な飼育計画を示すことが重要」と説明する。

 北海道ゾーンは、園にいるオオワシやエゾリスなど道内に生息する動物を集約して展示する。北海道の動物への理解を深めてもらい、保全活動にも取り組む。フンボルトペンギンなど南米の動物を飼育する「南米ゾーン」も新設する。

 12月に市民から意見を公募し、来年2月に策定する予定。(石川実和)


 <ことば>札幌市円山動物園 1951年、道内初の動物園として札幌市中央区宮ケ丘3に開園した。敷地面積は約22ヘクタール。2017年度の入園者数は81万3047人で、道内の動物園では旭川市旭山動物園に次いで2番目だった。今秋、ミャンマーからアジアゾウ4頭が来る予定で、11年ぶりにゾウの飼育が行われる。
posted by しっぽ@にゅうす at 03:00 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うるまでピットブル、南城ではドーベルマン 沖縄で闘犬種・大型犬逃走相次ぐ

Yahoo! JAPAN



沖縄県内で5日、闘犬種や大型犬の逃走が相次いだ。うるま市宇堅の民家では外国人男性が飼っているアメリカン・ピットブルが、南城市大里稲嶺の牛舎からは酪農業の男性が飼育するドーベルマンがそれぞれ逃げ、県警が注意を呼び掛けている。

ヤンバルクイナ襲う野犬、観光客も被害 沖縄北部「ペット捨てないで」

 うるま署によると、ピットブルは5日午前7時〜同9時ごろまでの間に民家の塀を跳び越えて逃げたとみられる。犬はオスで茶と白の毛色。体長約100センチで体高約50センチ、体重は約20キロ。青色の首輪を付けている。

 与那原署によると、ドーベルマンはメスの黒色。体高約60センチで、青色の首輪に約2メートルのワイヤがついている。4日午後9時〜翌5日午前6時までの間に逃げたと見られ、ワイヤの結び目が何らかの理由でほどけた可能性があるという。
posted by しっぽ@にゅうす at 02:11 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬を「非日常」に慣らしておくことの大切さと方法

ネタりか


犬にとっての「非日常」とは?
茶色のブランケットをかぶる黒×茶の犬

非日常的なものに犬を慣らしておくことは、犬を育て一緒に長い時間過ごしていく中でとても大切なしつけの一環です。慣れていないもの、知らないものが多い犬ほど精神的に不安定になりやすく落ち着きがなくなってしまう傾向にあります。もちろん飼い主の配慮で避けることのできる非日常的な経験であれば問題ありませんが、近年多発する自然災害などは避けようのない非日常です。地震や豪雨、土砂災害などにより非難を余儀なくされることは、もうめったにないこととは言えず、いつ誰の身に降りかかってもおかしくないことだと思います。

避難をする時当然犬も一緒に避難をしたいと考えると思いますが、その際にはさまざまな制限が生まれ、犬にとっても非常に大きなストレスがかかることが多いと思います。特に大勢の人が集まる避難所では、クレートに入って静かにしていなければならないでしょう。普段クレートに入り慣れていない犬や、飼い主と離れた経験の少ない犬はパニックになってしまったり不安感から吠えたり自傷行為を行ったりしてしまうことも少なくありません。

また、もう少し身近なことで言うと雷や花火などと年に数回聞く程度の大きな音や、いつも飼い主が在宅している犬にとっての留守番なども不安を与えることのある非日常と言えるでしょう。

犬を「非日常」に慣らしておく必要性
歯をむいて怒っている犬

災害による避難などの非日常は、飼い主である私たちですら経験したことがないものですから犬のとってはより強い不安や恐怖を感じるものでしょう。ただでさえ知らない場所に連れていかれ、飼い主も不安を感じていることが分かればそれだけで十分ストレスとなると思います。そんな中で、クレートに入れられたりつながれることがあれば尚のこと。上でも書きましたが、普段おとなしい犬も吠えたり攻撃的になることが考えられ、不安から来る自傷行為などの可能性も考えられます。

また、レジャーなどの楽しい非日常も犬にとっては恐怖や不安の要因になってしまうことも。よかれと思って連れて行ったドッグランも犬と遊び慣れていない犬にとってはどうしたらいいかわからず不安を与える可能性がありますし、川や海での水遊びも水に慣れていない犬にとっては恐怖そのものかもしれません。今後犬に経験させてみたいことがある場合は、いきなり連れて行くのではなく順を追って少しずつ慣らしておいてあげるようにしましょう。

犬を「非日常」に慣らす方法
クレートの入っているヨーキー

非日常的なことに慣らすために大切なことは、焦らずじっくりと取り組むことです。早く慣らそうと思って無理強いをしたり、突然強い刺激を与えてしまうとそのことに対して今以上に恐怖や不安を感じてトラウマになってしまうこともあります。

災害時の避難などで必須となるクレートに慣らす方法で考えると、まずは自分からクレートに興味を持ち入っていくようにクレート自体をとても魅力的なものにします。扉を開け放ち、可能であれば屋根も取って圧迫感を減らし、中には大好きなおもちゃやおやつを入れます。自分から入って行った時には大げさに喜んでほめてあげるようにして、クレートに入ったことがいいことであると覚えさせるようにします。徐々に屋根や扉をつけて、おやつなども減らしていき、それでも自分から入った場合には大好きなおやつを中に入れてあげてください。その後、扉を軽く閉めるふりをしたり、扉のロックかけて数秒中にいさせたり、犬が抵抗感を感じない程度に少しずつクレートの中にいることに慣らしましょう。

「非日常」に慣らすことで落ち着いた犬に育てよう
笑顔の茶色の小型犬(アップ)

ここでは非日常の中でも、災害時の避難などをメインに説明してきましたがもちろんそれ以外にも慣らしておくべきことはたくさんあります。子犬の社会化期に日常的なことも非日常的なこともしっかりと慣らしておくことができればベストですが、成犬になってからでも新しいものに慣れることは十分にできます。

非日常を含め、あらゆることを経験し慣れている犬というのは、自分に自信や飼い主への信頼があるためちょっとのことでは動じない落ち着いた犬になります。日頃の散歩やお出かけ、家でのコミュニケーションでも愛犬の「経験値」を増やすことを意識してみると、自然な社会化トレーニングができますよ。



posted by しっぽ@にゅうす at 01:32 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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