動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年08月23日

ノネコ5匹捕獲、4匹は譲渡 生態系保全計画始動1カ月 鹿児島県奄美大島

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鹿児島県奄美大島の山中で希少種を襲って生態系に影響を及ぼす野生化した猫(ノネコ)の捕獲開始から17日で1カ月が経過した。環境省などによると、ノネコの捕獲数は計5匹で、うち4匹が島内外の譲渡先に引き取られた。残る1匹は収容した奄美ノネコセンター(奄美市名瀬)で譲渡先を探している。捕獲数は当初計画(月間30匹)を大きく下回るが、同省奄美自然保護官事務所は「冬場は捕獲効率が上がると期待している。方法を改善しながら進める」としている。

 奄美大島での捕獲は、ノネコを山から排除して生態系保全を図る目的で、同省と県、島内5市町村で今年3月に策定したノネコ管理計画に基づいて実施。希少な野生生物が生息する山中の16平方キロに生け捕り用のかごわな100基を設置。8月1日以降は別の地点にもわな20基を増設して捕獲を進めている。

 捕獲状況は7月2匹、8月3匹。同省は捕獲と合わせてノネコの生息状況を確認するモニタリング調査も実施している。わな周辺に設置した自動撮影カメラから、未捕獲の複数のノネコを確認しているという。

 奄美自然保護官事務所の早瀬穂奈実自然保護官は「捕獲開始の前後で状況は変わっていない。(カメラに)映っていても捕まっていない多くの猫が残存している」と説明。今後も同じ地点で捕獲作業を続ける方針を示した。

 捕獲したノネコは譲渡希望者への引き渡しを進める。譲渡先が見つからない場合は収容から1週間をめどに安楽死させる計画だが、奄美ノネコセンターを運営する奄美大島ねこ対策協議会(事務局・奄美市環境対策課)によると、捕獲数が少なく、施設の収容状況に余裕があるため、今のところ処分は行っていない。

 ノネコを引き取った沖縄県の動物愛護団体の代表は「野生動物も愛護動物の猫も同じ命。殺処分を回避するため引き取り、もらい手を探したい」と話す。島内の任意団体の代表は「これ以上ノネコや野良猫が増えないように、室内飼育の徹底など猫を飼う人の意識啓発が大事だ」と訴えた。

奄美の南海日日新聞
posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬猫の殺処分ゼロへ 鹿嶋の角さん 基金設け活動 不妊・去勢の手術費助成

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「殺されるために生まれる不幸をなくしたい」-。鹿嶋市宮中で学習塾を経営する角(すみ)新一さん(51)は、本県で犬猫の殺処分頭数が多い現状を改善しようと、鹿行地区を対象に雌犬の不妊手術費の一部を助成する「けいせつ基金」を立ち上げ活動を続けている。今年4月からは猫の不妊と去勢手術の助成もはじめ、殺処分ゼロの実現を目指している。

7月28日、同所の学習塾の一室で猫の不妊・去勢の一斉手術が行われた。野良猫を捕獲して手術を施し、元の場所に戻すTNRと呼ばれる活動の一環で、手術費は鹿嶋市民なら同基金と市からの助成金で賄える。角さんは「自腹で野良猫の手術をしている人の力になりたかった」と目的を語る。

手術の依頼があった猫は15匹。飼い主のいない猫の不妊・去勢手術を専門にする東京の獣医師、斉藤朋子さんが執刀した。ボランティア6人と角さん夫妻が手伝い、手際よく手術を進めた。斉藤さんは「猫は繁殖力が強く、何もしないとどんどん増える。やるときには一気にやらないと意味がない」と一斉手術の必要性を強調する。

▼獣医師も視察

同基金は2015年、本県の犬の殺処分頭数が全国的にも多いことから、雌犬の不妊手術の助成を目的に角さんが私費で設立。今では多くの賛同者に支えられている。活動を続ける中、角さんは「犬より猫の問い合わせが多くなった」ことから、同市限定で猫の助成(飼い猫も含む)を始めた。

今回の取り組みを広く知ってもらおうと、角さんは近隣の獣医師などに視察を呼び掛けた。同市角折で動物病院を営む前田毅朗さん(31)は「通常の手術とTNRでの手術とではやり方が違う部分があるので参考になった。殺処分を減らすために何か関わることができれば」と話した。

猫2匹の手術を依頼した茅根晴美さん(46)はペット禁止のアパート暮らしで、周辺にいる猫に餌を与えているという。

茅根さんは「餌をやっている者の責任」と、これまでは県南地区で活動する動物愛護団体に自費で手術を依頼していたが、今回は地元で、しかも無料で手術ができ「本当に助かった」と角さんに感謝した。

▼繁殖抑制が鍵

本県は犬の殺処分頭数が05〜12年度に都道府県別で8年連続で全国ワーストを記録した現状を踏まえ、16年に「県犬猫殺処分ゼロを目指す条例」を制定。対策が強化され、殺処分の頭数は大幅に減少している。それでも角さんは「殺処分数は減ったものの、まだまだ捨てられる犬と猫は後を絶たない。保護しながら里親を探すボランティアらは限界まで頑張っている。助けるには、繁殖を抑えるしかない」と強調する。

同所での一斉手術は今回限りの見込みだが、殺処分頭数ゼロへの取り組みは今後も続けていく。角さんは「犬と猫だけでなく、この問題で困っている人たちの助けになりたい。まずは相談してほしい」と呼び掛けている。(藤崎徹)

茨城新聞社
posted by しっぽ@にゅうす at 08:11 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬を不幸にする4つの考え

ネタりか



犬を幸せにするのも不幸にするのも飼い主次第
寂しそうに佇む犬

犬は飼い主を選べません。飼い主さんが愛犬を選ぶのです。そして飼い主さんに選ばれた愛犬は、自分の犬生を飼い主さんに委ねることになります。それはつまり、愛犬を幸せにするのも不幸にするのも、飼い主さん次第ということです。

どの飼い主さんも当然、愛犬には幸せになってほしいですよね。しかし、飼い主さんの考えひとつで、愛犬を不幸にしてしまうかもしれません。

では、飼い主さんのどのような考えが愛犬を不幸にするのでしょうか?以下からご紹介していきます。

犬を不幸にする考え@しつけをするのはかわいそう・面倒くさい
マテの指示を聞く犬

飼い主さんが、「しつけをするのはかわいそう」または、「しつけをするのは面倒くさい」と考えて愛犬にしつけを行わないと、愛犬は人間社会の中でどう行動したらいいのかが分からず、ストレスを抱えながら暮らしていくことになります。

これは犬にとって、とても不幸なことです。愛犬が他人に迷惑をかけることなく、人間社会の中で幸せに暮らせるように、しつけを行うことは飼い主としての義務と言えます。

しつけはスムーズにいかないことも多く、時間と根気が必要になります。しかし、しつけの時間は愛犬とのコミュニケーションの時間になり、愛犬の学習意欲を満たすこともできます。そう考えると、しつけも楽しみながら行えるのではないでしょうか。

犬を不幸にする考えA散歩は面倒くさい
リードの横でふてくされる犬

犬にとって散歩とは、エネルギーやストレスの発散ができるばかりではなく、外の刺激を感じることができる大切な時間です。

ですから、たとえペットショップで、「散歩は必要ありませんよ」と言われた小型犬であっても、散歩は必要です。

そして、大好きな飼い主さんとの散歩を楽しみにしている犬は多いです。

それなのに、飼い主さんが面倒くさがって散歩へ行かなかったり、行ったとしてもつまらなさそうな顔をしたりして歩いていては、愛犬の楽しい気持ちはそがれてしまいます。

飼い主さんと楽しいことを共有できない生活は、愛犬にとって幸せとは言えません。また、散歩へ行かないと運動不足やストレスから、心身の病気になる可能性があります。

愛犬の幸せのためにも、健康寿命を縮めないためにも、散歩は愛犬と楽しみを共有する時間と考え、愛犬との毎日の散歩を大切にしましょう。

犬を不幸にする考えB犬は癒すだけの存在
大きな瞳で見つめるダックスフンド

愛犬は飼い主さんを癒してくれますが、決して癒すだけの存在ではありません。命ある生き物です。

犬には散歩や食事はもちろんのこと、お手入れやしつけも必要ですし、病気やケガをすれば、そのケアが必要になります。いろいろとお金もかかります。また、きちんと向き合う時間を持ってあげないと、ストレスが溜まります。

こうしたことをきちんと理解せずに、「癒すだけの存在」と考えて安易に犬を飼ってしまうと、手に負えなくなって、愛犬を不幸にする可能性が高くなります。

犬は癒すだけの存在ではなく、10年以上の世話が必要な生き物だということを忘れないでください。

犬を不幸にする考えC人間と同じように生活させたい
テーブルで人と食事をする犬

愛犬を家族の一員と考える飼い主さんは少なくないです。そして中には、愛犬を擬人化して、人間と同じように生活させるのが愛犬にとって幸せなことと考えてしまう飼い主さんもいます。

愛犬を家族として愛するのはとても素晴らしいことですが、人間は人間、犬は犬です。人間にとって快適なことが、犬にとってもそうであるとは限りません。

例えば、人間は服を着るのが当たり前のことですが、犬には元々服を着る習慣はありません。ですから、おしゃれのために無理に服を着せられると、犬はストレスに感じます。

また、人間と犬とでは必要な栄養素が異なり、塩分、糖分、脂分が高い人間の食事を愛犬に与えると、肥満や病気の原因になります。犬にとって有害な食材が含まれていれば、中毒症状を起こすこともあります。

もし愛犬を擬人化して、「クレートに閉じ込めるのはかわいそう」とハウストレーニングを行わないでいると、災害時に避難所生活になったときや、ペットホテルに預けられたとき、動物病院に入院したときなどに、ストレスや不安感から体調を崩すリスクが高まります。

ちなみに、犬は元々穴倉で暮らしていたため、頭上や側面が覆われた空間にいると安心する習性があります。

愛犬は家族の一員であっても、人間と犬は違う生き物です。

愛犬を人間と区別して考えることが、愛犬の幸せにつながります。

まとめ
幸せそうな家族と犬

犬を不幸にする考えを4つご紹介しました。愛犬を愛するが故に持つ考えが、愛犬を不幸にしてしまうこともあるので、気をつけなくてはいけませんね。

愛犬を不幸にしないためには、たくさんの愛情を注ぐのはもちろんのこと、犬の習性や本能などを理解することも大切です。犬とはどういう生き物であるのかが分かれば、おのずと愛犬を幸せにする考えが持てるのではないでしょうか。

愛犬に「この人が飼い主で幸せだった」と思われる飼い主でありたいですね。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:09 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の一年間の費用はどのくらい?平均料金から必要な消耗品まで

ネタりか



愛犬にかかる一年間の費用ってどれくらい?
眼鏡をかけたポメラニアン

愛犬にかかる一年間の費用を計算されたことはありますか?実は、「毎月トリミングに行かなきゃならないなんて、自分の生活費だけでもギリギリなのに…」などと、愛犬にかかる費用を苦に感じ、愛犬を手放してしまう飼い主さんが増えているんです。

犬を飼うために、どれくらいの費用が必要なのかを事前に確認しておくことで、犬を飼育できる状況にあるのかどうかをしっかり判断することができます。そうすることで、不幸な犬を減らすことに繋がると思います。

食費・医療費・お手入れ代・消耗品など、犬にかかる一年間の費用をご紹介します。これから犬を飼おうと考えている方が一度考えるきっかけになれば嬉しいです。

食費
ごはんを食べているチワワ

安く大容量で売られているドッグフードなら、一年間でも数千円の食費で済ませることができるでしょう。

しかし、愛犬の健康や長生きのことを考えると、オーガニックなドッグフードにこだわったり、原料にこだわったり、獣医師が推奨するドッグフードにしたりなど、どうしても高額になってしまいます。

よく考えてみてください。粗悪なドッグフードであったことが原因で病気になってしまった場合、食費以上の医療費がかかります。100万円を超えることもあります。

一年間の食費の相場はどれくらい?(ドライフードの場合)
✔小型犬36000円(月3000円の場合)
✔大型犬96000円(月8000円の場合)

獣医師が推奨するドッグフードを与えたいと考える場合、これくらいの費用がかかります。

医療費
病院で注射を受ける子犬

医療費とは、ケガや病気をしたときの治療や、手術にかかる費用だけではありません。年に1回必要な医療費もありますし、毎月必要な医療費もあります。持病があれば薬代など、毎日必要な医療費もあるでしょう。

どんな医療費があるのか
✔狂犬病予防注射
✔感染症予防のための混合ワクチンの接種
✔フィラリア症予防のための薬
✔ノミとダニの寄生を予防するための薬

この4つは一年間に全ての犬に必要な医療費です。これらの医療費は全国一律ではないため、動物病院によって異なります。

私が経験した中では、数百円ほどの差額があります。それほど大きな差額ではありません。しかし、選び方によって大きな差が生じる場合もあります。

わが家の医療費例(一年間)
私の愛犬のポメラニアン(超小型犬)の一年間の医療費を例としてあげてみます。

✔狂犬病予防注射3000円(年1回)
✔感染症予防のための混合ワクチンの接種(9種混合)9000円(年1回)
✔フィラリア症予防のための薬7776円(月1回、4月から12月の9か月分)
✔ノミとダニの寄生を予防するための薬16584円(月1回、12か月分)

合計すると36360円です。最低でも一年間にこれだけの医療費がかかります。

予防薬の価格について
フィラリア症予防のための薬、ノミとダニの寄生を予防するための薬は、商品によって価格が大きく異なります。

私は、それぞれのお薬を与えていますが、フィラリア症とノミダニの寄生をひとつのお薬でまとめて予防することのできる商品もあります。

まとめて予防できるお薬の方が経済的なのではないかと思い、獣医さんに相談したことがあります。すると、それぞれのお薬を買った場合の価格よりも、まとめて予防できるお薬を買った場合の価格の方が倍以上になることが分かりました。

選び方によって大きく差が生じる場合もあるので、どんなお薬があるのか、どんな病気を予防できるのか、価格はいくらなのか、獣医さんからしっかり聞いて相談しながら選んであげましょう。

お手入れ代
トリミング中のポメラニアン

トリミングに連れて行く場合、1回3000円から8000円くらいの費用がかかります。トイプードルなどの被毛が伸び続ける犬種の場合は、毎月トリミングが必要です。一年間で36000円から96000円の費用が必要になる計算です。

お手入れ費用の一例
私の愛犬たち(二頭)は自宅でシャンプーをしているのですが、シャンプーやコンディショナーなどの費用が一年間で7000円ほどかかっています。シャンプーは1000円ほどで買うこともできるので、安く抑えることもできます。

また、愛犬のポメラニアンは爪切りを獣医さんにお願いしており、2か月に1回540円がかかります。一年間で爪切り代が3240円です。

消耗品
ペットシートの上の白い犬

毎日の消耗品の代表格といえばペットシートです。私はワイドサイズ1袋50枚入り1200円を使っているのですが、愛犬二頭で1日に5枚程度必要です。1か月に3袋で3600円、一年間では36袋で43200円です。

消耗品にしては高額だなと感じることもありますが、外でトイレをさせると迷惑になってしまうので、やはり室内でのトイレトレーニングとトイレシートは必須です。

小型犬と大型犬、一頭飼いと多頭飼いとでは費用に大きく差が生じることもありますが、一年間に必要なペットシートの費用だけでも数万円はかかるでしょう。

まとめ
フレンチブルドッグとたくさんの書類

食費・医療費・お手入れ代・消耗品にかかる費用のおおよそをご紹介しました。

私の愛犬のポメラニアン(超小型犬)の食費・医療費・お手入れ代・消耗品にかかる費用を計算してみたところ、最低でも13万円ほどかかっていることがわかりました。実際にはプラス数万円になると思います。大型犬なら倍以上の費用がかかるかもしれません。

安いと感じるか高いと感じるか、飼い主さんそれぞれにあると思います。今回ご紹介した費用は「最低でもこれくらいかかります」という費用なので、実際にはもっともっと必要になるでしょう。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:07 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬と過ごす時間が短いと、犬は「不幸」になる?

ネタりか




人間の1時間は犬にとっては約4時間!犬時間とは?
眠っている茶色のチワワ

犬は人間よりもずっと早いスピードで年齢を重ねていきます。犬種によって異なりますが、犬は約4〜8倍の速度で年を取っていき、寿命を迎えてしまうのです。そのため、人間が過ごす時間の感覚と犬の時間の感覚自体も違うと考えられています。はっきりとわかってはいませんが、今の研究では犬は7時間周期で1日を過ごしていると考えられています。つまり私たちが1日24時間を過ごしている間に犬は3日以上の時間を過ごしているということなのです。私たち人間にとっての1時間は犬にとっては4時間にも相当するため時間はとても貴重なのです。

犬と過ごす時間が短いとよくない?
窓から外を見る白黒の犬

犬はあっという間に年を取り、当然のことながら私たち人間よりも先に寿命を迎えてしまいます。そんな貴重でスピーディな犬の時間サイクルをどのように過ごすかは飼い主次第になります。基本的に犬はひとりで過ごす時間をあまり好まず、飼い主である家族と一緒に過ごす時間に充実感を感じると言われています。実際ドイツやスウェーデンなど動物愛護先進国では5時間以上の留守番を条例で禁止していたり、長時間の留守番を虐待とみなすこともあります。

もちろん長い時間そばにいればそれだけでいいというわけではありませんが、長い時間ひとりで過ごしている犬はストレスがたまりやすくうつのような症状がみられることがあるとも言われています。

短い時間でもOK!愛犬を満足させるコミュニケーション
引っ張りっこで遊ぶ白黒の犬

愛犬と長い時間を一緒に過ごすことができればそれがベストですが、仕事や家事などでそうもいかないことが多いと思います。そんな中でも愛犬に寂しい思いをさせず充実した毎日を過ごさせるためにはちょっとしたコツやコミュニケーション方法を知っておくといいでしょう。

頭を使うトレーニング
お散歩などで体を動かすことはとても大切ですが、家の中で頭を使わせることも犬にとってはいい刺激となります。簡単なしつけやトリック(一発芸)などをほめながら少しずつ教えることは、犬の脳を活性化させたり達成感を感じさせることに役立ちます。忙しくてお散歩にたっぷり時間を取れない時などには頭を使わせて疲れさせ、充足感を与えてあげるといいでしょう。

本能を刺激して全身を動かす遊び
犬と遊ぶ時にもできるだけ犬の本能を刺激するような動きを取り入れると満足感がアップします。動物が狩りをする時の追いかける・捕まえる・噛みちぎるなどの行動をおもちゃを使って遊びに取り入れると漠然とおもちゃで遊ばせている時よりもずっと質の高い遊びになるでしょう。おもちゃでのひっぱりっこやかくれんぼ、犬種の特性に合わせて嗅覚や視覚を使った遊びなどをぜひ取り入れてみましょう。

1日5分のマッサージ
犬は飼い主との触れ合い、スキンシップを好む動物です。優しく声をかけながら体をほぐすようにマッサージすることで犬は満足感を得ることができますし、全身の健康チェックをすることができます。マッサージやスキンシップは短い時間でも十分なので、1日の終わりなどに少しだけ時間を取って毎日の習慣としてスキンシップを取るのもおすすめです。

犬と過ごす時間の長さではなく「質」を高めよう
飼い主の足元でマッサージされるジャックラッセル

飼い主と過ごす時間が短く、ひとりで過ごす時間が長い犬はストレスをためやすかったり、うつっぽくなってしまう傾向があると書きましたが、もちろん時間の長さだけが重要なわけではありません。

海外では長時間の留守番は好ましくないとされていますが、日本と海外では生活環境も仕事に関する事情も全てが異なるため犬の飼育状況もどうしても同じようにはいかないでしょう。

だからこそ、ひとりで過ごす時間が多くなりがちな日本の犬たちのために私たち飼い主は多くの工夫と心配りをしなくてはならないのだと思います。

長い時間一緒にいれないのであれば、一緒にいられる時間をいかに密度濃く過ごすかということを考えてあげましょう。

あっという間に過ぎてしまう愛犬との時間を、犬も飼い主もお互いに楽しく幸せに過ごすことができるように大切にしていきたいですね。

posted by しっぽ@にゅうす at 01:08 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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