動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年08月24日

英イングランド、子犬・子猫の販売禁止へ 生後6カ月未満

BBC



英政府は22日、イングランドで生後6カ月以下の子犬や子猫の販売を禁止する方針を発表した。

パブリックコメント(意見公募)に同日付で付された方針では、生後6カ月未満のペットを飼いたい場合は、認定されたブリーダーあるいは動物保護施設で入手しなくてはならなくなる。

生後8週間未満の子犬や子猫についてはすでに、10月1日からペットショップなどでの販売が禁止される予定となっている。

今回の方針は、一部の悪質業者が劣悪な環境でペットを繁殖させている実態が明らかになったことを受けたもの。

2013年にウェールズの繁殖施設から救出された5歳のキャバリア・キングチャールズ・スパニエル犬ルーシーは、狭い檻に入れられていた影響で背骨の変形やてんかんといった健康問題を抱えていたことから、2016年に死亡。これを受け、子犬や子猫の販売を禁止する運動「ルーシー法」が展開されていた。

「ルーシー法」運動の団体はフェイスブックに、ルーシーが「繁殖業者は、子供を産めなくなった私を価値がないと考えた!!!ありがたいことに私は救助され、私の家族は私のことをプライスレス(値段がつけられないくらい価値がある)と思っている! 残虐なやり方を止めさせよう――パピー・ファーミング(子犬工場)を止めさせよう!」と書かれた紙と共に写る写真を投稿。

「何年もの虐待のせいで彼女の体はあまりに弱くなっていて、もう戦えなかった。繁殖業者はお金をもうけられないルーシーは価値がないと思ったが、私たちや彼女を愛する人たちは、彼女を永遠に大切に思い愛し続ける。彼女のためにも問題への認知を高めよう」とのコメントを添えた。

Skip Facebook post by Lucy The Rescue CavalierEnd of Facebook post by Lucy The Rescue Cavalier
「ルーシー法」の署名運動には15万人近くが賛同し、英議会でも今年5月に審議が行われた。

ブリーダーから第三者を通じて販売された子犬・子猫の数の統計はないものの、動物愛護団体「ブルー・クロス」は、英国全体で毎年約4万〜8万匹が販売されていると推計している。

英環境・食料・農村地域省(DEFRA)によると、ペットショップの一部を含む認可を受けた第三者販売業者の数は、イングランドでは100に満たないという。

マイケル・ゴーブ環境相は、「ペットの状況を全く考慮しない人々が、この酷い商売でお金をもうけることはできなくなる」と語り、新たな規制を支持した。

テレビ番組に出演している獣医で、「ルーシー法」運動を始めたマーク・エイブラハム氏はBBCラジオ5の番組で、ルーシー法によって全てのブリーダーや繁殖業者に「完全な透明性と責任」を持たせ、「動物たちが置かれた状況の向上に大きく役立つ」と話した。

エイブラハム氏は、「どこにも隠れることができなくなる。ペットショップがブリーダーに責任を擦り付けることはできないし、ブリーダーがペットショップのせいにすることもできない」と語った。

「販売する人は皆、責任を負わされるので、動物福祉にとってとても喜ばしいことだ」

ペットのネット販売
慈善団体「メイヒュー・アニマル・ホーム」は、ジャック・ラッセル・テリア犬のルナが、病気で皮ふ病も疑われていたのにもかかわらずインターネット上で販売された事例を、問題として取り上げたことがある。

生後6週間のルナの販売は合法的に販売できる年齢に達していなかったものの、業者はルナが生後10週間だと虚偽の説明をしていた。

Image copyrightMAYHEW ANIMAL HOME CHARITY
Image caption
ジャック・ラッセル・テリア犬のルナは、法定年齢に達していないにもかかわらずネットで販売されていた
このほか、慈善団体「ドッグ・トラスト」は、妊娠中のフレンチ・ブルドッグ犬のロラが東欧から英国まで輸送され子犬を産んだものの、子犬2匹が死亡した事例を紹介している。

ドッグ・トラストのポーラ・ボイデン氏は新規制を歓迎しつつも、「抜け穴がある可能性」を指摘し。

規制を実効あるものにする措置が必要だと述べ、保護されたペットの里親を探す組織に対する規制などの追加策を求めた。

ケンネル・クラブのキャロライン・キスコ氏は新規制について、「多くの犬が苦しまなくなり、生まれ育った場所でお母さんと一緒にいられる環境以外に子犬が置かれるのは絶対にだめだという、子犬を買う人たちへの強いメッセージになる」と語った。

ペット産業連盟は、繁殖業者は閉鎖されるべきだとした上で、第三者販売の全面禁止によって、「闇取引を生む」可能性があると指摘した。

すでに10月1日から導入予定の規制は、認可を受けたペット販売業者に対して認可番号を広告で表示し、認可を受けた地元当局を提示するよう求めているほか、ブリーダーには、販売する前に子犬たちが母親と一緒にいる姿を見せるよう求めている。

ウェールズでも「ルーシー法」の導入を求める運動が行われており、政府は「第三者販売を禁止する可能性について調査をする」と表明している。2014年にウェールズで制定された法律は、すべてのブリーダーが認可を受けることを求めている。

スコットランドでは、パピーファームを禁止する議員立法による法案が今年5月に提出された。

(英語記事 Puppy and kitten sales at pet shops set to be banned)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:39 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物愛護団体の理事長 保護した猫を虐待か

Yahoo! JAPAN



保護した猫を棒でたたくなどの虐待をしたとして、動物愛護団体の理事長が書類送検された。

映像には、男が猫を棒でたたいたり、床にたたきつけたりする様子が映っている。環境保護団体LIAによると、この映像は2016年7月に撮影されたもので、猫は数日後に死んだという。

捜査関係者によると、LIAからの告発を受けて警察が捜査し、今月15日、「茨城県水戸市動物愛護」というNPOの55歳の理事長を動物愛護法違反の疑いで書類送検したという。

理事長は2016年、保護していた複数の猫を棒でたたくなどの虐待をした疑いがもたれていて、NPOは21日に活動を停止し、残された猫や犬は県を通して別の団体に引き取られたという。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:38 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の飼い方新常識!飼い主というリーダーに従わせるのはNGだった

Yahoo! JAPAN


犬のしつけも時代とともに変化しているのを知っていますか? 
90年代は、警察犬などの訓練のためのしつけ方が主流でしたが、現在は愛犬に専門的な能力を身につけさせるのではなく、家族の一員として、癒しの存在として飼いたいと思う飼い主さんが多いのではないでしょうか。
そのような犬を「家庭犬」といい、家庭犬には訓練ではなく、「家庭犬のしつけ方」が確立され、推奨されています。

イマドキの飼い方には、イマドキのしつけ方が合っているということです。
愛犬に合わない、昔ながらのしつけをしていませんか? 
下で紹介する「昔のしつけ」をしていないか、チェックしてみましょう! 

犬の飼い方新常識!飼い主というリーダーに従わせるのはNGだった
警察犬
「リーダー・訓練・服従・叱る」という家庭犬のしつけ方はもう古い!
これらの言葉は、番犬を主体にした飼い方の時代に、預かり訓練の手法を手本にした言葉です。
「番犬」や「警察犬」などの作業犬ではなく、癒しを与えてくれる「家庭犬」に育てたいなら、これらの言葉を使わない「家庭犬のしつけ」「ほめるしつけ」を取り入れましょう。

「愛犬の首をつかんで叱る」のは間違い!
オオカミは首を噛まれるとおとなしくなることから、犬の首をつかんで叱る方法があります。
しかし、オオカミが首を噛むのは危険が迫った際に子を巣に運ぶためで、その際子どものオオカミは親が運びやすくなるよう、自然と脱力することが研究で明らかに。
現在このしつけ方は間違いとされていて、やると愛犬との信頼関係を損ないます。
かわいい愛犬には絶対にやらないで! 

「号令は威厳をもってハッキリ言ったほうがいい」のは間違い!
昔は「オオカミはリーダーの言うことしか聞かない」といわれていたため、飼い主さんも威厳のある振る舞いが求められていました。
研究が進み、オオカミの群れは家族単位であり、親は子にやさしくすることが判明。
今は、愛犬に対して威厳のある態度で接する必要はありません。

犬の飼い方新常識!飼い主というリーダーに従わせるのはNGだった
親子のような関係
「飼い主はボス」という考え方はもう古い!
昔は「飼い主はボス」という考え方が主流で、反抗的な犬にはより強気な方法でしつけることも多々あった様子。
ただ、強気な方法でしつけると余計に怒り、さらに乱暴な犬にしてしまうことも! 
今は「ボス」という考え方はせず、「人の親子」のような関係を目指し、ごほうびを使った「ほめるしつけ」が主流となっています。

「ごほうびを使わない」はもう古い!
昔はごほうびを使わないしつけ方が主流でしたが、使わないと時間と手間ひまがすごくかかります。
使ったほうが犬のやる気が増して覚えが早くなり、飼い主さんでも楽しみながら簡単にしつけができることから、使うほうが主流になっています。

犬の飼い方新常識!飼い主というリーダーに従わせるのはNGだった
ほめる
「罰を与える」しつけ方はもう古い!
「罰を与える」とは、犬を驚かせたり怖がらせたりして「懲りた」と思わせる手法です。
たとえば、空き缶にビー玉などを入れて、犬が吠えたら床に落として“ガシャーン! ”と大きな音を出し、ビックリさせて吠えやませる方法などです。
しかし、罰を与えると消極的な犬になり、新しいことを教えても「失敗したら怒られる」と思い、新しいことを覚える意欲がなくなる恐れがあります。
「ほめるしつけ」で、犬のほうから積極的に覚えていく方法が安全でおすすめです。


いかがでしたか? 
今でもやっていること、勘違いしていたことはありましたか? 
しつけの仕方も日々進化していますから、飼い主さんも情報をアップデートしていきましょう。


参考/「いぬのきもち」2016年5月号 「プロの“ざんげ”から学ぼう 犬のしつけ 昔は私たちもしくじってました…」
「いぬのきもち」2018年6月号「愛犬がもっとイイコになる♪ ごほうびの与え方ガイド」
文/犬山ソフトクリーム

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 08:29 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クマ牧場跡地に「1頭が悪環境で放置されている」写真が話題 札幌市が「誤解」と否定 健康状態も良好

Yahoo! JAPAN


2004年に閉園した北海道のクマ牧場「定山渓熊牧場」(北海道札幌市)の跡地において、今なお1頭のクマが劣悪な環境で放置されたままになっているといううわさが、Twitterで注目を集めています。

【写真】元気なクマ

 管轄の札幌市保健福祉局保健所動物管理センターに取材したところ「情報は誤解です」と否定。現在は施設でクマ2頭を飼養している状況ですが、市が年に複数回の立入検査をしており、管理者が1日1回のエサを与えているため健康状態も良好だと説明しました。

 「定山渓熊牧場」は1969年に定山渓グランドホテルが開園。その後クマの健康や衛生面の問題、施設の老朽化から2004年に閉園しました。しかし2011年に動物保護団体への情報提供をきっかけに、衛生状態の悪い中で総計13頭のクマが雌雄混在で飼養されていることが発覚。床にごみが散乱し、死後放置されたと思しきクマの骨が散見されるなど深刻な状況で、NPO法人の地球生物会議ALIVEが管理者に飼養の改善を指導するとともに、行政にも定期的に立入検査をするよう要望しました。

 しかし2018年8月18日にTwitterであるユーザーが、定山渓熊牧場跡がずっと気になっていたためドローンで空撮したという写真を投稿。コンクリートの構築物内に1頭のクマが写っており、「閉園後も残されたクマたちがまともな食べ物も与えられない劣悪な飼育環境で急速に数を減らし、2013年に確認された雄2、雌6頭以降の情報が全く皆無でした。2018年8月、結果は最後に1頭を残すのみとなっているようです」と報告しました。

 ツイートは1万回以上リツイートされるなど話題に。「辛い気持ちになりました」「とてもショックをうけました」とクマの状況に心を痛める声が相次いであがっています。

 本当にクマは放置されている状況なのか――担当している動物管理センターに取材したところ、行政では年に複数回の立入検査を実施し、飼育状況の確認と必要な指導を継続していると説明しました。直近では2018年7月26日に実施し、今回のツイートをきっかけに問い合わせが複数来たため、8月22日にも立ち入ったといいます。

 現在管理はハマノホテルズが行っており、メス2頭を個別の飼育スペースで飼育。2004年の閉園時からいるヒグマで、推定30歳近くと高齢ですが、施設では給水設備や日陰が確保され清掃もされており、熊はのんびりと生活している様子が確認できるとのこと。食事は1日1回野菜やパンなどを中心に与えており、飼育責任者がクマの体調をみてエサの量を調整しているそうです。

 健康状態は動物管理センターの獣医師が確認したところ、野生の個体と比べて毛並や肉付きが良く、リラックスした様子が見られ良好な健康状態と考えられると診断。管理記録でも異常がないことが確認でき、「Twitterにあるような“まともな食べ物も与えられない劣悪な飼育環境”には現在ありません」と否定しました。

 2011年当時にいた13頭が2頭にまで減っている理由については「ヒグマの平均寿命は30歳で、当時15〜20歳のクマが多かったことから、病気や老衰で死亡したのではないでしょうか」と推測。2頭を現在も飼育している理由については、「クマをどうするかは基本的に管理者の判断となるのですが、これまで他の受け入れ先を探し続けてきたもののなかなか見つからず、移動は難しいと聞いています」と説明しました。

 札幌市としては施設には今後も定期的に立入検査を実施していくとのこと。「専門家や道内の動物園などの助言や協力を得ながら、適正な飼育が継続されるよう状況の確認及び指導を行っていきます。管理者にも協力して、クマの飼育環境の向上に取り組んでいく予定です」(動物管理センター担当者)

ねとらぼ
posted by しっぽ@にゅうす at 08:27 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛猫が血便をした!ウンチを色別で見分ける原因&対処法

Yahoo! JAPAN



猫のウンチがいつもと違ったら、それは病気のサインかもしれません。今回は「血便」に注目し、ウンチの色別で状態を見分ける方法や原因、疑われる病気、その対処法や予防法をご紹介します。ウンチは猫の健康のバロメーター。判断の仕方について知っておきましょう。

黒っぽい色をしているウンチ
ウンチの表面だけが黒い場合は、胆汁色素や腸内環境の影響が考えられます。中まで黒い場合は、大腸より上部の消化管(胃や小腸など)の中で出血している状態かもしれません。さらに、排出したてのウンチがタールのように黒々としていたら、口から小腸の間で出血している可能性が考えられます。

猫のフードに含まれる栄養分がウンチの色に影響を与えることもあり、内服薬を服用している際もウンチの色が変化することがあります。注意が必要なのは、いつもと同じフードを与えており、かつ薬の服用がないのにウンチの色が黒っぽいケースです。

赤い色のウンチは要注意!
ひとめで血便と分かるような、血の交じったウンチは要注意です。その中でも特に注意したいのが、ほぼ液体状になっている粘液のようなウンチや、鮮やかな赤色の血液がウンチを覆っている状態のもの。

このような血便が出ているときは食欲が落ち、ぐったりとしていて下痢を繰り返すなど、ウンチ以外にも異変がみられることが多いです。赤い血便が見られたときは、一刻も早く動物病院へ連れて行ってください。

愛猫が血便をした!ウンチを色別で見分ける原因&対処法
血便の原因、疑われる病気は?
血便の原因、疑われる病気 <腸炎・胃腸炎>
腸が炎症を起こすことでウンチに血が交じり、白っぽい粘膜や粘液が出る場合があります。軟便、または液体状のウンチになることが多く、黒いタール状のウンチや、症状が深刻になるとトマトジュースのような赤い下痢になることも。すみやかに受診して治療を受けましょう。

血便の原因、疑われる病気 <腸内にできた腫瘍>
腸内にポリープや悪性腫瘍ができている場合、その腫瘍が原因で出血し、血便になることがあります。通常のウンチに血液が付着したものが排出されることもありますが、その外見や状態、頻度などは腫瘍の場所や大きさによってさまざまです。命に関わる場合もあるので、獣医師と相談し対処しましょう。

血便を発見した場合の対処法
ウンチの様子を観察して血便が続くようなら、獣医師による診断が必要です。さらに、愛猫に元気がないなどの様子が見られれば、緊急性が高くなっているかもしれません。腫瘍などが原因でなく、ウンチが固く出しづらい状態なら、フードを改善する必要があります。自己判断せず、まずは獣医師へ相談することが大切です。その場合、愛猫の便を持参すると診断がスムーズにいくでしょう。

愛猫が血便をした!ウンチを色別で見分ける原因&対処法
血便を予防するには
血便を予防するには
健康なウンチを排出するためには、適度な運動や適切な食事、水を飲むことが欠かせません。運動しやすい環境を作り、フードは給与量を守りましょう。水飲み場を増やす工夫も必要かもしれませんね。猫の血便にはタイプがいくつかありますので、気になることがあれば、動物病院で受診することが大切ですよ。

参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『愛猫が『血便』!? ウンチの色別の見分け方や原因〜対処法まで解説! 』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

ねこのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 08:26 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。