動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年10月29日

山口県の老舗旅館が保護猫活動を始めた理由

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山口県の南西部、ローカル列車に揺られて無人駅で降り、さらに車で5分。のどかな雰囲気が漂う緑豊かな地に「てしま旅館」は佇んでいる。

【写真】猫たちがいっぱい!猫庭のようす

 全6室の温泉宿。玄関を入るとロビーの正面に、猫たちが暮らすガラス張りの「猫庭」が見える。ここは保護猫活動を展開している旅館だ。

 てしま旅館は、1968年に現代表・手島英樹さんの祖父が創業。家族経営の心温まるおもてなしと美食が評判だ。手島さんは広島で介護福祉士として働いていたが、「旅館を継ぎたい」と25歳で帰郷。2004年に内装をリニューアルして、おしゃれなデザイナーズ旅館へと生まれ変わった。

■知的でツンデレな猫たちの虜に

 保護猫活動に取り組み始めたきっかけは、2013年の冬、手島さんの3人の子どもたちが近所をウロウロしていた猫を「うちで飼いたい」と言ってきたこと。近所には以前からたくさん野良猫がいて、手島さん自身はもともと猫が好きではなかった。

 だが「外は寒くてかわいそう。絶対にお世話するから」と懇願する子どもたちに根負けして1匹だけ飼うことに。すると「知的でツンデレな猫ちゃんたちがあまりにかわいくて」と満面の笑みになる手島さん。すっかり虜になり、飼い主のいない猫を自宅で引き取って、気づけば9匹飼っていたという。

 2016年1月のこと。手島さんはテレビでたまたま犬猫の殺処分に関するニュースを見て、衝撃を受けた。

 2014年度に山口県内の保健所に引き取られ殺処分された犬猫の数は4730匹にのぼり、全国の都道府県でワースト3位と知ったのだ。

 「山口県(下関市を除く)では2014年度に2744匹の猫が引き取られ、そのうち2701匹が処分されていたんです。これまで殺処分なんて考えたことがなかったけど、『えっ、こんなに殺してるの?  何とかしなければ』と強く思いました」

 自宅で飼うには限界がある。そこで「旅館の中庭に猫の家を作ろう」と思いつき、家族会議を開くと全員が賛成。インターネットで寄付を募るクラウドファンディングに挑戦し、45日間で412万円を集めた。支援者は343人だった。

 「猫の命を救いたいという、サイトに書いた私たちの思いにたくさんの方々が賛同し応援してくださって、本当にありがたかった」。JR貨物のコンテナを2つ購入し、猫が暮らすシェルター「猫庭」へとリサイクル。デザインは、猫の家具で日本グッドデザイン賞に輝いた山口県の磯部司デザイン事務所に依頼。内装には猫の爪にやさしい木材を使用し、冷房も備えて、快適に過ごせるように工夫した。


2016年6月に猫庭の運用をスタート。飼い主のいない猫を引き取り、世話をしながら里親を募集して、1年足らずで34匹が里親のもとへ巣立った。

 もっと受け入れるため2017年6月に再度クラウドファンディングを行い、400万円を超える支援をもとに、猫庭シェルターを2階建てに増築した。

 猫庭の取り組みを開始して、1年半が経った。猫庭には常時30匹ほどの猫が暮らしており、満員の状態だ。

 これまで引き取った猫は200匹にのぼり、そのうち170匹ほどを新しい飼い主に譲渡してきた。

 「猫たちの尊い命をつなぎたい、その一心から、とにかく勢いだけで猫庭を立ち上げました。

 猫の世話は主に娘たちが担当していて、エサ代や医療費、去勢手術代などは旅館の宿泊代から捻出しています。病気になった猫を別室で看病したり、猫を引き取ってほしいという連絡がひっきりなしに入ったりと、24時間対応で実情はとても大変です」と手島さんは打ち明ける。

■猫を譲渡すれば終わりという話ではない

 猫の譲渡は、単にモノを譲るのとはわけが違う。猫庭では猫一匹ずつの情報をホームページで公開し、備え付けのカメラで猫庭の様子をLIVE配信。定期的に譲渡会も開き、里親を広く募集している。

 「新しい飼い主さんの話をよく聞き、猫の性格や健康状態などをしっかり伝えたうえでお渡ししています。その後もLINEなどでコミュニケーションを取り、状況を報告してもらいます。多くの命を助けるためにはスピーディに譲渡したいけど、相手がどんな人か、本当に愛情をもって育ててくれるのかを見極めることが重要。そこが難しいところです」

 猫庭を立ち上げてから、旅館には猫好きのお客さんが増えて、遠くは関東からのリピーターもいる。

 「猫を旅館のウリにしようと考えたことはないけれど、結果的にはビジネスモデルになっています。

 猫庭の理念に賛同してくださったり、旅館自体の接客や料理を目当てに来てくださるお客さまのおかげで、猫庭の活動は成り立っています。埼玉の病院でも保護猫活動をしたいと問い合わせがあり、私たちのやり方を伝えてサポートしました」

 猫庭の活動費を捻出するために、「猫庭日和」というフォトブックを毎月発行したり、次女の姫萌ちゃんが描いた猫のイラストをあしらったTシャツやマグカップなどオリジナルグッズを販売している。


そこから、思いがけない展開も生まれた。

 今年9月から、山口県にあるユニクロのシーモール下関店と長府店の2店舗限定で、猫庭とユニクロがコラボしたTシャツとトートバッグを販売しているのだ。

 売上金の一部は猫庭の運営に充当される。

 きっかけは、フランチャイズである2店の社長・吉村邦彦さんと手島さんが知り合い、ダメもとで「猫庭Tシャツをユニクロで売りたい」と相談したこと。

 ユニクロの本社は山口県にある。吉村さんはユニクロの柳井正社長のもとで同社の成長期を支えた人物であり、本部に情熱的にかけあってくれた。

 吉村さんの妻が猫好きで、てしま旅館に宿泊したことがあったのだという。そんな縁から手島さん自身も何度も本社に通い、ユニクロとしても異例のコラボが実現した。

 「こんな夢のようなことがあるのかと自分でも驚きましたが、まじめにやっていれば、応援してくれる人が現れる……殺処分の問題を多くの人に知ってもらうきっかけになり、うれしく思っています」と手島さん。今、ほかの企業とコラボする話もいくつか進んでいるという。

 山口県の猫殺処分ゼロを掲げ、クラウドファンディングにより2016年6月に誕生した猫庭。同県(下関市を除く)の保健所で殺処分された猫は、2014年度の2701匹から2017年度には542匹に激減した。譲渡数が40匹から1489匹に増えたためで、猫庭もその一端を担っている。

 「殺処分を少しでも減らすために、全国で行政や団体や個人が懸命に活動しています。山口県では譲渡数が飛躍的に増えたけれど、保健所に持ち込まれる猫の数は依然として多いまま。問題の本質はそこにあるのでしょう。そもそも無責任に猫を飼う人がいなくなるように、人びとに訴えて意識や行動を変えていく必要がある。

 とてつもなく大きくてやりがいのあるテーマだと思います。応援してくださる方が増えてきた今、私たちは信用を積み上げつつ、さらにできることを模索していきたい」と手島さんは決意を新たにしている。

■獣医さんになりたいという目標ができた

 平日の夕方、次女の姫萌ちゃんが小学校から帰宅した。制服から猫庭Tシャツに着替えたら、さっそく猫庭で猫一匹一匹の様子を見たり掃除をしたりと、テキパキと動いている。

 猫庭では彼女を中心として、受け入れた猫の特徴や性格、健康状態を把握して、世話と譲渡を続けているのだ。


 「初めは私たちが猫を飼いたいって言ったのに、なんだかお父さんのほうがのめり込んじゃって……」と明るく笑う姫萌ちゃん。

 「私は何でも3日坊主で続けられない性格なんですけど、猫ちゃんのお世話だけは楽しくて大好きで自分からやっています」とハキハキ話す。習い事や塾に通いつつ、姉・兄とともに猫の面倒をみることが生活の一部になっている。夕方5〜6時に猫庭でお客さんと話をするのも彼女の役目。

 「いろいろな人とおしゃべりするのがとても楽しい」という。「ずっとお世話していた猫ちゃんが新しい家族のもとにいくときは、とてもうれしいけど寂しくて……幸せになってねって祈っています」。

 元気な猫はもちろんケガや病気の猫もたくさん受け入れ、ときには看取ることもある。姫萌ちゃんには「将来は獣医さんになりたい」という目標ができた。

 猫の命をつなぐために……手島家の挑戦はこれからも続いていく。

佐々木 恵美 :フリーライター・エディター
posted by しっぽ@にゅうす at 09:05 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月28日

自然災害と犬 一緒に避難する方法や事前の準備について

ネタりか



犬と一緒に避難する方法
車と犬

ケージやキャリーバッグに入れて避難
大規模な災害が起こった場合、地面は瓦礫になっている所やガラスの破片が散らばっていて危険な状況になっている事がほとんどです。愛犬がケガをしやすくなっているので、出来る限りケージやキャリーケースに入れて一緒に避難をする様にしましょう。

ペットがOKな避難場所にいく
避難先は、物資の支給を受けやすいペット同伴OKの避難場所が一番良いですね。しかし、ペットと一緒に居られる避難場所はとても少ないです。ですので、他に避難に使える場所、方法はないか事前に調べておく事をおススメします。

車を活用
ペットと一緒に居られる避難場所がなかった場合、車内で寝泊まりをするという方法もあります。実際に、多くの方が災害の時に車内で寝泊まりをしているようですね。ただ、車内で長時間座ったままの状態で寝泊まりをしていると『エコノミークラス症候群』という病気になってしまう事があります。悪化すると命を亡くす事もあるので、気を付けなければいけません。
車内で寝泊まりする時は、数時間おきに運動するようにしましょう。

テントを使う
テントを使って愛犬と一緒に避難生活を送る方法もあります。大きな車を持っている人は車に沢山荷物を詰める事ができるので、テント以外にもアウトドアに使う道具を用意しておくと、とても役立ちますよ。

もしもの時のために犬に必要なものをまとめて用意しておく
車の中の犬と荷物

現在の日本では、いつ自然災害が起きても不思議ではありません。ですので、いつ災害が起きても大丈夫なように、愛犬に必要な物を鞄等にまとめて入れて用意しておきましょう。主に必要となるものは次のものとなります。

✔水
✔ドッグフード
✔袋
✔新聞紙
✔迷子札
✔愛犬の写真
✔タオル
✔持病がある犬は薬

水やドッグフード
水やドッグフード等の食べ物は最低一週間分は用意しておきたいですね。水は、人が飲むミネラルウォーターは犬には合わない場合が多いので、犬用の水を用意してあげる事をおススメします。


袋は犬だけでなく人にとっても色々役に立ちますので沢山用意しておきたいですね。

新聞
ペットシーツの代わりとして使ったり、防寒対策としても使えます。

迷子対策に迷子札と愛犬の写真
愛犬が迷子になってしまった時に備えて、迷子札は常に首輪に付けておくことをおススメします。もし迷子になってしまった場合は、愛犬の写真を用意しておくことで見つけやすくなりますよ。

タオル
タオルも非常に使用頻度が高いので、多めに用意しておくと良いと思います。

薬を余分に用意しておく
災害が起こったら薬等を用意するのが難しくなる可能性があります。珍しい病気や病気の度合いによって、薬が無いと深刻な状況に陥ってしまいます。ですので、愛犬に持病がある場合は常に薬を余分に用意しておきましょう。

自然災害に対する事前の準備について
ケージに入っているパピヨン

事前にペットOKの避難場所を調べておく
自然災害が起きてからペットOKの避難場所を探すのはとても大変です。前もってペットと一緒に居られる避難場所を調べておくと良いでしょう。

ケージやキャリーバッグにはいる訓練をしておく
避難場所にいる時や災害時に外に出る時は、愛犬をケージやキャリーバッグの中に入れる事が多くなります。しかし、普段から愛犬がキャリーバッグ等に入る事に慣れていないと、ストレスが溜まったり急がないといけない時、キャリーバッグに中々入ってくれないといった事態になることもあります。愛犬がスッとケースやキャリーバッグに入ってくれるように日頃から訓練しておく事をおススメします。

ワクチンや狂犬病の予防注射をちゃんとしておく
ペットと一緒に避難できる場所があったとしても、愛犬がワクチンや狂犬病の予防をしていないと利用できない事があります。いつ災害が起きても大丈夫なように、きちんとワクチンや狂犬病予防をしておきましょう。

まとめ
眠っている犬と女の子

自然災害は突然やってきますので前もってペットと一緒に避難できる避難場所を調べたり、ペットにとって必要な物をあらかじめ用意しておくなど、日頃から対策をしておく事がとても大切です。自然災害の時は人も犬も不安になると思いますので、常に一緒に居られる様に準備をしておきましょう。
posted by しっぽ@にゅうす at 07:31 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ズーノーシス」をご存知? 犬猫と健康的に暮らすために注意しておきたいこと

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「ズーノーシス(zoonosis)」という言葉を知っているだろうか? 愛猫や愛犬が手放せない人は覚えておきたい、人と動物に共通する感染症だ。
「ズーノーシス」とは「動物由来感染症」や「人獣共通感染症」と呼ばれ、簡単に言えば、私たち人間だけでなく、犬や猫などの脊椎動物にも感染する病気のことだ。世界保健機関(WHO)で把握しているだけでも200種類以上あるといわれている。

【写真】デザイナーたちとペットの蜜月物語10

「人間と動物が共通でかかる感染症は複数あり、日本でわかっているペットから感染するズーノーシスは25種類ほどあるといわれています。なかでも感染報告例が増えているのが、“パスツレラ症”と呼ばれる犬や猫からの感染症です。このところ報告数は10倍以上に増えています。ほかにも、Q熱や猫ひっかき病などの報告例も少なくありません」と説明するのは、日本のズーノーシス事情に詳しい日本大学医学部の荒島康友先生。

 パスツレラ症は犬や猫の口腔内の菌を原因とするが、この菌は犬には75%、猫には100%近く存在する。感染すると皮膚が化膿したり、呼吸障害が出る。Q熱は急性ではインフルエンザ様症状、慢性では倦怠感を招くことが多い。猫ひっかき病は猫だけでなく、犬からも感染する。皮膚の化膿やリンパの腫れ、倦怠感や発熱などが起こる。

「いくつかのズーノーシスは倦怠感が起きるため、うつ病と診断されてしまうこともあるようです。当然ですがうつ病の治療では改善せず、私のところに来た患者さんもいました。ペットと暮らしていて不定愁訴に悩まされ、ドクターショッピングをしているという人は、ズーノーシスの可能性も考えてみるといいでしょう」

 ただし、ズーノーシスを恐れてペットを放棄することだけはやめてほしい、と荒島先生は強調する。過度な接し方をせず、衛生的な環境できちんと飼育すれば問題はない。

「ペットを溺愛する気持ちはよくわかります。ですが、過剰な触れ合いには注意を払うべきです。例えばペットとキスをする、ベロベロと舐められる、人間と同じ箸やスプーン、食器で食事を与える。また、ペットと同じ部屋で寝るというのもできれば避けたほうがいいでしょう。猫や犬は、寝ている飼い主の顔を舐めたりすることが多いことがわかっています。一緒に寝てくれるのはかわいくうれしいものですが、互いに長く一緒に暮らすためにも、制限をもつことは必要だと思いますね」

 糖尿病などの疾患があったり、高齢者や乳幼児など抵抗力が低い人は感染する確率が高まることもある。また、妊婦が感染すると胎児に影響するケースもあるので、そういった時期はペットとの接し方により慎重になることも必要だ。そして一番の問題は、ズーノーシスに詳しい医療機関が少ないこと。「不定愁訴が続く場合や何かおかしいという症状がある場合は、医療機関にペットと暮らしていることも伝えたほうがいいでしょう」。むやみに怖がる必要はないが、厚生労働省がHPで公開している『動物由来感染症ハンドブック』などを一度確認するなど、きちんとした知識を得ることが大切だ。

Text: Manabi Ito From Harper’s BAZAAR November 2018
posted by しっぽ@にゅうす at 07:29 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子猫惨殺、闇ウェブに映像投稿か=女DJ宅に日本の残虐本―タイ

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【バンコク時事】タイでクラブのディスクジョッキー(DJ)の女が子猫を繰り返し惨殺した疑いが強まり、警察が捜査を開始した。

 警察はバンコクにある女の自宅や実家を捜索し、残虐行為を描いた日本の本を押収。殺害の模様を撮影した映像を匿名性の高いインターネット空間「ダーク(闇)ウェブ」に流した疑惑も浮上している。

 30代前半の女は今月中旬、子猫の育て親を探していた女性と接触し、雄1匹を引き取った。数日後に女性が猫の様子を尋ねると、あいまいな返事に終始。猫を返すよう要求した女性に対し、「交通事故で死んだ」と説明したため、女性が動物愛護団体に通報した。

 警察に出頭した女が持参した猫の死骸は虐待の痕跡があり、内臓が抜き取られていた。愛護団体がソーシャルメディアでこの経緯を伝えたところ、集まった情報から女が少なくとも27匹の子猫を引き取っていたことが判明。いずれも生後1〜2カ月の雄猫だった。

 一方、女がダークウェブに映像を投稿していたという情報も寄せられ、警察が押収したパソコンの解析を進めている。女が映像の投稿で利益を得ていた可能性も指摘されている。 
posted by しっぽ@にゅうす at 07:26 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エリザベス英女王が飼育の愛犬コーギー、最後の1頭が死ぬ

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【AFP=時事】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II、92)が飼育する最後のコーギーが、死んでいたことが分かった。

【写真】エリザベス女王の90歳誕生日のポートレート写真に登場した愛犬たち

 先のとがった耳が特徴的な小型犬のコーギーたちは、宮殿に常駐し、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)の部屋から部屋へと女王の後に付き従い、公式写真にもたびたび登場していた。

 だが英紙デーリー・メール(Daily Mail)の報道によると、女王自身が育てた最後のコーギーであるウィロー(Willow)が4月に死に、今度は王領地の元猟場番人が亡くなった際に引き取った、12歳のウィスパー(Whisper)が死んだという。女王は「深く悲しんでいる」と同紙は報じている。

 一方、バッキンガム宮殿はコメントを拒否している。

 英メディアは2015年、エリザベス女王が新たなコーギーを育てることをやめたと報じている。自身の死後に愛犬を置き去りにしないようにするためだという。

 ただ女王は現在も、ダックスフントとコーギーをかけ合わせたドーギー2頭を飼育。

 デーリー・メールによると、ドーギーのバルカン(Vulcan)とキャンディー(Candy)も、女王の日課にかなり精通しているという。【翻訳編集】 AFPBB News
posted by しっぽ@にゅうす at 07:18 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

休日や夜間の対応しオープンな施設へ「さいたま市動物愛護ふれあいセンター」

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人と動物が快適に過ごせる社会づくりを目指し、地域に密着した「さいたま市動物愛護ふれあいセンター」の取り組みを紹介します。
出典/『いぬのきもち』2018年6月号
取材・撮影・文/尾アたまき

※保護犬の情報は2018年4月10日現在の情報です

さいたま市動物愛護ふれあいセンターで暮らすふれあい犬のVanくん。散歩が大好き

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休日や夜間の対応しオープンな施設へ「さいたま市動物愛護ふれあいセンター」
撮影/尾アたまき
市民に寄り添うことで整っていったセンターの体制
通常動物愛護センターは、土・日曜日が休館のところがほとんどですが、「さいたま市動物愛護ふれあいセンター」(以後センター)では市民が訪れやすいよう、土曜日も開館して通常業務を行っています。日曜日は、電話応対などの通常業務はお休みですが、ふれあい事業は開催。このような体制からも、センターの親しみやすさ、門戸の広さがうかがえます。



センターの中には、クイズ形式で犬のことが楽しく学べるよう、職員が手作りしたパネルが貼られている。めくると正解がわかる さらに夜間、さいたま市内で負傷動物が発見された場合の問い合わせに対応できるよう、獣医師と業務担当の職員2名ずつが毎日当番で自宅待機しています。今まで出動はわずかしかありませんが、ときには夜半過ぎに警察から連絡が入ることも。警察署内にも迷い犬を収容する場所はありますが、負傷していたり凶暴な犬に関しては、収容できないケースもあるそうです。このような事態に備え(市民が発見したときも同様)、職員は外出や飲酒を控え、何事もないことを祈りつつ待機しているのです。

 市民に、そして犬や猫に寄り添い続けてきたセンターの地道な取り組みのおかげか、最近のセンターには数えるほどの犬しかいません。
「何も特別なことはやってないですよ。10年前にできたばかりで歴史が浅いセンターですから、ほかのセンターがやっているいいところを参考にしてきた積み重ねです。というか、さいたま市民の皆さんの意識が高いんです。当たり前のことですが、皆さんちゃんと登録しているし、狂犬病予防注射の済票もつけているし、マイクロチップを装着している犬も多いので、たとえ迷い犬になってもすぐに飼い主さんのもとへ帰れるんですよ」と話す職員で獣医師の岩永貴浩さん。


ふれあい犬のメイくん。とても甘えん坊な性格だそう「もし愛犬が脱走などでいなくなってしまった場合は、センターと警察署の両方に、すぐに連絡を入れてほしいです。愛犬が自分で帰ってくるだろうと、数日待つ飼い主さんが多いのですが、その間交通事故にあう危険が高まってしまうからです」と、大事なアドバイスも。
「今後は小学校への出張講演や動物愛護の啓発活動にも力を入れていきたい」と、さらなる上を目指す名塚さん。そして、収容する犬猫をいつの日かゼロにしたいと、すぐそこまで来ている目標も語ってくれました。

すぐにゴロンとおなかを見せて歩かなくなるふれあい犬のベイブくん

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 07:12 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月27日

人気の秋田犬ダウン、触られて愛嬌振りまき疲労

読売新聞



国内外での人気を背景に秋田犬の展示施設が今年に入って秋田県内で相次いでオープンしているが、中にはストレスで体調を崩す犬も出ており、各施設で対応に追われている。

 秋田犬は、平昌ピョンチャン五輪の女子フィギュアスケート金メダリスト、アリーナ・ザギトワ選手(ロシア)や、モンゴルにいる元横綱・朝青龍に子犬が贈られて話題となっている。県によると、動物愛護法に基づく登録を経て秋田犬を展示している施設は12か所(今月11日時点)あり、このうち7か所は、秋田犬を観光資源として生かそうと、今年オープンした。

 忠犬ハチ公生誕の地・大館市では昨年8月、「秋田犬ふれあい処どころ」がオープン。秋田犬の姉妹「あこ」「飛鳥」(いずれも2歳)が観光客を出迎えてきたが、今年8月末、飛鳥が下痢でダウンし、9月から休養を続けている。

 施設を管理する市によると、8月には多い時で1時間あたり約100人の観光客が訪れたといい、「見知らぬ相手に触られ、愛嬌あいきょうを振りまくうちに疲労の限界を超えてしまった」(観光課)という。このため、9月からは来場者と犬を隔てる木製柵を設置。週5日だった展示日も、毎週水曜と土日、祝日に変更した。

 今年に入ってオープンした施設では、犬にストレスを与えない展示方法を模索している。秋田市中通のエリアなかいちで4月に開設された「秋田犬ステーション」は、当初は週4日だった展示日を、6月から週3日に減らした。市が6月、千秋公園内に設置した「秋田犬ふれあい処」は、5頭の犬を交代で、毎日1、2頭ずつ展示し、犬に疲れが見えた場合、展示を途中でやめるなど負担軽減を図っている。

 動物の「行動展示」で有名な旭山動物園(北海道旭川市)前園長の小菅正夫さん(70)は「秋田犬は元来、狩猟犬で、飼い主以外の人間になつく性質ではない。犬の生態や健康を最優先に考えた展示を工夫すべきだ」と話している。(山田佳代)

 ◆秋田犬=柴犬しばいぬや紀州犬、北海道犬、甲斐犬かいけん、四国犬とともに日本に古くからいる「日本犬」。1931年、この中で最初に国の天然記念物となった。秋田犬保存会が血統書発行のために管理している「犬籍」の登録状況(2017年末時点)によると、国内2704頭に対し、海外では「忠犬ハチ公」を題材に製作されたハリウッド映画の影響や大型犬ブームなどで、3967頭となっている。

2018年10月23日 10時02分 Copyright c The Yomiuri Shimbun
posted by しっぽ@にゅうす at 07:25 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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