動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年10月05日

【ペット初心者の疑問】予防接種、たくさんあってわからない!どこまで必要?ペットの予防接種と必要な費用

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“ペットの予防接種ってどこまでやるべき?”犬や猫を飼い始めた方々から、よくある相談の中に

「動物病院からハガキがたくさん来て何が何だかよくわからない」「どこの動物病院へ行けばいいかわからない」

というのがあります。

現在、犬に推奨されている予防接種が4種類あり、猫には3種類あります。犬には狂犬病予防、ワクチン予防接種、フィラリア予防、ノミマダニ予防の4つ。猫には、ワクチン予防接種、フィラリア予防、ノミマダニ予防の3つです。

以上の予防接種が推奨されている理由は、予防をしないと死に至る病気になる可能性があるからです。もしこれらの病気にかかってしまった場合、大きな治療費がかかってしまうことは間違いありません。

今回はこれらの予防接種について、費用も交えてお伝えします。

狂犬病予防について
犬の4大予防の中で最も浸透しているものが狂犬病予防です。法律で「狂犬病予防法」というものがあるので、最も知られているはずです。

日本では年に1回の予防接種が義務化されており、これを怠ると狂犬病予防法第5条の違反となり、20万円以下の罰金に処せられる罰則が規定されています。

では、どこで予防接種を行えば良いかというと、動物病院もしくは地域の獣医師会が行っている集合注射会場に行けば、注射を射ってもらえます。

費用はだいたい3000円前後になります。日本では昭和32年を最後に狂犬病は発生していませんが、昨年、台湾で狂犬病をもつ動物に噛まれたヒト症例が見つかりました。ヒトにも関わる重大な病気であり、予防が義務化されています。

ワクチン予防接種
続いて混合ワクチン予防接種に関してですが、こちらも感染力が強い病気、感染すると特効薬が効かない病気を予防するものです。混合ワクチン予防に関しては法律による義務付けがありませんが、上記のような重大な病気にかからないよう予防することが重要です。

動物病院によってワクチネーションプログラムが異なります、接種する時期や注射するワクチンの種類はさまざまですが、かかりつけの動物病院の指示に従い、予防接種を行いましょう。

さて、費用ですが、どの混合ワクチンを選ぶかによっても変わってきます。多くの動物病院ではおおよそ数千円〜1万円ほどで接種できます。決して安い金額とはいえませんが、残念ながら清浄化してできていないのが現状であり、定期的な予防接種を推奨します。

フィラリア予防・ノミマダニ予防
最後にフィラリア予防・ノミマダニ予防に関してお話します。この2つの病気は寄生虫によって引き起こされる病気です。

都内などではフィラリア予防が必要ないと聞くことがありますが、他県ではフィラリア陽性犬がいるのが現状ですので、都内にいるから絶対感染しないということはありません。

また、数年前からSFTSというヒトにも関わる病気が注目されています。詳しくはまだ解明されていませんが、マダニが媒介している病気といわれています。こちらもヒトが死に至る重大な病気ですので、予防することが重要であると考えられます。

この2つの病気に対する予防ですが、動物病院によって予防推奨期間や予防薬がさまざまですので、かかりつけの動物病院の指示に従い、推奨期間をきっちり予防しましょう。

費用は、おやつタイプや錠剤タイプ、また1年間に1回の注射で予防できるものなどさまざまであり、フィラリア予防とノミマダニ予防を同時にできる薬もあります。

多くの動物病院では、両方の金額を合わせて少なくても月に2000円前後かかりますので年間1万〜2万円ほどになります。

フィラリアやノミ・マダニが日本からいなくなることは非常に難しいので、しっかり予防することが重要になります。

まとめ
以上のように予防しなければならないことが多く、ペット保険も適応にならないので、数万円の費用がかかります。

ただ、これらのような重い病気にかかると動物たちも辛い思いをしますし、動物たちを看ている私たちも辛い思いをしなければなりません。このような辛い思いをしないためにも予防をすることで病気を未然に防いでいきましょう。

Text:行光 基(ゆきみつ はじめ)
獣医師 株式会社361°執行役員。

監修:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:02 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

助けて!わんにゃん お便り特集(上)行政への期待強く

高知新聞


連載「助けて!わんにゃん 高知の動物愛護を追う」の第2部最終回に載せた「お便り募集」に対し、ご意見、ご感想をいただきました。保護活動家への「なぜ、そこまで頑張れるのか」といった驚きや、保護猫のふん尿、保護犬の鳴き声に対する苦情、行政の対応への物足りなさ、活動家の思いを3回にわたって紹介します。次回は10月2日に掲載します。(編集委員・掛水雅彦)

 第1部は6月、第2部は8〜9月に掲載しました。

アニマルポリスを【いの町、野波由紀子(40)】
 連載を読んで、このままでは高知県の犬猫問題は解決しないと思いました。個人ボランティアさんに負担が掛かりすぎています。

 猫のために奔走する「高知にゃんわんの家」の松岡理香さんのフェイスブックを読むと、「捨て猫を拾ってくれる所ですか?」と失礼な電話が来たそうです。また、「うっとうしい連載。異常な人ばかり出てきて偏っている」と新聞社へ電話が入るのは悲しいことです。あまり考えたこともない問題だからだと思いますが、高知市内でも郡部でも、深刻な事態がたくさん起きています。やはり、行政の力が必要です。

 しかし、市町村の役場に相談しても、他の部署を紹介されたり、「自分で責任持って何とかしてください」で終わりのようです。まず、公的な総合相談窓口をつくり、専門知識を持って対応できる態勢をつくっていただきたいものです。

 保護活動家の金銭的負担は大変なので、せめて医療費の何%かをサポートしてあげられないでしょうか。そして、英、米、オランダなどにある「アニマルポリス」の設置が必要だと思います。日本の動物愛護対策は大変遅れています。これ以上、野良犬猫が増えないように強力な抑止力が必要です。

 狩猟犬が毎年のように飼い主からはぐれ、あるいは「役に立たなくなった」と捨てられているそうです。問題解決のため、狩猟犬の数、飼育状況などを調査し、厳密に管理してほしいと思います。

 私には小学生の子どもがいます。今後、私としても何かの形で役立ちたいとも思います。例えば、小学校で犬猫の命の大切さを伝える授業のようなことができないかと考えたりもします。多くの方々に関心を持ってもらえるよう、今後の連載にも期待します。

高知新港に子猫多数 【南国市、三谷憲一(58)】
 連載開始からずっと読んでいます。先日も早朝、高知新港で4匹の野良猫に餌をやるおじさんに遭遇。話を聞くと釣りに来たついでに少量の餌をあげているとのこと。子猫もいました。たぶん、最初は誰かが捨てた猫が繁殖したのでしょう。「ここから西の方には20匹ばあ、おるぜ」ということでした。

 私の職場の近くにも野良猫が何匹かおり、餌をやっていましたが、そのうちの1匹は先日、今年2度目の出産をしました。しかし、最寄りの福祉保健所への助成金申請が通っても、肝心な時に現れず、捕まえることができません。今回は全額自費になっても不妊手術へ連れていくつもりです。

 子猫、子犬を飼えないのであれば、不妊去勢は飼い主の義務です。ましてや人間の都合で捨てるとはそれこそ鬼畜以下です。ただ申請時の保健所職員のいかにも、野良犬、野良猫は害獣というような言い方にはむちゃくちゃ腹が立ちました。犬猫を取り巻く環境は多少は改善されてますが、海外の国からいえばまだまだですね。

役に立たない保健所 【高知県内、S子(50代)】
 数年前の出来事です。私が経営に関わっているアパートに入居した人が猫好きで、近くの猫にこっそり餌をあげ始めたのです。猫がどんどん集まり、そのまま居着きました。

 アパートの住人が注意しましたが、「あげてない」とシラを切るそうです。その住人はこわもての風貌で、怖くて声を掛けられない人もいました。

 瞬く間に猫は増え、苦情が殺到です。周辺への排せつ物はもちろん、抜け毛もすごい。入居者のほとんどの車のボンネットは傷だらけに。特に頭を悩ませたのは、入居者の中に経済的に苦しい方がいたことです。小さな子どもを抱えたシングルマザーで、「子どもの靴を洗って干していたら、必ず猫のおしっこが掛けられ、何度洗っても臭いがとれません。靴を買ってあげる余裕もないし、車の傷は誰に言えばいいのですか」と言われ、私は「猫を捕まえます」と言うしかありませんでした。

 しかし、捕まえた猫をどうすればいいのか。保健所へ相談に行くと、女性職員は「猫に餌を与えないで」というポスターを取り出し、現場に張るようにと言いました。そんな物張っても意味はないので断りました。その時の会話です。

 私=「猫を捕獲して保健所にお願いするしか思い浮かびません。他に良い方法がありますか」

 職員=「猫の殺処分がどんなものか知っていますか! 安楽死ではありませんよ! 苦しんで死んでいくんですよ!」

 私=「以前に新聞で読んで知ってます。でも捕まえた猫をよそに捨てると、そこの住人が困るでしょ。そんなことはできません」

 職員=「餌をあげるから増えるんです。あげなければ産んでも1匹か2匹。そんなに増えないんですよ!」

 私=「私にそんなに怒られても困ります。どうしたら良いか、こっちだって分からないのに! 猫のせいで生活が困っている人がいるんです」

 こんなやりとりの後、私は猫の持ち込み方法を聞き、数日後に捕獲を試みましたが、素人にできるわけもなく失敗に終わりました。その後、耐えられない住人2人がアパートを出ていき、申し訳なく思いました。

 今、新しい入居者には「猫好きだけれども、絶対に餌を与えない人」を条件に入居してもらっています。餌やりの人は現在、餌をあげることができない状態になったので、まだ猫の数は多いですが、今は落ち着いています。



なぜ、身銭を 【高知市、コッコ(50代女性)】
 交通事故に遭った動物を病院へ連れて行き、自腹で高額の治療費を払う。自分が飼っているペット以外の動物に、そこまで身銭を切って、すごいというか、なぜ?と思ってしまいます。

 正しい、正しくないは誰にも決められない。餌だけあげる人は悪い、と言うのも自分はどうかと思います。確かに無責任な行為なのかもしれないけど、飢えている猫を見て、飼うことはできないけど、せめて飢えからだけでも救ってやりたい。それは、貧しい国の子どもたちに、旅行者が食べ物や、少しのお金を与える。しかし、子どもたちを本気で救うには、一時しのぎの食べ物ではなく、教育環境や、労働でお金を稼ぐことを教えることだ―というのと似ているように感じます。

 支援して学校を造る、資金援助をする。生活に余裕があればできるだろうけど、大金を払える人はどれぐらいいるのでしょう。少額の募金活動など、小さな寄付にとどまる人が大半です。連載がこの小さな善意につながるきっかけにはなると思います。

 保護活動家も生身の人間。いつ急病で倒れたり、事故で世話ができなくなる可能性もあります。その時、あまりに増え過ぎた保護動物たちは、誰がその後の世話をするのでしょう。その不安を覚えたのは私だけでしょうか。このまま、保護活動家個人の問題だけで、済ませておいてよいのか、考えさせられます。

 ペットブームの中、行政もシェルターを設け、動物1匹につき、いくらかの保護費を徴収するとか、ペット業者に対しても事業所税のように保護費を加算するとかしてはどうでしょう。譲渡会なども、行政と個人とが別々に開くのでなく、一緒に行うと、もっと広がりが出ると思いますが。

行政は前向き対処を 【匿名(63歳、女性)】
 現在、成猫2匹と迷子の子猫に餌をやり、面倒を見ています。半年前にも迷ってきた猫のもらい手を探したりして、少しでも野良猫が減ることを希望する毎日です。

 連載を読んでつくづく、愛護活動家の努力に本当に感謝したい気持ちと、行政の在り方に疑問を持ちます。

 何か偏見を持って、活動している人に対してひどい言葉を掛けたり、また、毒餌をまく人たちの心はどうなっているのでしょう。そういう人がいることにショックを受けました。

 個人で活動している人を責めることは、おかしいことです。高知県庁や市役所の前向きな姿勢を期待します。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:01 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

青島ネコ対象 不妊去勢開始 大洲

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ネコが多い島として有名な愛媛県大洲市の青島の住民でつくる「青島猫を見守る会」は3日、公益財団法人「どうぶつ基金」(兵庫県)や市の支援を受け、島のネコを対象にした不妊・去勢手術をした。約170匹を手術する計画。

愛媛新聞社
posted by しっぽ@にゅうす at 08:50 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「命」考える、答えのない授業 都城・五十市中

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都城市の五十市中(玉利勇二校長、440人)で9月26日、地域住民と3年生が「答えのない問題」について話し合う授業があった。「ペットの命と人間の責任」をテーマに、捨てられた犬猫の数や殺処分について学び飼い主の責任について考えた。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:48 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飾り馬をむち打つ動画拡散、「虐待」多数の抗議

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 飾り馬を連れた勢子(せこ)らが勇壮に練り歩く藤崎八旛宮(熊本市)の秋季例大祭・神幸行列で、一部の参加者が馬をむちで打つ様子を撮影した動画がインターネットで拡散され、市などに「虐待だ」と批判が寄せられていることがわかった。市は動物愛護法に抵触する恐れがあるとして調査を始めた。

 今年は約70団体が参加し、9月16日に行われた。動画では、法被姿の男性らが馬1頭をむちで複数回たたいている。馬を勢いづかせるためとみられる。24日に民放テレビでこの動画が取り上げられると、市には翌日正午までに、「馬がかわいそう」などとする抗議の電話やメールが286件寄せられたという。

 参加団体でつくる飾馬奉納団体奉賛会によると、動画に映っていた団体は奉賛会の聞き取りに、不適切な行為だったことを認め、来年の出場辞退を申し出た。奉賛会は再発防止策を検討するといい、猪本恭三会長は「馬を虐待して暴れさせる祭りと思われるのは残念。これまでも各団体に注意を呼びかけてきたが、さらに啓発を徹底したい」と話した。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:46 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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