動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年10月13日

「ペットの健康寿命を延ばすために」(視点・論点)

NHK



獣医師 太田 亟慈(じょうじ)

私は獣医師として、病気になった動物たちの外科手術に長年携わってきました。手術を繰り返す中、ある時ふと気づきました。
動物たちが病気になってから動物病院に来るのではなく、なる前に動物病院にきてもらい病気にならない環境をつくることが私の使命ではないか、これが、今私が取り組む、活動の原点になりました。
今、日本には推計で892万頭の犬、953万頭の猫が飼われています。世帯飼育率は犬で13%、猫で10%といわれ、4〜5世帯に1世帯は、犬か猫を飼っておられます。その犬と猫も平均寿命が、人間同様にとても長くなっています。平均寿命が延びることは一見いいようにも思いますが、その一方で病気のリスクや飼い主の高齢化など様々な問題が起こります。今日はペットの高齢化の現状と大切な家族であるペットが健康で幸せに生きるためのヒントをお話しします。

まず、高齢化がどのくらい進んでいるかといいますと、現在では犬の平均寿命が14歳、猫の平均寿命が15歳となっています。これは人間に換算すると、大型犬、中型犬、小型犬で違いがあるものの、犬で70代から90代後半、猫ではおよそ73歳になります。

このペットの寿命延伸の要因は、動物医療の進化・ペットフードの進化・飼育環境の変化です。
現在の動物医療においては、MRIなどの検査から内視鏡手術、放射線や抗がん剤治療など、ほぼ人間と同じ医療が提供されています。フィラリア予防薬やワクチンもあたりまえのものとなり、がんをはじめ命に関わる病気に対するさまざまな動物医薬品が実用化されています。
また、ペットフードの進化もめざましく、犬や猫の種類や年齢、体調に応じた療法食や、サプリメントが簡単に入手できるようになりました。
飼育スタイルの変化も大きく、犬と猫を合算した室内飼育率は88%にのぼり、感染症にかかるリスクが大幅に減少しました。
これらが寿命延伸に大きく貢献しています。

その一方、ペットの高齢化が進むことで問題も出てきています。運動器疾患や、認知症になったりと、ペットにも介護が必要になるケースが増えています。高齢化するのは、ペットだけでなく、飼い主も同様です。高齢者が高齢のペットの世話に苦労する新たな「老々介護」問題が出てきています。東京都福祉保健局の資料によると、高齢者が感じているペットに関する悩みは、自分の体力が落ちて、毎日の世話が大変、自分の入院が必要だと医師から言われているが、ペットがいるから難しい、ペットの介護が必要となったが、どう対応したらいいか分からない、などが多くなっています。そこでペット共生型老人ホームやペット信託など高齢者のニーズに応えるサービスが生まれてきていますが、これらの問題は今後ますます大きな社会問題となることでしょう。

またペットの健康寿命はどうかと言うと、人間同様の問題を抱えていて、どれだけ健康で長く生きることができるかがポイントになります。

現在飼われている犬や猫の半数近くが、7歳以上となっています。
犬や猫の加齢スピードは人の四倍と言われています。

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7歳というと、人間の年齢に換算すると、大型犬では54歳、小・中型犬や猫でも44歳にあたります。人間同様、病気が増えてくる中高年と言われる年齢です。
加齢スピードが四倍であることは、病気も四倍のスピードで進行していきます。私たちが行った調査では、ペットの健康管理を気にかけていたと答えた飼い主が、86%いらっしゃいました。ところが一方で、ペットを病気で亡くした飼い主が病院を受診したタイミングは、「すでに手遅れ」の傾向がありました。

動物病院の獣医師のほとんどは、動物が大好きだから獣医師になっています。大好きな動物が、もう手遅れの状態で運ばれてくることは、とても悔しく残念なことです。

大切な家族、ペットの健康寿命をのばすにはどうしたらいいか。
同じ志をもつ獣医師たちと予防医療の推進活動を行う団体を立ち上げました。

私たちが推奨している予防医療の施策はふたつ。飼い主の方々が日常的にセルフチェックできるウェルネスチェックと、健康診断です。

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ウェルネスチェックは、全部で14項目あります。飼い主の方が、ペットを観察し、触って、チェックしてもらうものです。・元気がない、・食事量や飲水量に変化がある、・排泄物の色や臭い、量、固さや排泄の回数などに変化がある、などです。このひとつだけでもチェックがついたら、かかりつけの動物病院へ、チェックシートを持って行ってください。ペットと暮らし始めたその時から、年に二回以上のチェックをおすすめしています。

もうひとつは、「健康診断」です。これまで犬と猫の健康診断には、統一した基準がありませんでした。私たちが、最初に作りあげました。

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項目には問診、視診、触診、聴診、血液検査、尿検査、便検査、レントゲンなど多岐にわたります。ペットと暮らしはじめたときから年に一回、7歳を過ぎたら年に二回、可能ならば年四回動物病院でぜひ健康診断を受診してください。個体ごとに異なるペットの健康な時の数値や状態がわかっていれば、変化がわかりやすく、病気の診断がつきやすくなります。

健康診断後に病気が見つかった場合は早速治療を開始します。まだ病気ではないけれど、気になることが見つかった場合は、飼い主に、今後注意してほしいことをお伝えします。食事や運動などの生活習慣を変えることで、健康寿命を延ばすことができます。健康診断には費用がかかりますが、重症になってからの治療費に比べれば安く、また治療によるペットの身体への負担も少なくなります。そして、飼い主には後悔がありません。7歳までは年に一回、7歳を過ぎたら年に二回の健康診断をおすすめしています。

いいことづくめの健康診断ですが、まだまだ受診する飼い主が少ないのが私たちの悩みです。どうしたら、健康診断をみなさんに受けてもらえるのでしょうか?

私たちは、昨年「ペットの健康診断の日」を作りました。10月13日、じゅういさん、という語呂合わせですが、覚えていただけたらうれしいです。今年はその日を中心とした9月、10月に、全国で市民公開講座などのイベントを開催しています。
私たちの団体は、趣旨に賛同いただいた全国の動物病院で、 10月を健康診断キャンペーン月間として、健康診断の呼びかけを行っています。近隣のペットショップやトリミングサロンなどにも協力いただき、多くの方に、ペットにも健康診断がある、ということを知っていただけるようにしています。

時間がないから健康診断を受診できない飼い主の方には、ワクチンやフィラリア予防に動物病院を訪ねる際にいくつかの項目を受診して、一年を通して全部の項目を受診する、という方法もあります。
また、動物病院によっては、一日中預かって健康診断をしてくれる病院もあります。

動物病院は、動物が大好きな獣医師のいるところです。しつけや、食事、しぐさなど、何でも気になることは相談に来ていただけたらと思います。
症状が出てからでは遅いのは、人間も動物も同じです。また、動物は本能として、不調を外に見せないようにします。
飼い主自身が行う「ウェルネスチェック」と、動物病院での「健康診断」をぜひ習慣にしていただき、大切な家族の一員であるペットの健康寿命を延ばすことを願います。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:12 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

度重なる無許可飼育に行政指導。動物愛護法違反で初公判が行われた移動動物園業者の実態

Yahoo! JAPAN



「動物に触れる」のは子供たちにとって大きな喜びだろう。しかし、それすら「動物のストレスになる」と問い直される時代に、それ以前の“不適正飼育”をしている動物園が数多いという。

⇒【画像】ピエリ守山で現在も営業する「めっちゃさわれる動物園」の内部

◆ショッピングモールで移動動物園開催 衛生面は大丈夫か?

 琵琶湖にほど近い大型商業施設「ピエリ守山」(滋賀県守山市)にある「めっちゃさわれる動物園」。レストランなどの真下でアミメニシキヘビやカナダヤマネコ、ニューギニアワニなど、約100種類の動物たちに「触れる」スポットだ。

 運営する堀井動物園(守山市)は移動動物園(動物を移送して臨時の動物展示を行う運営形態)を看板とする業者。’82年創業の老舗だ。滋賀県知事の許可を得て「第一種動物取扱業」として登録している。一部では有名な業者だと言っていい。法令違反やボヤ騒ぎ、動物を逃がすなど、お騒がせ事例に事欠かないからだ。

 園長の堀井嘉智氏は今年3月、大津地方検察庁に書類送検された。特定動物(人に危害を加える恐れのある危険な動物)であるハクトウワシとアビシニアコロブス(オナガザル科の霊長類)の無許可飼育(動物愛護管理法違反)が’15年9月に発覚。動物保護団体「PEACE」は’17年に滋賀県に情報公開請求を行い、この事実を知る。守山警察署に見逃されていることを指摘したものの、守山警察署の腰は重かった。

「捜査がまったく行われていなかったので、公安委員会に苦情申し立てを文書で行いました」(「PEACE」の東さちこ代表)

 これが書類送検、起訴に結びついた。同団体は検察にも嘆願書を送付。現在は刑事裁判が進行中。年内にも一審の判決が出る見通しだ。

「堀井氏が動物たちにしていることは『ネグレクト』(適切な飼育を怠り、放棄すること)。虐待の一種と言えます」(同)

「飼い殺し」動物園の実態はどのようなものなのか。駅から5分ほど歩くと、住宅街の一角に堀井動物園の飼育場があった。

◆糞尿などの悪臭には近所の人々も辟易

「飼育場」とは言っても、外見は完全に「倉庫」。入り口の柵の隙間から暗がりに押し込められた動物たちの姿が垣間見られた。飼育員らしい人影は見当たらない。

 無許可飼育をしていたアビシニアコロブスは堀井動物園に移ると同時に死亡。身体が強靭で長生き、寒冷に強いとされるハクトウワシも昨年12月に死んだ。死亡原因は特定できないものの、飼育環境が影響している可能性は否めない。女性スタッフに、進行中の裁判について尋ねてみた。

「ここには担当の者がおりませんので、対応はできません」

 車で5分ほど離れた堀井動物園の第2飼育場。タクシーの運転手が「臭いがすごいね」と苦笑するほど、地元では悪臭で有名。糞尿が雨で流れ、住民から苦情も殺到。また、昨年8月には非公開の敷地内にムフロン(ヒツジの一種)の頭蓋骨が捨てられていた。

 発見者が警察に通報したが、「敷地内だから問題ない」で処理されていた。

 大津地方裁判所で行われた第1回公判。被告である堀井氏と弁護人は犯行事実を認めたものの、公訴棄却を求めて争う戦術に出た。

「動物愛護法違反で裁判なんて、これまで誰も起こされてはいない。起訴猶予相当だ」と訴えるばかりか、検察側の公訴権濫用とまで主張した。

 業界関係者が苦笑交じりに言う。

「有罪となれば、業者の登録は抹消。この仕事をしている人間ならそんなことは先刻承知です」

 所管の滋賀県動物保護センターは「これまでも法令に基づき対応してきました。裁判の事案は警察が動いていることなので、特に言うことはありません」。他人事のような行政の監督も、問題を放置してきた面があるかもしれない。

 昨年12月には「めっちゃ」が入るピエリ守山を管理するデベロッパー「サムティ」(大阪市淀川区)が契約を更新せず、立ち退きを迫ったとの報道が流れた。サムティに事実を確認すると、「相手のあることなので、何とも申し上げられません」と否定しなかった。

 動物の虐待・遺棄に詳しい細川敦史弁護士が解説する。

「特定動物の不許可飼育は許されません。過去に起きた問題で立件されていないものがある。それで、現在の状況になっていると想像されます。動物愛護法改正で業者への規制を強め、殺傷・虐待の法定刑を上げる。この2つの柱で対応する必要があるでしょう」

 動物愛護法改正への議論はこの秋の臨時国会から始まる。

― 虐待動物園の実態 ―

ハーバー・ビジネス・オンライン
posted by しっぽ@にゅうす at 08:06 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サルの赤ちゃんに「天敵」ヘビを近づける韓国の動物園(1)

中央日報


職員1人がニホンザルの赤ちゃんを抱いている。別の職員は長さ2、3メートルのニシキヘビを首にまいてそばに立っている。ニシキヘビの頭を突然サルに近づけると、サルは驚いてキッーという声を発した。「動物福祉問題研究所AWARE」が5月、嶺南(ヨンナム)地域の室内体験動物園で目撃した場面だ。1人あたりの所得3万ドルの国であったことだ。AWAREのイ・ヒョンジュ代表は「サルの赤ちゃんは天敵のヘビを見たことがなくても、捕まって食べられるかもしれないという本能的な恐怖から悲鳴をあげる」と説明した。続いて「天敵を目の前に突きつけるような深刻な動物虐待は動物園では絶対にあってはならない行動」と話した。

大田(テジョン)動物園でのピューマ脱出・射殺事件で動物の福祉に対する声が高まっている。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の掲示板には動物園の廃止を主張する書き込みも見える。実態はどうなのだろうか。全国に散在する小型「体験動物園」が問題だった。室内の狭い空間に動物を入れて、餌を与えたり触ったりできるようにしたところだ。一部は野生動物が繁殖するほどうまく管理しているが、ほとんどの場合は「虐待」という表現がふさわしいほど動物をむやみに扱い、環境は劣悪だった。

体験動物園の実態はAWAREが今年全国20カ所を調査した結果で明らかになった。1カ所を1−3回ほど訪問して調査した内容だ。京畿道(キョンギド)のある動物園はライオンを4、5坪のコンテナの中に入れて展示していた。現行の規定上ライオンを飼育するための最小面積(14平方メートル、4.3坪)に合わせたようだ。韓国の野生動物飼育の最小面積基準はライオン・トラが1頭あたり14平方メートル、ピューマは8.4平方メートル(2.5坪)。ライオンがいるコンテナの床は浴場のようなタイルだった。AWARE側は「簡単に水で清掃できるようにタイルを使用している」と分析した。しかしライオンには居心地が悪い。床が滑りやすくて動きにくい。野生の習性で爪を掻くところもない。ネコとイタチ科のフェレットを小さなケージに入れている動物園もあった。鳥かごや小さなケージの中の動物は動ける空間が不足し、ほとんど眠っているだけだ。

観覧客が餌を与えることも時には虐待となる。一日中ずっと餌を与えられた動物は肥満になる。何も知らない子どもが虫を食べるフェネックにニンジンを切ったものを与えることも多い。これを食べたフェネックが消化できず下痢になることもよく目撃される。

カナリアのような小さな鳥は餌のために生命の危機を迎える。5日、京畿道のA体験動物園では職員が観覧通路に止まっていたカナリアを追いながら飛ばした。観覧客がこぼした餌を食べようとしていたカナリアだ。職員は「客に踏まれて鳥が死んだりけがをしたりすることもある」と話した。

動物に触れる「体験」も問題だ。ほとんどの体験動物園はウサギ・ハムスター・サルをはじめ、ヘビ・イグアナのようなは虫類にも触れられるようにしている。動物との共感を高めるための目的であっても野生動物には大きなストレスだ。体温が変わるは虫類にはなおさらだ。「動物のための行動」のチョン・チェウン代表は「観覧客が集中する春・秋の週末には体験動物園の動物のストレスがピークに達する」とし「それで月曜日に動物が死んでしまうことが多かった」と伝えた。このため体験動物園の月曜日を「ブラックマンデー」と呼ぶ動物保護活動家もいる。

不適切な環境と虐待、そして接触などによるストレスのため体験動物園の多くの動物は毛が抜ける病気になっている。AWAREによると、調査対象20カ所のうち70%の14カ所で傷を負ったり病気になっている動物が見つかった。自ら羽根を抜くオウムもいた。江原大のファン・ジュソン博士は「身体的・精神的にストレスを受けたり免疫力が落ちた時に表れる異常な行動」と診断した。


動物との接触は人にも危険だ。子どもはかまれる危険がある。今年5月、京畿道の室内体験動物園で2歳の子どもがウサギに餌を与えたところ、指をかまれて10針縫った。ソウル大獣医学科のイ・ハン教授は「細菌感染がもっと大きな問題」と指摘する。は虫類と両生類は食中毒を起こすサルモネラ菌を体に持つ。米国疾病管理予防センター(CDC)によると、毎年、米国人7万4000人がは虫類・両生類を通じてサルモネラ菌に感染している。イ・ハン教授は「体験動物園では野生動物をあまりにも近くで見て触るため、新たな人獣共通伝染病が発生するおそれがある」と警告した。中東呼吸器症候群(MERS)や鳥インフルエンザ(AI)などが代表的な人獣共通伝染病だ。

動物園で動物が苦しめられ、さらに人に感染するおそれがあっても特に制裁はない。現行法上、地方自治体に登録さえすれば動物園を運営できる。登録をしていないところも少なくない。AWAREが現場調査した20カ所の中では1カ所だけが登録していなかったが、全国95カ所の体験動物園では37カ所(39%)が未登録と把握されている。登録しなくても最高500万ウォン(約50万円)の罰金を一度支払えば、それ以上の制裁や不利益はない。

未登録会社は登録動物園よりも状況がはるかに劣悪だと動物保護活動家は推定している。登録対象でない野生動物カフェはアライグマの犬歯を抜いたりもする。「客の安全のため」だ。昨年、緑色党が飲料を売りながら動物を展示する動物カフェを現場で把握した内容だ。「動物幸福研究所共存」のマ・スンエ代表は「韓国も先進国のように動物園を登録制から許可制に変え、観覧客の安全と動物の福祉実態を点検・監督しなければいけない」と述べた。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:03 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬に強要させすぎるデメリット7つ

ネタりか



犬に強要させ過ぎるデメリット7つ
オヤツを食べない犬

1.恐怖心を持ち怯える
躾をする時に強引に覚えさそうとする人がいます。酷い時は、怒鳴ったり叩いたりしながら無理矢理躾をしている事もあるようです。一種の体罰的な躾の仕方となり、恐怖や力で犬にいう事を聞かせようとするやり方ですね。こういった強引な躾け方は犬に恐怖心を与え、常に飼い主の顔色をうかがったり、何かあるとすぐにビクビク怯えてしまう可能性があります。

2.自分の気持ちを隠す
いつも飼い主が犬に対して強引にいう事を聞かせている場合、犬は段々と自分の気持ちを隠しがちになってしまう事があります。自分の気持ちを表に出しても無理矢理違う事をさせられる。自分の意見を主張したら「叱られるかもしれない。」そんな事を思うようになってしまいます。すると犬は、感情をあまり外に出さない性格になってしまうかもしれません。

3.やる気がなくなる
犬が自分の気持ちを主張しても飼い主がいつも犬の気持ちに応えてあげず、飼い主の都合の良い事ばかり強要していると、犬は「何をしても無駄」と思ってやる気や自信を無くしてしまいます。無気力になって、犬は自立心や自信が無くなってしまう事でしょう。自信を無くしてしまうと、おどおどしながら歩いたり、自分からは何かをしようと思わなくなってしまいます。

4.怒りっぽくなる
強要させられてばかりいると、反抗的な態度を飼い主にみせる犬もいます。もともと自立心が高い犬に多いと思います。自分の意思をちゃんと持っている犬は、飼い主と意見が合わない時に強要させられると唸ったり吠えたり、頑固に拒否する姿勢をみせます。さらに、飼い主が無理に強要ばかりしていると、次第に怒りっぽくなってしまう事もあるようですね。

5.自分より弱いものに厳しくなる
犬は古くから団体行動をしてきた動物です。グループ行動をする動物にとって順位争いは付き物となります。そのなごりとして現在の犬の世界でも上下関係が存在します。犬はリーダーである飼い主に強要をさせられていると、犬も自分より立場の低い存在に対して同じような行動をとりやすくなってしまいます。例えば、飼い主以外に懐かない犬は、他の人を自分よりも下の立場で見ている事があるので、そういった人に対して、すぐ怒ったり吠えたりする様になる事があるようですね。

6.ストレスが溜まる
自分のやりたくない事を強要させられると、当然犬もストレスが溜まってしまいます。私たち人間もしたくない事ばかり無理矢理させられているとウンザリしちゃいますよね?犬もストレス発散できないままでいると、どんどんストレスが溜まってしまい病気になりやすくなってしまいます。

7.信頼関係が崩れる
犬が嫌がっているのに無理矢理いう事を聞かせてばかりいると、飼い主への信頼や忠誠心が無くなって懐きにくくなってしまいます。信頼関係が崩れると、いう事を聞かずに抵抗したり、噛みつく様にもなる可能性があります。そんな抵抗する愛犬に対してさらに、いう事を聞かせようと強引に接してしまい、余計に信頼関係が崩れてしまう事が多いようですね。

強要しないで犬の気持ちを理解する事が大切
様子を見る犬

犬の気持ちを理解する
犬と生活をしていると、強要させないといけない時は少なからずあると思います。例えば、薬を飲ませる時や、散歩で危険な目に遭いそうな時等。しかし、普段の生活ではなるべく愛犬の気持ちを理解してあげて、強要しないで済むように心がけてあげましょう。

例えば、躾をする時は強引にするのではなく、愛犬が楽しみながら覚える事ができる方法を探して躾をする。自分と愛犬の意見が違う時は愛犬がどう思っているのかを考える。といった風に犬の気持ちに寄り添いながら、なるべく負担をかけない様にすると良いと思います。

まとめ
リードを引っ張られている犬

犬に強要させすぎるとデメリットしかありません。確かに、場合によっては強引にいう事を聞かせないといけない時はありますが、他の方法を使えば強要させなくても良い場合がほとんどです。どうすれば、強要させずに愛犬にいう事を聞かせる事ができるのかを考えましょう。できるだけ、愛犬がいつもストレスなく愛情を感じられる様にしてあげたいですね。
posted by しっぽ@にゅうす at 02:16 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛犬を動物病院に連れて行くタイミング4つ

ネタりか



1.犬が病気になってしまったとき
病院で診てもらう目を閉じた子犬

愛犬の様子がおかしい、具合が悪そう、ぐったりしている…など、様子の変化に気づいたらすぐに動物病院で診てもらいましょう。しかし、このような緊急なときこそ、飼い主さんは落ち着いて対処しなければなりません。動物病院で気を付けなければならないことをご紹介します。

まずは飼い主さんが落ち着きましょう
ふだんは大人しい犬でも、病気にかかっているときは気持ちが落ち着かず、気が動転している場合があります。飼い主さんであっても噛みついてしまう可能性があるので、注意が必要です。

犬は飼い主さんの気持ちに敏感に反応するので、飼い主さんが緊張していると犬にも伝わってしまいます。冷静に状況を把握し、無理やり動かそうとせず、静かに病院へ連れて行きましょう。

体温に気を配りましょう
病気やケガにかかってしまったとき、体温が低下している可能性があります。毛布やタオルで体を包み、小型犬であればそのまま抱っこし、大型犬であれば担架のようにして静かに運びましょう。

身の回りのものを確認
愛犬の具合が悪いとき、周りの様子を確認しましょう。下痢をしていないか、嘔吐をしていないか、何か異物を飲んでしまった形跡はないか、それらの様子や時間を記録し、獣医師さんに見せることで、早期に治療をすることができるかもしれません。

2.犬の健康診断のとき
検査結果を見る獣医師と犬

定期的に健康診断をすることで、病気の早期発見・早期治療を望むことができます。また、健康診断をしたことで病気が発覚するケースもあるようです。自覚症状がない病気もあるので、健康診断は愛犬が長生きする上で、欠かせないものとなっています。

健康診断は大切なもの、行った方がいいもの、と言いつつ、月日が経つと忘れてしまうこともありますよね。
健康診断を忘れて、行くタイミングを逃さないためには、何かのイベントとセットで記憶しておきましょう。
例えば、愛犬の誕生日や、毎年必ず行う予防接種の日など。

若いころは年に一度、老犬の場合は半年に一度がオススメです。愛犬の健康状態や年齢に合わせて、健康診断を行ってあげましょう。

3.犬に予防接種をさせるとき
病院で注射をされている犬

愛犬の健康のため、長生きしてもらうため、欠かせない予防接種。ワクチンとはどのようなものなのか、なぜ行うのか、みなさんはご存じですか?

子犬は母親の初乳を飲むことで、もしくは母親から胎盤を通して、抗体をもらうことができます。これを「移行抗体」といい、抗体がウイルスに付着することで病原性を弱めることができます。

移行抗体はほとんどの場合、12週齢で力が弱まるため、その後は自力で抗体を作らなければなりません。しかし抗体を作るには、その病気に一度発症しなければなりません。それはとてもリスクが高く、できれば避けたいものですよね。

そこで活躍するのが、ワクチンです。ワクチンの中に、病気を発症しないほどに弱めた病原体を含ませ、それをわざと体内に摂取させることで抗体を作ります。つまり、その病気への免疫を付けることができるのです。

ワクチンの種類は多岐にわたりますが、その中でも狂犬病ワクチンは、1年に1回の摂取が義務付けられています。狂犬病は犬だけでなく人にも感染し、明確な治療法がなく、死に至る恐ろしい病気です。

4.犬の爪切りや耳掃除をしてもらうとき
飼い主に爪切りをされている子犬

病気にかかったり、健康診断のために訪れたりすることが多い動物病院ですが、爪切りや耳掃除も動物病院で行ってくれます。飼い主さんが定期的にそれらを行うのが理想ですが、慣れるまではなかなか難しいものです。

特に爪切りを怖がる子や耳を触られたくない子は、暴れたり吠えたりすることも多いでしょう。爪切りや耳掃除は、動物病院によって異なりますが500〜1000円が相場といわれています。サービスで行ってくれる動物病院もあるので、ぜひ利用してみましょう。

まとめ
病院器具の横で伏せをするチワワ

犬を飼う上でかかせない存在である動物病院。
病気について何でも相談できたり、夜間でも対応してくれたり、ほんの些細なことでも話を聞いてくれたり、信頼できる動物病院を見つけておくことがとても大切です。
posted by しっぽ@にゅうす at 01:15 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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