動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年10月21日

殺処分犬救う岡山の活動伝えたい ドキュメンタリー制作、映画祭出品も

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犬の殺処分を食い止め、新たな飼い主を探したり、社会に役立つための訓練をしたりしているNPO法人「しあわせの種たち」(岡山市、濱田一江理事長)の活動を広く伝えたいと、東京の映像制作会社の男性がドキュメンタリー動画を作っている。嘱託警察犬を目指すシバイヌ「愛ちゃん」の紹介記事を通じて、殺処分予定の犬を救う同NPOの取り組みを知ったのがきっかけ。今月中に作品を完成させ、国際的な映画祭に出品する考えだ。

殺処分犬救う岡山の活動伝えたい ドキュメンタリー制作、映画祭出品も
岡山県動物愛護センターでシバイヌの「愛ちゃん」(手前)と雑種の「シード」を撮影する高橋さん=6月14日
 企業のPR動画などを手掛ける「シネマトグラフ東京」社長の高橋健二さん(39)=東京都大田区。迷子になって県動物愛護センター(岡山市)に収容され、殺処分が決まっていた愛ちゃん(雌)と信頼関係を築いて訓練する様子をインターネット上の本紙記事(4月)で知り「気持ちのこもった活動に心を動かされた」。個人での動画制作を思い立ったという。

 同NPOは、野犬など同センターの収容犬に医療や技能訓練を施して里親につなぐなどしている。高橋さんは6月中旬の2日間、同センターを訪問。NPOメンバーが声掛けや餌やり、スキンシップを通じて収容犬と関係を築こうとする場面や、愛ちゃんと、同様に嘱託警察犬を目指す雑種「シード」(雄)の訓練風景を撮影した。

 濱田理事長らのインタビューや同センターから千葉県、神奈川県の里親に引き取られた犬たちの姿も収めた。

 映像は8分程度に編集し、11月末まで作品を募っている香港国際映画祭や米国の映像コンテストに出品する予定。入賞すれば賞金の一部を同NPOに寄付するという。

 高橋さんは「人に捨てられた犬が殺処分される一方、救う人たちもいる現実を通じ、社会は命とどう向き合うのかを問い掛けたい」と話す。濱田理事長は「善意の輪が広がりうれしい。動画が国内外に発信されることで、命の尊厳を守る社会づくりにつながれば」と願っている。

 ◇犬猫の殺処分 都道府県などは引き取った犬猫の譲渡に努めると規定した改正動物愛護法施行(2013年)により減少傾向にある。県内の犬で見ると、17年度に収容された943匹のうち、病死などを含めて統計上「殺処分」に分類されたのは43匹だった。全国的には民間の保護団体との連携が進まない自治体もあり、病気や攻撃性がある犬猫の殺処分は容認する国の動きも出ている。
posted by しっぽ@にゅうす at 10:05 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「お母さん 助けて…」殺処分ゼロ願い、犬の目線で女子中学生が絵本制作

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「お母さん 助けて… 息が 苦しいよ…」

 柴犬「サクラ」は、飼い主の女性「お母さん」に助けを求めながら、ガス室の中で横たわり、やがて息絶える。

 犬や猫の殺処分をなくしたいとの思いを込め、福井県鯖江市の中学生、吉崎莉菜さん(14)が制作していた絵本「赤い首輪〜私の命はどうなるの」が完成した。サクラの目線で、殺処分されるまでを描いたストーリーに「途中から涙で次のページが見られませんでした」「胸が苦しくなった」などの感想が届いている。

 「ペットショップ××店セール! 柴犬5万円〜、チワワ3万円〜、トイプードル5万円〜」。そんなうたい文句が書かれたチラシをお母さんが手にするところから、絵本は始まる。

 ショップのガラス越しに犬の「私」は喜ぶ。「この人が私のお母さんになってくれるのかな」「やったー!私のお母さんになってくれた」

 「ある日お母さんは私に赤い首輪をプレゼントしてくれた」。1歳の誕生日にはケーキももらい「はじめて食べるケーキの味はすごくおいしかったな〜」。

 やがて、お母さんは留守にすることが多くなり、遊んでくれることもなくなっていく。留守番中にごみ箱をひっくり返してしまったり、壁を傷つけてしまったりした私をお母さんは怒り、たたくようになった。

 ある日、お母さんは私を保健所へ連れていく。「処分されることになりますがいいんですか?」という職員の問い掛けに「仕事が忙しくて世話が無理なので」。

 やがて私はガス室へ送られる。「私は必死に扉をひっかいた。大きな声で『助けて』と叫んでも、扉は開かなかった」

 立つこともできなくなった私は回想する。「お母さんと遊んだり 散歩したり あの時にもう戻れないのかな…」。だんだん意識がなくなる中で、最後に見た光景は、同じように処分される犬たちが次々と倒れていく姿だった。

 殺処分について知った吉崎さんは昨年夏ごろから絵本の制作を決意。ネットで現状を調べるなどし、1年以上かけて完成させた。「たくさんの犬や猫が、人間の身勝手な理由で殺処分されていることを知ってもらいたい。捨てられる子が少なくなり、殺処分が減れば」と訴える。

 動物愛護活動に取り組む女優の杉本彩さんが絵本を読み、写真共有アプリ「インスタグラム」で「鉛筆に込められた思いがじんじんと伝わってきて胸が熱くなります」と紹介するなど県内外から反響が寄せられている。1500円(税込み)。同市道の駅「西山公園」などで販売されている。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:06 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛犬のために飼い主ができる投資7選

ネタりか



愛犬のために飼い主ができる投資7選
お利口そうな犬

1.食べる物を厳選する
犬に投資するなら、まずは食べ物にこだわりたいですよね。犬は体が小さいので食べ物によって大きく健康面が左右されます。経済的に優しいからといって添加物がいっぱい入っている安いドッグフードを与えていると、大病の元となってしまいます。

人間と比べると、動物は病院代が結構かかります。節約目的で質の悪いドッグフードを与えて病気になってしまった場合、多くの病院代がかかることになり逆に大きな出費となってしまう事が多いです。節約する事は良いことだと思いますが、愛犬がいつまでも健康でいられるためにも、ご飯は質の良い物をあげるようにしましょう。

2.愛犬のために時間を作る
犬に投資をするなら、愛犬のために時間を作ってあげましょう。飼い主の時間を使って、愛犬と散歩する時間を長くしたり、いっぱい遊んであげましょう。そうする事で、愛犬との信頼関係をより築けますし、運動させる事で丈夫な体を作る事ができますよ。

また、愛犬と一緒に遠くまで旅行に行ったり色々な所に出かけるのもおススメです。一緒に色々な思い出を作って愛犬の幸福度を上げましょう。

3.トリミングに行く
トリミング中の犬

犬の外見を良くしたいのなら、プロにトリミングしてもらうのが良いと思います。少々お金がかかってしまいますが、自宅でトリミングをした時と比べて、やはり出来栄えが全然違います。

外見のお手入れだけでなくプロならではの観察力で、飼い主が気付けなかった何かしらの部分を発見して貴重なアドバイスをくれる事もあります。犬に投資をするという意味でもトリミングを利用するのは良いと思いますよ。

4.しつけ教室
愛犬のしつけを上手くできない場合は、思い切ってしつけ教室に通わせるという方法もありますよ。プロのトレーナーにしつけてもらうと、今までしつけができなかった愛犬もお利口になる事が多いです。少し出費となりますが、愛犬が賢くなると飼い主の負担も減りますのでより充実した生活を一緒に送る事ができるのではないでしょうか。

5.もしもの時のために保険に入る
愛犬が病気になってしまった場合、症状の軽い病気でしたらそんなに病院代がかかりませんが、大きな病気になってしまった時は診察の度に検査をする事が多く、大きな出費となってしまいます。ですので、前もって犬の保険に入っておくと良いかもしれませんね。

ただ、犬用の保険に加入する時は色々な条件をクリアしなければいけません。保険によって利用できる病院も限定されていたりしますので、条件に合う保険を見つけるのが少し大変となります。また、年齢制限をしている保険が多いので、加入するのでしたらなるべく早めの方が良いと思います。

6.定期的な診察
診察を受ける犬

定期的に病院で診察してもらって、体に異常がないか診てもらう事も立派な犬への投資となります。定期的に診察してもらう事で、少しでも早く病気に気付く事ができますよね?初期の段階で病気を見つけられると少しの治療で治す事ができる場合が多いので、愛犬の体への負担を減らせるようになります。

7.愛情を注ぐ
何はともあれ、愛情を注ぐのが愛犬への一番の投資といえると思います。愛情を投資と言っていいのかはわかりませんが、愛犬に注ぐという意味では一番の投資だと思います。惜しみなく愛情を注げば注ぐほど、愛犬も同じように自分の気持ちを素直にあなたに返してくれますし、かけがえのない家族となれると思いますよ。

まとめ
みつめるダックス

愛犬のために飼い主ができる投資法を7つお伝えしていきました。投資という言葉を使いましたが、簡単に言うと愛犬をより大切にする方法と思っていただくと分かりやすいかと思います。愛犬に関するもの一つ一つにこだわる事で、今より豊かに愛犬と過ごせるようになるのではないでしょうか。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:52 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護犬あるある5選

ネタりか


近年、ペットショップからではなく保護施設から里親として犬を引き取ろうという飼い主さんが増えてきています。とても喜ばしいことですが、保護犬の多くは悲しみを抱えている犬が多いため、その子たちを引き取るという覚悟と責任を持たなければいけません。そこで保護犬を迎えるとどのようなことが起こりがちなのかをご紹介します。

1.警戒心が他の犬に比べて非常に強い
フードを被ったチワワ

やはり一度捨てられてしまったり、多頭飼育崩壊などを経験している犬が多く保護犬として保護施設に送られているため、人間に対しての警戒心が強い子が多い傾向にあります。

中には元々は人間に可愛がられており、人懐っこい保護犬も忌ますが、里親として引き取った後も家の隅で丸まり、引き取った人が近付くと唸ったり震え出すという犬は非常に多いです。

いきなり距離を詰めようとするのではなく、少しずつ慣らしていくことが大切ですので忍耐力が必要でしょう。保護犬の方から近付いてきてくれるタイミングを待つことがベストです。

2.保護犬だけでの留守番が難しい
窓の外を見る犬

基本的に里親になるための条件の中には、家を空ける時間が短いといった条件が加えられていることが多いです。そのため、始めは傷ついた保護犬たちのため、なるべく家を空けないよう、里親になる人も家にいるように心がけます。

しかし、慣れてくると日々の生活もありますので、「少しだけ買い物に」と家を空ける日が徐々に多くなっていきます。これは仕方がないことです。

ですが、保護犬にとって、特に捨てられた経験を持つ犬にとっては、1人きりで留守番をさせられるという状況が恐怖心を煽る結果となってしまうことは多いです。その結果、帰ってみると部屋の中が荒らされていたり、いろんな場所にトイレをしていたり、吠え続けるといった行動が見られるなど、問題行動が多発することは珍しくありません。

3.ストレスや緊張から体調を崩しがち
横になる犬

保護犬の多くは臆病であったり、警戒心が強いなど、心が繊細である子が多いです。そのため、ちょっとした環境の変化やストレスによって体調を崩すという話はよく耳にします。

例えばストレスによって下痢をしてしまったり、嘔吐をしてしまうといった症状が現われたり、前足を執拗に舐めるなど、ストレスがかかったときにする代表的な行動を執拗に行うようになるといった例が挙げられます。

したがって、里親の方と一緒に暮らすこと、保護施設から離れること、さらに新しい環境に慣れるまでは、毎日しっかり観察し、少しでも異変が起これば保護施設や病院に相談する必要があります。

4.脱走を試みる子も多い
街をさまよう犬

保護犬の中には、新しい環境に慣れず、まだ新しい飼い主さんを信頼することもできないというストレスから、脱走を試みる子も多いです。「あるある」というほど頻繁に起こるわけではありませんが、やはり普通に飼われている犬に比べると圧倒的にその数が多いと言われています。

中には帰巣本能から、保護施設が遠くない場合は保護施設に戻ってしまうという犬もおり、保護施設に「脱走してしまいました」と連絡をしたところ「こちらに戻ってきています」と言われたり、あるいは保護施設側から連絡が来るということもあるようです。

5.散歩に連れて行こうとすると怖がる
嫌がる犬

家に迎えたばかりの保護犬は、外に出ることを怖がる傾向が強いです。まだ慣れていない環境ということもありますが、元々大事にされず散歩も行かせてもらっていなかったという犬の場合、聞いたことのない音がたくさんする外は恐怖の対象です。

さらにまだ信頼関係が築けていない新しい飼い主さんと一緒に外へ行くということに不安を抱き、拒否をしてしまう保護犬も少なくありません。

まずは自分の家の庭から慣らしたり、窓を開けて外の音を聴かせるなど、無理のない範囲で外に慣らし、その後散歩に連れて行ってあげるようにするべきでしょう。

時間はかかるが成長に大きな喜びを感じる
撫でられる犬

このように保護犬は過去にトラウマを抱えてしまった心に傷を持つ犬が非常に多いです。そのため、最初は里親となった飼い主さんに心を開かず、中には敵対心すら剥き出しにしてくる子もいるでしょう。

とても苦労の多い道のりにはなりますが、その分、ある日自分の側に自分から近付いてきてくれた、おやつを手から食べてくれた、庭までは出られるようになったなど、小さな成長に大きな喜びを感じるものです。

時間はかかりますので忍耐力、根気強さは必要です。いつまでも愛犬と真剣に向き合う覚悟を持ち、どんなに大変な道のりであっても最期まで愛情を持って接するということが保護犬を迎える際には大前提です。

簡単な気持ちで「ただ犬が飼いたいから」という理由から引き取るのではなく、その保護犬の負の感情、短所、過去などをすべて理解した上で、愛情を持って最期までお世話ができるかどうかをしっかり考慮するようにしましょう。

まとめ
シェルターの犬と人のふれあい

いかがでしたでしょうか。保護犬は他の犬に比べて苦労がかかる分、成長を感じたときの喜びは人一倍だという声も多いです。自分にお世話ができるか、受け止めきれるかなどしっかり考慮し、それでも引き取り共に過ごしていきたいと思えるのであれば、責任感を持ち引き取ってあげてくださいね!
posted by しっぽ@にゅうす at 08:23 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人も犬も健康に…ドッグウオーキングで得られる10の恩恵 人とペットの赤い糸

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【人とペットの赤い糸】

 現在、国民の医療費は41兆円だ。

 政府は増え続ける国民医療費を抑えるために、2000年から国民の健康づくり運動「健康日本21」をスタートさせ、生活習慣病の予防のため、国民に日常的な運動を呼び掛けている。ウオーキングは1人でできる運動として推奨され、1日1万歩を理想とし、成人は男性9200歩、女性8300歩、高齢者は男性6700歩、女性5900歩とする具体的な努力目標が提示された。

 しかしながら、1人で歩くのは、相当意志が強くないと続かない。一方、自宅に犬がいると、人が日常的に犬と散歩することにはあまり苦労を感じないとペットの飼い主はいう。また、男性1人で歩くより、犬と散歩する男性の方が「優しい人」「いい人」「安心・安全な人」とみられやすい。

 人が犬と日常的に散歩することで、人も犬もさまざまな恩恵を享受できることが種々の研究や調査で分かっている。具体的には、次のような10の恩恵がある。

 (1)人と犬の絆が強化できる。犬の行動の発達に良い効果をもたらすとともに、人と犬の信頼関係が構築できる。

 (2)体重コントロールができる。人と犬の余分な体重を落とし、長期の健康維持を実現できる。

 (3)社会化につながる。新たな場所に行くと、知らない人や犬と出会い、また、草花や木々、新鮮な匂いを嗅いだりして、新たな発見とともに好奇心が高まり、五感が刺激される。

 (4)肉体と精神の両面の健康を得る。人もペットも年齢とともに健康上の問題を抱えるが、毎日の散歩と適切な食事でメタボリックシンドロームを予防できる。また、人の糖尿病や高血圧症、高コレステロール、鬱病などを予防するにも効果的とする結果が出ている。犬をケアしながら歩くことは脳を使い、認知症予防にもつながるといわれている。

 (5)健康寿命が延伸する。ペットフード協会の調査では、犬と散歩する人は、男性で0・44歳、女性で2・79歳健康寿命が延伸するということが分かった。

 (6)孤独感を無くす。人と犬が一緒に散歩することは孤独感の解消になる。

 (7)他人との結びつきが強くなる。犬との散歩により、ほかのドッグオーナーと出会うことになる。日本では、犬と散歩する人の8人に1人が恋愛経験があるとのデータもある。

 (8)犬の問題行動が解消できる。家具を傷つけたり、咬んだりするのは運動不足が原因の場合が多いが、毎日の散歩により解消できる。

 (9)犬の健康と体調を維持する。散歩することで、犬の敏捷(びんしょう)性と柔軟性を維持しつつ、消化機能を高め便秘を防ぐ。

 (10)多動性障害を防ぐ。異常な動きを鎮める効果がある。

 筆者が理事をしている一般財団法人日本ヘルスケア協会とヤマザキ動物看護大学共催で、11月4日に「人とペットの暮らしを応援」する目的で、「ドッグ・ウォーキングフェスティバル」を同大学で実施する。正しく散歩する姿勢や散歩のマナーや注意点も学べ、健康増進になるイベントなので参加してみてはいかがだろうか。問い合わせはフリーダイヤル0120・124・979。

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:22 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットの災害対策 「ベッドの下」など逃げ込める場所を作る 住まいの処方銭

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 【住まいの処方銭】

 豪雨に台風。このところ、災害列島ともいうべきレベルの被害が起きている。ここで、共に暮らすペットの対策を考えてみたい。

 国は、ペットの災害対策を強化している。環境省では先月、一般の飼い主に向けて「災害、あなたとペットは大丈夫? 人とペットの災害対策ガイドライン〈一般飼い主編〉」をまとめた。日頃から飼い主が準備しておきたいことや、災害発生時の対応をわかりやすく紹介している。インターネットでダウンロードができるので、目を通しておきたい。

 東京都獣医師会(港区)でも昨年、『ペット防災BOOK』を発行。日常の対応や、避難生活のための注意点などを紹介している。

 同獣医師会の事務局長でNPOアナイス代表(港区)の平井潤子さんは「イヌかネコか、多頭飼育かなどによって細かい対応は異なるが」と前置きした上で、「まず、住環境を見直すこと。子供や高齢者だけで留守番をしているときに災害が起きることをイメージし、ペットにとって安全な空間づくりを」とアドバイスする。

 地震対策であれば、ケガをしないようガラスの飛散や家具の転倒防止対策をする。次に、突然の揺れでも逃げ込める場所を作る。たとえば、イヌがバリケンタイプのハウスを使用しているなら、頑丈な家具などを固定しておき、その下やそばに置く。ネコであれば、ベッドの下などに空間を作り、逃げ込めるようする。

 夏に停電が起きれば、エアコンが止まる。ケージで留守番している場合は、普段から涼しい場所を選んでおく。豪雨被害が予想されるなら、天気予報を見ながら、その日は2階で留守番させるなど、臨機応変に。

 フードや水も準備しておきたい。人と同様に余分に買い置きし、減ったら買い足すローリングストックを実践したい。(不動産・住生活ライター 高田七穂)


posted by しっぽ@にゅうす at 08:21 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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