動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年10月26日

殺処分ゼロ県の神奈川県が導入した「犬民カード」の狙いとは

livedoor



愛犬を県民ならぬ「犬民」として登録できるという、神奈川県の動物愛護の取り組みが話題になっている。

「私ども神奈川県は『ペットのいのちも輝く神奈川』というコンセプトを掲げております。今回の『神奈川犬民カード』もその一環、黒岩祐治知事肝いりの企画です」

神奈川県健康医療局生活衛生部の動物愛護担当課長・松谷順子さんはこう胸を張る。

先月、神奈川県は動物愛護を進めるため、国内最大級のペット専門メディア「PECO」と協定を結び、同社運営のサイト内に県の特設ページを設置。同サイトに無料登録した神奈川県在住者は「神奈川犬民カード」と銘打った愛犬のための登録証を発行できる。カードには、愛犬の写真や名前のほか、特技、座右の銘などを盛り込み、遊び心もたっぷり。

PECO広報担当者によると、犬民カードの提示で、県内のある遊園地の入園料が割引になる特典まで、予定されているという。

なんとも素敵なニュースに、『ねこ自身』取材班はさっそく神奈川県庁を訪問。すると、かつて貴賓室として使われていたという豪華な応接室に案内された。

担当の松谷課長も「これまで他県で同様の犬民カードを発行したという事例は聞いたことがない」というぐらい珍しい、先進的な取り組みを始めた神奈川県。なんでも県の動物保護センターに保護された犬、それに猫も、殺処分ゼロが続いているんだそう。

「犬は平成25年度から、猫も平成26年度から殺処分ゼロを継続中です。また、来年度の開設を目標に、動物保護センターの建て替えも。従来の処分が前提の施設から、返還、譲渡が目的の“生かすための施設”に生まれ変わります」

そして、県が迷子ペットの返還のため推進しているのが、マイクロチップの装着だ。

「今年から、識別番号を登録したマイクロチップを愛犬に装着する費用の一部を補助する事業を始めました。しかし、装着率は県内の犬の登録頭数の3割弱にとどまっています。そこで今回、新たに開設したサイトで同事業の普及啓発を図り、犬民カードに興味を持った飼い主さんにマイクロチップ装着を促したいと考えています」

※神奈川県動物保護センターでは横浜市、川崎市、横須賀市を除く県内地域の犬や猫などの保護を行っています。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:34 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

災害時のペット 迷子対策には「マイクロチップ」が有効

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災害発生時、ペットは避難所に入れてもらえるのか──。2011年に発生した東日本大震災では、地震・津波・原子力発電所の放射能漏れ事故という、未曽有の広域大災害となったために、ペットと飼い主が離れ離れになる悲しい事態が多数起きた。その影響は、被災から7年経った今も続いており、飼い主の元に戻れないペットが全国のシェルターに多数いる。

「東日本大震災後の福島では、野犬・野良猫化したペットたちを捕まえるのは大変でした。保護できず、命を落としたペットもたくさんいます。だからこそ強く言いたいのですが、災害時には絶対、ペットと逃げてほしい」

 こう話すのは、被災地などの保護動物の譲渡を行う団体ランコントレ・ミグノン代表の友森玲子さんだ。

 東日本大震災でのペットの状況を踏まえ、環境省は2013年、自治体向けのペットの救護対策ガイドラインを、さらに今年9月には飼い主向けの災害対策ガイドラインを発表。そこで飼い主に呼びかけているのが、ペットといっしょに避難する“同行避難”だ。

 ただし、ペット防災に取り組む自治体の動物担当部署と、人の避難に対応する防災部署とで、「意思の疎通が図れないことが多い」とNPO法人アナイス代表・平井潤子さんは言う。

 同行避難をしろと言われても、実際はすべての避難所でペットを受け入れてくれるわけではなく、ペットと飼い主が行き場を失う可能性も高い。

「特に東京や大阪といった都心部は人口が多いため、そもそも避難所の受け入れ人数に限界があります。自宅が無事なら在宅避難が現実的です」(平井さん)

「避難所に行けば行政に助けてもらえる」というのは特例。基本は自分たちで準備し、対処しないといけないと知っておいてほしい。

◆日頃のしつけと飼育がいざという時役立つ

 いざペットともに避難するにあたって、事前にすべきもっと大切な“コト”がある。

「2004年の新潟県中越地震では、保護された猫がFIV(猫免疫不全ウイルス感染症、猫エイズのこと)」に感染していて譲渡に時間がかかってしまいました。ですから、犬も猫も日頃の飼育方法やしつけが大切になります」とは前出の平井さん。ではまず、何をすべきか。


犬と猫に共通していえるのは、ワクチン接種やノミダニ予防。これは基本中の基本。また、同行避難ができても、避難所ではケージに入れている機会が多くなるので、ケージに慣れさせる必要もある。

「猫は外に出すと感染症にかかりやすいので、室内飼育に。犬なら、家族以外にもなつくよう社会性を身につけさせましょう。そうすれば、逃げても捕まえやすく、避難所でもムダ吠えしにくくなります」(平井さん)

 また、被災後に問題になるのが迷子。気が動転したペットが逃げたり、外出先で被災した飼い主と、そのまま会えなくなることも。対策には、首輪や迷子札、鑑札をつけるほか、マイクロチップを埋め込むのもおすすめだ。

「犬も猫も被災後、やせたり汚れたりして顔つきが変わります。また、首輪や迷子札は抜け落ちてなくなることもあります。だからこそ、ペットと飼い主をつなぐ“命綱”が必要。抜け落ちてなくならないマイクロチップはその1つです」(平井さん)

※女性セブン2018年11月8日号
posted by しっぽ@にゅうす at 04:40 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫にやさしい商店街に 「野良減らす」不妊去勢手術活動 お初天神通り


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大阪・キタの商店街で、飲食店主らが野良猫を捕獲し、不妊去勢手術を受けさせてから元の場所に戻す活動を進めている。糞尿被害など苦情の多い野良猫の増加を抑え、人間との共存を図るのが狙いだ。店主らは「『世界一猫にやさしい商店街』にしたい」と意気込んでいる。(北野裕子)

【写真】大阪・キタ商店街の「さくらねこ」たち

 活動しているのは、大阪市北区の露天(つゆのてん)神社(お初天神)周辺の曽根崎お初天神通り商店街や地元自治会でつくる「キタ歓楽街環境浄化推進協議会」。商店街ではここ数年、通行人らによる餌付けなどで野良猫が急増。糞尿被害や発情期の鳴き声、さまよう子猫といったトラブルに悩まされるようになり、平成28年から始めた。

 リーダーで飲食店を営む山本光恵さん(56)らは月に数回、夜行性の猫を捕獲するために商店街一帯を夜通しかけて捜し回る。

 捕まえた猫は動物病院で不妊去勢手術を受けさせる。その数は、活動開始以来約270匹にのぼる。手術が済んだ猫は、耳先を桜の花びらのようにカットすることから「さくらねこ」と呼び、見守ってきた。

 活動に力を入れるのは、殺処分される猫の大半が子猫という現実にある。環境省によると、平成28年度の全国の猫の殺処分数は5万3502匹。このうち、自力で生きることができずに地域の動物保護センターなどに持ち込まれる子猫は3万2083匹と約6割を占める。大阪市でも平成28年度に殺処分された猫1208匹のうち、1025匹が子猫だった。

 猫は年に3〜4回発情期があり、1匹が年に20匹ほど生むことも。山本さんは「手術をすれば一代限りの命になってしまうが、不幸な殺処分を避けるために必要だ」と力を込める。

 野良猫をめぐる問題は、餌付けする側にもある。商店街を訪れて餌をまいたり、食べ残しを放置したりする人を見かけると、片付けるように説得もする。

 「捕まえた猫を元の場所に戻すな」「餌をやるのはこっちの勝手」。猫が嫌いな人や餌付けをする人から心ない言葉をかけられることもあるが、少しずつ活動は認知され、効果も出てきた。子猫を見かける機会も減り、糞尿をめぐるトラブルや苦情も減ったという。

 ただ、ネックとなるのは手術費用だ。雄で約6千円、雌で約9千円がかかり、自治会費やメンバーの善意のほか、動物愛護団体の基金や大阪市の補助金で一部は賄っているが、不足気味だ。最近では、他の地域から猫をめぐる相談が寄せられることもあり、活動の範囲は広がっている。

 山本さんは「猫をめぐるトラブルは人間の都合で起こっているケースも多い。猫と共存していけるよう方法を考え、『世界一猫に優しい商店街』にしたい」と話している。

 同協議会は、活動資金の支援を受け付けている。問い合わせは同協議機会事務局(kitakanrakugai@gmail.com)。
posted by しっぽ@にゅうす at 03:06 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちばわんの保護猫たちはどこへ行く?保護猫のその後

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動物保護ボランティア団体「ちばわん」に保護された猫は、譲渡会以外の方法で新しい飼い主さんを待ったり、ユニークな場所で暮らしたりもします。その様子をご紹介します。
※記事内容はすべて、2017年8月10日現在のものです。

ちばわんの保護猫たちはどこへ行く?保護猫のその後
猫カフェの、猫スペースの全貌。大きな窓があったり猫グッズも豊富だったりと、猫が気持ちよく過ごせる間取りに|撮影/尾アたまき
人になれさせながら、新しい飼い主さんを待つ
神奈川県にある「カフェブラン」は、ちばわんに在籍しているボランティアの方がオーナーの猫カフェ。在籍する猫は、すべてちばわん経由で来た猫です。カフェは里親募集型なので、お店で猫と触れ合ったのち、引き取りを申し出ることもできます。

ちばわんの保護猫たちはどこへ行く?保護猫のその後
入居者の方の隣でくつろぐのは、施設の介護猫として暮らす、生まれつき前足が曲がっているタイガくん|撮影/泉山美代子
入居者と一緒にのびのびと過ごす
「さくらの里山科」は、神奈川県にあるペットと入居可の老人ホーム。開設時には、介護猫としてちばわん出身の猫が迎えられました。「皆ハンディキャップのある猫ですが、お年寄りの方たちのゆったりした時間の中で、のんびり過ごせているそうです」(扇田さん)。

ちばわんの保護猫たちはどこへ行く?保護猫のその後
去勢・避妊手術の様子。ちばわんでは、10カ所ほどの動物病院に協力してもらいながら、TNRに加え、飼い猫の去勢・避妊手術を推進しています|写真提供/ちばわん
不幸な猫を増やさないために人を動かす活動も
「保護猫・保護犬の存在はようやく一般に知られるようになってきましたが、こうした犬猫の問題を意識していない・関係ないと思っている人のほうが圧倒的に多いと思います。今路頭に迷う猫たちの直接的な助けにはなりませんが、そういった人たちの意識を変えることも、私たちの使命だと思っています」と扇田さん。

そこでちばわんは、保護猫活動やTNR活動に加えて、一般の人へ向けての啓蒙にも努めています。「動物愛護に関するイベントでブースを出展したり、写真展を行ったりもしています。また、一昨年には、飼い主のいない犬猫を題材にした映画に活動を取り上げられ、ちばわんの活動を含め、犬猫の現状をより大勢の人たちに知ってもらえました」(扇田さん)。

また、ちばわんは飼い主がいる猫についても考えます。「人と暮らしている飼い猫から“保護猫”が生まれる場合も。脱走して飼い主さんと再会できなかったり、その猫が妊娠し、“未来の保護猫”を出産させてしまうこともあります」と扇田さん。

ちばわんの保護猫たちはどこへ行く?保護猫のその後
ちばわんが作成した、さまざまな啓蒙パンフレット|撮影/尾アたまき
これらを防ぐために作った啓蒙パンフレット
これらを防ぐためにも、ちばわんは、マイクロチップの装着などの脱走対策や、去勢・避妊手術についての啓蒙パンフレットを作成しています。「どの活動も地道で、なかなか成果が見えにくい活動ではありますが、続けることに意味があると信じています」と扇田さん。

デザインや記事内容の取材など、すべてボランティアが行っているのだとか実際にちばわんのボランティアのほとんどは、ちばわんから犬猫を迎えた人や、イベントを通して活動に共感した人たち。団体が15年かけてここまでの規模に成長したことこそ、“地道な”活動が、着実に人々の心に響いているという、何よりの証ではないでしょうか。

出典/「ねこのきもち」17年10月号「猫のために何ができるのだろうか」
文/「ねこのきもち」編集室
カメラマン/尾アたまき、泉山美代子

ねこのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 01:28 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬を飼っている人の傾向とは?主な特徴や共通点

ネタりか


犬を飼っている人の性格や特徴
女性とラブラドールレトリバー

犬が好きで飼っている人の性格の傾向には、以下のようなものが考えられます。

✔社交的、積極的
✔お世話好き、面倒見がいい
✔明るく感情表現が豊か
✔寂しがり屋で人といることを好む

犬を飼っている人の傾向として、明るく人に対して友好的で感情を素直に表現するタイプ、感情の起伏が激しいタイプが多いと言われています。また、積極的でさまざまな場所に出かけたり新しいことにチャレンジする気持ちが強い傾向にもあるようです。寂しがり屋で安心感を欲することから人やペットなどと一緒に過ごす時間に喜びを感じることが多いと言われています。誰かのお世話をすることを苦にせず、困っている人を見るとつい手助けをしたりおせっかいを焼いてしまいがちな人も犬好きに多いタイプです。

ちなみに、犬好きで犬を飼っている人に対して猫好きの人の性格はひとりで静かにいる時間を好みひとりを楽しむことが出来るタイプであったり、気分屋でまわりに振り回されたくないタイプが多く見られます。もちろん犬好きと猫好きどちらの性格が優れているかということではなく、明確な犬好きと猫好きにはある程度の性格の違いが見られ、その性格や特徴は犬と猫そのものとも似通っているのがおもしろいところです。同じような性格・特徴を持つ動物を飼うことで楽しく、落ち着いて過ごすことが出来るのだと思います。

犬を飼っている家庭の特徴
家族の中心にいる犬

毎年一般社団法人ペットフード協会では「全国犬猫飼育実態調査」という調査を行っており、日本国内での犬の飼育実態や動向、意向を明らかにしています。平成29年度の日本における犬の飼育世帯数は7,217頭で飼育世帯率は12.84%。2013年以降5年連続で減少傾向にあり、特に50代の飼育率の低下が顕著で反対に70代の飼育率はほぼ横ばい。年代別飼育率は以下のようになっており、幼い子供の育児や仕事で忙しい30代や散歩や介護などのお世話がむずかしくなる70代が特に低い傾向にあるようです。

<年代別飼育率>
20代 13.3%
30代 10.7%
40代 12.7%
50代 15.4%
60代 14.2%
70代 10.5%

また、犬を飼いたいという意向を持っている割合は20〜50代はほとんど変わりませんが、60代以降は低い傾向にあります。自分自身の体調の問題や犬を最期まで見切れるかという不安、心配などから60代以降の人は飼育を負担に感じるまたはあきらめる傾向にあるようです。

犬を飼うと性格が変わる?
ソファで柴犬をなでる男性

犬が好きな人、犬を飼っている人の特徴は上記しましたが、犬を飼うことで性格が変わったという人も非常の多いようです。ある調査では約7割もの人が、犬の飼育前と飼育後で飼い主の性格や家族の関係性に変化があったと感じていることがわかりました。

犬を飼うことで感じた性格の変化として、「優しくなった」「思いやりが持てるようになった」「責任感を持てるようになった」「社交的になり地域の人と関わるようになった」「家で笑うことが増え夫婦喧嘩が減った」「規則正しい生活でストレスや不調が減った」などと言う意見が多く見られました。犬を飼うことは時間も手間もかかることで、家族や地域の人との関わりも自然と増えていくものです。自分のことにかかりきりになっていた人や気持ちの余裕がなかった人も、犬を飼い始めることでそれらに変化がありいい方向へと進む傾向があると考えられています。

犬を飼っている人の傾向まとめ
緑をバックに笑う茶色の子犬

犬が好きな人や犬を飼っている人の性格や特徴は、明るく社交的で感情が豊かなど犬そのものの性格や特徴とも言えるおもしろい傾向が見られました。また、犬の性格にそれぞれ個体差があるように犬を飼っている人の性格にも個体差はありますが、さらにおもしろいのは自分の性格の傾向に似た特徴を持つ犬種を飼うことが多いと言われていることです。長い時間生活を共にすることから性格やペースの合う犬と暮らすことが、お互いにストレスなく過ごすことが出来るポイントなのかもしれません。
posted by しっぽ@にゅうす at 01:22 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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