動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年12月02日

助けて!わんにゃん 高知の動物愛護を追う(41)犬の殺処分大国

高知新聞



8年連続ワースト1
 愛媛、徳島も厳しい状態だったが、香川は飛び抜けており“殺処分大国”だった。環境省が11月に発表した2017年度データでは、犬の殺処分匹数は1711匹で5年連続全国ワースト1位。2位徳島(617匹)の2・8倍だった。収容匹数に対する殺処分率も約7割で、これは8年連続全国最悪だ。その理由を県生活衛生課の藤明(ふじめ)洋和課長補佐(獣医師)はこう話す。


 「気候が温暖で野犬が越冬しやすい上に、餌やりさんが多いんです。ねぐらがある山林と、人家の距離が結構近いため餌の確保が容易。栄養状態がいいから繁殖しやすい。捕まえても捕まえても減らないんです」

 徳島同様に餌やりさんが問題らしい。県土が日本一狭い上、平地が多く、人口も100万人だから野犬は少ないと思っていたら、逆だった。殺処分を減らすには譲渡の促進も不可欠だが、大半が野犬で難しいという。

 
posted by しっぽ@にゅうす at 08:51 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬は飼い主が思うほど賢くない――認知力比較で結論

CNN



(CNN) 犬は本当に、飼い主が思っているほど賢い動物なのか――。そんなテーマについて研究した論文が、このほど学術誌に発表された。

研究チームが出した答えは残念ながら、飼い主の期待に沿う内容ではなかった。

この研究では、ほかの動物にはない特別な能力が犬にあるのかどうかを探るため、感覚認知、物理認知、空間認知、社会認知および自己認識の能力について、オオカミ、猫、イルカ、チンパンジー、ブタ、ハトといった動物の行動について調べた情報と比較した。

その結果達したのは、「犬の認知力が並外れているとは思えない」という結論だった。

犬の認知力は猫に比べて高いとはいえず、良いことをするとご褒美がもらえると認識する能力は猫やオオカミやハトと同程度だった。

物理認知力(周りの物体に対する行動や理解)は取り立てて優れてはいないものの、社会認知力に関しては、特に人からの合図に対する反応では、少なくとも平均並みだった。

「幅広い種との比較を考慮すると、現時点で犬を特別視する理由はない」と研究チームは指摘している。

それでも飼い主が犬を特別と思う理由については、自分に対する自意識の高さを飼い犬に反映させているのではないかと指摘する研究もある。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:41 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水戸市「動物愛護条例」制定へ センター整備に合わせ

茨城新聞



2020年4月に「中核市」への移行を目指している水戸市は21日、動物に対する飼育管理や愛護に関する条例を定める方針を明らかにした。犬や猫の保護、収容を行う「動物愛護センター」(仮称)整備に合わせ、飼い主の管理責任などを中心に規定するほか、動物愛護教育の啓発を目指していく。

同日の市議会文教福祉委員会で報告した。市は中核市移行による保健所整備などに伴い、最大で犬15頭、猫20頭を収容可能な同センターを同市河和田町に整備する計画。供用開始は20年4月の予定で、収容期間は1頭当たりで犬が90日間、猫が60日間。

市保健所準備課によると、市内における17年度の犬猫の捕獲頭数は、犬が56頭、猫が141頭。このうち、1〜2割が飼い主への返還や譲渡が実現せず、殺処分されているという。

同課は「殺処分ゼロへ向け、愛護団体や獣医師会などと連携し、命の大切さに関する教育や飼い主の責任などを規定した条例をつくり、可能な限り譲渡や返還につなげる体制を構築していく」としている。(前島智仁)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:40 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4頭はるばる無事入国 円山動物園に11年ぶりゾウ 気温差34度、空港作業大がかり

北海道新聞



 札幌市円山動物園として11年ぶりになるゾウの飼育再開に向け、アジアゾウ4頭が30日、ミャンマーから空路で新千歳空港に到着、ゾウはコンテナに入った状態で札幌市円山動物園(中央区)に運び込まれた。新千歳空港で大型動物のゾウが一度に4頭運び込まれるのは初めてで、空港では大がかりな作業が行われた。

 4頭は雌3頭と雄1頭。27歳の雌が体長2・4メートル、体重3トンと最も大きく、ほかに10歳の雄と15歳雌が2・3メートル、2・5トン。5歳の雌は1・8メートル、1・5トン。それぞれ動物用の大型コンテナに入り、ゾウを含むコンテナの重さは1個平均3・5トンだ。

 ミャンマーから貨物機で直行の特別便を飛ばし、新千歳空港には午後3時15分ごろ着陸した。

 ゾウの入ったコンテナは機体の後部からワイヤーでつられ、ゆっくりと地上に下ろされた。その後はフォークリフトで検疫などの手続きをする大型テントへ。ゾウたちはコンテナの中で興奮することもなく、落ち着いた様子だった。

 検査を入国後に行うイヌやネコと違い、クマやゾウなど一部の陸生哺乳類は出国する国で事前に検疫を行う。テントでは、検疫の内容を記した「衛生証明書」の提出や、ゾウに付着した土などの検疫といった手続きで約1時間かかった。

 手続きが済んだゾウは、再びコンテナごとフォークリフトで3台のトラックへ。同7時半ごろ、空港を出発した。

 新千歳空港周辺の午後7時の気温は氷点下3・9度。ミャンマーより34度も低く、コンテナには断熱材を巻いてゾウの体調に配慮した。トラックは道央自動車道を経て、午後9時ごろ円山動物園に到着、南門から園内に入った。

 ゾウたちが暮らす10月完成のゾウ舎は、屋内が約2200平方メートル、屋外が約3千平方メートルあり、国内最大規模。屋内にはプールも設置され、自然に近づけるため砂が厚く敷かれている。今回のゾウの移動に伴い、「マフー」と呼ばれるゾウ使い3人と獣医師1人も、ミャンマーから来園した。円山動物園によると、ゾウたちは今後、人に慣れる訓練や、柵越しで世話を受ける訓練を受けるため、一般公開は来春となる見通しだという。(石川実和)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:39 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【動物を幸せに〜大牟田動物園の挑戦】(3) 環境エンリッチメント(下) マンドリルに初の砂場 [福岡県]

西日本新聞


マンドリルのガブ(雄、17歳)は、飼育員が砂場に隠した餌のドングリを探すのが得意だ。野生のマンドリルが、熱帯雨林の中で落ち葉をかき分けて餌を探すのと同じ行動。ただ1カ月ほど前には、こんな動作を見ることはできなかった。

 大牟田市動物園のマンドリル展示場に「環境エンリッチメント」として木板で囲った砂場が置かれたのは休園日の10月9日。縦1・8メートル、横1・3メートル、高さ0・4メートルと、展示場内の3分の1を占める大きさで、野田理紗さん(21)らサル班の飼育員3人が何度もバケツで砂を運び、1日掛かりで造り上げた。

 野生のマンドリルは、コンクリート床で過ごすことはない。「何とか変えたかった」(野田さん)が、床全面に土を入れれば排水溝が詰まってしまう。そこで思い付いたのが砂場だった。トウネズミモチ、イヌビワといったマンドリルが好きな葉が付いた木の枝を土に刺す工夫も凝らした。

 他の動物園で生まれたガブがコンクリート床以外で過ごすのは初の経験。初日は砂場の外から葉を食べるだけだったが、次第に慣れていった。大牟田生まれのルル(雌、1歳)も砂場の枝に跳び乗って遊ぶように。それまでも中古の消防ホースを編んだ遊び道具をつるしたり、餌を竹筒に入れて与えたりと、さまざまな環境エンリッチメントに取り組んできた野田さん。「砂場でも今までになかった行動をするようになった」と手応えを口にする。

 飼育員考案の環境エンリッチメントのアイデアは163種(10月末現在)。各アイデアを別の動物でも試せるように、作製手順や管理法などを記録したファイルが常備され、園内の詰め所で飼育員の誰もが閲覧して共有できる。効果や課題を話し合うミーティングも行われている。

 環境エンリッチメントは、集客にも大いに生かしている。

 ライオンなどの猛獣に肉の塊を与えるイベントでは、獣舎内の木の上といった高い位置に肉を隠し、猛獣が鼻を利かして探し出し、ジャンプして食いつく迫力ある姿を見ることができ、入園者の人気だ。ただ、決してショー目的ではない。

 猛獣も野生では餌を見つけるのは難しい。その環境に少しでも近づけるため、隠して猛獣の採食時間を延ばし、狭い獣舎の中での運動不足を補い、木登りで爪のケアも施すといった効果を狙っている。

   ◇     ◇

 大牟田市動物園(同市昭和町)が全国の注目を集めている。「動物福祉を伝える動物園」として高い評価を受け、入場者数増にもつなげている。飼育動物の「幸せ」のために、公設民営の小さな動物園が始めている取り組みを紹介する。

=2018/11/13付 西日本新聞朝刊=
posted by しっぽ@にゅうす at 08:35 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする