動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年02月07日

人と犬が共生できる社会をめざして 東京都動物愛護相談センターの活動

Yahoo! JAPAN


人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指している「東京都動物愛護相談センター」(以後センター)では、民間の動物愛護団体と協力しながら、官民一体となって犬たちの幸せへの道筋をつくっています。犬や猫の殺処分ゼロを目指す、センターの“今”をお伝えします。

※保護犬、飼い主さん、お話を伺った方々の情報は2017年5月10日現在の情報です

人と犬が共生できる社会をめざして 東京都動物愛護相談センターの活動
撮影/尾アたまき
センターと協力し、譲渡会を行う「ミグノン」
「東京都動物愛護相談センター」(以後センター)の登録団体のひとつに「一般社団法人ランコントレ・ミグノン」(以後ミグノン)があります。ミグノンによって引き出された(センターに収容された動物を、救出・治療・譲渡などを目的として一時的に預かること)犬たちは、ミグノンが運営する複合施設「ミグノンプラン」内のシェルターで一時預かりされます。おしゃれな内装のこの施設にはトリミングサロンに動物病院も併設。定期開催される譲渡会やイベントは、保護動物たちの新しい縁との出会いの場になっています。

この日も、ミグノン代表の友森玲子さんは、ミックスの中型犬をセンターから引き出しました。とてもフレンドリーで職員さんにも甘えっぱなしのこの犬は3カ月もセンターにいたとのこのと。ミグノンプランに到着すると、1階のトリミングサロンで爪切りやシャンプーを施してもらい、ますますかわいくなりました。ほかの犬との関係も良好で、きっといい出会いがあるはずだとスタッフのみんなが思っていた矢先、次の譲渡会ですぐにトライアルが決まりました。

人と犬が共生できる社会をめざして 東京都動物愛護相談センターの活動
撮影/尾アたまき
安心して暮らせる場所を見つけたララちゃん
センターからミグノンに引き出されたあと、わずか4日目の譲渡会で藤居幸さん家族と出会ったミックスの中型犬は、ララちゃんと名づけられました。

「初めは別の犬目当てで足を運んだのですが、譲渡会で真っ先に目が合ったのがこのコだったんです。きれいな瞳が印象的で」と藤居さん。息子のレオンさんになでられながら、ララちゃんは藤居さんのお宅にすっかりなじんだ様子です。

「保護猫を飼っている友達のすすめもあり、いっしょに暮らすなら保護犬にしようと決めていました。まだトイレを失敗したり、吠え続けたりしますが、当初よりずいぶん落ち着きました。頭がいいコなのでこれからわが家にゆっくり慣れていってくれたらと思っています」と話す幸さん。みんなの愛情を受けて、幸せいっぱいの表情を見せてくれたララちゃんでした。


殺処分がゼロになる日は
27年度、東京都では488頭の犬の収容がありました。そのうち、飼い主さんのもとに戻された犬が236頭、譲渡された犬は、愛護団体などの協力もあって234頭。そして、殺処分数は24頭でした(前年度からの繰り入れ、翌年度への繰り越しを含む)。

『いぬのきもち』で「犬のために何ができるのだろうか」の連載がスタートした2002年、「東京都動物愛護相談センター」での殺処分数は1634頭(平成12年度実績)。比べるとその数がずいぶん減ってきていることがわかります。

飼い主さんがみな最後まで愛情をもって育てる終生飼育ができたなら、犬たちがセンターに収容されることも殺処分もなくなる日がくるかもしれません。この連載で、引き続き、犬たちのために私たちができることを考え、お伝えしていきたいと思います

出典/『いぬのきもち』2017年6月号
取材・撮影・文/尾アたまき

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 09:09 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

助けて!わんにゃん 高知の動物愛護を追う(45)シェルター・メディシン

高知新聞


科学的に犬猫を救う
 神奈川県川崎市から新潟県動物愛護センターへ向かった。当初、新潟は未知の世界だったが、ネットで調べていると、「シェルター・メディシン」(保護施設内の獣医療=SM)という言葉に行き当たった。

 初耳だが、読むと、なるほどだった。例えば、シェルターに収容した動物は、少しぐらい体調が悪くても安全であれば譲渡すべき、とある。健康になるのを待っていたら、逆に動物がストレスで体調を崩し、譲渡のチャンスを失うという。

 施設内での安楽死も「治療の一環」と見る。「殺処分ゼロ」はスローガンとしてはいいが、数値目標にすべきではないという。こだわりすぎると、人も動物も疲弊する。収容数を減らして過密を防ぐことで、動物をしっかりケアでき、結果的に多くの動物を救える―とあった。

 こうした合理的思考の背景にあるのは「群管理」の事情だ。家庭で数匹飼うのと、施設内で群れを管理するのは別物。いかに感染症を防ぎ、収容動物の健康を維持し、新しい家族に送り出すかを優先する。行政シェルターは「動物の命」とともに「公衆衛生」と「地域の安全」を守ることも役目。高い攻撃性や、重度の感染症がある場合は譲渡すべきではないという。

 一方で、米国では譲渡促進のために猫をライオンカットしたり、犬にはTシャツを着せたりもするという。雰囲気を明るくし、来場者も職員も満足度が上がれば、動物のハッピーにつながるという狙いだ。

 その科学的裏付けとして、統計や疫学を重視。データを解析し、1匹当たりの飼育面積やケージの使い方、感染症予防のための世話の手順を数値化、客観化し、学問にしていた。2000年ごろにカリフォルニア大学デイビス校で取り組みが始まり、全米の獣医科大に広がっているという。

 新潟県がSMを取り入れたことで殺処分数が減り、譲渡数が増え、うれしい成果が出ている―とあった。

 それを見るために新潟へ行くのだが、その前に、東京・東五反田の公益社団法人・日本動物福祉協会に寄った。実はSMを日本に持ち込んだデイビス校疫学研究員で、日本獣医生命科学大(東京)博士研究員の田中亜紀さんが帰国していたのだ。高知の状況を伝えると彼女は言った。

 「センターを造るベースは、いかに科学的にやるかです。それと、その土地に合ったシェルターでないと。極端に言えば、獣医師はいた方がいいんだけど、いないんだったら、それはそれで対応を考えればいい。地元の獣医師会と連携をしっかり構築すればいいんです。手術室も要らないかも。結構、お金かかります。よそにあるからといって、本当に高知に必要なのか。それより、高知の問題点が何で、どう解決したいのか。税金を有効に使いたいなら、慎重に検討すべきです。慌てて3年後に造る必要ないですよ」

 中学生まで英国育ち。日本獣医生命科学大を出て、米国へ留学。3人の子育てをしながら、日米を往復。ここ4、5年は国内の施設で引っ張りだこだ。「何なら高知へ行きますよ」。臨機応変で話の早い人だった。(編集委員・掛水雅彦)
posted by しっぽ@にゅうす at 04:27 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬猫の殺処分減少へ 県と大分市 動物愛護センター17日開所 保護棟やドッグラン完備 [大分県]

西日本新聞


年2千頭近い県内の犬や猫の殺処分を減らすため、県と大分市が共同で整備した「おおいた動物愛護センター」(同市廻栖野)が17日にオープンする。1日に内覧会があり、施設が報道陣に公開された。保護した犬猫の長期間の収容が可能になることから、センターは3月から譲渡会を定期的に開く。

 九州乳業「みどりマザーランド」内の土地約1万9500平方メートルに、犬56匹、猫100匹を収容できる動物保護棟(平屋、約990平方メートル)やドッグラン(約2400平方メートル)などを整備した。総事業費は約10億円で県と市が折半。運営は県、市のほか、民間業者などにも業務を委託する。

 メインの動物保護棟には、収容した犬猫の様子を見る観察室や飼養室▽感染症の有無を確認する検査室▽去勢や避妊をするための手術室−などを完備。犬や猫の飼い方を学ぶ展示室やモデル室も設けた。

 これまで、飼育放棄されたり、保護されたりした犬や猫は県の各保健所に収容後、約1週間内に引き取り手が見つからなければ県動物管理所(同市小野鶴)で殺処分されてきた。センターによると、2017年度に引き取られた犬は702頭、猫は1967頭。うち犬240頭、猫1764頭が殺処分となった。大分市は独自施設がなかった。センター完成により犬猫を長期的に収容し、譲渡会で新たな飼い主を見つける。

 県は23年度までに犬猫の引き取り数を計1500頭に減らす目標を掲げる。センターの佐伯久所長は「動物との正しい関わり方や命の尊さを情報発信して、飼育放棄される犬猫を減らしたい」と語った。

=2019/02/05付 西日本新聞朝刊=
posted by しっぽ@にゅうす at 03:29 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫を水路に放り投げ虐待... 「仕事などストレスで」動画投稿31歳男逮捕

FNNプライム



猫を水路に放り投げ虐待した、動物愛護法違反の疑いで、動画を投稿した男が逮捕された。

水路の中に落ち、必死で壁をよじ登ろうとする1匹の猫。

4日逮捕された、福島・須賀川市の派遣社員・神保遼容疑者(31)は、2018年12月と2019年1月に、それぞれ別の猫を水路に放り投げて、動物を虐待した疑いが持たれている。

神保容疑者は、虐待の様子を撮影し、インターネット上の動画投稿サイトで公開していた。

捜査関係者によると、神保容疑者は「仕事などのストレスからやった」、「投稿したら面白いと思った」などと供述していて、動物愛護に対し、強い嫌悪感を示しているという。

警察は、逃亡のおそれなどがないことから、今後、任意捜査に切り替えて調べを進めることにしている。

(福島テレビ)
posted by しっぽ@にゅうす at 02:28 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幼稚園児が犬に絵本を読み聞かせ そのおどろきの狙いとは?

Yahoo! JAPAN


セラピードッグを相手に、子どもたちが本の読み聞かせをするユニークな取り組みが、兵庫県西宮市にある大学図書館で行われました。

セラピードッグに向かって「渋谷駅にいるのはブルーグリーンにいさんです」と音読する子どもたち。武庫川女子大学付属図書館で行われた「絵本読み聞かせ会」には、幼稚園児約30人が参加し、お気に入りの1冊を音読しました。おとなしく耳を傾けるセラピードッグに、安心して読み聞かせが出来ることで、コミュニケーションに自信をつける効果があるとされています。参加した園児は「犬が好きそうかな、って思って持って来た」「ちょっとドキドキした。犬は、動くけどちゃんと聞いてくれた」と話しました。この取り組みは、大学の図書館が4年前からスタートさせ、日本レスキュー協会などと協力し、今後も続けていく予定です。

ABCテレビ
posted by しっぽ@にゅうす at 01:25 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする