動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年02月19日

“車に乗りながら犬を散歩”動画に批判殺到…考えたい高齢者のペット飼育

FNN.jpプライムオンライン


岡山県高梁市で撮影された、自動車に乗りながら犬をリードで引っ張る動画に批判が殺到している。

動画が撮影された場所は、周りには田んぼが広がり、車の通りも比較的少ない道。犬は車に引きずられながら必死についていっているが、動画をよく見ると車は歩道を走っていた。


動画の撮影者により、16日にSNSに投稿され、17日の時点で再生回数が200万回を超え、飼い主に対する批判が殺到している。動画を撮影した男性は、飼い主に「わんちゃんを引っ張っているのをやめてください」などと注意した上で、また同じようなことが起きたら警察に連絡してくれたり、注意してくれたらという思いでSNSに動画を載せたという。

飼い主の男性は「悪かったと思う」としつつ、「足で歩けない。家の中でも杖をついて移動しないといけないけど、一日に1回くらいは外で走らせてあげたりしたい」と話した。現在、88歳の飼い主の男性は杖がなければ歩けないため、車を使って犬の散歩をしていたというが、「歩道を車で走っていたのは悪かったと思う。その時、犬を虐待しているように見えたなら非常に心外で残念」と、歩道を車で走ったことは認め、反省しているという。

もし、自分が飼えなくなったら…?

実は、今回と似たようなケースは過去にも起きている。5年前に沖縄で飼い犬を軽自動車の後部のフックに括り付けて走行し、犬の右前足を傷つけたとして、50代の男が動物愛護法違反の疑いで逮捕されている。

レイ法律事務所・河西邦剛弁護士は、今回のケースについて、まず車が走っていたのが歩道だということで、道交法違反の罪に問われる可能性があり、「犬が傷を負った場合、動物愛護法に該当してくることになります。2年以下の懲役、または200万円の罰金」ということになるという。

飼い主の男性は「杖がなかったら10メートルも歩けない。体が不自由になったら犬も飼えない」と主張するが、体の自由が利かなくなってくる高齢でのペット飼育について打つ手はあるのだろうか。

最近では、飼い主だけでなくペットの寿命も延びているため、介護が必要になったペットの面倒を飼い主が見れなくなっているという相談も増えているという。

NPO法人ピース・アニマルズ・ホームの宮腰千景さんは「飼えなくなった場合、親戚や身内、ペットを継いでくれる方を事前に準備しておくことが大事」だといい、ペットとの生活に支障が出てきた場合は、頼れる先に引き取ってもらう決断も必要だという。また、「最初からそういったことを決めていないと、動物もかわいそうで、人間も辛い思いをしてしまう」と指摘した。

(「めざましテレビ」2月18日放送分より)
posted by しっぽ@にゅうす at 07:41 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

里親として犬を迎える際の注意点 新しい飼い主に慣れるまでは気持ちを考えて

ネタりか



犬の里親になるには覚悟が必要
人の手と子犬

犬を飼うならペットショップにいる子ではなくて、里親を募集している犬を家族に迎えたい。そう思う人はいると思います。私も以前、次に犬を飼う時は保護犬を家族に迎えたいと考えていました。そして、現在一緒に生活している愛犬は里親を募集していた元保護犬となります。

里親を募集している犬を家族に迎えたいと思っている人は、「辛い過去をもつ犬を少しでも幸せにしてあげたい」そう感じている人が多いことでしょう。なかには「ペットショップにいる犬は値段が高くて飼えないから、里親を募集している犬を迎えたい」そう思っている人もいると思います。

私はペットショップにいた犬、里親募集をしていた保護犬どちらも家族に迎えた経験があり、家族に迎えるのにはどちらの犬も覚悟が必要となりましたが、正直なところ保護犬を家族に迎える時の方が覚悟がいると感じました。

「辛い過去をもつ犬を少しでも幸せにしてあげたい」そう思って、辛い過去をもつ保護犬を家族に迎えた私の経験から言わせていただきますと、思っていた以上に大変です。例えば、私の愛犬は家族に迎えた当初はいきなり怯えたり挙動不審になることがあり、愛犬が落ち着くまで1時間以上そばに寄り添ってあげることが当たり前でした。精神的に負担がかかると何日もご飯を全然食べなくなったりして、どう対処すれば良いのか悩む日々も多々ありました。家族に迎えてから7年経った今でも急になにかに怯えることがあったりします。

気軽な気持ちで保護犬を家に迎えようとしているのでしたら、止めておいた方が良いと思いますよ。しかし、何があってもキチンと最期まで面倒をみる覚悟がある!という場合は、ぜひ保護犬を家族に迎えて幸せにしてあげてください。面倒をみるのはとても大変だと思いますが、それ以上に得られるものがたくさんありますよ。もちろん、これは里親募集している犬だけにいえることだけではないといえますね。

辛い経験をもっていることが多い
壁の隅で怯える犬

里親を募集している犬は辛い過去をもっていることが多いです。もちろん、産まれた子犬を譲るために里親募集をしていたりもします。ですが、多くの場合は信頼していた元飼い主に捨てられたり、虐待されていて保護された犬など、何らかの辛い思い出をもっている場合が多いです。そういった辛い過去をもつ犬は、心身ともに傷つき人間不信になっている可能性がとても高いです。

辛い経験がトラウマになっていることも少なくありません。家族に迎えたいと思う犬を見つけたときは、少しでもその犬にどのような過去があるのかを知っておく必要があります。そして、あなたがその犬の面倒をちゃんと見れるか、キチンと考えてみる事をおススメします。

絶対に叩かないようにする
伏せている犬

里親募集している犬の中には虐待されていた子も少なからずいます。そういった犬は顔に手を近づけるだけで目をギュッと閉じながら頭を下げて、怯えながら叩かれるのを耐えようと身構えます。叩かれていなかった犬でも、信頼していた飼い主に捨てられて人間不信になっていたり人間が怖くなっていたりします。これ以上彼らの心を傷つけないようために、また、人間に対して恐怖感を与えないために絶対に叩くのはやめましょう。

犬の気持ちを考えることが大切
様子を見ながら触れ合う犬と人

犬が落ち着ける居場所をつくってあげる
保護犬を家族に迎えてあげる用意ができたら、犬が静かに独りで落ち着ける居場所をつくってあげましょう。例えば、人間不信になっている犬が知らない場所、知らない人たちといきなり生活を共にする。それって凄く過酷な環境だと思いませんか?慣れない場所で知らない人といると精神的にとても疲れますよね。

ですから、せめて少しでもゆっくりと落ち着ける場所を用意してあげましょう。なるべく薄暗くて体がピッタリ入るくらいの狭いスペースを用意してあげると落ち着きやすいと思います。実際に、私の愛犬も何かあった時はそういった狭くて薄暗い場所で落ち着こうとする事が多いですよ。

また、居場所だけでなく犬にとって安心できる環境にするためにはどうすれば良いのか。たえず犬の気持ちになって考えてみることが大切といえます。

犬のペースに合わせよう
辛い経験をもつことが多い保護犬は、その犬のペースに合わせてあげることが大切といえます。特に、犬が飼い主に慣れるまでは、無理に仲良くしようとして関わりすぎると逆効果となる場合がありますよ。ですので、早く仲良くなりたい。楽しい思い出をつくってあげたい。と思っていても、慣れるまでは焦らずに少しずつ接するように心がけましょう。犬がソッとあなたの所に来たら、そのときはあなたに甘えているのかもしれません。優しく撫でたり話しかけて愛してあげると喜ぶと思いますよ。

犬の過去を出来る限り知ることが大事
保護犬を家族に迎えてあげる時は、出来る限りその犬の過去を知ることが大事となりますよ。辛い過去を知ることで、犬への接し方や避けるべきことが分かります。保護犬の面倒を見てくれている里親さんは犬の過去はもちろんのこと、世話をしているときに気づいた癖や行動、食欲や何に対して怯えやすいか等を沢山知っていたりしますよ。また、たくさん傷ついた犬を保護している里親さんは犬についてとても詳しかったりするので、保護犬のことで悩んでいることがあれば気軽に相談することをおススメします。きっと、力になってくださることと思いますよ。

まとめ
犬と人の家族

正直いうと、里親募集している犬を飼うのはとても大変です。辛い経験をもつ犬は、一般的に知られている犬の育て方が通用しないことが多くあります。初めは凄く世話もかかってしまいますし、飼い主の思い通りにならないことも沢山あったりしますよ。しかし、犬が心を開いてくれたときは、それまで大変だったことが一気に吹っ飛んで、この子を家族に迎えて良かった!と感じられることでしょう。
posted by しっぽ@にゅうす at 07:40 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護犬が広げてくれた人の輪 引き取った飼い主の暮らしの変化は

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神奈川県動物保護センターを中心に、傷病犬やシニア犬たちを優先的に救い続ける「アニマルプロテクション」の活動を紹介します。

※保護犬、飼い主さん、お話を伺った方々の情報は2017年3月10日現在の情報です

保護犬が広げてくれた人の輪 引き取った飼い主の暮らしの変化は
撮影/尾アたまき
引き取りからはじまり、今ではアニマルセラピーまで
アニマルプロテクションから、パピヨンのレオンくんとチワワのリリーちゃんを引き取った工藤さんご夫妻は、高齢者施設などに動物と訪問する「人と動物のふれあい活動(CAPP活動)」にも参加しています。

「レオンの散歩中に出会ったお年寄りの方が、足腰が弱っているなか、かがみこんでレオンをなでてくれました。その姿がとてもうれしそうで……レオンも静かに寄り添っていました」

その光景を見たことがきっかけとなり、今ではレオンくんとともに横浜の高齢者施設へ月1回ほど通っているそうです。

「レオンたちのおかげで、世界が広がりました」と笑顔いっぱいに話してくれた工藤さんご夫妻でした。

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保護犬が広げてくれた人の輪 引き取った飼い主の暮らしの変化は
撮影/尾アたまき
譲渡した犬たちの幸せを知る瞬間
アニマルプロテクションは、青山や神奈川県内で月2回ほど譲渡会を行っています。一時預かりさん宅で、先住犬と同じように愛情をかけてお世話してもらううちに警戒心が薄れるためか、吠える犬はほとんどいません。また、譲渡会ではサークルの中で犬をフリーにして、来場者にふれあってもらっています。
サークルの中では、犬同士のケンカもなく、どの犬も落ち着いた様子で人に甘えています。

「犬がサークル内でのびのびと過ごしていれば、それぞれの犬の性格もよくわかりますから、家族として迎え入れるための判断基準にもなります」と代表の原さん。

アニマルプロテクション代表の原さん。傷病犬やシニア犬を含め、目の前の命と真剣に向き合い、救出、治療、譲渡を行うそして、この日も数名のボランティアスタッフの姿がありました。犬たちのために何ができないかと集まった方々です。一時預かり、送迎、譲渡会の手伝い、ウェブサイトの更新、物販製作など、それぞれができることを手伝い、命をつなげていくためのサポートを、スタッフが一丸となって行っているのです。

アニマルプロテクションの地道な活動のうれしい結果が、譲渡会のとき垣間見えました。それは、犬を引き取った飼い主さんが愛犬を連れて、次から次に譲渡会に足を運んでくる姿でした。やさしい飼い主さんとともにやってきた元気いっぱいの卒業犬たちと再会した代表。いつもハツラツとして行動力にあふれている代表の目に、きらりと光るものが見えました。

1回目の記事はコチラから>>2回目の記事はコチラから>>

出典/『いぬのきもち』2017年4月号
取材・撮影・文/尾アたまき

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 07:39 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【一生付き合える動物病院の見極め方】チェックしたい意外なポイント


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犬の健康と命を守ってくれる、動物病院。愛犬が健康長寿でいるためには、信頼できるかかりつけ医と出会い、長くお付き合いしていくことが大切です。しかし、動物病院は全国に1万以上あるといわれているので、どこに通えばいいのか悩んでしまいますよね。そんな飼い主さんのために、「いい病院」の見極め方を詳しく解説していきます!

【一生付き合える動物病院の見極め方】チェックしたい意外なポイント
柴犬のあずきちゃん、玄関でにっこり♪
病院選びから予約の電話まで、ここをチェック!
病院を探す方法の1つが、ネット検索。各病院のHPを見ることで、その病院の特色や雰囲気をうかがい知ることができます。HPを見る際、気にして欲しいのはこの3つ。

その病院の理念が伝わってくる
獣医師の勤務表を見ることができる
口コミで良い評価を得ている

HPが全てではありませんが、雰囲気の良い悪いはなんとなく伝わってくるもの。病院の理念や治療方針などが掲載されていたら、確認してみましょう。勤務表が公開されていると、診察してもらいたい先生のスケジュールが一目でわかるので、予約時にとても便利ですよ。口コミは全てが信用できるものとは限りませんが、1つの目安にはなるでしょう。

行きたい病院が決まったら、電話で予約をしますよね。そこで気にすべきなのは2つ。

ハキハキと感じのいい対応をしてくれるか
電話でも症状の相談に乗ってくれるか

電話対応は、その病院全体の対応を読み取るポイント。電話で親身になってくれない、めんどうくさそうな対応をされた場合は、受診を考え直してもいいかもしれませんね。

【一生付き合える動物病院の見極め方】チェックしたい意外なポイント
待合室、イイコでおまち♪トイ・プードルのちぃちゃん!
待合室でもいろいろと観察してみよう
待合室でチェックすべき最大のポイントは、「清潔であるかどうか」です。病院に清潔感、大切ですよね。変な臭いがする、抜け毛が散らばっている、排泄物で床などが汚れている……こういった清潔感がない病院は、良くない病院だと思ってもいいかもしれません。

また、スタッフさんの対応もよく観察してみてください。気持ちよく挨拶を返してくれるか、待ち時間が長いときには声をかけてくれるかなどです。スタッフさんの対応の良さは、病院全体の雰囲気につながりますよ。

いよいよ診察!ここを見よう!
一番重要なのは、やはり診察中です。獣医師がどのように愛犬を診察するのか、しっかりと確認しましょう。いくつかの重要ポイントをご紹介します。

共感して話を聞いてくれるか
いい獣医師さんは、飼い主さんの話を親身になって聞いてくれます。症状や普段の様子をしっかりとヒアリングして、診察に役立ててくれるはずです。

犬をよく触ってくれるか
患者である犬を触ったり嗅いだり、五感をフル活用して病気を絞り込むのが獣医師の仕事の1つ。よく触って診察してくれるのは、犬に対して真摯に向き合っている証拠です。

治療の選択肢を示してくれる
最初からああするこうすると決めつけるのではなく、飼い主さんや犬の都合を考えて治療法を提示してくれるのがいい獣医師です。その上で、各治療のメリットデメリットの説明、治療にかかるおおよその金額を教えてくれると、さらにグッドですね。

【一生付き合える動物病院の見極め方】チェックしたい意外なポイント
MIXのかんたろうくん、注射がんばったね!
会計時にもポイントが!
会計時にも、いい病院かどうかを見極めるポイントがあります。それは、費用の明細書を発行してくれるか、あるいは教えてくれるかです。何にどれだけかかったのか、それを教えてくれない病院は、少し疑ってしまいますよね。明細を教えてくれるということは、飼い主さんにとってわかりやすい治療と会計を示しているいい病院だと言えそうです。信頼してもいい病院なのかそうでないのか……。見極める方法はたくさんありますが、その中でも重要なポイントを抜き出して解説しました。病院選びの参考にしてみてくださいね!

参考/「いぬのきもち」2015年12月号『頼りになる獣医師に出会うには? 一生つきあえる愛犬の動物病院の選び方を知りたい!』
文/higarina
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室

posted by しっぽ@にゅうす at 07:37 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

需要増を見逃さず、ペットホテルで年収2倍に《楽待新聞》


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今や家族の一員とも言われるペット。その可愛さに癒やされる飼い主は多いことだろう。一般社団法人ペットフード協会が実施した「2016年全国犬猫飼育実態調査」(*)によると、平成27年度のペット飼育頭数は犬が約987万頭、猫が約984万頭。飼育世帯率でみると、それぞれ14.2%、9.9%と、日本の約4世帯に1世帯は犬か猫を飼っている計算になる。

当然、ペットを取り巻く市場も大きい。今回取材したのはそんなペット産業でビジネスを成功させた豊田雄介さん(仮名)。もともとブリーダーとして企業に勤めていたという豊田さんだが、独立して始めたのは「ペットホテル」。

動物を扱うビジネスということで、さまざまなハードルがありそうだが、どのように成功までたどり着いたのだろうか?

■サラリーマンブリーダーから、ペットホテル経営者へ

もともと動物が好きで、犬や猫と関わる仕事がしたいと思っていたという豊田さん。ブリーダー業を営む会社に就職したのも、そんな理由からだという。

「交配やトレーニングで優秀な犬を育てるのがブリーダーですが、一般的なフリーや自営業ではなく、ブリーダー業を専門にしている企業があるんです。犬たちを健康に育てるためには広い環境が必要ですから、企業化して運営したほうが効率的なんですよ。そこで8年務めていましたが、この仕事は収入が少なく、年に280万円ほど。ほとんどの人が転職するか、独立します。私もちょうど30歳の節目でしたので、独立に踏み切りました」

30歳という若さでの独立ということだが、豊田さんはブリーダーとしての独立ではなく、新たにペットホテルの運営という道を選んだ。

「実はペットホテルというのは、首都圏では特に需要のあるビジネスなんです。通常ペットホテルの利用といえば、1人暮らしの方を想像すると思います。確かに、ちょっとした旅行や出張などで家を空けるから、と利用する方の多くは1人暮らしです。しかし、それは共働きや小さいお子さんのいる家庭なども同様なんです。今までは友人や親戚の家に預けることが多かったのが、核家族化や共働き世帯が増えたことにより、確実にペットホテルの需要は拡大しています。そういった意味では、ブリーダーよりもビジネスとして勝機があるんじゃないかと思いました」

ブリーダー業というと、どうしても副業や趣味というイメージがある。それよりも、これから生計を立てようとする中で、新しいビジネスに目をつけたのは正解だったかもしれない。実際、豊田さんのペットホテル運営は今のところ順調のようだ。

「幸いなことに、1頭も預かっていない日は1年を通してみてもほとんどありません。平均して、毎日3頭くらいは預かっています。小型犬1頭あたり24時間で5000円の価格設定なので、1万5000円×30日で月に45万円。これに加えて連休中や年末年始、お盆の間は多くのワンちゃんを預かるので、月平均50〜60万円の売上ですね。私の場合、お店の家賃は毎月15万円と少し高めですが、自宅を兼ねているので、光熱費などを考えないと家賃を除いた35〜45万円の売上がほぼ全て利益になります。ブリーダー時代に比べればずっと年収もアップしましたよ」

■ペットホテル経営にはハードルも多い。住民からのクレームナンバーワンは…?

一見、順風満帆にみえる豊田さんのペットホテル経営。ただ、動物を扱う仕事となると、通常の起業に比べて多くの問題が発生するということも事実だ。

「まず、必要なのが国や都道府県の認可です。ペットホテル運営に関しては、動物取扱業として登録を受ける必要があります。でも実は必要なのはこれだけなんです。この登録さえ済ませれば、法人化することもなく事業が始められます。この登録を受けるためには条件があるのですが、私はブリーディングの会社に務めていましたので、それを初めからクリアしていました」

豊田さんの言う条件とは、

・動物取扱業を営んでいる職場で半年以上の実務経験がある

・動物取扱業に係る教育機関で1年以上学び、卒業している

・動物取扱業に係る資格を持っている

の3つ。このうち、どれか一つでも満たしていれば、動物取扱責任者の資格を取得でき、この責任者がいることで動物取扱業の登録を受けることができる。

しかし、実際にホテルを運営しようとすると、その物件の入居者や周りの住民からのクレームなどにも対処しなければならない。

「確かに、私のようにマンションの一室でペットホテルを運営するためには、大家さんとの相談が不可欠です。ペット可の物件でも、そこで何頭も寝泊まりするとなると話は別。不動産業者からペットに理解のある大家さんを紹介してもらわないと、開業は難しいでしょう。また、物件を選ぶときには防音性も考慮するのはマストです。周りの住民からのクレームの中で、一番多いのが『鳴き声』だからです。正直に言ってクレームを完全にゼロにするのは不可能ですが、配慮した物件選びをすることで減らすことはできるはずです。それよりも私が一番苦労したのは、銀行からの融資。実績も資産もない若造だったので何度も断られ、そのたびに事業計画書を修正しましたよ」

住民のクレームや、理解のある大家さんとの出会いは運の要素も絡みそうだ。しかし、だからといって諦めるのではなく、豊田さんが何度も事業計画書を修正したように、粘り強さを持って挑み続けることが大事なポイントかもしれない。

今回取材した豊田さんは、新しいビジネスの形を築き、見事に成功させた例。うまくチャンスを掴むためには、常にアンテナを張って需要やトレンドを見逃さないこと。そして、思い切って独立や起業への一歩を踏み出すことが重要だ。

(*)一般社団法人ペットフード協会 – 平成28年全国犬猫飼育実態調査
http://www.petfood.or.jp/data/chart2016/index.html
不動産投資の楽待 編集部
posted by しっぽ@にゅうす at 07:24 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする