動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年03月31日

保護犬・猫殺処分ゼロへ 三郷で譲渡会


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みさと動物愛護クラブが主催する「保護犬・保護猫譲渡会」が30日、三郷市の「IKEA新三郷店」で開かれた。三郷店での譲渡会は3回目。約4千人が来場し、多くの譲渡先が決まった。

 譲渡会の事務局によると、飼育放棄されたりするなどしてクラブのボランティアによって保護された猫50匹と犬20匹が譲渡会に参加した。

 事務局は「たくさんの方に譲渡会を知ってもらい、1匹でも多く助けたい」と話している。

 「殺処分ゼロ」に向けて譲渡会を重視する県は今回、民間主体の譲渡会を後援。これまで県庁での譲渡会などを主催しているが、大勢の買い物客が集まる大型商業施設などで実施する譲渡会を後押ししている。

 譲渡会は来月30日もIKEA新三郷店で開催する予定だ。問い合わせは事務局の「保護猫カフェねこかつ」070・5029・8392。
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猫を迎える前に揃えたい猫グッズ&手入れ用品


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猫は成長の早い動物で、生後8ヶ月までに心も体もグングン成長します。成長に伴い遊びや行動が変化するので、いろいろな猫グッズが必要になるでしょう。新生活を迎える前に用意したい猫グッズを、ねこのきもち読者が初めて使ったときのエピソードを交えながらご紹介します。

【関連記事】猫の気持ち…ちゃんと知ってる? 2匹目を迎えるときの飼い主さんの「勘違い」

生活に欠かせない猫グッズ @ 猫トイレ
生後1ヶ月頃になると自力で排泄できるようになるので、猫用のトイレが必要になります。
最初のうちは上手に使えるか心配ですが、戸惑いや失敗も後から振り返るといい思い出になるでしょう。なかには「猫が使い方を間違えて砂の上で眠り始めた」なんてクスッと笑えるエピソードをお持ちの家庭もあるようですよ。

A 猫じゃらし
生後1ヶ月を過ぎた頃から低いジャンプをするようになり、徐々に動きが活発になってきます。猫が興味を示すようなら、猫じゃらしで一緒に遊んでみるのはいかがでしょうか。猫じゃらしを見たとたんに興奮する猫も多いようですが、読者からは「興奮し過ぎて噛みついたまま離れず、猫じゃらしを持ち上げたら猫が釣れた」という面白エピソードも聞こえてきましたよ。

B 爪とぎ
生後3ヶ月を過ぎる頃から猫は爪をとぎ始めるので、爪とぎを用意してあげたいですね。「せっかく爪とぎを用意したのに見向きもせず、数週間経ってから使い始めました」という話も聞かれましたので、最初はスルーされても猫が興味を示すまで様子を見てみるといいでしょう。

C キャットタワー
生後5ヶ月頃には上手にジャンプできるようになるので、キャットタワーを置いて上下の運動ができるようにしてはいかがでしょうか。初めてキャットタワーに登るときは慎重になる猫もいるようで、「恐る恐る登って、降りようとしたときにまさかの落下!その後2ヶ月ほどは近づきませんでした」というエピソードを教えてくれた飼い主さんもいました。

猫を迎える前に揃えたい猫グッズ&手入れ用品
爪を切るミケ
忘れずに用意したいお手入れ用品 @ 猫用シャンプー
子猫は恐怖心や警戒心が弱く、この頃に経験したことは大人になっても平気になる傾向があるので、シャンプーは小さいうちから慣らしておきたいですね。初シャンプーのエピソードとして、「シャンプー中はおとなしかったのに、すすぎ始めたら大暴れしてタオルドライがやっとでした」との声もあり、初めは苦戦したという人も多いようです。

A 爪切り
シャンプーと同様に、爪切りも小さいうちから慣れさせておくのが理想的です。爪を切るときは飼い主さんも緊張しますが、そんな飼い主さんと反対に「堂々と爪を切られていました」なんて風格のある猫もいるそうです。

猫を迎える前に揃えたい猫グッズ&手入れ用品
家具に登る茶トラ
自由に行き来できる高い場所も必要
成長とともに行動に変化があらわれ、できることが増えていきます。読者からは「縁起物として棚の上に置いていた招き猫の上にのっていた」「新聞を読んでいたらテーブルを経由して肩の上まで登ってきた」なんて話も聞かれましたので、自由に行き来できる高い場所を用意してあげると猫は嬉しいでしょう。

必要があって用意する猫グッズですが、初めて見る猫には用途がわからず、意図しない使い方をしてしまうこともあるようです。そんな可愛い間違いも、いずれは笑い話としていい思い出になるでしょう。今回ご紹介したグッズや体験談を参考にしながら、猫との新生活を楽しんでくださいね。

参考/「ねこのきもち」2017年5月号『愛猫の成長を思い出してみて♡ 子猫のはじめて記念日』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

ねこのきもちWeb編集室
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犬の優れた嗅覚、「がん」発見の救世主になるか? 人とペットの赤い糸

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【人とペットの赤い糸】

 2017年の人口動態統計によると、日本人の死因のトップ3は、1位「がん」(27・9%)、2位「心疾患」(15・3%)、3位「脳血管疾患」(8・2%)だ。しかも、1981年以来トップの座を占める「がん」で亡くなる人は年々増加している。

 そのような状況の中、犬の嗅覚の助けを借りてがんを発見する動きが世界の研究機関で加速している。

 犬の嗅覚は、人間の100万倍から1億倍といわれている。ニオイの成分を100万倍から1億倍に薄めて実験を行ったところ、種類によって多少異なるが、犬はニオイを判断できたという実験結果からだ。この結果から嗅覚機能の検証もなされており、例えばチョコレートケーキのニオイを人間は1つのニオイとして感じるが、犬はケーキに使われている小麦粉、砂糖、卵など、混在する原材料を別々に嗅ぎ分けることができた。

 この素晴らしい犬の嗅覚の助けを借りて、がんの早期発見を試みる動きが欧米の病院、大学、医者、科学者および研究者を中心に行われている。近年、日本でも研究と「がん探知犬」の育成を開始している。

 ニオイの対象となるのは、人の呼気、尿、唾液、血液、血漿(けっしょう)などである。がんの発見方法は、人の呼気や尿のニオイなどを犬に嗅いでもらって、がんかどうかを判断する方法が取られている。全ての病気にニオイがあり、がん細胞そのものにもニオイがあることが分かってきた。

 訓練を受けたがん探知犬の感度は非常に高く、早期がんにも反応し、その的中率は大学の研究機関により、100%近いことが実証されている。血液のがんである白血病や「沈黙の臓器」といわれる膵臓(すいぞう)のがんもステージ0で見つけた実績があるそうだ。米国の調査によると、犬の判断能力はマンモグラフィー検査よりも正確だという。

 優しさと思いやりが大切な時代に、犬が健康診断で果たす重要な役割が今後も増大することが予測されている。がん探知犬の高い的中率をもとに呼気センサーの開発も可能となる日も来るであろう。まさに正確ながん検診判定に犬による「人間“ドッグ”」が求められているといっても過言ではない。

 山形県金山町では定期健診を受ける町民を対象に、がん探知犬による無料検査が行われたこともある。九州大学でもがん特有のニオイ分子を特定する研究も進められている。

 犬との散歩により、健康寿命が男性で0・44歳、女性で2・79歳延伸するとの調査データがペットフード協会から以前発表された。増え続けている日本の医療費42兆円を軽減するために、人の健康診断においても、犬の優れた嗅覚が、がんの早期発見と医療費の削減に大いに貢献すると期待されている。まさに犬は、がん検診の救世主になるかもしれない。

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。
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先代猫が引き合わせてくれた 元保護猫2匹との幸せな日々


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Instagramユーザー@rentomochanさんの愛猫・レオンくん(写真左)と武蔵くん(写真右)。子供の頃から保護犬や保護猫と暮らしてきた飼い主さんは、2016年に元保護猫だったレオンくんと武蔵くんに出会いました。好奇心旺盛でヤンチャな2匹と出会い、今どのように過ごしているのかを紹介します。

【関連記事】ゴミ置き場で発見された瀕死の子猫 つらい事実が判明するも、希望を抱いて生きていく

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先代猫が引き合わせてくれた 元保護猫2匹との幸せな日々
先代猫のバニラくん
レオンくんと飼い主さんを引き合わせてくれたのは、先代猫だったのかも
2016年6月、大切な家族であった先代猫のバニラくんが、16才で旅立ちました。飼い主さんは、悲しみのあまりペットロスに陥っていたそうです。

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先代猫が引き合わせてくれた 元保護猫2匹との幸せな日々
元保護猫だったレオンくん
「あまりのペットロスを見兼ねたバニラが、引き合わせてくれたのかも」
そんな日々が続いていたある日のこと。飼い主さんは、近所の猫ボランティアさんが保護した生後2週間のレオンくんと出会ったのです。レオンくんに強く惹かれた飼い主さんは、数日後にレオンくんをおうちに迎え入れることに。
猫を飼っていた経験はあるけれど、子猫のお世話は16年ぶり。数時間おきのミルクやりや、排泄の補助、トイレのしつけなど、寝不足の日々が続くことも。

「レオンは子猫の頃から食べるのが大好きで、いつの間にやらパッツンボディ。『ドドドドド』と、猫らしからぬ音をたてながら家中を走り回ってます」

レオンくんは、飼い主さんの愛情をたっぷり受けながら、すくすくと成長していったのでした。

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先代猫が引き合わせてくれた 元保護猫2匹との幸せな日々
元保護猫だった武蔵くん
家の外にポツンといるところを保護された武蔵くん
武蔵くんとの出会いは、レオンくんと出会ってから4カ月後の2016年10月のこと。とある日の早朝、どこからか聞こえる子猫の鳴き声で目が覚めた飼い主さんとレオンくん。家の近くで鳴き声がしていたので、気になって外へ出てみることに。

「白黒ハチワレの痩せた子猫がポツンといたんです。空を見上げるとたくさんのカラス。放置すると襲われるのは間違いないと思い、ひとまず保護しました」

その後病院へ連れて行くと、先生に「生後1カ月半」と言われたそう。

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先代猫が引き合わせてくれた 元保護猫2匹との幸せな日々
元保護猫だったレオンくんと武蔵くん
出会った当初、武蔵くんはとても人馴れをしていた様子のレオンくん
飼うことを考えながらも、もしレオンくんとの相性が合わなかった場合は、武蔵くんを家族に迎え入れてくれる人を探すことも考えていたのだとか。でも、レオンくんはすぐに武蔵くんのことを気に入ってくれたのです。武蔵くんもレオンくんにすぐに懐き、どんなこともお兄ちゃんの真似っコをするように!
こうして2匹は、よき兄弟、そしてよき相棒となったのでした。

人懐っこくて愛らしい2匹と過ごす楽しい日々
2匹ともとても人懐っこい性格。お客さんが来たときも、レオンくんはお腹見せて転がったり、武蔵くんはスリスリ近寄ったりするのだそう。また2匹の愛らしい性格を、飼い主さんは次のように話します。

「レオンは、ちょっとお馬鹿でドン臭い愛すべきキャラ。庭のフェンス越しに犬に吠えられても、ボーッとしてます。が、音に敏感でビビりな面も。飼い主に対しては、最大級にワガママで気ままです。隙あらば、武蔵のカリカリを盗み食いする食いしん坊。そして、褒められるのが大好きなコです」

「武蔵は、運動神経抜群で狩りの達人。庭で虫などを狩って、持って帰ってきます。どこからか飛んで来たボールや靴下なども…やめてほしい……(笑)。それと『取ってこい!』遊びが大好き。新聞紙を丸めたものやネズミのオモチャなどを投げると、ワンコ並みに猛ダッシュして咥えて持ってきます」

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先代猫が引き合わせてくれた 元保護猫2匹との幸せな日々
元保護猫だった武蔵くん
2匹が出会ってから2年近く経ったいまは…
今でも武蔵くんはレオンくんからの愛情を、たっぷり受けているそう。お互いをグルーミングしてから、激しいニャンコプロレスや大運動会を開催するなど、楽しくて賑やかな日々を過ごしているようです。

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先代猫が引き合わせてくれた 元保護猫2匹との幸せな日々
元保護猫だったレオンくんと武蔵くん
これからも楽しく、気ままにワガママに過ごしてね!
好奇心いっぱいに遊ぶ姿、ご飯をいっぱい食べる姿、オシッコウンチをしっかりする姿、文句を言う姿、安心しきってくつろいでいる姿……どの瞬間も愛おしいと話す飼い主さん。2匹は飼い主さんにとって、「宝物」のような存在だといいます。最後に2匹に伝えたいメッセージを聞いてみると、次のように語ってくれました。

「これからも楽しく、気ままにワガママに過ごしておくれ〜。幸せであればありがたい。って、これで『幸せじゃない!』と言われたら、飼い主が暴れちゃいます(笑)」

飼い主さんの想いは、レオンくんと武蔵くんにしっかり届いているはず。これからも飼い主さんのインスタで、元気いっぱいな姿を見せてくださいね。

参照/Instagram(@rentomochan)
取材・文/雨宮カイ

ねこのきもちWeb編集室
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29歳・慶應卒、アプリ起業で「動物保護」を目指す理由


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熊本県出身、米国でIT修業
 毎日の仕事が忙しくて、愛犬を散歩に連れていけない――。

 そんな現代人の悩みに答えてくれるiOSアプリ「ぱうわん」が2019年3月25日(月)、サービスを開始しました。開発したのは2018年5月創業のスタートアップ・ぱうれんつ(港区南麻布)です。

【写真】愛犬とくつろぐ前田葵さん(5枚)

 代表の前田葵さんは熊本県出身で、1989(平成元)年生まれの29歳。慶應義塾大学法学部卒業後に渡米し、現地IT企業に勤務したのち帰国。その後、国内最大手のチャットアプリの開発業務に携わってきました。そんな前田さんが開発した「ぱうわん」、いったいどのようなサービスなのでしょうか。

「ぱうわん」は、仕事などで忙しいペットの飼い主が、散歩や一時預かり、トリミングなどをプロのペットシッター(以下、シッター)やトリマーに依頼できるサービス。対応エリアは現在、港区と目黒区、渋谷区の都内3区のみですが、2019年内に5区まで拡大を予定しています。

 利用者はアプリをダウンロードしたら、個人情報(クレジットカード情報含む)とペットの情報を登録。その後、利用日時やペットの受け渡し場所(3区内)、シッターの性別など選択し、依頼を行います。一度の依頼で指定できるペットは2頭まで。サービスの主な対象は犬ですが、シッター次第では猫やその他の動物も依頼できます。ペットを返却してもらう場所は3区外でも構いません。

 指定時間になったら、マッチングしたシッターと待ち合わせ、ペットを預けます。その際、首輪とリード、エチケット袋は事前準備が必要です。ペットを受け渡し後、アプリ内のチャットでシッターと細かなやりとりができます。

 また、利用者はスマートフォンのGPS機能を利用してペットとシッターの現在地を把握できるほか、ペットの食事や水を飲んだ回数、排泄回数までもリアルタイムで知ることができます。

 ここでひとつの疑問が。こんなに細かいサービス、本当にニーズがあるのでしょうか。

「実は2019年2月1日にアプリのベータ版をリリースしたとき、ペットの行動が可視化できるこのようなサービスがもっとも好評だったんです。飼い主さんたちは、ご自身と離れてからも常にペットが心配でならないご様子でした。今回の本格的なサービス開始にあたり、飼い主さんたちに『安心感』を感じてもらうためにも、サービスの強いPR点にしていきたいです」(前田さん)

 なお、サービス中に事故が発生した際には、賠償責任保険が適応されます。

保護犬施設のボランティアも
 登録されている全シッターはペットのプロで、「プロフェッショナル」と「レギュラー」の2種類に分かれています。プロフェッショナルは「動物取扱業」の登録証を同社に提出しているシッターで、レギュラーは登録証が未提出であるものの、一定の資格や経験を持つシッターとなります。

 料金はプロフェッショナルが2000円/15分に対し、レギュラーは500円/15分と安価な設定に。ともに課金制で利用時間は30分から。上限はありません。依頼はサービス開始の1時間前までとなっています。

 想定する主な利用者は会社員(年収700万円以上)から、会社社長、士業などの高所得者。利用者の95%を「プロフェッショナル」利用で、1回あたりの客単価を8000円と見込んでいます。「リピート率を70〜80%までに高めることで、安定した収益化につなげていきたい」と前田さんは話します。

 代表の前田さんは、私生活でも保護犬施設のボランティアを行ったり、施設に物品の寄付を行ったりしているほどの、筋金入りの動物好きです。ぱうれんつ創業の背景について、次のように話します。

「犬にとっての24時間は、人間の1週間に等しいといわれています。仮に平日の5日間、一度も散歩に行かないと、犬は約3週間自宅で閉じこもっているのと同程度のストレスを感じます。しかしフルタイムで働いたり、子育てや介護をしたりしながらペットを育てる飼い主さんがペットをケアすることは簡単ではありません。飼い主さんはそのことに対して罪悪感を抱えているケースが多く、それをとにかく解決しようと考え、会社を立ち上げたんです」(前田さん)

「売上の10〜15%を動物愛護団体に寄付したい」
「ぱうわん」利用者の目標は「3か月以内に300人」。売り上げは12月までの約9か月間で1000万円を見込んでいます。シッターの登録者数は4月末までに50〜60人を想定しています。

 そのほかにも、同社は2019年夏ごろから、都内でシニア犬の飼い主を対象とした獣医往診サービスも提供予定で、こちらは23区対応となっています。

 前田さんは今後、売り上げの10〜15%を動物保護団体やNPO団体に「アグレッシブに寄付していく」とのことです。

ULM編集部
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2019年03月30日

闇から闇に葬られる生きもの 動物実験に葛藤はあるか 森映子著「犬が殺される」を読む

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「ヤコブ病抑制成功 治療薬実用化目指す」という見出しに目が吸い寄せられた。3月24日の東京新聞朝刊である。

 「人のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)や、牛海綿状脳症(BSE)などの難病『プリオン病』の進行を食い止める物質を、岐阜大を中心とする研究グループが開発した。人に近いサルへの初めての投与実験で効果が確認された」

 方法も記されている。

 「研究では、異常型プリオンに感染し、プリオン病特有の認知症に似た症状が出た複数のサルのうち、MCを毎週投与したグループは、半年間の投与期間中は症状が進行しなかった。一方、投与しなかったグループは運動機能が低下するなどし、3カ月後に死んだ」(筆者注・文中の「MC」は病気の進行を食い止めるために開発された有機化合物)

 記事は「異常型プリオンに感染し」と自動詞を用いるが、人間がそうしたのだから「感染させ」という他動詞にするべきだろう。他の資料も調べると、サルの種名はカニクイザル。ニホンザルと同じマカク属のサルだ。画像を見ると、外見も似ている。

闇から闇に葬られる生きもの 動物実験に葛藤はあるか 森映子著「犬が殺される」を読む
ある獣医大学の実験牛。短い鎖でつながれ、行動の自由がない
 いったい何匹のカニクイザルがこの研究で死んだのだろう。死んだサルたちは、人間がプリオン病と闘うための尊い犠牲となった。そう思って通り過ぎていいのだろうか。

 そんなことを考えたのは、日本における実験動物の悲惨な状況を追った「犬が殺される」(同時代社)を読んだからだ。時事通信記者・森映子さんの徹底した取材に基づく労作である。実験動物の状況は「悲惨」というより「凄惨」という形容の方が適切かもしれない。

 「実験動物」とは、なじみのない言葉かもしれない。彼らのことはほとんど報じられないし、普通に暮らしていれば接する機会もない。だが、実験動物なくしては成り立たないほどに、私たちの日常は彼らの命に依存している。

 3Rの原則はあるが…

 同書の第1章は「獣医大学の実習」。獣医大・獣医学部では昔から、犬、牛、ニワトリ、ウサギ、マウス、カエルなどを使って実習が行われてきた。

 4年前まである大学で行われていた犬の実習例。1日目に避妊または去勢手術、2日目に脾臓(ひぞう)の摘出、3日目に腸管吻合(ふんごう)、4日目に骨盤を大腿骨から外す、5日目に肺を切除する。ビーグル犬を使い、麻酔から覚めたら再び麻酔をかけて体を切る。犬は痛がってキューンと泣き叫ぶ。水はやるが、5日間絶食。

学生から疑問の声が上がり、4年前に犬の死骸に切り替えた。だが、学生の親から生きた犬の実習を再開するよう求められ、翌年からは生きた犬を1日使い、そのまま安楽死させる形式になったという。

 こうした例が次々に出てくる。牛に麻酔をかけずに頸動脈を切って放血死させる。カエルの首を切ってから体に電流を流し、手足が動くか見る…。著者は事実を事実として記述するが、犬の悶絶する声が聞こえ、牛の血のにおいが漂う。



 人間は動物に対して何をしてもいいわけではない。感情的、倫理的に許されないというだけでなく「3Rの原則」という国際原則もある。Replacement (代替・できる限り動物実験の代わりになる方法を利用すること)、Reduction(削減・できる限り実験動物の数を少なくすること)、Refinement(方法の洗練・できる限り実験動物の苦痛を軽減すること)がそれである。
 この原則は日本の法律にはなかったが、2005年の動物愛護法改正で盛り込まれた。ただし「代替」と「削減」を定めた41条1項は「科学上の利用の目的を達することができる範囲において」と明記、「苦痛の軽減」を求める同2項も「利用に必要な限度において」と条件付き。研究優先で3Rは二の次だ。

 では、実験施設や実験動物の飼育施設はどこに何カ所あって、実験に使われた生きものの数はどれほどか。著者によれば、日本では誰も全貌を把握していない。自治体レベルで把握に努めているのが兵庫県と静岡県のわずか2県。国レベルでは許可制や登録制どころか、届け出制すらなく、自主管理に任されている(いま動物愛護法改正の検討が進んでいるが、現状を改める方向には進んでいない)。実験動物は文字通り、闇から闇に葬られている。

 トクホの毒性試験や催奇形性試験

 著者はこの闇に果敢に挑む。そして至る所で「取材拒否」という壁にはね返される。

 目次を見たとき、なぜ全8章のうち第1章「獣医大学」が全体の3分の1近くを占めるのか不思議だったが、読んでいくうちに分かった。獣医大は公的機関として一定程度、取材に応じる。だが、それ以外の企業や研究機関はほとんど情報を開示しない。

 獣医大でも、著者の飼育施設見学の申し入れを受け入れたのは16大学中2大学だけ。断る理由は「実験の目的を損なう恐れがある」「実験環境の要因を増やすことになるので、再現性の観点から難しい」「衛生環境の保全および実験動物へのストレスなどを考慮」など。どれも合理的な理由とは思えない。


「トクホ」と略称される特定保健用食品の開発にも、多くの実験動物が使われていることは知らなかった。安全性試験のデータとして、犬やラットへの動物実験が義務付けられているのだ。その中に「反復投与毒性試験」がある。餌や飲料水に混ぜたり、強制投与したりして、毎日続ける。食欲や体重、血液、尿検査などをする。投与期間が終わると解剖し、内臓を調べる。

 胎児への影響を見る催奇形性試験もある。妊娠中のラットとウサギに毎日強制投与し、出産予定日の前日に殺し、子宮を摘出し、母体と胎児を調べる。

 著者の取材は、モリカケ問題で有名になった加計学園の岡山理科大獣医学部にも及ぶ。新設計画によれば「小動物外科学実習」で「犬16匹」を使う。「解剖学実習」では「犬、ブタ、牛、ニワトリを対象とする」。牛はもともとの計画にはなかったのに、大学設置・学校法人審議会が「牛の解剖がない」と指摘して入った。もし、この獣医学部自体が不要だとして建てられなかったら、これらの命も失われずに済んだのだ。

 非人間的なレベル

 私は動物園の取材を続けている。取材を始めたころ、動物園の人たちの多くが葛藤を抱えていることを知り驚いた。生きものはもともと野生にいる。その生きものを、人間が見て楽しむために、捕らえてきて展示する。それはどのようにして正当化されるのか。

 それに比べ、実験動物を利用することは、どの分野でも公益性が高いかもしれない。しかし動物園と違い、多くは「人為的な死」が結末だ。失われる命の前で、悩みや苦しみ、痛みが少しもないとすれば、あまりにも非人間的ではないか。動物実験に関わる日本の法制度や行政、企業、研究機関、大学の現状は、この非人間的なレベルにとどまっているのではないか。(47ニュース編集部、共同通信編集委員・佐々木央)



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動物をモノのように扱い捨てる悪質ペット業者が野放しに…… 動物愛護法改正に向けた訴えがSNSで拡散中

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悪質な繁殖業者やペットショップなどへの対策を強化するため、超党派の国会議員連盟が動物愛護法の改正を目指す中、一部の議員が根強く反対の論陣を張っている。業者への規制がまたも「骨抜き」になる可能性が高まっているのだ。

このピンチに、 あるYouTuberが「動物愛護法の改正について」という動画を投稿し、多くの反響を得ている。

せやろがいおじさん、動物愛護法改正を訴える
そのYouTuberとは、せやろがいおじさん。沖縄の美しい海をバックに、社会問題について一言物申す動画で人気を博している。

「お〜い。日本中の皆さ〜ん。動物をモノのように扱って捨てる国に住んでるけど、どない思てる〜?」と切り込み、悪質ペット業者により動物たちがどれだけ劣悪な環境で、繁殖が行われているかを解説。「大量生産、大量廃棄。コンビニの恵方巻きのようなことが命で行われてるんや」と訴えた。そして殺処分の悲惨さを述べ、動物愛護法の改正に向けて世論を形成する重要性を語った。

「この状況を野放しにしている我々も共犯です」という関係者の発言を引用し、「この社会を許してるということは、胸糞悪い殺処分に消極的に加担してることなんや」と叫んだ。ちなみに動物愛護法は5年に1度見直しが行われるが、「動物の5年と人間の5年は重みが違う」と危機感を露わにした。

動物愛護法改正のポイントと行うべき行動
動物愛護活動に積極的に参加するミュージシャンの世良公則さんに誘われ、女優の浅田美代子さんたちとともに、衆議院第一会館で行われた集会に参加したせやろがいおじさん。動物愛護法改正のポイントは次の3点だ。

・8週齢規制……生後56日を超えない幼い犬猫の販売を禁止する

・各種数値規制……ペット業者の飼育施設の広さなどを具体的に定める

・繁殖業の許可制の導入……現在は登録制で、誰でもできる状況

また動物愛護法改正に向けた具体的な行動について、せやろがいおじさんは自身のブログで、「動物愛護法改正に関する情報を拡散する」「地元の国会議員に陳情をする」「身近な人と話す」と綴っている。

「知らなかったことが恥ずかしい」SNSで大きな反響
せやろがいおじさんは、この上記の動画を添付したツイートを26日に公開し、現在約9万件のリツイートを獲得。「よくぞ言ってくれた」「涙が出た」「知らなかったことが恥ずかしい」「絶対改正してほしい」「変わるべきは飼う側」など、多くの賛同のコメントが殺到した。

ペットの可愛さだけを享受し、悪質ペット産業の惨状から目を背けることは間違っている。動物たちを守るため、行動を起こす重要性が問われている。

文:岩見旦
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