動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年04月17日

子犬工場業者の不起訴は「不当」 福井検審が議決、虐待と指摘

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福井県内の動物販売業者が一時犬猫約400匹を過密飼育、繁殖し「子犬工場(パピーミル)」状態だったとされる問題で、業者などを不起訴とした福井地検の処分について、福井検察審査会は4月15日までに、法人としての業者と代表者(当時)の40代男性に対する処分を「不起訴不当」と議決した。10日付。

 公益社団法人日本動物福祉協会(JAWS、本部東京)は2018年9月、同審査会に審査を申し立てていた。

 議決では、同協会が申し立てた▽犬や猫を狭いケージに入れる▽コンクリートブロックのマス内に50匹以上の犬を過密に入れる▽給餌の際に犬の首根っこをつかむ―の各行為について動物愛護管理法の「虐待に当たることが十分に考えられる」と指摘。悪臭や飼育環境、異常な行動についても「捜査で存在が認められれば虐待に該当すると十分考えられる」とし「嫌疑不十分として不起訴とした検察官の判断は納得できない。再捜査、再検討を求める必要がある」としている。

 一方、飼育員の女性2人については「刑事処分の対象とする必要まではない」として「不起訴相当」とした。

 議決を受け、福井地検の中山博晴次席検事は「議決の内容を検討し、適正に対処したい」と述べた。

 同協会は18年3月、動物愛護管理法違反(虐待)容疑などで業者らを福井県警坂井西署に刑事告発。同7月、福井区検は当時業者代表だった40代男性を狂犬病予防法違反罪で略式起訴したが、福井地検は虐待容疑については不起訴としていた。

 議決によると、業者の元代表男性と飼育員2人は共謀、17年12月1〜6日ごろ、福井県坂井市の動物飼育施設で犬や猫385匹を狭いケージに入れたり、コンクリートブロックのマス内に50匹以上の過密状態で入れたり、給餌の際に犬の首根っこをつかんだりして、虐待を行ったとしている。

福井新聞社
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体型別でも差が出る!犬を飼うのに必要なお金はどれくらい?【初期費用編】

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これから犬を飼いたいと思っている人は、迎える際にどれくらいのお金がかかるかを知っていますか? 

【関連記事】MRIやCTスキャンも 愛犬の検査や予防にかかるお金ってどれくらい?

ペットショップで購入する際にはそれぞれの犬の価格が決まっていますが、このほかにもさまざまなお金が必要になってくるのです。

この記事では「犬にかかるお金・初期費用編」として、どんなものにお金がかかってくるかを解説します!

体型別でも差が出る!犬を飼うのに必要なお金はどれくらい?【初期費用編】
見上げるトイ・プードル
犬の体型によってかかる費用も変わってくる!
まず押さえておきたいのは、犬の体型によってもかかるお金に差が出てくるということ。

あなたが飼うことを考えている犬の体型は、小型・中型・大型のどれに当てはまるでしょうか? 

下記で確認してみてください。
□小型犬(8.0kg未満):チワワ、ミニチュア・ダックスフンド、トイ・プードル、ポメラニアン、ジャック・ラッセル・テリア、パピヨン、シー・ズー、マルチーズなど

□中型犬(8.0〜20.0kg未満):ボーダーコリー、ビーグル、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、シェットランド・ シープドッグ、 フレンチ・ ブルドッグ、柴など

□大型犬(20.okg以上):イングリッシュ・セター、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、バーニーズ・マウンテン・ドッグ、ダルメシアンなど

それでは、犬を飼うときの初期費用として必要になるものを順に見ていきましょう!

体型別でも差が出る!犬を飼うのに必要なお金はどれくらい?【初期費用編】
見つめるビーグル
@畜犬登録
畜犬登録とは保健所で登録するもので、地域によって金額は多少異なりますが、一般的には下記程度です。


小型犬・中型犬・大型犬:3,000円

A狂犬病予防注射
狂犬病予防注射も動物病院によって金額は異なりますが、目安の金額は以下のとおり。


小型犬・中型犬・大型犬:3,500円

B健康診断
健康診断の内容は、おもに体重測定、触診、レントゲン、超音波検査など。検査内容や動物病院によって異なってきます。


小型犬・中型犬・大型犬:4,000円

C混合ワクチン接種(2回分)
ここで紹介するのは、8種混合接種の場合。動物病院によって、多少金額は異なります。


小型犬・中型犬・大型犬:16,000円

D生活用具の購入
犬を迎えるときに必要な生活用具とは、クレート、サークル、トイレシート、首輪など。大型犬のほうがサイズが大きいために、やや高額になると考えてください。


小型犬:30,000円
中型犬:35,000円
大型犬:40,000円

以上の@〜Dの項目の合計は、体型別で以下のようになります。

小型犬:56,500円
中型犬:61,500円
大型犬:66,500円


生活用品の費用が、体型によって差が出てくるのがわかりますね。

(※上記の初期費用として必要な金額の合計に、犬を迎える際の費用は含まれません)

体型別でも差が出る!犬を飼うのに必要なお金はどれくらい?【初期費用編】
見つめる日本スピッツ
避妊・去勢手術を行う、しつけ教室に通わせるケースの金額は?
これらの初期費用のほかにも、たとえば愛犬に避妊・去勢手術を行う場合や、しつけ教室に通わせたいと思っている場合には、別途費用がかかってきます。

避妊・去勢手術:メスのほうが費用が高め
メスはおなかの中から子宮や卵巣などを取り出し、オスは皮膚を切開して精巣を取り除く手術を行ないます。オスのほうがシンプルな手術なため、費用も低めです。

生殖器系の病気の予防に有効ですが、子犬をつくれなくなるため、慎重に検討しましょう。


オス:20,000〜30,000円程度
メス:30,000〜50,000円程度

体型別でも差が出る!犬を飼うのに必要なお金はどれくらい?【初期費用編】
見つめるボルゾイ
しつけ教室:社会化や困りごと解決で必要なことも
子犬の社会化やしつけの定着のために、プロの力を借りる飼い主さんもいます。

しつけが不十分なまま吠えや噛みなどの困りごとに何年も手を焼いたり、周囲とトラブルになるリスクを考えると、有意義な出費といえるかもしれませんね。


1回:3,000〜5,000円程度
(セッションの回数や期間により異なる)



愛犬との暮らしに必要なお金は、まだまだほかにもたくさんありますが、初期費用としてはこのような感じです。

これから犬を飼いたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね!

参考/「いぬのきもち」特別編集『犬との暮らし大事典』
(監修:ファイナンシャル・プランナー。「ペット相談センター」代表 大内優先生)
※ここで紹介する費用は、大手メーカー商品、取材した動物病院、大手保険会社の金額をもとに監修者が算出したもので、額はあくまでも目安。 
愛犬の犬種や大きさ、性格、 年齢、健康状態、 お住まいの地域の相場、生活スタイルなどによって異なります。個体差で大きく変わる場合があることを前提に、参考の金額としてご覧ください。

文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室
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【獣医が教える】7歳からの犬の老化と病気の予防法

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これまで何の心配もなく元気いっぱいに過ごしてきた犬に、老化や病気の心配事が出てくる時期が7歳頃からと言われています。人間よりも寿命が短く、はるかに早いスピードで年老いていく犬ですから、できるだけ健康に長生きしてもらえるよう、病気の予防や準備を先手で進めていくことが重要です。
今回は、犬にとってのシニア期のスタートである7歳というターニングポイントを切り口に、本格的な老化を迎える前にできる薬やワクチン、避妊去勢手術のことやフードなど日頃の注意点についてお話しできればと思います。犬は物言えぬ動物なので、この記事を通じて日頃からの体調管理に少しでも興味を持っていただき、それが病気の予防や早期発見につながればと願っています。

【関連記事】寿命を伸ばす飼い方は? ご長寿犬の飼い主さん徹底取材!

【獣医が教える】7歳からの犬の老化と病気の予防法
犬の年齢の考え方
犬の年齢の考え方
犬は人間よりも寿命が短く、体感的な時間の流れ方も異なります。当たり前ですが、犬の7歳と人間の子どもの7歳は同等ではありません。犬は1歳で成犬になりますから、これを人間で言うところの20歳(成人)とします。それ以降、犬が1年歳をとるごとに人間で4年歳をとったと考え計算すれば、7歳の犬はおよそ44歳の人間と等しくなります。人間の44歳と言えば、生活習慣病や様々な病気と向き合っていかなければいけなくなる年齢です。7歳からの犬に対して、今まで以上に健康に気を遣うようにしなければならない理由が少しはお分かり頂けたかと思います。また、犬を健康診断に1年間連れていかないということは、人間が4年間健康診断をしなかったのと同じことになります。時間経過の重さとリスクが、犬と人間とで大きく異なることを理解しておいてください。
ただ、この計算式は全ての犬に当てはまる訳ではありません。大型犬の寿命は小型犬に比べると一般的に短く、犬種によっては10歳を迎えることが難しい犬種もいます。愛犬の体調に照らし合わせて注意深く観察しながら、あくまで目安として活用するようにしてください。

病気の予防の重要性について
「護身を極めた合気道の達人は、危険な場所にたどり着くことすらできなくなる」と聞いたことがありますが、獣医療の目指すところも同じです。病気にかかることなく未然に予防することが、獣医療の理想の形だと思います。
しかし、現代の医療技術ではまだ予防できる病気が限られており、すべてを防げる訳ではありません。ただ、防げる病気が増えてきている事は確かで、ひと昔前では想像できないほど犬の寿命は長くなっています。
今回は本格的なシニア期間に突入する手前の7歳にとって有効な手立てとして、以下で「予防」を柱に病気のリスクを取り上げていきます。

1.「薬」による予防
まずは、薬によって予防可能な症状について説明します。

フィラリア症
フィラリア症は、蚊が媒介する病気です。素麺のような形の寄生虫が心臓に寄生し、感染した動物を死に追いやります。この病気は無治療だと死に至りますし、治療方はあるものの、その過程で命に危険が及ぶこともある大変危険なものです。
室内飼いが増えたことや飼い主の意識の変化、そして予防薬ができたことなどにより、動物病院でフィラリア症を診断することもめっきり減りました。一回の内服で予防効果は1ヶ月持続し、初夏から初冬にかけて月1回の内服予防を続けるだけで、命を守れるようになりました。予防を徹底しなければいけない病気の第一と言えるでしょう。

ノミ・ダニの寄生
同じくノミやダニの予防も重要です。皮膚病などの観点からも予防は重要ですが、マダニが媒介する感染症も存在しており、種類によっては動物だけでなく人間が感染して死亡する事例もあります。月1回の内服、もしくは皮膚への液剤の滴下を月1回行うことにより予防できますので、こちらも忘れずに予防してあげてください。

ウイルスによる感染症
ウイルスによる感染症の予防も重要です。混合ワクチンを接種することで予防が可能です。ワクチン内容により予防できる病気は変わってきますが、免疫力が低下してくるシニア期では、その重要性はより高くなります。
また、考えるべきは、現在ウイルスを原因とする感染症に対する「予防薬」はあっても、効果的な「治療薬」はないという点です。予防薬がある病気というのは、裏を返せば感染してしまうと致命的であったり、治すことが大変な病気といえます。予防薬は定期的に続けなければいけない面倒さや、費用の面から避けられる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、愛犬の健康にとって価値あるものです。感染して後悔する前に、ぜひ予防を徹底してあげてください。

【獣医が教える】7歳からの犬の老化と病気の予防法
「手術」による予防
2.「手術」による予防
病気の予防効果がある手術として、ここでは避妊・去勢手術について紹介します。
避妊・去勢手術は、無計画な繁殖によって殺処分される命を減らすという面で、とても有用な方法です。現在、広く受け入れられている方法ですが、この手術が避妊と同時にさまざまな病気を予防する効果を持っている事実は、あまり知られていない様に思います。
避妊・去勢手術によって予防できる主な病気は下記の通りです。

●避妊手術
避妊手術で予防できる病気の大きなものは、子宮蓄膿症と乳腺腫瘍です。
子宮蓄膿症は人間に馴染みのない病気ですが、犬ではよく見かける病気です。文字通り子宮の中に膿が溜まってしまう病気で、命を落としてしまうことも多い怖い病気です。避妊手術によって「子宮」と性周期をコントロールする「卵巣」をなくすことができるので、病気のリスクを回避することができます。
乳腺腫瘍は性ホルモンにより発生率が上昇します。性ホルモンを分泌する卵巣を摘出するので、避妊手術で発生率を下げることができます。
また、大型犬など胸郭が深い犬は、胃袋が捻れてしまう「胃捻転」という病気が多く、発症するとある日突然亡くなってしまうことがあります。一気食いを避けたり、食後に安静にするなどの工夫も大切ですが、避妊手術などでお腹を開ける機会があれば、同時に胃袋を固定する手術をするのもいいかもしれません。
一方で、最近はまだ一部の病院に限られますが、腹腔鏡による避妊手術も受けられるようになりました。腹腔鏡手術とは、数mmの小さな数カ所の穴からカメラや鉗子(かんし)を挿入して行う手術です。通常の開腹手術と違って、傷口が小さくて済むのはもちろんのこと、痛みや身体への負担の少ない低侵襲医療の一つです。気になる方は導入している病院を調べてみましょう。

●去勢手術
去勢手術でも、精巣腫瘍、前立腺肥大、会陰ヘルニアなどを予防することができます。去勢をしていない場合、7歳ではほとんどの犬が前立腺が肥大化しています。血尿や頻尿などの泌尿器症状が出てしまう前に、去勢手術をすることをお勧めします。

3.「健康診断」による予防
どのような動物も、一度も病気になることなく生涯を終えることはまず不可能でしょう。どれだけ病気の予防を徹底していても、いつかは病気になってしまうものです。長生きするために重要な事は、病気にならない様にすることよりも、病気をいかに早く見つけ、治療に取りかかれるかにかかっていると言っても過言ではありません。人間でも病気の早期発見の重要性は周知されるところで、犬においてもその重要性は高いと診療をしながら日々痛感させられています。
動物は自分の体調の変化を言葉で伝えることができませんし、もちろん自分で病院に行くこともできません。そのため常日頃から様子を見て、実際に体に触って異常がないかを確認することが大切です。また、定期的に動物病院へ健康診断に連れて行くことは、健康管理を担う飼い主に課せられた一つの義務と言っていいかもしれません。
では、具体的に健康診断にはどの様なものがあるのか、またどの様な健康診断が病気の早期発見において効果的なのか確認していきます。

血液検査
一般的に、動物病院で広く行われている健康診断といえば、血液検査だと思います。少しの採血で、各種臓器の機能や障害度を計測することができます。メリットは、短時間の採血だけで全身的なチェックをすることができることや、検査結果が獣医師の経験に左右されない客観的なデータが取れることです。同時にフィラリア症の感染の有無も調べられるので、春先から初夏にかけての血液検査による健康診断はとても一般的なものになっています。もちろんその際、採血だけでなく目や口、リンパ節の腫れの有無の確認や聴診など、各種身体検査はあたり前のこと、問診による健康診断も欠かせません。

では、これだけで病気の早期発見が可能かというと、不十分と言わざるを得ないでしょう。例を一つあげると、腎臓の一般的な血液検査マーカーは、腎機能の80パーセントが失われないと異常値を示しません。二つある腎臓のうちの片方がまるまる癌に侵されていても、もう片一方が機能していれば、血液検査に異常は検出されないのです。その他の臓器の血液検査マーカーも、初期病変の存在を反映することはほとんどなく、末期にならないと異常値を示してくれません。
以上のことから、血液検査のみでは安心できないことがご理解いただけたと思います。

画像検査
ではどんな検査が病気の早期発見に効果的なのかというと、ずばり画像検査です。画像検査とはレントゲンやエコー検査、CTやMRI検査のことで、体の様々な部分の大きさ・形・色の濃さ・動き方などを、見た目で評価して健康かどうかを判断する検査のことです。
メリットは、病気の早期発見にとても効果的である事と、全身を隅々まで細かく観察できることです。一方、デメリットは、検査に少し時間がかかることや、獣医師の経験によって診断の精度が変わることでしょう。
一般的に動物病院で健康診断として行われる画像検査は、レントゲン検査とエコー検査です。レントゲン検査は内臓だけでなく、骨の評価をすることもできますし、エコー検査は各種臓器を内部まで、またその動きも併せて観察することができます。一部しか癌化していない腎臓を見つけることもできます。
わたしは自分が飼っている動物の健康診断をする際は、血液検査に画像検査を必ず追加するようにしています。7歳からは癌の発生率がぐんと上昇します。どうか早期発見のために、画像検査を含めた健康診断をしてあげてください。

【獣医が教える】7歳からの犬の老化と病気の予防法
「日頃からの注意」による予防
4.「日頃からの注意」による予防
シニア期以降の健康への気遣いは、なにもお薬や病院に頼ることだけではありません。日常生活において必要な変更を施すことが、健康を保つ上で重要になってきます。

フードを切り替える
フードの切り替えは、比較的簡単に導入できる、手間のかからない方法と言えるでしょう。シニア期に入り体が衰えてくると、運動量が減ります。すると筋肉は衰え、基礎代謝が低下します。そのため、今までと同じ量のフードを食べさせていると、体重は増加してしまいます。肥満になるとさまざまな病気を引き起こすリスクが高まるため、シニア食に切り替えてカロリーを制限し、体重を適正域にコントロールすることが大切です。
シニア食には、メーカーによって違いはありますが、高齢犬でよく見られる関節炎や皮膚病などを予防するための成分が入っていることも多いです。好き嫌いせず問題なく食べてくれるなら、シニアフードへの切り替えをおすすめします。また、いきなり切り替えると腸がびっくりして下痢になることがありますので、今食べているフードに少しずつ混ぜ込むような形をとってください。徐々にシニアフードの割合を多くしていき、1〜2週間で完全に切り替わるようにするのが良いです。

新鮮で十分な量の飲み水を与える
フード以外にも、新鮮なお水をいつでも飲めるようにしてあげてください。脱水になると、腎臓病を始めさまざまな病気を引き起こします。
また、体重の減少は筋肉量の低下もありますが、脱水によることも多いです。日頃から飲水量や体重の測定をしておくことで、体調の変化にすぐ気づけるようにしておきましょう。

「老化かな?」と思う変化を感じた時の注意点
ここまで、老化に伴う病気の予防について述べてきました。当然ですが、予防はできても、老化そのものを食い止めることは残念ながらできません。7歳以降の犬には、例えば、寝てばかりいる、歩きたがらない、反応が鈍くなる、太る、目が白っぽくなる、尿もれをする、白髪が増えて艶がなくなる、口臭がきつくなるなど、徐々に変化が見られるようになっていくでしょう。命あるもの、それは致し方のないことです。
ただし、犬に起こる変化を、単なる老化と決めつける考え方には注意が必要です。なぜなら、老化と思しき兆候はすべて、病気によって引き起こされる諸症状にも当てはまるからです。行動や体質の変化を「老化」の一言で済ませてしまうと、病気の初期症状として現れていた合図を見過ごすことになり、貴重な治療の機会を逃してしまうかもしれなのです。
老化を見取ろうとする際に大切なのは、「自分一人で老化と判断しない」ということです。冒頭にも述べたように、動物は自分の体のことを飼い主に説明することができません。むしろ本能的に、体調が優れないことを隠してしまうケースすらあります。そのため、もの言えない動物の代わりに、大きな病気かもしれないと疑ってあげることも飼い主の大きな義務の一つです。気になる変化が現れたら、獣医師に相談することを心がけてください。

【獣医が教える】7歳からの犬の老化と病気の予防法
7歳からの犬の老化と病気の予防法
まとめ
シニア期の始まりとはいえ、7歳という時期はまだ大きな変化もなく、まさか大きな病気にかかるなどとは想像もつかないかもしれません。しかし、この年齢から命に関わる病気にかかりやすくなることはまぎれもない事実で、実際に癌で命を落としてしまう子をみる機会も少なくありません。なにより悔しいのは、早く気づいていれば完治させられたというケースです。後悔のないよう、物言えぬ動物に変わって日々様子を観察し、健康診断にも定期的に連れて行ってあげてください。犬は1年で人間の4倍歳をとるということを踏まえると、年2回の健康診断も多くないと思います。
また、最後にも述べた通り、犬の行動や体質の変化を「老化」と決めつけないでください。何かの病気であっても、老化と似た症状が出ることがよくあります。何か変化があれば、まずは獣医師に相談をするようにしましょう。
犬の寿命は伸びていますが、ご家族の方が正しい知識を持って、日々体調の変化を注意深く観察するだけで、病気の早期発見の機会は増え、平均寿命をさらに伸ばす事ができるでしょう。この記事をきっかけに、「なぜもっと早く気づけなかったのか」と後悔される方がひとりでも減り、愛犬との幸せな時間が少しでも長く続くことを心より願っています。


監修/平野太陽(獣医師・
右京動物病院 SAGANO  院長)

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いぬのきもちWeb編集室
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犬の寝床を快適な環境にする方法とは? 犬の睡眠環境を整える必要性

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犬がぐっすり寝られる寝床を作ってあげよう
犬はよく寝る動物なので「どこでも寝られる」と思う方も多いかもしれませんが、人間同様に睡眠環境を整えて、ぐっすり眠れる寝床を作ってあげることも大切です。今回は、室内で暮らす犬の寝床を快適な環境にする方法をご紹介します。

【関連記事】長すぎも短すぎもダメ 犬の適切な睡眠時間の目安は

ではどんな場所が犬にとってベストな寝床なのかを考えてみましょう。

犬の寝床を快適な環境にする方法とは? 犬の睡眠環境を整える必要性
気持ち良さそうな寝床
犬のためのスペースで家族の気配がある場所
犬に自分のスペースである寝床を与えてあげることは大切です。しかし、自分のスペースを与えるために、夜になると家族の気配が全くない場所に1頭だけのひとりぼっちで連れて行かれてしまったら、安心してぐっすり眠ることができないでしょう。

家族の気配を感じることができて、自由に寝床に出入りできる場所が、犬にとって快適な寝床となります。

ただし、愛犬がクレートを安心できる場所と思っている、もしくは、そう感じるようにしつけた場合は、他に寝床を作らずに、クレート内を快適に眠れるよう、温度調節してあげるとよいでしょう。

犬の寝床を快適な環境にする方法とは? 犬の睡眠環境を整える必要性
犬にとって快適な寝床
寝床の温度に気をつけること
犬の寝床の温度は、寒くても暑くても、犬が体調不良を起こす原因となります。

暑い時期は涼しく通気性のよいベッド、寒い時期は温かいベッドなど、季節によって犬の好みで調節してあげるとよいでしょう。

最近は犬用の敷物やマットも、夏はひんやり・サラサラした生地、冬はあったか素材やペット用ヒーターなどもたくさん販売されているので、犬用グッズをチェックしてみるのもおすすめです。

もし窓側に寝床を作る場合は、犬が温度や日光に合わせて暖かい場所と涼しい場所の室内を移動できるようにしてあげましょう。

犬の寝床を快適な環境にする方法とは? 犬の睡眠環境を整える必要性
犬の快適な寝床
できるだけ静かな環境を作ること
犬が自分の寝床で寝ている時間に、そのすぐそばで深夜まで電気やテレビが大音量でついていると、光や音の刺激から、犬は寝ているものの熟睡する時間が少なくなってしまいます。

その他にも、窓に面した場所を寝床にすると、温度の問題だけでなく、人通りや音に敏感になってぐっすり寝にくくなるので基本的にはあまりおすすめできません。

人間より聴覚が優れている犬にとって、テレビの音が近い寝床よりも、できれば静かな場所を寝床にしてあげましょう。

寝床とトイレが離れていること
犬には寝床から離れた場所でトイレをしたがる習性があり、寝床とトイレがあまりにも近い距離にあったり、トイレが汚れている状態だとトイレを失敗したり、落ち着かないというケースもあります。

できれば寝床とトイレは離して、ペットシーツはこまめに取り替えるなどトイレの環境を清潔にするようにしましょう。
いかがでしたか? 
犬が安心してぐっすり寝られる寝床を作って、睡眠環境を整えてあげてくださいね監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

いぬのきもちWeb編集室
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運動量の少ない犬種は散歩をさせなくても大丈夫?

ネタりか



運動量が少ない犬種は散歩に行かなくてもいいの?
何かを見つめるヨーキー

なるべく散歩に連れて行こう
小型犬は毎日の運動量が少なくて飼いやすく、なかでもチワワやマルチーズ、シーズーといった犬種は散歩をさせなくても大丈夫だといわれることがあります。「散歩に行かなくていいなら飼いたい」そう思う人は少なからずいると思いますが、結論から先にいいますと運動量が少ない犬にとっても散歩は必要となります。

運動量の面から見るだけでしたら散歩に行かなくても大丈夫かもしれません。しかし、散歩には様々なメリットがありますし、散歩に行かないことで犬に悪影響を与えてしまうことがあるのです。私たち人間は外出しないでずっと家のなかに引きこもっていたら、心身共に不健康になってしまいますよね。犬も同じで運動量が少ないからといって家の中に閉じ込めてばかりいると、様々な問題を抱えてしまいやすくなってしまいます。ですので、少しでも良いので毎日散歩に連れて行ってあげるようにしましょう。

散歩に連れて行くメリット
考えるシーズー

気分転換になる
犬の生活は飼い主が定期的に変化を与えてあげないと退屈な毎日になりやすいです。例えば、犬は人間のように独りでどこかに出かけることができませんよね。犬の生活は基本的に『ご飯を食べる』『トイレをする』『遊ぶ』『寝る』といったことの繰り返しとなります。ですので、毎日変化のない生活を繰り返し送っているだけだととても退屈に思うことでしょう。愛犬に毎日退屈な生活を送らせているのってなんだか可哀想ですよね。

そういったマンネリな生活をさせないためには、散歩に連れて行くことが効果的となります。散歩に行くと毎日色々な変化があるので、犬はたくさんのものに興味を示してワクワクした気持ちになりますし、外の空気に触れさせることで良い気分転換になることでしょう。

社交性を身につけられる
散歩の大きなメリットは、なんといっても『社交性を身につけられる』ことだと思います。散歩を通じて様々な人や犬と触れ合うことでたくさん刺激をもらえますし、犬同士のルールなども学ぶことができます。散歩をして色々な人や犬に触れ合わせることで、臆病な性格からフレンドリーな性格に変わった犬も少なからずいるそうですよ。

また、人や犬に触れ合わせない場合でも、外の世界を色々見せてあげることで社交性は少なからず身に付くことでしょう。なかには好奇心旺盛になったり怖がりな性格が直ったりすることもあるみたいですよ。

飼い主にもメリットがある
散歩に連れて行くのは犬だけにメリットがあるだけでなく、飼い主にとってもメリットがあるといえるでしょう。毎日愛犬と散歩をすることで飼い主自身も運動をすることになりますし、他の犬や飼い主と出会うと「こんにちは」といった挨拶を交わしたり、軽く話す機会も少なからずあると思いますので、飼い主自身の社交性を育てることにも繋がるといえるでしょう。愛犬と一緒に知らない道を散歩していたらとても可愛い店を見つけた!なんてこともあったりしますよ。

もちろん、他の飼い主や犬と触れ合いたくないと思う人も少なからずいると思いますので無理に関わる必要はないと思いますが、犬友達がいると愛犬の友達が増えて充実した生活を送らせてあげることができますし、ときには愛犬の悩みを解決してくれることもあるので、なるべく色々な人や犬と触れ合うことをおススメします。

散歩に連れて行かないデメリット
オモチャで遊ぶチワワ

体力や筋力が衰えやすい
では、逆に散歩に行かないとどのようなデメリットがあるのでしょうか。デメリットの1つとして毎日散歩をさせていないと体力や筋力が衰えやすいということが考えられます。いくら一日当たりの必要な運動量が少ないからといって、家の中で遊ばせているだけだと運動量が足らないことがあります。

体力や筋力が衰えていると老化しやすくなってしまうともいえるので、老犬になった時一気に体が弱くなってしまいます。適度な体力や筋力を維持するためにも散歩は必要といえるのではないでしょうか。

ストレスが溜まりやすい
散歩に連れて行かないでずっと家の中で過ごさせていると、犬は退屈に感じやすいですしストレスを発散しにくくなることが多いです。また、家の中の世界だけで生活しているとどうしても社交性が身に付きにくく、精神面が幼いままになってしまいがちになります。その結果、ワガママな性格になったり少しのことでイライラしたりしてしまうことがあり、ストレスを溜め込みやすくなるそうですよ。

肥満になりやすい
散歩に連れて行って運動をさせていないとカロリーを消費しにくくなり、結果として肥満になりやすくなってしまうので要注意。「家の中で愛犬を遊ばせて運動してるから大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、家の中で遊んでいるだけだとどうしても運動量が不足しがちになってしまいます。また、毎日数十分散歩に連れて行って家の中でも遊ばせている場合と比べると、運動量は大きく異なるといえるでしょう。特に散歩に行かないで愛犬にオヤツを与えてばかりいる場合は、肥満になる可能性が高いので気をつけなければいけません。

まとめ
佇むマルチーズの子犬

「犬を飼いたいけど散歩に行くのは面倒くさい」なかには、そういった理由から運動量が少ない犬種、散歩に行かなくても大丈夫だといわれている犬種を飼うという人は少なからずいることでしょう。たしかに運動量だけで見ると散歩に行かなくても大丈夫かもしれませんが、散歩は運動量だけでなく犬にたくさんのメリットがあります。ですので、運動量が少ないといわれている犬種でも、できるだけ毎日散歩に連れていくようにしてあげてください。外の世界に触れさせてあげると愛犬はより幸せを感じると思いますよ。
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