動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年05月30日

守山 頭部のないネコの死骸見つかる/滋賀

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守山市で28日、頭や左後ろ足がないネコの死骸が見つかりました。警察は、何者かがネコの体を切断したとみて動物愛護法違反の疑いで捜査しています。


警察によりますと、28日午前10時半ごろ、守山市木浜町にあるレンタルボート店の敷地内に、「損壊したネコの死骸がある」と従業員の男性から通報がありました。


ネコは、生後間もないとみられる子ネコで、頭や左後ろ足がない状態で発見されました。
獣医師がネコの死骸を鑑定したところ、首は、刃物のようなもので切断され、左後ろ足は、ひきちぎられたとみられるということです。



警察は、何者かがネコを切断したとみて動物愛護法違反の疑いで調べをすすめています。
posted by しっぽ@にゅうす at 07:38 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なつかなかった猫が大病を経て友好的に 老猫との幸せな日々


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ポポちゃんは野良猫が産んだ子猫だった。猫好きのおじいさんがポポちゃんを引き取り、他の兄弟も、それぞれ里親さんが決まった。それから15年、ポポちゃんは、もう一度住む家を変わることになった。

【写真】「シャー」威嚇すると迫力満点!

■野良猫が産んだ3匹の子猫たち

 長崎県の中心部より少し離れたのどかな町にも野良猫がたくさんいる。ある日、安藤さんの実家の庭に野良猫が迷い込んできた。単に通りすがりというだけでなく、子猫を出産して連れてきたのだ。2003年のことだった。

 野良猫が連れてきた子猫は3匹。1匹は里親がすぐに見つかってもらわれていった。もう1匹は安藤さんが引き取ってビビちゃんと名付けたが、腫瘍ができて8歳の時に亡くなった。もう1匹は安藤さんのお父さんが猫が好きだったので、実家で育てられた。

■高齢になった親とシニア猫ポポちゃん

 安藤さんの実家の猫は、ポポちゃんという名前をもらい、幸せに暮らしていた。ところが、猫好きのおじいさんが亡くなり、おばあさんとポポちゃんだけの生活になった。おばあさんは猫が嫌いなわけではないけれど、おじいさんほど好きというわけではなかった。ご飯やトイレなどの面倒はみるけど、決して抱っこはしなかったという。

 2018年、おばあさんが90歳になって、自分のことさえままならないようになってきた。時を同じくして、15歳のポポちゃんも突然動けなくなってしまった。おばあちゃんは、もう面倒をみられないので、ポポちゃんは息子夫婦の家で余生を過ごすことになった。

 息子の妻、洋子さんがポポちゃんを迎えに行って動物病院に連れて行くと、脳血栓ができたようで、右手足に麻痺があった。血栓を溶かして血液をサラサラにする薬を飲んだらポポちゃんは元気になった。

■なついていない猫がうちに来る!

 ポポちゃんを引き取る時、洋子さんは「困ったな、どうしよう」と思った。

 「ポポちゃんは私のことがあまり好きではなかったようで、主人の実家にいくたびにシャーッと威嚇してきたんです。その子がうちに来て、果たしてうまくいくだろうかと心配になりました」

 しかし、洋子さんは、きっとなんとかなるとポポちゃんを迎えに行ったのだ。

 ところがポポちゃんは、大病を患って安藤家に来ると、洋子さんのことを威嚇しなくなったのだ。家のボスが誰なのか分かっているのだろうか。それとも、一番面倒をみてくれる人だからなのか。理由はポポちゃんだけが知っているのだが、いまでは洋子さんと毎晩一緒に寝るくらいの仲良しだ。その仲睦まじい様子に、猫好きの夫・真さんは悔しがっているという。

 高いところに登れなくなったポポちゃん。時折外を見せてあげるためにキャットタワーの上のほうに乗せてもらう。下に降りることはできるので、リハビリにもなっている。洋子さんのベッドに登る時は、

 「ポポちゃん用にダンボールで作った2段の階段を、よいしょ、よいしょと登るんですが、その姿が可愛いんです」

(まいどなニュース特約・渡辺陽)
posted by しっぽ@にゅうす at 07:36 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「生物を殺さないと野菜は作れない」農家がヴィーガンへ投げかけた疑問が話題に

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肉や魚はもちろん卵、乳製品を食べない菜食主義者、ヴィーガン。現在、ヴィーガンは世界中で急増しており、国内においてもヴィーガン対応のレストランが増えつつある。来月にはヴィーガン団体によるデモも予定されている。

そんなヴィーガンに、疑問を投げかけた農家の投稿が話題だ。

ヴィーガンの夢、ぶっ壊します
あるTwitterユーザーが25日、「ヴィーガンの人の夢、ぶっ壊しちゃうようで悪いんだけど」と前置きした上で、「俺、農家やっているんだけど、畑や田んぼを作っている時点で、原生生物大量虐殺しているからね。自然ぶっ壊さないと野菜って作れないからね」と投稿した。

この投稿は現在、3万4000件以上のリツイートを獲得し、「結局、他の命の犠牲によって初めて生命活動を行えるって根本的な問題に気づいてから肉も魚も食べます」「そもそも自生の野菜では人類は滅亡するでしょ?」「ヴィーガンは自分で畑作って野菜育ててください」などの賛同する意見が多く寄せられた。

写真家の幡野広志さんも昨年、「畑では野菜を守るために罠を仕掛けて、動物を殺す」とツイート。狩猟者と農家は比較的密接な関係にあるにも関わらず、「農家の人でヴィーガンという人を僕はまだ見たことがない」と自身の知見を述べた。そして、「ヴィーガンが食べる野菜は、ヴィーガンが殺人者と罵る人たちが生産している」とヴィーガンの考えを批判した。

生物多様性の宝庫だった水田
『WWFジャパン』によると、かつての日本の水田や水路は、日本固有種を含む5668種もの野生生物が確認され、生物多様性の宝庫だった。

しかし、1960年代から2000年代までの間に水田の面積が約24%減少。さらに、コメ農業の生産性を向上させるため、農薬の使用や水路のコンクリート化などが取り入れられ、多くの野生生物が絶滅を懸念されるほど減少しているという。WWFジャパンは「水田・水路の生物多様性と農業の共生プロジェクト」を実施しているが、現在の農業は決して生物にとって優しくないようだ。

ヴィーガン批判へ残る疑問
とはいえ、上記のツイートでヴィーガンを論破できたかといえば、相当な疑問が残る。そもそも、ひとまとめにヴィーガンと呼ぶものの、エシカル・ヴィーガンからダイエタリー・ヴィーガンまで、実際は考えの幅がかなり広い。また、環境への悪影響が大きい畜産業は、持続可能性が低いという指摘に対する答えは出ていない。

人間は多かれ少なかれ、殺生をしなければ生きていけないのは確かなようだ。

岩見旦
posted by しっぽ@にゅうす at 07:35 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月29日

岩見沢市で土佐犬逃げる 小3女子ビックリして転倒ケガ 北海道


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28日、北海道岩見沢市で体長1メートルの土佐犬が逃げました。
 土佐犬は30分後に確保されましたが、犬を見て驚いた小学生が転んでひざをすりむきました。

 土佐犬が逃げ出したのは、岩見沢市2条東12丁目付近にある犬舎です。
 警察によりますと、28日午後2時55分ごろ、60代の男性が体長約1メートル、体重48キロのメスの土佐犬を犬舎に入れリードを外したところ、鍵をかけていない出入口から土佐犬が逃げました。

 付近にいた小学生4人が、逃げた犬を目撃し、そのうち小学校3年生の女の子が驚いて転びひざをすりむきました。

 飼い主の男性から通報を受けた警察官が、付近を捜索したところ、逃げた現場からおよそ800メートル離れた路上で犬を確保しました。

 土佐犬は約30分に渡り、市内を逃げ回りました。
 土佐犬をめぐっては27日、兵庫県で知人から預かった犬に餌をあげようとした82歳男性が襲われ死亡する事故が起きたばかりだったため、現場には緊張が走りました。

UHB 北海道文化放送
posted by しっぽ@にゅうす at 07:54 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬との生活でケチってはいけない!お金を使うべきところ3つ

ネタりか


犬との生活はどれくらいお金がかかる?
紙幣とダルメシアン

我が家の愛犬は4歳になるフレンチブルドッグです。中型犬ですが少し体が大きめで、先天的な持病がふたつあります。このケースで愛犬にかかる1ヶ月の費用がだいたい3〜4万円。

フードが1万円前後、病院代に保険代で2万円ほどかかり、ペットシーツやシャンプーなどの雑費は月々変動があります。それ以外にシーズンごとに狂犬病の予防接種、ワクチン接種、ノミ、マダニのお薬代がかかります。

ワンちゃんの体の大きさや年齢によってフードは食べる量が違ったり、健康で病院にほとんど行かない子もいると思うので、もっとお金がかからないワンちゃんもたくさんいると思います。うちの愛犬はお金がかかるほうなのかもしれません。

4年間、愛犬と生活していて「ここにはお金を使うべきなんだ」と思ったところをご紹介させてください。

犬との生活でお金を使うべきところ3つ
聴診器をあてられる犬

医療費や保険代
ペット保険には入っていますか?「犬に保険なんて!」と感じている方もいらっしゃると思うのですが、可能であれば入っておくことをお勧めします。実際に健康で病院にほとんど行かないワンちゃんであれば、何年も保険を使うことがなく、必要なかったと感じる時があると思うのですが、必要になってしまう時は本当に突然やってきます。そして必要になってしまった時に保険に入っていないと相当な医療費がかかってしまいます。

我が家の愛犬は1歳前後に持病が発覚し、その時に保険に入っていなかったので医療費は大変な額になりました。その後、保険に入り今は毎月の通院がありますが非常に助かってます。

また持病が発覚する前も、ちょっとした変化を見過ごさず、小まめに動物病院に連れて行っていたことが、今の病気を早く発見できたきっかけになったと思っています。関節の病気なのですが手術をすすめられ、セカンドオピニオン、サードオピニオンと動物病院をまわりました。幸い良い獣医さんとめぐり合い、手術することなく治療を終えることがでたので医療費もお金を使うべきところだと感じています。

フード代
犬も人間と同じく食べる物が体に与える影響はとても大きいです。極端に高価なフードを与えなければいけないとは思いませんが、安価な原材料で作られているドッグフードはやはり身体にいいとは言えません。

犬の健康な身体を作るために大切なたんぱく質の量が少ない、また添加物や防腐剤を使用したドッグフードはお値段がお安く購入しやすいですが、アレルギーや病気の原因になりやすいのも事実です。アレルギーや病気になってしまうと、結局は病院での医療費につながってしまうので、できるだけ良いフードを選んであげましょう。

ドッグフードのパッケージの原材料をチェックして、1番最初にお肉やお魚などのたんぱく質が記載されているものがお勧め。また、ドッグフードに使用される添加物は人間が食べることができない危険な添加物が使用されていることもあります。極力、無添加のフードを選んであげましょう。このようなフードは1キロで1000円前後の物が多いようです。

冷暖房費
犬を飼う前までは犬がこんなに暑さや寒さに弱い生き物だとは知りませんでした。愛犬を家族に迎え入れたのは子犬の頃で季節は春でした。人間だけなら少し寒いけど、暖房はつけなくても我慢できる時期です。小さな体で眠る愛犬を見つめていたら、ブルブル震えながら寒さで起きてしまったのです。あわててタオルで包んで抱っこしていると安心して眠りにつきましたが凄く驚いたのを覚えています。

もちろん犬種によりかなりの差はあると思いますが、室内で飼われている小型犬や中型犬は体温調節が苦手な犬種もとても多いです。夏の暑さはすぐに熱中症につながりますし、冬の寒さはストレスに繋がります。特に子犬や老犬、病気を持っているワンちゃんは室内の気温に気を配ってあげましょう。

まとめ
一万円札の上に伏せる犬

ヌイグルミのように可愛い犬も当然ですが生き物なので、ご飯も食べればトイレもしますし、時には病気にもなってしまいます。お金がかかるのも当たり前です。

犬に対してたくさんのお金を使ってあげることが幸せに繋がるわけではないと思いますが、ケチって健康に害がでるのは嫌ですよね。使うべきところはしっかり使って、愛犬との楽しい毎日を過ごしていきましょう。
posted by しっぽ@にゅうす at 07:49 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛犬&愛猫のいきいき老後生活を支える老犬・老猫ホーム等

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 子供の数よりペット数が上回る現在の日本では、人間だけでなく、ペットの高齢化も解決すべき問題のひとつとして浮上している。年老いたペットの世話をどうするのか、飼い主が年老いたときは、何をすればよいのか。そんなときに頼りになる、愛犬&愛猫の老後を支えるサービスを紹介する。

【写真】ペットシッターと散歩する可愛いワンコ

◆ペットシッター

 加齢とともに体力が衰える一方、飼い犬が大きくなってくると不安になるのが散歩。強い力で急に引っ張られると思わぬ事故やケガにつながる。そこで利用したいのがペットシッターだ。自宅までシッターが訪問し、餌やりやトイレの掃除、散歩などを代行してくれる。

「ペットシッターがどんなサービスをしているかまで知っている方はまだ少ないですが、近年、アクティブシニアはもちろんのこと、身体の弱ってきた高齢者の利用が増えています」(麻布ペット・森英晃氏)

 麻布ペット(東京都渋谷区)では、動物介護士などのペット関連資格を持つ約40名がシッターとして登録されている。

◆ペット飼育OKの老人ホーム

 加齢に伴い老人ホームに入居することになった時、ペットを受け入れる施設は意外なほど少ない。特別養護老人ホーム「さくらの里山科」(神奈川県横須賀市)は、長年連れ添ったペットと入居できる全国でも珍しい老人ホームだ。

「入居者の平均年齢は80代後半で、多くが独居老人です。施設がペットとして飼育する犬や猫を含め、現在18頭います。認知症で家族の顔すら忘れた方が、入居を機にペットの名前を覚えたり、家族を認識できたりするようになった例もあります」(若山三千彦施設長)。

 ホームに同居する9頭の猫のうち、4頭が開設当初から飼育されている保護猫。施設内はこまめに清掃され、動物特有の匂いはほとんどしない。

 絵を描くのが趣味という入居者の澤田富與子さんは「この子の目が開かない時からずっと一緒でした。今もこの子がいないと眠れません」と、愛猫について愛おしそうに語る。

体が不自由になってペットのケアができなくなっても、ドッグトレーナーの研修を受けた介護士が世話をしてくれるほか、飼い主の没後も施設のペットとして飼い続けるので安心だ。

◆老犬ホーム

 2013年の動物愛護管理法改正に伴い誕生した「老犬ホーム」「老猫ホーム」。重度の介護が必要で、一般的な飼育が困難なペットのための施設。

「8割が60代以上の飼い主で、老人ホームへの入居で預けるというケースが最も多いです」(THEケネルズ東京(東京都目黒区)・施設責任者・牟田口夏美氏)。

「うちの犬は元気ですか」と毎日のように問い合わせてくる飼い主も多く、各部屋にカメラを設置して自宅やスマホなどでいつでも愛犬の様子が確認できる。

◆老犬介護

 幼犬から老犬まで幅広い年代の犬が利用できる大型複合施設「WANCOTT」(神奈川県横浜市)では、障害や老化で介護が必要な犬のケアにも力を入れる。

「長期ステイの場合でも、最長1か月ごとの契約更新にすることで、“犬を手放す”のではなく、“ご家族の責任の元でサポートを受けている”ことを意識してもらっています」(北島愛マネージャー)。

 てんかんの発作があったり寝たきりなど、一般家庭でのケアが難しいペットも医療スタッフが見守るので安心して預けることができる。

◆老猫ホーム

 一般的に猫の健康寿命は長く、長期間の介護が必要となるケースはほとんどない。

「ここにいるのは、飼い主が体調を崩して飼えなくなったり、飼い主に先立たれた猫が多いです。中には、飼い主が亡くなった後、遺言に基づいてヘルパーが預けにきてくれた20歳になる猫もいます」(東京ペットホーム(東京都大田区)・渡部まいこ店長)。

 食事や睡眠は基本的に各部屋でとるが、ストレスが溜まるので、相性を見ながら広場で遊ばせている。

※週刊ポスト2019年6月7日号
posted by しっぽ@にゅうす at 07:45 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

30歳すぎで犬を飼った漫画家が体感した利点と意外な「問題点」


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 漫画家で小説家の折原みとさんは、現在湘南の家でこりきというゴールデンリトリバーと一緒に住んでいる。実は湘南に越したのは30歳をすぎてから。19歳で上京し、21歳でデビューしてからは、東京・中目黒に住み、ミリオンとなった『時の輝き』をはじめとする少女小説や漫画で働きづめの生活を送っていた。

 折原さんが湘南に越した大きな理由は、「犬を飼いたいから」だった。しかし実際に飼うことになった初日、「命を飼う責任の重さ」を改めて感じて号泣したことも! (くわしくはこちらの記事参照)

 折原さんのエッセイ『おひとりさま、犬をかう』には仕事とはなにか、豊かさとは何か、そしてペットと暮らすとは何かについてが書かれている。その中から、数回限定公開にて、デジタルメディアとして初めて抜粋掲載。犬を飼いはじめ、多くのことを教わったという折原さんに、今回は犬を飼ってよかったことと、盲点だった「問題点」についてお伝えする。

 折原みとさんの今までの記事はこちら

30歳すぎで犬を飼った漫画家が体感した利点と意外な「問題点」
「Wリキ」と折原さん。犬同士もすっかり親しくなった 写真提供/折原みと
犬と歩けば友だちができる
 ロクに知り合いもいない見知らぬ土地に、おひとりさまがいきなり家を建てて移住してしまったのだから、今考えると、我ながらけっこうチャレンジャーだったかもしれない。

 それでも、すぐに近所に友人がたくさんでき、新しい環境や生活にすんなりなじむことができたのは、実は犬の力が大きかったのだ。

 それは、引っ越しして2〜3日目のこと。

 リキはまだ外には出られなかったけれど、私は新しい家の近所を探検してみたくて、ひとりで散歩に出かけることにした。

 このあたりは、グルリと1周すると1キロちょっとという住宅街で、緑が多く、高台なので海もよく見える。お散歩するには絶好の環境だ。

 もともと私はテレビの「お宅拝見」番組とかが大好きで、住宅街の中をブラつきながらいろんなお宅の外観を眺めるのも好きなのだが、これから自分が住む場所とあればなおさら興味津々。
だけど、速足のウォーキングならともかく、犬もつれていない人間が、ひとりでキョロキョロしながら住宅街をうろついているのはけっこう怪しい。

 そんな時、たまたま黒柴のミックス犬を連れたやさしそうなマダムが通りかかったので、思いきって声をかけてみた。

 「可愛いワンちゃんですね」

 まあ、犬好き同士ならたいがい挨拶はこれでオッケー。
その方は同じ住宅街にお住まいの佐々木さんという方で、偶然にも、わんこの名前はウチと同じ「リキ」ちゃんだった。

 なんと! これは犬の神様(そんなのいるのか? )のお引き合わせ!? 
 つい最近近所に引っ越してきたことや、ウチの子犬も同じ名前だと言うことを話すうちに、私は佐々木さんとすっかり親しくなり、佐々木さんの御紹介で、近所の人たちともたくさん知り合うことができた。

 引っ越してきた当時、私はこの住宅街で一番若い世帯主だったのだ。
(比較的)若い女性のひとり暮らしの上に、家で仕事をしているので昼間っからプラプラしているように見える私は、普通なら、明らかに不審人物だったろう。

 それが、佐々木さんとの出会いがキッカケで、早い段階で御近所のみなさんに「漫画家」だということをカミングアウトし、あたたかく迎え入れていただくことができた。

 リキがお散歩デビューしてからは、朝夕の散歩を通して犬友達もたくさんできて、不安も淋しさも感じることなく、すぐに新しい環境になじむことができたのだった。
それもこれも、犬を飼っていればこそ。

 私ひとりだったら、こうはいかなかっただろう。

 「犬も歩けば棒に当たる」
 という諺があるけれど、私ならこう言う。

 「犬と歩けば友達ができる」

 コレ、なかなかいい諺でしょう? 

食べ残しをしないことを教わる
 「ウチの子食が細くて、ごはんをあんまり食べてくれなくて困ってるの」
「ウチの子はドライフードを嫌がるから、茹でたお肉と野菜を混ぜてあげるのよ」
時々、犬ママ友たちとの会話でそんな話を聞くことがあるが、ウチのリキに限っては、「ごはんを食べない」という悩みだけは無縁だった。

 というか、リキを見ていると、世の中に食欲のない犬がいるということがそもそも信じられなかったのだ。
リキは無類の食いしん坊で、ウチに来てからというもの、一度たりともごはんを食べないということがなかったから。

 朝晩2回のごはんは、リキの一番幸せな時間。ドッグフードの入ったボウルを見せると、後ろ足で立ってピョンピョン跳ねて、私が「ごはんダンス」と名付けた喜びのダンスを踊った。

 犬に薬を飲ませるために、細かく砕いてフードに混ぜたり、パンに包んで食べさせたりとか苦労している飼い主さんもいらっしゃるようだが、ウチはそんな苦労とも無縁。リキは口に入るものなら何でもいいので、フィラリアの予防薬やサプリも嬉しそうにポリポリ食べてくれるのだ。

 リキのごはんは基本的にドッグフードだったけど、たまに、犬の健康に悪くない程度に、食べ残しの白米や固くなったパン、野菜の切れっ端やリンゴの芯なんかをおやつとして与えることもあった。

 そんな生ゴミのようなモノ(? )をもらっても狂喜乱舞のリキ。

 世の中には、人間のよりずっとお高い犬用クッキーとか、何千円もする犬用ケーキを買ってもらっている犬もいるというのに、ウチの犬、不憫というか健気というか…。

 私も、もともとかなりの食いしん坊で食べることには執着があるほうだが、時には中途半端に残った食べ物を捨ててしまうこともあった。

 だけど、生ゴミだろうと何だろうと大喜びで食べるリキを見ていると、食べ物がものすごく大事に思えてくるのだ。

 ひと口の残り物でも捨てられない!!  (ので、リキにあげる)

 私はリキに、ごはんを食べられることのありがたさを教えてもらった。

「生きるということ」を学ぶ
 リキに教えられたことは、それだけじゃない。
子犬の頃のリキは、とにかく全力で生きていた。

 ごはんを食べるのも全力。
お散歩するのも全力。
遊ぶのも全力。
イタズラするのも全力。
寝るのさえも全力。

 大好きなザ・ブルーハーツというバンドの『未来は僕の手の中』という歌の歌詞に、
「生きてる事が大好きで 意味もなくコーフンしてる」

 というフレーズがあるのだが、ウチのリキはまさにそれだ。

 何でもかんでも力いっぱい! 
生きているのが、嬉しくて楽しくて仕方ない!! 
リキは大人になってもあまり性格が変わらなかったので、いくつになってもずっとそんな調子だった。

 犬は、明日のことなど考えない。
ただ、今を力いっぱい生きている。
ごはんを食べられるだけで幸せ。
お散歩に行けたら幸せ。
遊んでもらえたら幸せ。

 そんな犬と一緒に暮らしているうちに、私もリキのように、生きることを力いっぱい楽しみたいと思うようになった。
食いしん坊でやんちゃでイタズラで手のかかる犬だけど、「力いっぱい生きる」ことにかけては、リキは私の「先生」だったのかもしれない。

 そんなわけで、海とわんこで変わった私の人生。
都会で暮らして仕事一筋だった20代の頃がファーストシーズンだとしたら、湘南に移住して犬を飼ってからの私は、人生のセカンドシーズン。

 ファーストシーズンで仕事に打ち込み、セカンドシーズンは私生活を充実させる。
よしよし。なかなか理想的ではありませんか。

 だが、しかし! 
この理想的な「湘南わんこライフ」にも、ひとつだけ、大きな落とし穴があったのだ。

 はたして、それは……!? 

30歳すぎで犬を飼った漫画家が体感した利点と意外な「問題点」
近所の方とのホームパーティ。本当に仲がいいのだ。折原さん(写真右から3人目)は時に50人規模のパーティご飯を自分で作ってしまう料理上手です 写真提供/折原みと
ひとり暮らしの女性が犬を飼う問題点
 「ええ!? 女ひとりで家を建てて、その上犬を飼うの!? それはマズイでしょ」
「え? どうして?」
「女が自分で家なんか建てちゃったら結婚できなくなるって言うでしょ。しかも、犬まで飼っちゃったら最悪だよ!!」

 23年前、決死の「人生大改革プロジェクト」を友人たちに打ち明けた時、こんな会話が交わされたのを覚えている。

 当時、女友達のほとんどが、「家と犬を手に入れたら、男なんかどーでもよくなって結婚できなくなる!」と心配してくれたものだったが、

 その心配は……適中した!! 

 いや──、まさか自分でも、それが現実になるとは思いませんでした(遠い目)。
逗子に引っ越してからの私はすっかりアクティブになって、仕事以外にも次々に新しい趣味を見つけて充実の毎日。

 しかも、リキと、リキのおかげでできた新しい友人たちがたくさんいるおかげで、ひとり暮らしを淋しいと感じることもない。

 「犬を飼うと男なんてどーでもよくなる」というのはよく聞く話だが、ハッキリ言って、その定説は「真実」です! 

 さほど好きというわけでもない男性と一緒にいるよりも、リキと一緒にいるほうが楽しいし癒される。

 正直、デートをしていても「早く家に帰ってリキをモフモフしたい」とか考えている始末(失礼なヤツ)。

 そんなこんなで早や23年。
まさかの「おひとりさま期間更新中!」なのである。

 犬を飼うのは、苦労もあるけど絶対に幸せなこと。
新しい自分も、新しい世界も発見できて、人生が充実すること間違いなし。

 ただし、

 「イヌ充」しすぎると、結婚は遠のくかもしれません。

 犬を飼っている、または、これから飼いたいと思っているおひとりさま女子のみなさん。

 そこんとこだけは、くれぐれも御注意くださいませ。

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「おひとりさま、犬をかう。」連載次回は6月11日(火)公開予定です! 
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折原 みと
posted by しっぽ@にゅうす at 07:37 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする