動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年05月05日

ペットロス症候群の症状と克服する7つの方法

ネタりか


ペットロスとは
犬の足形の雲

ペットロスとは、ペットを失ったことによって心身に大きなダメージを受けてしまうことを指す言葉です。ペットとの別れや死に対する悲しみから、体の不調や精神疾患に繋がり生活に支障をきたす場合を総称して「ペットロス症候群」といいます。

ペットロス症候群は、ペットといっしょに暮らしている飼い主ならば誰でも起こり得ることなのです。

ペットロスの症状
泣く人

✔抑うつ
✔混乱
✔喪失感
✔無気力
✔体調不良

ペットロスの症状として、愛犬を失ったショックから無気力になり仕事に集中できない、何をするにもやる気が出ないといったことが起こります。深い悲しみによって眠れない日や、食欲が出ない日が続き、頭痛やめまいといった体調不良に繋がる場合もあります。

急死や事故死などペットが前兆なく死を迎えたとき、現実を受け入れられずいつまでも実感が沸かないという人もいます。他にも「何かできることがあったかもしれない」と罪悪感を感じて、うつ病の症状が出る場合もあるようです。

ペットロスを克服する方法7つ
犬とハグする人

1.自分の気持ちに向き合う
大切な愛犬を失って悲しむのは自然なことです。自分自身が大きく傷ついている状態だと認めることは、ペットロス症候群を克服する第一歩になります。泣きたいときには我慢せず泣き、悲しい気持ちを無理に抑え込まないようにしましょう。

2.休養の時間を作る
ペットロスの症状があるときは心と体を休ませることが大切です。食事での栄養補給や、意識的に横になるなど、自分自身のケアをしましょう。また、ゆっくりお風呂に浸かる、マッサージに行くなど、癒やしの時間を持つことで気分も少しずつ上向きになります。

3.信頼できる人に話を聞いてもらう
1人で克服しようとせず、信頼できる人に気持ちを打ち明けることも乗り越え方のひとつです。誰かに聞いてもらうだけでも気持ちが整理されることもあるでしょう。あまりにつらすぎるときは、心療内科でカウンセリングを受けたり、ペットロス専門のカウンセラーに相談したりすることも1つの方法です。

4.体を動かす
1日の過ごし方を変えてみることも、ペットロス症候群の乗り越える方法になります。無理のない範囲で軽めの運動を取り入れるのもおすすめです。家でじっとしていると思い悩んでしまうという場合は、外の空気を吸いに行ったり定期的に体を動かしたりすることで気分転換ができるでしょう。

5.好きなことをする
カラオケで思い切り歌ったり、趣味の陶芸を再開したりと自身の好きなことを通じて前向きな気持ちを取り戻していく人もいます。日常生活の中に自身が喜びを感じる時間を増やすことで、徐々にペットロス症候群から回復に向かっていけるでしょう。

6.ペットを弔う
花やお線香を持ってお墓参りに行くことで、ペットの死と向き合い現実を受け入れるきっかけになったという人もいます。また、自宅に祭壇を作って毎日お水やご飯を供えるなど、ペットの供養をすることもペットロスの克服に繋がるでしょう。生前のように愛犬との時間を作れば、会いたい気持ちを癒すことができます。

7.思い出を残す
ペットロスの克服方法としてアルバムや本など、ペットのメモリアルアイテム作る人もいます。形見として持っておくことで気持ちの拠り所になってくれるかもしれません。他にも、お骨や犬の毛を使って作れるキーホルダーや、そっくりのぬいぐるみを作ってくれるサービスもあります。

ペットロスになりやすい人の特徴
落ちこむ人

ペット中心の生活をしていた人
自分の時間よりも犬との時間を優先していた人は、ペットがいなくなったあとに何をすればよいのか悩み、喪失感を募らせていく場合があります。また、ペットのみに癒しを求めて子どものように溺愛している人も、失ったときのショックが大きくペットロス症候群になる傾向が強いようです。

ひとり暮らしの人
ひとり暮らしをしている場合、ペットが話し相手になっている人が多いのではないでしょうか。ペットを失ったとき、そばに家族がいない人は孤独感をより感じてペットロス症候群になりやすい傾向があります。

ペットを失った悲しみを共感してもらえないと、自分の気持ちを抑え込み、周囲に対しては平静を装うようになります。それがペットロス症候群を悪化させ回復を妨げる可能性があります。

自分を責めがちな人
子犬の頃に亡くなった場合や、老犬であっても急死により最期に立ち会えなかった場合など、愛犬の死に対して必要以上に自分を責めてしまうことがあります。真面目で責任感が強い性格の人に多く見られ、自分のせいで死なせてしまったと後悔ばかりしてしまうためペットロスになりやすいのです。

また、真面目な人は誰かに聞いてもらうこと対しても過度に気を遣うため、1人で抱え込んだまま重症化してしまうケースもあります。

ペットロス診断で現状を把握しよう
天使の犬

自身の状態を知るために、以下のチェックリストを使って診断してみましょう。

✔ 体の疲労感が抜けない
✔ 胃腸の調子が悪い
✔ 頭痛がする
✔ 孤独感や不安感が強い
✔ 食欲がない、又は過食になる
✔ 未だにペットがいるような気がする
✔ 突然涙が溢れてくる
✔ 何をしても楽しくない
✔ 周りのことに無関心になる
✔ 集中力が保てない

3つ以上当てはまる人は、ペットロス症候群の可能性が考えられます。該当する項目が少ないからといって、ペットロスの心配がないわけではありません。過度の心配も不要ですが、気になるときは周囲に相談してみることから始めましょう。

ペットロスになる期間は人により異なる
落ちこむ人

ペットロスから立ち直るまでには、1カ月から2カ月ほどかかると言われています。自然に回復する場合もあれば1年以上続いたという人もおり、ペットロスの期間がいつまで続くかは人によって異なります。

そのため、周りと比べて焦って乗り越えようとする必要はありません。気分が上向きになってきたと感じたら、少しずつ日常に好きなことを取り入れるなど、1歩1歩段階を踏みながら回復を目指していきましょう。

ペットロスの人にかける言葉や対応
ハグする人

相手の価値観に合わせる
ペットロス状態の飼い主が「こんなにつらい思いをするならば、新しい犬はもう飼わない」と考えている場合もあるかもしれません。何かを強制したり安易に次の子を勧めたりするのでなく、相手の価値観を汲み取ることを大切にしましょう。

また、ペットロスに関する周囲とのギャップを感じさせることなく、ありのまま悲しむことができる環境を作ってあげることも心の支えになります。

死後の手続きをサポートする
ペットロスの人は愛犬の死を受け入れられず、身動きが取れないような状態になっている場合もあります。相手が求めるのであれば、亡くなった後の供養を手助けしてもよいでしょう。祭壇に花を手向けてお線香をあげるなど、飼い主の心に寄り添った行動はきっと支えになるはずです。

ペットロスに陥った動物愛好家の間で有名な「虹の橋」という詩があります。天国に続く虹の橋のたもとでペットが飼い主を待っているという内容で、この詩を読んで心が癒やされたという人も多いとされています。タイミングを見て伝えてあげるのもよいかもしれません。

ペットロスが怖い…対策は?
犬に寄り添う少女

人間より寿命が短いことを理解する
犬の平均寿命は10年から13年と言われているため、人間よりも先に亡くなる場合がほとんどです。これは悲しいことではなく、ペットの最期を見送ることが飼い主の大切な役目であるとも考えられます。

生きているうちに健康管理や不慮の事故などに気をつけ、愛犬との日々を大切に過ごすことが結果としてペットロス対策に繋がるかもしれません。

愛犬家の友人を作る
愛犬家の友人を作っておくことも、ペットロスの予防法に繋がります。自分と同じようにペットを大切にしている人には、素直な心境を打ち明けることができるので悲しみも緩和されやすいでしょう。ペットロスの経験を持つ人と話すことや、愛犬を失った体愛犬家の友人を作る験談を記したブログを読むことで、有益なアドバイスを得られる場合もあります。

さいごに
虹の橋と犬型の雲

大切な愛犬を失って苦しい気持ちになるのは自然なことです。そして寂しいと感じるのは、それまで愛犬からたくさんの幸せを受け取ってきたということでもあります。ペットロスは決して1人で克服しようとせず、徐々に気持ちに区切りをつけながら回復を目指していきましょう。
posted by しっぽ@にゅうす at 05:00 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の「多頭飼い」よくある“勘違い” とは?愛犬の本当の幸せを考えよう

Yahoo! JAPAN



犬の多頭飼いに憧れる飼い主さんも多いでしょう。しかし、多頭飼いは失敗すると、不幸な結果を招くこともあります。今回は、多頭飼いに関する飼い主さんのよくある“勘違い”についてご紹介。正しい知識をつけた上で、もう一度、多頭飼いについて考えてみましょう。

【関連記事】憧れの、犬の多頭飼い「まさかこんなはずじゃ…」な事態に陥るかも…

犬の「多頭飼い」よくある“勘違い” とは?愛犬の本当の幸せを考えよう
犬の「多頭飼い」よくある“勘違い” 愛犬の本当の幸せを考えよう
勘違い@「犬には群れが必要!」
犬は「群れ意識」を本能的に持っている動物です。現在でも、群れて行動する野犬の姿が多く目撃されていています。しかし家庭犬は、犬の祖先と言われるオオカミの遺伝子からは遠ざかっており、「人との結びつき」を重要視していると言われています。

そのため、一般家庭で飼育されている犬に、わざわざ「犬同士の群れ」を形成させる必要はありません。家庭犬にとっての「群れ」とは、犬同士ではなく「飼い主さんと一緒に過ごすこと」だと認識するようにしましょう。

犬の「多頭飼い」よくある“勘違い” とは?愛犬の本当の幸せを考えよう
勘違いA「複数いたらさみしくない」
勘違いA「複数いたらさみしくない」
「1頭でお留守番させるのはさみしそうだから…」という理由で、多頭飼いを始めようとする飼い主さんも少なくありません。しかし、犬がさみしそうに見えるのは、飼い主さんの「愛犬をお留守番をさせている罪悪感」などが原因かもしれません。

もし新しい犬が来たとしても、飼い主さんの不在時間が長く、ふれあいの時間が少なければ、犬の根本的な「さみしさ」は解決しません。犬の頭数を増やすのではなく、お世話やふれあいの時間や内容を充実させるように務めることが大切ですよ。

犬の「多頭飼い」よくある“勘違い” とは?愛犬の本当の幸せを考えよう
勘違いB「仲良くなるといつでもべったり」
勘違いB「仲良くなるといつでもべったり」
人はどうしても「仲良しな犬たち」像に期待する傾向にあります。しかし、その理想像にはかなり無理があるかもしれません。人の場合を考えてみましょう。どんなに仲のいい間柄でも、一日中べったりと、じゃれあって過ごすことはありませんよね。

それは、犬も同じです。というよりも、犬は「社会空間行動(パーソナルディスタンス)」のもと、他者とは一定の距離を持って過ごしたいという性質をもっているので、人よりもクールな一面があります。たとえ別々の部屋で過ごしていても、相手に敵対心を持っていないだけ、十分に仲良しと言えるんですよ。

多頭飼いはメリットもたくさん!“きちんと”できるならおすすめ
このように、多頭飼いに対する飼い主さんの「期待」や「理想」は、“勘違い”の可能性があることがわかりました。しかし、多頭飼いは飼い主さんにとって、ペットロスが起きにくくなったり、生活のリズムが規則正しくなったりと、さまざまなメリットもあります。

今の愛犬の性格はもちろん、コスト面や住環境面なども含めて、“きちんと”お世話ができるのならば、多頭飼いについて、もう一度考えてみるのもいいでしょう。きっと、これ以上ないほどの幸せな暮らしが待っているはずですよ!

参考/「いぬのきもち」2017年12月号『多頭飼いで幸せになる人・不幸になる人』(監修:ジャパンケネルクラブ 日本警察犬協会および日本動物協会認定インストラクター 戸田美由紀先生、スタディ・ドッグ・スクール代表 鹿野正顕先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 04:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

可愛いだけでは猫は飼えない!ネコが欲しいと思った時に考えておく事6つ

ネタりか


猫を飼う前に考えてみよう
1.時間に余裕はあるか?
自分の生活で大変な人は、猫を飼わない方がいいでしょう。時間に余裕がなければ、猫に手をかける時間もないからです。猫は手がかからないと思って飼う人もいますが、想像以上にかかります。毎日のお世話から、おもちゃで遊んであげる時間も必要なのです。

2.金銭面に余裕はあるか?
金欠で悩んでいる女性

猫を飼うと、それなりに費用はかかります。毎日必要なフードやトイレ代は避けられません。それにプラスして医療費用も必要になります。

猫のフードも、品質が良いのは健康を守ると言われています。今では高価なフードを与えてあげたいと思う人も少なくありません。もし、今の生活状況に猫の費用を考えたときに「きついな」と思うなら、余裕が出るまで待った方がいいでしょう。

3.自分の生活基準を猫と合わせられるか?
180度、猫に生活基準を合わせろとは言いませんが、少なくとも今の生活を変えなければいけないのは確かでしょう。出張が多い人、帰宅時間が遅い人、友達の付き合いが多い人、旅行が好きな人などいると思います。

こう言った日々の暮らしを、どれだけ変えることができるのかが大切です。大袈裟に言えば、自分の基準を猫に合わせていけるかと言うことでしょう。余裕がないと言うのは、色んな意味でもあり猫を飼う時期に相応しくないと言うこともあります。

4.寛大な心で猫を愛せるか?
首を傾げてこちらを見つめる猫

猫を飼うと性格が変わることもあるでしょう。短気な性格が温厚になることもあるし、反対になることもあります。猫にとって良いのは、感情の起伏が激しくない人が理想でしょう。猫が思い通りに行動しなくても、許せる寛大な心が必要です。

5.猫を実際にお世話するイメージがつくか?
猫を飼って、「思っていたのと違った」「こんなに手がかかるのか」「こんなはずじゃなかった」などの言い訳は通用しません。猫の習性を理解して自分がどのようにお世話をしていくべきなのか、猫をお迎えする前に一度立ち止まって考えてみる必要があります。

6.猫の終生に責任を持てるか?
猫の寿命は年々伸びてきているとも言われています。平均寿命よりも長くなっていますので、20年以上生きることもあります。そのため猫の終生を看取れることができるのかも重要です。その後面倒を見てくれる人を探すなど予め先の事を考えておく事も必要でしょう。

猫は自分よりも先に亡くなる
草原を走る猫

猫は人間の4倍のスピードで歳をとるとも言われています。小さかった子猫もあっとゆう間に大きくなり、そして歳をとっていきます。長い間共に暮らし、家族同然になった猫との別れはとても辛いです。しかし猫が亡くなり悲しんだ後は、立ち直らなければいけません。

人間よりも短命な猫の、生と死にしっかり向き合う自信が必要だと思います。

まとめ
女性の口元に手を当てて拒否をする猫

家族として猫を飼える人がいる中で、一時的な感情だけで猫を飼い失敗する人が多いようです。猫を飼うなら、責任をもつのは頭にあっても行動が伴わなければいけません。軽い気持ちで猫は飼わない、猫を飼うタイミングを待つのは大切です。猫にも大切な命があることを忘れてはいけませんね。
posted by しっぽ@にゅうす at 02:09 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ご近所は大迷惑! 「モンスター飼い主」への遭遇率が高い職業が判明

ネタりか



動物と触れ合うことで、心が落ち着いたり、癒された経験はないだろうか。

近年では、「アニマルセラピー」など、医療の面でも人々を助けるなど、私たちの生活に深く関わっている動物たち。また、家庭で飼うペットは、家族の一員として心を和ませ、日々の生活を潤してくれる。

しかし一部には、糞尿の始末を怠ったり、ノーリードで散歩をさせるなど、マナーを守らない飼い主が存在する事実も。そんなマナーの悪い飼い主に遭遇したことがある人は、一体どのくらいいるのだろうか。



■3割の人が遭遇経験あり
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の30.1%が「マナーの悪い飼い主に遭遇したことがある」と回答した。

マナー悪い飼い主

約3割の人がマナーが、悪いと感じたことがあるようだ。



■年上世代の多くが感じている
さらにこの結果を男女年代別にみてみると…



50代、60代の男女ともに半数を超える結果に。とくに60代は現役を退いた人も多くいる世代。ニュースや、近所の散歩に出掛けたときなど、1日の様々なシーンでマナーの悪い飼い主を見かけることが多いのかもしれない。



■フリーランスは遭遇しやすい?
そして職業別にみてみると、興味深い傾向が判明した。

マナー悪い飼い主

自由業が64.6%と一番多い割合に。それを追うように、会社経営、自由業、公務員と半数超えが続く。会社経営者は自身が社長として部下を束ているためか、マナーについても厳しい人が多いのだろうか…。

一部のマナーの悪い飼い主のせいで、善良な飼い主まで悪いイメージを持たれてしまうことは、釈然としない。また、自分がよかれと思っていても、それに周囲が迷惑し、困っている可能性も。

「モンスター飼い主」にならないように、しっかりモラルを守っていってほしいものだ。

(文/しらべぇ編集部・ちくわり子)

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2019年3月22日〜2019年3月27日
対象:全国10代〜60代の男女1732名 (有効回答数)
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上目遣いで人を見る、怖がりな保護犬を引き取った話

ネタりか


動物保護センターにいた、とても怖がりな犬

その犬は長い期間保護センターに収容されていました。どのくらいの期間放浪犬として暮らしていたのか、また、もしかしたら家庭犬として暮らしてその家を出て行ってしまったのかは分かりませんが迷子犬としてセンターに収容されました。

聞いた話では、収容場所付近の家で外飼いされている犬のご飯を、時々食べに来ていたようです。首輪や鑑札、迷子札など何も付いていませんでした。それで、迷子犬ではないかと収容されたのです。

センターでは、全く攻撃性はなく食欲もあって、元気に過ごしていたようでした。ただ、繋がれている近くを通ると少し距離を取り、上目遣いに通り過ぎるのを待っているような犬でした。

収容されている期間、人懐っこい他の犬とは、正反対の性格みたいでした。それでも手を差し出すと恐々舐めてくるようなかわいい所もあったのです。

我が家で引き取るまで
散歩中

中型の雑種で、体の大きさだけでは育てやすい犬でしたが、なかなか怖がりで慣れるまでにはかなりの時間がかかりそうでした。それで暫くは譲渡されなかったのですが、そういう性格でも構わないからと、一家庭に譲渡されたのです。

でも、その譲渡先を10日くらいで逃げ出してしまいました。そして、また放浪犬として1か月くらい過ごしていたのです。せっかく安住の家が見つかったと思っていたのですが、何かが合わなかったのでしょう。それから、また、センターに保護されて収容されました。そこで、今度はセンターからボランティア団体へと移ったのです。

一連の出来事をコミュニティサイトで知った私は、センターにいた時からとても気になっていましたので、我が家に譲渡してもらうために、団体の譲渡会に出向いたのです。

譲渡会場には、その他にもいろいろな犬達がいましたが、私はその犬だけしか見ませんでした。ケージ越しに差し出した手をすぐに舐めてくれましたので、何も迷わず譲渡してもらったのです。

現在の生活
2匹で寝ている

我が家へ来てからは、先住犬もいましたので相性が心配でしたが、一日目から仲良くなっていました。我が家に慣れるまでは脱走が心配でしたので、外への散歩は1週間くらいは行かずに排泄は庭で済ませていました。

それからの散歩は、まず自分の匂いを付けさせたっかので、家の近くだけを歩いて、少しづつ距離を長く散歩していました。1か月くらい経ったとき、朝の散歩中に突然車が道路の横から出てきて、それにお互いびっくりして、持っていたリード2本を離してしまいました。

慌てて呼び止めたのですが、とってもびっくりして怖かったのでしょう、家の前を通り過ぎて住宅街に走って行ってしまったのです。それから、半日あちらこちら捜し歩きましたが、見つかりませんでした。暑い夏の日でしたので、熱中症にでもならないかと心配でした。暗くなってからも散歩の道のりや住宅街を捜し歩きましたが、何も手掛かりはなかったのです。

真夜中、もう一度探しに行こうと思った矢先、真っ暗な通りの向こうから黒い影がこちらに近づいてきました。間違いなく、いなくなった我が家の犬です。私は声を出したらまた走り去るかもしれないと思いながらも、思わず名前を呼んでしまい、その声にまたまたびっくりして、家の前を通り過ぎて行ったのです。

ただ、自分から帰ってきたから静かに待っていればまた戻てくるだろうと思いました。それから30分くらい経った時、また通りの先から今度は走って庭に入ってきたのです。私はその様子を駐車場の車の中からじっと見ていました。そして家の中から静かに玄関を開けてもらい、何事もなかったかのように部屋に入って行ったのでした。深夜3時過ぎの事でした。

我が家に引き取ってからすでに6年以上経ちますが、このような出来事は1度だけです。今ではすっかりシニア犬になりましたが怖がりでビビリな性格は変わっていません。ただ、人を上目づかいで見るようなことはしなくなりました。初めて会う人には、自分から近寄って行くようになりました。

保護犬ってかわいい
成犬を引き取る事を躊躇する方の中には、性格とか正確な年齢が分からないから・・・など言われる方が中にはいらっしゃいます。もちろん、子犬から育てたいと考える事もいいと思います。ただ、経験を通して言えることは、成犬でも愛情をもって接すればなついてくれるし、性格もほぼ出来上がっている分、注意することとか分かりやすく逆に育てやすいと思います。

全国には犬や猫の保護センターやボランティア運営の保護シェルターなど、たくさんあります。譲渡までとはいかなくても、一度足を運んでみるだけでもいいのではと思います。案外家庭に合った犬が見つかるかもしれません。
posted by しっぽ@にゅうす at 01:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする