動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年05月08日

動物園に捨て犬20頭、昨年末から計3回も… 悩んだ末にブログで公表

withnews編集部



宇都宮動物園が10連休初日に公開したブログが、ネット上で注目を集めています。タイトルは「許さない」で、飼育員用の出入り口に子犬が捨てられていたことが書かれています。昨年11月から計3回、合わせて20頭を保護したという飼育員に話を聞きました。


先月27日に発見された時の様子

先月27日に発見された時の様子

出典: 宇都宮動物園の飼育員ブログ

10連休初日に

 先月27日夜に公開された宇都宮動物園の飼育員ブログ。その日、飼育員用の出入り口に子犬が捨てられていたのを発見したことが記されています。

 昨年から続いていて今回が3回目。ラブラドールレトリーバー系とゴールデンレトリーバー系の計20頭を保護したとあります。

 捨てられていた状況や子犬の系統と性格が似ていること、ペットシーツを大量に箱買いしたと思われる段ボールに入れられていたことから、「私達飼育員は、同じブリーダー関係の人間が捨てたのではないかと考えています」と推測しています。


先月27日に発見された時の様子

先月27日に発見された時の様子

出典: 宇都宮動物園の飼育員ブログ

「ブログを書くことも悩みました」

 ブログで紹介することにした経緯については、以下のように説明しています。

 どうしてこんなことができるのか……悲しい?悔しい? もう表現できない、言葉にできない感情でぐちゃぐちゃです。

 正直、このブログを書くことも悩みました。

 書くことで、仔犬を捨てた犯人を多少追い詰めることはできても、じゃあ、今度は違う場所に捨てられたら?

 もしその捨てられた場所が人があまり立ち入らない場所だったら?

 救えない命を生むことに繋がりかねない……そう考えると、書くべきなのか否か何時間も悩みました。

 でも、他の飼育員ともたくさん話し合い、解決に向かう第一歩として書く(動く)ことを決め、今のブログ更新に至ります。

「絶対許さない」

 そして文章の最後は、こう結ばれています。

 今日、犬を捨てた人間に言いたいです。

 絶対許さない。

 絶対にこのままじゃおかない。

 私が言いたいことは以上です。

先月27日に発見された時の様子

先月27日に発見された時の様子

出典: 宇都宮動物園の飼育員ブログ

飼育員に聞きました

 このブログに対して、「動物園に子犬を大量に捨てていく連中がいるのか」「監視カメラとか設置できないのかな」といった多くの反響が寄せられています。

 「昨年11月中旬に4頭、11月末に7頭、そして今年4月27日に9頭を保護しました。元職員が保護した9頭も含めると29頭になります」

 そう話すのは、今回のブログを担当した飼育員です。

 ブログで紹介することで「動物園なら捨ててもいいんだ」という安易な考えを生むのではないか、他の場所に捨てられて命を落とすことになるのではないか。そんな思いもあって、これまで積極的に公表してきませんでした。

 「今回で3回目ということもあって、飼育員で話し合ってブログに書くことにしました」


Play Video
宇都宮動物園に捨てられていた犬たち。一緒に遊んであげるうちに、だんだん心を開いてくれるようになったそうです。

出典:宇都宮動物園の飼育員ブログ

タイトルに込めた思い

 宇都宮動物園では2016年6月にも、動物園前に置かれた段ボールの中にいた子猫を保護。

 そのことをFacebookに書き込んだところ、捨てた人を非難するコメントだけでなく、他の動物を守るために保健所へ届けた動物園の対応を批判する意見も寄せられました。

 今回のブログの文章を書くにあたっては、「動物園に捨てれば大丈夫」と思われないよう、感情を抑えながら事実関係や経緯をしっかりと説明することを意識したそうです。

 「文章の最後とタイトルには強い言葉を使いました。そこにすべてを込めました」


里親が見つかって

 幸いなことに、保護した20頭のうち19頭は里親が見つかり、残る1頭の「でん」はショーで活躍する犬として特訓を受けています。


保護された犬のうちの1頭「でん」は、ショーで活躍する犬として特訓を受けています

保護された犬のうちの1頭「でん」は、ショーで活躍する犬として特訓を受けています

出典: 宇都宮動物園の飼育員ブログ


 宇都宮動物園では、毎週末にしつけ教室を開催しています。

 「近所からクレームがきたから」「やんちゃすぎて手におえないから」といった理由で捨てられる命を1頭でも減らしたいとの思いから始めたそうです。

 「防犯カメラを設置すればいいじゃないかという意見も出ますが、うちに捨てられなかったら解決なのかといえば、そうではありません。『捨てさせない』『捨てるぐらいなら増やさせない』といった取り組みが必要だと思うんです」

 ブログに多くの反響が寄せられていることについては、こう話します。

 「直接捨てに来る人だけでなく、捨てられているのを見つけて動物園に置いていく人もいます。助けてあげたいという気持ちはあっても、やっていることは同じです。放置するのではなく、動物保護団体に相談するなど正しい知識を身につけて、命を正しい扱っていただきたいと思います」
posted by しっぽ@にゅうす at 08:30 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教えて!犬の免疫力を高めることはできる?4の方法とメリット

ネタりか



犬の免疫力を高める方法1.規則正しい生活
撫でられている犬

免疫力を高める方法として、規則正しい生活は必須項目となります。早寝早起きはもちろんのこと適度な運動、適切なバランスが取れた食事もとても大切になります。規則正しい生活を送ることで、体に必要な栄養素を十分に摂取し、健康的な生活を送れるようになります。

犬にとっても人間にとっても、健康的な体を作るために必要なのは規則正しい生活を送ることを心がけ免疫力を高めましょう。

犬の免疫力を高める方法2.バランスの取れた食生活を心がける
ご飯を食べている犬

食生活は体を作るために重要な項目です。愛犬が欲しがるからと、人間の食べ物を頻繁に与えてしまったり、カロリーの高い食事ばかりを与えたり、おやつを大量に毎日与えてしまうと、体の栄養バランスが乱れてしまい、免疫力の低下を起こしてしまいます。

カロリーが高い食事を与えれば栄養がたくさん取れるし、免疫力もアップするのでは?と、言う方も時々いらっしゃいますが、そのようなことはありませんのでご注意をください。

逆にダイエット中だからと、食事量を極端に減らしてしまうと、栄養不足となってしまいます。ぜひダイエット中だからといっても、食事を単純に減らすのではなく、栄養価を考えてメニューを考案をしましょう。

犬の免疫力を高める方法3.感染症を予防する
寝込んでいる犬

免疫力が低下する原因としてよくあげられるのが感染症や病気の影響です。感染症に感染をすると、どうしても体の免疫力が低下をしてしまい、違う病気を発症するなどの悪循環に陥ってしまいます。

感染症を全て予防することは不可能ですが、事前に予防接種などを受けることで感染症を予防できる可能性はあります。さらに、感染症にかかったとしても早期発見、早期治療を行うことにより、悪化を防ぐこともできます。

一度感染症に陥ると、体力を回復するのが困難になる可能性も十分にあります。愛犬の健康を守るためにも、ぜひ予防接種と定期的な健康診断は受けるようにしましょう。

犬の免疫力を高める方法4.免疫力を高める食材やサプリを利用する
テーブルに座っている犬

免疫力を高めたいのであれば、免疫力向上に効果的なサプリメントや食材を積極的に摂取してはいかがでしょうか?特に免疫力を高める食材を使って手作りごはんやおやつを作ってあげれば、犬も楽しみながら免疫力アップができます。免疫力を高める食材として有名なのはキノコ類、大根、ピーマン、ニンジンサツマイモ、ブロッコリーなどの野菜類、さらには納豆も効果的だと言われています。

また、お手軽に免疫力アップをしたいならば、サプリメントを利用するのがおすすめです。ぜひ、愛犬の免疫力を向上させるためにも、免疫力アップに効果的な食材やサプリメントを利用してあげましょう。

犬の免疫力を高めることで得られるメリット
走っている犬

犬と免疫力を高めることで得られるメリットはズバリ、病気になりにくい健康的な体を与えてくれるという点です。免疫力を高めたら病気にならないというわけではありません。免疫力を高めることで病気のリスクを大幅に減らせるということです。

病気になりにくい体を持つということは、長生きをしやすい体を持つということです。健康寿命を伸ばしてあげるためにも、ぜひ免疫力を高める生活を心がけてあげましょう。

まとめ
笑顔で散歩する犬

犬の免疫力を高める方法は、普段の何気無い心がけです。当たり前の生活を当たり前に送らせてあげることで健康的な体作りが行えます。ぜひ、犬の免疫力を高める方法を実践して愛犬の健康を守ってあげましょう。愛犬の健康を守れるのは飼い主だけですよ。
posted by しっぽ@にゅうす at 07:31 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飼い主の「生活の質」は、犬の「生活の質」に直結しているという研究結果

ネタりか



C-BARQに続く「犬の福祉評価ツール」開発の研究
犬を撫でる飼い主の手

犬の行動を評価し、調査するための標準化されたツールとして世界中で活用されているC-BARQという質問票がありますが、このたびスウェーデンのリンネ大学の研究者が、犬の福祉の評価ツールを開発するための予備研究を発表しました。

そこから見えてきたのが、飼い主の「生活の質=Quality of Life(以下QoL)」は、犬のQoLに直結しているということでした。当たり前じゃないか?と言えばそうなのですが、犬のQoLを考えるときに飼い主のQoLも同時に考えるということは、今まであまりなかった視点だと思います。この予備研究の内容をご紹介してまいります。

犬の福祉を評価する際の3つの質問票
紙くずを撒き散らかして靴下を咥える犬

研究者は総合的な犬の福祉評価のためのツール開発の予備研究として、3つに分けられた質問票を作成し、犬に飼い主を対象にしたアンケート調査を行いました。3つのアンケートのそれぞれの内容は以下の通りです。

✔犬の行動評価を、一部改訂したC-BARQにて行う 
✔犬のQoL評価を以前の研究で検証済みの質問票にて行う
✔飼い主のQoL評価を以前の研究で検証済みの質問票にて行う

研究者の最終目的は、これら3つを総合分析して、犬の生活の中で問題のある部分を特定することを助け、何をすれば犬の生活がもっと幸せで充足したものになるかを探るためのツールの開発です。

犬の福祉のための大切な要素
落ちこむ女性と心配そうに見つめる犬

スウェーデン、カナダ、アメリカの回答者から185の回答が得られました。動物福祉において一般的に認められている5つの領域は、「栄養、環境、健康、行動、情緒的経験」ですが、研究者は得られた回答を分析した結果、6番目の要素として「飼い主のQoL」を挙げました。

研究者は、現代の家庭犬の多くは肉体的なニーズは満たされているが、社会的および精神的な環境が満たされていないと懸念しています。あまりにも長い時間を家の中での留守番に費やしている結果として、社会的および精神的な刺激が不足している犬が多いというものです。

このように社会的、精神的な面の福祉が乏しい場合、分離不安や過度な興奮、恐怖などの行動上の問題につながる可能性があります。ここで犬のQoLは低下し、犬の福祉も損なわれます。

さらに犬の行動上の問題は、多くの場合飼い主を苛立たせて飼い主のQoLが低下します。飼い主の感情的な不安や苛立ちは犬の感情にも影響を与えますが、中には犬に対して物理的な罰を与えるという飼い主もいます。こうなると完全に負のスパイラルで、犬のQoLも福祉もさらに損なわれ、犬と人間の結びつきも弱くなっていきます。

これは、「卵が先か、ニワトリが先か」というような問題なのですが、福祉が整っていない環境にいる犬に行動上の問題が多く、それが飼い主にストレスを与えて生活の質の低下を引き起こしていることが確認されました。

研究の目的は評価ツールの作成なので、この予備研究で使用された質問票が有効であったことは分かりました。研究者は今後より多くの集団における結果を検証するために、さらなる調査を続けると述べています。

まとめ
お手をするダックスフンドと笑顔の女性

犬の福祉評価ツールを作成するための研究の中で、犬の生活の質と飼い主の生活の質は強く結びついており、飼い主の生活の質は犬の福祉の重要な要素であるということが確認されました。

犬の行動上の問題が飼い主のストレスになる場合、まず考えなくてはならないのは、犬が現在の生活環境に適応するのに苦労しているのではないか?ということです。その根本的な部分を解決しなくては、犬も人間も生活の質が低下し、関係性も悪くなっていくという負のスパイラルに陥ってしまうという重要なことにハッとさせられる研究報告でした。

《参考》
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0168159118303472#!
posted by しっぽ@にゅうす at 07:28 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ペットショップでは香水NG」投稿話題に、におい製品は動物に有害? 獣医師に聞く

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「動物園やペットショップに来るときは、香水をつけないでほしい」。このような注意喚起が先日、ネット上で話題になりました。普段、何気なく使っている香水やアロマ、布製品用の消臭スプレーは動物や鳥類にとって有害で、何らかの不調を来す危険性があるようです。

 ネット上では、「知らなかった」「何が原因?」「ペットがいるけど、消臭スプレー使ってしまってる」「どんなことに気を付けたらよいの」など、さまざまな声が上がっています。アロマなど「香りを楽しむ製品」が動物に与える影響について、獣医師の増田国充さんに聞きました。

化学物質過敏症の恐れあり
Q.鳥類を含む動物にとって、香水やアロマ、布製品の消臭スプレー、柔軟剤など「人間が香りを楽しむ製品」は有害なのでしょうか。

増田さん「有害なものもあります。この問題は昨今、ヒトで『化学物質過敏症』と言われ、問題になっていますが、獣医学系の雑誌でも『香害』と題して紹介されました。

においは、化学物質が揮発したものを鼻の奥にある嗅細胞(きゅうさいぼう)が検知することで認識します。化学物質には、天然のものもあれば、合成的に作られたものもあります。化学物質の中には、薬と同じような作用を持つものもあり、それらが良くも悪くも、ヒトや動物に影響を与えることがあります。体がこれらの物質に対して頻繁に、あるいは高濃度で触れるような場合、生体反応の一部として過敏反応が出るものと考えられています。

『どの商品に含まれるどの成分が、どのような作用を動物に与えるのか』はまだ解明されていない点があります。とはいえ、芳香剤や柔軟剤を替えてから不調が生じた場合、化学物質過敏症の可能性があるかもしれません」

Q.アロマなどの有害性について、個体差や「慣れ」の影響はありますか。

増田さん「個体差は存在すると考えられます。ただ、嗅覚は比較的慣れが生じやすいのですが、化学物質に触れていることには変わりないので、においに慣れている、あるいは慣れてきたからといって、安全ということではありません。むしろ、人間もにおいに慣れて、感覚が鈍くなっていることが多く、知らず知らずのうちに使用量が増えていることもあるので、注意が必要です」

Q.アロマなどの有害性について、特に注意すべき動物はいますか。

増田さん「同じ化学物質であっても、動物の種類によって感受性が異なる場合があります。ヒトでは問題がなくても動物には適さないこともありますし、先述のように個体差もあると思います。

『猫にアロマ精油は使ってはいけない』といわれますが、すべてNGというわけではありません。ただし、『ケトン』という成分が高濃度に含まれる精油は、使用を控えた方がよいでしょう。一部のアロマオイルは成分分析表が同梱されているので、それらをよくご確認いただくと参考になります。

アロマで使用されている精油には、非常に多くの種類があります。同じ精油であっても、原材料や抽出方法によって、体への影響が異なる場合があります。比較的安価な精油の場合、天然の精油に似せて作られたものも存在します。『アロマ全体が悪影響を及ぼす』ということではなく、成分がきちんと科学的に分析されている精油の方が安心でしょう」

Q.ペットと暮らす家庭において、特に注意すべき製品や使用例があれば教えてください。

増田さん「人間が『強いにおい』と感じるものは、動物の場合でも、同様か、それ以上に感じられるケースがあります。そのため、消臭剤や芳香剤などを必要以上に使用しないのは、対策の一つとなりうるでしょう。

これらの製品を直接動物にスプレーすると、健康被害につながる恐れがあるため、動物に対して安全性が確立されているものを選んで使用しましょう。また、同じ化学物質に長期間触れていると、ある時、急に過敏反応が出るケースもあります。基本的には、できるだけにおいに頼らない快適な空間を作ることをお勧めします」

Q.もし動物(ペット)の近くでアロマ・香水などを使用してしまった場合、どのような対処が必要ですか。

増田さん「ペットが不調を来している場合、かかりつけの獣医師にご相談ください。不調の原因がにおいによるものか判断できないケースがありますが、普段生活している環境や食事内容とあわせて、使用している芳香剤や香水、柔軟剤など、においに関するものについてもチェックしておくとよいでしょう。

化学物質過敏症については不明点も多いのですが、不調の原因となりうるものを環境中から取り除くことが原則なので、使用中のにおいに関する製品の見直しを行ったり、使用を中止したりすることで、不調が改善することがあります。いずれにしても“様子を見過ぎない”ように注意してください」

Q.「香水NG」などの注意喚起をする動物園やペットショップもあるようですが、まだまだアロマの危険性は知られていないようです。

増田さん「『アロマがすべて悪』というわけではありませんが、アロマテラピーに関して相応の知識を持ち、使い方や量を検討しなければいけません。一例として、動物に関するアロマテラピーについて勉強できる団体もあります。いずれにせよ、『におい物質=化学物質』でもあるため、人間と同様に、過剰な接触や体質によって動物にも体調不良が出るリスクがあることを知っていただければと思います」

オトナンサー編集部
posted by しっぽ@にゅうす at 07:26 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

超人見知り!…「不器用なほうが可愛い」と選ばれた茶トラの保護猫

Yahoo! JAPAN


岡本リアちゃんは、茶トラの保護猫。一見人懐っこく見えるが、お家に迎えた頃は、ごはんをあげてもシャーシャー威嚇する超恐がり。しかし、飼い主の岡本さんは、ぐんぐん自己主張する猫より、あえて不器用な子を選んだ。

【写真】引き出しや本棚の本と本の間に隠れたり…人が苦手で、いつもビクビクしていた

■工事用のトラックが行き交う荒れ地にいた子猫

 岡本リアちゃんは、横浜のとある場所、雑草が生い茂る空き地にいた。そこは工事車両がたくさん出入りするところで、他にも野良猫が何匹かいたという。工事関係者の人が猫を可愛がってエサをあげていたが、いつトラックにひかれてもおかしくない危険と隣合わせ。これは危ないというので、猫の保護活動をしている人たちが野良猫を捕獲、保護した。2012年夏のことだった。

 横浜に住む岡本さんは、近所のスーパーに里親募集中の猫の貼り紙がしてあるのを見て保護主さんに連絡したという。

 「うちにはメルトという保護猫がいるのですが、日中留守番する時に淋しいだろうと思って、ちょうどその時2匹目を飼うことを考えていたんです」

 里親を探している猫たちに会うため、岡本さんは保護主さん宅を訪ねたという。

■不器用な猫のほうが可愛い

 保護主さんは、長年活動している人で、自分の猫が6匹ほど、里親を募集している猫は10匹以上いたという。

 「猫を子供のように思っているとおっしゃっていました」

 すぐに岡本さんの膝に乗ってくる人懐っこい猫たちもいたが、岡本さんは、自己主張しない子に目がいったという。

 「不器用な子のほうが可愛いと思い、怖がりでおとなしめの子を希望しました」

 「保護主さんに、リアは、どこかに潜って隠れたり、机の引き出しや本棚の本と本の間に隠れていたりすると聞いたんですが、そうしたエピソードが可愛くて、この子にしようと思ったんです」

■猫は好きだが、人見知りが激しいリアちゃん

 2012年11月2日、リアちゃんは岡本家にやってきた。先住猫のメルトくんという黒猫は、リアちゃんの倍くらいの大きさのがっちり体型。当時5歳くらいだったのだが、まだまだ遊びたい年頃、リアちゃんを怪我させないよう注意したそうだ。しかし、そんな心配をよそに2匹の猫は最初から仲が良く、互いに毛づくろいをしていたという。

 猫同士はすぐに仲良くなれたが、リアちゃんはシャイで人見知りが激しく、岡本さんがごはんをあげようと思っても、シャーシャー言った。人の気配がすると隠れてしまうので、どこに行ったのか分からず、探し回ったこともあるという。そんな日が1カ月ほど続いたが、大事に育てられたリアちゃんは、無事岡本家の一員になった。

(まいどなニュース特約・渡辺陽)
posted by しっぽ@にゅうす at 03:44 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする