動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年05月09日

猫がトラバサミ被害 前脚挟まれる、県動物愛護協が保護

東京新聞



動物をむやみに傷つける恐れがあり、二〇〇七年から鳥獣保護法で使用が原則禁止されている捕獲器具「トラバサミ」に左前脚の先を挟まれた雄猫(推定三歳)が、県動物愛護協会(横浜市港北区)で保護されている。山田佐代子会長は「トラバサミは残酷な捕獲方法。昔設置した人も早く撤去してほしい」と訴える。

 同区鳥山町周辺で地域猫の世話をしているボランティアが四月二十七日、トラバサミを引きずって歩く弱った猫を見つけて協会に持ち込んだ。壊死(えし)が進んでいたため、協会付属の病院で左前脚全体を切断手術した。「よしお」と名付け、しばらくは回復のために保護を続ける。被害は港北署に連絡した。

 トラバサミを使用すると、一年以下の懲役か百万円以下の罰金を受ける可能性がある。協会は三年前にも、トラバサミの被害に遭った猫を保護した。山田会長は「またか、という思い。小さい子どもが手を挟まれる心配もあり、危険という認識を広めていく」と話した。 (志村彰太)
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ノラ猫を保護するときにすべき3つのこと

Yahoo! JAPAN



もし、ノラ猫を保護することになったら、どのような対応をすればよいのでしょうか?  この記事では、いざというときのためにも知っておきたい「ノラ猫を保護するときにすべきこと」について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

【関連記事】突然の出会いが幸せの始まり 犬のいる家庭にやってきた、保護猫からしちゃん

ノラ猫を保護するときにすべき基本的な対応は、次のような3つの対応があります。

ノラ猫を保護するときの基本的な対応 @「本当にノラ猫かどうか」確認を!
ノラ猫と思っていても、じつは地域猫、放し飼いの飼い猫などであることがあります。見かけたときに、以下のことを確認してみてましょう。地域猫を示す印(カット)が耳に入っていないかノラ猫の割に非常に人懐こかったり、太ったりしていないか

ノラ猫を保護するときにすべき3つのこと
治療を受ける猫
A動物病院で受診を!
ノラ猫を保護すると決まったら、まずは動物病院へ行きましょう。野外で生活してきたノラ猫は、外見上はわからなくても、伝染性のウイルスや寄生虫などの感染症にかかっているかもしれません。まずは全身チェックを受けて、必要であれば駆虫、ワクチン、治療を始めましょう。また、避妊・去勢の手術や、脱走の恐れがあるときはマイクロチップを埋め込むことなども、必要になるかもしれません。

ノラ猫を保護するときにすべき3つのこと
見張る猫
B「そのコにとってのベスト」を考えて!
生まれたときから屋外で育っているコは、完全な屋内の生活になかなか慣れることができず、脱走したり、家の中で鳴き続けたり、ストレスで体調を崩してしまうコもいます。また、人にも慣れていない場合は、攻撃的になったり、家の中の人の目の届かない天袋などにこもったまま出てこないことも。保護することがそのコにとって本当にいいことなのかどうか、立ち止まって考えてみましょう。

反対に、ノラ猫にやってはいけない2つのNG行動についても見ていきます。

ノラ猫を保護するときにすべき3つのこと
鳴く猫
@いたずらにエサだけを与える
特に、未避妊・未去勢のノラ猫にエサを与えると、さらにノラ猫を増やすことになってしまいます。

A連れてきたところとは違うところに放す
ノラ猫にもテリトリーがあります。元いたところで築いた地位を奪うようなことは、よくありません。

ノラ猫を保護するときにすべき3つのこと
鳴く猫
ノラ猫を保護したあと、万が一飼えなくなった場合は……
ノラ猫を保護したあと、万が一自分で飼えなくなった場合は、以下の対応をするべきです。

・里親を探す
・里親を見つけてくれる団体や動物病院に相談する

保護した以上、責任をもって新しい飼い主さんを探しましょう。

ノラ猫を保護するときにすべき3つのこと
くつろぐ猫
獣医師から見た「ノラ猫を保護すること」について
空腹に耐え、さまざまな病気やケガのリスクを負って屋外で生活するノラ猫。かわいそうと思うと同時に、自由気ままな生活にうらやましさを感じることも。基本的な病気の予防と避妊去勢さえ済ませていれば、地域猫として生涯を全うするのもありなのかもしれません。

今後、ノラ猫を保護することがあるかもしれません。いざというときのためにも、ぜひ覚えておいてくださいね。

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/雨宮カイ

ねこのきもちWeb編集室
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ペット高齢化社会 肥満や生活習慣病は予防医療を


Economic News



動物に対する医療が進化した結果、犬や猫などのペットにも高齢化が進んでいる。獣医による夜間・救急外来は全国的にあり、動物のための医療保険に加入することはもはや当たり前だ。2017年に動物関連企業が発表した、室内飼いされている犬猫の平均寿命は犬が14歳で猫が15歳となり、14年の調査よりも2年から3年伸びている。

 動物が家族同然に扱われる中で、「生活に癒し・安らき゛か゛欲しかったから」という理由でペットを飼う世帯はペットオーナーの3割にも上る。「家族や夫婦のコミュニケーションに役立つと思ったから」という理由を挙げる人も多い。そのような中で、ペットオーナーにとっては、自分のペットが長生きしてくれることはうれしいだろう。反面、飼っているペットの高齢化によって、高齢者が高齢になった動物を老老介護するという問題も起きている。

 70歳以上のシニア世代は「運動不足解消のため」に飼育を始めるケースが多い。実際、散歩の頻度や散歩にかける時間は全ての世代の中で最も多いという調査結果が出ている一方で、「最後まて゛世話する自信か゛ない」というのもペットの飼育を阻害する要因になっている。

 ペットも高齢化すれば視力低下や病気で目が見えなくなったり、足腰が弱って行動が困難になったりする。寝たきりになることで定期的に体勢を変えてやる必要や、排泄のサポートが必要になるケースもある。認知症にもなる。寿命が伸びればどうしても必要になるケアは、動物を飼う以上覚悟しておかなければいけないだろう。

 しかし、予防できる病気もある。肥満などの生活習慣病である。犬・猫ともに、食生活、運動習慣、ストレスが鍵になる。室内外で家族同然だからといって人間の食事を与えてしまうのは適切ではない。犬の場合は運動不足がストレスの原因になり、猫の場合は静かに過ごすことができなかったり落ち着けない環境であったりすることがストレスになる。また、犬や猫であっても年齢に応じてペットフードを変えていく必要がある。高齢になれば子犬・子猫の時と比べて必要な栄養素やカロリーが異なるからだ。

 年齢が上がることによるペットの病気の中には防ぎにくいものもあるが、生活習慣や飼育環境によっては予防できるものもある。子猫・子犬のうちからとはいわなくても、ペットがある程度の年齢になったら獣医師との連携の上で健康維持や予防医療に取り組むことが必要である。(編集担当:久保田雄城)
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犬の散歩に関連した高齢者の骨折が増えている【米国のリサーチ】

ネタりか


健康上のメリットが強調される犬の散歩だがリスクも
犬と散歩する年配の男性

様々な学術的なリサーチを通じて、犬の散歩が身体的、精神的、社会的に人々の健康をサポートするメリットは数多く報告されています。実際にそのメリットを肌で感じているドッグオーナーも多いと思いますし、犬との暮らしはその楽しさを強調したくなるものです。

けれど、アメリカのペンシルバニア大学医学部の学生の研究チームが、医療サイトJAMAネットワークに発表したリサーチで、犬の散歩中に骨折する高齢の人々が増加していることが指摘されました。

高齢者の骨折はどのくらい増えているのか?
腕にギブスをした女性

発表されたリサーチによると、65歳以上の人々の怪我のうち、犬の散歩に関連する骨折が増えていることが明らかになりました。2004年には犬の散歩中に骨折をした人の数は約1700件であったのに対し、2017年には約4400件に増加していたのだそうです。14年間で約2.6倍の増加というのは注目するべき数字ですね。

骨折した患者の4分の3以上は女性で、骨折の件数のうち約半分は上半身に発生していました。主な箇所は手首、上腕、指、肩です。骨折の具体的な箇所で一番多かったのは「股関節」で、全体の17%を占めていました。高齢者の股関節骨折は寝たきりになってしまうことに繋がったり、死亡率の増加にも関連したりするため、これは大きな懸念です。

また、このリサーチは救急医療機関で治療された骨折に関するデータのみを使っているのだそうです。ですから、他の医療機関で治療された骨折、腱や筋肉の裂傷も統計に入れた場合には、犬の散歩中に怪我をした高齢者の数は、さらに増加していることが考えられます。

なぜ犬の散歩中に骨折する高齢者が増えているのだろう?
犬と散歩する年配の女性

なぜそんなに犬の散歩中に怪我をする人が増えているのか?というのは、当然沸きあがる疑問ですね。リサーチの著者は、犬を飼う人が増えていること、高齢者の身体活動を後押しする傾向が増加の背景にあるのではないかと述べています。

アメリカだけに限らず、世界中の研究者が犬を飼うことで健康にポジティブな影響があるという研究結果の発表をし、犬を飼うことのメリットが繰り返し強調されてきました。「年を取っても活動的でありたい」「楽しみながら病気のリスクを低下させたい」という思いから、犬の散歩が人気になったことは想像に難くありません。

今回のリサーチの結果を受けて、研究者は「犬との散歩のメリットを挙げて推奨するときには、同時に散歩中の転倒リスクについても言及する必要があります。高齢者の負傷事故を最小限にするためにとりわけ重要です。」と述べています。

まとめ
小型犬を抱いてベンチに座る年配のカップル

2004年以降の救急医療データを基に、65歳以上の高齢者が犬の散歩中に骨折する例が増加しているというアメリカのリサーチ結果をご紹介しました。

犬を飼うことのメリットが強調され、犬を飼う人が増えたことが骨折増加のベースにあると考えられます。高齢の方が犬の世話をする場合、身体能力や犬のサイズや行動などをよく吟味することが必要です。

そして、その評価は第三者が頻繁に見直しを行うよう、周知徹底されなくてはなりません。見落としがちですが、散歩時の靴、犬のリードやハーネスなどの選択も、安全のための重要な要素です。

そして最も重要なのは、犬のことをよく理解した上で「その犬と飼い主のマッチングはふさわしいか?」を考えることです。
私が実際に聞いた例では「高齢の父親の運動のためにラブラドールを飼おうと思う。盲導犬になる犬だから、高齢者をサポートして散歩してくれるでしょう?」とおっしゃった方がいたというものです。

「とんでもない!」と驚くことは簡単ですが、犬に関する正しい情報を教えてくれるところが少なくて、何も知らなくても簡単に子犬が買える状況では、このような例は少なくないのだと思います。

老後の健康増進の散歩のためだと考え、元気一杯のヤンチャな子犬を購入して、犬も人も幸せになれない悲しい結末を防ぐためにも、犬に関する教育の周知徹底は不可欠です。

《参考》
https://pets.webmd.com/dogs/news/20190306/more-elderly-are-breaking-bones-while-dog-walking#2
https://jamanetwork.com/journals/jamasurgery/article-abstract/2727125
posted by しっぽ@にゅうす at 07:34 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の「マール」はただのカラー種ではない!その背景を知ろう

ネタりか



よく聞く「マール」ってなに?
マールという言葉を聞いたことはあるでしょうか?マールやブルーマールなど、一部の犬種にはブランドとして謳われることがあり、これは主に被毛のカラーを指しています。

しかし、このマールとは、単に被毛の種類を指して言うものではありません。「マール」とは元々どのようなもので、どういった経緯を持つのか、詳しくご紹介しましょう。

マールとは
犬を抱いた科学者と遺伝子のイメージ

マールとは、色素を作るメラニンのメカニズムに変異を起こして、被毛の色に変化を及ぼす遺伝子を指します。この遺伝子を持つと、色素を作る力が弱くなるため、白っぽく薄いカラーの被毛を持つ個体が生まれます。

これは犬種スタンダードとしては認められておらず、白系のマールの他にもブルーやセーブル、グレーのような色素の薄いカラーが挙げられます。

マール遺伝子を持つ犬の個体が生まれるには
マーブル模様の三匹の子犬

元々のマール遺伝子自体は、人間による犬の交配の中で生まれた突然変異遺伝子とされています。マール遺伝子を持つ個体は、体内にマール遺伝子を保有する親犬から生まれます。そして、父犬と母犬の遺伝子の組合せによっては、見た目にマール要素が見られない子犬もいます。

つまり、被毛自体はスタンダードカラーであっても、マール遺伝子を保有する場合があるのです。
これを知らずに交配をさせてしまうと、子犬にもマール遺伝子が受け継がれ、更に相手側もマール遺伝子保有個体であった場合には、マール遺伝子がより強く現れるダブルマールが生まれます。

遺伝子疾患とマール
授乳中の母犬と子犬たち

マールは、母犬のお腹の中で身体を作るときに遺伝子変異の影響を受けるため、遺伝子疾患のリスクが高いことがわかっています。病気になりやすかったり、障害を持って生まれたりする確率が、マールでないものと比べて格段に高くなります。特に目や耳に障害が出やすく、失明や難聴に陥るケースが多く報告されています。

また、マールを親として交配すると、生まれてくる子犬にもリスクを引き継ぐこととなります。

日本においての犬の遺伝子疾患
金網越しの悲しい表情をした犬

日本では、犬の遺伝子疾患が蔓延しており、これは異常だと言われています。原因は、80年代90年代のペットブームにより、ブリーダーが無理な繁殖を繰り返し、遺伝子疾患が現在まで受け継がれていること、未だに遺伝子疾患を持つ犬を繁殖させるブリーダーや飼い主がいることが挙げられます。犬や猫に対する愛護的意識が、日本は非常に遅れていると言えます。

マール同士の交配
お札の山に埋もれた子犬

マール同士の交配により誕生した子犬は、ダブルマール(ダブルダップル)と呼ばれます。元々病気になるリスクが高いマール同士の交配なので、ダブルタップルは病気や障害のリスクがより高くなると言われており、その交配は避けることが推奨されています。

しかし、ダブルマールの個体は体全体がより白いカラーで生まれることから、その珍しさで手に入れようとする人が絶えません。利益を求めてブリーダーは交配を進め、その結果、病気や障害に苦しむ犬が多く存在します。

犬を苦しめる人間のエゴをなくそう
ひとの手の上に置かれた犬の手

未だにマールカラーの犬の美しさやレアさを褒め称え、それを売りとして販売している例を多く見かけます。しかし、このように人間がマールをブランド化し、需要が生まれ、無理な交配をさせることで、障害に苦しむ多くの犬たちが生まれ、見捨てられたり命を落としたりしているのです。特にダブルマールの場合、それが顕著に表れています。

「この犬種のレアカラーが欲しい!」というような、犬の選び方をしている方もいるでしょう。しかし、そういった人間のエゴにより、犬たちに無理をさせていること、苦しめていることを忘れてはならず、そのようなブリーディングはなくしていかなければなりません。

もちろん、マールカラーで生まれてきた個体もダブルタップルの個体にも何の罪もなく、どうか心優しい人にもらわれ幸せになるようにと願うばかりです。「犬を選ぶ」のは、もう終わりにしましょう。
posted by しっぽ@にゅうす at 07:33 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする