動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年05月18日

ペットが増え世話できない 「多頭飼育崩壊」苦慮する自治体

産経新聞



ペットの犬や猫が繁殖し過ぎて世話ができなくなる「多頭飼育崩壊」−。その対応に自治体が苦慮している。持病の悪化や家族の認知症発症などをきっかけに状況が悪化し、担当者が気付いた時には室内が糞尿(ふんにょう)だらけになっているケースも。動物虐待の側面もある上、飼い主の生活立て直しには福祉専門職のアドバイスが不可欠で、政府や自治体は具体策の検討に乗り出した。

 ■認知症、病気で状況悪化

 「あっという間に子猫が増えてしまった。責任があるから、生活が苦しくても飼い続けるしかなかった」。仙台市に住む主婦(73)が猫を飼い始めたのは、東日本大震災後の平成23(2011)年。近所で生まれた5匹の子猫に、夫(79)が餌をやったのがきっかけだった。年金生活で猫に避妊・去勢手術をする余裕はなく、わずか半年で12匹に。その後も繁殖は続き、常に十数匹を世話する状態に陥った。

 自らも持病で入退院を繰り返しながら、認知症状で徘徊(はいかい)が始まった夫と暮らすうち、室内は糞尿が散乱した。近所からの苦情を受け、仙台市の担当者が昨夏、女性に避妊・去勢手術を促し「殺処分してもいいなら引き取る」と提案したが女性は拒否。ボランティアが引き取ることになった。

 ◆所有権は飼い主に

 市は「所有権は飼い主にある。引き取りを拒まれると、それ以上対策が取りにくい」と難しさを明かす。

 多頭飼育崩壊に至る経過はさまざまだが、高齢化が進み、飼い主のライフステージの変化に起因するケースが目立つ。病気の発症や失業、家族の死亡などで社会的孤立を深め、動物に依存する例が典型的。別の自治体の担当者は「単なる動物の問題と捉えていては解決しない」と言う。


長野市では、多頭飼育している高齢者の自宅を訪問する際、動物愛護の担当者のほか、ケアマネジャーなど福祉職が同行している。

 「市で引き取る際には殺処分する場合もある」と伝えると、飼い主の多くは「かわいそう」と身構える。そこで「生活を立て直すためにどうすべきか」との視点から説得するのが福祉職の役目。「動物と福祉の部署が情報共有し、早期対応を心掛けている」

 ◆法整備必要と訴え

 政府も対策の検討を始めた。動物愛護法を所管する環境省が、介護や福祉を担当する厚生労働省と連携し、本年度中に都道府県と政令市などに実態調査を実施。令和3年度中に多頭飼育崩壊を防止する方法や対応策を盛り込んだガイドラインをまとめる方針だ。

 動物虐待の防止に取り組む日本動物福祉協会(東京)の町屋奈(ない)獣医師によると、例えば英国では裁判所が多頭飼育崩壊などで虐待と認定した場合、飼育禁止を命じることができるといい「日本も同様に飼い主を規制できるようにする法整備が必要」と訴える。
posted by しっぽ@にゅうす at 00:29 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イヌはオオカミから進化した最強のパートナー


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<狩る側と狩られる側の関係から最強の絆で結ばれた「最良の友」へ――人間と犬の3万年の進化に遺伝学で迫る>
「人間は犬のおかげで生き延びてきた。犬は人間のおかげで生き延びてきた」

人類遺伝学の先駆者でベストセラーの著者でもある英オックスフォード大学のブライアン・サイクス教授はそう書いている。人間と犬、そして両者の歴史について豊富な知識を持つサイクスは、新著『ワンス・ア・ウルフ』でDNAと化石記録を掘り下げて犬の系図を解き明かした。

サイクスにとって、これは「どう猛な肉食動物が飼いならされるまで」というありがちな話ではない。「飼いならす側の話でもある。犬と同じく攻撃的な肉食動物の人類が、盟友になりそうもない相手とどうしてこれほど特別な関係を築いたのか」

犬との関係のおかげで、現生人類の祖先は他の人類を征服し、最終的には地球全体を征服した。人間と(犬の祖先である)オオカミが協力するようになった経緯について、直接の科学的証拠は乏しいとサイクスは言うが、「ネアンデルタール人が滅びて現生人類が生き残ったのは、(両者の移行期とされる)後期旧石器時代に重要な何かが起きたからに違いない」

人間と犬の共進化について、作家のマイケル・マーシェルがサイクスに話を聞いた。

***

――人間と犬はチームを組んでどのくらいか。

3万年かそれ以上だろう。

――犬と人間の絆は遺伝学を超える。

犬と人間との不思議な絆がこのテーマ全体を非常に興味深いものにしている。そのメカニズムの一部は科学的に証明されつつあるが、実質的な不思議さが損なわれるわけではない。

オオカミの群れと人間の集団の社会組織は驚くほど似ていた。どちらもハンターで状況を敏感に読み取ったが、オオカミのほうがはるかに敏感だった。飼い主はよく、自分の考え(そろそろ散歩の時間だ、など)が愛犬には分かると言う。これも狩る側と狩られる側だった頃の関係の遺産だ。オオカミにとってはわずかな振る舞いを手掛かりに獲物の群れから最も弱い者を選べることが重要だから。

――DNA研究の進展によって犬の祖先について明らかになったことで最も意外だったのは?

いろいろある。まず、遺伝的には犬は全てオオカミだけから進化してきたこと。次に、犬の大きさと外見の多様さはほんのわずかな遺伝子の変化でもたらされた可能性があること。そして社交性という人間の遺伝的形質は犬には反映されているが、オオカミには反映されておらず、「人懐っこさ」が犬の意図的な選択によっても進化してきた可能性だ。

イヌはオオカミから進化した最強のパートナー
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<飼い主にはショックかもしれない......>
――遺伝学的には「純粋」な犬種など存在しないというのは飼い主にはショックかもしれない。

いわゆる純血種は遺伝学的に全く同じだとよく誤解されている。だが実際は全ての種はそれ以前の種のミックス(交配種)で、以前の種自体が野生のオオカミの血を引いている。例えば同じ犬種なら外見は同じはずだが、いまだに個体差がかなり大きいのはそのためだ。

――意外にも犬好きではないそうだが、本書執筆中に変化は?

犬好きではないおかげで公平な見方ができた。だが調査と執筆の過程で、犬の多くの性質を称賛するようになった。飼い主に驚くほど忠実なところや飼い主との絆の強さなどだ。

<本誌2019年5月21日号掲載>

マイケル・マーシェル
posted by しっぽ@にゅうす at 00:27 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飼い主がペットにかける年間支出額で最も多い項目は?


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近年、ペットは家族同然と考える飼い主は増えている。アニコム損害保険の「ペットにかける年間支出調査(2018年)」によると、自分よりもペットの美容院に費用をかける飼い主が3割超えという結果に。また、犬と猫別の年間支出も明らかになったので紹介しよう。

ペットにかける年間支出調査(2018年)
交通費が大幅増。ペットと人が「一緒に楽しむ」施設が人気
2017年と比較すると、犬猫ともに上昇傾向がみられた。犬関連の支出では「しつけトレーニング料(120.0%)」「ドッグランなど遊べる施設(118.0%)」「交通費(129.9%)」などが増加していて、愛犬と一緒に外出を楽しむ傾向が見られる。猫の「交通費(222.8%)」も増加。犬と比べて外出嫌いといわれる猫だが、外出の機会が増えているようだ。

また、猛暑の影響で、光熱費も増加している。

1年間にかけた費用(犬・猫)



犬の体格で支出額に大きな差
体重別では、大型犬の年間支出が75万円と、昨年調査より15万円の増加が見られます。特に「病気やケガの治療費」「フード・おやつ」「ドッグランなど遊べる施設」の項目において、他の犬種と大きな差がみられた。



自分よりもペットの美容院に費用をかける飼い主が32.4%
自分自身よりも、ペットに費用をかけている項目を聞いたところ、32.4%が美容院(理髪店)と回答した。



「家族は1,000円カットで済ませている」「自分は2〜3ヶ月に一度のカットだが、愛犬は毎月カットしている」「良い食事と定期的なトリミングで予防できる病気があるので費用は惜しまない」「大切な家族だからできることは自分以上にしてあげたい」などの理由もみられ、愛するペットにかける美容費用を惜しまない飼い主の姿が伺える結果となった。

調査方法
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し2018年1月1日〜12月31日の1年間に、ペット1頭へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。
2018年分調査:有効回答数 2,668
2017年分調査:有効回答数 1,949 

関連情報/https://www.anicom-sompo.co.jp/
構成/ino

@DIME
posted by しっぽ@にゅうす at 00:25 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「犬の多頭飼い」メリットとデメリットは? 人とペットの赤い糸

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【人とペットの赤い糸】

 犬は人と暮らすのにベストなパートナーといっても過言ではない。ペットフード協会の2018年調査データによると、一世帯当たりの平均飼育頭数は1・24頭である。なかには3頭以上の多頭飼育をしている世帯もある。多頭飼育のメリットとデメリットを考えてみたい。

 まず、メリットとしては次の点があげられる。

 (1)相互作用が期待できる。遊び相手が常にいることでお互いに飽きることはない。

 (2)2頭以上いることで、お互いに社会化ができ、他の犬と初めてドッグランや散歩で出合ったときにうまくあいさつができるようになる。

 (3)犬同士が遊んだり、抱き合ってじゃれている様子を見たり、彼らの絆が深まる過程や、ボディーランゲージを観察できるのは飼い主にとっての喜びでもある。

 (4)1頭の犬が意気消沈したり憂鬱になったとき、他の犬が癒やしてあげることができる。特に高齢犬は若い犬が来ると元気になることが多い。

 (5)家族が出掛けている間、犬も寂しくなるが、他の犬がいると孤独感が癒やされ、2頭仲良く留守番ができる。

 (6)犬はもともと群れで暮らす動物だ。もちろん飼い主が犬のリーダーだが、先住犬が新たな犬にさまざまなことを教えてくれる。また、犬同士の間で上下関係ができるが、協調性が醸成され、問題行動を起こしにくい。

 (7)2頭以上いることで、1頭が不幸にも亡くなった場合でも「ペットロス」を防ぐ可能性がある。

 一方、デメリットとしては以下の点だ。

 (1)犬は歴史的に群れで暮らす動物だが、群れになじめない犬もいる。現代では、家で飼われているが、うまく一緒に暮らせず、犬同士が緊張状態に陥ってしまうケースもある。

 (2)2頭以上飼うことは、経済的に負担増になる。ペットフード協会の調査では、犬の平均寿命は14・29歳、1頭当たりの飼育に伴う生涯経費は179万3005円であるので、2頭だと358万6010円必要になる。

 (3)災害が発生した場合、責任を持って一緒に避難できるかという疑問が出ている。

 (4)十分な飼育スペースを確保しなければならない。

 (5)世話をするのに体力がいる。

 (6)鳴き声がうるさくなる可能性がある。

 (7)お互いの犬の悪い習慣を取り入れるリスクがある。

 2頭以上飼育している人の喜びの声を聞いてみると、「家がにぎやかになって楽しい」「2頭になったので、夫婦そろって散歩に出かけるようになった」「帰宅したときに3頭そろって出迎えてくれる」などなどだ。

 しかしながら、多ければ多いほど良いということはなく、最適な飼育頭数となると、災害時でもケアできる頭数が望ましい。先住犬との相性、経済面、家族で責任が持てるかどうかなど、必要な要素を考慮の上、楽しい犬たちとの暮らしを実現していただきたい。

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。
posted by しっぽ@にゅうす at 00:24 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬も花粉症になるの?〈犬の花粉症と対策について〉

tenki.jp



新緑の匂い立つ、素敵な季節になりました。5月といえば……人によっては、花粉症が落ち着く時期ですが、ワンちゃんたちにとっては、犬の花粉症が始まる時期なのです。なぜなら、5月〜10月の時期にブタクサなどの花粉が多く飛散し、反応してしまうワンちゃんたちが増加傾向に。犬の花粉症はどのような症状で、対策はどうすればよいのでしょうか?
そこで、「犬も花粉症になるの?〈犬の花粉症の症状、花粉症の対策6つ〉」について、みていきましょう!
ポイント解説へ
犬の花粉症の症状とは?
犬の花粉症対策6つ

犬の花粉症の症状とは?
なんだかかゆい……。
なんだかかゆい……。

犬が花粉症になると、どんな症状がでるのでしょうか? 早速、症状例をみていきましょう。

●犬の花粉症の症状例●
・くしゃみ
・鼻水、鼻づまり
・目や耳のかゆみ、皮膚のかゆみ
・目やに、目の充血
・発疹……など

犬にも花粉症になりやすい犬種がいます。

●花粉症になりやすい犬種●
・柴犬
・フレンチブルドッグ
・プードル
・テリア種
・レトリーバー種など

花粉症で病院に連れて行くと、どのような治療がされるのでしょうか?

●症状が軽い場合●
ステロイドや抗生剤などが処方されます。長期的な使用は、できません。

●症状が重い場合●
アレルギー性疾患の治療に用いられる脱感作療法が行われ、花粉症の原因となる抗原を投与してアレルギー体質の改善に。

人間の花粉症と同じような症状が犬にも出るんですね。お散歩から帰宅して、体の一部をかく、赤くなっているなどの症状がみられたら、花粉症の可能性が高いですので、動物病院へ行きましょう。血液検査で、アレルギーの原因が特定できますよ。
犬の花粉症対策6つ
花粉をドッグウェアでブロック!
花粉をドッグウェアでブロック!

愛犬が花粉症にならないように、対策はどうすればよいのでしょうか?

●お散歩は、花粉が飛散する時間帯を避ける●
一日のうち、午前中に花粉が多く飛散しますので、午前中のお散歩はなるべく避けてあげてください。また、お散歩中も花や植物に近づかないように注意しましょう。

●お散歩は、ブタクサが飛散するエリアを避ける●
ブタクサなどの植物が多く生えている草むらには、多くの花粉が飛散しているので、お散歩では避けてください。草むらにワンちゃんが入ると、体中に花粉がついてしまい、症状が悪化してしまいます。

●花粉防止スプレーを活用●
花粉症グッズといえば、「花粉防止スプレー」です。お散歩前に「犬用の花粉症スプレー」をワンちゃんにスプレーしてあげれば、付着する花粉を減らせますよ。
ブラッシングで花粉を取り除こう
ブラッシングで花粉を取り除こう

●ドッグウェアを着せる●
花粉が毛に付いてしまうのを避けるために、ドッグウェアを着せてあげましょう。花粉を付着させない効果のあるウェアなどを、取り入れてみてはいかがでしょうか?

●シャンプーやブラッシングを●
お散歩から帰宅したら、花粉を落とすために手足を洗ってあげましょう。定期的なシャンプーやブラッシングも効果的!

●こまめなお掃除&空気清浄機●
室内では、こまめに掃除機やぞうきんがけなどで、床掃除をしてください。空気清浄機を併用すると、さらに〇です。

参考
わんちゃんホンポ「犬の花粉症は皮膚に出る!症状と対策【獣医師監修】」(株式会社ピーネストジャパン)
pepy「犬も花粉症になる!症状と対策は?薬治療は必要?」(pepy株式会社)
ワンちゃんのためにも、お掃除は大切です!
ワンちゃんのためにも、お掃除は大切です!

花粉症は本当に、つらいですよね……もし、愛犬も同じ思いをしていたら……。飼い主さんもワンちゃんたちも、花粉で苦しまないために、できる対策から取り入れみましょう。そして、花粉に負けない快適な生活がおくれるようにしたいですね!
posted by しっぽ@にゅうす at 00:10 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする