動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年06月10日

【私のイチ押し】県動物保護センター・土肥富有子所長 動物の感情 新しい施設で明るく出迎え


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人間と同じで、犬や猫にも感情があると感じています。当センターに連れられてくる犬猫には、飼い主などとの別れを伴うものも多く、やはり、気分が沈んでいると考えられる個体も見受けられます。

 その点で、今月開業した新センターでの生活は、飼育動物たちにとって、とてもいい影響を与えると考えています。これまでは室内の明るさもそう、ケージの設置場所などもそう、決して飼育環境が充実しているとはいえませんでした。

 新センターでは、飼育部屋は明るく、広さにも余裕があります。犬猫たちを少しでも本来の元気に近づけられ、訪れる県民の皆さまには生き生きとした姿をお見せできるのではないでしょうか。そんななかで、譲渡の動きや動物愛護への関心が高まっていくことに期待しています。

 プライベートでは猫を2匹飼っています。16年前、近隣の獣医師が保護していた猫を譲り受けました。きょうだいですが2匹とも“排他主義”らしく、ほかの猫を増やすことを許してくれません(笑)。いつか訪れる「別れ」がいまから怖くて仕方ありませんが、一緒にいられる時間を大切にしながら過ごしています。

                   ◇

 【メモ】昭和40年生まれの53歳。東京都出身。小学2年のとき、親の仕事の関係で座間市に転居。麻布大学獣医学部卒。平成2年、県に入庁し、鎌倉保健所に配属。県保健福祉局などでの勤務を経て、31年4月から現職。獣医師。「県民の皆さまからたくさんの寄付をいただき、施設移転が実現した。ただ、ここがゴールではなく、譲渡先を広げるための通過点。身の引き締まる思いだ」
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夏だけじゃない!?今から発生率が上がる“犬の熱中症”には注意が必要です!


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人より地面に近い場所を歩いている犬にとって、熱中症はとても身近な病気です。この熱中症、夏だけでなく春にも起こり得る病気ということをご存じでしたか?  この記事では、春も注意が必要な熱中症の症状や、応急処置の方法について解説します。

【関連記事】エアコンの効いた部屋で不調に!? 犬の「冷房病」に見られる症状

夏だけじゃない!?今から発生率が上がる“犬の熱中症”には注意が必要です!
ポメラニアン 太助くん
熱中症の時期とは?
「熱中症」と聞くと、夏の暑い日に発症する病気と思いがちではないでしょうか。しかし、熱中症は、実際は4月下旬のGW頃からの発生率がぐんと上がります。

真夏にはエアコンをつけたり、水分補給をこまめにしたりと、多くの人が意識して熱中症対策をするでしょう。一方で春は「まさか熱中症なんて」と、油断してしまうこともあるかもしれません。そのため、人はもちろん、全身を毛で覆われた犬にとって、春も熱中症に気を付けたい時期といってもよいでしょう。

夏だけじゃない!?今から発生率が上がる“犬の熱中症”には注意が必要です!
トイプードル かのんちゃん
熱中症ってどんな症状?
熱中症になると、どのような症状が見られるのでしょうか。熱中症の症状は、軽度、中等度、重度の3段階に分かれます。

軽度から中等度の熱中症の症状
元気がなく、ぐったりした様子が見られる食欲がない「ハアハア」と荒い呼吸している大量のヨダレが出ている吐き気や嘔吐下痢をしている40℃以上の熱がある

重度の熱中症の症状
ふらつきが見られるけいれん発作意識がないショック状態上記のような重度の熱中症の場合は、最悪命を落とすこともあり、大変危険な状態です。一方、適切な処置を行い、幸い命は助かったとしても、急性腎不全や播種性(はしゅせい)血管内凝固、脳障害など、合併症を引き起こす恐れもあります。これらの合併症に伴い、慢性腎不全や肝障害、脳障害などの後遺症が残ることもあるのです。
このように、熱中症はとても怖い病気です。

夏だけじゃない!?今から発生率が上がる“犬の熱中症”には注意が必要です!
柴 まるちゃん
応急処置の方法を知っておこう
「いつもと様子が違う?」と思ったら、まず、犬を涼しい場所へ移動させましょう。そして、水や保冷剤を使って急いで体を冷やします。このとき、首や脇、後ろ足の付け根に保冷剤をあてると、より早く体を冷やすことができます。

意識がある場合
意識がはっきりしているなら、体を冷やしながら水を飲ませても良いでしょう。ただし、飲み込みにくそうな様子が見られる場合は、無理に飲ませる必要はありません。
なお、愛犬の症状が落ち着いたとしても、体の中はダメージを受けている恐れがあるので、当日中に受診するようにしましょう。

意識がない場合
意識がない、または、けいれんしているなどの症状が出ている場合は、重度の熱中症が疑われます。身体を冷やしながら、すぐに受診しましょう。かかり付けの病院が遠いなら、すぐに診てもらえるよう近くの病院を受診してください。なぜなら、熱中症は処置の早さが予後に大きく影響を与えるからです。

夏だけじゃない!?今から発生率が上がる“犬の熱中症”には注意が必要です!
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク はるくん
春も熱中症には気をつけよう!
つい先ほどまで元気だった犬が、突然死んでしまうかもしれない……熱中症はどんな犬にでも起こり得る恐ろしい病気です。春先から夏にかけて、発生件数が急増する熱中症、十分注意してくださいね。


参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『犬の熱中症についてのまとめ〜症状、原因、対策、予防法、治療法』(監修:いぬのきもち相談室獣医師)
文/しばたまみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 09:02 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

100万円を超えるケースも! 犬がかかりやすい病気の治療費は


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犬がかかりやすい病気、その治療費は気になるところです。保険会社のデータをもとに、なかでも犬がかかる重い病気について、その平均的な治療費のいくつかを解説します。

【関連記事】治りにくい犬の病気、治療費はどのくらいかかる?

100万円を超えるケースも! 犬がかかりやすい病気の治療費は
犬の治療費
「腫瘍」部位や治療内容によっては100万円以上
腫瘍ができた部位、手術や抗がん剤など、愛犬の体重や治療方法によっては、数十万〜百万円程度の違いが出ます。悪性腫瘍で、必要な治療をすべて行うと100万円以上かかることもあります。治療後も、経過観察のための診察や検査が定期的に必要になり、つど数万円程度はかかりそうです。腫瘍の年間平均診療費=40,785円。

100万円を超えるケースも! 犬がかかりやすい病気の治療費は
犬の治療費
「僧帽弁閉鎖不全症」手術をするかしないかで変わる
心臓病のなかでかかかりやすいのが僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)です。心臓を止め(人工心肺装置を着け)、機能が低下している心臓の弁(僧帽弁)を成形、縫合する外科手術の技術はハイレベル。200万円程度かかることもあり、投薬治療を選択するケースも多いです。その場合も最初に各種検査を行い、薬の効果を見る定期的な検査が必要になるため、年間8万円程度の診療費がかかります。僧帽弁閉鎖不全症の年間平均診療費=89,980円。

「誤飲・誤食」手術や内視鏡での処置が必要になると高額に
誤食したものの種類や大きさなどによっては、命にかかわることもあります。何を誤食したのか、吐かせてもいいものか、どう吐かせるか、内視鏡を使うか、開腹手術をするかなどによって金額は異なります。胃や腸を切開して異物を除去し、腸をつなぎ合わせるほどの大手術になると、数十万円はかかります。また、夜間に多い事例で、夜間の救急病院だと割り増しになります。誤飲・誤食の年間平均診療費=32,760円。

いかがでしたか。動物の医療は、人のように公的な医療保険が適用されない自由診療。金額を自由に設定できるため、動物病院ごとに金額に違いが出てきます。万一、愛犬が病気になったとき、動物病院を受診するときの参考にしてください。

※この記事に掲載している年間平均診療費は、アニコム損保の「どうぶつ健保」にご契約のあった犬45万6822頭(0〜12才、メス・オス)を対象にした「家庭どうぶつ白書2016」の中の「2016年度犬保険請求理由TOP30」のデータをもとにしています。ただしこれらの金額は、最低額と最高額が大幅に異なるものも含まれていますので、あくまでも平均額の参考としてお読みください。始期日(保険契約の開始日):2014年4月1日〜2015年3月31日。
※掲載している犬の写真はイメージです。病気とは関係ありません。


参考/「いぬのきもち」2018年11月号『愛犬の病気にかかった治療費白書』
(監修:石田陽子先生 石田ようこ 犬と猫の歯科クリニック院長) 
文/犬神マツコ

いぬのきもちWeb編集室
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ペットとの向き合い方をおネエが熱弁「ずっと一緒にはいられない」からこそ大事なこと


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“名古屋のカリスマ”とうたわれるドラァグクイーン・アンジェリカさん。「私のことは“ファッショナブルなオカマ”とでも思ってくれたら、こんなうれしいことはないわ」という彼女(?)は、男社会と女社会、どちらの酸いも甘いも噛み分ける中で、類いまれなる感受性が磨かれてきたはず。そこで、『週刊女性PRIME』でも、おネエならではの視点で、現代ニッポンにはびこる問題・課題をぶった斬ってもらいました。
 今回のテーマは「ペットとの向き合い方」。愛してやまない2匹の猫ちゃんと暮らすアンジェリカさんが、“小さな家族”らとの日々のやりとりから別れについてまで、持論を展開!「あらぁ〜ちゃんといい子にしてたの〜? ただいまぁ〜」

 今日もどこかで“小さな家族”に癒され、そして愛を注いでいるみなさま、いかがお過ごしでしょうか。どうも、アンジェリカです。

 ワタシはいま、3歳の茶白のオス猫と、もうすぐ1歳になる茶トラのオス猫と暮らしているんだけど、この子たちがもう本当に可愛い!

 まあ飼い主からしてみたら、可愛くないペットなんていないはずだけど、一度飼い始めたら避けては通れない現実も待ち構えている。それは、ペットとの別れ。

 人間だっていつかは死ぬのだから、動物が死んでしまうのもこれまた世の常。単純に寿命で考えたら、アタシたち人間が見送る側になることが多いと思うの。だから、「ペットは死んだときがかわいそうだから飼えない」という人も少なくない。

 そこで今回は、ペットと暮らすことの尊さと、いざお別れを迎えた際、どうすればいかに“ペットロス症候群”に陥ることなく、愛する家族を天国へ送り出せるかを考えていきたいの。

何気ない“やりとり”が仲を深める
 まず、最初にうちの猫についてだけれど、2匹ともショップでお買い上げした子ではないのよ。

 3歳の茶白は、SNSでたまたま見つけた里親さんから迎え入れた子で、本当に臆病。保護されたときは、木材店に置いてある木の隙間でずぶ濡れになっていたそう。もう1匹の茶トラは、ボランティアで猫を保護しているシェルターさんから引き取った子。この子はとにかく元気で、ほかの子をかきわけてごはんを食べているところを見て、恋に落ちたの。

 ちなみにシェルターっていうのは、道端などで生活している“野良猫”を保護したり、保健所や愛護センターにたどり着いて行き場がなくなった猫たちを引き取ったりして、飼育希望者に譲渡する活動をしている団体のこと。もちろん、犬のシェルターも存在しているわよ。っていうか、犬を対象とした団体のほうが知名度がある気がするわね。

 うちの猫は2匹とも医療保険に入れているんだけど、そのきっかけは、先に迎えた茶白が腎臓の病気にかかってしまったこと。入院費が、2週間で15万円ほどかかったの。急に高級ネコよ! 15万円もあったら、いったい何が買えると思ってんのよ! なんてウッカリ思ったけれど、たった15万円で可愛い子の命が守れたわね。それで、今後はあの子たちの身に何かあっても慌てないようにと思って、保険に入れたの。


当然、ウチの猫たちが何を言っているのかなんて、アタシにはさっぱりわからない。だけど、寝るときには布団にもぐり込んできて“一緒に寝たいアピール”をしてくるし、ごはんのお皿が空になっていると、自分の頭をアタシのひざにツンツンして訴えてきたりもするの。トイレ掃除をしてほしいときなんかは、ひたすらに「ニャアーニャアー」って、うるさいったらありゃしない(笑)

 でもきっと、何かしらのアクションをとっていくなかで、気持ちを認識し合って互いに学習していくのよ。だから猫たちから合図があったときには、「あ〜そうだったわね」とか「ゴメンゴメン」って言いながら、なんとなく2匹の主張を理解したつもりで生活してる。

 こんな日常のやりとりも、共通言語では意思疎通ができないからこその楽しみであったり、愛情を深める手助けになったりするのよね。

最期を恐れるより、日々を大切に
 こうして私はウチの子たちと強い絆で結ばれつつあるワケだけれど、動物と暮らすことを躊躇(ちゅうちょ)する人たちの間でたびたび交わされる言葉が、冒頭で言った「ペットは死んだときがかわいそうだから飼えない」。

 動物と暮らしてみようと考えたことがある人なら一度は抱く感情だと思うんだけど、最期の別れがつらいなんて当たり前よ。すごく愛情を注いで、ともに生きてきた子であればなおさらね。

 でも、悲しみたくないからとハナから共生をあきらめてしまうよりも、「うちの子になったからには、どの子よりも幸せにしてあげたい!」とか、「最期の一瞬までめいっぱい楽しく過ごそう!」とか、そんなふうに考えて踏み出せるほうが、自分の生活も彩り豊かなものになると思うの。私も2匹と暮らし始めてから、毎日がより刺激的になったし、周りに対しても優しくなれたわよ。

 それに、私たちが迎え入れることで、一匹でも多くの尊い命を救えるかもしれない。近年、暴力や殺傷など、非人道的な理由で死んでしまう動物もいる。アタシ、もし虐待の現場なんて目撃しちゃったら、加害者に何するかわからない……。

 動物たちは、目の前の人間が善人か悪人かを見極めてついていくことなんてできないの。なんなら、お腹をすかせているときに優しくしてくれた相手が、その子にとっての“いい人”なの。だから、真の愛情を注げる、そして動物に寄り添える人が一緒に暮らすことで、きっと彼らを救えるのよ。


ペットと生活をともにするのは決して楽なことではないし、責任も課せられる。でも、繰り返しになるけれど、それを上回る喜びや楽しみもついてくるの。

 今あれこれ考えて不安になったって、しょうがないじゃない? 出会いも自然、そして別れがやってくるのもまた自然なのよ。

 だから、少しでも動物を「可愛いな」とか、「飼ってみたいな〜」って思っている人はチャレンジしてみてほしい。もちろん、家のコンディションやその他の条件とも相談だろうけど。きっと実際に素敵な子を目にして、そして抱いてみたら、もう一気に母性スイッチが入るから、心配なんてどこへやらってもんよ。

とにかく後悔のない毎日を
 そして、さまざまな出会い方から始まって、密度の濃い日々を繰り返すなかで、ペットとの愛のエピソードを増やしていくのよね。でも、寂しい話だけれど、やっぱりずっと一緒にはいられないのよ。

 いざお別れのときがきたら、悲しみに暮れて心を閉ざすんじゃなくて、ちゃんと思い出してほしいの。最初に出会ったときの感動と、これまでともに歩んできた生活のシーンすべてを。

 つらいことや嫌なことがあった日には、たっぷり癒してもらえたことを。言葉は通じなくとも、なんとなく感情を読み取り寄り添ってくれた、小さな家族のことを。

「かたちはなくとも、あの子たちは自分の中に生き続けている」と思えたら、“ペットロス”にも負けず、輝かしい思い出を胸に前向きに過ごしていけるんじゃないかしら。

 何よりもまず、「最後には必ずとして別れが待っている」ってことを忘れずに過ごせば、自ずと一緒の時間を大事にできると思うわ。とにかく、後悔のないように、日々のコミュニケーションをとってもらいたい。彼らはお世話をしてもらっているそのかわりに、アタシたちを無垢(むく)な心で溺愛してくれるのだから。

《PROFILE》
アンジェリカ ◎愛知県名古屋市在住のドラァグクイーン。テレビ番組『月曜から夜ふかし』や『行列のできる法律相談所』(ともに日本テレビ系)でその美貌と毒舌ぶりを披露して人気に。地上波のほかラジオ番組、各種イベントへの出演や雑誌でのコラム執筆などマイペースにお仕事中。
ツイッター→@hi_heels_bomb インスタグラム→@angelica_dragqueen

文/アンジェリカ
posted by しっぽ@にゅうす at 08:57 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野良猫の不妊手術と子猫の保護に奔走 個人で始めた草の根活動

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いまでこそTNRに理解のある動物病院も増えてきて、比較的スムーズに野良猫の不妊手術を依頼することができるが、10年くらい前は大変なことだった。静岡県に住む植松さんは、1匹の母猫のTNRと産まれてくる子猫の保護に奔走した。

【写真】バニラくん得意のポーズ「ごめん寝」

■保護しないと殺されることもある子猫たち

 植松さんは、実家の近所の人が不妊手術をしないで野良猫にエサを与えていたため、同じお母さん猫が次々子猫を産むのを目にした。子猫が産まれると、近隣の農家の人のなかには、子猫を農薬で殺したり、人知れず葬り去ったりする人もいた。この地域に限らず、当時はいまほど動物愛護への理解も得られず、まるでゴミのように扱われたのだ。犠牲になる猫たちのことを思い、いたたまれなくなった植松さんは、2006年から猫の保護活動を始めたという。野良猫にエサをやっていた農家の人には、「私が不妊手術をするので、エサだけあげてもらえますか」とお願いしたという。

 「私の母も、野良猫の子猫を拾ってきては里親を探して譲渡していたので、自然に幼少期から動物を慈しむようになりました」

 植松さんは最初に、パールちゃんという真っ白な子猫と、その兄弟2匹を保護したが、パールちゃんは横隔膜ヘルニアという病気を患っていて、大手術もした。

 「パールの兄弟は里親を探しましたが、パールは、外に出すことなく自分で飼おうと思いました」

■子猫の捕獲後、母猫のTNRに成功

 2008年、まずは子猫たちの捕獲に乗り出した植松さん。捕獲器の中には1匹の子猫が入っていて、兄弟は見当たらなかった。生後2カ月くらいだった。

 その後、母猫をTRNするため捕獲に取り掛かったが、雄猫は比較的すんなり捕獲器に入るが、雌猫はとても用心深くてなかなか捕獲器に入らなかった。やっと捕獲できたと思っても、当時は、野良猫の不妊手術をしてくれる動物病院が非常に少なかったので、TNRは難航した。それでも、植松さんは、なんとか母猫のTNRをやり遂げた。

■バニラアイスクリームのように真っ白な子猫

 植松さんは、パールちゃんと同じように真っ白な子猫を、まるでバニラアイスクリームのようだと思い、バニラくんと名付けた。

 バニラくんは、捕獲されるまで母猫と一緒に野良生活をしていたので、人馴れしておらず、とても臆病だった。

 「パールちゃんと同い年くらいだったので、一緒に過ごさせたら、パールちゃんの後を、まるで弟がお姉さんを慕うようについて歩くようになったんです。2匹が仲良くなったので、一緒に飼うことにしたんです」

 パールちゃんとバニラくんは、いまでも一緒に寝ているという。

(まいどなニュース特約・渡辺陽)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:55 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする