動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年07月07日

奇跡的に救助された雄犬「くう」 新たな飼い主に引き取られ 西日本豪雨1年

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昨年7月の西日本豪雨で、福岡県筑紫野市の山中で犬の世話をしていた同県宇美町の山崎ツギ枝さん(当時68歳)が土砂崩れの犠牲となった。現場の保護施設にいた犬は豪雨から8日後に奇跡的に助け出された。現在、新たな飼い主となったのは、山崎さんとともにボランティアをしていた夫妻で「災害を生き延びた犬を通じて保護犬の実態を知ってほしい」と話している。

【各地で慰霊行事】犠牲者追悼式で涙ぬぐう参列者

 施設にいた雄犬「くう」の新たな飼い主となったのは同県新宮町の橘田(きった)洋さん(42)と香さん(47)夫妻。くうと暮らすためにマンションから戸建てに引っ越し、室内を改装して6月下旬にくうを迎えた。くうは豪雨後、大分県の九州災害時動物救援センターに引き取られていた。

 山崎さんが保護施設付近の土砂崩れに巻き込まれたあの日、施設にいたくうも犠牲になったとみられていた。くうはボランティアに通っていた橘田さん夫妻によく懐いていたといい、橘田さんは「生きている気がする。死んでいても連れて帰りたい」と豪雨の8日後に山に捜索に入った。

 山には保護施設が残っており、くうの名前を呼んで捜すと「ワンワン」という鳴き声が返ってきた。暑い日差しとぬかるんだ地盤の中、くうを抱きかかえるなどしながら無我夢中で下山。くうの体重は10キロ近く落ちて衰弱していた。

 香さんがドッグトレーナーの資格を持っており、橘田さん夫妻は戸建てに引っ越したのを機に、福岡市から保護犬を一時的に引き取って譲渡会をしたり、飼い主への啓発活動やしつけの教室なども開いたりしていきたいという。庭には犬が自由に走り回れるドッグランも整備する予定だ。

 2人は、飼い主への啓発を続けて迷い犬や保護施設などへの持ち込みを防ぎ、保護犬の飼い主を増やすことでいずれは保護施設が必要でなくなる社会にしたいと願う。

 くうを迎えた橘田さんは「保護活動はいずれやりたいと思っていて、くうが後押ししてくれた。くうを通して一人でも多くの人が保護犬に目を向けてもらえるような場にしたい」と話している。【末永麻裕】
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災害時に備えて知っておきたい、猫と飼い主の避難生活

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災害時、愛猫をどこに避難させますか?
災害や自然災害に遭遇したとき、あなたは愛猫をどこに避難させますか。自宅で一緒に過ごす、車中泊をする、避難所に避難するなどの選択肢が考えられますが、いずれにしても慣れない環境での生活は猫にも飼い主さんにも負担がかかります。選んだ避難場所ごとに想定されるリスクや問題を知ることで、災害時に備えましょう。

災害時に備えて知っておきたい、猫と飼い主の避難生活
窓の外を眺める猫
@自宅で過ごす
倒壊具合や地盤状態などに危険がない場合は、自宅で猫と一緒に過ごすという判断ができます。住み慣れた場所で過ごすことができ、また他に比べて動ける空間が広いので、猫が一番ストレスを感じずに過ごせるでしょう。

自宅で過ごす場合に考えられるデメリット
ライフラインが滞るとかえって暮らしにくくなるデメリットがあり、見えない場所が脆くなっていることもあるので油断はできません。

自宅で過ごすときに注意したいこと
災害の影響で、配線が脆くなっていることも考えられます。ライフラインが復旧するときに火事などの二次災害が発生することもあるので、猫だけで留守番をさせるときは特に用心しましょう。

災害時に備えて知っておきたい、猫と飼い主の避難生活
車に乗ったMIX
Aテントや車で過ごす
自宅の敷地のほか、避難所の敷地や公園などの広い場所に拠点を置いて暮らす方法も考えられます。避難所よりはプライバシーが守られますが、テントや車の狭いスペースで長時間過ごすことになるので、猫も飼い主も体調を崩しやすくなるおそれがあります。

テントや車で過ごす場合に考えられるデメリット
密閉された狭い空間で過ごすため、暑い夏などは熱中症にかかりやすくなります。また猫にとっては十分な広さでも、飼い主はエコノミークラス症候群になるおそれがあるので、夜は避難所へ行くなどして体調をコントロールすることが大切です。

テントや車で過ごすときに注意したいこと
狭い空間だからこそ換気や出入りが必要になり、ドアを開けることが多くなります。そのたびに猫が脱走する危険性が出てくるので、テントや車で過ごす場合は、リードや小さめのケージを持っていくと安心です。

災害時に備えて知っておきたい、猫と飼い主の避難生活
段ボールハウスがお気に入りのMIX
B避難所で過ごす
家の近くの公共施設が避難所になることが多く、自分と一緒に猫と過ごせたり、ペット専用のスペースに置かなければならなかったりと、避難所ごとにルールが異なります。

避難所で過ごす場合に考えられるデメリット
人が大勢いる慣れない場所で生活することになるので、猫にとって負担が大きいです。また避難所で生活する人の中には動物が苦手な人や、猫アレルギーの人もいるので、猫のニオイや抜け毛などに対する配慮が欠かせません。

避難所で過ごすときに注意したいこと
先にあげた、ニオイや抜け毛などの対策は必要なのですが、意外なところでフードのニオイを不快に感じる人もいます。残ったフードは密閉容器や袋に入れるなどして、ニオイを出さない工夫も必要です。

災害時に備えて知っておきたい、猫と飼い主の避難生活
窓の外を眺めるアメリカンショートヘア
Cその他の方法
自宅やテント、車などで過ごすのが難しい場合や、地域に猫と一緒に入れる避難所がない場合は、これらの3つの方法を検討してみると良いでしょう。

・動物病院や愛護団体に猫を預ける
・被災していない親戚に猫を預ける
・猫を自宅に残し、飼い主は避難所へ行く

自然災害が発生したら、まずは家などの危ない場所から安全な場所へ避難しましょう。猫を連れている場合は避難所に入れない可能性もあるので、災害が起きる前から自分の住んでいる地域の受け入れ体制などを確認しておくことをおすすめします。

参考/「ねこのきもち」2018年9月号『猫も環境もそれぞれ違うから―― 愛猫を救うのはカスタム防災です』(監修:NPO法人アナイス代表 新潟県中越大震災動物救済本部監事 東日本大震災東京都動物救援センター運営管理部門副センター長 平井潤子さん)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

ねこのきもちWeb編集室

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病気の治療だけじゃない? 愛犬のために動物病院でできること

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『動物病院』というと、予防接種や健康診断、病気やケガの治療といった“健康管理に関するサポートを受ける場所”というイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。
では、具体的にどのようなことができるのでしょうか――。今回は、動物病院でできる5つのことをご紹介します。

焼き芋の美味しさを知ってしまったシベリアン・ハスキーの笑顔

病気の治療だけじゃない? 愛犬のために動物病院でできること
パグ
まずは再確認! 動物病院でできる健康管理に関するサポート
@愛犬を感染症などから守る『予防接種』
動物病院では、さまざまな細菌やウイルスからの感染症や伝染病を予防し、重症化を防ぐために、予防接種を受けることができます。
また、犬のワクチンには多くの種類があるため、愛犬の年齢やライフスタイルなどを参考に、どのような種類のワクチンを接種すべきかについても相談できますよ。

A病気の早期発見に役立つ『検査・健康診断』
動物病院では、飼い主さんでは気づけないような愛犬の病気を見つけるために、尿検査や血液検査といったさまざまな検査や、健康診断を受けることができます。
とくに病気が見つからない場合でも、愛犬の健康時の数値を把握しておくことは病気の早期発見につながるため、定期的な検査や健康診断はとても重要といえるでしょう。

B飼い主さん1人では難しい『病気の治療・リハビリ』
愛犬が病気にかかってしまった際、動物病院では投薬や手術といった治療を受けることができます。また、必要に応じて入院したり、健康を回復するためのリハビリテーションを行ったりするケースも。
ちなみにこのような場合は、愛犬の体にかかる負担やリスクなどを考慮しながら、飼い主さんの希望に沿った治療方針がとられます。

病気の治療だけじゃない? 愛犬のために動物病院でできること

動物病院では生活のサポートやお手入れもしてくれる!
動物病院では健康管理に関するサポートのほかにも、以下のようなサポートを行ってくれる場所があります。

C「しつけ教室」や「パピーパーティ」などの『生活のサポート』
サポートの内容などは動物病院によって異なりますが、例えば、プロのしつけインストラクターを招き、定期的に「しつけ教室」を開催している動物病院があります。
また、「パピーパーティ」と呼ばれる子犬向けのふれあい教室や、愛犬との暮らし方やマナーについて、地域向けの講習会を行っている動物病院も。

D爪切りや歯磨きなどの『お手入れ』
爪切りや歯磨きなど、飼い主さんが苦手としやすいお手入れを行ってくれる動物病院も多いです。動物病院によっては、併設されているトリミングサロンで行う場合もあるでしょう。
プロがこのようなお手入れを行うため、病気やケガの早期発見につながるというメリットもあります。
お手入れが苦手な飼い主さんは、動物病院でお願いすることも検討してみるとよいでしょう。


動物病院は愛犬の“健やかな生活”を守るために欠かせない場所
このように、さまざまなサポートを行ってくれる動物病院は、愛犬が健康で豊かに暮らすために欠かせない存在といえるでしょう。

全国には数多くの動物病院があるので、まずは飼い主さんが心から信頼でき、「この動物病院になら、愛犬の命を託せる」と思えるベストな動物病院を見つけることが大切です。
動物病院と力を合わせ、愛犬の命をしっかりと守っていきましょう!

参考/「いぬのきもち」2019年5月号『うちのコがこの先もずっと元気でいられるために知っておきたい!ベストな動物病院の選び方GUIDE』(監修:ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生、東京動物医療センター副院長 南直秀先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室

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酪農家が牛を日常的に虐待?動物愛護団体の投稿に「嘘つくな」

livedoor



特定非営利活動法人「アニマルライツセンター」が公式Twitterで漫画を公開
「牛乳のひみつ」というタイトルで、乳牛が虐待されているような描写も
実話に基づいたものとされているが、ネットでは批判の声が殺到している
◆動物愛護団体が公開した漫画
Twitterで画像を見る
Twitterで画像を見る

アニマルライツセンター
@animalrights_JP
牛乳のひみつ 1
あなたの牛乳、そしてヨーグルトやチーズなどの乳製品は、どこで作られましたか?
知ってください。牛乳の隠された秘密を。http://rethink-milk.com/ #牛乳を考え直そう#RethinkMilk

3,298
16:07 - 2019年6月30日
6,617人がこの話題について話しています
Twitter広告の情報とプライバシー
酪農家が牛を殴り、日常的に虐待? 動物愛護団体の投稿に「嘘つくな」「名誉毀損では」と批判殺到
2019年7月3日 12時3分 リアルライブ
画像はイメージです
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 特定非営利活動法人「アニマルライツセンター」の公式ツイッターで公開された漫画が物議を醸している。

 「アニマルライツセンター」は、「動物虐待、動物からの搾取、動物実験、工場的畜産をなくし、動物との穏やかな共存を目指す」というコンセプトの元、活動している動物愛護団体。現在、公式サイトなどでは「牛乳を考え直そう」キャンペーンとして、つなぎ飼いをやめるよう酪農団体、乳業メーカーに訴える署名運動も行っている。

 今回問題となっているのは、「アニマルライツセンター」が6月30日にツイッターや公式サイトで公開した「牛乳のひみつ」という漫画。作者は「ベジ漫画Natsumi」という漫画家のもので、ある女性が朝起きると繋がれた乳牛になってしまっていたというストーリー。乳牛となった女性は狭いスペースに閉じ込められ、固い床のせいで床ずれができたりなどが描かれており、さらに酪農家に理不尽な理由で殴られたり、日常的な虐待を感じさせる描写も。その後、人間として改めて目を覚ました女性は、スーパーで牛乳ではなく豆乳を選ぼうとする描写が見られた。

 公式サイト上には、「国内での実話に基づいています。ただしすべての農家が同じではありません」とつづられており、取材を元に描いた漫画であることを示唆していたが、これについてネットからは、「こんなことしたらストレスで乳量が落ちる。酪農家にとってはただの自殺行為」「そんな環境でいい牛乳はできない。大体、怪我を放置して菌が入ったら出荷できない」「酪農家への名誉毀損だと思う。懸命に酪農に向き合っている方々に謝ってほしい」という批判の声が殺到。炎上している。

 また、取材元の酪農家の実名の公開を求める声もあるものの、「アニマルライツセンター」は「固有名詞は公開はできませんが従業員が見た内容です」「オーナー自身暴力はいけないと言っていても従わない従業員がおり制御は難しいのではないかとも考えます」と主張している。

 ネットからは、「畜産業者への偏見を煽る差別的で悪質な広告」だとして、JAROに報告したという声や、全国酪農業協同組合連合会へ通報したという声も上がっている。果たして、団体側がこの批判に反応することはあるのだろうか――。

記事内の引用について
アニマルライツセンター公式サイトより https://www.arcj.org/
アニマルライツセンター公式ツイッターより https://twitter.com/animalrights_JP
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ハンター困惑 揺れるヒグマ対策の現場 出動要請できない“緊急事態“に…どうする? 北海道

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去年、クマ騒動に揺れた北海道島牧村。今年もクマの出没が30件近くにのぼるなか、ハンターが出動できない緊急事態に陥っています。さらに北海道内ではそのハンターの存在意義すら否定するような動きも出ています。クマとハンターを巡る問題の解決策を探ります。

ハンター困惑 揺れるヒグマ対策の現場 出動要請できない“緊急事態“に…どうする? 北海道
UHB北海道文化放送
クマ騒動に揺れた島牧村…今年も相次ぐ出没
 去年8月、北海道島牧村で起きた「クマ騒動」。村を荒らしまわったヒグマはハンターに駆除され、一件落着…と思いきや、今年もクマの出没は続いていました。

 (6月6日視聴者撮影)
 「クマですね!」「クマだ、クマだ、立っている、立っている」

ハンター困惑 揺れるヒグマ対策の現場 出動要請できない“緊急事態“に…どうする? 北海道
UHB北海道文化放送
 (6月19日 UHB取材班が撮影)
 「あれ絶対クマいるぞ…おっ!」

 先月、視聴者と取材班がとらえたヒグマ。今年、島牧村では30件近くのクマの出没情報が相次ぎ、去年の同じ時期の3倍以上にのぼっています。

ハンター困惑 揺れるヒグマ対策の現場 出動要請できない“緊急事態“に…どうする? 北海道
UHB北海道文化放送
 水上孝一郎記者:「去年、クマの出没地域になってしまったこの元町、原歌地区に電気柵が張り巡らされるということです」

 村は今年、クマの侵入を防ぐ電気柵を広範囲に設置。200万円以上の予算を投入し、総距離6キロにも及ぶ電気柵を張り巡らせることにしました。対策は万全に見えますが、ある問題が起きていました。

ハンター困惑 揺れるヒグマ対策の現場 出動要請できない“緊急事態“に…どうする? 北海道
UHB北海道文化放送
 去年クマの被害にあった住民 小川只義さん:「クマ出ても、今はハンターが出てくれないようだから、みんな不安でいるべさ。我々村民からしたら困ったもんだよ」

 去年よりクマが出ているのに今年はハンターが1度も出動していないというのです。理由はハンターへの出動要請や助成に関する規定が今年変更されたことにありました。

ハンター困惑 揺れるヒグマ対策の現場 出動要請できない“緊急事態“に…どうする? 北海道
UHB北海道文化放送
 先月初めて開かれた新しい条例の説明会では…。

 道猟友会島牧分会 高島紀彦会長:「我々はあえて危険なところに行く。仮に死亡事故にあって、一時の保険金が300〜500万円で残った家族は暮らせるかな。その程度でだれが有害駆除やるのか」

 去年村では、クマ対策への支出が前年の約2倍、2000万円近くかかりました。これを受け今年1月、村議会議員が新条例を提案し、村が一部を改正。

 例えば、ハンターが死亡した時に支払われる保険金は一括6000万円出ることになっていましたが、今年は最大500万円の一時金、または遺族への年金へ変更する提案がされました。これには猟友会から、「ヒグマと対峙する内容になっていない」と異論が噴出しました。


ハンターに出動要請できない緊急事態
 島牧村 藤沢克村長:「村としては早く出動要請できる形にしていきたい」

 ハンターに今年、出動要請ができない緊急事態。そもそも新条例ができた発端は、夜間発砲ができず長期の警戒で1000万円以上にふくらんだ去年のハンターへの報奨金でした。

 去年までの要綱では、出動1回あたり通常2万円、緊急時は3万円という規定。村は運用実績からすべて緊急扱いにし、補正予算案を出しましたが議会は否決。

 一部の村議は、「決して、報奨金を出さないわけではなかった。ただ、通常と緊急を使い分けるべきだった。算出方法の再考もされず、否決せざるを得なかった」と話しています。

ハンター困惑 揺れるヒグマ対策の現場 出動要請できない“緊急事態“に…どうする? 北海道
UHB北海道文化放送
 結局、村長の専決処分で報奨金はハンターに支払われましたが今年1月の議会で、報奨金の上限を年240万円にする新条例が可決。

 村が出動の単価や傷害保険などを見直したものの折り合いがつかず、ハンターに出動要請ができていないのです。

 島牧村 藤沢克村長:「もっと純粋に原点(住民の安全)に返って、村と議会で話し合えればいいと思う」

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 時に命を落とすかもしれないヒグマ対応。村の猟友会長、高島紀彦さんは早急な環境整備を訴えます。

 道猟友会島牧分会 高島紀彦会長:「出たくないとかじゃなくて、きちっとクマの警戒で出られるように、村と議会が環境整備尾考えてほしい」

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若手ハンター育成に踏み出す町も
 着地点を模索する島牧村。一方、隣の寿都町では。島牧村を手本にハンター育成にむけ一歩踏み出しています。

 寿都町 産業振興課 高橋玲参事:「全道各地の狩猟免許等の助成制度を調べたら、島牧村の助成制度がハンターになるためにかかる経費をほぼ全額を網羅して助成していて、それを参考にした。島牧村が先駆的だと思っている」

 現在、寿都町には60代のハンターが2人だけ。一方、島牧村はハンターが14人いて、平均年齢は45歳ほどと後継者が育っています。

 そこで寿都町は、総額40万円以上とも言われるハンターになる際の費用を手厚く補助。改正前の島牧村の制度を手本に、狩猟免許や銃の所持資格の費用は全額、銃の購入費用は最大34万円まで補助することを決め、4月以降、20代から40代の4人がハンターに名乗りをあげています。


寿都町 片岡春雄町長:「昨年、隣の島牧村でクマ騒動があり、これがもし寿都で起きたら大変なことになると思い、遅ればせながら、急きょハンターの育成に力を入れることにした。原点に返って、地域は地域で守っていきましょうとクマが教えてくれたのかなと」

 後任の育成を担う寿都のベテランハンターは…。

 道猟友会寿都分会 木村政喜会長:「一生懸命要綱を作ってくれて、猟友会としてはありがたい。免許取った時点で新人には手取り足取り、一緒に山を歩いて育成していきたい」

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発砲して処分…関係者の主張食い違うトラブルも
 北海道内では他にも新人ハンター育成に力を入れる自治体がありますが、去年、ハンターの存在意義を脅かす問題が起きました。

 道猟友会砂川支部 池上治男支部長:「ハンターにクマの駆除を頼んでおいて、片方で『撃っちゃダメだった』と。何を信用したらいいのか、おかしいよ、本当に」

 砂川市のハンター、池上治男さん。去年、市の要請を受け、職員と警察官が立会い、周辺住民が避難した上でヒグマを1頭駆除しました。

 しかし、後になって鳥獣保護法違反の疑いで書類送検される事態に。不起訴にはなったものの、公安委員会から建物近くで発砲したことが問題視され、猟銃の所持資格を停止されてしまいました。

 道猟友会砂川支部 池上治男支部長:「私たちは何も悪いことをしていない。市民のためにクマを駆除している。クマを駆除して警察官も『よかったよかった』と言っていた」

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 この件に関し、警察は「発砲を許可した事実はない」とコメント。一方、市は「発砲してもいい場所で、警察も同意した」と主張は食い違ったまま。このトラブルが現在、銃を扱うハンターの存在意義を揺るがしているのです。

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ヒグマ対策の今後は? 「独自に発砲の判断できる仕組みを」
 先月、江別市では78年ぶりにクマが確認されたほか、今年は北広島市や札幌市清田区、さらに南区でもクマの目撃情報が相次いでいます。専門家は今後はこれまでとは違うクマ対策の必要性を訴えます。

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 北大大学院 ヒグマの会会長 坪田敏男教授:「『クマが出たら猟友会』という、ハンター任せが多いが、本来は行政自らヒグマ対策を推し進めるべき。第一にヒグマの対策をする専門家を各地域に配置すること。夜間発砲も警察の許可がなくても、鳥獣対策の専門家たちの中で独自に発砲の判断ができる仕組みを考えるべき」

 個体数の増加に伴い、これからもクマは人里に現れることが予想されます。ハンターを育成しながら任せきりにせず、北海道の関係機関が一体となって取り組む時期が来ているといえそうです。

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