動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年07月19日

「インコ虐待」動画投稿の男(34) 動物愛護法違反容疑で逮捕

Yahoo! JAPAN


目を覆いたくなるような卑劣な犯行です。インコを虐待したとして34歳の男が逮捕されました。

「インコ虐待」動画投稿の男(34) 動物愛護法違反容疑で逮捕
坂野嘉彦容疑者(34)
 人間の言葉を器用に話し、ペットとしても多くの人から可愛がられているインコ。このインコを巡り、ある事件が起きていました。

「いま、男を乗せた車が中村警察署に入ります」(記者)

 動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは、坂野嘉彦容疑者(34)。

 6月、名古屋市中村区の自宅で、身動きが取れないようにしたインコ1羽にガスライターを押し付け、放り投げるなどの虐待をした疑いがもたれているのです。

「インコ虐待」動画投稿の男(34) 動物愛護法違反容疑で逮捕
「伴野容疑者が投稿したとみられる動画」より
 坂野容疑者のツイッターアカウントの紹介ページには、「あらゆる方法・道具を使い、インコを可愛がる溺愛愛好家」と書かれていますが、その方法とは衝撃的なものだったのです。

 洗面台にためられた水の中で羽をばたつかせる1羽のインコ。

 外に出ようと、その羽を必死に動かしますが、なかなか出られません。すると、蛇口から流れる水が体に直撃。

「インコ虐待」動画投稿の男(34) 動物愛護法違反容疑で逮捕
羽をむしり取られた様子(イメージ)
 またこのツイッターにはこんなつぶやきも…

『「インコにもオシャレが必要!」羽根の筋肉部分にピアッサーで穴をあけて、ピアスを付けてみよう!という、素晴らしい発想が思い浮かんだので、さっそくAmazonでピアッサーを注文したよ!』

 ほかにも羽をむしり取られた様子や死んだインコがゴミとともに捨てられている様子もあげられていました。

 虐待を疑わせる投稿の数々。こうした“異常な投稿”を見た複数の人が警察に通報。

 捜査線上に坂野容疑者が浮上したのです。通報者の女性は。

「犯人をとにかく逮捕してほしかった。もう全身の震えが止まらなくなりました。あまりにもひどい状態だったので、人が平常心で行えるような行為ではない。残虐性の高いことをしているので信じられない」(通報者)

「インコ虐待」動画投稿の男(34) 動物愛護法違反容疑で逮捕
インコとコンビを組んで舞台にも上がっている林さん
 この虐待事件について、20年以上インコと暮らし、芸名「パール谷&天才インコ加藤くん」として、インコとコンビを組んで舞台にも上がっている林さんは。

「怒りでいっぱいですよね。この人が飼い主だって分かっているのに親にやられたみたいなもの」(芸名・パール谷 林龍太郎さん)

 今回の事件に憤りを感じていました。

「インコ虐待」動画投稿の男(34) 動物愛護法違反容疑で逮捕
押収品
 調べに対し坂野容疑者は、「インコの呼び鳴きがうるさくて腹を立てて虐待した」と容疑を認めているということです。

 坂野容疑者は他にも虐待動画を投稿していて、警察が調べを進めています。

中京テレビNEWS
posted by しっぽ@にゅうす at 07:23 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫はなぜ人間と暮らすのか? 日本と中国、どっちから来た?

女性セブン



今では家族の一員として迎えられている猫だが、もともとは野生の動物。どのように人間と出会い、一緒に暮らすようになったのか。また、日本にはいつ頃からいるのか──今回は、猫と人間の歴史をひもとく。

「猫と人間との出会いは、今から約1万年前。現在のイラク周辺にあたるメソポタミアと考えられています」

 こう教えてくれたのは、西南学院大学人間科学部教授で動物学者の山根明弘さんだ。

 この地では、数々の文化が生まれているが、農耕もその1つ。土地を耕し、麦などの穀物を栽培するようになる中で、当時の人々は、収穫した麦などを食い荒らすネズミの被害に悩まされていた。

 そんな悩みから人々を救ってくれたのが、現在の“飼い猫”や野良猫などの祖先となる野生のリビアヤマネコだ。現代の猫と比べ足が長く、体も少し大きい。牛、豚などほかの家畜と違い、猫は自ら人間社会に近づき家畜化されたのだ。

「リビアヤマネコの主食はネズミ。夜行性のリビアヤマネコは、恐らく夜中にこっそり貯蔵庫に忍び込んで、ネズミを捕食していたと思われます」(山根さん・以下同)

 人間に危害を加えることもなく、厄介なネズミを退治してくれる救世主のようなリビアヤマネコ。その存在に気づいた人間の中に、親を失った子猫を拾って育てる者などが現れ、徐々に人間と猫が共生するようになっていったと考えられている。では、日本にはいつ頃からいるのか。

 つい10年ほど前までは、奈良時代から平安時代の初期に、仏教の経典(紙)をネズミから守るため、中国から連れて来られたといわれていた。ところが最近の研究で、そんな通説を塗り替える証拠が次々と発見されている。

「2007年に兵庫県姫路市の見野古墳群から、“猫っぽい動物”の足跡がついた須恵器(日本で古墳時代中期から平安時代にかけて作られた土器)が発見されました。その年代を推定したところ、およそ1400年前、古墳時代後期から飛鳥時代のものということがわかりました」

 さらに翌年、長崎県壱岐島のカラカミ遺跡から、ヘビやイノシシ、魚などの骨に交じって、十数点の猫のものらしき骨が見つかった。年代を推定した結果、これらの骨は今から約2100年前の弥生時代のものであると判明。この発見により、日本への猫伝来の時期は、約700年も遡ることになった。

「中国に猫が伝わったといわれているのが、今から約2000年前。つまり、中国に猫が伝わったのとほぼ同時期か、またはそれよりも早く、日本に猫が伝わったことになります。今までは、メソポタミアからエジプトへ、そこからヨーロッパ、さらに中国に伝わり、日本に来たという説が有力でしたが、ひょっとしたらインドや東南アジア経由など別のルートがあったのかもしれません」

 今後、最新のDNA解析などを駆使すれば、正確な年代や新事実が発見できそうだ。

※女性セブン2019年7月25日号

posted by しっぽ@にゅうす at 07:21 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

家の外で犬を飼うということ デメリットがあることに注意

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いまは犬を室内飼いする飼い主さんが増えましたが、「外飼いをしたい」という人もいますよね。でも、実際に外飼いをするってどうなんだろう……と思う人もいるはず。

【画像を見る】かわいくて怒れない?みんなの犬のいたずら

じつはどの犬でも外飼いに向いているわけではなく、不向きな犬種もあるって知っていましたか!? 

今回はメリット・デメリットを含めて、飼い主さんが気になる「犬の外飼い」についてくわしく解説します。

家の外で犬を飼うということ デメリットがあることに注意
散歩するポメラニアン
外で犬を飼いたい理由
ーー一般的に、外で犬を飼いたいという飼い主さんはどのような理由でそう考えるのでしょう。いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「まず、家の中が汚れないということですね。室内飼いだと、お散歩などで外に出るたびに犬の汚れた足裏を拭く必要がありますが、外飼いは極端に汚れがなければお散歩後のケアも必要なく、そのままお外に繋ぐだけなので余計な手間がかかりません。

また、おトイレの失敗や抜け毛で部屋が汚れることもないですし、家の中に犬のニオイがつきません」

ーー家の中が汚れないというのは、嬉しい飼い主さんが多いはずですよね。

獣医師:
「室内飼いの場合、どうしても愛犬のニオイは部屋に染みついてしまいますが、飼い主さんはあまり気づけないものです。

さらに、家の中は犬が思わずイタズラしたくなるもので溢れています。床に落ちているものの誤食は、犬の室内飼いによく見られるトラブルのひとつ。

このようなものが少ない屋外なら、ゴミの片づけさえ気をつけておけば、基本的にイタズラや誤飲の心配はしないで済むでしょう」

家の外で犬を飼うということ デメリットがあることに注意
見つめる柴犬
しかし、外で犬を飼うことはデメリットが多い
ーー反対に、外で犬を飼うことについてデメリットはありますか? 

獣医師:
「室内飼いに比べて、ノミやダニなどの寄生虫やウイルスの感染可能性が高まること、飼い主さんの目が行き届かず、体調の変化に気づきにくいこともあると思います」

ーー飼い方にもよりますが、外飼いは、目の行き届かない状況が増えるということですね

獣医師:
「また、鎖が切れたり繋ぎ方が不十分だったりすると、飼い主さんが気づかないうちに愛犬が脱走して道路へ飛び出し、事故に遭う危険性も考えられます。

外飼いは土や砂、黄砂などの影響で汚れやすいので、こまめに体を洗ってあげることも必要ですね。

また、悪天候の影響を受けやすいので外飼いのスペースに犬小屋があったとしても、雨風の程度によっては犬が濡れてしまう恐れがあるので、注意してあげましょう」

ーー愛犬が外でも快適に、安全に過ごせるような環境にしてあげることが重要ですね。

獣医師:
「ほかには、家への来客や宅配業者などの訪問があったとき、警戒心の強い犬や気の弱い犬は防衛本能から吠えてしまうことがあるので、室内飼い同様に、吠え癖がつかないようにしっかりとしつける必要があります。

さらに最近では、飼い主さんの目の届かないところで悪質なイタズラをされたり、酷い場合にはケガをさせられたりする危険性も否定できません」

ーー今の時代、外飼いは、メリットより、リスクやデメリットのほうが大きいのかもしれませんね

外で犬を飼うときの注意点は?
ーー外で犬を飼う場合、飼い主さんはどんなことに気をつければいいでしょうか? 獣医師:
「外飼いの場合でも、室内飼い同様のトイレトレーニングが必要です。

外だからといって、排泄物をそのまま放置することは不衛生。決まったトイレの場所をつくり、排泄のタイミングでそこへ連れていくようにしましょう。

子犬のうちからトイレトレーニングをすることで、決まったトイレの場所を覚えさせることができます」

ーー天候に関わる部分での配慮はどうでしょうか? 

獣医師:
「暑さや寒さへの対策としては、犬が避難できる屋根付きの犬小屋を用意します。

ただし、台風や大雪などの悪天候で外飼いの犬に危険があるときは、決して無理をさせずに家の中に入れるようにしましょう」

ーー緊急事態のときは、飼い主さんの目の届くところにいないと大変ですもんね。

獣医師:
「そうですね。あとご近所さんへの配慮として、ステッカーや注意書きを貼り、初めての来訪者でも犬がいることを知らせておくと親切です」

家の外で犬を飼うということ デメリットがあることに注意
見つめる秋田犬
「外飼い」に向いている犬の特徴
ーー「外飼い」に向いているワンちゃんの特徴はありますか? 

獣医師:
「柴犬や秋田犬、シベリアン・ハスキーなど、毛並みがダブルコートの犬種は、アンダーコートが寒い季節に伸び、暑い季節に抜け落ちるので、四季のある日本の気候に適していると言われています。ただし、最近の日本の酷暑は、地域によりますが厳しいかもしれません。

また日本犬は、多くの場合外飼いでも問題ないと言われています」

ーーなぜ日本犬は外飼いが平気なのですか? 

獣医師:
「日本の気候風土に適しており、毛の生え変わりによって、暑さと寒さ、両方への適応力も備えているためです。

ほかにも、日本犬は自立心が強い傾向にあるため、家の外で一匹でいても孤独を感じることが少ないとされています。
ただし、これらはあくまで傾向であって、個体差もあります」

家の外で犬を飼うということ デメリットがあることに注意
見つめるパピヨン
「外飼い」に向いていない犬の特徴
ーー反対に、「外飼いに向いていないコ」の特徴は? 

獣医師:
「暑さや寒さへの適応力が弱い犬種は、外飼いに向きません。

被毛が二重になっているダブルコートに対し、アンダーコートがほとんどないものを『シングルコート』といいます。ヨークシャー・テリア、パピヨン、プードルなどがそうですね。

シングルコートは室内飼いを目的に品種改良された毛並みなので、寒さや雨風に弱く、外飼いには向かないのです」


外飼いが向かない犬種
ーー外飼いが向かいないコは、具体的にどのような犬種でしょうか? 

獣医師:
「たとえば、チワワやミニチュア・ダックスフンドなどの小型犬は、ダブルコートですが寒さは大の苦手です。

ミニチュア・ピンシャー、イタリアン・グレーハウンドなどの短毛種の犬は、被毛の防寒性が低いため寒がりな個体が多く、冬場の外飼いは低体温症の危険があります。

フレンチ・ブルドッグ、パグなどのマズルが短い、いわゆる短頭種の犬種は、舌を出してハアハアと熱を逃がす呼吸(パンティング)が苦手です。そのため、マズルが長い犬と比べて暑さに弱く、熱中症のリスクも高くなっています。

そのほか、日本犬と比べて洋犬は飼い主への依存心が高い犬が多いと言われています。そのような気質がある場合は、人と離れて暮らすよりも家飼いのほうが、犬の体調やメンタルが安定すると思います。」

ーー洋犬の外飼いは、環境面だけでなくメンタル面でも向かないのですね。

獣医師:
「そうですね。あと一般的に、犬は体が大きいほど寒さに強く、小さいほど弱いと言われています。そのため、小型犬の外飼いは向いていないと言えます」

ーーもし外飼いに向いていないコを外で飼ってしまうと、命の危険もあるということですね。



これから犬を飼おうと思っている人は、ぜひ先生の解説を参考にしてくださいね! 

愛犬を外飼いしている飼い主さんは、改めて飼育環境を確認してみてはいかがでしょうか

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ

いぬのきもちWeb編集室
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性的な理由だけじゃない!犬がマウンティングを行う5つの理由

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皆さんは、マウンティングにどのようなイメージを持っていますか? ターゲットとなる対象を前足で押さえ腰をフリフリするしぐさは、本能による性的な衝動から行っていることもありますが、実はそれだけではないのです。犬がマウンティングを行う理由についてご紹介します。

性的な理由だけじゃない!犬がマウンティングを行う5つの理由
性的な本能のため
性的な本能のため
マウンティングをする状況としてよくあるのが、オス犬がメス犬に対して行うマウンティングです。これは、「交尾をして子孫を残したい」という犬の本能からきているものでしょう。そのため、オス犬は、発情しているメス犬のニオイを嗅ぎ付け、マウンティングを行おうとします。特定のメス犬を追うようなら、すぐに犬同士を遠ざけましょう。
また、お散歩中に他の犬とすれ違うときには、道の端に寄って「オスワリ、マッテ」を行うか、対象から黙って引き離すなどして対処しましょう。

性的な理由だけじゃない!犬がマウンティングを行う5つの理由
優位性を示すため
優位性を示すため
同性同士やメス犬がマウンティングをするときは、相手よりも自分の方が上だとアピールするための意味合いが強いでしょう。犬が自分の優位性を示すための、犬同士の社会的なコミュニケーションのひとつでもあります。

性的な理由だけじゃない!犬がマウンティングを行う5つの理由
エネルギーの発散
エネルギーの発散
犬は運動不足やストレスを感じたときにも、マウンティングを行うことで、エネルギーを発散させようとすることがあります。この場合、マウンティングをただ止めさせるだけではなく、散歩の量を増やしたり走ったりして、エネルギーを発散させることが大事。マウンティングが習慣化してしまうの防ぐようにしましょう。

性的な理由だけじゃない!犬がマウンティングを行う5つの理由
飼い主さんの気を引くため
飼い主さんの気を引くため
飼い主さんに対してマウンティングを行うのは、飼い主さんの気を引きたいのが理由となっていることが多いでしょう。マウンティングをすればかまってもらえると思い、何度も繰り返してしまうこともあります。犬にかまっていると勘違いさせないよう、マウンティングをしたときは無視をして対処すると効果的です。

性的な理由だけじゃない!犬がマウンティングを行う5つの理由
暇つぶしのため
暇つぶしのため
ぬいぐるみや物に対してマウンティングを行うこともありますが、これは遊びや暇つぶしのためと考えられます。ほかにすることがなく、マウンティングしていたら楽しくなってしまい、繰り返すうちにクセになってしまうこともあるのだそうです。犬はマウンティングをすればするほど、もっとしたくなり、「したい欲求」が強くなるとやがてストレスになってしまうことも。また、足腰に負担がかかる姿勢で動くため、ケガや病気になる恐れもあります。愛犬がマウンティングをしたときは、ただ止めさせるだけでなく、それに至った原因も考えて必要なケアができるといいですね。

参考/「いぬのきもち」2018年3月号『夜は夜行性? 遠吠えで仲間を呼ぶ? 気になる習性の真偽に迫ります!犬の習性 コレってホント? それともウソ? 』(監修:獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部バイオセラピー学科(伴侶動物学研究室) 増田宏司先生)
   「いぬのきもち」2016年10月号『体の変化や去勢・避妊手術の知識も身につく 男子犬 女子犬 違いを生かす育て方』(監修:ぬのかわ犬猫病院中田分院副院長 石田陽子先生)
文/なかやまゆ
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室
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突然倒れた愛犬! 3本の足が麻痺し、脊髄の異常が…

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。
今回ご紹介するのは、7才のときに、突然「脊髄梗塞」という病気を発症したシュートくんとそのご家族。
それまでの生活が一変したシュートくん一家の、リハビリ奮闘記をご紹介します。

突然倒れた愛犬! 3本の足が麻痺し、脊髄の異常が…
立ったり歩いたりできるものの、よく見ると、右後ろ足に力が入っていないシュートくん。
自力で歩くことができるものの、右後ろ足は……
鈴木シュートくんは、現在は自分で立って、歩くことができます。
しかし、よく見ると、右後ろ足の肉球はしっかりと床を踏んでいません。
立っているとすぐに滑ってよろけてしまい、歩くときは少し引きずるようにしています。
飼い主の鈴木一江さんは、「でも、ここまで回復するとは思いませんでした」と、発症当時のことを振り返ります。

突然倒れた愛犬! 3本の足が麻痺し、脊髄の異常が…
発症後は、麻痺した右前足でおやつを押さえさせて食べさせるなど、麻痺した足を日常生活で自然に使わせる工夫をしているそう。
ある朝突然、足に異変が。立っていられずガクッと倒れた
それは、なんの前触れもなく、ある朝突然起こったそうです。
夫の正彦さんとの散歩から帰ったシュートくんが、右後ろ足をピクッ、ピクッと上げているのに気づきました。続いて、右前足にも同じ異変が。
「『散歩中に何か踏んだのかも』と夫と話しながら足を見ようとしたそのとき、シュートがガクッと横に倒れたんです」と一江さん。
何が起こったのか、どこが悪いのかわからず、とても動揺したといいます。

突然倒れた愛犬! 3本の足が麻痺し、脊髄の異常が…
現在は、転倒予防として、オーダーメイドした介助ベルトを使って散歩をすることも。
MRI検査の結果、『脊髄梗塞』という病気が判明
早朝だったため、24時間診療を行っている動物病院を調べて受診。
そこで診察を待つ間に、左後ろ足にも同じ異変があらわれ、不安が募りました。
エックス線検査、血液検査、神経の検査の結果、「脊髄か脳の異常でしょう」とのこと。
さらに紹介先の高度医療を行う動物病院でMRI検査を受け、「脊髄梗塞」と診断されました。「脊髄梗塞」とは、脊髄やその周辺の血管が詰まって半身が麻痺する病気です。
なんの兆候もなく発症し、犬は突然、脱力して立っていることができなくなります。
麻痺症状が左右どちらかに重く現れるのが特徴で、ごく初期に痛みが出ることがありますが、多くの場合、受診時に痛みはありません。
手術は行わず、リハビリなどによって、自然にほかの血管が補強されるのを促して治療します。
通常、数週間かけて徐々に回復しますが、後遺症が残る場合もあるそうです。

発症直後は左前足しか力が入らず、自力で排尿もできなかった……
「脊髄梗塞」と診断されたとき、シュートくんは、右半身と左後ろ足が動かせず、上から抱きかかえて立つ姿勢をとらせようとしても、足をブランとさせて肉球を床につけられない状態。
また、自力で排尿もできませんでした。
「命にかかわることはないと聞いてホッとしたものの、立てるようになるか、排尿できるようになるかはわからないと言われ、頭が真っ白になりました」(一江さん)。あまりに急な出来事で、その状況をうまく飲み込めなかった鈴木さん。
いちばん現実を受け入れ難かったのは、シュートくん自身だったのかもしれません。
次回は、自力で立つことも、排尿することもできなかったシュートくんが、辛いリハビリを乗り越えていく様子をご紹介します。

出典/「いぬのきもち」2019年3月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/佐藤正之
文/江本直美

いぬのきもちWeb編集室

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