動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年08月01日

4年連続で殺処分ゼロ ボランティアが乳のみ猫育成、命つなぐ 千葉市の動物収容施設

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 捨て犬や捨て猫を収容する千葉市動物保護指導センター(千葉市稲毛区)が、2015年度から犬猫の殺処分ゼロを継続している。従来なら安楽死させることもあった子猫を一時的に育てる「乳のみ猫育成ボランティア」の存在が大きい。「不幸な子を1匹でも減らしたい」と、小さな命を新しい飼い主につないでいる。

 「この2匹は兄弟なんですよ」「すごく人懐こくて」。子猫の愛らしい鳴き声が響く同センターの一室で、猫の譲渡会は始まった。ボランティアの市民6人が預かっていた子猫を持ち寄り、訪れた男女12人にそれぞれの性格を説明する。“お見合い”の末、この日は8匹中5匹が新しい家族と巡り合えた。

 同センターによると、収容される犬猫の中でも特に多いのが、捨てられたり親とはぐれたりした生後間もない子猫たち。繁殖期の春から夏を中心に、ピーク時には「ほぼ毎日」といっていいほど持ち込まれる。殺処分は飼い主が見つからない時や、傷病で予後不良の場合などに行われるが、こうした“乳のみ猫”を救わない限りゼロにはならない。

 千葉県内に殺処分を行う施設は県と千葉、船橋、柏市にあるが、年間を通じて0件を達成したのは千葉市のみだ。

 千葉市動物保護指導センターでは、15年度から導入した育成ボランティア制度が効果を上げた。生後すぐの子猫は昼夜を問わず3〜4時間ごとにミルクやりが必要で、職員だけで世話をするのは困難。そこで、離乳する生後1カ月半ごろまで育ててくれるボランティアを募集した。全国的にも先駆的な取り組みだったといい、現在は市内外の約40人が登録している。

 市政だよりを見て15年度から続ける稲毛区の永島美鈴さん(51)は「病気の子猫は夜でも1時間おきに面倒をみた。新しい家族のもとで幸せになってくれていると思う」とやりがいを実感。4月から家族と一緒に世話をする美浜区の釘嶋美誉子さん(46)も「新しい飼い主から元気そうな写真が送られてきて『良かった』と思った。不幸な子が1匹でもいなくなれば」と、取り組みの輪が広がることを願う。

 かわいがるだけでなく、トイレのしつけをしたり、ミルクの量や体重を記録してセンターに報告したりと、責任を持って養育するボランティア。譲渡会で子猫の引き取りを決めた若葉区の女性(39)からは「初めて生き物を飼うけど、助言をもらえてありがたい」と感謝の声も聞かれた。新しい飼い主に命をつなぐ“橋渡し”の役割を、ボランティアは果たしている。

 同センターの大友慎二所長(58)は「ミルクやりが必要な子猫は多くの手間が掛かる。助けるためにはどうしてもボランティアの力が必要」と説明した。

◆千葉市の犬猫の収容・殺処分数 収容数は不妊手術事業などで減少傾向にあり、昨年度は犬116匹、猫275匹が搬入された。このうち、犬猫合わせて54匹が病気などで死んだ。殺処分は14年度の犬猫計2匹を最後に実施していない。市内だけでなく市外でも新たな飼い主を探す譲渡ボランティアなどの活動も殺処分ゼロに貢献しているという。
posted by しっぽ@にゅうす at 06:40 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬猫殺処分近づく「ゼロ」 譲渡推進や避妊助成実る 福岡市と北九州市

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 福岡市と北九州市の動物愛護センターに持ち込まれた犬猫の殺処分数が、事実上「ゼロ」に近づきつつある。動物愛護法の改正で自治体が引き取りを拒める規定が設けられ、飼い主からの安易な持ち込みが減少した。民間へ譲渡する取り組みも広がる中、飼い主の高齢化に伴い中型犬の扱いに悩むケースが目立つなど、課題は少なくない。鍵を握るのは、社会の意識改善のようだ。

【写真】「ドリームボックス」と呼ばれる犬の殺処分場所 今は使われていない

 「由来は不明ですが、ドリームボックスと呼ばれています」。福岡市東部動物愛護管理センターの吉柳善弘所長が、古びた犬の殺処分場所を案内してくれた。閉じ込めてガスを注入する装置は、2013年11月以降使われていないという。

 改正動物愛護法は同年9月に施行された。市は、15〜18年度の犬の「実質的殺処分数」を「ゼロ」と説明する。

 例えば18年度。「捕獲」「引き取り」「負傷犬の収容」を合わせた持ち込みは160匹だった。飼い主に返還したり第三者に譲渡したりした結果、「殺処分数」は12匹。これらの全てが「収容中の死亡」「感染症などを理由としたやむを得ない殺処分」であり、実質はゼロとしている。

 やむを得ない場合にも、ガスではなく注射による殺処分を行う。吉柳所長は「避けられない処分は、どうしても年間10匹から20匹は出る」と言う。

譲渡につなげていく「ミルクボランティア」制度
 北九州市動物愛護センターの場合、実質的殺処分は犬猫でゼロ、やむを得ない処分が18年度、犬2匹、猫9匹だった。改正法施行前の12年度、犬猫の殺処分数は1400匹を超えており、激減ぶりが分かる。

 近年、頭を悩ませていたのは、子猫の持ち込みが多いこと。対策として、市は雌猫(年間2〜3回出産)の避妊手術に1匹当たり1万円を助成するなど、出産を抑えようと努めてきた。18年度、所有者不明の子猫268匹、負傷した子猫140匹と、子猫が猫引き取り全体の73%を占めたが、引き取り数自体は5年前に比べ半減した。

 福岡市も、手間が掛かる子猫の授乳などを約2カ月間、希望する市民に担ってもらい、その後の譲渡につなげていく「ミルクボランティア」制度を導入している。18年度は80匹ほどを救えた計算になるという。


“飼い主教育”の重要性
 自治体によって、ばらつきもある。両市などを除く地域を担う福岡県の引き取り数はまだ多い。比較可能な3年前に比べてほぼ半減したとはいえ、実質的殺処分は18年度で犬254匹、猫626匹に上った。

 関係者が口をそろえるのは、“飼い主教育”の重要性だ。

 最近、高齢になった飼い主から「飼い続けられなくなった」と、中型犬の引き取りを求める例が目立つ。小型犬より新たな譲渡先は見つかりにくいという。福岡市のセンターの吉柳所長は「定年退職後に子犬から飼い始める人も多い。10年を超えると体力が衰え、散歩など世話をしきれないようになり、飼えない人が出てくる。自分は何歳まで飼育できるかを考え、それに合った犬を最初に選んでほしい」と訴える。

 北九州市のセンターの城崎明徳所長は「野良猫への無責任な餌やりをなくし、引き取り数を減らす地道な活動を地域で続けていくしかない」と話している。

西日本新聞社
posted by しっぽ@にゅうす at 06:36 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「殺処分」の真実。犬が最後に見る私たちの知らない光景とは

ショートフィルム



<殺処分の現状>
 現在、日本では年間8000頭以上の犬が殺処分されている。その一つ一つの命が殺処分場でどのように失われているのか、犬たちはどんな最後を迎えるのか。そして、そこで働く人たちはどのような気持ちで犬たちを処分しているのか。私は、飼い犬の死を境に、どうしても自分の目で確かめたくなって現場へ向かった。たどり着いた殺処分の現場では「誰も犬を殺すためにここで働いているわけではない」という悲痛な担当者の声を聞いた。一方で「殺処分ゼロ」のスローガンに潜む危険性を訴える声もあった。この作品は閉鎖的な施設で最後を終えた犬が見たであろう光景を時系列で追っていく。タイトルの「10424」という数字は平成28年度の殺処分数である。

<取材の難航>
この作品を制作するにあたって、犬の殺処分が行われている「動物愛護センター」「動物指導センター」「保健所」など各都道府県に一つはある行政の施設に片っ端から電話をかけていった。どの施設も反応は同じで撮影は許可されず、「昔は撮影など許可していたけど今は日本以外の国からも批判されることもあって許可していない、気持ちは分かるけど理解してくれ」などと言われた施設もあった。そんな中一つだけ施設の名前は公表しないことを前提に、撮影に応じてくれる施設があった。他の施設にも粘り強く交渉した結果、場所の特定を避けるという条件のもと撮影を行うことができた。
最終的に合計4か所の施設から許可が下り、動画の中では各施設の映像を組み合わせてどこの施設かわからないよう構成している。

<殺処分>
 殺処分は案外あっけなく終わる。犬たちが暗いトラックに詰められて、辿り着いたのは、コンクリートと鉄の無機質な空間。たまに置かれるドックフードと水を飲んで、3日から1週間もすると、突然動いた鉄の柵に押し出され、棒で突かれ、小さな鉄のボックスに入れられる。ボックス内部の映像が映ったモニターやシンプルなボタンのある操作室から、二酸化炭素注入のボタンを押す。窒息死したことが確認されると、焼却炉の上までボックスが動き、ボックスの下がバタンと開き、焼却炉へと落ちる。そして数時間焼かれ灰になる。
灰はドラム缶に入れられその後、ゴミ処理場へ運ばれる。生きた証も何もかも、言葉の通りこの世界から消えてしまう。

 いつ死んだのか、いつ焼かれたのか、現場にいても分からない。この作品を作るきっかけになったのが約17年間生きた愛犬が死んだ時、テレビで年間1万頭以上の犬が殺処分されているという事実を聞いて、その現実を受け止められず、理解したいと思ったからだ。実際にその現実を目の当たりにした時、そこには悲しみという感情はなく、ただ淡々とした作業が行われるだけで、焼却炉のゴーっという重低音と遠くから聞こえる犬の声が鳴り響いているだけだった。

<現場からの声>
 私は初め、どうしてこういうことをするのか理解できず、業務を請け負う行政の姿勢に怒りさえ覚えた。しかし、実際の生の声を聞く内にその怒りの矛先をどこへ向ければいいのか分からなくなった。

「誰も犬を殺すためにここで働いているわけではない」
「重度の怪我や凶暴でどうしようもない犬もいることを理解してほしい」

そう話すのは現場で働く職員の方で、どうしても殺処分というネガティブな現実を取材している以上、私に対して「決して私たちは悪者ではない」ということを理解して欲しい気持ちが強く伝わってきた。死ぬまで面倒を見る行政主導のシェルターがない日本で、殺処分業務を請け負うのは行政しかなく、現場のことを理解せずに殺処分ゼロを掲げるトップの姿勢に不満を漏らしている職員もいた。中にはそうした訴えを諦め、ただ淡々と感情を殺して業務を行う職員の姿も見受けられた。
現在多くの施設では二酸化炭素による窒息死がほとんどだが、中には安楽死させて欲しいという批判を受けることもあるようだ。
それに対して

「私たちもできる事ならそうしたいが、一頭ずつ注射を打つことがどれだけ大変なのか分かって欲しい」

と訴えてきた。動物に一切触れずボタン操作一つで多くの命を奪うことが出来るこのやり方は、現場の職員にとっては、“最善”の方法であるのかもしれない。現在の殺処分の仕組みを改めて問う必要があると考える。

 殺処分ゼロを目指したいが、多数の犬を引き取るボランティア団体の負担が増えると、団体の予算と飼育スペースが圧迫され、劣悪環境で飼育され、感染症に苦しむ犬が増える問題が一部で顕在化している。行政主導のシェルターが整わない限り、このような現状をないがしろにはできない。

 こうした日本の現状を知ることが問題解決の第一歩となっていく。しかし、それだけでなく私たち「飼う側」、「売る側」の犬に対する意識が変わらない限り殺処分は減らないのではないだろうか。

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Yahoo!ネット募金では、動物の殺処分防止のための活動などへ寄付を受け付けています。
下記URLより、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。
https://yahoo.jp/9Py0Gd
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受賞歴

-International Filmmaker Festival of New York
ショートフィルム部門 審査員特別賞
-Media Explorer Challenge Award 2018 入選 (映像展示)
-東京ドキュメンタリー映画祭 2018
など

クレジット

今治建城/Tatsuki Imaji
posted by しっぽ@にゅうす at 06:34 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野良猫の餌やりでトラブル、79歳女性に実刑言い渡し 米オハイオ州

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(CNN) 米オハイオ州ガーフィールド・ハイツで、79歳の女性が捨て猫に餌を与えた罪に問われ、10日間の服役を言い渡された。

CNN系列局WJWによると、服役を命じられたナンシー・セグラさん(79)は、近所に住んでいた男性が猫たちを置き去りにして転居したため、数年前から猫の面倒を見るようになった。

しかしガーフィールド・ハイツでは野良猫や野良犬の餌やりが法律で禁止されていた。このため近隣の住民が当局に通報し、セグラさんは2017年から出頭命令が届くようになったと話している。

一方、同市のティム・ライリー司法局長によれば、セグラさんに対しては2015年以来、4回以上にわたって出頭が命じられていたという。

セグラさんは過剰な多頭飼育やごみを適切に廃棄しなかった罪に問われて2017年に有罪判決を受け、執行猶予付きで禁錮2年を言い渡された。野良猫の餌やりはやめるよう命じられたが、司法局長によれば、この命令には従わなかった。

今年5月には、執行猶予に関する審問で10日間の禁錮を言い渡されたものの、猫の餌やりはやめたと認定されて、執行は猶予された。

ところがその後も苦情が寄せられて、本人も猫に餌を与えたことを認めたため、法廷侮辱の罪に問われて8月11日から服役するよう命じられた。セグラさんの自宅にいた猫22匹は別の場所へ移された。

セグラさんの家族は今回の判決に衝撃を受けている。セグラさん本人も、「私がやったことに対する刑罰としては重すぎる。悪い事をしている人がたくさんいるのに」と不満を漏らした。
posted by しっぽ@にゅうす at 06:32 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

避妊具・熱湯・ヤケドに刺激薬、インコばかりを虐待した嘘つき男の素顔


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無職の男はSNS上にインコの虐待動画を投稿、愛鳥家らが通報を続けたことで逮捕につながった。男は複数のアカウントを持ち、インコを可愛がる様子を見せる表の顔と、虐待する裏の顔、その両面を使い分けていた。関係者は「おとなしく、虐待を行うようには見えなかった」と素顔を語るが――。

【写真】インコ虐待男のものと見られる、サイテーなツイート

「私のツイッターのフォロワーから、『インコ可愛がり総合ニュース』というアカウントがインコの虐待動画を流しているという連絡を受けたのが6月22日午後4時ごろ。それがきっかけでした」

インコ虐待男の表と裏の顔
 インコの飼い方や情報提供などを行うウェブサイト『インコ生活』を管理する山本さんが憤る動画の数々。そこに映っていたのは、

「コンドームをかぶせられたインコ、洗面台にためた水の中で溺れそうなインコ、ヒリヒリする薬をヤケドの痕に塗られ、のたうち回るインコの動画や画像でした」(山本さん)

 それが動かぬ証拠になった。

 愛知県警中村署は7月18日、動物愛護法違反の疑いで名古屋市の無職・坂野嘉彦容疑者(34)を逮捕した。取り調べに対し、

「私が飼育していたインコにコンドームをかぶせて身動きが取れないようにして、点火棒(長いライター)を押しつけ、放り投げるなどの行為をして虐待していたことは間違いありません、と供述しています。虐待理由は、鳴き声がうるさくて腹を立てたということです」(捜査関係者)

 名古屋市内にある自立を支援する寮。そこが坂野容疑者の住まいだった。生活困窮者や病院を退院して行き場のない人などさまざまな事情を抱えた人が暮らしているが、ほとんどの入居者が日中は仕事に出かける。坂野容疑者はそこに今年3月に入所した。最初は水回りが共同の階に住んでいたが、その後、居室内にトイレや浴室など水回りがそろっている部屋に移ったという。そこが犯行現場になった。

 坂野容疑者を知る関係者は、

「坂野さんはおとなしいタイプ。動物を虐待するような人には見えなかったのでびっくりしました。トラブルはなく、スタッフとの関係も良好でしたが、躁鬱がひどく、投薬や通院で治療をしていたようです。就労にも意欲的でしたが、仕事はしていませんでした」

 と近況を明かす。

 個室であっても、ペットを飼うことは禁止されていた。ところが坂野容疑者は4月ごろからインコを飼い始めた。前出・関係者が続ける。

「逮捕後、面会に行った知人に、インコを飼った理由を“ひとりで寂しかったから”と。夜、インコが突然、鳴きだして隣の人にバレるといけないと思い気が動転して殺してしまったのが最初。そのときに変なほうに気持ちが変化して、その後エスカレートしてしまったと話したそうです」


SNSで残虐な画像を載せる虐待男
 ツイッターの坂野容疑者のものと思われるアカウントでは

《今月で☆になるインコ、これで4羽目かなーまた2000円で活きの良いヒナ鳥買わなきゃなぁ》

《たった3カ月の間だったけど、君の飼い主であれた事を、私は誇りに思います》

《セキセイインコを63℃のぬるま湯で水浴びさせたら(中略)やがてクルっと腹を上に向けて動かなくなり、湯気とともに香ばしいインコ臭が立ちのぼってきましたw》

 などと、虐待の実態を生々しく投稿していた。目を覆いたくなる動画には、

“洗面台にたまった水から脱出しようと、濡れた羽をバタバタさせているインコを、水の中に沈めたり、羽をこするなど、命をもてあそぶ姿”

“洗面台のインコに、蛇口から激しく水を出し、水かさを増やし溺れさせようとしたり、排水口の栓を抜いたために吸い込まれそうになりながらも必死に羽をバタつかせているインコの姿”

“コンドームの先端に頭の部分がくるようにインコにかぶせ、身動きができないインコをライターでつついたり、ベッドや床の上に落としては拾ってを繰り返す姿”

“羽の軟骨部分にピアッサーで穴をあけたり、ヤケドの痕にヒリヒリする刺激薬を塗り込まれたためにもがき苦しむ姿”

 などが映されていた。

 ペットショップの小動物担当の店員は、

「セキセイインコはラブバードとも呼ばれ、特になつきやすい生き物です」

 前出『インコ生活』の管理人の山本さんは、

「今回、虐待を受けていたのは幼鳥。自分だけでは生きていけず、飼い主にすがるしかないんです。坂野(容疑者)になついていたわけではなく、すがっていたんです」

 そんな、か弱く愛くるしい動物を、坂野容疑者はもてあそんだ。そして動画をSNSに投稿するという鬼畜ぶり。

嘘つきのかまってちゃんの自己顕示欲
「自己顕示欲が強い」(前出・山本さん)という坂野容疑者について、

「自分を評価してくれる人がほしかったのでは。SNSとかでは自分を大きく見せようとしていましたからね」

 と見るのは前出の関係者だ。次のように続ける。

「国立大学の医学部中退とツイッターには書いていますが、嘘です。寮の入所者にもかかわらずNPO法人の職員と名乗っていますが、寮の人は“勝手に職員と言っている。困ったものだ”と頭を抱えていました。ほかにも坂野のものと思われるSNSには、“貯金が1000万円ある”とか、“車を所有している”とか書いているようですが、それも嘘。生活保護を受けるときは、資産状況を調べられます。貯金があったり車を持っていたらダメですから、資産なんてあるはずがない」

 要するに“見栄っ張りで嘘つきのかまってちゃん”。

「逮捕後、寮のスタッフが坂野容疑者の部屋に清掃に入ると、床や寝具の上には鳥のえさや羽が散らばっていたそうです」(前出・関係者)

 わずか体重30グラムのインコの命をもてあそび、その様子を動画で撮影していたという猟奇的愉快犯。

「私も家族も本当にショックで……心を痛めていて……」と、震える声で心境を明かしてくれたのは、坂野容疑者の母親だ。週刊女性の取材に、

「あんなひどいことをする子どもじゃありませんでした。小さいころから動物を可愛がる子で、インコも飼っていて可愛がっていました。いじめるくらいなら、なんで逃がしてあげなかったのか……。

 世間のみなさんに申し訳ないです。インコにも、ごめんなさい。本当にごめんなさい」

 そう何度も何度も謝罪の言葉を口にした。

 逮捕前、坂野容疑者はツイッターのアカウントを変え、毎週のようにグロテスクな虐待動画や写真をアップした。

「私たちは痛みを抱えながら見ていました。『また今週末もアップされるのではないか』とビクビクしていたので、捕まってホッとしました。ただ、今度は投稿せず、秘密裏に虐待する可能性がある。そうなると通報できない。動物愛護法違反の刑罰は軽いので、もっと厳罰化することで虐待の抑止力になるはずです」

 と前出・山本さんは訴える。

 愛鳥家の中には坂野容疑者の厳罰を求め、嘆願書を提出する動きもあるという。

 虐待の末に奪われる小さな命。インコが逃げ惑う姿は、もう見たくない。
posted by しっぽ@にゅうす at 06:27 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする