動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年08月13日

里親探しにつなぐ「預かりボランティア」…保護犬に「ヒトの優しさ」伝え続ける70代女性

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「預かりボランティア」という言葉を聞いたことはありますか? 犬や猫の保護活動を行う団体または個人から、一時的に保護犬、保護猫を預かり、自宅でお世話をするボランティアのことです。提供するのは“食”“住”だけではありません。ヒトの優しさ、ヒトと暮らすことの素晴らしさを伝えるのも大切な役目。SNSを通じて預かっている子の魅力を発信したり、譲渡会に同行して里親探しに協力することもあります。すべては、保護犬、保護猫が新しい家族と出会うためのお手伝いです。

【写真】岩井さん宅の広い庭で走り回る保護犬たち

 そんな預かりボランティアに“生きがい”を感じているのは、大阪・高槻市の岩井みや子さん(72歳・仮名)。子供のころから動物が好きで、犬、猫、ウサギ、ニワトリ、ヤギなどさまざまな動物の飼育経験があり、今は15歳になるワイアー・フォックス・テリアのキャンディーちゃんと暮らしています。近所の人が犬の保護活動をしていると知り、役に立ちたいと考えましたが、自身の年齢で若い犬を迎えるのは無理がある。「年齢が行った子はいませんか?」そう尋ねたとき、勧められたのが預かりボランティアでした。

「私の年齢でできるだろうかと不安でしたが、大丈夫と言っていただき、自分の経験を生かして犬を救うことができるのならと、お引き受けすることにしました」(岩井さん)

 これまでに6頭の保護犬を預かってきた岩井さん。どの子にも思い入れがありますが、特に印象深いのは、鹿児島・徳之島からやって来たすみれちゃんです。島の保健所に収容され、人懐っこい性格で職員にもかわいがられていたそうですが、脳に障害があり、歩行にふらつきが見られました。ただでさえ島内の譲渡は難しいのに、障害がある子のハードルはさらに上がります。そこで、大阪の市民ボランティア「犬の合宿所in高槻」が引き取り、関西で里親探しをすることになりました。預かりボランティアに手を挙げてくれた岩井さんの存在がなければ、実現しなかったことです。

 岩井さんの家に来た当初のすみれちゃんは、頭を振りながら「千鳥足」のように歩いていたそうです。でも、そんな歩き方を、岩井さんは「個性」ととらえていました。「特別だとは思いませんでした。お留守番させても何もイタズラしないし、家の中ではちゃんとシートでオシッコする。手のかからない子でしたよ」。

 結局、1年9カ月もの間、岩井さんの家で暮らしたすみれちゃんは、広い庭を走り回ったり、たくさんお散歩に連れて行ってもらったおかげで、足腰に筋肉がついて、自分の体をコントロールできるようになりました。フローリングの床も滑らず歩けるようになり、「オスワリ」の姿勢でもふらつくことがなくなったそうです。「オテ」までできるようになった(つまり、3本足で体を支えられるようになった!)と言いますから、これはもう、岩井さんの愛情のたまものです。

「とにかくかわいくて、私があと10歳若ければ、ずっと一緒にいたいと思いました。でも、自分の年齢を考えたら、若いすみれちゃんを引き取ることはできないですよね」(岩井さん)

 2年近くも同じ預かりボランティアのもとにいるのは珍しいことで、「ここが自分の家だと勘違してしまうとよくない」との配慮から、他のボランティア宅に“お引っ越し”したすみれちゃん。今では新しい家族に迎えられ、幸せに暮らしています。

 預かりボランティアとして岩井さんが心掛けているのは、「好きだよ」「かわいいね」「お利口だね」と声を掛けながら、抱き締めたりなでたりすること。「飼っていた犬にも、ずっとそうしていました。性格はそれぞれ違いますが、怖がりな子も、続けていると甘えてくれるようになりますよ」(岩井さん)

 オスワリ、オテ、マテ、呼び戻しなど、家庭犬として必要なこと、新しい飼い主さんが喜んでくれそうなことも、できれば教えたい。それが、新しい家族との出会いにつながるから。

「送り出すときにはいつも、『幸せになってね』と声を掛けます。前の日はさみしくて涙が出るんですけどね(苦笑)。同世代の方にはぜひ、預かりボランティアをすすめたいです。話し相手になってくれますし、『何かしてあげたい』と思うことで、生活にハリも生まれます。私も、散歩に行けるうちは続けたいと思っています」(岩井さん)

 今は、ゆきみちゃんとおはなちゃんという2匹の保護犬を預かっている岩井さん。愛情たっぷりに育てられていますから、「幸せになってね」の言葉を掛けてもらう日も、そう遠くないでしょう。


(まいどなニュース特約・岡部 充代)

まいどなニュース
posted by しっぽ@にゅうす at 09:42 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロに聞いた!知っているようで知らない犬の散歩に関する5つのこと


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「犬の散歩は毎日行くもの」、そう思って何気なく散歩に連れて行ってる飼い主さんも多いでしょう。しかし、よく考えたら犬の散歩の必要性やベストな頻度・時間帯など、知っているようで、知らないことも多いはず。そこで今回は、犬の散歩に関する5つの疑問について解説します。

プロに聞いた!知っているようで知らない犬の散歩に関する5つのこと
犬に散歩をさせる理由とは?
犬に散歩をさせる理由とは?
犬を散歩に行かせる理由や目的は、運動による健康維持や、ストレス発散だということはよく知られているでしょう。しかしそれだけではなく、犬にとって外の空気や風、ニオイはよい刺激となり、楽しみでもあるのです。
また、ずっと室内だけで飼っていては、災害などの避難時にパニックになってしまう恐れも。日々の散歩で外の環境に慣らしておくことはとても重要なことです。

プロに聞いた!知っているようで知らない犬の散歩に関する5つのこと
散歩に行く時間帯はいつがベスト?
散歩に行く時間帯はいつがベスト?
散歩に行く時間帯は、涼しい時間帯であればとくに問題ありません。夜の暗い時間帯は、昼間と違い人通りが少なく、刺激も少なめですが、暗くて歩きづらそうにしていなければ大丈夫です。
ただし、夏の暑い日は熱中症になりやすいので、時間帯には注意しましょう。特にアスファルトは、昼間は焼けるように熱くなり、日没後も温度が下がるのに時間がかかります。熱中症を予防するためにも、夏場は早朝か夜がおすすめです。

プロに聞いた!知っているようで知らない犬の散歩に関する5つのこと
雨の日も散歩をしないといけないの?
雨の日も散歩をしないといけないの?
「犬の散歩は毎日行くべき!」と思いつめてしまうと、飼い主さんは犬を飼うことが息苦しくなってしまうかもしれません。雨が好きな犬もいますが、悪天候の日は無理に散歩に行かなくてOKです。また飼い主さんの体調が悪い日も、無理して散歩する必要はありません。
普段から「散歩に行かない日もある」と習慣づけておくと、犬も飼い主さんも余計なストレスを感じずに済むでしょう。

プロに聞いた!知っているようで知らない犬の散歩に関する5つのこと
散歩を嫌がる犬はどうしたらいい?
散歩を嫌がる犬はどうしたらいい?
散歩を嫌がるときは、ごほうびのおやつを使って、「散歩をするといいことがある」と教えましょう。また、「散歩が嫌いでリードをつけるのが大変」という場合は、散歩以外のときにリードをつけ、ごほうびのおやつやゴハンを与えて、「リードをつけるといいことがある」と覚えさせるのがポイントです。

散歩が嫌すぎて、道路にあおむけで寝転がってしまうような犬には、「歩き食べ」が効果的なことも。飼い主さんの横をしっかりと歩けたら、ほめてごほうびのおやつをあげてみてください。そうすることで、「一緒に歩くといいことがある」と犬は思い、散歩が楽しくなるはずですよ!

ほかの犬に吠えてしまう場合はどうすればいい?
散歩中に、ほかの犬に吠えてしまう場合は、おやつなどで誘導し、すみやかに相手の犬から離れましょう。また、ほかの犬に対面しないような時間帯に散歩をしたり、公園などできるだけ周りを見渡せる道を選で散歩したりするのもおすすめです。
他にも、飼い主さんが愛犬よりも先にほかの犬に気づいて、コースを変えるなどの工夫をすることも大切。まずは、「ほかの犬に吠える」という行動を愛犬に繰り返させないように心がけましょう。今回は、散歩の必要性や回数、時間帯といった基本的なところから、お悩み解決法についてご紹介してきました。愛犬との散歩は、大切なコミュニケーションでもありますから、ごほうびのおやつなどをうまく活用して楽しい時間にしてくださいね!

参考/「いぬのきもち」2018年6月号『雨の日も行ったほうがいいの?  イヤイヤして歩かないときは? etc.……散歩のお悩み、なんでも答えます♪』(監修:SKYWAN!DOG SCHOOL 代表 家庭犬しつけインストラクター 井原亮先生)
文/なかやまゆ
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室

posted by しっぽ@にゅうす at 09:33 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬が老いると「しなくなる」ことは?気を付けたい理由も

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シニア犬が「〇〇をしなくなった」ときは、体調変化や病気のサインかも!飼い主さんが「あれ?」と感じたのなら、愛犬の体のどこかに異変が隠れているかもしれません。今回は、シニア犬の不調に気がつくための3つのサインをご紹介します。

犬が老いると「しなくなる」ことは?気を付けたい理由も
もう歩けないです〜!ちょっと休憩♪
歩かなくなった
シニア犬になると室内を歩きたがらない、お散歩も行きたがらない仕草をみせることがあります。

これは、足腰の筋力の衰えからくる、筋肉や関節の痛みだけではありません。聴力や視力も衰えることで、音に気がつかず急に物音に驚いてびっくりしたり、見えにくく障害物につまづいたり、滑って転倒することに対する不安からくることが多いです。

歩き回らなくなると病気の可能性も
白内障や椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、僧帽弁閉鎖不全なども、加齢とともに注意したい病気です。目はしっかり見えているのか、どこか痛そうなところはないか、苦しそうな様子はないかなどをチェックしましょう。

犬が老いると「しなくなる」ことは?気を付けたい理由も
ごはんのお皿は自分で用意するよ!
食べなくなる
シニア犬になると食が細くなったり、日によって食欲にムラが出ることがあります。食べるために下を向いてかがみこむ姿勢がとりにくくなったり、噛む力が弱くなるなど、加齢によるものもあります。

歯や歯肉、口の中の異常のチェックの他に、定期的に健康診断を行って、病気で食べたくないのか、腫瘍や内臓の病気はないかなどを確認してください。

犬が老いると「しなくなる」ことは?気を付けたい理由も
フクロウみたいなびっくりなペロリ。のどが乾きました!
水の飲み方に変化がでる
シニアになった犬が、1日にどれくらいお水の量を飲むのかをきちんと把握しておくようにしましょう。いつもより多いのか? 少ないのか? に気がつくことが、病気の早期発見につながります。

お水をたくさん飲む
腎臓や内分泌系の異常、子宮蓄膿症などの病気、ステロイドなどを投薬中の場合は、お水を飲む量が増えて「多飲多尿」になることがあります。

お水を飲まなくなる
歯や歯肉、舌など口の内の異常や内臓疾患がある場合は、飲むお水の量が減ることもあります。

1日に飲むお水の量がいつもと違うことで、体の異変に早い段階で気がつける場合が多いです。シニア犬をよく観察して、病気や不調に早く気がついてあげられるようにしましょう。

監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 09:31 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護犬・保護猫を「うちの子」に。しつけにくそう、は勘違い

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数年前まで、犬猫を迎えたい時はペットショップに足を運ぶのが主流でした。「純血」というブランドを掲げ、ガラス張りのショーケースの中で数万〜数十万円という命の値段がつけられている犬猫たちを迎えることしか動物を飼う策はないと、多くの人々が思っていたのです。

 ですが、近年ではペットショップの犬猫ではなく、保護犬や保護猫をおうちに迎える人が増えてきています。果たして、その背景には一体どんな事情があるのでしょうか? 愛玩動物飼養管理士である筆者がその事情を考えてみました。

殺処分問題に関心を持つ人が急増
 もともと野良だったり、飼い主に捨てられたりした保護犬・保護猫は数年前までなかなかスポットが当たりませんでした。飼い主のいない動物は保健所や動物愛護施設に連れていけば助けられると思っている人も多かったように思います。

 しかし、SNSが活発になったことで動物を取り囲む状況が見える化され、殺処分の実態やペットショップの裏で動物の命を食い物にする悪徳ブリーダーの存在が知られるように。すると、「動物の命を助けたい」「悲しい思いをする動物を減らしたい」という声が高まり、実際に動物保護に携わる人も急増。保護犬や保護猫という言葉が頻繁にマスメディアに取り上げられるようにもなりました。

 保護犬・保護猫が注目されている背景には、動物後進国の日本にも徐々に動物愛護の精神が芽生え始めてきたことが関係しているのです。

保護猫カフェの増加で保護猫ブームに
 また、身よりのない動物を収容している保健所や、保護・譲渡に携わっている動物愛護団体はこれまで少し遠い存在のように感じられていました。

 保健所は暗いイメージが強くて足を運びにくい場所であり、動物保護団体は保護した動物が再び悲しい思いをせず虐待も受けないよう、厳しい譲渡条件を設けているところが多いため、ペットショップで動物を購入しようと考える人が多かったのです。しかし、全国各地に続々と保護猫カフェが誕生したことで、その状況は変わりつつあります。

 保護猫カフェの中には地元の動物愛護団体や保健所と連携し、譲渡をすすめているお店も。足を運んだお客さんはその取り組みを見て、自分の身近で飼い主を求めている動物がたくさんいることを実感し、「殺処分の減少に協力したい」と考えるようになります。

 そうした人が増えると保護猫だけでなく保護犬にも注目が集まりやすくなり、動物を飼うならペットショップではなく保護犬や保護猫を迎えようという声が高まっていきました。

 保護猫や保護犬が迎えられやすくなった背景には、お金を出してペットショップで購入するよりも、目の前にある命を優先的に助けたいと思う人が多くなったことが深く関係しているのです。


保護犬や保護猫はしつけにくい?
 保護犬や保護猫を迎えたいと思ってはいても、そうした経験が初めてだと「しつけは大丈夫だろうか…」と不安になってしまうこともあるでしょう。もちろん、悲しい思いをした保護犬・保護猫の中には人間を信じられず、心を閉ざしてしまっている子もいます。しかし、ペットショップで売られている子よりも保護犬や保護猫は人なれしており、しつけが済んでいる場合が多いのです。

 ペットショップで販売されている犬猫は生後まもなく、親やきょうだいと引き離されます。本来ならば親やきょうだいと遊ぶ中で他者との関わり方を学ばなければいけない時期に、ひとりぼっちでショーケースに入れられる。これがペットショップの問題点です。そうした子犬や子猫は噛み癖が治らなかったり、粗相をしてしまったりと大人になっても問題行動が見られる場合も少なくありません。

 対して、動物愛護団体や動物保護カフェで育てられた子は、幼少期に様々な人や犬猫と関わっていることが多いため、穏やかで人なれしており、しつけが済まされた状態で譲渡されることがほとんどです。

不安を抱いたら信頼できる機関や団体に相談を
 さらに、保護犬や保護猫を迎える時は一週間程度おうちで実際に過ごしてみる「トライアル期間」が設けられていることも多いもの。自分は本当に動物を飼育できるのかを改めて考えることができます。トライアル期間は動物同士の相性を見るためにも役立つので、多頭飼いを考えている方にとっても、ありがたい期間となるのです。

 また、ペットショップとは違い、しつけに関する悩み相談に乗ってくれる動物愛護団体や動物保護カフェも多いので、いざという時に頼りになります。困った時に力になってくれる人がいると、ストレスなく動物と向き合えるようになるはず。実際、筆者も地元の動物愛護団体から子猫を譲ってもらった時に飼育上の適切なアドバイスを貰えたり、腕のいい動物病院を紹介してもらえたりして、とても心強かった覚えがあります。

 初めて保護犬・保護猫を迎える時は様々な不安を抱くことがあるかもしれません。しかし、信頼できる動物愛護団体や動物保護カフェなどを調べて相談してみると、自分に合った子が見つかりやすくなります。最近では殺処分よりも譲渡に力を入れている保健所・動物愛護施設も増えてきているので、そうした場所にも一度足を運んでみてください。

 保護犬や保護猫は身勝手な人間が生み出した、被害者。その命を救い、紡いでいくことも人間にしかできないことなのです。

<文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>

【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291

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posted by しっぽ@にゅうす at 09:19 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護猫シェルターの館長は小学生! 殺処分ゼロを目指して奮闘する小6の女の子

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山口県山口市の「てしま旅館」には、小学6年生の女の子が館長を務める保護猫施設「猫庭」がある。1969年創業の旅館の中庭に、改装した貨物コンテナ4基を重ねた2階建てのシェルターを設置。ここでは常時30匹ほどが暮らしており、毎週日曜日の譲渡会や、旅館の利用者が参加できる見学会などを通じて、里親につないでいる。2016年6月に開設して以来、譲渡先が見つかった猫は250匹に上るという。

【写真】保護した猫の世話をする小6の館長・手島姫萌さん

猫庭の館長は、手島姫萌(ひめも)さん。1年生のときに父の英樹さん(当時は猫嫌い)にきょうだいで頼み込んで野良猫を飼い始めた。猫中心の生活を送るうち、英樹さんも晴れて猫好きに転向。ついには地元山口県の猫殺処分数の多さが気になり始めるほどになった。手島家は「殺処分をゼロにしたい」との思いから、クラウドファンディングで400万円余りを調達。とうとうコンテナを活用した猫庭事業をスタートさせるに至った。

姫萌さんは日々の餌やりや掃除、健康チェックなどを担当。また館長として、旅館の利用者や、譲渡会の参加者を案内する役も担う。ちなみに、猫庭のアイコンに使われている物陰からひょっこり顔を出す猫のイラストは、姫萌さんが小学3年生のときに描いたものだ。

猫庭の取り組みは話題となり、新聞やテレビの取材も相次ぐように。猫好きを中心に旅館の利用者も増え、姫萌さんらは忙しい日々を送る。趣旨に賛同する企業とは「猫庭コーポレート・パートナーシップ」を締結。ネイル関連企業とは、今年から新たに「猫庭ネイルプロジェクト」を始めた。これは、猫庭のイラストをネイルアートに使い、売り上げの一部を猫庭の運営費に充てる取り組みだ。

このほど、猫庭のネイルシールを販売するネイル用品販売会社「TAT」(兵庫県西宮市)を英樹さんと訪れた姫萌さん。「猫を通じていろんな場所に行ったり、人の輪が広がったりするのが楽しい」と笑顔を見せる。

英樹さんによると、猫庭では現在、主に山口県内の家庭から引き取った猫を世話している。ちなみに山口県の猫の殺処分数(下関市を除く)は、2015年度までは年間2000匹台で推移していたが、16年度には一気に907匹まで激減。譲渡数を前年度の85匹から1071匹まで増えためで、17年度も542匹(譲渡は1489匹)と大幅に減らすことに成功している。


(まいどなニュース・黒川 裕生)

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posted by しっぽ@にゅうす at 09:13 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする