動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年09月14日

猫8割が殺処分…愛護センターで“悲劇” 持ち込まれる野良猫が激増、収容能力超える

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 大分市廻栖野に今年2月に開設された「おおいた動物愛護センター」に半年間で1688匹のネコが持ち込まれたことが、センターのまとめで明らかになった。既に県内の昨年度1年分(1820匹)に迫りつつあり、収容能力や譲渡が追い付かないことから8割が殺処分されている。譲渡を推し進める施設ゆえに、助かると思って持ち込まれる野良猫が激増し、殺処分が増える“悲劇”となっている。

 センターは、殺処分を減らそうと、県と大分市が共同で設置。野良猫、野良犬の引き取り業務を保健所から引き継ぎ、譲渡会などを開いている。

 まとめでは、開設日の2月17日から8月16日までに引き取ったネコ1688匹のうち、殺処分されたのは1356匹。新しい飼い主が見つかりやすいイヌに比べてネコはニーズが低く、これまでの譲渡件数は106匹。収容できるのは最大100匹に限られる上、健康状態が良くないネコなども多く、殺処分を迫られているという。

 持ち込み急増に関し、センターは「保健所は殺処分されるイメージがあるのに対し、センターは保護される印象があるため」と分析。県内の殺処分は3年連続で2千匹を下回っていたが、本年度は上回る可能性がある。

 イヌはセンター開設以降290匹が持ち込まれ、譲渡は145匹。最大56匹を保護でき、殺処分されたのは82匹にとどまった。

 センターによると、ネコは生後半年ほどで妊娠が可能になり、2カ月の妊娠期間で平均6匹を出産。1年に3回出産でき、1匹のネコから1年で78匹まで増えるほど爆発的な繁殖能力があるという。

 県内では、県や市町村による不妊去勢手術の補助もあり、センターは(1)不妊去勢手術をする(2)野良猫には餌を与えない−ことなどを呼び掛けている。 (稲田二郎)

西日本新聞社
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日本ヘルスケア学会の発表でみえた「人と動物の共生効果」

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【人とペットの赤い糸】

 第3回日本ヘルスケア学会年次大会並びに日本ヘルスケア協会(JAHI)活動発表会が6日から2日間、明治大学駿河台キャンパスで開催され、第72代横綱稀勢の里の荒磯寛氏が特別講演を行った。

 JAHIが目標としているのは、健康寿命の延伸である。現在、平均寿命と健康寿命の差は男性で9年、女性は12年だが、健康寿命をそれぞれ伸ばすことをベースに活動と研究を行っている。「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」でも、人とペットの健康寿命延伸を目標に活動しているが、本学会で有益な発表とシンポジウムが開催されたので、その一部を紹介したい。

 一般口演で優秀賞を受賞したのが、推進部会の副部会長、児玉博充氏が代表して発表した「ペットとの生活による高齢者の健康効果報告と今後の検証計画」。獣医師、メーカーを中心としたチームで行った取り組みだ。犬と触れあう前後の高齢者の唾液を測定した結果、18人中15人で幸せホルモン(オキシトシン)が増加し、ストレスホルモン(コルチゾール)が減少したという結果が出た。セラピー犬では15頭中14頭中に、ボランティアの方々も15人中11人で幸せホルモンが増加し、ストレスホルモンは減少した。

 教育講演では日本動物病院協会の元会長で赤坂動物病院総院長、柴内裕子先生が登壇。1986年以来、2万2000回にわたって行ってきた「人と動物のふれあい活動(CAPP)」の中から、犬に本を読み聞かせる「READ(リード)プログラム」と、長期入院の子供たちを訪問するセラピー犬に関する効果検証が発表された。

 リードプログラムでは、犬に子供たちが本を読み聞かせる際、犬がいることで緊張がほぐれて心拍や血圧が安定するだけでなく、自信や達成感につながり、もっと読んであげようという読み聞かせの能力向上につながるという説明があった。小児病院での触れ合い活動後の患児、セラピー犬、ボランティアのオキシトシンは全て上昇、コルチゾールは患児、セラピー犬で低下がみられた。

 「ペットとの暮らしによる健康効果〜現状の課題と解決法〜」と題したパネルディスカッションでは、柴内先生や児玉氏に加え、東京薬科大学の下枝貞彦先生も参加し、筆者が進行を担当した。犬は成熟しても人に友好的で伴侶動物としてふさわしいこと、高齢者が犬と暮らすことで飼育していない場合と比べて年間通院回数が少なく済んだこと、犬との散歩で健康寿命延伸(男性0・44歳、女性2・79歳)、人の痛みが分かるといった子供の心と体にペットが与える効果などが発表された。

 2025年大阪・関西万博が「ウエルネス&ヘルスケア」をメーンテーマとして開催されるが、JAHIの果たす役割がさらに重要になるだろう。ワンヘルス(人、動物、環境がそれぞれの健康・保全に密接に関連している)が一部普及しつつあるが、環境の保全とともに、人と動物の共生が国民の健康に密接に関係するという理解がさらに浸透することを願いたい。

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。
posted by しっぽ@にゅうす at 00:38 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットなどの火葬施設を廃止へ 「ごみとして扱うのは納得ができない」と反発も

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横須賀市は2020年3月末に、ペットなどを火葬・焼却する小動物火葬施設(同市公郷町1丁目)を廃止する方針を固めた。焼却炉の老朽化に加え、地元住民から炉の更新を望まない意見が出ていることなどが理由。廃止後は、ごみ処理施設で処分する。これに対し、市動物愛護協会は「家族の一員をごみとして扱うのは納得ができない」とし、市に撤回を求める要請書を提出。反対の署名活動も始めた。

【写真でチェック!】「自然豊かな場所なら…」 公園へのペット遺棄、後絶たず

 市資源循環推進課によると、施設は1962年に建設。ペットのほか、有害鳥獣や、道端で死んだ犬や猫などの「へい死獣」などを、専用炉で火葬・焼却している。17年度はペット3134体、有害鳥獣2850体、へい死獣1978体を扱った。

 廃止を決めた理由について市は、06年に更新した専用炉が老朽化した上、地元住民から更新を望まない声が上がっていることや、業務委託先の担当者の高齢化も進んでいることを列挙。加えて、ペットブームで民間のペット葬儀業者が市周辺に増えていることも要因に挙げる。

 廃止後は飼い主が、自分で業者に依頼するか、来年3月から本格稼働する新たなごみ処理施設(エコミル、同市長坂5丁目)で処分するかを選ぶことになる。市によると、小動物を専用炉で火葬しているのは横浜や川崎、藤沢など6市。その他の自治体は、通常のごみ焼却場などで焼却しているケースが多い。

 これに対し、市動物愛護協会は反発。小動物火葬施設の稼働停止の撤回や新施設の建設などを求める要請書を8月、市に提出した。

 協会の前理事長(64)は「結論ありきで拙速だ。『動物は家族の一員』と発言している市長に、よく意見を聞いてほしい」と市に再考するよう求めている。現在、3千筆を目標に、街頭やインターネットで廃止に反対する署名を集めており、10月にも市に提出したい考えだ。

 今月8日に開かれた市議会生活環境常任委員会で、市側が市議会12月定例会に、関連議案を提出することを検討していると報告。委員は突然の方針であることや協会への説明不足を指摘。エコミルで焼却するにしても、飼い主に配慮するよう求める意見も出された。

神奈川新聞社
posted by しっぽ@にゅうす at 00:37 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?

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愛猫との暮らしは楽しいことも多いですが、実際のところ大変なこともありますよね。そこで今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん517名に「猫との暮らしで、楽しいけど『これだけは大変!』と感じること」について、アンケート調査を実施。
この記事では、飼い主さんたちが答えてくれた回答の一部を、タイプ別に紹介します!

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?
口を開けるソマリ
朝や夜に…
まずは、「愛猫に朝早く起こされる…」「愛猫が夜なかなか寝てくれない…」などといった飼い主さんの声を紹介します。

「朝4時に毎日起こされて、睡眠不足の日々が大変です」
「休みの日で疲れて起きられなくても、朝ごはんの時間前に起こされる」
「朝起きてすぐの、かまって攻撃には大変お手上げです」
「朝が早いこと。毎朝4時半に起こされます。鳴くことから始まり、最終的には携帯を咥えて落っことします」
「深夜の大運動会」
「多頭飼いで、寝てるときに運動会が始まること」
「夜中のハイテンション」
「遊んでほしいと鳴いているときに自分が眠いとき」

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?
まんまるお目めのペルシャ
掃除が大変…!
愛猫の毛が抜けて家の中の掃除が大変、などという声もありました。

「換毛期になると、家中毛だらけになること。3匹いるので」
「猫の毛が服につくから取るのが大変」
「掃除機をかけたのにすぐに毛が落ちる」
「水飲みフィルターやトイレの掃除」
「月1のトイレ丸洗い。半腰の体勢がキツイ」

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?
爪とぎするアメリカンショートヘア
家の中が…
家の中のあちこちで愛猫に爪とぎをされてしまうという、飼い主さんの嘆きの声も…(笑)

「ダンボールを細かく噛みちぎる」
「家の中が破壊される」
「家具や生活用品への爪研ぎ」
「あちこちで爪研ぎ」

楽しいけど…猫との暮らしで「これだけは大変」と感じることは?
寝転がるブリティッシュショートヘア
愛猫のアピールが…
愛猫のかまってアピールや一緒に遊んでいる最中などに、「トホホ…」と感じてしまう瞬間もあるようです。

「『撫でて』『お尻ポンポンして』コールが食事中、着替え中、睡眠中にくると困るけど、かわいいから許す」
「若い猫は遊んであげても疲れ知らず。いつ遊びモードに入るかわからず、スイッチが入ると大騒ぎ」
「猫との鬼ごっこに付き合うこと! アラ還の私には辛い」
「わざわざ暑い洗面所の洗濯機の上で、ご満足いただけるまで撫でさせられること。暑い…。でも、途中でやめると怒って噛みついてくる(笑)」
posted by しっぽ@にゅうす at 00:36 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物と人がよりよく暮らせる、新しい文化を提案|ペットの保護シェルターと譲渡のための施設「SPA」

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取材・文/柿川鮎子 写真/木村圭司


この夏、東京都大田区山王に、ペットの保護シェルターと譲渡のための施設SPA(Society for the Protect to Animals)が開所しました。「ペットと暮らす幸せな生活の提供」を目的とした、これまでになかった新しいタイプの譲渡と保護のプラットフォームです。

NPO法人SPA代表理事の事齋藤鷹一さんは「今までの保護シェルターにはない、こだわった作りにしました。世界基準レベルを目標にしていて、ハード面とソフト面の両方ともに、徹底的に動物に配慮したものにしています」と施設を紹介してくれました。

動物と人がよりよく暮らせる、新しい文化を提案|ペットの保護シェルターと譲渡のための施設「SPA」
海外の譲渡団体とも契約を結んで、将来的には海を渡って幸せになる子が出てくるかも
日本では飼育できなくなったペットの引き取りは自治体が行っているほか、各地の保護団体が独自の保護施設をもち、飼育管理しています。今回新しくオープンしたSPAはこうした従来型の施設とは大きく異なります。代表の齋藤さんに詳しく解説していただきました。

動物と人がよりよく暮らせる、新しい文化を提案|ペットの保護シェルターと譲渡のための施設「SPA」
日本では年間4万頭を超える動物が殺処分されている
■ペットと暮らす幸せな生活の提供
齋藤さんは団体立ち上げの動機について、「動物と人がよりよく暮らせる新しい文化を提案したかった」と言います。「従来の保護犬・猫のイメージは捨てられて『ちょっとかわいそう』な印象が強く、テレビや雑誌で紹介されてきた日本のシェルターは、悲しく切ない気持ちにさせられる場所でもありました。そうした従来のイメージを一新させたかったのです」

動物と人がよりよく暮らせる、新しい文化を提案|ペットの保護シェルターと譲渡のための施設「SPA」
一見するとサロンのようなインテリア。フードやグッズなども物販も準備中
「もちろん、明るく希望のある施設も、日本にはたくさんあります。私は海外のシェルターと連携するために、ロサンゼルスやシンガポール、ハワイなどの施設を見学してきましたが、暗さは感じませんでした。学校帰りの子供が犬や猫と遊びにくる場所です。子供とたっぷり遊んで人に慣れた犬や猫が、譲渡先で幸せに暮らすのです。

日本の保護施設のイメージを変え、ペットをお迎えしたいと考える人が、ショップの他にもSPAという選択肢があるということを知って欲しいと願って、SPAをオープンさせました。そのため、外観から内装まで、アパレルショップのようなデザインです」という通り、外観も内装も凝ったつくりになっています。


■ペット選びの新しい選択肢に
齋藤さんは、一人でも多くの人にペットと暮らすすばらしさを体験して欲しいと言います。
「すでに飼っている人には当たり前のことですが、ペットと暮らす幸せは何事にも代えられません。命のすばらしさとか、人間同士では得られない、とてつもない体験をさせてくれます。一人でも多くの人に飼育体験をしてもらいたいのですが、現在、日本では保護施設から譲渡してもらうためには厳しい条件があり、一人暮らしや高齢の方は飼育できません。ショップやブリーダーから買うしかなかった、という人が多いのです」

確かに日本では譲渡団体から譲り受ける場合、かなり厳しい条件がある場合が多く、高齢者や一人暮らしのビジネスマンなどは譲渡できないケースがほとんどです。譲渡後のトラブルを予防するためで、私はそれが当たり前だと思っていました。でも、やり方を変えたら「当たり前」を変えることができる。SPAの活動にはそんな新しい道筋が示されているようです。

「私達SPAは立ち上げる時に、法律の専門家も交えて、徹底的に検討し、ペットの幸せを第一に考えた契約を作成しました。特に譲渡した後のケアを重視していて、例えば高齢の一人暮らしの方がホームに入ることになり、どうしても手放さなければならなくなった時は、ペット信託という形で、財産の一部をペットのために残していただきます。そして、SPAが責任をもってペットが生涯幸せに暮らせるサポートをします。高齢の猫で再び譲渡するのは難しい場合は、きちんとした老猫ホームで、快適に暮らせる道筋をつくりました。

動物と人がよりよく暮らせる、新しい文化を提案|ペットの保護シェルターと譲渡のための施設「SPA」
ボランティアスタッフの石野清美さんと菅野真実さん。菅野さんは5頭の猫を飼育中
一人暮らしの人が出張や旅行で、ペットの面倒を見られない時は、SPA経由できちんとしたホテルを紹介します。SPAには訓練士さんや提携している獣医さん、栄養士さんもいて、普段の生活で『ペットの困った』を解決できる仕組みを、徹底的に作り込みました。もちろん、こうしたサービスは一般の飼主さんでも利用できます。

動物と人がよりよく暮らせる、新しい文化を提案|ペットの保護シェルターと譲渡のための施設「SPA」
チーフの立崎真紀さんは「ペットと暮らす幸せのお手伝いができて嬉しい」
現在は東京中心ですが、地方でもSPAの総合的なペットサービスの緩やかな提携を考えていて、全国で保護と譲渡の新しいプラットホームをつくっています。その拠点がここ、大田区山王にできた新しい施設です」と齋藤さん。これまでと違って、SPAは譲渡した後のサポートを厚くすることで、多くの人にペットと暮らせるような、新しい提案をしていました。


■新しいペット文化の提案
齋藤さんはオープン前にSPAを紹介した時、ある人から「これだけ綺麗にしちゃって大丈夫?可哀想な子を飼ってあげたいと思ってもらえなくなるんじゃないの?」と言われたそうです。

「可哀想だから救ってあげる、という今までの考え方から、新しい時代の譲渡活動へと転換していきたい。新しい文化の提案です。とはいっても、これまで殺処分ゼロの活動など、多くの方が保護活動に取り組んでこられて、今があると、感謝しています。

でも、そろそろ次の時代、新しいIoT時代の譲渡と保護のプラットフォームを提案する時期が来ていると思います。情に訴える『可哀想』からの譲渡ではなく、新たな幸せを創るための活動です。これからペットを飼おうと思った人が、ひとつの選択肢として、SPAを利用してもらえるようになれば良いですね」と齋藤さん。

施設ではデジタルサイネージが設置され、LINEでシフトを組み、専用アプリ「SPAなび」を使いこなすスタッフたち。現在、ボランティア登録では30名以上が待機しているということで、真っ先に飛びついたのは動物好きの若者たちでした。これまでになかった、動物愛護活動の新しい息吹を感じさせるSPA。今後は海外の動物愛護団体視察ツアーなども予定していて、新しい時代の譲渡活動が、今、広がろうとしています。

SPA代表 齋藤鷹一
1989年生まれ、東京都出身。動物と人との共生を目指し2015年「友愛の会」設立。一般社団法人日本高齢動物医療福祉協会顧問。

SPA
住所:東京都大田区山王3-28-2

文/柿川鮎子
明治大学政経学部卒、新聞社を経てフリー。東京都動物愛護推進委員、東京都動物園ボランティア、愛玩動物飼養管理士1級。著書に『動物病院119番』(文春新書)、『犬の名医さん100人』(小学館ムック)、『極楽お不妊物語』(河出書房新社)ほか。

写真/木村圭司
posted by しっぽ@にゅうす at 00:35 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする