動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年09月18日

猫虐待 求刑上回る判決 地裁高岡「愛護意識高まり考慮」

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飼い猫を連れ去って虐待し死なせたとして、器物損壊と動物愛護法違反の罪に問われた富山市布目、無職、新村健治被告(52)の判決公判は17日、地裁高岡支部で開かれ、梅澤利昭裁判官は懲役8月、保護観察付き執行猶予4年(求刑・懲役6月)を言い渡した。求刑を超える判決について梅澤裁判官は「動物愛護への意識の高まりを考えると求刑はやや軽い」とした。

 判決理由で梅澤裁判官は、同被告が独り暮らしの寂しさを紛らわせるため猫を連れ去り、苦しむ様子を楽しんでいたと指摘。「残虐さが社会に与えた不安感は大きく、嫌悪感や憤りを抱かせた。動機や経緯に酌量の余地はない」とした。

 梅澤裁判官は「法律上、動物は人として扱われないが、飼い主にとっては紛れもなく家族の一員。責任の重さを忘れないようにしてください」と説諭し、同被告は小さくうなずいた。

 判決などによると、同被告は5月19日午後1時半ごろ、射水市足洗新町(新湊)の路上で、近くの男性が飼っていた雄の猫1匹を連れ去り、同23日ごろまで自宅浴室で金属製捕獲器に入れて餌を与えず衰弱させ、プラスチック製の棒で腹部を多数回突くなど虐待し、死なせたとしている。
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猫、野良猫、ノネコ・・・大きな違いを知ってる?

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「世は猫ブーム」だと言っていいのだろう。全国で飼われている猫は約964万9000頭(ペットフード協会調べ・2018年、犬約890万3000頭)。猫関連の本は2018年に707冊(国会図書館調べ、犬関連422冊)が出版された。

「侵略的外来種」でもある
 それでも「ノネコ」と呼ばれる猫を知る人は少ないはずだ。野良猫を想像するかもしれないが、そうではない。猫(リビアヤマネコを祖先に持つ)は、家猫、野良猫とノネコに分けられる。家猫は飼われている猫。野良猫も給餌に与るという意味で広義の飼育猫だ。ノネコは飼育されていない飼い猫が再野生化したものを指す。野生猫でも祖先がベンガルヤマネコのイリオモテヤマネコは別種だそうだ。そのノネコが一部で問題化している。本書『奄美のノネコ』(南方新社)はそれがテーマだ。

 編集に当たったのは鹿児島大学鹿児島環境学研究会。国立大学が独立行政法人に移行して以降、地域貢献を目的に地元とタイアップして組織された、地元密着型の研究チームだ。国や鹿児島県、奄美市の職員、ノネコ対策活動の地元NPOメンバーらが参加している。

 猫は動物愛護法で愛護動物に指定されている。その一方で意外なことに、ブラックバスやヒアリ、アカミミガメなどと並ぶ歴とした「侵略的外来種」(国際自然保護連合種の保存委員会指定)でもある。肉食に特化した裂肉歯を持つ優秀なハンターで、街中から森林まで生息。繁殖力も旺盛だ。妊娠期間は約2カ月で3〜6匹を産む(生存率約3割)という。

 愛護動物と侵略的外来種。背反する問題に直面しているのが奄美群島、特に奄美大島と徳之島だ。泣き声による騒音や糞尿などよく耳にする苦情だけではない。横行するノネコが、アマミノクロウサギやケナガネズミ、アマミトゲネズミなど希少野生生物を捕食。深刻な脅威になっている。さらに沖縄を加えた群島は世界自然遺産登録(国際自然保護連合から記載延期勧告が1度出された)を目指している事情が加わる。

徳之島と奄美大島で事情が異なる
 徳之島で対策が始まったのは2012年度だ。試験的にワナを使って40日間で17頭を捕獲。驚異的な数だという。14年度には生息状況の調査が行われ、150〜200頭の生息推定値が示された。

 調査が進むにつれて捕食被害に遭った希少動物の死がいも増加。14年夏には1カ月ほどで9頭も見つかった。「放置すれば希少動物は5年で絶滅する」という見方が一部研究者から出るほどの状況だったという。

 その後も捕獲活動は継続され、14年度以降17年度までに捕獲したノネコは235頭に。それにつれて希少動物の生息推定値も回復している。ただ、ワナを警戒するノネコの存在も明らかになり、新たな対策が求められているそうだ。活動はいまも進行中だ。

 もう一方の奄美大島は事情が異なる。ここで詳しくは触れないが、簡単に紹介しておく。1979年に毒ヘビ駆除のためにマングース30頭が放たれた。これが最大時には約1万頭に増殖。農業や希少動物に被害を与えるようになる。このマングース対策の中で明らかになったのが、ノネコ被害だ。マングースは地元住民団体や行政機関の粘り強い活動が実って被害は縮小。代わって2018年度からノネコ対策に重心が移っている。マングースは現在50頭程度。それでも当初の30頭よりも多い。ノネコは600〜1200頭だ。

 こうした奄美での取り組みは、世界で実施されてきたノネコ対策に比べて重要な意義を持つ。実施対象となる面積が、けた違いに広いことだ。これまでに報告された島での対策件数は83で、ほとんどが10平方キロ未満(最大は290平方キロ)だが、奄美大島は712平方キロ、徳之島は248平方キロと大きい。居住人口も最大クラスだ。

「TNR」の効果が見込めない
 著者の一人・小栗有子さん(九州大教授)は、奄美のノネコ対策の意義を「単に面積と人口で大規模な対策であるだけではない」として、こう続ける。「風土や歴史性の違いによって形成されてきた動物への意識や態度の違いが、西欧と日本の文化的違いを超えて、これからの人と動物とのかかわりを世界に示すための社会実験でもある」。

 本書は、対策がいかに困難であるかを紹介している。ほとんど書かれていないが、絶え間ない抗議や命を奪うことの辛さなど......関係者のストレスは想像に余りある。

 そのほかTNRについても考えさせられた。これは猫を捕らえて(trap)、不妊化し(neuter)、再び放つ(return)活動で、殺さずに繁殖を抑えて個体数を減らす対策だ。全国で広く導入されているので、知る人は多いだろう。

 しかし、本書で紹介される研究では、あまり効果が見込めないのだそうだ。旺盛な繁殖力があるため、不妊化の実施率が全体の71%〜91%にならなければ、個体数減にはつながりにくい。新たに持ち込まれる捨て猫も考えると、至難のわざだ。さらに費用負担も大きい。1頭当たり1万5000円〜3万5000円だ。

 冒頭で紹介したように、猫ブームだ。しかし猫や犬はいったん再野生化してしまうと対策は厄介だ。評者はかつて山間部の廃校を取材に行って野犬に追いかけられた経験がある。懸命に逃げて事なきを得た。ノネコはめったに人を襲わないので見過ごしがちだ。それでも、はずみで咬みつくこともある。2016年には野良猫に咬まれた女性が、ダニ媒介の重症熱性血小板減少症候群で死亡している。国土の67%を森林が占める日本では大問題化する恐れもある。言い過ぎだろうか。

 鹿児島大学鹿児島環境学研究会は『鹿児島環境学I』(南方新社)、『鹿児島の100人100の風景』(南日本新聞社)などを出版。

 BOOKウォッチでは猫関連の本として、『猫はこうして地球を征服した』(インターシフト)、『猫神さま日和』(青弓社)、『新宿の猫』(ポプラ社)など多数を紹介している。

書名:  奄美のノネコ
サブタイトル: 猫の問いかけ
監修・編集・著者名: 小栗有子、星野一昭ら20人 著、鹿児島大学鹿児島環境学研究会 編
出版社名: 南方新社
出版年月日: 2019年4月29日
定価: 本体2000円+税
判型・ページ数: A5判・282ページ
ISBN: 9784861244001

(BOOKウォッチ編集部 森永流)
posted by しっぽ@にゅうす at 09:47 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドッグランで大型犬に追突され、相手方を訴えた! 気になる判決は?

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ホントにあった、犬にまつわる事件簿を紹介!
この連載では、過去に実際に起こった犬がらみのトラブルと、それに対して裁判所から下された判決について解説します。同じような事件が起こった場合の参考になります。

今回ご紹介するのは、神戸地方裁判所で平成28年12月26日に判決が出た事例です。

※この記事の解説は、ひとつの例にすぎず、まったく同一の解決・判決を保証するものではありません。個々の事件の判決については裁判所に、解決策はその当事者に委ねられます。

お話してくれたのは……渋谷 寛先生
弁護士/渋谷総合法律事務所。ペット法学会事務局次長。動物の医療過誤訴訟を担当するなど、ペットと法律の問題に力を注ぐ。共著に『Q&A ペットのトラブル110番』(民事法研究会)など。

ドッグランで大型犬に衝突され、負傷した飼い主さん。衝突してきた犬の飼い主を訴えた!
ドッグランで大型犬に追突され、相手方を訴えた! 気になる判決は?
2頭の大型犬に衝突されて転倒し、救急搬送されたAさん
2頭の大型犬に衝突されて転倒し、救急搬送されたAさん
事故があったのは、地域が運営し、無料で自由に利用できるドッグラン。Aさんは夫や2人の子どもといっしょに訪れ、愛犬 のミニチュア・ダックスフンドと子どもたちを遊ばせていました。BさんとCさんの犬は2頭とも大型犬で、Aさんらと同じエリアで追いかけ合うなどして遊んでいましたが、しだいに遊ぶ範囲が広がり、走る速さが増してきました。その様子を見ていたAさんは「興奮してきているのでは」と不安になり、子どもたちに遠くへ離れるよう促しました。

すると、2頭の大型犬は互いに追いかけ合うようにして駆けてきて、Aさんに激しく衝突したのです。Aさんは衝撃によって足をすくわれて、後方に転倒。後頭部を強く打ち、一時意識を失って救急搬送されました。頸椎捻挫や頭部打撲など、全治11カ月の大ケガを負ったのです。Aさんは治療費や慰謝料など損害賠償約140万円を求め、BさんとCさんを訴えました。

大型犬のしつけがなされていなかった責任も追及された
裁判では、興奮している愛犬に声をかけるなどして制止しようとしなかった、BさんとCさんの管理者としての責任が問われました。加えてBさんが「オイデ」などで 愛犬を呼び戻すしつけをしていなかったことにも話が及び、適切にしつけがなされていない犬をドッグランで遊ばせた責任についても追及されました。一方、不測の事態も起こり得ると考えて行動していなかったAさんにも不注意があったとして、認められた損害賠償額から2割が減額されました。

ドッグランで大型犬に追突され、相手方を訴えた! 気になる判決は?
判決は……損害賠償など130万円を支払うよう衝突した大型犬の飼い主に命じた
判決は……損害賠償など130万円を支払うよう衝突した大型犬の飼い主に命じた
さまざまな犬が走り回るドッグランでは、ほかの犬や人に危害を及ぼさないよう、飼い主さんは細心の注意を払う必要があります。ドッグランに行く場合は、どのようなときでも愛犬が飼い主さんの指示に従えるよう、しっかりとしつけましょう。

参考/『いぬのきもち』2017年7月号「ホントにあった犬の事件簿」
イラスト/macco

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 09:46 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イマドキ犬は野生を忘れてる? 話題のイマドキ犬とは?


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犬と人がともに暮らし始めてから2万年以上といわれていますが、近年では、野性味や警戒心が薄く、どこか人っぽい「イマドキ犬」が増えているのだとか――。
今回は、そんな「イマドキ犬」たちのエピソードを、専門家の今泉先生の解説とあわせてご紹介します。愛犬の「イマドキ犬」度チェック法もご紹介するので、試してみてくださいね!

@オシッコは外でもトイレシーツの上でします!?
まずは、ポメラニアンのめるもちゃん(6才)の「イマドキ犬」エピソードから!

イマドキ犬は野生を忘れてる? 話題のイマドキ犬とは?
ポメラニアンのめるもちゃん
とってもお上品なめるもちゃん
イマドキ犬は野生を忘れてる? 話題のイマドキ犬とは?
めるもちゃん
散歩中にオシッコが出そうになったときは……
イマドキ犬は野生を忘れてる? 話題のイマドキ犬とは?
オシッコ上手なポメラニアンのめるもちゃん
必ずトイレシーツの上でするんです!
「自ら進んでトイレシーツの上でするとは驚き! 」
「犬は自分のニオイを残すために、散歩中いろいろなところで排泄しますが、外でも自ら進んでトイレシーツの上でするとは驚きました! 人がトイレで排泄するように、道路を汚さないなんてイイコですね」(今泉先生)

Aボールは自分で取りません!?
続いては、ミックス犬のやんちゃむちゃん・しらたまちゃん(ともに3才)の「イマドキ犬」エピソード。

イマドキ犬は野生を忘れてる? 話題のイマドキ犬とは?
ミックス犬のやんちゃむちゃん・しらたまちゃん
飼い主さんがボールを投げて遊ぼうとしても……
イマドキ犬は野生を忘れてる? 話題のイマドキ犬とは?
スルーするやんちゃむちゃん・しらたまちゃん
全然取ろうとしないんです!
「飼い主さんから食べ物がもらえることを理解しているからかも」
「犬がボールを追うのは、狩りをしたい欲求のあらわれ。ただし、飼い主さんから食べ物をもらえることがわかっている犬の場合は、ボールに興味を示さない場合も。追うのがムダだとわかるのは、ある意味賢いといえるのかも」(今泉先生)

B何があっても吠えません!?
最後は、ラブラドール・レトリーバーの空汰くん(2才)の「イマドキ犬」エピソードです。

イマドキ犬は野生を忘れてる? 話題のイマドキ犬とは?
ラブラドール・レトリーバーの空汰くん
とにかく吠えない空汰くん
イマドキ犬は野生を忘れてる? 話題のイマドキ犬とは?
動じないラブラドール・レトリーバーの空汰くん
チャイムやサイレンの音にだって動じません!
「飼い主さんのことを信頼し、安心できているのかも」
「本来、犬は吠えて人に主張しますが、吠えない犬の場合は『吠えなくても飼い主さんはわかってくれる』と思っているのかも。吠えなくても飼い主さんが気持ちを察してくれて、安心できているのでしょうね」(今泉先生)

イマドキ犬は野生を忘れてる? 話題のイマドキ犬とは?
こゆきちゃん
愛犬の「イマドキ犬」度をチェックしてみよう!
ではここで、愛犬の「イマドキ犬」度をチェックする方法をご紹介します。
以下の項目に2つ以上当てはまったら、愛犬は「イマドキ犬」かも……!? 

「イマドキ犬」度チェック項目
おもちゃではあまり遊ばない人の寝具を使って寝ている知らない場所でもリラックスできるあまり吠えないおなかを出して仰向けに寝る大きな音がしても気にしない肉よりも野菜のおやつが好きご飯は5分以上かけてゆっくり食べる散歩に行けなくてもイライラしない「犬だってこと忘れてる?」と思わずつっこみたくなる、どこか可愛らしいエピソードばかりでした! みなさんの愛犬の「イマドキ犬」エピソードも、ぜひ教えてくださいね♪

参考/「いぬのきもち」2019年6月号『“吠えたい”と思わない!肉よりも野菜のほうが好き!犬だけど犬どこか人っぽい!? イマドキ犬のきもち』(監修:哺乳類動物学者 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/ハセベサチコ
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室
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熊本県鳥獣保護センターの運営NPOが撤退へ 人手不足、エサ高騰…「限界」

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熊本県御船町にある県鳥獣保護センターの業務を長年受託してきたNPO法人「九州鳥獣保護協会」(熊本市)が、人員不足などを理由に本年度で運営を退くことになった。県は来年度以降の委託先を探しているが、保護されている野鳥たちの行く末を心配する声が上がっている。

 同協会によると、2016年の熊本地震の影響で職員が減り、現在はパート職員を含む計3人で運営。人員不足の深刻化と高齢化が進み、運営継続が困難と判断した。ことし5月の総会で来年度は応募しない事を決定。同月下旬、県へ通知した。

 年間委託費は約1370万円(本年度)だが、「施設の維持費や人件費に加え、エサ代の高騰で赤字が続いていた」と同協会の杉田猛理事長(64)。また、単年度契約のため「来年の雇用も約束できず、後継者育成はおろか新たな職員すら集まらない状況だった」という。

 同センターは県が1981年に開設し、県営、町委託を経て2006年から同協会が業務を受託。主に傷ついた鳥や動物の治療とリハビリを行い、野生へ戻している。

熊本県鳥獣保護センターの運営NPOが撤退へ 人手不足、エサ高騰…「限界」
来年度の業務委託先が決まっていない県鳥獣保護センター
 NPO設立前の2000年から同センター所長を務める杉田理事長は「残される動物たちには申し訳ないとは思うが、もう限界だった」と話す。

 昨年度に運び込まれたのは鳥類557羽、獣類22匹。今もハヤブサやフクロウなど約40羽の鳥類のほか、一度保護すると野生に戻すことが困難なニホンザルも4匹飼育している。

 同協会の決定を受け、県自然保護課は「来年1〜3月の公募時期までに新たな委託先を探したい」としているが、関係者からは「今と同じ条件で引き受け手を探すのは難しいのではないか」と不安の声が漏れている。(上杉勇太)

(2019年9月17日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
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