動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年09月24日

改正動物愛護法は「殺傷」厳罰化

福井新聞



動物虐待の罰則強化などを盛り込んだ改正動物愛護法が6月成立した。「虐待を取り締まれる社会」を目指す愛護団体から一定の前進との評価がある一方、福井県内で2018年春発覚したような大量繁殖場「子犬工場(パピーミル)」問題で、客観的な虐待判断基準になると期待された飼育数などの数値規制は「環境省令で明示」にとどまった。9月20日から26日は同法が定める動物愛護週間。改正内容と県内外の動きを探った。

 ■「奇跡的」

 「これだけいろいろなことが改正されたのは奇跡的」。公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」(東京)の理事長で女優の杉本彩さんは6月、衆院議員会館でのシンポジウムで改正を評価した。

 改正で▽子犬・子猫の販売ができない期間を生後49日以下から56日以下に拡大(生後8週齢規制)▽捨て犬や捨て猫を防ぐマイクロチップ装着義務化―などが盛り込まれた。特にEvaが注力していた「殺傷、虐待・遺棄罪の厳罰化」は、殺傷が「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」から「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」に厳しくなった。虐待・遺棄は罰金100万円に「1年以下の懲役」が加わった。

 ■数値規制道半ば

 ただ、福井県内の動物販売業者が犬猫約400匹を過密飼育、繁殖していたような「子犬工場」で、虐待かどうかの判断基準は環境省令の改正を待つ形になった。

 県内の過密飼育問題は、虐待かどうかの判断が行政や愛護団体で分かれた。

 動物愛護法違反(虐待)容疑で刑事告発した公益社団法人日本動物福祉協会(JAWS、東京)や、福井地検の不起訴処分に対し「不当」と議決した福井検察審査会はともに「虐待」とした。

 一方、業者を指導監督する福井県は問題発覚時に「明らかな虐待はなかった」と明言。福井地検も虐待容疑を不起訴とした(検察審査会の不当議決を受け再検討中)。

 改正法は▽飼育施設の構造・規模▽環境の管理▽繁殖の方法―などの順守基準を「環境省令で具体的に明示する」とした。基準が「具体性」を持つかどうかは省令改正次第だ。JAWSの町屋奈(まちや・ない)調査員は「厳罰化に実効性を持たせるためにも、警察や検察が判断しやすい虐待の定義の明確化が必要」と訴える。


■意識の高まり

 改正法は20年6月までに施行されるが、既に全国の団体の活動で市民の動物愛護意識は変化してきている。福井県内では18年7月、「子犬工場」問題で指導監督の厳格化を求める署名が1万9千筆集まった。

 司法判断にも影響が表れた。9月17日に富山地裁高岡支部で開かれた、他人の飼い猫を持ち去り、虐待を加え死なせたとして、動物愛護法違反などの罪に問われた富山県富山市の無職の男(52)の判決公判。裁判官は求刑より重い、懲役8月、執行猶予4年(求刑懲役6月)を言い渡した。判決理由で「(求刑は)最近の動物愛護意識の高まりを考えると軽いと言わざるを得ない」と指摘した。

 動物愛護週間には福井市内で愛護団体による啓発イベントなどが開かれる。主催団体の一つ、NPO法人福井犬・猫を救う会の藤永隆一代表は「安易に飼って捨てる人が後を絶たず、終生飼育の推進が必要。不幸な命が増える無責任な餌やりも無くしたい。市民の理解、意識向上につなげたい」と話している。

 ▽杉本彩さんの話

 (虐待罪の)倍以上の法定刑引き上げは奇跡といっていいくらいすごいこと。25万筆の署名が大きな後押しになりました。厳罰化を強く望み、協力してくれた国民の本気度が国を動かしたと思います。

 今後の課題として、繁殖犬猫の出産回数や年齢、飼育環境を数値化し、守るべき基準の明確化が必要。それにより問題のある繁殖場やペットショップなどに行政が指導、命令など速やかに対応しやすくなる。そのためにも業者ではなく動物のための数値規制になるか注視することが必要です。

 大阪のように全国でアニマルポリスの開設されることが、厳罰化により現実的になってきました。実現には国民の声が不可欠。さらに高まることを期待しています。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬猫の殺処分 10年前は4500匹超 昨年度は115匹に 動物愛護週間で考える

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 20日から始まった動物愛護週間に合わせて、津市にある三重県動物愛護推進センター「あすまいる」で、動物愛護をテーマにしたポスターの表賞式が行われました。

 「あすまいる」は、2023年度までに犬や猫の殺処分ゼロを目指そうと、三重県が2年前に整備した施設で、動物愛護のポスター募集と表彰式は30年以上続いています。

 県内の小中学校から応募があった約1万点の中から、特賞に選ばれた12人が22日に表彰されました。

 三重県によりますと、県内の犬と猫の殺処分は10年ほど前には4500匹を超えたこともありましたが、昨年度は115匹と減少しました。「あすまいる」では、飼い主のいない猫の不妊手術を行っているほか、積極的な譲渡を進めています。

最終更新:9/23(月) 12:57
三重テレビ放送
posted by しっぽ@にゅうす at 08:07 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「1週間後には殺処分になってしまう!」 犬や猫の新たな飼い主を探して奔走する2人の女性【島根発】


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「殺処分される犬や猫を救いたい」
生後2週間の子猫に…
生後1ヵ月の子犬…
島根県出雲市のペットサロン「ツインハート」。
その店舗の奥には、100匹以上の猫や犬が暮らす場所が併設されている。

愛くるしいイヌやネコが…

ここは「アニマルレスキュー・ドリームロード」。
捨てられたり、保健所に収容された犬や猫を保護し、新しい飼い主へ譲渡するまでを全てボランティアで行うNPO団体だ。

アニマルレスキュードリームロード 理事長 原ゆかりさん:
この子犬は昨日来ました。オレオちゃんと言う名前。生後1か月くらいです。
(Q.この子犬はどこからきたんですか?)
出雲市大社町ですね。

「アニマルレスキュー・ドリームロード」の理事長を務める原ゆかりさん。
そして副理事長の飯塚晴美さん。

アニマルレスキュードリームロード 副理事長 飯塚晴美さん;
性格も違うので、ググって(ミルクを)飲む子や、遊びながら飲む子や色々です。

この日、最初の活動として毎朝続けていることがあるというので、島根県出雲保健所に同行した。

アニマルレスキュードリームロード 副理事長 飯塚晴美さん;
全然なんの連絡もない?

島根県出雲保健所担当者;
ないですね。

それは、保健所に収容された犬や猫を見ること。

アニマルレスキュードリームロード 副理事長 飯塚晴美さん;
この子達はここにいることしかできないので、このまま放っておくと一週間で処分になってしまう。

この日は、2匹の迷子犬が収容されていた。

飯塚さんは、毎日仕事前に出雲保健所を訪れ、収容された犬や猫の情報をSNSなどに投稿し、(飼い主による引き取りや
収容されている動物についての情報提供などを)呼びかけている。

一方、すでに保護した猫や犬の餌やりも。
100匹以上に毎日朝・昼・晩、餌をやり、部屋の掃除をする。
まだ小さい子猫には3時間おきにミルクを飲ませている。

アニマルレスキュードリームロード 副理事長 飯塚晴美さん;
(Q.夜とかはどうするんですか?)
夜も家に連れて帰って同じことをしています。寝る前に飲ませたら、夜中3時に起きて(飲ませる)。次は朝6時くらい。

元々は別々のペットサロンで働いていた2人は、県内で殺処分される犬や猫の命を救いたいと、9年前に保護活動を始めた。
今では2人でペットサロンを経営し、空いた時間でこの活動を続けている。

仕事と保護活動の両方ができる理由…その一つがボランティアの存在だ。
犬の散歩に、日中の掃除、そして餌やりなどは、毎日朝と夕方に来てくれる10人程度のボランティアによって支えられている。
さらに今年からは、出雲農林高校の生徒が新たに夕方ボランティアに加わった。

そしてこちらの倉庫の中を見せてもらうと…

アニマルレスキュードリームロード 理事長 原ゆかりさん:
これは支援物資ですね。

犬や猫の食べ物や毛布など、全国から届く寄付もこの活動を大きく支えている。

殺処分の件数は減少するも…
別の日に原さんが向かったのは、店舗から20km余り離れた出雲市佐田町。
前回の取材で同行した際、保健所に収容された犬が保護された場所。
収容された犬の情報を載せたチラシをポスティングしたり、付近の人に聞き込みに向かう。

アニマルレスキュードリームロード 理事長 原ゆかりさん:(付近の人に)
犬が保護されていて…

付近の住民;
首輪とか付いてなかった?

アニマルレスキュードリームロード 理事長 原ゆかりさん:
(首輪の)痕はあるんですけど…。

原さんがここまで労を惜しまない思いは…

アニマルレスキュードリームロード 理事長 原ゆかりさん:
もしかしてもしかしてと(何か情報が得られるのではと)思って、チラシを配らないと配れない。
あと10年でやめるので。(それ以上は)体力的にできないと思います。
迷子犬が(遠く離れた)佐田にいると聞いて、えっと思ってしまうけど、でも佐田だからといってチラシを配らないってわけにはいかないので。どの犬であっても配るので。

2人がこの活動を始めた2010年度、島根県のまとめによると殺処分された犬や猫の数は2500匹以上に上っていた。
しかしその数は年々減り、2018年度は約300件にまで減少している。
こうした背景には、原さん達のような活動が大きく関わっているといえる。
そして後日…

アニマルレスキュードリームロード 副理事長 飯塚晴美さん;
出雲市斐川街町今在家(で保護された)子犬は、飼い主が見つかったので帰れます。
佐田町で保護されたこの犬は、飼ってもいいかなって言う方が見つかりそうなので、処分はないかと思われます。

しかし、まだこうして保健所に収容される犬や猫が絶えない現実…。
日頃配るチラシには、2人が伝えたいメッセージが常に添えてある。
『迷い犬のいない出雲市を みんなで目指しましょう』

アニマルレスキュードリームロード 副理事長 飯塚晴美さん;
10年後には保健所に入る子がいなくなるように、啓発がんばってやっていかないと、
目標たててやっていかないと。ずっと同じことをしていても、私たちもいつまでもできないので…。

アニマルレスキュードリームロード 理事長 原ゆかりさん:
保健所に入った犬や猫たちに飼い主が見つからなかった場合にどうなるのかとか。
そういうことを、みなさん聞きたくない話しかもしれないですけど、この現実を知ってもらって、みなさんにちゃんと動物を飼ってもらいたい。ちゃんと動物と向き合ってもらいたい。

(山陰中央テレビ)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:04 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

怖い犬の歯周病 大阪のメーカーとトリマーが歯ブラシ開発

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ペットの犬の健康のためにも歯磨きを−。大阪のトリマーと歯ブラシ製造会社が犬用歯ブラシを共同開発した。犬は歯周病にかかりやすく、内臓の病気につながる危険も潜む。高齢者を中心に「家族の一員」としての役割を担うようになってきた犬だが、歯磨き習慣はまだまだ浸透していないのが実情だ。関係者らは「愛犬と一緒に長く幸せの時間を過ごしたいと思うなら犬にも歯磨きを」と訴える。(勝田康三)

【写真でみる】犬用歯ブラシと犬の歯列の模型

 ■きつい口臭が黄色信号

 犬用歯ブラシを共同開発したのは、大阪府和泉市のトリミングサロン「犬猫の床屋さんアクアマリン」を経営するトリマー、小谷由美さん(46)と、同府八尾市の歯ブラシ製造会社「ラピス」。

 小谷さんは7〜8年前から犬の歯垢(しこう)・歯石取りのサービスを行っており、「口臭がきつい犬ほど口の中がひどく、見ていて痛々しい。なんとかしてやりたい」と思っていたという。ただ、市販の歯ブラシではうまく取れず、犬が痛がるといったことが続いた。

 そこで平成27年7月、「犬が痛がらない歯ブラシができないものか」と相談したのが、ラピスの乾真治社長だった。

 全日本ブラシ工業協同組合(同府東大阪市)によると、八尾市は歯ブラシ生産のシェアが約4割と全国一を誇る。中でも歯科医師らの意見を聞きながら、歯磨きに効果的で使いやすい歯ブラシを作る同社の企画力と開発力が、小谷さんには魅力に映ったという。

 乾社長も「とにかく形にしてみよう」と開発に着手。しかし、毛先や持ち手の長さ、角度などの選定が困難を極め、商品化までに3年かかった。

 ■試行錯誤の連続

 企画営業担当の幅下忍さん(46)によると、人と犬では歯が並ぶ「歯列」が大きく異なっている。洋ナシの底のように広がっている犬の奥歯の並びに合わせ、奥まで届いて、しっかりと歯周ポケットをきれいにできる上、犬が痛がらないぐらいに柔らかい毛先の開発に苦労した。

 試作品を作っては小谷さんに試してもらい、毛先の長さや柔らかさなど研究を重ねた。何十本も試作品を作るなど、試行錯誤を繰り返した末、「なんとか納得してもらえるところまでこぎつけた」と幅下さんは振り返る。

 完成した歯ブラシはチワワなどの小型犬や柴犬などの中型犬向けで、歯周ポケットに届くよう毛先の長さを2段にしたタイプと、奥歯を磨きやすくするため、コンパクトヘッドで毛先が丸く、持ち手が短いタイプの2種類。人用の毛先を改良し、犬用にした歯間ブラシもラインアップに加えた。

 ■歯周病は危険の兆候

 なぜ、犬の歯磨きが大事なのか。「歯周病は歯垢や歯石に含まれる細菌が増えることで起こる炎症。放置すると心臓など内臓にも影響を与える恐ろしい病気だ」。和泉動物病院(和泉市)の獣医師、長沢俊範さん(29)はこう説明する。3歳以上の犬の8割が歯周病という研究結果もあるという。歯垢が歯石になるスピードも、20日ほどの人に対し、犬は3〜5日程度と早い。

 長沢さんによると、全国的に動物病院では犬の歯垢・歯石取りは麻酔をして行うのが基本。ただ、体に負担がかかるため「麻酔をかける治療をできるだけ避けるためにも、日頃から犬も歯磨きして歯周病予防をした方がいい」という。

 小谷さんの店では歯磨きはオプションだが、利用者は9割近くに上る。「飼い主にとって犬はわが子のよう。お金をかける人も増えている」といい、大阪市や和歌山市からも訪れるという。飼い主が愛犬に歯磨きすることを勧めており、店頭で扱う歯ブラシの売り上げも伸びている。

 飼い主による歯磨きについて、小谷さんは「犬によって時間差はあるが、いきなり磨くのではなく、ゆっくりと段階を踏んで慣らしてほしい」と訴える。具体的には(1)口回りを触る(2)指で歯を軽くタッチする(3)歯ブラシを口に入れて歯に当てる(4)やさしく磨く−という流れ。「うまくできるたびにおやつをやり、ほめて」やることが重要だ。

 ■犬用歯ブラシは成長分野

 ラピスでは小谷さんの店に納品するとともにネットでも販売しているが、ネックは税込みで1本700〜800円と高額なこと。犬の歯磨き習慣がまだ浸透していないことや、従業員が機械でブラシを取り付けるなど高コストが要因となっている。

 もっとも、乾社長は犬用歯ブラシが大きく成長する分野だとみている。

 国内で飼育される犬の推計頭数は平成30年で約890万頭。総務省統計局の家計調査によると、30年のペット関連費の支出額は1世帯当たり2万2667円で、12年の1万4004円から大きく増えた。住居環境の変化や室内で飼う小型犬ブーム、高齢者を中心に「ペットは家族」として飼う人が増えたのが背景にあるとみられる。

 乾社長は「犬用歯ブラシはビジネスチャンス。犬の歯磨きが習慣化されれば需要は高まり、大量生産でコストは下がる。近い将来スーパーなどで小売りされる時代がくるかもしれない」と期待を寄せている。
posted by しっぽ@にゅうす at 07:55 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

売らないペットショップが登場、命に値段つけることに疑問

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日本では法律上、ペットはモノとして扱われるため、値段がつけられて売買される。しかし最近では、命あるものに対し、それはいかがなものかと、生体販売を止めるペットショップが登場。変わりゆくペットショップの在り方をレポートする。

この記事のその他の写真

 千葉県千葉市にある「snimal life(アニマルライフ)千葉本店」には現在、猫が7匹、犬が6匹暮らしているが、この子たちは“売り物”ではない。みんな保護猫・保護犬で、ここで新しい家族との出会いを待っているのだ。

「以前は、生体販売をする普通のペットショップでした。しかし、ペットブームの裏で多くの命が犠牲になっていることに疑問を感じ、生体販売をやめることにしたんです」と話すのは、代表取締役の長野礼子さんだ。

 2016年7月に、動物病院を中心にトリミングサロンや老犬・老猫ホームなどを併設した複合施設にリニューアル。ペットの販売はやめ、動物愛護センターや保健所から猫や犬を引き取り、里親探しの手伝いをしている。

「動物病院を併設しているので、避妊・去勢手術や各種予防接種を行うのはもちろん、病気があれば治療もしています」(長野さん)

 譲渡費用3万7800円は、保護期間中の医療費(避妊・去勢手術や検査、各種予防、ワクチン接種)や管理費の一部にあてられる。

 ここでは、普段からいつでも保護猫や保護犬と触れ合えるほか、年に数回、譲渡イベントも行っている。

 また、イオングループの商業施設を中心に全国200店舗以上で展開する「イオンペット」。ここでも、保護猫・保護犬の譲渡をする施設を運営している。その名も「LIFE HOUSE(ライフハウス)」。

 施設内にいる猫や犬は、さまざまな理由で地域行政に保護された子たちだ。「ライフハウス」は全国に13施設あり、そのうち7施設は猫専用「neco.LIFE HOUSE」として展開している。

「店舗にいる保護猫たちは、ノミやダニの駆除、ワクチン接種、病気の治療、マイクロチップ装着、さらに、手術可能な月齢に達している子には避妊・去勢手術を行った上で新しい飼い主にお譲りしています」(イオンペット広報・石田智子さん)

「neco.LIFE HOUSE」はガラス張りで、猫たちが元気に走り回っている様子が見られる。

「ショッピングモールの中に施設があるため、いろいろなかたに保護猫の存在を知ってもらえるきっかけにもなっています」(石田さん)

 譲渡は基本、無料だ。ただし、「家族全員が飼育に賛成している」「毎日欠かさず世話ができる」など、譲渡には厳しい条件や審査があり、さらにペットを飼う際の心構えを学ぶための講習会を受けなければならない。

 日本におけるペットの保護活動は、いまだ多くのボランティアに頼っているのが現状だ。両社はペット用品の販売やトリミングサロン、動物病院なども運営しており、それらの収益を保護活動に回しているという。

「保護猫・保護犬をビジネスに利用していると、厳しい声を受けたこともあります。とはいえ、個人での保護活動は時間や資金などの関係で限界が訪れる可能性があります。ペットショップだからこそできる命の守り方で、1匹でも多くの保護猫・保護犬を新しい家族の元に送り出したいのです」(長野さん)

 ペットの飼い主も、“命の売買”について、考えるいい機会なのかもしれない。

※女性セブン2019年9月26日・10月3日号
posted by しっぽ@にゅうす at 06:51 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする