動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年11月25日

「犬を飼うと死亡率が21%下がる」という研究結果。ちなみに猫にも効果あり!


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皆さん、ペットを飼っていますか?

世話がたいへんなこともあるけれど、やっぱりペットってかわいいですよね。

ペットがいると一歩も外に出られなくなるであろう我が家では飼っていませんが、友人宅や街角で犬や猫を見ると心がなごみます。

犬を飼うと飼い主の健康に好影響を与える
ペットがいることはほっこり気分だけではなく、人の身体にも良い影響があるらしいのです。

『Circulation: Cardiovascular Quality and Outcomes』誌に発表されたふたつの研究によると、心臓病のある人が犬を飼うと、飼っていない人と比べて心臓病を含むあらゆる病気で死亡する可能性が低くなることが判明しました。

1つ目の研究はこれまでの研究や学術発表を分析したもので、2つ目は10万人を対象にした12年におよぶスウェーデンの研究で、どちらも

犬を飼っていること

心臓病またはほかの理由で死亡すること

の関連性を調べたものでした。

研究には関わっていませんが、これら2つの発表の論説を書いた心臓病専門医のKazi医師はインタビューの中でこう述べています。

10万人以上を対象にしたスウェーデンの研究によると、(犬を飼っている人はそうでない人と比べて)理由は何であれ死亡率が21%低かったのです。

同居家族がいる人よりもひとり暮らしの人にとってより効果的だったのは印象深いことです。したがって犬を飼うことは飼い主の心臓の健康におそらくとても重要だと考えられます。

ほかのメリットもあり
「NPR」ではそのほかのメリットとして、犬を飼うと散歩に連れていかなければならないので

飼い主の運動量が増える点

屋外で過ごす時間は心臓の健康に良い点

が挙げられています。

また、ペットと交流するとホルモンのオキシトシンが分泌されるそうです。

母乳の分泌を促すなどの働きがあるオキシトシンは「愛情ホルモン」「癒しホルモン」などと呼ばれていて、ストレスを軽減すると言われています。だから、ペットをなでたりするとほっこり気分になれるのでしょう。


患者を励ますセラピー犬も活躍
一方、ペットではありませんが、病院で活躍するセラピー犬も増えています。

日本では小児科が多い印象ですが、アメリカの病院でわたしが目撃した例は感染症の治療を受ける高齢者の病棟でした。思わぬ犬の登場に、患者さんもお見舞いの人もほっこり。

お見舞いに行っていたわたしも、意外なところで出会った穏やかな犬に癒されました。

ちなみに猫にも効果あり!
そうなると、気になるのが猫でも同じような効果があるかどうか。研究を探したら、ありました!

Medical News Todayによると、一般的に犬に比べて手がかからない猫を飼うことは、飼い主のストレスや悩みを軽減する効果があるそうです。

ミネソタ大学Stroke Instituteが2008年に発表した研究は、4435人のアメリカ人を10年間調査したもので、猫を飼っている人は飼っていない人と比べて、心臓発作で死亡する確率が30%低いという結果になりました。

これらの研究結果を読んで感じたのは、犬でも猫でも飼い主が愛情を注げるペットを持つことは心身の健康にプラスだということ。

ちなみに、前述のKazi医師は犬を飼いたいと思いながら40年が経過、今回の研究結果を知って今こそ犬を飼おうと思っているそうです。

Image: 4 PM production/Shutterstock.com

Source: NPR, Medical News Today

Reference: NHK

ぬえよしこ
posted by しっぽ@にゅうす at 08:34 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護犬や迷子犬を支援する方法7つ

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1.募金・寄付金

最もポピュラーな支援の方法は、やはり募金や寄付金となります。街中や店頭の募金箱に募金するのはもちろん、団体によってはホームページ等で常時、寄付金を受け付けている場合もあります。

ある程度まとまった額を寄付したい場合には、そういった方法を選ぶのが良いでしょう。

2.Amazon動物保護施設支援プログラム

Amazonは、みなさん一度はお買い物で利用したことがあるのではないでしょうか。そのAmazonに、動物保護施設支援プログラムがあるのをご存知でしょうか?

これは、Amazonの「ほしい物リスト」を利用したサービスで、動物保護施設が今必要としているものを「ほしい物リスト」に挙げ、それを見た他のユーザーが「ほしい物」をAmazonで買ってプレゼントするという仕組みです。必要なものを確実に寄付することができる、素晴らしいシステムですよね。

3.ふるさと納税

ふるさと納税というと、地元の名産品などの返礼品を受け取るというイメージが強いですが、返礼品を受け取る代わりに、その分のお金を動物愛護団体や自治体の動物愛護事業に寄付するというメニューを設けている自治体も多くあります。

ふるさと納税サイト等で「動物」や「動物愛護」のキーワードで検索すると、たくさんヒットしますよ。返礼品はとても魅力的ではありますが、その代わりに保護犬や迷子犬を支援するという形もあるということを考えてみてください。

4.各種ポイントの引き換え

お店のポイントやクレジットカードのポイントなど、お買い物をするとさまざまなポイントが溜まりますよね。

特に最近では、政府もキャッシュレスポイント還元を後押しするなど、注目が高まっています。溜まったポイントはお買い物で現金同等に使用できたり、カタログから好きな商品を選んで引き換えができたりしますが、カタログで引き換えを行う際、動物保護団体への寄付が選択できることもあるのをご存知ですか?

交換対象商品に好みの商品がない場合や、交換期限を忘れてポイントをムダにしてしまうことを考えると、直接お金を寄付するよりもハードルが低く感じられないでしょうか。

5.不要品などの寄付

現金やポイントでの支援は財政的な問題でちょっとためらってしまうという場合には、不要品の寄付がオススメです。

家にあるけれど使っていない毛布やタオル、トイレシーツ、愛犬が食べなかったのに買いすぎてしまったフードなど、捨ててしまうにはもったいないものを、保護犬に提供しませんか?

動物愛護団体に直接持ち込む方法もありますが、イベントで募集していたり、ペットショップによっては店頭で回収していることもありますよ。

6.イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン

おうちの近くにイオンがあるという方は、イオンが開催している「幸せな黄色いレシートキャンペーン」をご存知ではないでしょうか。

これは、キャンペーン期間中にイオンでお買い物をし、発行された黄色のレシートを店内設置の回収箱に入れることで、レシート合計金額の1%相当分を地元のボランティア団体に寄付できるという仕組みです。

支援したいと思う団体を選ぶことができるので、動物愛護団体がエントリーしている場合には、寄付で支援することが可能です。

7.SNSで「いいね!」する

よりお手軽な支援として、SNSの活用があります。動物愛護団体によってはチャリティー企画を行うことがあり、「1『いいね!』=◯円」という形で、「いいね!」を押すだけで寄付ができるシステムを取り入れています。指先1つで支援ができる、現代社会ならではの画期的な方法ですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?何かしたいと思いながらも、なかなか足を踏み出す機会がないという方も、今回ご紹介した中でお手軽なものからまずはチャレンジしてみてください。あなたの小さな行動1つが、小さな命を救うことにつながります。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:31 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月24日

杉本彩さん「ペットの生体展示販売という、野蛮なビジネスモデルをなくしたい」

livedoor



公益財団法人動物環境・福祉協会Evaを設立し、動物愛護活動に取り組んでいる女優・杉本彩さん。「動物に対する向き合い方にその国のモラルや民度が表れます」と語る彼女に、真の「動物愛護」について語ってもらった。

◆利益最優先のペットビジネスの犠牲になる動物たち

「生体展示販売によるペットビジネスがここまで巨大化している国は日本くらいのもの。街のあちこちにペットショップが存在し、動物たちがショーケースに陳列されて販売されている――。日本では当たり前の光景ですが、動物愛護先進国の人たちの目には、“信じられない野蛮な行為”に映っているでしょう」

 そんなビジネスモデルがまかり通っている根源にあるのは「動物をモノ(商品)としか見ていない利益第一主義」だと杉本さんは言う。

「経済効果ばかりを優先し、『利益を出すためには動物をモノ扱いして販売するのも仕方ない』と考えるのが今のペットビジネス。だから大量生産・大量流通という日本の産業構造がそのまま当てはめられてしまうんです」

 そうしたビジネスには、商品の売れ残りや余剰在庫がつきものだ。

「それは命ある動物であっても同じことです。犬や猫の商品としての“旬”は生後45日くらいまでの幼齢期とされ、小さくてかわいらしい姿は消費者からの人気もあって高い値段で販売できます。

 でもそうした時期はほんの数週間しかありません。犬も猫も成長するのですから。だからペットショップは、次々に幼齢期の子犬・子猫を販売することで利益を上げようとします。

 その一方で、大きくなって商品価値が下がった犬や猫は“セール品”として叩き売られ、それでも売れ残ったら余剰在庫として廃棄される運命をたどることになるわけです」

◆ペットビジネスの負の側面は、すべて「生体展示販売」に起因している

 旬の商品を揃えて利益を上げるためだけに、大量生産・大量流通、そして大量廃棄される犬や猫。ペットショップのショーケースの向こう側には、動物にとって残酷な負のスパイラルが渦巻いていると杉本さんは言う。

「大量生産のために“パピーミル”(子犬工場)と呼ばれる悪質なブリーダーが存在し、大量流通のためにオークションが行われ、大量廃棄からは“引き取り屋”という悪質な業者が生まれてくる。

 動物を苦しめるペットビジネスの負の側面は、すべて生体展示販売に起因していると言えるでしょう。

 利益ばかりを優先する資本主義の陰には、常に犠牲を強いられる“弱者”が存在しています。生体展示販売の裏側で何の抵抗もできずにモノ扱いされ続けている動物たちもまた、紛れもない弱者なのです」

◆法律上も動物は「モノ」扱いされている

 もうひとつ、ペット問題に大きな影響を及ぼしているのが法律だ。

「動物愛護法の基本原則では『 動物は命あるもの』なのですが、刑法上では『器物』、民法上では『動産』と、いまだに『モノ』として一括りにされています。

 その根っこには『動物は人間の管理下にあり、人間が好き勝手に扱ってもかまわない』という傲慢さが感じられ、それが動物を商品としてしか見ない風潮の後押しにもなっているように思います」

 また、悪質なペット業者が絶えない要因には、開業のハードルの低さも挙げられると杉本さんは言う。

「大きな問題のひとつは、動物愛護法ではペットショップや繁殖業者、ペットホテルやトリマーといった営利目的で動物の取り扱いを行う業者(第1種動物取扱業者)が登録制だということ。

 つまり、登録さえすれば簡単にペットショップや繁殖業を開業できてしまうんです。その昔はもっとハードルが低い届出制でした。

 こうした誰でも開業できるという“間口の広さ”が悪質な業者を産み出す温床になっているのは間違いありません。人と同じ尊い命を扱う業者に対しては、ザルのような登録制ではなく、免許制にするなど厳しい規制が不可欠だと思います」


◆動物の悲劇を助長する無責任な消費者

 生体展示販売がなくならないのは、売る側だけでなく「買う側」の意識も関係していると杉本さんは指摘する。

「今は、ほしいものがほしいときにすぐに手に入る世の中です。でもその便利さや手軽さを動物との出会いにまで求めることの異常さに、買う側が気づかなければいけないんですね。

 生体展示販売によって、日本では誰もがほしいと思ったらその場ですぐにペットを購入できてしまいます。ショーケースを見て、抱かせてもらって『かわいいから』と、ぬいぐるみのような感覚で衝動買いする。

 きちんと面倒を見られるのか、ペットを迎えられる環境は整っているのか、整えられるのか、維持できるのか。冷静に検討もしないまま、その場の感情に流されて買ってしまう。

 買う側の安易で無責任な消費行動が、生体展示販売という残酷なビジネスモデルを成立させ、動物を苦しめ続けていることを自覚するべきです」

◆動物を迎えるルートはペットショップ以外にもたくさんある

 では、“買う側”の立場としては何ができるのだろうか?

「まず、『疑う』ことです。ほんの少し想像力を働かせれば、誰もが生きている動物が『モノ』として売り買いされていることの異常さに気づくはず。

 あたかも動物への愛が溢れているかのように生体展示販売されている動物は、どういう環境で繁殖させられたのか。そうした疑問を投げかけることが悪質なペットビジネスを根絶させるための第一歩になるんです。

 また、動物を迎えるときに『ペットショップでは買わない』という選択をすることもひとつの手段になりますね。買う人がいるから売るというのが悪徳ペット業界の言い分です。ならば逆に言えば『需要がなければ供給は不要』ということになります。

 買う人がいなければ利益も生まれず、そんなビジネスは自然に淘汰されていくはずです。保護犬・保護犬など、ペットショップでなくても動物を迎えるルートはたくさんあります」

◆日本はヨーロッパ諸国より100年は遅れている

 動物愛護先進国のドイツでは、国がペットショップへの規制を強めて厳しいルールを設けたことでビジネスが成り立たなくなり、生体展示販売が激減したという。

「動物にやさしい社会をつくるには、売る側を厳しく追及するだけでなく、買う側の意識や姿勢を変えていくことも不可欠なのです

 日本における動物の置かれた状況は、イギリス、ドイツ、オランダといったヨーロッパ諸国とくらべて、100年は遅れていると感じています。

 もちろん日本にも、豊かな動物愛護の心を持っている人は大勢います。ただ、動物の視線に立って動物にとっての幸せを考える『動物福祉』という点では、まだ圧倒的に未成熟。

 いまだに平然と行われている生体展示販売は、その象徴とも言えます。『動物福祉』が守られないこの野蛮なビジネスモデルがなくならない限り、日本はいつまで経っても動物愛護先進国にはなれないでしょう」

 来年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、多くの外国人が訪れる。日本のペット産業は、彼らにとって奇異に映るだろう。

「『日本では、いまだに店頭で動物を売っているのか?』と世界が驚愕し、軽侮されるでしょう。“命の売買”に歯止めをかけられるのか。日本の民度が今、問われています」

◆生体展示販売根絶へ。動物愛護先進国・イングランドの決断

 英国イングランドで2020年から施行される、動物福祉向上のための法律が話題になっている。ペットショップなどの業者に対して生後6か月未満の子犬子猫の販売を禁止する法律、通称「ルーシー法」だ。悪質なペット業者への規制を強化して、動物を虐待から守ることを目指した「ルーシー法」が施行されれば、事実上イングランドでは生体展示販売が「違法」となる。

 つまり、ペットを迎えるためには認定ブリーダーからの直接購入か、動物保護施設から迎えるかを選ぶしかなくなるわけだ。現状でもイギリスやドイツには、日本のようにショーケースに子犬や子猫を並べているようなペットショップはほとんど見られないが、ルーシー法は、動物の命と尊厳を守るよりいっそう強い盾になるだろう。生体展示販売がまかり通っている日本も、イギリスの前向きな取り組みに学ぶべきではないだろうか。

<取材・文/柳沢敬法 写真/大房千夏 日本動物福祉協会 ロンドンの写真/谷口真梨子>

【杉本彩】
1968年、京都府生まれ。女優・作家・ダンサー。「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva」の理事長として動物福祉の普及啓発活動にも力を注ぐ。著書に『それでも命を買いますか? ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ』(ワニブックスPLUS新書)など
posted by しっぽ@にゅうす at 09:58 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

知ってますか? 室内飼いの猫でも寄生虫予防が必要な理由


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猫は犬と比べて、ノミやダニ、フィラリアなどの寄生虫の予防を受けている割合が少ないと言われています。そこで今回は、犬と比べた猫の寄生虫予防の実施の実態と、室内で飼われている猫にも寄生虫予防が必要な理由をまとめました。愛猫にあった方法でしっかりと寄生虫予防をしましょう。

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知ってますか? 室内飼いの猫でも寄生虫予防が必要な理由
ノミ・ダニの予防を受けている犬の飼い主さんの割合
ノミ・ダニ予防をしている犬と猫の飼い主さんを比較!
ノミ・ダニ予防に関するアンケートによると、ノミ・ダニの予防を『毎月している』と回答した犬の飼い主さんは59.8%。それに対し、『毎月している』と回答した猫の飼い主さんは、わずか17.4%にとどまることが明らかになりました。また、猫の飼い主さんのうちの49.7%は、ノミ・ダニの予防を『(まったく)していない』と回答しています。
犬に比べて猫の飼い主さんはノミ・ダニの予防をしている割合がかなり低いことがわかりますね。

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知ってますか? 室内飼いの猫でも寄生虫予防が必要な理由
フィラリアの予防を受けている犬の飼い主さんの割合
フィラリア予防の実施状況は?
こちらは、フィラリアの予防に関するアンケートでわかった実施状況です。
それによると、87.1%の犬の飼い主さんが『毎月している』と回答しているのに対して、猫の飼い主さんのうち、『毎月している』と回答したのはわずか13.1%。ノミ・ダニの予防以上に開きがあることがわかりました。
なお、フィラリアの予防を『(まったく)していない』猫の飼い主さんは62.8%という数字に。こちらもノミ・ダニ予防よりもさらに高い数字となりました。

知ってますか? 室内飼いの猫でも寄生虫予防が必要な理由
飼い主さんを見つめる猫
完全室内飼いの猫でも寄生虫予防が必要な理由
ノミやダニは、猫がベランダや庭に出ることによって感染するケースがあります。また、ベランダや庭に出ることのない猫であっても、飼い主さんの靴や衣類などに付着して室内に持ち込まれたノミやダニが繁殖して猫が感染してしまうことも。つまり、完全室内で猫を飼っていても、ノミやダニを100%避けることはできないのです。

そして、かつては犬の病気といわれていたフィラリアですが、今では犬と同じメカニズムで猫にも感染することがわかっていています。猫の場合は、犬よりも少数のフィラリアの寄生で重症となり、短期間で命を落とすおそれがあるため注意が必要です。


定期的な寄生虫予防でしっかり対策を
寄生虫が何らかのタイミングで猫の体に付着すると、寄生虫自体が引き起こす症状に加えて、寄生虫が媒介する病気に感染する危険性もあります。
ノミやダニ、フィラリアは薬を使って予防ができるので、愛猫の健康のためにもきちんと予防してあげましょう。

なお、寄生虫の予防薬は、種類によって予防できる寄生虫が異なるため、獣医師とよく相談して選ぶことが重要です。また、薬の使い方としては、猫の首筋に滴下するものがよく使われますが、飲み薬もありますので、猫にあった方法で使えるものを選びましょう。

知ってますか? 室内飼いの猫でも寄生虫予防が必要な理由
お気に入りの場所でくつろぐ猫
正しく確実に予防して猫の健康を守ろう
大切な愛猫の健康を守るために必要な寄生虫予防。正しい方法で定期的に予防を行うようにしてください。
また、薬による予防だけでなく、ノミやダニなどの寄生虫の繁殖を防ぐことも大切です。ノミやダニは湿度の高い場所を好むので換気を心掛け、猫が過ごす場所はよく掃除をして、清潔を保ちましょう。

参考/「ねこのきもち」2018年5月号『データで見る 愛猫を守るためにできることが見えてくる!イマドキ猫の健康事情』(監修:聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳実先生)
文/くら
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんのであらかじめご了承ください。

ねこのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 09:54 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「志村どうぶつ園」白井家の“チャリティー錬金術”「写真撮影1回15万円」「馬蹄鉄1個1万円」

週刊文春デジタル



 園長役の志村けん(69)と、飼育係役の嵐・相葉雅紀(36)が司会を務める「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)の準レギュラーコーナー「白井家」。子どもたちから神≠ニ呼ばれる母親の白井由紀子氏が中心となり、長男・鴻明氏と次男・迅氏のイケメン大学生兄弟らが37匹の動物の飼育に悪戦苦闘する様子が人気を博している。しかし既報の通り、白井家は“不適切飼育”や“近隣トラブル”の問題を抱えている。

「11月16日、『週刊文春デジタル』報道後も予定通り『志村どうぶつ園』は放送され、白井家も登場しました。白井家には新たな仲間としてカメレオン3匹と犬1匹が増えていた。増え続ける動物の餌代を抑えるために、魚釣りに出かけたり、畑を耕して野菜を作ったり、スーパーの特売に向かうなど白井家の節約術も紹介されています。しかし、いつもなら画面の左上にスタジオの出演者の様子が映し出される“ワイプ”が一切ありませんでした。問題視されている白井家とタレントを絡ませないようにという、制作側の配慮のようです」(日本テレビ関係者)


実は、白井家の抱える問題は既報のものだけではなかった。今回新たな証言と物証によって、“チャリティー詐欺疑惑”や“ボランティア搾取”の実態が浮かび上がってきたのだ。

白井家の馬の蹄鉄を1万円に値上げした
 白井家の関係者Aさんは「テレビ出演後、白井家ではチャリティー活動に力をいれるようになった」と語る。

「白井家で主に仕事をしているのは英会話教室を経営している由紀子さんだけなので、彼女の収入だけで約40匹もの動物を飼育することはできません。だから動物のために、チャリティー活動で飼育費用を集めているんです」

 白井家が行っているチャリティー活動は主に3つ。「馬の使用済み蹄鉄販売」「動物のお世話体験会」「馬との撮影会」だ。

「特に大きな収入源になっているのが蹄鉄販売です。由紀子さんや鴻明くんがSNSで“馬の蹄鉄は昔から幸運を引き寄せる”といって、白井家の馬の使用済み蹄鉄に鴻明くんがスプレーでペイントを施して販売している。当初は3000円で販売していましたが、今年の春くらいからラッピングをしたりお礼の手紙を添えたりするうちに、どんどん売れ出した。それで蹄鉄を1万円に値上げしました」(同前)

《【幸運の蹄鉄チャリティー販売】「白井家」の馬達のとても貴重な馬蹄を、チャリティー販売することとなりました! 多くの方に知っていただきたいので、シェアしていただけると嬉しいです。白井家の馬の命とも言われる蹄鉄を、鴻明が一つ一つ磨き、特殊加工でデザインしたもので、時間だけでなく想いがいーっぱい詰め込まれたものです。この売り上げは、白井家の動物達のための資金に活用させていただきます。※当初20個の数量限定とさせて頂きましたが、数量を超えたため、予約販売とさせていただきます。※現在、予約が殺到し お返事に時間がかかっております。メールの届いた順番で、1件ずつ必ず返信をいたしますので、申し訳ありませんが、お待ちいただけると嬉しいです。※デザインの指定はできませんので、ご了承ください》(2019年4月14日 由紀子氏のインスタより)

蹄鉄販売の告知(由紀子氏のインスタグラムより)※現在は削除されている
蹄鉄販売の告知(由紀子氏のインスタグラムより)※現在は削除されている


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 蹄鉄は飛ぶように売れ、収入も激増したという。しかしAさんは「それはどう考えてもおかしいんです」と続ける。

蹄鉄は足りなくなったら運ばれてくる
「蹄鉄は馬のヒヅメに釘で打ち付けたU字型の保護具です。白井家の乗馬用の馬は40日ごとに装蹄師が交換しています。白井家の家で飼育されている馬は現在2頭。ということは、使用済み蹄鉄が出るのは多くて1カ月に8個、1年で96個。しかし少なくとも今までに300個以上は売れています。

 実は、蹄鉄が足りなくなると、どこからか白井家と無関係の蹄鉄が車で自宅に届けられるんです。鴻明くんが作業をするプレハブ小屋には、大量の蹄鉄が入った缶が置かれていました。作業場にはいつも蹄鉄が山積みされていて、『多いときは20個くらい作る』と自慢していたこともあります」

ファンが購入した蹄鉄
ファンが購入した蹄鉄
 11月14日、記者が直撃取材のため白井家を訪ねた際も、玄関脇には無造作に置かれた多数のスプレー缶の横に十数個の蹄鉄が並べて乾かされていた。

「白井家の馬の蹄鉄だからと購入しているファンの人たちへの裏切り行為ですよ。それに、第1弾で報じられた記事で、鴻明くんがヤギに落書きしていたのはこの蹄鉄をペイントするスプレーです。このスプレーは輸入品で、人体や動物に有害なトルエンやアセトンが含まれている。スプレー缶にも《脳神経系に影響し、めまい、頭痛、吐き気の症状をひきおこすおそれがあります》《目に入れたり、皮膚や衣服に付着しないようにしてください》と書かれています。それをヤギに吹き付けるなんてひどい虐待ですよ。動物のためにチャリティーをやっているはずなのに、本末転倒です」(同前)


蹄鉄の仕入れについて、動物研究家のパンク町田氏は「タダ同然で手に入る」と指摘する。

「蹄鉄の原価は安くて1つ500円くらいで、平均1500〜3000円くらいです。トレーニングセンターなどでは、毎日100個くらいの蹄鉄を取り換えているのでタダ同然でいくらでも手に入る。

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 そもそも競走馬でもない馬に蹄鉄を履かせる必要はない。ムツゴロウさんも馬をたくさん飼っていますが、蹄鉄を履かせている馬はほとんどいませんよ。逆に蹄鉄をつけてしまうと、パンチ力・キック力が増すので大変危険です。ハンマーを持たせているのと一緒ですから。ましてや脱走するような環境で蹄鉄まで履かせたら、重大な事故が起きる可能性もある」

 チャリティー活動のなかでの不適切行為はほかにもある。白井家の関係者であるBさんが目撃したのは、2019年4月29、30日に行われた「志村どうぶつ園で有名な白井家で動物たちのお世話体験会」でのことだった。


足場の悪いぬかるみで乗馬体験を強行
「お世話体験会は人気のチャリティーイベントです。白井家の厩舎の掃除、馬のブラッシング、乗馬体験にお散歩、軽食付きで大人は1名1万円で子供は1名5千円。安くはない料金ですが《ここで得られました収益は、白井家の動物たちの為に使わせていただきます》と銘打たれていたので、動物好きな人や白井家を応援している人が2日間で50名ほど集まり、とても盛り上がりました」

白井家のSNSで告知されたお世話体験会の案内
白井家のSNSで告知されたお世話体験会の案内
 しかし4月29日に大雨が降り、30日には放牧場がぬかるんでほとんどが水溜りに覆われていたという。Bさんはその様子を見て「今日の乗馬体験は中止だろう」と考えていた。

「以前、由紀子さんは『志村どうぶつ園』(2019年1月19日放送)で、ヒヅメは馬の命で、濡れたままだとカビや細菌が増殖して走ることが出来なくなって、命を落とすことになると説明していたんです。今回は動物のためのチャリティーイベントですし、中止や延期するとなってもみなさん納得してくださると思うのですが、結局由紀子さんは水溜りの上で乗馬体験を行い、馬は参加者を乗せて30分近く放牧場内を回っていました。2日間で約40万円の収益を出したそうです」

ぬかるみで乗馬体験
ぬかるみで乗馬体験
ぬかるみで乗馬体験。左の人物は由紀子氏
ぬかるみで乗馬体験。左の人物は由紀子氏


 前出のパンク町田氏はぬかるみでの乗馬体験についても「不適切だ」と指摘する。

「蹄鉄を履かせた状態でヒヅメが濡れたままでいると、サビついてしまいます。サビは身体にとって良くないですし、サビから化膿してしまうこともあります。濡れてしまったら拭いてよく乾かしてやる必要があります。

 そもそも馬は非常に足元を気にする動物ですよ。足元が悪いところで乗馬をするというのは馬にとって非常にストレス。人間側にとっても危険が伴います。わざわざ雨の日や足元の悪い日に乗馬体験をする必要はない」

チャリティー活動での収益の使い道に疑問
 Bさんがチャリティーイベントに不信感を覚えるのは、動物への不適切な扱いだけではない。

「最近、チャリティーイベントの収益が急増しています。2019年5月2日に開催された撮影会は料金が2万円でしたが、11月3日に3組限定で開催された撮影会は1組15万円に値上げしました。SNSで告知をして人が集まったらすぐに消してしまうのですが、それでも5月の撮影会には約20人が参加していたから、相当な額のお金が集まっているはずです。動物の飼育にはお金がかかるので稼ぐことはいいと思うのですが、問題はその使い道なんです」


今まで白井家は多くの部分をボランティアに頼ってきた。番組でもカナダ人男性らがボランティアとして登場している。

「ボランティアの方々は、お金がない中でひたむきに動物の飼育をする白井家に心を動かされて、動物の世話はもちろん、設備が壊れれば無償で修繕し、時には自腹を切って修繕材料を購入してきました。テレビ出演後も、由紀子さんが『出演料はもらっていない』と言っていたから大変だろうなと続けてきている。でも、チャリティーイベントであれだけ収益が出ているなら、せめてボランティアの交通費くらい出してあげるとか、それくらいはしたっていいんじゃないかと思うんです」(同前)

「ヒヅメは馬の命」と語っていた(「天才!志村どうぶつ園」1月19日放送回より)
「ヒヅメは馬の命」と語っていた(「天才!志村どうぶつ園」1月19日放送回より)

 ボランティアからの奉仕を受ける一方で、「白井家の生活は派手になってきている」とCさんが続ける。

鴻明氏の部屋にはギターが増え、車も買い替え
「蹄鉄の料金の振り込み先は鴻明の個人口座なのですが、蹄鉄が売れはじめた頃から鴻明の部屋のギターが増え始めたんです。急に新しい洋服が多くなり、学生ながら車も買い替えた。元々鴻明はファミリーカーに乗っていましたが、春以降に中古の高級車を80万円くらいで購入した。車高を低くし、マフラーも改造して住宅街の狭い道を猛スピードで走っていく。夜に寝ていると重低音が響くのですぐわかります。動物のためになるならと寄付をしている近隣の農家の方や、親しいペットショップの方々もいるのに、そういうお金の使い方はおかしいですよ」

15万円での撮影会風景。ドレスなどのレンタル衣装を着て撮影していた
15万円での撮影会風景。ドレスなどのレンタル衣装を着て撮影していた
 白井家には、外部から蹄鉄を取り寄せているか、1組15万円の撮影会を行っているかどうか、「志村どうぶつ園」から出演料を得ているかどうかについて文書で質問した。回答は以下の通りだ。

――飼育する馬の使用済み蹄鉄を以前は3000円で販売していましたが、テレビ放映後には1万円で販売し、蹄鉄が不足すると他から大量に取り寄せて販売しているのは事実でしょうか。

「販売していることは事実です。他から大量に取り寄せて販売はしていません」

ヒヅメの重要性を番組も説明(「志村どうぶつ園」1月19日放送回より)
ヒヅメの重要性を番組も説明(「志村どうぶつ園」1月19日放送回より)
――2019年11月3日に限定3組で1組15万円の撮影会を行っていますが、収められたお金は適正に動物たちに使用されていますでしょうか。

「チャリティーイベントは行いましたが、1組15万円の撮影会は行っておりません」

――「天才! 志村どうぶつ園」出演に際して、日本テレビから白井様に出演料などの金銭は支払われていますでしょうか。

「取材協力費はいただいております」

鴻明氏は馬のためにぬかるみをなくす作業をしていた(「志村どうぶつ園」1月19日放送回より)
鴻明氏は馬のためにぬかるみをなくす作業をしていた(「志村どうぶつ園」1月19日放送回より)
 今回新たに、チャリティー活動内の動物への不適切な扱いや、チャリティー活動で得た収益の使い道、今後の「天才!志村どうぶつ園」への出演などについて質問したところ、白井家から文書で回答があった。

 「私たち家族は動物たちを愛し、動物たちの健康を考えながら飼育しております。また、ご支援を頂くことはありますが、動物のために使用しております」

 白井家に浮上する数々の疑惑。チャリティー活動が動物のために適切に運営されることを祈るばかりだ。


posted by しっぽ@にゅうす at 09:50 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

浅田美代子さんが沖縄で訴えたこと 「飼い主と一緒ならもっと生きたはず」


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【西原】不幸な犬猫を生まないためのイベント「―ヒト・イヌ・ネコ、幸せのいっぽ―私からはじまる。」(Smile Paws、TSUNAGUOKINAWA主催)が9日、西原町のさわふじ未来ホールで開かれた。動物愛護活動をしている女優の浅田美代子さんらが登壇し、「(動物たちのために)自分ができる範囲でやれることをやってほしい」と語った。

 浅田さんは、劣悪な繁殖業者から犬を保護した経験を語り、「かわいい子犬を繁殖させるために飼育された犬は、狭いケージに入れられ、ふん尿の世話も十分にされていない。病気でも病院にも連れて行ってもらえない。業者は子犬が生めればいいとしか思っていない」と実態を伝えた。避妊去勢手術について「かわいそうなことではない。乳がんなどの病気の予防にもなるのでぜひ受けさせて」と呼び掛けた。

 動物愛護センターなどでの殺処分についても「死ぬのを見たくないという理由で老犬を持ち込む人もいる」と現状を語った。「誰も迎えに来ない、冷たい床の上だとすぐに弱ってしまう。飼い主と一緒ならもっと生きたはず」と話した。自身もセンターから保護した犬を飼っていると紹介し、「最期まで面倒を見るという意識で飼ってほしい」と訴えた。

 ボランティア団体「Smile Paws」の中原寿野さんは、殺処分対象の動物を保護して新しい飼い主につなげる取り組みを紹介した。「動物愛護センターに行く前の段階などでボランティアに直接持ち込む人が多い」と、センターへの収容数だけでは分からない実態を語った。「命を飼う責任を考えて」と訴えた。

 イベントでは、生体販売をやめたペットボックスを経営するオム・ファムの中村毅代表取締役とペットボックス那覇店の富村あゆみさん、野良猫の避妊去勢手術(TNR)の啓発活動をしている琉球わんにゃんゆいまーる代表理事の畑井モト子さんも登壇した。

琉球新報社
posted by しっぽ@にゅうす at 09:44 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

過度なスキンシップは危険! 猫から直接うつりやすい病気

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突然ですが、愛猫が可愛い余り濃密なスキンシップを行っていませんか?  その触れ合い、じつは動物と人との間でうつる病気「人獣共通感染症」の原因になっているかも。今回はそんな人獣共通感染症の中でも、猫から人に直接うつりやすい病気をご紹介します。

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過度なスキンシップは危険! 猫から直接うつりやすい病気
イラスト/深尾竜騎
猫と暮らしてこんなことしてませんか? されてませんか?
・猫に引っかかれる → 猫ひっかき病になるリスク有!
・猫を過度に触る → 皮膚糸状菌症になるリスク有!
・猫にキスをする → パスツレラ症になるリスク有!

こんなことをしたりされたりすると、猫ひっかき病・皮膚糸状菌症・パスツレラ症などになるリスクが! これらは具体的にどのような病気なのでしょうか? 

過度なスキンシップは危険! 猫から直接うつりやすい病気
イラスト/深尾竜騎
猫ひっかき病
その名の通り、猫に引っかかれたり噛まれたりして発症する病気です。病原菌は、猫の赤血球をすみかにしていて、3才までの猫に多く寄生しているというデータも。感染すると、3日〜数週間で感染部位が腫れ上がったり、リンパ節などが腫れる場合が。痛みや高熱、倦怠感が出ることも。

過度なスキンシップは危険! 猫から直接うつりやすい病気
イラスト/深尾竜騎
負傷したときはすぐに水で洗い流して
猫に攻撃されて負傷したときは、傷口をすぐに流水にあてて細菌を充分に洗い流して、さらに市販の殺菌・消毒剤で消毒して。傷が浅くても、悪化して重症化することもあるので、早めに受診を。

過度なスキンシップは危険! 猫から直接うつりやすい病気
イラスト/深尾竜騎
皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)
カビ(真菌)の一種である皮膚糸状菌が、毛や皮膚に寄生する病気。猫と過剰に接すると感染します。子猫や元ノラ猫は、保菌率が高め。皮膚が薄くて弱い部分に発症しやすく、かかると赤い斑点や脱毛が見られ、かゆくなります。この病気は、猫も人と同様の症状で発症します。

パスツレラ症
病原菌のパスツレラ菌が、猫が引っかいた傷などから入り込んで感染します。感染すると、30分〜2日以内に発症。傷口を中心に赤く腫れ上がり、激しく痛み、発熱することも。猫の口内に潜む常在菌なので、キスなどで感染するケースもあります。

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過度なスキンシップは危険! 猫から直接うつりやすい病気
イラスト/深尾竜騎
予防するには?
日々、暮らしにちょっとの注意をはらっていれば、猫と安全に暮らすことができます。

1. こまめに手を洗う
トイレ掃除や猫と遊んだあとはもちろん、ノラ猫に触れた場合や、猫グッズに触れたあとにも、必ず石鹸で手を洗いましょう。

2. 爪切り・ブラッシングをする
爪切りをすれば、猫に引っかかれても軽症ですみ、菌に感染するリスクを下げられます。ブラッシングをしていれば、ノミの寄生などに気付きやすいです。

3. キスなどはしない
猫の口は常在菌がいるほか、肛門を毛づくろいすることで排泄物中の病原体が付いてしまっていることも。キスや口周りを舐めさせるなどはやめましょう。

予防していても感染してしまうことはあります。もし「感染したかも」と思ったらすぐに病院へ向かいましょう。出ている症状あった科を受診するようにしてください。また、診察の際には「猫を飼っている」と医師にあらかじめ伝えると、診断の手掛かりにもなりスムーズです。しっかりと予防し、安心なスキンシップができるといいですね。

参考/「ねこのきもち」2017年9月号『猫から人にうつる病気に気を付けて!』(監修:日本大学生物資源科学部獣医学科 獣医公衆衛生学研究室教授 丸山総一先生) 
文/浪坂一
イラスト/深尾竜騎
※この記事で使用している画像は2017年9月号『猫から人にうつる病気に気を付けて!』に掲載されているものです。

ねこのきもちWeb編集室
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