動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年11月25日

現行の介護保険制度ではヘルパーは世話できず ペットを飼う高齢者のリスク

livedoor



二村キヌヨさん(82歳)の娘さんに懐いている猫のチャーヤン(筆者撮影)

「1人暮らしの母親が入院することになり、猫の世話ができなくなった。自分は別居しており、猫を引き取ることはできない。なんとかしてほしい」

そんなSOSの電話が動物愛護団体にかかってくることがある。聞けば、不妊手術をしておらず、猫が何匹もいるという。殺処分はしたくないが、自分で飼うこともできないと訴える。週に2〜3日、餌やりをしに来ているが、長い間、猫の世話が満足にできなかったせいか、家の中はゴミ屋敷状態だった。

このケースでは、ボランティアと行政が協力して猫に不妊手術を行い、里親を探すことで殺処分を免れることができた。

人間だけじゃなくペットも長寿に
昔と違って、今は犬も猫も人間と同様、長生きになっている。犬の平均寿命は14.29 歳、猫の平均寿命は15.32歳である(2018年全国犬猫飼育実態調査・ペットフード協会)。猫に至っては20歳を超えて長生きする例もある。

もし60代で子犬や子猫を飼い始めたとしたら、犬も猫も飼い主が70代後半まで生きることになる。それまで元気でいられればいいが、先のことはわからない。病気になって入院したり、介護施設に入居することにでもなったら、ペットの世話はどうすればいいのだろう。


今も6匹の猫を飼う二村キヌヨさん(82歳)(筆者撮影)

東京都に住んでいる二村キヌヨさん(82歳)は大の猫好き。自宅で猫を飼うだけでなく、近所で見かけた野良猫の世話をするボランティアでもある。世話といっても、ただ単に餌をやるだけではない。地域にこれ以上、野良猫が増えないよう猫を捕獲し、不妊手術を行うTNR活動(Trap捕獲して/Neuter不妊手術をし/Return元の場所に戻す)を地域の動物愛護団体とともに行ってきた。

「近隣の自治体のなかにはTNR活動に助成金を出すところもあるんですよ。でも、私が住んでいるところでは行われていない。そういう話もあるにはあったようですが、一部の住民から猫のために税金を使うのかと批判があって立ち消えになってしまったんですよね。それで、しかたなく自腹を切って手術費用を出していました」

世間の相場はわからないが、二村さんが頼んでいた動物病院では、オスもメスも不妊手術の費用は2万円。十数年かけて30〜40匹の猫の不妊手術を行ってきたという。そのおかげで地域に野良猫の姿はほとんど見かけなくなった。

しかし、別の問題が浮上した。TNR活動で元の活動場所に戻した猫が相次いで姿を消すという事態が起こったのだ。猫には縄張りがあり、手術後、すぐに姿を消すことはない。

「どうしたんだろうと思って、近所の人に聞いたら、同じ地域に住んでいる男性が猫を捕まえて川に放り投げて殺しているというんです。その人は猫が嫌いなんだろうけど、そんなひどいことがよくできると思って。その人から何か文句を言われたら言い返してやろうと思っていたんだけど、結局、私には何も言ってこなかった。

でも、そんなことがあって不妊手術した猫を元の場所に戻すことができなくなって、仕方なくうちで引き取ることにしたの。そんなわけで、一時期、うちには13匹ぐらいの猫がいたこともあるんですよ。

もともと猫が好きだったから、私の部屋の奥に2畳くらいの猫専用の部屋を作ったんです。そこに大きめのトイレを2つ置いて、ご飯もそこで食べさせるようにしています。13匹もいたときなんて、もう、猫の世話で1日が終わる感じでした。臭いもするので、猫部屋には脱臭機も置いています。今は6匹まで減りました。猫をいじめていた男性もどこかに引っ越していったので、ホッとしています」

13匹もの猫の世話をどうしたのか?
そんな二村さんがひざの手術をすることになったのは、今から10年ほど前のこと。20日ほどの入院が必要と言われ、二村さんは頭を抱えてしまった。娘さんと同居しているが、日中、仕事に出かけるため、13匹もの猫の世話はできない。

「娘も猫は嫌いじゃないけど、私があまりに猫の世話をしすぎたせいか、ちょっとあきれているというか、猫に関しては距離を置いているところがあります。普段、猫の世話をしているのは私で、娘はほとんど関わっていません。それで、娘には負担をかけられないと思って、近所の知り合いに謝礼4万円を渡して世話をしてもらうことにしたんです。

知り合いには毎日、家に来てもらい、トイレを掃除してもらったり、ご飯をあげてもらったり。娘が仕事から帰ってくるまで家にいてもらったこともありました。それで、何とか入院中は乗り切ったという感じですね」

私が「また入院しなくてはいけなくなったら、どうするんですか?」と聞くと、「同じ知り合いに謝礼を払って世話をお願いしようと思います。娘も1人で猫の世話をするのは大変ですが、2人なら負担も少ないでしょうから」という。

それでも、自宅にはまだ猫が6匹もいるのだ。

私が「猫のために長生きしないといけないですね」と声をかけると、「私が死ぬまでには2匹ぐらいにしてあげないと、娘が大変。猫は嫌いじゃないけど、私みたいにたくさんの猫の世話をするのは無理だから。それに、娘に言われるんですよ。ママがいつ亡くなるかわからないのに、そんなに猫を残されたら困るのは私なんだからねって」と苦笑する。


猫専用の部屋でトイレの掃除をする二村さん(筆者撮影)

確かに親と同居しているからといって、子どもが親のペットの世話を押し付けられる道理はない。子どもには子どもの生活があるのだ。とはいえ、命ある生きものを捨て置くことはできない。否が応でも子どもに負担がかかってくる。

こうした高齢者とペットの問題は、介護の現場でも浮上している。何匹もの猫を飼っていて十分に世話ができず、押し入れの中に子猫の死体があったり、ブラッシングされず、まるで毛糸の塊のようになってしまった犬がいたりする。

利用者の中には、ヘルパーにペットの世話を頼む人もいるが、現行の介護保険制度では、ヘルパーの仕事内容がきっちり決められており、ペットの世話はできないことになっている。もちろん、保険外サービスで自費負担すれば、ヘルパーがペットの世話をすることは可能だが、年金暮らしの高齢者にそれを望むのは難しい。

高齢者がペットを飼うリスク
高齢者がペットを飼うことは、心が癒やされて精神が安定したり、世話をすることで身体の機能を維持する効果もある。しかし、飼い主が70代、80代ともなれば、ペットの世話ができなくなるというリスクも伴う。

高齢の親がペットを飼っているという人は、何かあったときにどうするか、事前に考えておく必要があるだろう。自分が引き取れない場合は、誰か頼める人を事前に探しておくなり、動物愛護団体に協力してもらい、自力で里親を探すなりするしかない。

お金に余裕があれば、終生飼養してくれる老犬ホームや老猫ホームに預けることもできる。また、親が有料老人ホームや特別養護老人ホームに入居する場合でも、施設によってはペットと一緒に同居できるところもある。今から情報を集めておくことが大切だ。

いずれにしても、ペット飼う際には、自分の年齢を考えて最後までペットの面倒を見ることができるか、真剣に考える必要があるといえるだろう。

東洋経済オンライン
posted by しっぽ@にゅうす at 09:11 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

入れると愛猫が可哀そう!?「ケージ」にまつわる3つ不安


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みなさんの愛猫は、ケージの中で過ごすことはありますか?  以前ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、ケージの役割・メリット、ケージへの慣れさせ方などについての解説記事をお届けしました。ケージがあることで、愛猫がくつろぐことができたり、日々のちょっとしたリスクなどから愛猫を守ることもできるのです。

入れると愛猫が可哀そう!?「ケージ」にまつわる3つ不安
ケージに登るスコティッシュフォールド
「ケージはあるといいもの」とわかっていても、抵抗が…
しかし、「ケージはあるといいもの」とわかっても、使用するのに抵抗がある人もなかにはいるかも……。そこでこの記事では、ケージに抵抗感のある飼い主さんのために、疑問や不安を解消できる情報を届けられればと思います!

〜猫のケージにまつわる3つの不安〜
「ねこのきもち」では、読者の方にアンケート調査を実施しました。その中から多く寄せられた「猫のケージにまつわる疑問3つ」をQ&A形式で解説していきます。

入れると愛猫が可哀そう!?「ケージ」にまつわる3つ不安
猫のケージにまつわる不安や疑問
Q1. 狭い場所に閉じ込められるのって、猫はストレスを感じないの?
A.「居場所」にさえなれば、むしろケージLOVE♥になります。

猫は、囲まれた場所を好む動物。しかし、「出入り口=逃げ場」を閉ざされると怖がることもあります。そのため、まずはしっかり時間をかけてケージに慣れさせることが大切に。慣れたあとや、必要時間以外は扉を開けたままにしておくと、「ケージは過ごしやすい場所」と猫が好んで過ごすようになるでしょう。

入れると愛猫が可哀そう!?「ケージ」にまつわる3つ不安
猫のケージにまつわる不安や疑問
Q2. 大体何時間くらいならケージに入れていても平気なの?
A. 猫が慣れているなら、1日中でも平気です。

猫がケージに慣れて居場所として使えていて、かつ必要なものが中に備わっていれば、猫はケージにいることを負担に感じません。何時間過ごさせても問題ないはずです。ただし、猫がケージに慣れていることが大切です。

入れると愛猫が可哀そう!?「ケージ」にまつわる3つ不安
猫のケージにまつわる不安や疑問
Q3. 猫が年を重ねてからでも、ケージに慣れてくれるもの?
A. シニア猫のほうが、居場所にしてくれやすいことも。

猫は1日の大半を寝て過ごしています。そしてその時間は、シニア猫になるほど増えていくもの。さらに年齢を重ねた猫は、経験から小さなことでは動じないので、その意味ではむしろケージをすんなり受け入れてくれやすい面もあるでしょう。ただし慣らす際は、猫の体調に充分配慮してあげて! 無理は禁物です。

正しく効果的に使えば、ケージは愛猫のくつろげる居場所になったり、ときには愛猫の命を守ってくれる場合もあります。飼い主さんはぜひ、ケージへの理解を深めてみてくださいね。

参考/「ねこのきもち」2018年10月号『今からでも愛猫の"マイルーム"に ケージで叶うしあわせ猫生活』
(監修:東京都新宿区にある聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳実先生)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ

ねこのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 08:41 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

複数飼いに向かないコも…? 2匹目の猫を迎える前に検討したいこと

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「もう1匹いたら、愛猫にさみしい思いをさせなくてすむかも」

……お留守番をさせる時間が長かったりすると、愛猫のためにも「2匹目を迎えようかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、2匹目の猫を迎えることを決める前に、検討しておいたほうがいいことがあるんです!

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複数飼いに向かないコも…? 2匹目の猫を迎える前に検討したいこと
新入り猫を迎える前に検討しておきたいこと
「先住猫がさみしそう」と、新しい猫を迎えたけど…
今回は、先住猫・きららちゃん(メス・17才)と新入り猫・くるるちゃん(メス・6才)の飼い主さんから寄せられたエピソードをご紹介します。

きららちゃんよりも前に飼っていた猫が他界して、1年半が経った頃のこと。きららちゃんのことを思って、飼い主さんは「メス同士なら大丈夫かも!」と、子猫のくるるちゃんを迎えることに。

しかし、きららちゃん、威嚇したり唸ったり……すごい警戒してる!!!
7年近く経った今は、付かず離れずの距離を保っている状態なのだそうです。

仲良くなれると思ったのに……飼い主さんはどんなことを考慮すればよかったのでしょうか? 

複数飼いに向かないコも…? 2匹目の猫を迎える前に検討したいこと
新入り猫を迎える前に検討しておきたいこと
新入り猫を迎える前に検討しておきたいこと
愛猫のためによかれと思って新入り猫を迎えても、相性が合わなかったりすると、愛猫を苦しめることになります。新入り猫を迎える前に知っておいたほうがいいことを、「性格」「年齢」「性別」に分けて見ていきましょう↓↓

複数飼いに向かないコも…? 2匹目の猫を迎える前に検討したいこと
仲良しな茶トラ
【性格】複数飼いに向くかどうか、先住猫の性格をよく見極めよう
複数飼いをすることで楽しく過ごせる猫もいれば、逆にストレスを抱える猫もいます。どちらになるかは、実際に複数飼いをしてみないとわかりませんが、先住猫の性格がひとつの判断材料に!

複数飼いに向く先住猫の性格は…
・活発で遊び好き
・来客や目新しいものに自分から近づく
・大胆で物怖じしない

先住猫が活発で遊び好き、物怖じしない性格であれば、楽しく過ごせる可能性が高いでしょう。

複数飼いに向かない先住猫の性格は…
・神経質、怖がり
・来客や目新しいものを警戒する
・気が強い

怖がりで警戒心が強く、気が強い性格であれば、ストレスを抱える可能性が高いかも……。

複数飼いに向かないコも…? 2匹目の猫を迎える前に検討したいこと
仲良しな猫
【年齢】2匹ともなるべく幼いうちがベター
いずれ複数飼いをしたいと考えているなら、先住猫がなるべく幼いうちがベターです。また、新入り猫もなるべく幼いほうが仲良くなれる可能性は高いです。
というのも、幼いうちは縄張り意識が弱く、遊び相手を欲しているから。もちろん、成猫同士でも仲良くなれるケースはありますが、年齢が上がるとともにその確率は低くなります。

【性別】組み合わせによって、ある程度は傾向があります
相性には、性別による傾向も見られます。去勢・避妊の有無によっても変わってくるそう。オスは「未去勢」だと、オス特有のホルモンの働きで縄張り意識が強まり、ほかの猫と敵対しやすいです。一方で「去勢済み」だと、子猫っぽさを残し、ほかの猫と遊びたがる傾向に。

メスも「避妊済み」のほうが子猫っぽさを残しますが、オスに比べて神経質で、ほかの猫を受け入れないことが多いようです。

複数飼いに向かないコも…? 2匹目の猫を迎える前に検討したいこと
遊ぶ子猫
性別の組み合わせによる相性の傾向は……
【オス × オス】
未去勢なら、お互いをライバルと捉えてケンカが絶えなくなることも。去勢済みなら、遊び相手として仲良くなるケースが多いよう。

【オス × メス】
比較的仲良くなりやすい組み合わせです。しかし、メスが神経質な場合は、遊びたがるオスを威嚇して寄せ付けないことも。

【メス × メス】
気が合えば、つねに一緒にいるほど仲良くなります。しかし、お互いに神経質な場合は、頑なに相手を受け入れないケースも多いよう。

複数飼いに向かないコも…? 2匹目の猫を迎える前に検討したいこと
寄り添って眠る猫
猫の幸せを考えて慎重に検討しよう!
猫はもともと単独行動をする動物なので、1匹でも「さみしいかな?」と心配する必要はありません。また、2匹目を迎えることがよい結果につながらないケースもあります。
2匹目を迎えるかどうかは、先住猫の性格や猫同士の相性を考え、慎重に検討をしたいもの。もしも迎えると決めたなら、2匹がなるべく幸せに暮らせるように、できる限りの対策をしてあげましょうね。

参考/「ねこのきもち」2017年9月号『今のうちに考えてみて 2匹目を迎える前に知っておきたい3つのこと』
(監修:帝京科学大学助教、動物看護師 小野寺温先生)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
イラスト/上野うね
文/雨宮カイ

ねこのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 08:39 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「犬を飼うと死亡率が21%下がる」という研究結果。ちなみに猫にも効果あり!


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皆さん、ペットを飼っていますか?

世話がたいへんなこともあるけれど、やっぱりペットってかわいいですよね。

ペットがいると一歩も外に出られなくなるであろう我が家では飼っていませんが、友人宅や街角で犬や猫を見ると心がなごみます。

犬を飼うと飼い主の健康に好影響を与える
ペットがいることはほっこり気分だけではなく、人の身体にも良い影響があるらしいのです。

『Circulation: Cardiovascular Quality and Outcomes』誌に発表されたふたつの研究によると、心臓病のある人が犬を飼うと、飼っていない人と比べて心臓病を含むあらゆる病気で死亡する可能性が低くなることが判明しました。

1つ目の研究はこれまでの研究や学術発表を分析したもので、2つ目は10万人を対象にした12年におよぶスウェーデンの研究で、どちらも

犬を飼っていること

心臓病またはほかの理由で死亡すること

の関連性を調べたものでした。

研究には関わっていませんが、これら2つの発表の論説を書いた心臓病専門医のKazi医師はインタビューの中でこう述べています。

10万人以上を対象にしたスウェーデンの研究によると、(犬を飼っている人はそうでない人と比べて)理由は何であれ死亡率が21%低かったのです。

同居家族がいる人よりもひとり暮らしの人にとってより効果的だったのは印象深いことです。したがって犬を飼うことは飼い主の心臓の健康におそらくとても重要だと考えられます。

ほかのメリットもあり
「NPR」ではそのほかのメリットとして、犬を飼うと散歩に連れていかなければならないので

飼い主の運動量が増える点

屋外で過ごす時間は心臓の健康に良い点

が挙げられています。

また、ペットと交流するとホルモンのオキシトシンが分泌されるそうです。

母乳の分泌を促すなどの働きがあるオキシトシンは「愛情ホルモン」「癒しホルモン」などと呼ばれていて、ストレスを軽減すると言われています。だから、ペットをなでたりするとほっこり気分になれるのでしょう。


患者を励ますセラピー犬も活躍
一方、ペットではありませんが、病院で活躍するセラピー犬も増えています。

日本では小児科が多い印象ですが、アメリカの病院でわたしが目撃した例は感染症の治療を受ける高齢者の病棟でした。思わぬ犬の登場に、患者さんもお見舞いの人もほっこり。

お見舞いに行っていたわたしも、意外なところで出会った穏やかな犬に癒されました。

ちなみに猫にも効果あり!
そうなると、気になるのが猫でも同じような効果があるかどうか。研究を探したら、ありました!

Medical News Todayによると、一般的に犬に比べて手がかからない猫を飼うことは、飼い主のストレスや悩みを軽減する効果があるそうです。

ミネソタ大学Stroke Instituteが2008年に発表した研究は、4435人のアメリカ人を10年間調査したもので、猫を飼っている人は飼っていない人と比べて、心臓発作で死亡する確率が30%低いという結果になりました。

これらの研究結果を読んで感じたのは、犬でも猫でも飼い主が愛情を注げるペットを持つことは心身の健康にプラスだということ。

ちなみに、前述のKazi医師は犬を飼いたいと思いながら40年が経過、今回の研究結果を知って今こそ犬を飼おうと思っているそうです。

Image: 4 PM production/Shutterstock.com

Source: NPR, Medical News Today

Reference: NHK

ぬえよしこ
posted by しっぽ@にゅうす at 08:34 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護犬や迷子犬を支援する方法7つ

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1.募金・寄付金

最もポピュラーな支援の方法は、やはり募金や寄付金となります。街中や店頭の募金箱に募金するのはもちろん、団体によってはホームページ等で常時、寄付金を受け付けている場合もあります。

ある程度まとまった額を寄付したい場合には、そういった方法を選ぶのが良いでしょう。

2.Amazon動物保護施設支援プログラム

Amazonは、みなさん一度はお買い物で利用したことがあるのではないでしょうか。そのAmazonに、動物保護施設支援プログラムがあるのをご存知でしょうか?

これは、Amazonの「ほしい物リスト」を利用したサービスで、動物保護施設が今必要としているものを「ほしい物リスト」に挙げ、それを見た他のユーザーが「ほしい物」をAmazonで買ってプレゼントするという仕組みです。必要なものを確実に寄付することができる、素晴らしいシステムですよね。

3.ふるさと納税

ふるさと納税というと、地元の名産品などの返礼品を受け取るというイメージが強いですが、返礼品を受け取る代わりに、その分のお金を動物愛護団体や自治体の動物愛護事業に寄付するというメニューを設けている自治体も多くあります。

ふるさと納税サイト等で「動物」や「動物愛護」のキーワードで検索すると、たくさんヒットしますよ。返礼品はとても魅力的ではありますが、その代わりに保護犬や迷子犬を支援するという形もあるということを考えてみてください。

4.各種ポイントの引き換え

お店のポイントやクレジットカードのポイントなど、お買い物をするとさまざまなポイントが溜まりますよね。

特に最近では、政府もキャッシュレスポイント還元を後押しするなど、注目が高まっています。溜まったポイントはお買い物で現金同等に使用できたり、カタログから好きな商品を選んで引き換えができたりしますが、カタログで引き換えを行う際、動物保護団体への寄付が選択できることもあるのをご存知ですか?

交換対象商品に好みの商品がない場合や、交換期限を忘れてポイントをムダにしてしまうことを考えると、直接お金を寄付するよりもハードルが低く感じられないでしょうか。

5.不要品などの寄付

現金やポイントでの支援は財政的な問題でちょっとためらってしまうという場合には、不要品の寄付がオススメです。

家にあるけれど使っていない毛布やタオル、トイレシーツ、愛犬が食べなかったのに買いすぎてしまったフードなど、捨ててしまうにはもったいないものを、保護犬に提供しませんか?

動物愛護団体に直接持ち込む方法もありますが、イベントで募集していたり、ペットショップによっては店頭で回収していることもありますよ。

6.イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン

おうちの近くにイオンがあるという方は、イオンが開催している「幸せな黄色いレシートキャンペーン」をご存知ではないでしょうか。

これは、キャンペーン期間中にイオンでお買い物をし、発行された黄色のレシートを店内設置の回収箱に入れることで、レシート合計金額の1%相当分を地元のボランティア団体に寄付できるという仕組みです。

支援したいと思う団体を選ぶことができるので、動物愛護団体がエントリーしている場合には、寄付で支援することが可能です。

7.SNSで「いいね!」する

よりお手軽な支援として、SNSの活用があります。動物愛護団体によってはチャリティー企画を行うことがあり、「1『いいね!』=◯円」という形で、「いいね!」を押すだけで寄付ができるシステムを取り入れています。指先1つで支援ができる、現代社会ならではの画期的な方法ですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?何かしたいと思いながらも、なかなか足を踏み出す機会がないという方も、今回ご紹介した中でお手軽なものからまずはチャレンジしてみてください。あなたの小さな行動1つが、小さな命を救うことにつながります。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:31 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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