Yahoo! JAPANそろそろ猫の寒さ対策をしたい季節。とはいえ、日本各地の気候はバラバラで、寒くなる時期などにも違いがありますよね。基本的な寒さ対策に加えて取り入れたい、お住まいの地域の気候にぴったり合った寒さ対策をご紹介いたします。
全国8エリア! 地域別の猫のおススメ寒さ対策
クッションにはさまって寝る子猫
愛猫にぬくぬく過ごしてほしい!
日本各地を「北海道」「東北」「関東・甲信」「東海」「北陸」「近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」の8つに分けました。各エリアごとの寒さの特徴や対策をご紹介します。
全国8エリア! 地域別の猫のおススメ寒さ対策
前足で水を飲む猫
1. 北海道
北海道は、真冬になるとほとんどの日中が0度に届かないうえ、朝晩はマイナス30度を記録することもあるなど、厳しい寒さが特徴です。
しかしそのため、住宅は二重窓になっているなど完全な防寒仕様。むしろ、寒さ対策をやり過ぎないよう注意して。室内が暖かいと熱中症や脱水症状の危険もあるので、暖房器具のそばには必ず飲み水を用意しましょう。
全国8エリア! 地域別の猫のおススメ寒さ対策
くっついて眠る2匹の猫
2. 東北
東北の日本海側は、冬になると雪や雨が降り続くことが多く、日差しが期待できません。日中も寒いままで気温の変化が少ないため、エアコンなどを活用して部屋全体を暖めましょう。
太平洋側は晴れる日も多いものの、気温自体は低いので、やはり終日部屋が暖かくなるよう工夫を。さらに空気の乾燥によるウィルスの蔓延に注意が必要ですので、加湿を心がけてください。
全国8エリア! 地域別の猫のおススメ寒さ対策
水槽を見つめるスコティッシュフォールド
3. 関東・甲信
晴れの日は比較的暖かいので、日向ぼっこしやすい場所に猫ベッドなどを用意してあげましょう。ただし、内陸部などは朝晩の気温差が激しいため、日が沈む頃には必ず移動させてください。また、北風によって空気も乾燥するので、しっかり加湿しましょう。
全国8エリア! 地域別の猫のおススメ寒さ対策
ひなたぼっこ中のミケ
4. 東海
関東よりのエリア、特に静岡県は比較的晴れの日が多いので、日向ぼっこをさせてあげると猫にとって刺激になります。関東同様、加湿を心がけてください。
飛騨地方(岐阜県)など北陸よりのエリアは降雪が多くなります。美濃地方(岐阜県)、愛知県、三重県なども、北風の影響で雪が降ることがあるので、そういった日は部屋全体を暖めるようにしてください。
5. 北陸
北陸は、世界屈指の豪雪地帯。冬は雪や雨の降る日がほとんどで、雷が多いのも特徴です。1日を通して晴れることはほとんどなく、気温の変化もあまりないため、とにかく室内を暖かく保ってください。
日差しが期待できず、雷がストレスになることから、猫ベッドは窓から離れたところに置いてあげて。ソファなど、大きな家具のそばだと猫もより落ち着いて過ごせるはずです。
全国8エリア! 地域別の猫のおススメ寒さ対策
ひなたぼっこ中のスコティッシュフォールド・ロングヘア
6. 近畿
京都府、兵庫県の日本海側は、雪や雨が多いので、終日寒さ対策が必要です。また、京都府や奈良県の内陸部は朝晩の冷え込みが厳しくなるため、しっかりと室内を暖めるようにしてください。
その他のエリアは南に行くほど晴れの日が多くなります。天気が良い日は窓際で日向ぼっこをさせてあげても良いでしょう。ただし雨が降らない分、乾燥には注意しましょう。
全国8エリア! 地域別の猫のおススメ寒さ対策
毛布にくるまる日本ネコ
7. 中国・四国
日本海側はくもりや雨、雪の日が多く、1日中寒いのが特徴です。瀬戸内海周辺の地域は、晴れの日が多くなります。ただし年に数回、中国大陸からの強い寒気で急に寒くなることも。日本海側はもちろん、その他の地域でも雪が降ります。寒気が流れ込むタイミングは天気予報で必ず発表されるので、週間予報などをチェックして早めに備えましょう。
全国8エリア! 地域別の猫のおススメ寒さ対策
フリースを抱っこして寝るアメリカンショートヘア
8. 九州・沖縄
沖縄は、冬でも日中20度くらいになることも。九州内陸部は朝晩と日中で寒暖差が大きくなるので、部屋の中に猫が暖まれる場所をたくさん用意して。包まれる毛布などを、ソファの上などに置いておきましょう。
また、中国大陸から寒気が流れ込むと、鹿児島などでも雪が降ることがあるので、週間予報をこまめにチェックしましょう。
全国8エリア! 地域別の猫のおススメ寒さ対策
ひなたぼっこ中のサバトラ
地域に合った寒さ対策で冬もあったか♡
冬の天気の傾向を知った上で寒さに備えれば、急な気温の変化にもとまどわず、愛猫が暖かく過ごせる環境を整えてあげることができます。お住まいの地域に合った寒さ対策で、あったかく冬を迎えてください♪
参考/「ねこのきもち」2018年11月号『寒さは全国共通ではないから「地域別」対策でこの冬を乗り越えよう』(監修:気象予報士 獣医師 鈴木勝博先生)
文/momo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
ねこのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 08:31
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