動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2020年01月04日

家族がアレルギー発症!原因は結婚前から飼っていたペットだった…

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最近では、ペットを飼育している一人暮らし世帯も増えているようです。そのため独身時代から飼育していたペットと共に、現在のパートナーとの同棲生活をスタートさせたという人もいるのではないでしょうか。特に問題はないように思えますが、中には結婚前から飼育していたペットによって、夫や妻、子どもなどがアレルギーを引き起こしてしまうこともあるようです。今回は、実際に起こった2つのケースをご紹介しましょう。

連れ子ならぬ、連れペットと共に新婚生活スタート!
ネットリサーチ『DIMSDRIVE(ディムスドライブ)』による「ペット」に関するアンケート(調査期間2018年8月8日〜8月24日)では、3割の人がペットを飼育していると答えました。このように多くの世帯でペットが飼育されている背景には、ペット可のアパートやマンションが増えていることや“癒し”を求めてペットを飼う人が多いことなどがあげられます。

また一人暮らしでペットを飼育している人も多いため、結婚を機にパートナーが飼育していたペットとも共同生活をすることになったというケースも珍しくありません。まさに連れ子ならぬ、連れペット。ペットといえど、パートナーにとっては大切な家族。そんな連れペットとの共同生活を受け入れないという選択をする人はほとんどいないでしょう。ところが…そんな連れペットに関する悩みを抱える家族もいるようです。

ケース1:息子の体調不良は、妻が飼っていたオウムが原因!
36歳既婚男性Aさんのケース。Aさんは妻(34歳)・長女(5歳)・長男(3歳)、そしてペットのオカメインコ(8歳)の4人+1羽家族です。オカメインコを飼い始めたのは、Aさんの妻。独身時代にペットショップで一目惚れして購入したそうです。

オカメインコは人に懐きやすい性格。そのためAさんの妻はもちろん、Aさんや長女、長男もオカメインコを大変可愛がり、頻繁に餌やりやスキンシップをしていたそうです。ところが…昨年、2歳の長男が咳や鼻水が続く原因不明の症状に悩まされていました。最初は、風邪と診断されましたが、薬を飲んでもなかなかよくならず…。

治療にあたった小児科医がアレルギー検査を実施したところ、なんと長男は“鳥アレルギー”を発症していたのです! そう…原因はペットのオカメインコ。アレルギー症状を抑えるため、オカメインコと長男を接触させないよう医師から指示を受けました。しかし、オカメインコのことが大好きな長男は、突然“触ってはダメ”といわれて悲しくなるばかり。

しかもオカメインコの寿命は、約10〜14年。このまま健康に過ごせたら、寿命まで5年以上もある状況。現在、SNSを介してオカメインコをもらってくれる里親を探しているそうです。Aさんの妻は、「オカメインコを購入した当時は、将来息子がアレルギーを発症することになるなんて想像もつかなかった…。申し訳ない気持ちでいっぱい。」と意気消沈。

ケース2:夫の体調不良の原因は、妻が飼っていたネコだった!
40歳既婚男性Bさんのケース。Bさんの家庭には、妻と3人の子ども、そして妻が独身自体から飼っている愛猫2匹がいます。

半年前、健康そのものだったBさんの体に突如、ひどい発疹やかゆみが出たそうです。当時、仕事が忙しかったこともあり、疲れやストレスによるものだと自己判断。

ところが数週間経ち、仕事が落ち着いたにも関わらず辛い症状は引かず…。そこで皮膚科を受診したところ、猫アレルギーと診断されたのです。Bさんにとっては、まさに青天の霹靂! なぜなら、Bさん夫婦は今年で結婚6年目。つまり、猫2匹と共に暮らしてきた6年もの間、1度もアレルギー症状なんて出たことがなかったのです。

医師からは、猫アレルギーも花粉や食物アレルギーと同様に、アレルゲンの許容範囲を超えた時点で発症する場合があること。そしてBさん宅は猫を放し飼いにしているため、部屋中どこにいてもアレルゲンに接触してしまうという環境を改善しなければならないことなどの説明を受けたそうです。

その後、猫用のゲージを用意しましたが、それまでゲージで生活したことのない猫たちは大きなストレスを感じている様子。現在は、大型の空気清浄機を購入したり、こまめに掃除を行ったりすることで少しでもアレルギー症状が出ない工夫をしているとのこと。Bさんの妻は、「これまでずっと家族の一員として暮らしてきたのに、突然の生活の変化に戸惑いしかない。でも一家の大黒柱である夫の健康は何より大事! 一体、どうしたらいいの…。」と頭をかかえているそうです。

原因不明の体調不良は、ペットが原因のアレルギー反応かも!?
新しくペットを飼育しようとする際には、事前にアレルギーチェックなどを行うことができます。しかしパートナーが飼育していたペットは、家族の一員として受け入れざるを得ないケースがほとんど。アレルギーチェックを行うケースは稀でしょう。もし、あなたの家庭にパートナーが結婚前から飼育しているペットがいるなら、家族の体調不良の原因になる可能性もあることを念頭に置いておきましょう。


参考:

DIMSDRIVE(ディムスドライブ)「ペット」に関するアンケート

インコ生活〜飼い方・育て方の総合情報サイト「飼い主が注意したい鳥アレルギーの予防・対策」

上田 みどり
posted by しっぽ@にゅうす at 02:15 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬を『賢く育てる』遊び方5つ


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犬を賢く育てる遊び方5つ

上手に遊ぶと犬は賢く育ちます!特に、飼い主さんとの信頼関係を深める遊びを行うのがとても重要。諦めていた人もぜひ今からでも始めてください。少しずつ頭のいい犬に変わっていきますよ!では、具体的な遊び方についてご紹介していきますね。

1.ロープ引っ張りごっこ

犬用のロープを使って引っ張り合いをします。このとき、飼い主さんが主導権を握るのが非常に重要なので、ただロープを渡してしまわぬようにしてください。
愛犬がロープをくわえたら5秒ほど数えながら、引っ張ったり左右にゆらしたりして遊びましょう。そして5秒経ったら「頂戴!」と指示を出します。

口を離さなければ、おやつを与えて「よし!いいこ!」と伝えます。口を離せば褒められることを教えていきましょう。何度も繰り返していけば、指示に従うことができるようになりますよ。

2.おいで&待て!
愛犬と少し距離を取って「おいで!」「待て!」を繰り返すと、ストップ&ゴーのような遊びができます。しつけトレーニングも兼ねることができるのと、室内でもちょっとした運動不足になるおすすめの遊びです。少しずつ距離を長くしていき、じっと待てができる状態を目標にしましょう。

3.あれ持ってきてごっこ

ボールを投げて持ってくることが好きな犬なら、「ロープ持ってきて」「骨持ってきて」と色んなおもちゃの名前を覚えさせてみてください。多少の難しさはありますが、ひとつずつ「ロープ」「骨」と覚えさせていくと、理解することもあります。

ここで使うのは、犬のおもちゃ限定にしましょう。スリッパやクッションなどをおもちゃにしてしまうと、おもちゃとの区別が付かなくなるので、その辺は注意してください。

4.輪くぐりジャンプ

運動不足解消をしたいときには、「輪くぐりジャンプ」もおすすめ。おやつの匂いを嗅がせてから、輪っかの向こうへ誘導しましょう。
この遊びはジャンプが好きな犬が楽しめるものなので、足に負担がかかってしまう犬種の犬や老犬にはおすすめできません。

5.足くぐり
その場で遊べる「足くぐり」なら、輪っかの用意をしなくてもできます。飼い主さんの股の下をトンネルのようにくぐれたら、おやつを与えてほめてあげましょう。行ったり来たりできるようになると、愛犬との絆が深まります。ぜひお試しください。

逆効果になる犬の遊び方3つ

犬が言うことを聞くか聞かないかは、実は日頃の遊び方が大きく関係しています。「うちの犬はおバカさんだから」と諦めてしまう人も多いですが、これからの関わり方を変えていけば改善していきますよ。では、注意したい逆効果になる犬の遊び方3つをご紹介していきます。

ただ引っ張り合う
犬とタオルなどをただ引っ張り合って遊ぶのは、実はNGなんです。愛犬の楽しそうな姿は見られますが、本当に返してほしいときに「頂戴」の指示に従えなくなるんです。

また、物をくわえて引っ張ることで犬は狩猟本能を思い出し、さらに興奮しやすくなるのでやり過ぎに注意。困ってしまっている飼い主さんは、ぜひ遊びの中でも「頂戴」のトレーニングを取り入れましょう。

犬を追いかけ回す
愛犬を追いかけ回してしまうと、逃げグセがついてしまいます。洗濯物をくわえて逃げてしまう犬もよくいますが、そうならないようにするためにも「頂戴」「まて」のしつけを取り入れていきましょう。

興奮状態に陥ってしまうと手が付けられなくなる犬も多いので、日頃の遊びでも指示に従えるようにしておくと、飼い主さんの声が届くようになります。

まとめ

愛犬と遊ぶのは飼い主さんにとっても楽しいひと時ですね。ここでご紹介した賢くなる遊び方は、しつけトレーニングを兼ねることなのでぜひ積極的に続けてみてください。

また、愛犬が好む遊びを取り入れるのがとても大事です。上手に褒めながら楽しく遊んでみましょう。
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夢のワンダフルライフ!賃貸物件でも飼いやすい犬種【Part1】

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犬を飼うことは一大事。命を守るわけだし、マンション住まいの人にとっては犬種が限られる面も。そんな犬のいる生活を夢見て真剣に考えているあなたに、コスモポリタン アメリカ版が、賃貸物件にぴったりな犬種をご紹介します。

【写真】ペットにしたい「頭の良い」優等生ワンコ15

夢のワンダフルライフ!賃貸物件でも飼いやすい犬種【Part1】
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アメリカン・エスキモー・ドッグ
“エスキー犬”はとても訓練しやすい犬種なので、きちんとしつけをしておけば、子犬の段階でも家で大騒ぎを起こすような心配はありません。トイ、ミニチュア、スタンダードと3サイズのバリエーションがあり、最大で体重約16キログラムまで成長します。人や他の犬と接することが大好きな社交家なので、頻繁に公園に連れて行くようにしましょう。

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フレンチ・ブルドッグ
人気コメディアンのジョン・ムラニーも飼っているからというわけではないですが、ニューヨーク市の非公式犬とも呼ぶべき、ニューヨーカーたちに人気の存在。穏やかな気質に加え、あまり吠えず、それほど運動も必要としない犬種として知られています。重量は通常約7〜14キログラム。長時間ひとりぼっちにすると、ストレスで体調が悪くなることもあるという飼い主べったりの甘えん坊なので、「過保護な飼い主になりそうだな…」という人におすすめかも。

夢のワンダフルライフ!賃貸物件でも飼いやすい犬種【Part1】
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カーディガン・ウェルシュ・コーギー
カーディガン・コーギーとペンブローク・コーギーの主な違いは、カーディガンには尻尾があり、毛色はきれいなブルーマール(青灰色)であるということ。そのサイズと社交的な性格のため、マンションでの飼育に超ピッタリのワンコです。人に会えば喜んで駆け寄りますが、脚が短いためあまり庭には出たがらない傾向も。

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ダックスフンド
標準サイズは体重約15キログラムほど。この写真のようなキュートなミニチュアサイズのダックスフントには、わずか5キログラムの小さな子もいて、まるで永遠に子犬のままのよう。小さな体型ゆえ、長距離を走ることや激しい運動を好まず、室内を行ったり来たりするだけの運動量で十分だそう。

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ハバニーズ
比較的どんな環境にもすんなりなじむことができるので、都市の生活での相棒としてもっとも人気のある犬種のひとつ。とても社交的な性格で、体重は通常3〜6キログラムほど。毛並みがとってもやわらかい!

グレイハウンド
トップスプリンターになるべく育てられた犬種ですが、怠け者の一面も。家の中ではリラックスするのが好きで、飼い主がくつろいでいると寄り添ってきます。おとなしい性格で、大声で吠えたりすることもほとんどないそう。

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
子どもの頃にディズニー映画の『わんわん物語』を観て以来、ずーっとこの犬種に夢中!という人もいるのでは。耳の飾り毛が特徴の愛くるしいこのわんこに出逢うたびに、「犬飼いたい熱」が高まってしまいますよね。キャバリアの子犬は飼い主の性格に合わせて行動するので、長時間の散歩をしても、自宅でくつろぐいでも隣に寄り添ってくれます。大きな子でも体長約30センチメートルほどなので、ワンルームマンションでも快適に過ごせるはず。

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ボーダー・テリア
活動的なライフスタイルの人におすすめ。冒険好きですが、通常約7キログラムを超えることはなく、とても従順でしつけがしやすい犬種です。朝のうちにたくさん運動させれば、あとはお家で一日中居眠りしているはず。

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パグ
パグはマンションにぴったりなサイズのワンちゃん。成犬になっても重さは最大で約8キログラムほど。基本、どんな場所で暮らしてもハッピーな性格なので(もちろん、きちんとした食事と適度な運動は必要です)、理想的な室内犬と言えます。今まで会ったことのない人やワンちゃんに出会うことが好きな子が多いので、ドッグランへのお出かけも楽しめるでしょう。

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チワワ
狭いスペースで飼われるように交雑された、典型的な小型犬。小説や映画『キューティー・ブロンド』の主人公、エル・ウッズのお気に入りは3kgに満たないチワワでした。子犬だったら片手で持ち上げられるほどの軽さ。早い時期にしつけをはじめないとやんちゃで手に負えなくなるので、飼うと決めたら即刻しつけを開始しましょう。
posted by しっぽ@にゅうす at 02:11 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛犬にとって理想の飼い主になるための鉄則3つ

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理想の飼い主になるための鉄則を考える

「私+愛犬」と「あなた+愛犬」の関係性が異なるように、「犬と飼い主」との関係性は様々にあります。そして、“こういった関係性が正しい!”という定義は一切ありません。犬にも、それぞれに性格があります。大人しい性格で穏やかな飼い主を望む犬もいるでしょう。活発で賑やかな飼い主を望む犬もいるでしょう。

そういったことから、自分と愛犬の関係性を、他人と愛犬の関係性と比べても、ほとんど意味はありません。愛犬は、あなたとの今の生活が当たり前のものだと思っています。あなたとしか生活を共にしたことがなく、今の生活以外を知り得ないからです。

犬にとって、飼い主さんが全てであり、一生涯を共にします。20年ほどの短い生涯の中で、愛犬がどれだけの幸せを得ることができるかは、全て飼い主さんが握っています。あなたの愛犬にとって、『理想の飼い主になるための鉄則』は何であるか、これを機会に、じっくり考えてみませんか。

1.『犬を犬として扱うこと』
私たち飼い主のほとんどには、犬に対して、ペットという概念がありません。我が子であり、家族です。しかし、まるで人間のような扱いを受けている犬を見ると、どうしてもいたたまれない気持ちになってしまうことがあります。

ギラギラに輝くアクセサリーや装飾を纏った服を着ている犬。身動きしにくいのではないだろうか、暑さや脱水症状はないだろうか、ストレスで健康を害していないだろうかと、心配になってしまいます。犬は、人間と暮らす中でも、犬としての習性や本能を忘れることはありません。犬は犬なのです。

2.『リーダーであること』

飼い主は、犬にとって、絶対的な権力者であるリーダーでなければなりません。よく、自分のことを“親”として振る舞うことがあると思います。愛犬にとって、ママやパパになるということです。しかし、犬にはママやパパという概念はありません。誰がリーダーであり、自分の立ち位置はどこか、本能的に見極めています。群れで生活する犬にとって、リーダーは絶対的な権力者です。

もし、犬がリーダーになってしまったらどうでしょう。絶対的な権力者が犬であったらどうでしょう。問題行動を引き起こす、恐ろしい存在になってしまうかもしれません。しつけを行うこともできず、手に負えなくなってしまうかもしれません。その結果、人を噛み殺してしまった、というニュースが流れてしまうのです。

3.『一生涯、飼い主であり続けること』
愛犬が亡くなるときまで、一生涯、飼い主であり続けること。何よりも、理想の飼い主になるための鉄則、という言葉に相応しいのではないでしょうか。面倒に感じてしまい、お散歩をサボってしまう日があるかもしれません。仕事や家庭のことでイライラしてしまい、感情的に愛犬を叱ってしまうことがあるかもしれません。自分の時間を優先し、愛犬を構ってあげない日があるかもしれません。

完璧な飼い主であり続けることは、なかなか難しいことです。それでも構いませんので、一生涯、飼い主であり続けてください。一生涯、飼い主であり続けることを誓うことができないのであれば、犬を飼わないでください。必ず犬を不幸にします。

まとめ

愛犬にとって理想の飼い主になるための鉄則について、

✔犬を犬として扱うこと
✔リーダーであること
✔一生涯、飼い主であり続けること

この3つをテーマにお話しました。

理想の飼い主になるということを考える機会を作っていただくきっかけにしていただくことができるでしょうか。見捨てられてしまったり、殺処分されたりしてしまう犬がこの世からいなくなるよう、私も理想の飼い主であり続けたいと思います。
posted by しっぽ@にゅうす at 01:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛猫と動物病院へ行く頻度はどれくらい?来院するメリットを知ろう!


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猫はなぜ外出が嫌い?

「社会化期」という言葉を聞いたことがある飼い主さんはどのくらいいるでしょうか?

社会化期とは、心の発達に大きな影響を与える時期のことで、

✔他の動物とのコミュニケーション
✔人との交流(接し方、触られること)
✔室内外の音、匂いなどの刺激

に慣れていくための貴重な時間です。

この期間にいろいろな刺激に慣れておくことで、他の猫・人・場所を受け入れやすくなる受け皿が猫の中にできます。しかし、犬の社会化期が生後1〜3か月頃まであるのに比べ猫の社会化期は生後2週齢〜7週齢(生後2か月弱)と犬より早くスタートして終わるのが特徴です。

猫は社会化期を逃しやすい
ところが、子猫を家に迎え入れたころにはすでに社会化期が終わっていたり、より幼いうちに保護した子猫でもずっと家の中で家族とだけで過ごし、残念ながら社会化期をあっという間に逃してしまったということがほとんどです。

もちろんこの頃を過ぎても、まだまだいろいろなものに触れ合って対応力をみがいていく第2の社会化期であることに変わりはありません。ただ、この社会化期の頃にキャリーでの移動や動物病院へ行くことに慣れていると、将来成猫になってからも、動物病院へかかる時に比較的ストレスの少ない来院ができると言われています。

動物病院へ行った方が良いのはなぜ?

社会化期を逃したり、子猫の頃の外出時に怖い思いをしてトラウマができると、ますます動物病院へ行くことが苦手になってしまいます。そこで、子猫の頃から動物病院を利用するメリットを考えながら、飼い主である自分自身と猫、そして動物病院との関わり方をぜひ知っておきましょう!

生後12か月までの子猫の時の関わり方

子猫の時に意識したいことは、社会化期の頃はもちろん、心と体の成長期を過ごすこの時期に「トラウマ」を植えつけないこと。動物病院ではどうしても、ワクチンなどの注射や投薬といった「子猫にとっての嫌なこと」を行う場面も出てきます。

この時に、子猫にとって嫌なことをしただけで終わってしまうと、段々と怒るようになったり恐怖でパニックになる猫へと成長してしまいます。嫌なことをする瞬間には、「声をかけて気をそらす」「なでて痛みを紛らわす」などの対応を心掛けてあげましょう。

猫の扱いに慣れた獣医さんや動物看護師の場合、子猫が痛みや違和感で嫌がらないように接し方を工夫してくれる人もたくさんいます。

子猫のうちに動物病院をしっかり利用するメリット
✔幼い頃からの情報が動物病院に記録として残る
✔キャリー移動や動物病院という環境に慣れるきっかけになる
✔成長期の体重チェックが正確にできる
✔順調に体の異常なく成長しているか診断してもらえる
✔子猫の育て方で悩んだ時に専門的なアドバイスがもらえる
✔去勢避妊手術を任せたいと思える信頼できる獣医師を判別することができる

といったメリットを得ることができます。

「本当にこの育て方でいいのかな?」「子猫の噛み癖で困っている…」子猫の成長はあっという間で、ごはんやトイレなどの育て方や、頭を悩ませる行動が出てくることもたくさんあります。生後1か月以内の子猫を保護した飼い主さんならなおさらです。幼い頃から獣医さんや動物看護師に飼い猫のことを知ってもらい、気軽に相談できる相手としてぜひ動物病院を利用してみてくださいね。

成猫の時の関わり方

生後1歳を過ぎる頃にはある程度の性格形成も終わり「うちの子はこんな子!」と飼い主さんもはっきりと伝えられることが多いでしょう。この頃になると、年に1回のワクチンくらいしか来院することがなく、動物病院と接する機会は激減することがほとんどです。

しかし、年に1回の来院頻度では「楽しくないことしかされない場所」と猫が認識しなおかつ他の犬や人の匂いで緊張するため、余計に動物病院を嫌ってしまうこともしばしば。そうなってしまうと、年に1度の診察だけでなく、飼い主さんの不在で動物病院のホテルを利用したい時などにも、猫に大きなストレスがかかってしまうことが考えられます。

おすすめは、定期健康診断を受けること。この時のメニューは「痛み」を感じることのない身体検査だけでも構いません。毎年春先から始まる寄生虫予防薬の処方を、まとめて処方ではなく3か月ごとに処方してもらうスパンに切り替えて、ついでに診察を受けるという方法をとるのも来院のきっかけにできます。

成猫の頃にも定期的に通うメリット
✔元気な時の記録が動物病院に残り、病気の時との比較が簡単にできる
✔獣医師が飼い猫のことを覚えやすくなるので、性格や接し方を理解してもらいやすい

といったメリットができます。

可能であれば、年に1回は血液検査などを含めた健康診断を受けておくことをおすすめします。そうすることで、その猫の「ふつうの状態」が分かりやすくなり、体がしんどい、苦しい時の異常が見つけやすくなるからです。

8歳以上の老猫の時の関わり方

シニア期に突入した猫なら、「1年に4歳、年を重ねる」ということを意識して、ぜひ年間の健康診断回数を増やしたいもの。例えば年に1回の健康診断を受けていたとしても、猫の老いるスピードを考えれば、人に換算すると4年に1回しか健康診断をしていないことになります。

年齢を重ねるほど、私たち人も猫も、体が酸化することによって様々な「老化現象」が見られることになります。その老化現象の中には、外からは見えなかったりわかりにくいものである、

✔内臓機能の低下
✔関節炎などの痛み
✔筋力や体力の低下

といったものも含まれます。

シニア期は病気の早期発見に役立つ
特に腎臓病や肝臓病、がんや糖尿病などは、できるだけ早期に発見したい病気の1つ。「病気が見つかるのが怖い…」と来院をためらう飼い主さんもいますが、早期に病気を発見できるほど、治療の選択肢は広がり、完治する病気なら治るまでの来院間隔も短くなることがメリットです。

成猫の頃から病院に通っていると、獣医さんが猫のことをわかってくれて「この子にはこんな投薬方法が良いと思いますよ」「こんな治療方法も活用できますよ」と話してくれることもあるかもしれません。

体が「痛い」「苦しい」「だるい」など、猫が不調に苦しんだ時に「年に1回しか行かないから、どんなふうに獣医さんに相談すれば良いのかわからない」と悩んでしまう飼い主さんもいます。治療方法の選択や相談がしやすい動物病院・獣医さんをあらかじめ知っているということは、飼い主さんにとって大きな安心材料になりますよ。

来院時には猫のストレスに配慮しよう

猫に動物病院に慣れてもらうためには、その場所が「緊張して恐怖を覚える場所」であってはいけません。できる限り猫が快適に過ごすことができるよう、飼い主さんと獣医師・動物病院スタッフが配慮してあげる必要があります。

来院時には、猫の負担軽減のために、

✔のぞき込まれにくく、猫の体が隠せるハードキャリーを使う
✔スムーズな猫の出し入れのために、上部も開くキャリーを使う
✔キャリーのドアから外が見えやすい時にはバスタオルなどをかけて暗くする
✔猫専用の待合スペースや専門の診察時間があれば利用する

といった方法をとってあげてください。

来院の際はお互いに疲れない方法で
可能な限り、他の動物と接触しにくい時間帯を狙って来院するほうが、猫にとっても飼い主さんにとっても過ごしやすさにつながる秘訣です。特に、動物病院によって混み合う時間帯は様々。混雑している時に来院すると、検査から結果が出るまでの待ち時間が長かったり、獣医さんや病院スタッフに気軽に話しかけられる雰囲気ではなくなってしまいます。

ぜひ普段から、動物病院の前を通る機会があれば駐車場の混雑状況をチェックしたり、あらかじめスタッフに混み合いやすい時間帯を確認するなど情報収集に努めてみてください。猫にとっても、飼い主さんにとっても、疲れない来院方法を少しずつ探してみてくださいね。

まとめ

動物病院に来院して獣医さんや病院スタッフと良い関係ができると、飼い猫の日常生活の相談から、病気になった時の自宅での看護方法まで、幅広い話題で話しやすくなります。

慣れない動物病院の待合室や診察室で過ごすことや、病院スタッフと接することは、飼い主さんにとっても緊張の連続。いざという時に慌ててしまい、来院時に落ち着いた行動ができなくなる原因になりがちです。

元気な頃から動物病院と関わっていくことによって、猫にとっても飼い主さんにとっても「信頼できる動物病院」を作ることにつながっていきます。ぜひ今のうちから定期的に、近くの動物病院に足を運んでみてくださいね。
posted by しっぽ@にゅうす at 00:57 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする