動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2020年02月16日

ついに法律まで改正、タブーなき米国の「犬は家族の一員」という認識

Yahoo! JAPAN



自由でオープンな国のアメリカにも、さまざまなタブーが存在する。人種差別や性差別については世界で最もセンシティブな対応をすることで知られているが、犬を他の動物と同等にみなしてはいけないということは、あまり日本では知られていないに違いない。

筆者も犬は飼っているが、それでもアメリカ人の犬に対する愛着の普遍性と、その深度にはいつも驚かされる。ひとことで言えば、冗談でも犬の悪口を言ったりすると、思わぬところで大きな反発となって返ってくるので気をつけたほうがいい。

たとえば、「犬を散歩させなければならないので残業はできない」と部下から言われて、「犬だって1時間くらいは待てるでしょう」と言おうものなら、とんでもない暴君な上司と思われ、社内に悪評が広がる可能性さえある。

動物のなかで犬が人間に最も親しく飼われているということに異論はないが、アメリカの家庭における、この確固たる家族の一員ぶりは、やはり特筆に値する。逆も真なりで、野良犬を捕獲したり、はたまた、どこかの国の人間が犬を殺傷するような動画をアップしていたりすると、それに対するコメントは壮絶な怒りに満ちたものとなる。

戦後アメリカのすべての大統領は犬を飼い、犬と一緒の写真や執務室で犬と遊んでいる姿がたくさん公開されている。これだけ見ても、アメリカ人と犬との距離の近さはわかるし、さらに言えば、犬好きであることで選挙民の支持を集めていると言って間違いない。そして、この伝統とも言える犬への愛着を初めて破った大統領はトランプ氏で、彼がなぜ犬を嫌いなったかについては、ネット上で諸説が流されている。

25万人が「準介助犬」と搭乗

アメリカの統計局によると、1970年には全米の夫婦の40%が子供を持っていたのに対し、2012年には、その半分の20%に減少しているという。事実婚のカップルは数字に入れないという事情があるにしても、半分にまで減少したこの現象について、メイン大学のエイミー・ブラックストーン教授は、ペットとの「交流の進化」が1つの原因だと指摘している。

これは、犬が人間の家族の一員としてのステータスを年々向上させていることに由来する、「犬がいるなら家庭のあり方はこうでいい」という考えへのトレンドシフトと捉えることができるというのだ。


エモーショナルサポートドッグの実態
家族の一員であるからして、当然、旅行に出かけるときでも、できれば犬と一緒にとなる。そこで問題となるのが飛行機だ。

さまざまな介護犬はもちろんのこと、近年、エモーショナルサポートドッグ(搭乗客の精神疾患や情緒不安定を鎮める役割の、いわば「準介護犬」)と申告すれば、本来徴収するべき動物の搭乗費用(通常はたいてい125ドル)を無料とする航空会社も現れている。

エモーショナルサポートドッグを機内に持ち込む現象は年々増加しており、その数はデルタ航空1社だけでも25万人にのぼる(2017年)。

すると、犬にアレルギーを持つ搭乗客と、犬を必要とする乗客のどちらを優先するかという問題が不可避となる。アメリカの航空局は、アレルギー客よりも、介助犬を優先するように行政指導をしてきている。実際、犬アレルギーを訴える客は、離れたセクションへ席の移動をさせられるが、万が一アレルギー反応が収まりそうにない場合には、降機を求められる。

これは身障者への空路アクセスを国として確保する法律から来ているので、この優先制度は一定の納得を得てきた。ところが、これは本来の介助犬を想定しているもので、エモーショナルサポートドッグを想定していない。2つの大きな違いは、介護としての役割をトレーニングされているかどうかで、前者の場合は、他人に対して吠えることはまれだ。

エモーショナルサポートドッグの無料搭乗の増加により、犬が搭乗客に噛みついたり、他の犬と喧嘩をしたり、あるいは粗相をするなど、航空会社はたくさんのクレームを受けるようになった。2013年に700件の同様のクレーム数だったものが、2018年には3000件にまで及ぶに至った。

そもそも、これまでの研究では、エモーショナルサポートドッグが情緒不安定や精神疾患を抱える搭乗客に治療や予防といった効用を与えているかについては、科学的に証明されていない。

法律改正が行われた──
航空会社に対してあまりに犬がらみのクレームが多くなったことを受けて、このほど法律が改正され、機内に持ち込む犬については、例外なくリードをつけられていることが義務付けられた。また単なるエモーショナルサポートドッグというだけでは無料扱いにはせず、トレーニングを受けている証明を事前に航空会社に対して見せることを義務付けるようになる見込みだ。さらに、犬の搭乗が一定数を超えた場合には、搭乗を拒否できるようになる。

これにより、「準介助犬のなりすまし」を排除することができ、本当に介助犬を必要としている人たちに対してフェアに扱えるということで、航空会社は理解を求める方針だが、「家族の一員」が搭乗拒否をされたときの乗客の逆鱗が今から目に浮かぶようで、現場もおっかなびっくりだ。

空港に犬のための専用ルーム

一方で、人間関係でもよくあるように、愛がねじれて憎しみに変わるケースもよくある。筆者は捨て犬が市のシェルターに多く保護されているのを見学したことがあるが、無責任な買い主には憤りを感じる。

最近では、人気ユーチューバーのブルック・フーツが、自分の映像で犬と戯れながらも、そのおふざけに感情的に切れて、愛犬を叩いたり唾を吐いたりして大炎上した。

その映像を視聴した多くの人が、ロサンゼルス警察にフーツを告発し、警察は動物愛護法に基づいて調査をするまでに至り(結果は不起訴)、ネット上でも強烈に批判を浴びた。フーツは謝罪をすることにはなったが、結果としてはユーチューブの閲覧数を膨大に稼いだことになり、皮肉にも現在も30万以上のチェンネル登録を確保している。

いずれにしても、犬を家族の一員と思っているアメリカ人は、日本人の想像を超えてはるかに多い。犬は人間とは違うなどとむやみに言うことはもちろんタブーで、相手の鬼のような形相に遭遇することになるだろう。

ちなみにラスベガス空港を含む大きな空港では、犬のための専用ルームがあり、「家族の一員」には、人工芝の上で気持ちよくおしっこをしていただくというスペースがつくられている。

長野 慶太
posted by しっぽ@にゅうす at 11:34 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

迷い犬や猫、飼い主に返すまでの時間短縮へ ニットク、動物用マイクロチップリーダーを県に寄付


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コイル生産用設備や動物用マイクロチップなどの製造、販売を行うNITTOKU(ニットク、埼玉県さいたま市大宮区)が、動物用マイクロチップリーダー100台を県に寄付した。同社の近藤進茂(のぶしげ)社長らは13日、県庁で大野元裕知事を表敬訪問した。

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 リーダーはこれまでも配備されてきた保健所や動物指導センターのほか、新たに県内の39警察署に2台ずつ配備する。県生活衛生課によると、昨年10月末時点で県が保護した犬415匹のうち、6割以上は最初に警察が保護している。警察署で迷い犬や猫のマイクロチップを読み取ることで、飼い主の元に返すまでの時間短縮につながると期待しているという。

 同社の藤原祥雅RFID事業部長は「チップは注射器で皮下に埋め込むが、飼い主の抵抗感を軽減するため、小型化した」と説明。同社のチップとリーダーではペットの名前やワクチン歴などを読み取ることができ、個人情報保護のため飼い主ではなく動物病院の連絡先を登録することも可能だという。

 大野知事は「県として動物愛護に取り組んでいきたいので寄付はとてもありがたい。大切に使っていく」と述べた。
posted by しっぽ@にゅうす at 11:29 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネコ専用のDNA検査キット「Basepaws」は、飼い猫についての多くの“疑問”に答えてくれる

WIRED



ネコ専用のDNA検査キット「Basepaws」は、飼い猫についての多くの“疑問”に答えてくれる:製品レヴュー
飼い猫の品種や血統の情報に加えて、特定の疾患のリスクを高める遺伝子マーカーの有無も調べてくれる、ネコ専用のDNA検査キット「Basepaws」。実際に利用してみた結果はどうだったのか──。『WIRED』US版によるレヴュー。

TEXT BY CHRISTOPHER NULL
TRANSLATION BY TOMOYUKI MATOBA/GALILEO

WIRED(US)

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MICHAEL BLANN/GETTY IMAGES

あなたがイヌを飼っているなら、特注のおやつを買ったり、赤いヴェストを着せてあちこち連れ回したり、徹底的に着飾らせたりもできる。一方、ネコはこうした楽しみには見向きもしない(よほど自虐的なネコでない限り、コスプレを受け入れてはくれないだろう)。こうした事情もあってペット用品業界は、概してネコを放っておいた。おそらくはネコたちが望む通りにである。

言いたいことはわかる。イヌはあなたを愛しているし、ことわざにもある通り人間のいちばんの親友だ。それに比べると、ネコは残酷で冷淡である。それでも大勢の人々がネコと一緒に暮らしたがる。それは、イヌはにおうし、そこらじゅうよだれまみれにするから、というだけではない。ネコ好きというものは、わたしたちのDNAに刻み込まれているのだ。

飼い猫についてのさまざまな疑問
DNAといえば、イヌの飼い主にはDNA検査の選択肢がいくらでもあるというのに、ネコ派は遺伝子検査業界からもそっぽを向かれていた。飼い主たちのほとんどは、イヌ派のようにペットのクローンをつくることに熱を上げてはいないが、だからといって愛するペットの来歴や健康状態に興味がないわけではない。科学研究において、ネコがないがしろにされていたとしてもだ。

うちには2匹のネコがいる。だが、妻とわたしが遺伝子の謎について話すとき、引き合いに出すのはいつも「サフィー」だ。6歳のメスで、たいていの人は遠回しに「ミックス」と形容する。8種類ほどの毛色が混ざっていて、背中と片耳にオレンジ色のまだら模様がある。性格は、控えめに言っても“変わり者”だ。一日中ベッドにいると言ってもなかなか信じてもらえないのだが、文字通りそうなのである。

サフィーは朝8時ごろにベッドに潜り込み、夕方5時まで出てこない。そして何もかもに心底おびえている。「活動時間」に宅配業者のクルマが家の敷地に入って来ようものなら、大慌てで隠れ家に飛び込んでしまう。ドアベルが鳴るたびに大パニックだ。妻に言わせれば、サフィーは“赤ちゃん”なのである。

cat
著者の飼い猫であるサフィー。PHOTOGRAPH BY SUSANNE BERGSTROM NULL

こんなことを書くのは、サフィーに関してたくさんの疑問があるからだ。いったいどんな種類のネコなのだろう。どうして、こんなに変わり者なのだろう。何か健康上の問題があるのだろうか──。

そこで「Basepaws」の出番だ。ネコのDNAのシークエンシングを手がける数少ないサーヴィスのひとつで、品種と血統の情報に加えて、特定の疾患のリスクを高める遺伝子マーカー多数の有無も調べてくれる[編註:Basepawsによると日本への郵送にも対応する]。

ヒト用のDNA検査を受けたことがある人なら、流れはおわかりだろう。ネコの口内を綿棒でこすり(ふたりがかりなら、そう難しくない)、その綿棒を試験管に入れる。あとはBasepawsに郵送して、結果が来るのを待つだけだ。

17種類の病気に関する情報が得られる
わたしたちはサンプルを採取して郵送し、Basepawsから2部構成のレポートを受け取った。最初に健康状態についての検査結果が、そのあと補足資料として遺伝子検査のレポートが送られてきた。

レポートは膨大だった。サフィー1匹のためにPDFでまるまる34ページもあり、情報満載の印象だ。健康データはかなりの分量で、39の遺伝子マーカーに基づく17種類の病気に関する情報が得られる。

サフィーにはリスクとされる要素がひとつもないと知って驚いたが、同時に安心した。明らかにブリーディングには不向きだが、多嚢胞性腎疾患からムコ多糖症まで、特定疾患のリスクを高める遺伝子はひとつも保持していないのだ。サフィーは大病を患うことなく、この先も長く幸せな生涯を、ベッドで毛布にくるまって過ごせるだろう。

品種レポートのほうはやや複雑だったが、ネコの品種と血統に関する科学的情報が全体的に不足している様子が見受けられた。レポートの前書きによれば、ネコはイヌやほかの家畜と比べて比較的“野生”のままで、数千年にわたってあまり変化していない。ネコに品種は確かに存在するが、全体的に見てイヌほど品種改良を受けていない。

飼い猫の「ミックス度」が明らかに
そんなわけで、世界のネコの95パーセントは雑種だ。このレポートでは「ポリキャット(polycat)」と表現されている。

ポリキャットとは、既知の品種のいくつかをかけ合わせたものではない。言ってみれば、すべての品種のミックスだ。それはネコの参照ゲノム配列(felis_catus_9.0)が十分な情報をもっていない共通領域である。ポリキャット・セグメントの遺伝子は、ロシアンブルーと関係しているかもしれないし、エジプシャン・マウと関係しているかもしれない。単純に、まだわかっていないのだ。

驚くことではないが、サフィーのレポートによると遺伝的に46パーセントがポリキャットだ。ただしおそらく、ほとんどのレポートは同じような結果だろう。

興味深いのは、レポートの残りの部分である。Basepawsは品種を4つの主要グループに分類している。ウエスタン、イースタン、ペルシャ、エキゾチックだ。サフィーの残りの56パーセントは、これら4グループと関連が見られた。それぞれ、37パーセント、9パーセント、6パーセント、3パーセントを占める。

さらにBasepawsは、4つの品種グループそれぞれにつき3〜7品種を取り上げ、検査対象のネコに近い順に並べている。とはいえ、Ancestry.comのような人間用サーヴィスとは違って、具体的な内訳まではわからない。

Basepawsによれば、うちのサフィーはイースタングループのなかで、とくにバーミーズと類似度が高い。だが、例えば「6パーセントはバーミーズ」といった推定値は教えてくれない。そのほうがずっと面白いのだが。

Basepaws
PHOTOGRAPH BY BASEPAWS

この種の情報は、Basepawsのレポートのなかでも(ちょっと回りくどく)触れられている。4つの品種グループごとに、最も類似度の高い品種について、各1ページの記述があるのだ。

サフィーの場合は、アメリカンショートヘア(予想通りだ)、バーミーズ、ベンガル、エキゾチックショートヘアだった。関連ページによると、サフィーと「アメリカンショートヘアとの類似度は、データベースに含まれるほかのネコの72.76パーセントよりも高い」。興味深い事実だが、結局ここからわかるのは、サフィーの遺伝的特徴というよりは、Basepawsのデータベースの特徴だろう。

サフィーとバーミーズの類似度は、Basepawsのデータベースに含まれるほかのネコの54.67パーセントよりも高いというが、バーミーズが含まれるイースタングループと共通する遺伝子は、サフィーのゲノムの9パーセントでしかない。さらに、データベースの過半数のネコよりも、ベンガルにもエキゾチックショートヘアにも遺伝的に近い。要するに、サフィーは“ベーグル全部入りセット”のネコ版というわけだ。

待ち時間はかなり長い
Basepawsのレポートはちょっとわかりにくく、完璧とはいえない。その主な理由は、完璧なレポートをつくるのが不可能だからだ。ネコの品種に関する遺伝学的な情報は、全体像を描き出すにはまだまだ足りない。Basepawsは、データの蓄積が進めばポリキャットの割合を減らせるだろうとしているが、アップデートを得るには追加料金が必要だ(価格は未定)。

Basepawsのレポートは興味深いが、同社はまだ試行錯誤の成長段階にある。サフィーの健康状態レポートを受け取るまでには2カ月かかり、遺伝的プロフィールが届いたのはさらに1カ月後だった。この待ち時間はかなり長い。ネコ時間に換算すれば18カ月にもなる。

Basepawsの価格は、ヒト向けのAncestryDNAと同じ99ドル(約10,800円)。個人向けのネコ用DNA検査商品としては最も安く、おそらく最も詳しい。HomeDNAのネコ用DNAキットは125ドル(約13,700円)。Optimal Selectionの100ドル(約10,900円)キットは、主にブリーダー向けだ。調べた限り、これ以外の選択肢はなさそうだった。

ネコのDNA検査は誰が見ても高価なものである。しかし、遺伝性疾患を心配する人が心の平穏を得られるのであれば、その価値は十分にあるはずだ。もちろん、ネコたちは気にもとめないだろうが。
posted by しっぽ@にゅうす at 11:02 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

殺処分寸前だった野犬の子犬、温かい里親に出会い、すっかり「ウチの子」に

まいどなニュース



横山ニモくんは、野犬が産んだ子犬だった。生後3カ月くらいの時、兄弟と一緒に保健所に収容された。殺処分の日が刻々と迫る中、保護団体が引き出した。とても怖がりだったが、預かりボランティア宅で人の愛を知り、里親につないでもらうことができた。



穏やかな眼差しのニモくん
穏やかな眼差しのニモくん
殺処分寸前だった 福岡の保健所が捕獲した子犬
保健所に収容されていた子犬たち、不安と疑いに満ちた眼差し
保健所に収容されていた子犬たち、不安と疑いに満ちた眼差し
2018年3月、福岡県に野犬がたくさんいる地域があり、保健所が捕獲機をしかけた。生後3カ月くらいの野犬の子犬が捕獲機にかかり、保健所に収容された。犬舎では怯えきっていて、隅のほうに固まっていたという。

1匹は九州の保護団体が引き出すことが決まっていたが、他の子は引き取り手が見つからなかったため、名古屋の保護団体「Peace Love & DB」が引き出して保護した。殺処分寸前だったという。

「九州なのに、なぜ名古屋の保護団体が?」と思われるかもしれないが、他にどの団体も個人も手をあげなかったので、現地のボランティアさんが引き受けてくれる人を探していたという。野犬の子犬で全く人慣れしておらず、一日も早く人と暮らした方が慣れやすいこと、また、少しでも小さい方が里親さんに譲渡されやすいという事情があった。

「田舎には雑種も雑種の子犬も溢れていますが、都会には子犬はなかなかいないため、雑種でも里親さんが見つかりやすいのです」

「Peace Love & DB」は、4匹の子犬兄弟と一緒に、同じくらいの月齢の雑種の子犬を4匹引き出した。全部で8匹。当時活動していたボランティアさんだけでは手が回らず、新たに預かりボランティアを募集したところ、東京の人が2名希望してくれた。4匹の子犬兄弟のうちの1匹、ニモくんは東京のボランティアのところに行くことになった。

ライフスタイルに合う犬を選ぶ
里親さんを募集していた頃、楽しそうな笑顔
里親さんを募集していた頃、楽しそうな笑顔
預かりボランティア宅に来たニモくんは、見知らぬ家や見知らぬ人に緊張して、オシッコやウンチをもらした。ごはんも残して、縮こまって寝ていた。ニモくんは、兄弟の中でも1、2を争う怖がりだったのだ。しかし、ボランティア宅の家族がゆっくり、ゆっくり人に慣れさせ、次第に心を開いていったという。野犬の子の場合、生後2カ月を過ぎるとなかなか人慣れしにくいのだが、なんとかおもちゃで遊ぶことや散歩を覚えさせることができ、譲渡サイトで里親を募集した。

その頃、東京都に住む横山さんは、戸建て住宅を購入し、犬を飼えるようになったので、犬を探していた。

「姉も犬が好きで、盲導犬や聴導犬にも興味があって、保健所に収容される犬がいることも教えてくれたんです。幼い頃から犬を飼うのなら保護犬をもらおうと家族で話していたんです」

横山さんは、いろんな譲渡サイトを見た。共働きだったので、子犬は難しい。1歳くらいの子がいいと思っていた。ニモくんは、お留守番ができるいい子だと書いてあった。

「写真を見た時、ああ、可愛い!と思いました。犬を飼うのは初めてだったので、ライフスタイルに合う子を選びました」

「すっかりウチの子」に
お母さんは、僕とのお散歩を楽しみにしてくれているの
お母さんは、僕とのお散歩を楽しみにしてくれているの
2019年4月にニモくんに会いに行った。小さなドッグランのようなところで会ったのだが、二モくんは思っていた以上に怖がりで、尻尾を引っ込めて後ずさりして、まったく触れなかった。横山さんは、時間がかかるだろうなと思ったが、それでもいい、時間がかかってもニモがいいと心に決めた。ゴールデンウイークに合わせてトライアルをスタートすることになった。

「トライアルで返されてしまうことが多いので、本当に大丈夫なのか、覚悟はあるのかと何度も念を押されました。人のごはんの匂いを嗅いだだけで返されることもあるそうです。人懐っこい子は誰かがもらってくれるでしょうけど、二モは残ってしまうかもしれないと思いました」

4月30日からトライアルを開始。尻尾は垂れていたが、首輪はつけさせてくれて、なでることもできた。一週間もすると、なでるのをやめると前脚でちょいちょいと要求してきた。

「預かりボランティアさんのところで優しくしてもらっていたので、人慣れするのは早かったんです」

一番苦労したのはごはんで、食べたり食べなかったり、あれこれフードを変えるフードジプシーも随分したそうだ。やっと10月くらいから食べてくれるようになった。

「そろそろ出かけるという時は、リビングに設置したお留守番スペースに自分から入ってくれるんです。知らない人が来ると最初は怯えるのですが、私と主人にはお腹を見せてくれるし、家では脚を伸ばして寝ています。誰にでも愛想いいわけではない。自分たちだけに心を許してくれるのが嬉しいんです」


posted by しっぽ@にゅうす at 10:29 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の飼い主のマナーが悪いなと思う瞬間4つ

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こんなマナーの悪い飼い主さんには要注意!

1.側溝の穴にうんちを捨てる
私はよく見かけてしまうのですが、みなさんにはあるでしょうか。側溝の穴に愛犬のうんちを捨てて帰るなんていうマナーの悪い飼い主さん。穴にうんちを押し込むための棒やスコップを手にして歩いています。それを、紙やトイレットペーパーや袋に変えることはできないものかと思ってしまいますよね。

側溝は何のために存在するか、もちろんご存じですよね?道路にたまってしまった雨水を排水することが主な役割です。決して、犬のうんちを捨てるためのものではありません。犬の散歩をしながら、タバコを吸い、その吸い殻を側溝の穴に捨てていく飼い主さんまでいます。犬の飼い主さんとしても人としてもマナーが悪いな、と思ってしまう瞬間です。

2.公共の場で犬をノーリードで遊ばせ、子供を追い払う

これはなかなかお目にかかれない飼い主さんかもしれませんが、私は数回、目撃しています。公園に立ち寄ろうとしたとき、遊具が集まる場所では幼い子供たちが遊び、その横にある広場では大型犬二頭が飼い主さんとノーリードでボール投げを楽しんでいました。犬の散歩OKの公園ではありますが、ノーリードであるという時点で、マナーが悪い飼い主さんだなと思いました。

しかし、もっと驚くことが起きました。幼い男の子が犬へ向かって走り出したのです。母親が走ってきて止めたので問題なく済みましたが、犬の飼い主さんが放った一言。「子供をこっちに来させないで!」と。呆れて、ただ見ていることしかできませんでした。周りも茫然としていました。

 

3.店先に犬を繋いで買物をする

店先に繋がれ、ギャンギャンと吠え続け、店に入ろうとする人に飛びかかろうとする。それに驚き、買物袋を落としてしまった女性がいました。袋の中のものが無事であれば良いのですが。一度でもこのような経験をすると、人は犬を避けるようになってしまいます。悲しいですよね。犬は何も悪くありません。犬には何の罪もありません。

ただ、マナーの悪い飼い主さんが、店先に繋いで買物をしたことが悪いんです。なぜ、自宅でお留守番をさせないのか、よく平気で店先に置いていけるな…と感じてしまいます。マナーの悪い飼い主さんは、愛犬が危害を加えられてしまったら…逆に愛犬が他人に危害を加えてしまったら…とは考えないものなのでしょうか。

4.電車や新幹線の中で犬を膝の上に抱いている
電車や新幹線に犬を乗せるときは、キャリーバッグやクレートに入れなければなりません。乗っている間は、キャリーバッグやクレートから犬を出すことは許されませんし、飼い主さんの膝の上に抱っこすることも許されません。

しかし、電車内で見かけるマナーの悪い飼い主さんとして、よくSNSで「迷惑だ!」という投稿を見かけます。自分は犬や動物を飼っていないのに、マナーの悪い飼い主さんのせいで、制服やスーツに犬の毛がついた、と訴える人もいます。

また、キャリーバッグやクレートの中に入ってはいるものの、クンクン鳴いたり、キャンキャン吠えたりなど、しつけができていない犬を電車内に乗せるのもマナーが悪い、と周りは感じているようです。

海外では、愛犬と電車やバスに乗ることができる国もあります。キャリーバッグやクレートは必要ありません。飼い主さんの足元の床や膝の上に座っている犬を見かけたことがありますが、鳴くことも吠えることもありません。日本では、盲導犬や介助犬しか見かけませんよね。しつけに大きな違いがあるからなのではないでしょうか。国の犬に対する考え方も大きく違いますよね。

まとめ

犬の飼い主のマナーが悪いなと思う瞬間について、

✔側溝の穴にうんちを捨てる
✔公共の場で犬をノーリードで遊ばせ、子供を追い払う
✔店先に犬を繋いで買物をする
✔電車や新幹線の中で犬を膝の上に抱いている

この4つのマナーの悪い飼い主さんについてご紹介しました。私も実際に目撃したことがあり、きっと、みなさんにもあるのではないかと思います。同じ犬と暮らす者同士として、とてもガッカリしますよね。
posted by しっぽ@にゅうす at 10:22 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする