動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2020年02月22日

猫のダニ&ノミ対策の重要性、人にも感染し命を落とす危険性あり


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春になると大量発生するダニやノミ。これらが媒介するウイルスや菌は、猫だけでなく人にも感染し、命を落とす危険性もあるとか。

【写真】これが猫の天敵、「ネコノミ」

「室内飼いだから大丈夫!」なんて思っていたら大間違い。室内でも感染する恐れがあるダニ・ノミ関連の病気と予防法について紹介します。

 国立感染症研究所は今年1月、マダニにかまれ、一時歩行が困難になった男性から新種のウイルスが検出されたと発表し、注意を呼びかけた。

 この件に限らず、ここ数年、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(通称SFTS)」の被害が拡大しており、2019年の患者数は102人と、2013年に国内で感染が報告されて以来、初めて100人を超えた。

 SFTSは、SFTSウイルスを持つマダニにかまれることで発症する病気で、発熱や全身倦怠感など風邪に似た症状が表れる。重症化すると死に至ることもあり、日本でも66人(国立感染症研究所調べ 2020年1月29日現在))が亡くなっている。

 発症するのは人間だけと考えられていたが、2017年にSFTSウイルスに感染・発症した猫や犬、チーターが立て続けに見つかり、動物も感染することが判明。

昨年、SFTSを発症した猫は200匹以上にのぼった。しかも、SFTSは、猫や犬などの動物から人にうつることも確認されており、愛猫と飼い主の健康を守るためにも対策は必須だと、東小金井ペット・クリニック院長の青沼陽子さんは言う。

 猫から人へどのようにうつるのか、感染経緯はまだ解明されていないという。

「予防をするには、猫にかまれないこと、トイレ掃除は手袋を使う、キスをするなどの過度な触れ合いは控えること。そして定期的にマダニの駆除薬を投与することが大切です」(青沼さん・以下同)

 主な駆除薬には、猫の首筋に薬液を垂らすだけで、全身に成分が行き渡り、マダニやノミが付着しても死んで自然に落ちるスポットタイプがある。効果の目安は1か月。外部と接触のない室内飼いの場合も、薬の投与は必要だ。

「同居犬が散歩の時に持ち帰ったり、ねずみや野良猫が家に持ち込むこともあります。家の中なら安全と思わず、対策した方が安心です」

 家と外を自由に出入りする猫の場合は、外から帰ってきたらマダニやノミがついていないか全身をチェックしよう。もし猫にマダニがかみついていたら、絶対に無理に取ろうとしないこと! 

「マダニは、頭を皮膚の中に刺し込んで血を吸います。無理に取ると、頭部が取れて皮膚内に残り、化膿などの原因に。また、潰すと病原体をバラまくことにもなります。病院では、専用の薬剤を使用し、マダニを弱らせてから専用のピンセットでつまんで垂直に引き抜きます」

猫が暴れてうまく取れない、やり方がわからない場合は、無理をせず動物病院で取ってもらおう。SFTSはいまだ解明されていない病気で、ワクチンや特効薬もない。マダニの活動は、春から秋にかけて盛んになる。この時期からそろそろ、対策を始めよう。

【これが愛猫の天敵】

●ネコノミ

 体をかいていたり、毛をかきわけると赤黒いツブツブ(ノミのフン)がある場合は、ネコノミがいる可能性が高い。刺されるとノミアレルギー性皮膚炎や、人の場合は猫ひっかき病を発症することも。

●マダニ

 日本全国の、湿気があり草が多い場所に生息している。つまり、河川敷や公園の草むら、家の庭にもいる。こういう場所に行く時は、暖かい季節でも肌を露出させないこと。

※女性セブン2020年2月27日号
posted by しっぽ@にゅうす at 09:02 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫の交通事故はなぜ多い? 理由は意外な「猫の生態」にあった

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猫は交通事故に遭いやすい? 理由には猫の生態が関係
 2月22日は「ニャン、ニャン、ニャン」の語呂合わせで、猫の日制定委員会が制定した「猫の日」です。猫は屋外で放し飼いにされているケースもあるほか、野良猫として道路を歩いていることもあります。

【写真】ヤマハが本気で作った「猫」が可愛すぎる!(18枚)

 そして、猫はクルマとの交通事故に巻き込まれやすい動物でもありますが、その理由には、ある猫の生態が関係しているといいます。いったい、どのような猫の生態が関係しているのでしょうか。

猫の交通事故はなぜ多い? 理由は意外な「猫の生態」にあった
猫が交通事故に遭いやすい意外な理由とは
 猫の交通事故は、いまなお日本各地で多発しています。

 環境省が発表した「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」によると、2018年度の負傷した猫の収容数は1万1184頭にのぼり、これは負傷した犬の収容数(860頭)を大きく上回ります(交通事故以外が原因の負傷も含まれます)。

 要因として、猫は犬と違って単独で散歩をすることもありますが、ほかにも理由があるといいます。

 京都大学の動物心理学研究チーム「CAMP-NYAN(キャンプ・ニャン)」は、猫が事故に遭いやすい理由について次のような見解を示します。

「放し飼いの猫や野良猫は、常に交通事故の脅威と隣合わせの存在です。しかし、車道を自由に行き来できることだけが、彼らが事故に遭いやすい理由ではありません。

 じつは、猫には『クルマと直面したときに恐怖で身動きが取れなくなってしまう』といった、万が一のときに“事故を避けられない生態”があります。

 機敏なイメージの猫ですが、迫りくるクルマの前では無力であることを知っていただきたいです」

 このことからも、普段から制限速度を守り、急ブレーキなどで交通の流れを乱すことなく避けることが、猫の命を守る方法となります。

 猫を避けるために急ブレーキ・急ハンドルをおこない、クルマや歩行者などと交通事故を起こしてしまったら本末転倒です。自分本位ではなく、周囲に配慮した運転を常におこなうことがドライバーには求められています。


エンジンルームへ猫が入るのを防ぐためには
 自動車関連ビジネスに携わる企業のなかには、猫にまつわる交通事故を減らす取り組みをおこなっている企業も存在します。

猫の交通事故はなぜ多い? 理由は意外な「猫の生態」にあった
クルマに乗る前におこなう「猫バンバン」とは
 大手カー用品店のイエローハットは、道路上での猫の交通事故を防止する「全国交通にゃん全運動」を前出のCAMP-NYANと展開しているほか、日産はクルマのボンネットのなかに紛れ込んだ猫の命を守る「猫バンバンプロジェクト(以下、猫バンバン)」を推進しています。

 猫バンバンとはどのような活動なのでしょうか。日産は次のように説明します。

「『猫バンバン』とは、クルマの隙間に入ってしまった猫に、こちらの存在を気付かせるために、乗車前にボンネットをバンバンと軽く叩き、車体を揺らすアクションです。

 毎年冬になると、猫が寒さをしのぐためにクルマのエンジンルームやタイヤの隙間に入ることがありますが、人間がそれに気付かずエンジン始動をしたために、猫が犠牲になってしまうという事故が多発しています。

 そのような悲劇を少しでも減らすべく、乗車前には必ず猫がいないかを確認し、気配を感じたらエンジンルームを確認するように呼びかけています」

 ロードサービスを展開するJAFによると、2019年1月に猫がクルマに入り込んだことで起きたトラブルで、JAFが出動した件数は25件を記録しました。

 2019年1月に動物が入り込んでしまったことによるトラブルは、猫以外の動物も含めた出動件数で27件を記録しているので、すべての動物のうち9割以上を猫が占めた計算となります。

 猫がエンジンルームに入ってしまうのは、エンジンルームが暖かいからという以外にも理由があるようです。JAFは次のように説明します。

「猫は暖かい場所だけでなく狭い場所も好みます。駐車しているクルマのエンジンルームは風雨が入りにくく、そのうえ暗く狭い空間で、警戒心の強い猫にとっては安心できるようです。

“暖かいから”という理由だけではないことからか、沖縄県で出動要請が発生したこともあります。そのため、冬だけでなく1年を通してご注意ください」

※ ※ ※

 クルマと猫は同じ車道を共有する存在です。ドライバーが猫に思いやりをもって接することで、より安全な交通社会が実現できるといえるでしょう。

くるまのニュース編集部


posted by しっぽ@にゅうす at 08:59 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「猫コロナウイルス」って? 命を落とす危険性も…


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このところ、メディアでは新型コロナウイルス感染症に関する新情報が続々と報道され続けていますが、実は猫も「猫コロナウイルス」というものを所有しています。このウイルスはヒトに感染することはありませんが、猫同士での感染はあり、時には命を落とす危険性があるので、注意が必要です。

 今回は「猫コロナウイルス」とは、どんな病気なのかを、「オールペットクリニック」監修のもと、解説します。猫飼いさんは愛猫に異変が見られた時、参考にしてみてください。

そもそも「猫コロナウイルス」とは
 猫コロナウイルスは「猫腸コロナウイルス」と「猫伝染性腹膜炎ウイルス」という2タイプに分けられます。この2つは検査で区別することが難しいものですが、表れる症状は異なります。

 まず、猫腸コロナウイルスは感染猫の糞便中や唾液中に含まれ、毛づくろいなどによって感染(接触感染)しますが、健康な猫は感染しても無症状であることがほとんど。中には軽い腸炎を起こす子もいますが、数ヶ月で完治してしまうことが多いと言われています。

 しかし、猫腸コロナウイルスが猫の体内で突然変異し、猫伝染性腹膜炎ウイルスとなると「猫伝染性腹膜炎(FIP)」という病気が発症。こちらは猫腸コロナウイルスとは違い、命を落としてしまう危険性が高い病気です。

 この病気が発症しやすいのは子猫、老猫、ストレスが大きい環境下で暮らす猫だと言われており、雑種よりも純血種のほうがかかりやすいという調査結果もあります。今のところ、免疫力の低下が発症に関係しているのではないかという説が有力なよう。

 残念ながら、突然変異する原因はまだ解明されておらず、日本に限らず海外でも有効なワクチンがないため予防も難しい病気です。

「猫伝染性腹膜炎」は2タイプに分けられる
 猫伝染性腹膜炎は主に「ウエットタイプ(滲出型)」と「ドライタイプ(非滲出型)」の2タイプに分かれます。ですが、下記のような免疫反応の違いなので、両方の症状を併せ持つ「混合タイプ(中間型)」であることもよくあるそうです。ドライタイプだった子が末期はウェットタイプに変化したりすることも。

・細胞性免疫がまだ働いている→ドライタイプがメイン

・細胞性免疫が働かない→ウェットタイプ

(※細胞性免疫:ウイルスに感染した細胞やがん細胞などの異常細胞を、免疫細胞が直接攻撃するタイプの免疫反応)

・共通する主な症状

 食欲不振、元気消失、発熱、体重減少、黄疸、下痢、嘔吐

・ウェットタイプでみられる症状

 腹水貯留(腹部の膨張)

 胸水、心嚢水貯留(呼吸困難)

・ドライタイプでみられ症状

 神経症状(運動失調、発作、眼振、麻痺など)

 眼症状(「羞明:しゅうめい、強い光を受けた時、不快感や眼の痛みを抱くこと、充血、眼房出血、虹彩の色の変化など)

 ※羞明・充血・眼房出血はぶどう膜炎の症状

命を落としてしまう可能性も
 怖いのは、どちらのタイプも症状が重い場合は数日から数ヶ月の間に命を落としてしまう可能性が高いということ。「猫伝染性腹膜炎」の治療にはインターフェロンやステロイド剤などが使われていますが、完治を目指すというよりも症状を緩和しながら延命を目指していくという方針。現状では完治させるのが困難です。

 最近では猫飼いさんの間でアメリカのギリアド・サイエンシズ社で開発・研究されている「GS-441524」という薬が効くのでは……との期待が高まっていますが、日本ではまだ認可されていない薬であるため、治療できる病院が限られています。運よく近所の動物病院で取り扱っていたとしても、治療費が高額になるので、なかなか手が出しづらいようです。

愛猫の様子に異変を感じたら
 なお、アメリカには猫伝染性腹膜炎のワクチンがありますが、あまり効果が出ておらず、議論がなされている状態なのだとか。ワクチン接種症例の方が、発症率が高いというデータもあるようです。

 人間界で話題になっているコロナウイルスとは型が違いますが、猫コロナウイルスも知っておきたい病気のひとつ。現状では病気であることが判明しても、完治させることが難しいものですが、ストレスを減らしたり、免疫力を高めたり、飼い主さんだからできる対処法はたくさんあるはず。思い当たる症状があったり、愛猫の様子に異変を感じたりしたら、早めに動物病院へ行き、獣医師に相談してみてください。

【オールペットクリニック】

平林雅和院長:日本獣医畜産大学を卒業し、祖父、父より浅草・岩崎動物病院を継承。’16年に場所を港区西麻布に移し現クリニックを開院した/五十嵐里菜先生:日本大学獣医学科卒業。兵庫県内動物病院を経て、東京農工大学動物医療センター皮膚科にも在籍中/堀本ひかり先生:帯広畜産大学卒業。CTを備える医療センターから、小さな分院、夜間救急病院などでの勤務を経験

<文/古川諭香、記事監修/オールペットクリニック 平林雅和院長・五十嵐里菜先生・堀本ひかり先生>

【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291

女子SPA!

posted by しっぽ@にゅうす at 08:57 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「こたつで寝ると風邪をひく」、猫には当てはまる? そもそも、猫の風邪とは…

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きょう2月22日は「猫の日」です。先日配信した記事「昔からいわれる『こたつで寝ると風邪をひく』、本当のところは?」(2月2日配信)に対し、「では、こたつで寝ている猫は風邪をひかないのだろうか」という趣旨のコメントを頂きましたが、そもそも、猫は風邪をひくのでしょうか。そうだとすれば、人間の風邪がうつったり、その逆があったりするのでしょうか。獣医師の増田国充さんに聞きました。

「猫風邪」は命に関わることも
Q.猫も風邪をひくのでしょうか。その原因と症状も含めて教えてください。

増田さん「一般に風邪とは、感冒症候群のことをいい、くしゃみ、鼻水、発熱、全身のだるさなどの症状を引き起こす感染症のことを指します。原因となる病原体は、ウイルス由来のものや細菌由来のものなどがあります。

猫の場合、有名なところでは『猫ウイルス性鼻気管炎』という感染症があります。ヘルペスウイルスが原因で、一般に『猫風邪』と呼ばれます。その通称の通り、くしゃみや鼻水が主な症状ですが、それ以外に目に結膜炎を起こすことがあります。鼻が詰まると味覚や食欲に直結するので、体力の弱い猫、特に子猫の場合は衰弱を引き起こし、命を落とすこともあります。

これ以外で風邪症状を起こすものとして、『猫カリシウイルス感染症』『猫クラミジア感染症』などがあります。このうち猫カリシウイルス感染症では、風邪症状のほかに、舌に大きな潰瘍をつくることがあるため、何か食べようとするたびに口に痛みが生じることから、食欲の低下に拍車をかけてしまうことがあります。

このように猫の風邪を生じるものには、いくつかの原因がありますが、ヒトと比べて重症化しやすいことが特徴で、適切な治療を行わないと命にかかわることがあるので注意が必要です」

Q.完全室内飼いの猫の場合でも、風邪症状を起こす感染症にかかることはあるのでしょうか。

増田さん「猫に風邪症状を起こす病原体の多くは『飛沫(ひまつ)感染』と呼ばれる感染方法をとります。ウイルスの含まれたくしゃみや鼻水、目やにといったものにより、他の猫に感染することがあります。従って、屋外に出る猫で感染や発症のリスクが高まります。

しかしながら、感染した猫と接触するリスクが低い室内飼育の猫でも、注意が必要です。飼い主がウイルスを運んでしまう場合があるためです。他の猫に触れた後、手洗いをしないで家庭の猫を触る行為は感染の危険性を生みます。猫に明らかな風邪症状がなくても、体内にウイルスを保有していることがあります。また、空気感染することが知られているので、室内飼育=安全とは断言できません」

Q.猫の風邪が人間にうつったり、人間の風邪が猫にうつったりすることはあるのでしょうか。

増田さん「猫が風邪をひいた、あるいは飼い主さんが風邪をひいた際に多くのお尋ねを頂きます。それだけ、ご心配されている裏付けだと思います。

ヒトにもヘルペスウイルスが関連した感染症がありますが、猫に風邪症状を起こすヘルペスウイルスがヒトに感染することはありません。また、ヒトに風邪症状を起こす病原体は原則、猫に影響を与えることもないと考えられています」

Q.ちなみに、インフルエンザや新型肺炎はどうでしょうか。

増田さん「いずれも人間に対する脅威として注目されているので、ヒトから猫へ、あるいは猫からヒトへ感染することを心配されている方もいらっしゃるかと思います。

インフルエンザですが、極めて少ないものの、猫からヒトに感染した事例が海外で報告されています。2016年にH7N2型のインフルエンザウイルスが猫に感染し、それがヒトに感染したというものです。

ただ、日本で現在流行しているウイルスとは異なるので、今すぐ脅威となるものではありません。実際は、猫にインフルエンザが感染するリスクは極めて低いというのが現状です。

一方、中国本土を中心に猛威を振るっている新型コロナウイルスについて、現在のAVMA(アメリカ獣医師会)やWSAVA(世界小動物獣医学会)の見解をご紹介します。犬や猫にもコロナウイルスは感染するものの種を超えて感染しないため、ヒトから猫、猫からヒトへの感染はないとされています。

つまり、猫のコロナウイルスは猫にのみ感染し、新型コロナウイルスはヒトの間でのみ感染するということです。新型コロナウイルスが、感染者からペットを介して他のヒトへ感染する可能性も現時点で否定されています。つまり、外に出た猫が新型コロナウイルスに感染して、それを持ち帰ってヒトに伝染させることもないと見られています」


動物病院で受診を、特に子猫は要注意
Q.飼い猫に風邪のような症状が出たとき、獣医師の診療を受けた方がいいのはどういう場合でしょうか。また、治療はどのように行うのですか。

増田さん「くしゃみや鼻水といった症状があれば、動物病院で診察を受けましょう。特に、子猫やワクチン接種歴がない場合、あるいは頻繁に屋外に出る場合は、重症化するリスクが高くなる傾向があります。そのため『そのうちよくなるだろう』と様子を見るのはおすすめできません。

先述通り、鼻が詰まると食欲が低下し、栄養状態にも影響するので、鼻詰まりの治療や栄養状態の改善を重点的に行います。そのほか、結膜炎があれば点眼薬を使用します。ウイルスによる風邪症状がある場合はインターフェロンを使って治療を行い、さらに細菌感染があると判断された場合は抗生物質を使用します。

食欲を維持し、適切な治療を行うことで回復を目指します」

Q.複数の猫を飼っていて、1匹だけ風邪をひいた場合、他の猫にうつさないためにはどうすればよいでしょうか。

増田さん「猫に風邪症状を起こす病原体は、飛沫感染や空気感染で他の猫に影響します。そのため、明らかに風邪症状のある猫との接触は避けるべきということになります。同じ空間で生活している場合は、隔離などの対策をとることを推奨しています。

部屋が複数あるご家庭では、猫が暮らす部屋を分けることでも幾分、感染拡大防止に効果があると考えられます。ワンルームマンションなどのように、空間を別にすることが難しい場合、直接の接触を避ける方法を検討します。例えば、発症中の猫をケージやサークルなどに入れ、移動、接触できる範囲を制限する対策をとるのもよいでしょう。

それが難しい場合はかかりつけの獣医師と相談の上、入院させることも方法の一つとなります」

Q.予防法は。

増田さん「予防の第一に挙げられるのはワクチン接種です。ワクチンはいくつかの種類がありますが、多くの場合、猫の風邪に対する免疫を獲得するためのものが含まれています。ワクチン接種の方法は年齢や生活環境などによって異なるので、かかりつけの獣医師にご相談ください。

また、感染症に負けないよう体力を維持することも重要です。栄養バランスの整った食事を摂取すること、清潔な住環境を整えることなど、日頃のちょっとした気遣いが愛猫の風邪予防にもつながります」

Q.ちなみに、こたつで寝ている猫が風邪をひきやすくなる可能性はあるでしょうか。

増田さん「猫自身がこたつに入り続けて風邪をひくというのは、あまり聞いたことがありません。

『風邪』の定義にもよりますが、そもそも感染症なので、感染するリスクがある場合、例えばウイルスにさらされる可能性が高い▽持病がある▽心身のストレスの影響で免疫力が低下している場合に体力が落ち、結果として風邪をひくリスクが高まりますが、こたつで寝ることそのものと風邪をひくということとは、関係がないからです」

オトナンサー編集部
posted by しっぽ@にゅうす at 08:41 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫の日に知っておくべき 「猫とその飼い主の10の真実」

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「猫はかわいくない」「犬の方がいい」という人に限って、本当の猫の姿を知らない。知らないくせにそんなこと言っちゃって猫好きのハートを傷つけるのだ。だから2月22日の猫の日に、少しでもいいから猫に関する真実を知ってほしい(ついでに猫の飼い主に関する真実も)。

かつては、最高にイカした犬や猫の本を作る仕事をしていた。プライベートでも、学生時代に保護した今年19歳になる笹かま猫(♂)と暮らしている。公私ともにたくさんの猫と猫を取り巻く人々を見てきたからこそ、言いたいことがあるんです。

意外と知らないですよね?
猫のこの感じ
(1)猫は甘えん坊である

犬に比べるとクールな生き物というイメージもあるが、一緒に暮らしてみると猫がかなり甘えん坊だということがわかる。仕事から家に帰った飼い主のあとをずっとついてまわる猫もいれば、お風呂やトイレにまでついてくる猫もいる。ちなみに我が家の猫は毎晩「うでまくら」で寝ているし、「猫=人見知り」の常識を覆すかのように、すべての来客の膝の上でくつろいで接待したりもする。「犬みたい〜」って言われるけど、これが猫です。

(2)猫にだって表情はある

猫には表情がないと言われる。確かに犬ほどの表情筋は存在しないが、日々写真を撮っていると、猫にもいろんな表情があることに気づく。ちなみにここで一つ断っておくと、猫が無表情で甘えてくる姿は、むしろやばいぞ(かわいい)。犬みたいに口元ニッコリは出来ないけれど、気分がいい時や、甘えている時にゴロゴロと喉を鳴らすのは、犬には出来ないでしょ。あの音は、絶対に人類を救う(というのは猫好きの説)。

他にもシッポをビリビリ震わせる、声色(音階)を使い分ける、頭をグリグリ押し付けてくる、歯茎のニオイをこすりつけてくる……など、猫には猫独特の感情表現もいろいろある。

(3)「爪とぎ=壁」とは限らない

引っ越しの時、「猫を飼っています」と言うと、ペット可物件なのに断られることが非常によくある。犬なら良くて猫がダメって言う大家さんの懸念は大体「爪とぎ問題」だ。しかしこの際だから声を大にして言いたい。

「猫にだって、好みの爪とぎ場所があるんだー!」

つまり壁では一切爪を研がないが、ソファー(特定の家具)限定で爪を研ぐ猫がいたり、人の服限定で爪を研ぐ猫がいたり、猫によって「爪を研ぎたい場所や素材」が異なるということ。ちなみに我が家の猫の「爪とぎたい場所ランキング」は、1位・人の服、2位・じゅうたん、3位・爪とぎグッズです。

(4)お魚に興味のないヤツもいる

魚を焼いているだけでニャーワーわめき出す猫もいれば、目の前に焼き魚や刺身を持ってこられても全く興味を示さない猫もいる。かと思えば我が家の猫は「茹でインゲン」に目がない。食の好みも猫それぞれ。また、体質的に食べさせてはいけないものもあるので要注意。猫ならみんな大好きと思われているかつお節も、泌尿器系の病気の原因になることだってある。

(5)猫のおなかはときどき、「危険D」の香り?

猫のおなかはお日様の香り……とよく言われるが、一概にそうとも言えない。なぜか、数年間シャンプーをサボった「犬(Dog)」のような匂いがする時もある。共通して言えるのは、猫の匂いを胸いっぱいに吸い込むと、全てのモヤモヤやイライラが消え、頭の中がパアァァ〜になるということ。歌手の坂本美雨さんが広めた「猫吸い」が有名だけど、初めてその光景を見た時に、「やるよね〜」と言った猫好きは多いはず。

(6)猫だって「芸」できるもん

芸ができるのは犬だけじゃない!インスタフォロワー1.6万人の猫・京介のおすわり、「オテ」、「オカワリ」、「ハイタッチ(?)」などをご覧ください(ぽちっとニャ)。

飼い主さん曰く、芸を教えるコツは「猫の習性を活かすこと」。オヤツがほしいと前足をちょいちょいとするので、飼い主さんが出した手の上に京介が前足を乗せた時にオヤツをあげ、「オテ」と声をかける。これを繰り返したら、スムーズに覚えられたとか。

ちなみに「ターン」は、足元にスリスリしながらたまたまクルッと回っちゃった時に「ターン」と声をかけはじめ、回った時だけオヤツをあげることを繰り返していたら、できるようになったんだそう。

デキる男・京介。ベルを鳴らしてターンする「チンチンターン芸」もかわいいぞ。

(7)猫だって「散歩」するもん

散歩するのは犬だけじゃない!インスタフォロワー1.6万人の猫・京介のお散歩風景をご覧ください(ぽちっとニャ)。

ちなみに、京介がお散歩を始めた理由は、飼い主さんが「ずっと犬を飼いたいと思っていたから」。でも、運命的にかわいい猫(京介のことね)に出会ってしまい、初めて会った時のまん丸おめめとポヨポヨの抱き心地が忘れられず、家族に迎えることにしたんだとか。

その後、犬のように育てたいと試しに始めてみたお散歩。好奇心旺盛な子猫時代だったこともあってか全然怖がることもなく、今でも場所と時間を選んで京介にストレスがないように楽しんでいるとのこと。木にも登れます。

(8)猫好きはこの世に存在する全ての猫を愛している。なんならトラとかライオンとか猫科の猛獣も

犬好きは自分の飼っている犬と同じ犬種が好きだったり、ある特定の犬種が好きだったり、同じ「犬」に対してでも愛情に偏りがあることが多い。一方猫好きにはどんな種類でも、「猫なら好き」という心理がある。

それどころか猫好きの脳は、虎とかライオンとかを「でっかい猫ちゃん」と変換。振り下ろされたら致命傷を負う危険さえあるあの前足だって、「おっきな肉球かわいいな♡」といった目線で見てしまう。

(9)猫好きに限って、猫アレルギー率高し

学生時代の友人が全員動物好き(動物系の専攻だったから)で、ほとんどの人が生き物を飼っていたけれど、悲しい哉、かなりの確率で猫アレルギー。年寄り猫なら枯れてる(分泌物少ない)から大丈夫、長く一緒に過ごすと治る(なれる)から大丈夫、などいろんな説もある中、どうしても猫と暮らしたいからと抗アレルギー薬を服用しながら飼っているツワモノもいた。

しかし最近では、猫アレルギー用の薬が開発されたと言うニュースも。おそらく製品化はまだ先のことだが、ひとまず世の中の猫好き猫アレルギーたちよ、祝杯だね〜。

(10)猫の飼い主の大半は、愛猫が死んだら化けて出てほしいと思っている

猫の寿命は一般的に16歳前後と言われている(家猫の場合)。が、最近では獣医療の発達などもあり猫の寿命も延びていて、世界には30年以上生きた猫たちの話もちらほら。しかし「猫は20歳を超えると尻尾が二つに分かれ、猫又という妖怪になる」などと言われている。他にも「油を舐めさせると化けて出る」、「鏡を見せると化けて出る」など諸説あるが、いずれにしても、愛猫ならば化けて出てくれる方がむしろいいよね、会いたいもん、というのが猫好きの見解。ほんとにそうなったら、死してなお飼い主の相手をしなければならない猫たち。猫もなかなか忙しいね。

さて、本日2月22日は猫の日だ。今年もきっとあちこちで、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日」のお祝いがされていることだろう。

幸せの形なんてさまざまだけど、日本中の一匹でも多くの猫たちが、猫の日とその先の未来を幸せに過ごせますように。

「猫の日、おめでとう!」

Top image: c 2020 NEW STANDARD
TABI LABO
posted by しっぽ@にゅうす at 08:39 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする