動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2020年03月01日

ペット探偵が教える「もし愛猫が消えたら、まずここを探せ」


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愛猫がもし家から逃げ出したら、どうやって見つければいいのか。迷子になった動物を探すペット探偵の藤原博史氏が、捜索のエピソードをもとにいなくなった猫の探し方を教える――。

【写真】20歳のたいちゃん

 ※本稿は、藤原博史『210日ぶりに帰ってきた奇跡のネコ ペット探偵の奮闘記』(新潮新書)の一部を再編集したものです。

■旅行中に空き巣が入り、飼い猫が脱走

 「もしもし、もしもし!  ペットレスキューさんかしら?  うちに空き巣が入って、ネコが出て行っちゃったんですよ? 」

 正月早々、1月3日の晩に電話が鳴りました。応答した瞬間、いきなり女性が叫んでいる声が耳に飛び込んできたのです。

 あまりの勢いに何を言っているのか、まったく訳がわかりません。110番にかけようとして間違ったのか、よほど動転して取り乱しているのか。どちらにせよ、ただ事ではなさそうです。黙って聞いていると、やはりペットレスキューへかけてきているようなのです。

 「まあ、ちょっと落ち着いてください」

 女性をなだめながら、少しずつ話を聞き出していきます。そして聞くうちに私の正月気分はすっかり覚めていきました。

 名古屋在住の山崎さんは、旦那さんと二人で年末から正月にかけて恒例の温泉旅行に出かけていました。ところが留守宅に空き巣が入り、割られたガラス窓のすき間から、飼い猫が逃げ出したということでした。ちょうど元日だったといいます。

ペット探偵が教える「もし愛猫が消えたら、まずここを探せ」
写真・図版:プレジデントオンライン
■「本当にいいんです、たいちゃんさえ戻って来てくれたら」

 被害のほうはどうだったんですか、とつい尋ねた私に山崎さんは大声で言いました。

 「盗られたものなんて構いません。でも、“たいちゃん”だけがいないんです。どこを探してもいません。本当にいいんです、たいちゃんさえ戻って来てくれたら……」

 その言葉に、私は「はい、すぐ行きます」と答えていました。そう言いながらも、手元で手帳を確認します。やっぱり、捜索に行くなら明日一日しかない。

 じつはちょうどその頃、私の仕事がメディアに取りあげられて、依頼の電話が鳴りやまなくなっていました。明後日からは、すでに約束をしている別の現場に行かなければなりません。

 しかしネコに限らず、いなくなったペットの捜索は一日でも早く取りかかるのがいいのです。発見率は探し始めるのが早ければ早いほど上がります。迷わず私は、この年最初となる捜索の準備にかかりました。

■セコムをかけ忘れて貴金属はすべてとられた

 山崎さんに電話で聞いた住所は、名古屋でも知られた高級住宅街の中でした。そして翌朝、着いたところはお城のように巨大な邸宅だったのです。とにかく豪奢な建物で門構えも立派です。

 出迎えてくれた奥さんの顔には、心配そうな表情が浮かんでいました。と同時に、いかにも愛情あふれる女性ということが見て取れます。いなくなったネコへの愛情の強さが、電話でのパニックとなって表れていたのでしょう。

 奥さんにすぐさま、当日の状況を詳しく教えてもらいました。

 「温泉旅行へ出かけている間は、近所に住む私の姉にネコの世話を頼んでいました。ただ元日の夕方、姉が帰るときにセコムの警報装置をセットするのを忘れたようなのです。そのスキに空き巣が入りました。警察は計画的に狙われていたんでしょうと言っています。

 そして姉が翌日戻ったときには、大変なことになっていました。裏側の玄関の横にある窓ガラスが割られ、家の中はすみずみまで荒らされていたのです。貴金属やお金はすべて取られてしまいました。でも、そんなことはいいんです。

 うちでは6匹のネコを飼っていますが、そのうち1匹が見つかりません。たいちゃんです。窓ガラスの割れたすき間から出て行ってしまったらしいのです」

■人間で言うと100歳くらいのおばあちゃん猫

 連絡を受けた山崎さん夫婦は急遽(きゅうきょ)、温泉宿を引き上げ、真夜中に降りしきる雪の中、車を飛ばして帰宅したそうです。すぐさま近所をあちこち探したけれど、どうにも姿がない。それで奥さんが私に電話してきたというわけです。

 私が訪ねたのは空き巣被害から3日後でした。すでに警察の現場検証は終わっており、足跡などからみると、押し入った空き巣は3人ほどだったとのこと。割られた窓ガラスには段ボールが張り付けられていました。

「かわいそうに、たいちゃんは雌の日本猫で、もう20歳なんです。足腰も弱っているので、歩くのもおぼつかないんです。一刻も早く見つけてあげなくちゃ」

 ネコで20歳とは、人間で言うと100歳くらいという大変な高齢です。ずっと自宅で過ごしてきたというたいちゃんが外に出てからもう二晩以上経っていること、この寒さの中ではおそらく食べ物も得られていないことを考えると、体力的なリミットは刻々と迫っているでしょう。

■遊具から専用ソファまでオーダーメイド

 たいちゃんが暮らしていた場所を案内してもらうと、それは見たこともないほど立派なネコの部屋でした。そもそも邸宅全体で部屋数が多いのですが、そのうち2部屋が飼い猫専用になっているのです。

 2階にある20畳ほどもあるスペースに、壁際を伝って天井へ登る遊具から、ネコが寝そべるソファーまで、オーダーメイドで作られたようです。その部屋からネコ用の階段を上がると、3階の寝室があります。1匹ずつベッドが置かれ、全員がその部屋で寝ているのです。

 もちろんこのスペース以外の広い家の中も自由に出入りしながら、仲間のネコ達と暮らしていました。

 空き巣が入ってきたときは、6匹揃(そろ)って家にいましたが、たいちゃんだけが姿を消しました。おそらく知らない人間が入ってきた気配を感じ、他のネコたちはすぐに家のどこかへ身を隠したのでしょう。たいちゃんは逃げ遅れてしまい、すっかり怯(おび)えてしまったのかもしれません。空き巣が2階、3階へと上がっていくなか、たいちゃんは1階へ降り、窓から外へ逃げだしてしまったのだと考えられます。

 ただ、20歳という年齢であれば、眼もぼやけてくるし、鼻もあまり利かないはずです。遠くまでは歩けないから、まだ近くにいるだろうと考えました。

 ご自宅の周辺を歩いて捜索することにしました。

■室内猫によくある「脱走パターン」とは

 まず、割れた窓を背にして立ちます。ここを出たたいちゃんがどのように歩いたかを考えることが、捜索の第一歩です。室内で飼っているネコの場合は特に、身体の片側を建物につけるようにして、壁面に沿って移動する癖があります。すると身体の一方が必ず壁で守られる格好になります。これで安心感が持てるようなのです。

 道路などを渡ると身体の両面を晒してしまうことになるため、横断を避けながら移動していきます。こうして歩き、縁の下や簡易物置きの下、マンションの1階ベランダ部分と地面のすき間、排水溝の中、茂みの中などを見つけて身を潜め、周りの状況を観察しているのです。


極端に警戒心が強いネコであれば、その状態で動かずに数週間同じ場所にとどまっていることもあります。そこが安心できる場所であれば、その場所を起点にして行動し、何かあればすぐに駆け込むといった行動パターンも見せます。

 私も同じようにして、右回りに自宅建物に沿って歩きます。ネコが潜みそうなすき間、隠れ場所を見つけては確認していきます。でも奥さんが言うように、敷地内にはたいちゃんの姿や痕跡は見つかりません。

 となれば、近隣の家を一軒一軒まわって捜していきます。ただ、いつもとは勝手がまるで違うのです。なにしろ超高級住宅街ですから、どのお宅もずば抜けて大きいのです。門の入り口に警備員がいるような物々しい家もあり、玄関に立つだけで気後れしてしまいます。

 こんな場合に頼りになるのは飼い主さんです。奥さんと一緒にご近所を訪ねては、ピンポンとブザーを鳴らします。昼間は留守にしている家も多い一方、インターフォン越しに話すことができたら、こちらの事情を伝えます。

■外に出たことがないため自宅が分からないのかも

 「うちのネコがいなくなってしまって、ご近所を捜しているんです。ちょっとお宅を見せて頂けませんか」

 切羽詰まった奥さんの声を聞いて、家の敷地内へ入れてくれる人もいました。どこも広い庭があり、植え込みや軒下をくまなく捜してまわります。そうして一軒一軒潰していくのですが、迷い猫の姿を見かけたという目撃情報はありません。

 住宅街の道路も捜します。排水溝を覗いたり、ネコが好みそうな物陰があれば潜ってみたり、とにかく目につくところはもれなく確認していきます。それでもたいちゃんは見当たりません。住宅街の裏手は小高い山になっていて、草むらの奥に潜んでいるのではと登ってみましたが、ここでも見つかりませんでした。

 どうも、近くにはいないようだ。

 年齢から考えると、たいちゃんは人目につかない物陰やどこかの庭先に隠れているという予想でしたが、少し違ったようです。外に出たことがないため、自宅の位置が分からずに戻って来られないのかもしれない。迷子になってしまっているのかもしれない。

 歩くのもおぼつかないというたいちゃんは、機敏に身を隠すことはできません。ならば豪邸の門が連なる表通りをうろうろ歩きながら、自分の家を探している可能性もあります。

 「たいちゃんはもう少し遠くにいるかもしれませんね」

 私は用意したチラシを投函しながら、たいちゃんが歩きやすそうなルート、冷たい風を避けられる場所、ふらふらと歩いて落ちてしまっているかもしれない排水溝などを確認し、捜索の範囲を広げていきます。

 日が落ちて夕闇が迫ります。でももしかすると、誰かがたいちゃんの姿を見ているかもしれない。チラシを見た方からの情報提供にも望みをかけます。

■「そのネコを見ましたよ」

 「そのネコを見ましたよ」

 思いがけず山崎さん宅に連絡が入ったのは、その日の19時頃でした。すっかり暗くなり、冷え込みも厳しさを増しています。

 その電話があったとき、私は数軒先のお宅の玄関先に立つ警備員さんに聞き込みをしている最中でした。そこに奥さんから電話が入ったのです。

 「藤原さーん、たいちゃん、たいちゃんがー?  ※☆△◎」

 後半は何を言っているのかまったくわかりません。

 「ちょっと、私、戻りますね」

 何か動きがあったに違いありません。ご自宅に向かって走ると、近付くにつれ奥さんが携帯に向かって叫んでいる姿が見えてきました。

 「もしもしどこ、そこはどこなの?  ああ藤原さん、たいちゃんを見かけた人と電話で話してるけどちょっと分からないの」
「もしもしお電話代わりました。ペットレスキューの藤原と申します」

 電話口の女性は、近隣で陶芸教室をひらいている方でした。

 「今日、お昼にそのネコを見ましたよ。写真も撮っているんです」

 昼時に外へ出たところ、門の前で迷い猫を見つけ、生ハムと水を与えてくれたといいます。夕方になって私たちが配ったチラシを見つけ、連絡してくれたのです。

 「ありがとうございます。すぐに向かいます」

 奥さんに事情を説明すると、奥さんが意外なことを言い出しました。タクシーを呼ぶというのです。「近くですから走っていけば断然早く到着するので」とお断りするのですが、「一刻も早く向かってほしいから」と話を聞いてくれません。

■「大声を出して捜し回る」のは厳禁

 一緒にいたお姉さん夫婦がここは藤原さんに任せましょうと説得してくれて、やっとその場が収まりました。私はキャリーケースを預かり、目撃情報の場所へと走ります。すると、奥さんが後ろから何やら叫びながら追いかけてくるのです。それほどにたいちゃんに会いたくて、無事を確かめたくて、たまらないのでしょう。その気持ちは痛いほどわかります。

 でも、あまり大騒ぎをすると、驚いてまた逃げてしまうことがあります。じつはこのケースに限らず、ペットを捜すときに「必死になって名前を呼ぶ」「大声を出して捜し回る」というのは厳禁です。「おかしいな、いつもと違う」と感じたペットが、姿を現してくれることは決してありません。物陰に潜んだり、隠れたり、あるいはその場を避けて逃げ出してしまいます。

 どんなに不安でも、そこはぐっと堪えながらいつもと同じように名前を呼ぶこと、走って駆け寄ったりしないことが肝心です。山崎さんの奥さんには申し訳ないのですが、ここは一人で素早く向かいます。

陶芸教室の女性に話を聞き、撮った写真を見せてもらいました。たいちゃんに間違いありません。生ハムと水をもらったあと、どこに行ったのか。周囲を見ると、この敷地内のどこかに身を潜めているのではないかと思いました。

 そこで女性が言います。

 「いま出ているうちのイヌが、もうすぐ帰ってくるんですよ」

 たいちゃんがもしその姿を見たら、おそらく逃げてしまうでしょう。イヌが帰ってくるまでに急いで捜さなければなりません。

 裏庭へまわりこむと、すぐに物置にしているという建物に目が留まりました。

■捕まって初めて人の気配に気づいたようだ

 あたりは暗闇で何も見えませんが、ここにいるという気配を感じます。物置の縁の下に近寄りながら懐中電灯を照らすと、光の輪の中にたいちゃんの姿が浮かびあがりました。

 そっと近づいても、ずっと横を向いたまま動きません。

 「ああ、耳がもう聞こえていないのかもしれない」

 奥へ手を突っ込んでも逃げません。思いきって身体をつかまえ、引きずり出してキャリーケースの中へ押し込みました。たいちゃんはまったく抵抗もせず、捕まえられたときに初めて人の気配に気づいたようで、呆然(ぼうぜん)としている状態だったのです。

 「たいちゃん、たいちゃーん! 」

 そのとき通りの方から、奥さんの声が聞こえてきました。静まり返った住宅街に響き渡るようでした。女性にお礼を伝えるとすぐ、私はキャリーケースを抱えて奥さんの方へ急ぎました。

 奥さんは道にしゃがみこみ、たいちゃんの名前を叫んでいました。私はキャリーごとそっと手渡しながら伝えました。

 「間違いなくたいちゃんですよ。とりあえず元気そうです、よかったですね」

 自宅の門の前では、仕事から戻ったご主人に迎えられました。世界的に知られる専門分野の会社経営をされているといい、冷静沈着で風格ある雰囲気が伝わってきます。またお姉さん夫婦に加えて、甥御さんも駆けつけてきていました。

 無事に戻ったたいちゃんを見て、皆さんはもう号泣しています。たいちゃんのほうはまあ淡々としていましたが、ホッと安心はしていたはずです。リビングに戻り、キャリーケースを出たたいちゃんは5匹のネコたちに迎えられて、すぐ自分のお気に入りの場所に向かいました。


■空き巣には遭ったけど「一番の宝物が戻ってきた」

 真冬の寒さの中で、3日間。食べ物と水をくれた女性の助けがあって、奇跡のように自宅に戻れたことは間違いありません。まさに100歳のネコ、たいちゃんの思わぬ大冒険でした。

 新年早々、思いもよらない空き巣事件に遭ったご夫妻も、きっとたいちゃんの帰還で、日常に戻っていくでしょう。そう確信できるほどに「一番の宝物が戻ってきた」という喜び方でした。

 とはいえ、家族のためにあれほどの環境を整え、防犯対策をしていても、思わぬリスクからネコがいなくなることがあるのです。

 落ち着いた奥さんが、こう話してくれました。

 「ちょっと前に、藤原さんのことをたまたまテレビで見たんですよ。その時に『うちの子たちに何かあったら、この人に頼もう』と思ったんですけどね、まさか本当にお願いすることになるなんて。こんなことがあるなんて」

 もう1日でも依頼の電話が遅かったなら、たいちゃんは体力的に持たなかったかもしれません。依頼に応えられて、見つけられて、本当に良かった──。

 「見つかって本当に、嬉しいです。皆さん、頑張りましたね」

 そうお伝えして、私は次の捜索現場へと向かいました。



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藤原 博史(ふじわら・ひろし)
ペット探偵
1969年、兵庫県生まれ。迷子になったペットを探す動物専門の探偵。97年にペットレスキュー(神奈川県藤沢市)設立、受けた依頼は3000件以上。ドキュメンタリードラマ「猫探偵の事件簿」(NHK BS)のモデルに。著書に『ペット探偵は見た!』がある。
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ペット探偵 藤原 博史

posted by しっぽ@にゅうす at 15:28 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

近所で犬の虐待を見かけた時に取るべき行動と注意すべきポイント

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どんな行為が犬の虐待になるのか

多くの家庭犬は飼い主さんと幸せに暮らしていると思います。しかし犬をはじめとした動物虐待が完全になくなることはなく、胸が痛くなるニュースは後を絶ちません。しかも近所の犬が「虐待の可能性があるのでは?」という状況だと放っておくことなんてできませんよね。犬の虐待は二通りあります。まずは、どんな行為が犬の虐待に当たるのかからご紹介させてください。

意図的虐待
飼い主さんからの積極的な虐待になります。殴る蹴るなどの暴力によって怪我を負わせる、また恐怖心を与え心理的に脅かす行為も含まれています。そのほか、悪意を持って犬同士を喧嘩させるなどです。

ネグレクト
犬の飼い主として、やらなければいけい行為を怠ること。基本的に犬のお世話をしない状態。ご飯を与えない、健康管理をしない、病気になっても病院に連れて行かないなど。ネグレクトに当たる行為は非常に多く、ケージに閉じ込めたままお散歩に行かない、排泄物の処理をしない、短すぎるリードに繋がれたままになっている、被毛の手入れをまったくされていないなど、家庭犬として健康的に過ごすことができない環境下にいる状態を指します。

実は意図的虐待よりもネグレクトのほうが、身近で頻繁に起こっていると言われています。ネグレクトを虐待と認識していない飼い主さんも少なくないようで、悪いことをしている意識がないのです。

近所で犬の虐待を見かけた時に取るべき行動

ご近所で飼われている犬であれば、直接飼い主さんに、それとなく注意してみる方法もありますが、その後の飼い主さん同士の関係性の悪化を考えると、しないほうが賢明でしょう。そもそも、ネグレクト行為をしていて、悪いことをしている意識がない飼い主さんであれば、なにを話しても伝わらない可能性が高いと思います。適切な場所に通報するのが一番でしょう。

意図的虐待の場合
殴る蹴るなどの暴力がひどく、犬が命を落としかねないような状況であれば、すぐにでも虐待している家の管轄の警察に通報しましょう。緊急性があることを伝え、大至急現場に向かってもらえるよう働きかけてください。

しかし、警察は証拠がない場合、動けないこともあります。飼い主さんに「虐待ではなくしつけだ」と言われてしまうと動きにくくなるようです。警察に通報するのと同時に、保健所や動物愛護センターにも連絡しておきましょう。また、地域ごとにボランティア活動されている動物保護団体に通報するのも良いでしょう。

ネグレクトの場合
ネグレクトの場合も、警察への通報になります。また、ネグレクトだと、犬のお世話をせず、排泄物の処理をしないケースなどを見かけることもあるかもしれません。不衛生さもありますので、犬を虐待している家の地域の保健所、また自治体の衛生課なども適切です。

犬の虐待に関する通報は意図的虐待、ネグレクト共に、警察、保健所、動物愛護センターが主ですが、お住まいの地域ごとにボランティアで活動している、動物保護団体も多く活躍しています。動物を保護することに関してのプロなので心強い存在です。お住まいの地域で検索し、探しておくことをお勧めします。

近所で犬の虐待を見かけた時に注意すべきポイント

匿名であることを伝える
犬の虐待に関して警察や保健所へ通報した場合、保健所の職員や警察の方が現場に向かい、飼育状況を確認することになります。基本的にどこの誰から通報があったかは、絶対に伝えることはないのですが、万が一のことを考え、匿名であることをしっかりと伝えておきましょう。動物保護センターや動物保護団体に通報した場合も同様です。

SNSへの投稿は控える
犬を虐待している場面を動画に残せたとしても、SNSにアップするのは少々危険です。個人を特定できる可能性がるため、肖像権の侵害となる危険性があります。またプライアシー侵害にもあたり、名誉棄損に該当してしまった場合、損賠賠償義務を負う恐れもあります。

近所で飼われている犬が、虐待されている場面を見てしまうのは、非常につらい状況ですが、もし動画や写真を残せたのであれば、警察に通報した際に証拠として見せるのにはとても有効になります。

可能であれば証拠を残す
第三者を勝手に写真を撮ったり動画に残すことはマナー違反にもなりますし、ましてや虐待の最中に写真を撮っているところを見つかっては、その場で大きなトラブルにもなりかねないので、積極的にオススメは出来ないのですが、可能であれば安全な方法で証拠を残しておきましょう。上記にも書いたように警察は、証拠がないとどうしても動けなくなります。犬を虐待から守るためには証拠はあったほうが確実です。

撮影はリスクが高いですが、近所から聞こえてくる、犬を殴るような音、また悲痛な鳴き声など、録音することが出来たら証拠として提出しましょう。

まとめ

犬が虐待されている現場を目にしてしまうことは辛いことかもしれません。しかし、一本の通報で保護された犬は少なくないようで、実際に新しい飼い主さんのもとで幸せな生活をスタートさせた子もいます。

ご近所で「もしかして、ここの犬虐待されているかな?」という感覚があれば、警察や保健所に通報してしまいましょう。勘違いで終わるかもしれませんが、手遅れになってしまうよりずっと良いと思います。見て見ぬふりをせず、犬を守るための行動をとりたいですね。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:15 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の多頭飼いって実際どうなの?大変?考えられるメリット・デメリット

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メリット

とにかく幸せ!
多頭飼いをする多くの人が求めるメリットが、「大好きなわんこに囲まれて暮らす幸せ」ではないでしょうか。わんこ同士が仲良く遊んでいる微笑ましい姿を眺めたり、わんこに飼い主さんの取り合いをされたり、毎日の何げないことがとにかく幸せ!愛犬家にとっては、まさに天国、楽園といっても過言ではないでしょう。

お留守番が寂しくなくなる
多頭飼いをしている人の中でも、「お留守番のときに寂しくないように」という理由で複数のわんこを迎えたという人は多いものです。本来、群れで暮らしているわんこにとって、ひとりぼっちでのお留守番は強いストレスとなります。そのため、飼い主さんがお出かけでいなくても、同居犬が同じ空間に一緒にいてくれれば、ストレスは軽減されると考えられます。

社会化ができる
子犬のころに母犬と離されてしまったわんこの中には、他のわんことの上手な関わり方がわからず、社会化ができないまま成犬になってしまう子もいます。社会化ができていないと、お散歩で他のわんこを見かけるたびに警戒して吠えてしまったり、ドッグランに連れて行っても喧嘩を売ってしまって上手に遊べなかったり、無駄吠えが増えたりと、さまざまな問題が発生します。

その点、多頭飼いで普段から他のわんこと接する機会が多ければ、どこまでが良くてどこからがダメなのかをわんこ同士で学ぶことができ、自然と社会化ができていきます。

ペットロスが軽減される
飼い主さんにとって、わんこはペットではなく大切な家族、かけがえのないわが子ですよね。ですが、本当の親子と違うのは、ほとんどの場合で、「子ども」である愛犬のほうが先に虹の橋を渡ってしまうということです。

現代ではわんこの室内飼いも増え、人間とわんことの距離が近づいた結果、ペットロスが大きな問題になっています。もちろん、1頭1頭がかけがえのない存在であることに変わりはなく、一緒に暮らしているわんこが何頭であれ、1頭を亡くすことの悲しみの大きさ自体が変わることはないでしょう。

しかし、多頭飼いであれば、他の子の世話をしなければいけないという意識で早く立ち直ることができたり、他の子の仕草や行動に癒されたりと、ペットロスを軽減することができます。

デメリット

お互いのストレスになる
多頭飼いはひとりぼっちのお留守番ストレスを軽減すると述べましたが、それはあくまで、わんこ同士の相性が良い場合の話です。わんこ同士の相性が悪い場合には、多頭飼いがかえってストレスとなってしまう可能性があります。それだけに、多頭飼いをはじめようというときには、先住犬と新しいわんことの相性をしっかり見極める必要があります。

特に、先住犬と新しいわんこの年齢差が大きい場合や、どちらかが他の子があまり得意でない場合には、注意が必要です。「そのうち慣れるだろう」と安易な気持ちで多頭飼いをはじめるのはトラブルの元なので、絶対にやめましょう。

経済的に負担がかかる
当然のことながら、わんこの頭数が増えれば増えるほど、わんこにかかる出費は大きくなります。わんこが1頭から2頭に増えれば、支出も単純にほぼ2倍に膨らみます。

お金がかけられなくなったからと、フードの質を落としたり、トリミングの頻度を減らしたり、また、いざというときに十分な治療を受けさせることができなくなったりしたら、その暮らしを手放しで幸せとは呼べなくなってしまいます。2頭目を迎えようと考えるときには、家計との相談も忘れないようにしましょう。

散歩に手間や時間がかかる
多頭飼いで苦労することが多いのが、散歩です。全てのわんこがしっかりしつけられていて、散歩中に勝手な行動をとることもなく、リーダーウォークをかっちり守れるというのであれば問題はありませんが、それはやはり稀なこと。

たとえ1頭のときには良い子でお散歩できていたとしても、他の子と一緒だと興奮して調子が狂ってしまうということもあります。それだけに、1人で複数のわんこのお散歩を同時にこなすのは大変です。どうしても同時のお散歩ができない場合には、1頭ずつ複数回に分けてお散歩に出かけなければならなくなり、時間も手間も大幅に増大してしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?多頭飼いには、メリットもデメリットもあり、どちらもしっかり考えたうえで決めなければならないということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

いずれにしても、わんこの暮らしが幸せになるかどうかを決めるのは飼い主さん次第です。そして、愛犬の数が増えても、全てのわんこに平等に愛情を注げるという自信のある人でなければ、多頭飼いはオススメできないということを忘れないでください。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:13 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人が狂犬病にかかるとどうなる?ほぼ必ず死に至る危険な症状3つ

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人が狂犬病に感染すると起こる症状

現在、日本国内では1957年を最後に狂犬病は発生していません。狂犬病は、全ての哺乳類に感染するとされていますが、人から人への感染はしません。人が狂犬病に感染する原因は、狂犬病に感染した動物に噛まれることです。人も動物も狂犬病を発症すると、ほぼ100%の確率で死亡するとされています。

近隣諸国では、狂犬病が蔓延している国もありますが、旅行者が現地の野良犬に噛まれ、狂犬病を発症する例があり、年間で数万人もの人が亡くなっているそうです。では、人が狂犬病を発症すると、どのような症状が起きるのでしょうか。

危険な症状@「風邪のような症状が起こります」
人が狂犬病に感染すると、身体がだるい・筋肉痛になる・停滞感がある・頭が痛い・熱が出るなど、風邪のような症状が起こります。これは、狂犬病に感染したことによる初期症状です。

危険な症状A「精神状態に異常が起こります」
人が狂犬病に感染すると、風邪のような初期症状が起きたあと、興奮する・不安になる・幻覚があらわれる・攻撃的になる・錯乱する・水を怖がるようになるなど、精神状態に異常が起こります。これは、脳に炎症が起きていることによる症状です。

危険な症状B「ほぼ100%の確率で死亡する症状です」
人が狂犬病に感染すると、最終的には昏睡状態となります。そして、自力では呼吸することができなくなり、呼吸が停止することで死亡します。

狂犬病に感染した可能性がある場合の対処法

狂犬病が発生している地域において、犬や猫などの動物に噛まれてしまったとき、狂犬病に感染する可能性がある場合には、ワクチンの接種(暴露後接種)をすることによって、発症を予防することができます。

一度ではなく、複数回にわたって、所定の回数を接種する必要があります。ワクチンの接種を受ける必要がある場合には、最寄りの医療機関または保健所に相談してください。

ワクチンの種類によって、接種する必要のある回数や接種する部位は異なります。日本で医薬品として承認されているワクチンには、下記のようなものがあります。

✔組織培養不活化狂犬病ワクチン(KMバイオロジクス株式会社)
✔ラビピュール筋注用(グラクソスミスクライン株式会社)

どれくらいの期間で発症するのか
狂犬病に感染した場合、一般的には、潜伏期間が1か月から3か月あるとされています。しかし、感染してから数年後に発症したという事例もあります。また、狂犬病に感染した場合、発症してからでなければ、感染の有無を診断することができません。何らかの症状が起きてからでないと、明確な判断をすることができないのです。

どんな動物が狂犬病の主な感染源とされているのか
✔犬
✔猫
✔キツネ
✔アライグマ
✔スカンク
✔コウモリ
✔マングース

私たち日本人が暮らすアジア諸国では、主に犬と猫が感染源となっています。

渡航前の予防接種で狂犬病を予防する方法

狂犬病が発生している地域へ仕事や旅行などで渡航される際には、狂犬病ワクチン接種(暴露前接種)をされることをおすすめします。現地では野良犬、野良猫、野生動物へは近づかないようにしましょう。食べ物を与えたり、触れたりすることもしてはいけません。

もし、動物に噛まれてしまったとき、すぐに噛まれた部分を石鹸か水で洗いましょう。(傷口の血を吸いだしたりしてはいけません。)そのうえで、近くの医療機関で治療を受けてください。狂犬病ワクチン予防接種は、1回15000円ほどで可能ですが金額は地域によりますので確認してください。

まとめ

人が狂犬病にかかると起こる症状には、

✔風邪のような初期症状
✔精神状態に異常が起こる症状
✔呼吸停止などの死に至る症状

このような症状があり、潜伏期間は1か月から3か月ほどです。狂犬病に感染しても、すぐに発症するわけではありません。感染から発症まで数年かかった症例もあります。
狂犬病が発生している地域や渡航する前の予防ワクチン(暴露前接種)または、動物に噛まれたときの発症予防ワクチン(暴露後接種)によって、狂犬病の感染や発症を予防することができます。

しかし、予防接種をしていても狂犬病の犬にかまれた時には症状が少しでも軽くなりますが、100%防ぐことはできません。 海外では、不用意に動物に触ったりしないほうが無難でしょう。
大切な愛犬への年に一回に狂犬病の予防注射も忘れずに行いましょう。


(獣医師監修:平松育子)
posted by しっぽ@にゅうす at 09:12 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダレノガレ、ペットの飼育放棄に怒りと注意喚起「最後まで責任を持って育てて」

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 モデルでタレントのダレノガレ明美(29)が29日、自身のインスタグラムを更新。ペットの飼育放棄について注意喚起した。

 ダレノガレは「私から動物を飼ってらっしゃるみなさんにお願いがあります。どうか…一度飼うと決めた子を最後まで…最後までしっかり責任を持って飼ってください」と書き出し、「当たり前の事書くなよ!っと言う方もいるかもしれませんが、当たり前じゃなくなってるんです」と強調。「いろんな事情はあるかもしれない でもね、動物も同じ家族だよ」と、多くのペットが殺処分されている現実に憤った。

 ダレノガレは、動物愛護プロジェクトに参加するなど積極的にこの問題に取り組んでいる。「大切な家族は最後まで責任を持って育ててほしい!動物だって同じ命だし、感情もあるし飼い主さんを愛してるんだよ!」とつづり、「ごめんなさい。悲しい話をして…でも、こんな現実がある事を知ってほしいし、軽い気持ちで飼ってほしくないので書きました」としっかりと自分の言葉でファンへ呼びかけた。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:10 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする