動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2020年03月03日

災害の度に議論「ペット同行避難」、国の呼びかけが自治体に届かないのはなぜ?


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ここ数年、全国で地震や水害など自然災害が頻発する中、地方自治体のペット避難対策が遅れている。環境省はペットといっしょに避難する「同行避難」を原則とするガイドラインを作成し、市区町村にペット受け入れの避難所運営マニュアルを作成するよう呼びかけているが、反応は鈍い。九州保健福祉大社会福祉学部の加藤謙介准教授(社会心理学)は「1995年の阪神・淡路大震災以降、ペットの避難をめぐってさまざまな問題が指摘されてきたが、各自治体で十分な対策が講じられているとはいい難い。行政と市民がより連携して災害への備えを進める必要がある」と指摘する。

【詳細な図や写真】岡山県総社市がペット同伴避難所を設けた総社市役所西庁舎。水害があった倉敷市真備町から多くの住民が避難した(写真:筆者撮影)

●総社市が西日本豪雨の際、自治体主導で初のペット避難所

 2018年7月の西日本豪雨から約1カ月後、51人の死者を出した岡山県倉敷市真備町は民家の前に大量のがれきが積み上げられ、1階部分に泥水に沈んだ跡がくっきりと残っていた。堤防の決壊で市街地の大半が浸水したため、住民の姿はほとんど見えない。まだ避難所生活を強いられていたからだ。

 住民は倉敷市だけでなく、高梁川を挟んで対岸の岡山県総社市にも多数避難した。そんな中、総社市中央の総社市役所西庁舎では自治体主導としては全国初のペット同伴避難所が開設された。


 最大で20世帯以上、20数頭の犬猫が飼い主とともに避難生活を送ったが、水害でわが家を追われた真備町の住民が大半を占めた。真備町から避難した女性によると、そばに飼い主がいて安心したのか、犬や猫がほえたり騒いだりすることがなく、避難生活はスムーズに進んだという。

 しかし、真備町では自宅に取り残され、厳しい暑さで衰弱した犬の姿も見られた。この女性は「私は愛犬といっしょに避難できたが、同行避難をあきらめざるを得なかった飼い主を思うとつらい」と涙をにじませていた。

 総社市では当初、総社市三輪の市スポーツセンターでペットも受け入れていた。しかし、スポットクーラーの使用でブレーカーが落ちるトラブルが相次ぎ、片岡聡一市長の判断で同伴避難所を設置した。ペットは家族という飼い主の思いを受け止め、ペットをケージに入れて飼い主のそばに置くことにしたわけだ。

 総社市危機管理室は「猛暑の中、ペットを外に置くのは好ましくなかった。スムーズに避難所を運営できたのは良かった」と振り返る。

 総社市が真備町の住民を受け入れているのを受け、倉敷市も7月下旬になって倉敷市玉島陶の穂井田小学校に同伴避難所を設けた。倉敷市防災危機管理室は「ペットと車中泊している住民もいた。体力の限界を迎える前に受け入れたかった」と説明するが、飼い主らから相次いで不満の声が寄せられていた。


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●ペット受け入れのマニュアル作成、自治体の反応鈍く

 環境省によると、2011年の東日本大震災では福島県で約2500頭、岩手県で約600頭の犬が死んだと報告されている。福島原発事故の避難区域に置き去りにされて野生化したペットの姿に悲しみ、ペットの受け入れを拒む避難所のあり方を問題視する声が上がった。

 これを受け、環境省は2013年、ペット同行避難のガイドラインを作成するとともに、全国を8つのブロックに分けて同行避難の図上訓練を実施してきた。さらに、市区町村には避難所でのペット受け入れ方法を定めたマニュアルを作成するよう呼びかけている。

 しかし、市町村で検討作業はそれほど進んでいない。西日本豪雨の被災地である岡山県でペット同行避難のマニュアルを作成したのは総社市だけ。27市町村中、ざっと半分は防災計画の中にもペット避難の記述がない。岡山県生活衛生課は「環境省や県のマニュアルを参考に市町村に続いてほしいのだが、動きが鈍い」と首をかしげる。

 最近、大きな災害が発生していない富山県では、同行避難のマニュアルを策定した市町村はない。富山県生活衛生課は「検討を始めた市町村はあるようだが、まだ形になっていない。やらなければならないという気持ちはあるはずなのだが……」と話した。

 市区町村の対応が遅れている原因としては、動物やペットに関する知識を持つ職員が少なく、人命優先でペットの避難まで手が回らないことが挙げられる。動物を扱う部署と災害に対応する部署の連携も不十分なままだ。

 環境省動物愛護管理室は「市区町村の対応は遅れている。平素から対応を考えておかないと、災害時にスムーズな避難所運営は難しいことを理解してほしい」と呼びかけている。

●阪神大震災以来の教訓、次の災害に生かされず

 ペット避難の問題は阪神・淡路大震災のころから上がっていた。しかし、その教訓はその後の中越地震、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨、東日本豪雨と災害が相次ぐ中、生かされることなく、同じ課題が再浮上している。

 2019年秋の東日本豪雨では、さいたま市広報課が公式ツイッターでペット同行避難を呼びかけ、飼い主らから称賛された一方、浸水した自宅の2階に取り残された埼玉県川越市の中学1年生男子が消防隊に救助された際「猫を飼っているので、避難できなかった」と述べたことが報道され、全国的な話題を集めた。

 SNS上には「家族で避難所へ行ったが、ペットの受け入れを断られた」「近くに受け入れてくれる避難所がない」などと不満の声が上がっていた。

 ペットの受け入れ方を決めるのは、最終的に避難所の判断になる。人命を守ることで手いっぱいになり、ペットのことまで手が回らない混乱ぶりがうかがえた。

 岐阜県岐阜市のNPO法人「人と動物の共生センター」で理事長を務める奥田順之獣医師は「災害時の対応は自助、共助が基本で、何もかも自治体頼みにしてはいけない。飼い主は普段からいざというときの避難先を複数視野に入れるなど、ペットを連れて避難する準備をしておくべきだ」とアドバイスする。

●事前に地域で議論することが必要

 ペットフード協会によると、全国で飼育されている犬猫の数は2019年で犬約880万頭、猫約980万頭と推計されている。犬の数は2008年の約1310万頭をピークに減少しているが、猫はここ数年増加傾向を続けている。


 しかし、市区町村や地域の自主防災組織で事前にどれだけの数の犬猫が避難所へやってくるかを把握しているところは少ない。その結果、災害が発生し、対応に走り回る中でペットの受け入れについて大慌てで判断を下している。

 加藤准教授は「災害時の避難所には、動物嫌いだけでなく、高齢者や障害者らさまざまな事情で動物といっしょに暮らせない人も身を寄せる。しかし、いたずらにペットを排除すると、飼い主がペットとともにいるためにリスクの高い避難行動を取る危険性がある。みんなが助かるためにどうすればいいのか、地域で考えてほしい」と提言する。

 阪神・淡路大震災から25年。これだけの歳月が過ぎても同じ問題が場所を変えて浮上する現状は、決してほめられたものではない。市区町村が先導し、地域での議論を至急進める必要がありそうだ。

政治ジャーナリスト 高田 泰(たかだ たい)



posted by しっぽ@にゅうす at 09:11 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ありえない! 犬を飼う人のルール・マナー違反の行動に絶句…


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お散歩やお出かけした際などに、ほかの飼い主さんを見かけることはよくあるでしょう。そんなときに、「こんな行動…ありえない!」「マナーがなってない!」なんて思った経験…ありませんか? 

そこで今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん613名に「ほかの飼い主さんの行動を見て、『自分だったら愛犬に絶対にこんなことできない!』と思ったことがあるか」どうか、アンケート調査を実施しました。

ありえない! 犬を飼う人のルール・マナー違反の行動に絶句…
グラフ:ほかの飼い主を見て「自分だったら絶対にこんなことできない!」と思ったことがある?
約7割の飼い主さんが、ほかの飼い主さんの行動を見ておかしいと感じた経験あり!!
その結果、飼い主さんの67.0%が、ほかの飼い主さんの行動を見て「おかしい!」「理解できない!」と感じたことがあるようです。

この記事では、「ほかの飼い主さんの『マナー問題』」について、回答者から集まった声の一部を紹介します。

ありえない! 犬を飼う人のルール・マナー違反の行動に絶句…
散歩する犬
お散歩中に…
愛犬とのお散歩中に、ほかの飼い主さんのありえない行動を目撃したという声がたくさんありました。

・「ノーリードでのお散歩は本当に信じられません。もし何かにビックリしたりして、その拍子に逃げて迷子になってしまったらと思うと怖いです」
・「散歩中、愛犬のほうを見ずにぐいぐい歩くこと」
・「伸びるリードで数メートル先を歩かせてる」
・「自転車に乗りながらの散歩。犬が用を足したがってるのに、引っ張って行くから犬はオシッコもウンチも垂れ流しながら走ってる。犬がとてもかわいそう」
・「無理やりリードを引っ張ったり、足で蹴ったりする飼い主さん」
・「炎天下の散歩。やめてーと叫びたくなる」
・「ほかの犬に吠えるとわかっているにも関わらず、リードなしで近づけようとしてきたこと(愛犬を抱っこしその場を切り抜けました)」
・「子どもたちが遊んでる公園でのリードフリー」

ありえない! 犬を飼う人のルール・マナー違反の行動に絶句…
芝生で走る犬
最低限のマナーを守って
・「散歩のマナーで、何も持たずに散歩する行為はありえないと思います。マナーとして、飼い主がちゃんと糞の持ち帰りはすべきだと思います」
・「うんちを拾った後、川に投げ捨てる」
・「うんちを側溝に捨てていた」
・「他人の家の前でおしっこなどしても平気でいる」
・「自転車の前かごに犬を乗せている散歩」
・「他人の敷地内に入り排泄させてるとき」

リードをする、うんちは必ず拾うなど、最低限のマナーを守っていない方が非常に多くいることがわかりました。また、うんちを拾っても川や海に捨てていくという声も…。

公共の場などで…
公共の場などで、ほかの飼い主さんのありえない行動を目撃したという声もありました。

・「ドッグランでの犬の放置!」
・「ドッグランや商業施設などで、ほかの犬を見て吠えついてくるのを黙ってやらせている飼い主さん」
・「公園で、サークルで仕切ってある砂場に愛犬と入っていること。子どもたちの衛生のために仕切ってあるのに、わざわざ入って行くって信じられない」
・「公共の場で愛犬のブラッシングをすること」
・「マンションの共有部は抱っこをして歩かなければいけないのに、誰もいないからとエレベーターの中で下ろして、そのまま歩かせてエントランスを出ていった」
・「ペット可のカフェで、犬が観葉植物や置物にマーキングしているのに見て見ぬ振りをしている方がいました! とても素敵なカフェで、オーナーさんもゴールデンと暮らしている犬好きの方でしたが、その後しばらくしてペット入店不可になってしまい、残念で悲しい思いをしました」
・「カフェで禁止されているのに、人用の椅子に座らせる」

公共の場などでは、いつも以上に愛犬の行動に注意を払ったり、ルールやマナーを守るように心がけてほしいものですよね。

ありえない! 犬を飼う人のルール・マナー違反の行動に絶句…
触れ合う犬
こんな行動もありえない!
ありえないと感じる行動は、ほかにも次のようなものが…。

・「ほかの犬に飼い主の許可なくおやつをあげる。私の愛犬は食物アレルギーが特に多いので感じることかもしれません」
・「平気で食事のときに、テーブルに手をつかせて自分たちが食べてるものを食べさせている」
・「車の中に犬を置いて買い物に行くのは考えられない」
・「車の窓から愛犬が顔を出している」
・「犬を抱いたまま車の運転をする。犬も危険だし、運転事態大変危険だと思う」
・「プードルちゃんで、目が隠れてしまうくらい毛が伸びているのに、美容院に連れて行ってあげない」
・「しつけの一環として手をあげる」なかには、危険だなと思ってしまうような行動をしている方もいるようでした。

ありえない! 犬を飼う人のルール・マナー違反の行動に絶句…
くつろぐ犬
愛犬のことを考えて行動を
大半の飼い主さんがルールやマナーを守っていると思いますが、なかには「ありえないな」と思ってしまう行動をしている飼い主さんがいるのも実情なようです。

周りの方たちに不快な思いなどをさせないように、そして何よりも「愛犬のこと」をしっかりと考えて行動をする飼い主さんが増えてほしいですね。

『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート vol.124』
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 09:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大型犬にかまれ男性負傷、駐車場でいきなり襲われる


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襲ってきたのは、体長およそ1メートルの大型犬でした。

中間市で2日未明、23歳の男性が犬に足をかまれ、けがをしました。警察によりますと、午前3時ごろ、中間市蓮花寺にある商業施設の駐車場で、体長およそ1メートルの大型犬が、23歳の男性に襲いかかりました。男性は、犬に右足をかまれけがをしました。一緒にいた23歳の女性は、車の中に逃げ込み無事でした。

通報を受けた警察官が付近を捜索していたところ、近くの住宅で男性を襲った犬と特徴が似た大型犬を見つけました。
飼い主の71歳の男性は警察の調べに対し、「夜中に犬を散歩させていたら途中で逃げたが、すぐに戻ってきたのでそのまま家に帰った」と話し、男性を襲ったのは飼っている犬と認めているということです。

九州朝日放送

最終更新:3/2(月) 19:45
九州朝日放送
posted by しっぽ@にゅうす at 04:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬を清潔に保つために必ずやるべきお手入れ6選


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愛犬の清潔を保つために毎日やってあげたいお手入れ

1.皮膚と被毛のお手入れ(ブラッシング)

ブラッシングには、愛犬の清潔を保つために必要な要素がたくさんあります。まずは、抜け毛やフケを取り除くこと。抜け毛やフケがたまったままでいると、細菌が過剰に繁殖し、不快なニオイや皮膚病の原因になってしまいます。

そして、毛の絡みを解し、毛玉を防ぐこと。特に、長毛種である場合には、毛玉ができてしまうと、皮膚が引っ張られて痛い思いをしてしまいます。そして、皮膚や毛についたホコリや砂や花粉などを取り除くこと。お散歩やお出かけの後は、サッとかるくでも良いので、ブラッシングしてあげるようにしましょう。

2.涙や目ヤニのお手入れ

涙や目ヤニが多く出てしまう場合、涙焼けや目ヤニ焼けの原因になってしまいます。特に、目の周りの毛が白っぽい場合には、涙や目ヤニによって着色し、取れなくなってしまうことがあります。

涙や目ヤニに気づいたら、そのときに拭き取ってあげるようにしましょう。こまめに拭き取ってあげることができない場合には、朝と夜の一日二回の丁寧なお手入れだけでも、涙焼けや目ヤニ焼けを軽減させることができます。

3.お口の中のお手入れ(歯磨き)
愛犬の歯磨き、毎日行っているでしょうか。とても大切なことなのですが、嫌がるからといって、あまり歯磨きをされていないことが多いようです。朝だけでも良いです。夜だけでも良いです。飼い主さんと同じように、愛犬にも毎日の歯磨きを習慣にしてあげるようにしましょう。

お口の中を常に清潔に保つことができます。歯周病や口臭を予防することができます。また、お口の中の細菌が毛細血管を介して、全身へ渡ってしまうことで起こる病気の予防にも繋がります。

4.お尻周りのお手入れ
排泄によって、お尻周りが汚れてしまいます。パッと見ただけでは、キレイに見えるかもしれません。しかし、おしっこやうんちが少なからずついています。何のお手入れもしないまま数日も経つと、毛に着色があらわれたり、不快なニオイが発生したりします。汚れがひどくない場合には、犬用のウェットティッシュで拭いてあげるだけでも良いです。ぬるま湯のシャワーでサッと洗い流してあげるだけでも良いです。

5.手足の裏のお手入れ

お散歩の後、手足のお手入れはどうされていますか?拭いてあげる、または、かるく洗ってあげるなどされていらっしゃるでしょうか。外には何が落ちているかわかりません。タバコの灰が落ちていることもありますし、人間が吐き捨てた唾液が落ちていることもあります。

犬や猫や鳥などの動物の糞尿が落ちていることもあります。明らかに不衛生な場所は避けて歩かれると思いますが、砂や土や虫の死骸などが手足の裏に付着します。お散歩の後は、必ず手足の裏のお手入れをし、お家の中に入るようにしたいですね。

6.マズル周りのお手入れ
ヨダレがついてしまったり、ごはんがついてしまったりなど、マズル周りも意外と汚れやすい部分です。犬用のウェットティッシュでサッと拭くだけでも、汚れを取り除くことができ、不快なニオイを軽減することができます。

お散歩のとき、ニオイを嗅いでまわることが好きな犬であれば、外の汚れがマズルについたまま持ち帰ってしまっているかもしれません。衛生面を考えると、お散歩のあとは毎回キレイにしてあげたいですよね。

まとめ

犬を清潔に保つために必ずやるべきお手入れには、

✔皮膚と被毛のお手入れ(ブラッシング)
✔涙や目ヤニのお手入れ
✔お口の中のお手入れ(歯磨き)
✔お尻周りのお手入れ
✔手足の裏のお手入れ
✔マズル周りのお手入れ

などがあり、ぜひ毎日やってあげたいお手入れです。

トリミングを予約している日までまだまだ時間があるのに、汚れやニオイが気になる…なんてことありますよね。毎日のちょっとしたお手入れによって、汚れもニオイも随分と軽減されます。はじめは面倒に思われるかもしれません。愛犬も嫌がるかもしれません。少しずつ慣らし、習慣にできると良いですね。
posted by しっぽ@にゅうす at 03:45 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自分の意志では外に出られない室内飼いの猫 「猫の願い」について考えたら…


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猫はどう思っているのだろう?
 漫画家の迷子さんによる描き下ろしエッセイ。

 猫を外に連れて行く時に思うこと。自分の意志で自由に外に出られない猫はどう思っているのだろう……そう考えていたら?

【マンガ】「外に出たい?」猫の本当の願いを考えていたら…

* * *

 暖かくなると猫にせがまれて、たまに外に連れていく。

 一応ハーネスを着けてはいるが、性格のせいもあるのかあまり動きまわったりはしない。大体の時間は地べたでごろごろとしたり、座り込んだり、葉っぱの匂いを嗅いだりしている。風にひげをそよそよさせて目を細めたりしているのを見ると、多少は楽しんでいるのだろうと思う。多分。おそらく。

 自分の意志で外に出られない生活ってどうなんだろう。もちろん、猫が病気にならないように、けがをしないように、車にひかれないように、迷子にならないように、外敵に襲われないように、人にさらわれないように……と人の考える「猫のために」を上げればきりがない。でもその猫が一番に何を望んでいるかを正確に知る方法はないしなぁ。知りたいなぁ。教えてくれないかなぁ。ほんやくこんにゃくお味噌味がほしい。

 あなたたち、同種の隣人が何を考えているのかも分からないくせに、別種の気持ちを知りたいなんて無茶を言うんじゃないよ、と猫神様に怒られるのがオチだろうか。

 せめて、自分が想像できる限りの猫の幸せな暮らしを守れるように生きていきたいものだと思う。

迷子
posted by しっぽ@にゅうす at 01:48 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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