動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2020年03月14日

放し飼いの飼い猫、野生生物に深刻な被害 世界6カ国で行動調査


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(CNN) 室内で飼育されていない飼い猫は、小鳥やウサギ、リスなどの野生生物に予想以上の被害を生じさせているという研究結果が、このほど学会誌に発表された。

放し飼いの飼い猫の方が、同程度の大きさの野生の捕食動物に比べて殺す獲物の数が多く、野生生物に与える影響は2〜10倍大きいと研究チームは指摘している。

研究チームは世界6カ国で放し飼いにされている飼い猫925匹にGPS装置を取り付けて行動範囲を調べるとともに、米国と英国、オーストラリア、ニュージーランドでは捕まえて持ち帰った獲物を調査した。野良猫は調査対象に含めていない。

調査の結果、飼い猫の行動範囲は平均で飼い主の家から100メートル程度に限られていて、野生生物の被害は特定の地域に集中していることが判明。「飼い猫は餌を与えられているので、1日当たりに殺す獲物の数は野生の捕食動物よりも少ない。しかし行動範囲が非常に狭いので、その地域の獲物に対して極めて集中的な影響を及ぼす」

ノースカロライナ自然科学博物館のローランド・ケイズ氏はそう指摘し、「地域によってはペットの猫の密度が異常に高く、小鳥や小型哺乳類にとってのリスクはさらに大きい」と言い添えた。

飼い猫が殺す獲物は1年間で、40ヘクタール当たり14.2匹〜38.9匹だった。平均すると猫1匹当たり1カ月に約3.5匹の獲物を殺していた。これほど数が大きいのは、その地域の猫の密集度の高さに起因すると思われる。

そうした地域の大部分は、宅地開発などによってただでさえ自然環境が破壊されている場所だった。

「ペットの猫は世界中で、生態系に対して野生の捕食動物よりも大きな影響を与えている」と研究チームは指摘する。

飼い猫は世界一数が多い肉食動物の一つで、世界のペットの猫の数は最大で6億匹に上る。ただ、獲物を殺すのは都市圏や郊外に限られるため、保護区域に生息する生物には影響は及ばない。

今回の調査では、南オーストラリアに生息するフクロギツネや、北米に生息する絶滅危惧種のげっ歯類やウサギの仲間が放し飼いの猫のリスクにさらされていることも分かった。

猫を室内飼いにすれば、野生生物に対する影響を抑えられると研究チームは指摘している。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:29 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬を飼っている人が絶対に意識すべき『ご近所への配慮』5選

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1.騒音の配慮

犬を飼う上で、まず「吠える声」への配慮は欠かせません。犬の鳴き声はよく響くため、ご近所トラブルになりやすい問題です。しかしながら、犬はもともと吠える動物です。少しでも吠えてはダメ!というのも、犬の感情表現を潰してしまいかねません。

ここで問題となるのは「無駄吠え」と呼ばれるもので、愛犬がことあるごとにけたたましく吠えてしまう鳴き声です。トレーニングによって無駄吠えを抑えることはできますので、正しいしつけをして無駄吠えを改善していきましょう。プロのドッグトレーナーの力を借りてアドバイスをもらうと効果的です。

2.ニオイの配慮

現在では犬の外飼いは推奨されていないため、昔ほど犬のニオイ問題は軽減しているかと思います。しかし、自宅のお庭でオシッコをさせていたりトイレのゴミ箱を家の外に置いていたりすると、そのニオイがご近所さんの迷惑となってしまう恐れがあります。

「部屋の換気をしたいのに、犬のニオイが苦痛で窓を開けたくない」と悩んでしまう方もいるかもしれません。犬の排泄物の処理について、そのニオイが迷惑となっていないかを今一度見直してみましょう。

3.抜け毛の配慮

犬を飼っていると、日々のブラッシングや被毛のカットなどが必要となります。特に換毛期のある犬種やロングヘア―の犬種であると、愛犬の健康のためにも毎日のお手入れは必須となります。ここで問題となる行為は、ベランダや庭でブラッシングや毛刈りを行うことです。家の中でブラッシングや毛刈りを行うと家の中で毛が舞って大変なのはわかりますが、かといって家の外で行うと近隣の敷地に毛が舞ってしまいます。

犬の毛にアレルギーを持つ方もたくさんいらっしゃいますので、犬の抜け毛問題は重大な迷惑となりかねません。特にマンションのベランダはお隣と隣接しているため、ベランダでのブラッシングや毛刈りは控えましょう。

4.お散歩マナーを守る

「トイレはおうちで」がマナー
現在の犬のお散歩マナーは結構シビアになっています。昔はトイレをさせるために散歩するというのが一般的でしたが、現在では「トイレは家でさせる」のがマナーとなっています。生理現象なので絶対に外でしてはいけないというわけではないのですが、基本的にトイレを済ませてからお散歩するという意識を持ちましょう。

マーキングもできるだけさせないように
男の子のマーキングについても、同じくご近所トラブルになりやすい問題です。こちらも生理現象なので仕方のない行動なのですが、できるだけマーキングをさせないように電柱やポールを避けて歩いたり、マーキングの素振りが見られたらリードを短く持って制御したりする工夫も必要です。お散歩中にマーキングやオシッコをした際にはトイレシーツでしっかり吸い取り、持参したマナー水で流すようにしましょう。ウンチも同じくしっかり拾いましょう。

5.ご近所さんにひとことご挨拶しておく

いちばん大切なのは、ご近所さんに会った際に「うちの犬がご迷惑になっていませんか?」とひとことお伺いを立てておくことです。万が一ご近所さんが何か不満を持っていた場合にも、ひとことご挨拶しておくことで言い出しやすくなります。

相手が不満を言い出せずにストレスが溜まっていってしまうことが、ご近所トラブルにおいて最も良くないことです。もしも忠告を受けた場合には丁寧に謝罪をし、問題を真摯に受け止めて改善に努めましょう。

まとめ

犬にまつわるご近所トラブルで多いのが、

✔吠える声
✔騒音
✔ニオイ
✔抜け毛
✔お散歩マナーの悪さ

などです。犬と一緒に暮らす本人は慣れてしまうため気付きにくくなりますので、これらについて日頃から「迷惑になってないかな?」と見直す習慣をつけることが大切です。

また、ご近所さんに会った際には「ご迷惑をおかけしていたらすみません」とひとことお伺いを立てておくと、ご近所さんに失礼な印象を与えにくくなります。もしもご近所さんから苦情が寄せられた際には、丁寧な謝罪をして真摯に受け止め改善に努めましょう。その真摯な姿勢こそが、犬の地位を守る飼い主としての責任です。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:28 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬を甘やかしてはいけない4つの理由

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問題行動が増える

愛犬がいたずらをしていても「しょうがないなあ」と笑って許してしまったり、要求されるままに遊んであげたり、おやつを与えてあげてしまったりしていると、愛犬は「これでいいんだ!」と勘違いしてしまいます。

その結果、破壊行動や噛み癖がエスカレートしたり、要求行動である無駄吠えがひどくなったりする可能性があります。これらは全て、わんこが人間社会で生きていく中では「問題行動」に区別されるもの。

力が弱く、吠え声も小さい子犬のころは多少放置していても問題ないように見えても、成犬になると、大きな問題に発展しかねません。また、一度身についてしまった問題行動を矯正するには、相当な時間と根気が必要になってきます。

おでかけが楽しめなくなる

こういった問題行動が家の中だけであれば家族の問題で済みますが、お散歩中やおでかけ中にも顕著になってしまうと、周りの人にまで迷惑をかけてしまいます。かつては、よく「犬を飼うと旅行に行けなくなる」と言われていましたが、近年では、日本でも徐々にペットツーリズムが広まり始め、愛犬と一緒に楽しめるおでかけスポットは格段に増加してきています。

愛犬といろいろなところにおでかけしたいという夢を抱く飼い主さんは多いかと思いますが、わんこを受け入れてくれるスポットでも、基本的なしつけができていることは最低条件です。甘やかされて問題行動が多いわんこだと、おでかけ先も限られてしまい、楽しむことができなくなってしまいます。

いざという時に困る

「うちは犬連れでおでかけをするつもりはないから、家族がガマンできる範囲のワガママなら許しても問題ない」と考えていませんか?ですが、他の人と関わらなくてはならない場面は、おでかけのときだけではありません。

問題行動のあるわんこだと、災害時に避難が求められた場合など、いざという時に困ってしまいます。わんこ連れで避難できる避難所が見つかったとしても、クレートトレーニングができていない、無駄吠えのしつけができていない等の問題行動があれば、結果として避難所にはいづらくなってしまいます。

病気を招く

愛犬への甘やかしで一番多いのが、愛犬への食べ物のおすそ分けや、おやつの与え過ぎです。可愛くおねだりされるとついつい与えたくなってしまう気持ちはわかりますが、愛犬の要求にいつでも応えていると、要求吠えなどの要求行動が助長されてしまうだけでなく、健康問題にも発展しかねません。

おすそ分けのしすぎやおやつの与え過ぎはカロリーオーバーになり、肥満を招く可能性があります。そして、言わずもがな、肥満は万病のもととなります。また、人間の食べ物のおすそ分けでは、塩分や油分の過剰摂取が気になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?「ちょっとだから」「叱るのは可哀想だから」と甘やかしを繰り返していると、愛犬はあっというまにワガママ犬になってしまいます。愛犬を家族以外の周りの人からも愛されるわんこにするために、そして、愛犬と一緒にいられる時間や場所を少しでも増やすためにも、愛犬を甘やかさないことこそが本当の愛情ですよ。
posted by しっぽ@にゅうす at 09:26 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最高にかわいい猫の「鼻ツンツン」の意味とは?

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猫同士で鼻先をツンツンしているのを見たことはありませんか? 鼻をくっつけてツンツンするのはナゼなのか、その理由を解説します。かわいらしい猫たちの「鼻ツンツン画像」もあわせてご紹介しますのでお楽しみに。

最高にかわいい猫の「鼻ツンツン」の意味とは?
鼻ツンツン
「鼻ツンツン」は何をしているときなの?
鼻をくっつけてニオイを嗅ぐようなしぐさの「鼻ツンツン」は、猫同士でお互いのニオイを確認し合っている状態なのだそう。そのニオイには人にはわからないものも含まれており、ニオイを確認し合うことでお互いの情報を交換しています。猫の場合、ニオイ交換の入り口は鼻で、鼻先をくっつけて嗅ぎ合うその姿が「鼻をツンツンしている」ように見えるのです。このしぐさは、鼻先でキスしているかのように見えることから「鼻チュー」と呼ばれることもあるようです。

最高にかわいい猫の「鼻ツンツン」の意味とは?
MIXちゃんの鼻ツンツン
同居猫とのあいだでもよく見られる「鼻ツンツン」
猫は嗅覚が人よりも数万〜数十万倍優れています。この鋭い嗅覚で野生時代には危険を察知して、安全を守りながら生活していたのだそう。飼い猫となった今でも優れた嗅覚は健在で、あらゆるもののニオイを嗅ぐことでそこから情報を得ようとします。
多頭飼いのお宅では、猫同士で鼻をツンツンしている姿をよく目にするかもしれません。お互いの状態をニオイから確認しているのでしょう。こんなにくっついていると本当にチューしてしまいそうで、ちょっとドキドキしますね。

最高にかわいい猫の「鼻ツンツン」の意味とは?
MIX鼻ツンツン
ニオイが気になるということは興味津々のサイン
ニオイを交換する鼻ツンツンをするということは、お互いに相手に対して興味があることのあらわれです。最初は鼻からスタートして、もっとニオイを確認したくなるとやがて肛門の付近のニオイを嗅ぎ合うようになります。
肛門には情報が盛りだくさんで、性別や血縁関係、発情しているかどうかまで確認できるといわれています。ニオイでそこまでわかってしまうなんて、猫ってすごいですね!

最高にかわいい猫の「鼻ツンツン」の意味とは?
ノルウェージアンフォレストキャット
鼻ツンツンはコミュニケーションのしるし
猫の鼻はとても優れた情報収集ツールのようです。猫同士でニオイを交換する鼻ツンツンで、相手のいろいろな情報を得ていたのですね。気になる存在だからこそ、ニオイをチェックしたくなる……猫同士の仲良し度もわかるのが鼻ツンツンかもしれません。

参考/「ねこのきもち」2018年2月号『よくする行動の謎にせまる! 猫を解き明かす5つのN』(監修:哺乳動物学者 川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/紺道ゆあん
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

ねこのきもちWeb編集室

posted by しっぽ@にゅうす at 09:11 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護したものの親からは「捨ててきなさい」と怒られ…女子高生の通学カバンの中に隠されていた子猫

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女子高生が1匹の子猫を保護したが、それを知った親が激怒。捨ててきなさいと言われたが、通学カバンの中に隠していた。たまたま猫好きの近藤さんの息子さんが発見した。

【写真】大きくなっても…袋の中がお気に入りです

■連れて帰ると激怒

愛知県に住む近藤さんの息子さんは、家を出て静岡県にある高校に通っていた。2015年6月、「息子から突然連絡があって、うちで猫を飼ってくれないかと言われたんです」。

後輩の女の子が、家の近くの空き地で子猫を1匹保護したが、連れ帰ると母親は怒って「捨ててきなさい」と言われたのだという。女の子は、子猫を捨てることもできず、通学用のカバンの中にペットシーツを敷いて飼っていた。ミルクやごはんは与えていなかった。近藤さんの息子さんが子猫に気づいて、クラスで引き取ってくれる人を探したが見つからなかった。

近藤さんは、子猫をすぐにでも迎えに行きたかったが、そういうわけにもいかず、週末まで女の子の家で預かってもらった。女の子は両親に隠していたが、見つかってしまって怒られた。翌日の土曜日には近藤さんが来てくれる予定だったので、なんとか許してもらえた。ただ、両親はノータッチという約束で、子猫用のミルクやごはんは買ってもらえなかった。子猫も絶対に見せるなと言われたそうだ。

■優しいお兄さんとお姉さん猫

近藤さんは、息子さんの寮の近くで女の子と待ち合わせ、子猫を引き取った。少なくとも数日間ごはんもミルクも口にすることのなかった子猫は、だいぶ衰弱していた。獣医さんに診せると「生後1カ月くらいだが、身体の大きさは普通の子より小さいね」と言われた。

「ミルクをあげてみましたが、あまり飲まず。最初はキャットフードを嫌がりましたが、お腹がすいていたのか、ガツガツ食べてくれました」

名前はランちゃんにした。

近藤さんは、ショコラちゃんとエイトくんという2匹の猫を飼っていたので、ランちゃんとの相性が心配だった。ショコラちゃんは怖がりなので、ランちゃんが近づくと威嚇した。エイトくんがランちゃんを守るように寄り添っていたので攻撃してくることはなかったという。2日間もするとショコラちゃんもランちゃんを受け入れた。

一度、エイトくんの首輪がランちゃんの口にはまって取れなくなった時、そばにいたらショコラちゃんが取ってあげて、血のついた口の周りをなめてあげたこともある。

■末っ子は甘えん坊

ランちゃんは、通学カバンの中に閉じ込められていたので警戒心が強かったが、なれてきたら甘えん坊になった。

「ごはんやお水を手のひらからもらうのが好きなんです。そばに人がいると、名前を呼んで、水を飲ませて、ごはんを食べさせて…と、いつも何か要求しています」

近藤家の猫は、みんなおっとりした性格。

「猫ってこんなに可愛かったんだと思いました。懐かないと聞いていましたが、すごく甘えるし、聞き分けがいい。ごはんの時にお手とおかわりを教えたら、2、3回で覚えました。ランは、エイトとショコラを見て覚えました」

小柄なランちゃんをショコラちゃんとエイトくんは、末っ子だと思っているようで、自分が近藤さんの膝に乗って甘えたくても、ランちゃんに譲ってあげている。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:57 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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