動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2010年12月12日

指導や譲渡事業に力 奈良

犬猫殺処分:昨年2178頭 県桜井保健所愛護センター、
指導や譲渡事業に力
/奈良 毎日新聞


◇飼い主はマナー守って


飼い主に捨てられたり、はぐれたりして行き場をなくす犬猫が後を絶たない。
県桜井保健所動物愛護センター(宇陀市)は
昨年、県内で捕獲・保護された2283頭を収容し、
約95%の2178頭が殺処分された。少しでも多くの命を救おうと、
同センターは飼い主への指導や譲渡事業に力を入れている。【岡奈津希】


同センターに並ぶ飼養室。格子扉の向こうから、
茶と黒が混じった毛並みの犬がこちらをじっと見ている。
近づくと、飛び上がってしっぽを振り、お座りをした。
「どこへ行っても可愛がってもらえるように」としつけられているという。


毛並みが甲斐犬に似ていることから「カイ」と呼ばれている。
6月末、吉野の山中をうろついているところを捕獲された。
首輪はしていなかったが、人に甘えるため、飼い犬だったらしいという。


捕獲されたり、引っ越しなどの理由で次々と持ち込まれる犬猫。
飼い主が名乗り出ない場合、攻撃性や健康状態の審査を受け、
「カイ」のように問題がなければ新たな飼い主を待つ。


一方、かみ癖があり、譲渡できないなどと判断されれば、ガスで殺処分される。
ほぼ毎週、数匹が処分されていく。
同センターの伏見誠所長は「飼い主はマナーを守り、
動物に愛情を持って家族の一員として飼ってほしい」と呼びかける。


殺処分を1頭でも減らそうと、同センターは講習や電話相談で
飼い主にペットとの付き合い方を指導するなどしている。
譲渡には家族全員の同意や日常的に家族が不在にならないこと、
講習を受けることなどが条件となっており、
職員による自宅訪問後、実際に触れ合って相性を確認する。
こうした取り組みで09年は51匹が新しい家族にもらわれて行った。


同センター職員の藤井敬子さんは「犬は15年、猫はもっと長く生きる。
先を考えずに目の前の可愛さで飼ってしまう人が多い。
命を預かるには覚悟が必要」と話す。
譲渡の情報はホームページで閲覧できる。
問い合わせは同センター(0745・83・2631)

タグ:殺処分
posted by しっぽ@にゅうす at 20:44 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする