29日午後3時35分ごろ、名古屋市昭和区福原町の住宅街で、
「ロットワイラー」と呼ばれる大型犬5頭が、飼われていた民家から逃げ出し、
付近の路上で通行中の男子大学生(22)の両耳や両足などをかんだ。
大学生は大けがを負い病院に運ばれたが、意識ははっきりしており命に別条はないという。
約1時間後、市動物愛護センター(同市千種区)の職員7人がうち4頭をエサでおびき寄せ、
首に輪っか状のワイヤを引っ掛けるなどして捕獲。
センターに一時収容し、狂犬病の有無を検査する。残る1頭は民家に自ら戻った。
昭和署とセンターによると、ロットワイラーはドーベルマンの原種。
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