動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年02月19日

冬に急増?!犬の下痢症

petwell
Petwell(ペットウェル)では、ペットとの生活におけるみなさんの悩みや不安を
解決できるような情報を提供していきたいと考えています。
そこで、皆さんがどのような病気・症状を調べているのか、過去1年間のページ閲覧率を
チェックしてみました。その結果、冬場の1月〜3月において、犬の病気事典で最も閲覧率が
高かったのが、「下痢症」であることがわかりました。
寒い季節、人でも寒さでお腹を壊したり、胃腸風邪や嘔吐、ウイルス性の下痢などが
流行ったりするのと同じように、愛犬にも下痢症が増加し、飼い主さんの閲覧が
増えているのでしょうか? 飼い主さんの不安を解消すべく、冬の下痢症の原因を探り、
その対処法をご紹介いたします。

冬に下痢をする犬が増えるってホント?
冬になると実際に下痢をする犬が増えているのかを確かめるために、
文京区小石川の小暮動物病院院長・小暮規夫先生にお話を伺いました。
実際に毎日ペットの診療にあたっている小暮先生によると、「下痢が原因で来院するケースは、
冬場にとくに増加しているわけではありません」とのこと。ではなぜ、この時期に愛犬の下痢を
心配する飼い主さんが増加するのでしょうか。また、冬に愛犬が下痢をする原因として
考えられるものはいったいどんなことがあるのでしょうか。さらに詳しくお話を伺いました。

下痢の原因、実はストレスがNO.1?!
冬の下痢の原因として、人と同じように考えてしまいがちなのが、
寒さによるお腹の冷えやウイルス。「(そのように考えがちですが)犬はもともと寒さに強いため、
冷えが原因で下痢をすることはほとんどありません。また、いろいろな感染症の初期症状や
パルボウイルス、コロナウイルスの感染による下痢なども考えられますが、
混合ワクチンを定期的に追加接種していれば、まず心配はありません」とのこと。
むしろ、冬特有の原因としては、冬は散歩などの運動量が減り消費カロリーが減少するために、
食事量が少なくなるケース、普段与えないものを与えてお腹を壊すケースも考えられるとのことです。
こうした場合は、飼い主さん自身で下痢の原因が思い当たることが多いので、
それほど不安になることもなく、来院まで至らないのかもしれません。
そこで、季節に関係なく犬の下痢の原因として多いものは何かを伺ったところ、
「ストレス性の下痢症が1番多いんですよ」と驚きの回答が。
食べ過ぎや変わった食べ物が原因ではない場合、ストレスが下痢の原因になっていることが
多いのかもしれないと先生はおっしゃいます。
年末年始は子供さんなどの来客や人の行き来が増えたり、ペットホテルに預けられたりなど、
いつもと違う環境に置かれることが多くなり、愛犬にとって大きなストレスとなっている
恐れがあります。しかしながら、ストレス性の下痢の場合、状況が落ち着き、緊張状態が
解けてから症状が現れるため、飼い主さんが原因に気づきにくいことも多いようです。
愛犬が下痢をしたとき、食べ物など思い当たる原因がない場合は、愛犬にストレスが
かかっていないか、一度生活環境を振り返ってみることが大切です。

愛犬が下痢をした際に気をつけたいこと
それでは、実際に愛犬が下痢をしたら、どんなことに注意をしたらよいのでしょうか。
そのポイントを先生に伺いました。
まず大切なのが、愛犬の様子をよく観察すること。便の状態・におい・回数などを
チェックするのはもちろんのこと、下痢以外の症状が出ていないかをよく観察しましょう。
下痢のほかに嘔吐などの症状がなければ、水や食事を与えても大丈夫です。多くの場合、
下痢単独の症状であれば、一過性のものと考えられますが、他の症状を併発している場合は、
命に関わる恐れもあるので要注意です。 また、いつもと違う食べ物を与えていないか、
環境の変化はなかったか、オモチャや食べてはいけないものを誤飲した可能性はないか、
下痢の原因として思い当たることがあれば、それを取り除きましょう。



タグ:健康
posted by しっぽ@にゅうす at 14:27 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする