動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年03月18日

心の傷いやす和み猫 ほのぼの写真展

読売新聞
展示作品について語り合う弘さん(左)らスタッフ(八尾市で)八尾市内にある精神障害者らの
社会復帰施設で暮らす猫たちの写真展が、大阪市天王寺区上本町7、ギャラリー「Gallery
 Koyodo」で開かれている。いじめや過労などで傷ついた人の心をいやし、和ませる猫たち。
その姿を写した30点からは、マイペースでほのぼのとした雰囲気が伝わってくる。
施設スタッフは「この写真展が悩みを持つ人や関係者との交流の機会にもなれば」と願いを込めて
いる。20日まで。(安田弘司)

 NPO法人が運営する社会復帰施設「ブルー・ムーン」(八尾市久宝寺)に住む7匹と、近くの
河川敷や公園で出会った野良猫たち。エアコンのパイプにつかまって気持ちよさそうに目をつぶっ
たり、仲良く並んで餌を待ったり……。スタッフらが撮りためた約1000枚から厳選したユーモ
ラスな写真が並ぶ。

 それぞれに性格が異なり、仲の良い通所者がいる。2年前に拾われ、誰にも近寄らず震えていた
雌のフクは、施設に通う20歳代の女性になついた。通所し始めたばかりの10代女性は、マウが
お気に入り。「あの子がいるから施設に足を運べる」。別の通所者は「のんびりした姿に『自分の
ペースでいい』と焦りが消えた」。

 昨年5月、通所者が公園で見つけた雄のリュウは、親代わりのフクらが育て、スタッフにも
欠かせない存在に。書類の山の前で難しい顔をしていると、どっしりとおなかを乗せてくる。
まるで、「今日はもう仕事をやめたら」と言うように。所長の弘瑛美子さん(44)は「表情や
雰囲気を察する力は人以上。落ち込んでいる時は気持ちをリセットしてくれる」と語る。
        
 施設は1989年に開所し、約60人が在籍。生活訓練のほか就労支援を行うが、障害への
理解はなかなか進まず、弘さんは「猫をきっかけに、悩む人や家族、地域の人らの輪ができれば」
と期待する。

 写真展は、午前11時〜午後7時(最終日は午後5時)。
入場無料。問い合わせはギャラリー(06・6771・5053)か、
ブルー・ムーン(072・991・5651)へ。

(2013年3月17日 読売新聞)



タグ:写真展
posted by しっぽ@にゅうす at 00:09 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする