
捨て犬や猫の引き取りを呼び掛けるイベント「犬猫里親会」が7月14日、伊賀市柘植町の伊賀流忍者の里会舟で開かれた。【新しい飼い主を待つ犬=伊賀市柘植町で】
鈴鹿市を拠点に活動する動物愛護団体「ワンニャンプロジェクト」(末延りえこ理事長)が開催した。毎月1、2回程度、県内の愛護団体と協力しながら各地で開いている。伊賀地域での開催は初めて。
この日は、捨てられたり、迷っているところを保護された犬と猫約30匹が新たな飼い主とのマッチングの場に臨んだ。
同団体によると、1回の里親会で、多い時で10匹、少ない時で2匹程度のの里親が見つかるという。
末延会長は「飼い主は育てられなくなったペットを安易に捨てるのではなく、自分たちで里親を見つける努力もしなければいけない」と話した。
同団体は7月21日午前10時から、亀山市東町で開かれる全国焼うどん大会の会場で、猫の里親会を開催する。