動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年07月26日

震災死ペット 絵で再会 作家ら111枚生き生き描く

YOMIURIONLINE
20130724-703795-1-N.jpg東日本大震災で犠牲になったペットなどを描いた「震災で消えた小さな命展」が24日から、熊取町の町立熊取図書館で始まる。絵本作家のうさ(本名・田中麻紀)さん(45)らが、写真や飼い主たちの記憶をもとに、生き生きとしたペットたちの姿を再現。111枚の絵を前に、うささんは「家族の一員だった動物を失った悲しさが伝われば」と来場を呼びかけている。

 震災では、多くのペットが大津波にのまれたほか、原発事故による避難の際、現地に残されたペットが犠牲になるなどした。ペットを避難所内に連れて行けず、車中生活を余儀なくされた被災者も少なくない。このため、震災後、自治体の中には、避難計画にペット同伴の義務を盛り込むことを検討する動きも出ている。

 うささんは、2011年10月に宮城県沿岸部を訪れ、支援物資を配るボランティア活動などをしていたが、出会った被災者から「自分が守ってやれなかった」と後悔する声を多く聞いた。中には、「死んだのがあなたではなく、動物でよかったじゃない」などと言われ、大勢の人が亡くなる中で、ペットの死を悲しむことも出来ずにつらい思いをしている人もいたという。


津波で亡くなった家族と愛犬
20130724-703818-1-N.jpg  うささんは、「動物たちは飼い主に元気になってほしいと思っているはず。その思いを絵で伝えよう」と、知り合いの絵本作家らと共に、飼い主たちから写真を貸してもらったり、ペットたちのしぐさを教えてもらったりして、ペットたちの絵を描き続けている。

 水彩画や貼り絵の中で、元気に走り回り、飼い主に甘えるペットたち……。飼い主の中には、絵の中の愛犬の鼻をなでながら、「やっと会えたね」と涙を流す人もいたという。


避難生活で体調を崩して死んだ犬
20130724-703806-1-N.jpg 展示は31日まで。午前10時〜午後6時(25、30日は休み)。初日の24日は午前10時半から、うささんが飼い主たちの思いを語る講演も開かれる。

(2013年7月24日 読売新聞)


タグ:震災
posted by しっぽ@にゅうす at 20:57 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする