動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年09月15日

犬を不正輸入・・・自分の犬装い首に検疫済みチップ

YOMIURIONLINE
犬の輸出入で偽造書類を使った容疑で千葉県警に逮捕された東京都江戸川区の犬調教師伊藤孝次被告(43)(偽造有印私文書行使罪で起訴)が、「自分の犬を連れ出して戻ってきたように装い、米国の犬を不正輸入した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。

 検疫を行った成田空港動物検疫所は、検疫を済ませた動物が実際に出国したかどうか把握しておらず、防止策を検討する。

 伊藤被告は、昨年3〜4月、獣医師検査を受診済みと偽造した必要書類を同検疫所に提出し、輸出検疫証明書を受け取ったなどとして、7月に逮捕、起訴された。

 伊藤被告の供述によれば、昨年3月31日、自分で飼っているシェットランド・シープドッグ2匹を同検疫所に連れて行き、米国から輸入する予定の同種犬2匹の名前を申告。本来は、獣医師が狂犬病などの検査をしたことを証明するために首もとに埋め込む筒状のマイクロチップ(直径2ミリ、長さ約10ミリ)を、自らの手で2匹の体毛に接着剤でつけて隠し、検疫をパスした。

 この2日後、証明書とチップだけを持って渡米し、2匹を購入。4月に帰国する際には、自ら専用注射器で2匹の首にチップを埋め込み、検疫済みの犬だと誤認させることで、チェックをくぐり抜けたという。

 2匹は、既に売却済みで、伊藤被告は「(米国で購入した2匹の)狂犬病の予防接種は受けていない。輸入時の手間を省き、利益を出すためにやった。同様に15回くらい不正に輸入した」などと供述。チップの埋め込みは獣医師が行うことになっているが、「知人の獣医師から注射器と一緒に譲ってもらった」としている。

 同検疫所によると、犬の検疫では、獣医師の検査書類の確認や犬の体調検査などを行い、輸出検疫証明書を発行する。狂犬病予防注射の証明書には、犬の種類や名前などを記載し、注射した獣医師の署名と印が必要。伊藤被告は、実際の獣医師の名前を使って書類を偽造したという。

 米国から犬を輸入する場合は、空港で最大180日間の検査が必要になる。ただ、輸出検疫証明書を取得した犬が戻ってくる場合であれば、半日の検査で済むという。

(2013年9月14日14時53分 読売新聞)



タグ:不正輸入
posted by しっぽ@にゅうす at 16:28 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする