動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年01月19日

ネコ譲渡、36匹 県が取り組み2年

中日新聞


県内の保健所に持ち込まれたネコを希望者に譲渡する取り組みを県が始めて約二年。これまで三十六匹に新たな飼い主が見つかった。ただ、年間に保護するネコは三千匹。ほとんどは殺処分だ。県の担当者は「ネコは希望者が少なく、引き取り手がなかなか見つからない。殺処分される命を減らすためにも、啓発に力を入れていく」と話す。


 県によると、譲渡するのは健康に問題がなく、人にかみつかないなどの条件を満たしたネコ。生後三カ月未満は自力でミルクを飲めず、世話が難しいことから対象外にしている。だが、保護する大半は生まれて間もない子ネコというのが現実だ。


 県は二〇一二年二月に譲渡を始め、当初は引き取りを希望する人が二十人以上いた。家族の同意や不妊・去勢手術をする誓約をもらい、県動物愛護管理センター(津市森町)がネコを引き渡す。その後、センター職員が自宅訪問して飼育状況を確認している。


 ネコの譲渡数は一二年度に二十匹、一三年度は十六匹(十五日時点)。センターの村田耕一郎理事長は「動物病院なども独自で張り紙をしてネコの飼い主を募っている。譲渡できるネコが増える繁殖期は、ほかの施設も飼い主を探しているので、引き取り手が見つからない。希望する人も減っている」とこぼす。


 現在、譲渡を希望している登録者は五人ほど。県はホームページなどでネコの譲渡を周知し、飼い主を募っていく。


 センターではイヌの譲渡もしており、一二年度は千十二匹が持ち込まれ、五十四匹に飼い主ができた。イヌの場合も生後三カ月未満は譲渡の対象外だが、保護する子イヌの割合が少ないことなどから、引き受け手が見つかる確率はネコの九倍もある。


 県内の保健所が一二年度に保護したネコは、三千四十匹。引っ越しなどで飼えなくなったり、不妊・去勢手術をせずに多くの子ネコが産まれたりし、困った飼い主が持ち込むケースが多い。三十二匹は迷いネコで飼い主のもとに戻ったが、二千九百七十八匹は殺処分された。

(宿谷紀子)





posted by しっぽ@にゅうす at 20:40 | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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